JP3313492B2 - 光波形測定装置 - Google Patents
光波形測定装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学分野における光波
形の測定に関する。
形の測定に関する。
【0002】
【従来の技術】一定の繰り返し周波数で振幅変調された
信号光の光波形を観測するにはフォトダイオードとオシ
ロスコープの組み合わせによる測定が一般的である。し
かし、フォトダイオードの帯域は最高速でも30〜40
GHz程度であり、これを超える帯域を持つ信号光はこ
の測定方法では測定できない。これに対し、このような
超高速の光信号を観測する方法として文献「NTT R
&D,Vol.40,No.6 pp825」および文
献「電子情報通信学会論文誌B−1,Vol.J75−
B−1,No.5 pp372」に光サンプリング法が
発表されている。この方法は、観測すべき信号光と幅の
狭いサンプリング光パルス列とを非線型光学結晶に導
き、両者の相互相関信号を和周波光として取り出し、信
号光の波形を直接観測する方法である。
信号光の光波形を観測するにはフォトダイオードとオシ
ロスコープの組み合わせによる測定が一般的である。し
かし、フォトダイオードの帯域は最高速でも30〜40
GHz程度であり、これを超える帯域を持つ信号光はこ
の測定方法では測定できない。これに対し、このような
超高速の光信号を観測する方法として文献「NTT R
&D,Vol.40,No.6 pp825」および文
献「電子情報通信学会論文誌B−1,Vol.J75−
B−1,No.5 pp372」に光サンプリング法が
発表されている。この方法は、観測すべき信号光と幅の
狭いサンプリング光パルス列とを非線型光学結晶に導
き、両者の相互相関信号を和周波光として取り出し、信
号光の波形を直接観測する方法である。
【0003】以下、図5を用いてこの光サンプリング法
を概説する。含んでいる変調信号の周波数帯域がfma
xであり、かつ繰り返し周波数f0 で振幅変調された信
号光を被測定光とし、半導体レーザ25などで発振させ
た場合、
を概説する。含んでいる変調信号の周波数帯域がfma
xであり、かつ繰り返し周波数f0 で振幅変調された信
号光を被測定光とし、半導体レーザ25などで発振させ
た場合、
【0004】
【数1】
【0005】で表される(以下、式1という。)繰り返
し周波数fsのパルス光列をサンプリング光パルス列と
する。続いてそれぞれ、偏光制御装置4を経由させ偏波
面制御可能な直線偏光とする。そして、図6に示すよう
に被測定光とサンプリング光パルス列との相対位置を
し周波数fsのパルス光列をサンプリング光パルス列と
する。続いてそれぞれ、偏光制御装置4を経由させ偏波
面制御可能な直線偏光とする。そして、図6に示すよう
に被測定光とサンプリング光パルス列との相対位置を
【0006】
【数2】
【0007】で表される(以下、式2という)ΔTずつ
ずらして、この二つの光を光合波器6で合波し、非線形
光学材料21に入射する。この非線形光学材料21は例
えばKTP結晶などからなり、入射した二つの光の相互
作用であるいわゆる和周波光発生(Sum Frequency Gene
ration:SFG )が起こる。和周波光発生とは、ある非線形
光学材料に二つの光を入射すると2次の非線形感受率x
(2) によって、それぞれの光周波数の和となる周波数の
光を出力する非線形光学現象をいう。一般的にこの現象
は極めて応答速度が速く、サンプリンク光パルス列の電
力Psampとその光パルス幅の間の被測定光の電力Psig
との積に発生効率ηを乗じた和周波光電力Pを発生す
る。この非線形光学材料21からの光を光フィルタ22
などを透過させることによって、被測定光やサンプリン
グ光パルス列等の不要な波長の光をカットして和周波光
のみを取り出す。この和周波光はサンプリング光パルス
列の繰り返し周波数と同じ周波数を有する低速の光信号
であり、この光を受光器23で受光して電気信号に変換
する。この和周波光の強度の包絡線は、被測定光の波形
を時間軸で拡大したもので、その繰り返し周波数はnΔ
fsampであり、低い周波数である。以上の構成により超
高速の光波形の観測が可能になる。
ずらして、この二つの光を光合波器6で合波し、非線形
光学材料21に入射する。この非線形光学材料21は例
えばKTP結晶などからなり、入射した二つの光の相互
作用であるいわゆる和周波光発生(Sum Frequency Gene
ration:SFG )が起こる。和周波光発生とは、ある非線形
光学材料に二つの光を入射すると2次の非線形感受率x
(2) によって、それぞれの光周波数の和となる周波数の
光を出力する非線形光学現象をいう。一般的にこの現象
は極めて応答速度が速く、サンプリンク光パルス列の電
力Psampとその光パルス幅の間の被測定光の電力Psig
との積に発生効率ηを乗じた和周波光電力Pを発生す
る。この非線形光学材料21からの光を光フィルタ22
などを透過させることによって、被測定光やサンプリン
グ光パルス列等の不要な波長の光をカットして和周波光
のみを取り出す。この和周波光はサンプリング光パルス
列の繰り返し周波数と同じ周波数を有する低速の光信号
であり、この光を受光器23で受光して電気信号に変換
する。この和周波光の強度の包絡線は、被測定光の波形
を時間軸で拡大したもので、その繰り返し周波数はnΔ
fsampであり、低い周波数である。以上の構成により超
高速の光波形の観測が可能になる。
【0008】この測定法における分解能はサンプリング
光パルス列の幅、非線形光学材料21の応答速度、非線
形光学材料21の波長分散による被測定光とサンプリン
グ光パルス列との時間的位置のずれ、電子回路のジッタ
等で決まる。
光パルス列の幅、非線形光学材料21の応答速度、非線
形光学材料21の波長分散による被測定光とサンプリン
グ光パルス列との時間的位置のずれ、電子回路のジッタ
等で決まる。
【0009】また、S/N比は非線形光学材料21の効
率、受光器23の効率、電子回路の熱雑音などで決ま
る。
率、受光器23の効率、電子回路の熱雑音などで決ま
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記和周波光を用いた
光サンプリング方法において、先の文献中に示されてい
るようにKTP結晶では和周波光発生効率Pが
光サンプリング方法において、先の文献中に示されてい
るようにKTP結晶では和周波光発生効率Pが
【0011】
【数3】
【0012】とかなり低いため、発生する相関信号の強
度がきわめて小さい。このため受光器23に増倍率がフ
ォトダイオードより高い光電子増倍管を使用し、なおか
つ、掃引回数を増やして平均化処理によりS/Nを改善
する必要があった。このような場合、次の問題点が発生
することがあった。
度がきわめて小さい。このため受光器23に増倍率がフ
ォトダイオードより高い光電子増倍管を使用し、なおか
つ、掃引回数を増やして平均化処理によりS/Nを改善
する必要があった。このような場合、次の問題点が発生
することがあった。
【0013】まず、KTP等の非線形光学材料21の厚
みは数mm程度であるため、この素子の波長分散によっ
て被測定光とサンプリング光パルス列との間に群遅延時
間差が生じ、これが時間分解能を劣化させる。この問題
を回避するため、素子を薄くすると発生効率が悪化す
る。
みは数mm程度であるため、この素子の波長分散によっ
て被測定光とサンプリング光パルス列との間に群遅延時
間差が生じ、これが時間分解能を劣化させる。この問題
を回避するため、素子を薄くすると発生効率が悪化す
る。
【0014】次に、和周波光発生では位相整合をとる必
要があり、非線形光学材料21への入射光角と結晶軸と
の角度条件が厳しい。このため非線形光学材料21の歩
止まりや測定装置の安定性に問題がある。
要があり、非線形光学材料21への入射光角と結晶軸と
の角度条件が厳しい。このため非線形光学材料21の歩
止まりや測定装置の安定性に問題がある。
【0015】また、受光器23に光電子増倍管を用いた
場合、この受光器は大きくて高価であり、取り扱いも容
易ではない。
場合、この受光器は大きくて高価であり、取り扱いも容
易ではない。
【0016】また、受光器23に光電子増倍管を用いた
場合、この受光器は一般的に応答速度がフォトダイオー
ドより遅いため、式1のnを大きくしてサンプリング光
パルス列の繰り返し周波数fsを低く設定する必要があ
る。しかし、そのようにすると式2からわかるように、
nが大きいとn自身やΔfsampのゆらぎによるジッタが
ΔTに大きく現われ、時間分解能を悪化させる。また、
一般的にパルス光源では繰り返し周波数fsが低いと、
パルス幅の細い光パルスの生成が難しくなる。従って高
時間分解能達成に必要な幅の細いサンプリング光パルス
列が得られにくい。
場合、この受光器は一般的に応答速度がフォトダイオー
ドより遅いため、式1のnを大きくしてサンプリング光
パルス列の繰り返し周波数fsを低く設定する必要があ
る。しかし、そのようにすると式2からわかるように、
nが大きいとn自身やΔfsampのゆらぎによるジッタが
ΔTに大きく現われ、時間分解能を悪化させる。また、
一般的にパルス光源では繰り返し周波数fsが低いと、
パルス幅の細い光パルスの生成が難しくなる。従って高
時間分解能達成に必要な幅の細いサンプリング光パルス
列が得られにくい。
【0017】さらに、また被測定光が短波長の時には発
生する和周波光の波長は極端に短くなり、使える受光器
が限られる。
生する和周波光の波長は極端に短くなり、使える受光器
が限られる。
【0018】最後に、非線形光学材料21の和周波光発
生効率が低いとS/Nを改善するため、平均化処理の回
数を増やす必要があった。しかし、この回数を増やすと
測定に要する時間が長くなる、という問題もある。
生効率が低いとS/Nを改善するため、平均化処理の回
数を増やす必要があった。しかし、この回数を増やすと
測定に要する時間が長くなる、という問題もある。
【0019】
【課題を解決するための手段】このように非線形光学材
料の効率が本測定法の性能を大きく左右する。そこで本
発明では、非線形光学効果として和周波光発生より一般
的に効率の高い四光波混合を用い、以下の光波形測定装
置を開発した。この四光波混合とは、非線形光学素子1
に異なる光周波数の2ないしは3種の光が入力すると、
3次の非線形感受率x(3) によって新たな光周波数の光
が発生する現象である。また後述するように、用いる光
周波数の相対的な関係によって特に近縮退四光波混合、
あるいは非縮退四光波混合と呼ぶ場合もあるが、ここで
は総称として四光波混合と呼ぶ事にする。本発明の概要
を述べると次のようになる。非線形光学素子1に対し
て、所定の帯域fmaxを有する測定すべき情報で振幅
変調された第1の光周波数f1をもつ被測定光と、第1
の光周波数f1に対し、前記所定の帯域fmaxよりも
大きい光周波数差Δfを有する第2の光周波数f1±Δ
fをもつサンプリング光パルス列とを入力する。非線形
光学素子1は四光波混合により第1の光周波数f1との
光周波数差が上に述べた光周波数差Δfに等しい第1の
光と、第2の光周波数f1±Δfとの光周波数差が上に
述べた光周波数差Δfに等しい第2の光とを出力する。
また、非線形光学素子1からの出力を受けて第1の光か
第2の光かどちらかいずれか一方を選択して出力する周
波数選択手段2と、周波数選択手段2からの出力をサン
プリングされた測定すべき情報に対応する電気信号に変
換する変換手段3とを備えている。
料の効率が本測定法の性能を大きく左右する。そこで本
発明では、非線形光学効果として和周波光発生より一般
的に効率の高い四光波混合を用い、以下の光波形測定装
置を開発した。この四光波混合とは、非線形光学素子1
に異なる光周波数の2ないしは3種の光が入力すると、
3次の非線形感受率x(3) によって新たな光周波数の光
が発生する現象である。また後述するように、用いる光
周波数の相対的な関係によって特に近縮退四光波混合、
あるいは非縮退四光波混合と呼ぶ場合もあるが、ここで
は総称として四光波混合と呼ぶ事にする。本発明の概要
を述べると次のようになる。非線形光学素子1に対し
て、所定の帯域fmaxを有する測定すべき情報で振幅
変調された第1の光周波数f1をもつ被測定光と、第1
の光周波数f1に対し、前記所定の帯域fmaxよりも
大きい光周波数差Δfを有する第2の光周波数f1±Δ
fをもつサンプリング光パルス列とを入力する。非線形
光学素子1は四光波混合により第1の光周波数f1との
光周波数差が上に述べた光周波数差Δfに等しい第1の
光と、第2の光周波数f1±Δfとの光周波数差が上に
述べた光周波数差Δfに等しい第2の光とを出力する。
また、非線形光学素子1からの出力を受けて第1の光か
第2の光かどちらかいずれか一方を選択して出力する周
波数選択手段2と、周波数選択手段2からの出力をサン
プリングされた測定すべき情報に対応する電気信号に変
換する変換手段3とを備えている。
【0020】
【作用】以下、本発明の作用を非線形光学素子1に半導
体レーザ光増幅器11を用いた場合を例にとり説明す
る。図3は半導体レーザ光増幅器11での四光波混合発
生の原理を説明した図であり、特にこの構成を前進型四
光波混合という場合もある。半導体レーザ光増幅器11
に対し、光周波数f1の被測定光と、光周波数f1+Δ
fのサンプリング光パルス列とを入力する。この光強度
が一定以上の場合、半導体レーザ光増幅器11内部の活
性層中のキャリア密度及びキャリア占有確率分布は2光
波の光周波数差Δfで振動し、一種のグレーティングを
形成する。このグレーティングによってサンプリング光
パルス列などの入力光に対し振幅変調および位相変調が
かかることになる。この変調された光は、変調側帯波を
生じ、これがあらたな光f1−Δf及びf1+2Δfと
して観測される。ここでΔf<1〜2GHzの場合、主
にキャリア密度の変化が四光波混合の主因となり、この
場合を特に近縮退四光波混合と呼ぶ。またΔf>1〜2
GHzの場合、主にキャリア占有確率分布の変化が主因
となり、この場合を特に非縮退四光波混合と呼ぶ。本明
細書ではこれらを含め、総称として四光波混合と呼ぶこ
とにする。
体レーザ光増幅器11を用いた場合を例にとり説明す
る。図3は半導体レーザ光増幅器11での四光波混合発
生の原理を説明した図であり、特にこの構成を前進型四
光波混合という場合もある。半導体レーザ光増幅器11
に対し、光周波数f1の被測定光と、光周波数f1+Δ
fのサンプリング光パルス列とを入力する。この光強度
が一定以上の場合、半導体レーザ光増幅器11内部の活
性層中のキャリア密度及びキャリア占有確率分布は2光
波の光周波数差Δfで振動し、一種のグレーティングを
形成する。このグレーティングによってサンプリング光
パルス列などの入力光に対し振幅変調および位相変調が
かかることになる。この変調された光は、変調側帯波を
生じ、これがあらたな光f1−Δf及びf1+2Δfと
して観測される。ここでΔf<1〜2GHzの場合、主
にキャリア密度の変化が四光波混合の主因となり、この
場合を特に近縮退四光波混合と呼ぶ。またΔf>1〜2
GHzの場合、主にキャリア占有確率分布の変化が主因
となり、この場合を特に非縮退四光波混合と呼ぶ。本明
細書ではこれらを含め、総称として四光波混合と呼ぶこ
とにする。
【0021】四光波混合における発生効率を、和周波光
の場合と比較すると、効率が非常に高い非線形光学素子
が存在する。例えば、量子井戸構造を有する半導体結晶
等である。特に、非線形光学素子1が半導体レーザのよ
うに増幅媒質である場合、被測定光も、四光波混合によ
る発生光も同一波長帯であることから増幅効果が得ら
れ、さらに高い発生効率が得られる。
の場合と比較すると、効率が非常に高い非線形光学素子
が存在する。例えば、量子井戸構造を有する半導体結晶
等である。特に、非線形光学素子1が半導体レーザのよ
うに増幅媒質である場合、被測定光も、四光波混合によ
る発生光も同一波長帯であることから増幅効果が得ら
れ、さらに高い発生効率が得られる。
【0022】一方、この四光波混合発生の応答速度は必
然的に第1の光周波数f1と第2の光周波数f1+Δf
との光周波数差Δfの逆数に比例する。よって一定の測
定帯域fmaxを有する光波形を観測するには、測定帯
域fmaxよりも光周波数差Δfが大きいという条件に
おいて高い発生効率をもつ非線形光学素子1が必要であ
る。これに関しては例えば文献「Terahertz four-wave
mixing spectroscopy for study ultrafast dynamics i
n a semiconductor optical amplifier; Appl. Phys. L
ett. 63 (9), pp.1179」に示されているようにΔf=
80GHzにおいても発生効率は約−20dBと、一般
的な非線形光学素子による和周波光発生の場合より極め
て高い。これらの事実によって受光器の感度に対する要
求を緩和し、光から電気への変換手段3に高速で取り扱
いも容易なフォトダイオードを用いることができるよう
になった。なお、以上の説明ではサンプリング光パルス
列の光周波数をf1+Δfとしたが、これをf1−Δf
としてもよく、そのときは四光波混合としてf1−2Δ
f及びf1+Δfの光が発生する。
然的に第1の光周波数f1と第2の光周波数f1+Δf
との光周波数差Δfの逆数に比例する。よって一定の測
定帯域fmaxを有する光波形を観測するには、測定帯
域fmaxよりも光周波数差Δfが大きいという条件に
おいて高い発生効率をもつ非線形光学素子1が必要であ
る。これに関しては例えば文献「Terahertz four-wave
mixing spectroscopy for study ultrafast dynamics i
n a semiconductor optical amplifier; Appl. Phys. L
ett. 63 (9), pp.1179」に示されているようにΔf=
80GHzにおいても発生効率は約−20dBと、一般
的な非線形光学素子による和周波光発生の場合より極め
て高い。これらの事実によって受光器の感度に対する要
求を緩和し、光から電気への変換手段3に高速で取り扱
いも容易なフォトダイオードを用いることができるよう
になった。なお、以上の説明ではサンプリング光パルス
列の光周波数をf1+Δfとしたが、これをf1−Δf
としてもよく、そのときは四光波混合としてf1−2Δ
f及びf1+Δfの光が発生する。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を述べる。第1の実施
例を図1を用いて以下説明する。
例を図1を用いて以下説明する。
【0024】まず、所定の周波数帯域fmaxでありか
つ、繰り返し周波数f0 で振幅変調された被測定光(光
周波数f1)を偏光子と1/2波長板からなる偏光制御
装置4を経由させ偏波面制御可能な直線偏光とする。
つ、繰り返し周波数f0 で振幅変調された被測定光(光
周波数f1)を偏光子と1/2波長板からなる偏光制御
装置4を経由させ偏波面制御可能な直線偏光とする。
【0025】サンプリング光源5は外部からのトリガ信
号(f0 またはf0 の整数分の一)を、式1によって繰
り返し周波数fsに変換し、パルス幅の細いサンプリン
グ光パルス列(光周波数f1+Δf)を生成する。この
サンプリング光源5の光学部は例えばモードロック半導
体レーザ、ゲインスイッチ半導体レーザ、モードロック
ファイバレーザ等で構成される。このサンプリング光パ
ルス列を偏光制御装置4を経由させて偏光面を調整す
る。被測定光とサンプリング光パルス列との偏波面を調
整するのは、それぞれの偏光方向が非線形光学素子1内
で同一となるようにして効率よく四光波混合を発生させ
るためである。なお、前もって被測定光およびサンプリ
ング光パルス列の偏波面を調整して固定されているよう
な場合は、これら偏光制御装置4は不要であり、本測定
装置での必須の機構ではない。
号(f0 またはf0 の整数分の一)を、式1によって繰
り返し周波数fsに変換し、パルス幅の細いサンプリン
グ光パルス列(光周波数f1+Δf)を生成する。この
サンプリング光源5の光学部は例えばモードロック半導
体レーザ、ゲインスイッチ半導体レーザ、モードロック
ファイバレーザ等で構成される。このサンプリング光パ
ルス列を偏光制御装置4を経由させて偏光面を調整す
る。被測定光とサンプリング光パルス列との偏波面を調
整するのは、それぞれの偏光方向が非線形光学素子1内
で同一となるようにして効率よく四光波混合を発生させ
るためである。なお、前もって被測定光およびサンプリ
ング光パルス列の偏波面を調整して固定されているよう
な場合は、これら偏光制御装置4は不要であり、本測定
装置での必須の機構ではない。
【0026】それぞれ偏光された被測定光とサンプリン
グ光パルス列とは光合波器6により合波される。ここ
で、光合波器6は光ファイバカプラや誘電体多層膜によ
る光合波器が利用できる。ただし、光合波器6がなくて
も、第2の実施例のように光デュプレクサを用いて非線
形光学素子1に二つの光を直接入力することも可能であ
る。
グ光パルス列とは光合波器6により合波される。ここ
で、光合波器6は光ファイバカプラや誘電体多層膜によ
る光合波器が利用できる。ただし、光合波器6がなくて
も、第2の実施例のように光デュプレクサを用いて非線
形光学素子1に二つの光を直接入力することも可能であ
る。
【0027】光合波器6により合波された光は四光波混
合を発生する非線形光学素子1に入力される。特に、非
線形光学素子1に半導体レーザ光増幅器11を用いると
効率よく四光波混合が発生する。また、別の利点として
半導体レーザ光増幅器11は、素子長が数100μm程
度と非常に短いので光を透過させるときの波長による分
散が小さくなるため、分解能の劣化が非常に小さくなる
という利点がある。本実施例では、非線形光学素子1に
半導体レーザ光増幅器11を用いているが、量子井戸構
造を有する半導体結晶や光ファイバなどによっても四光
波混合の発生は可能である。この非線形光学素子1の内
部で被測定光の光周波数f1、サンプリング光パルス列
の光周波数f1+Δfとが重畳したときに、四光波混合
によって被測定光f1、サンプリング光パルス列f1+
Δfの他に、f1−Δf、f1+2Δfの周波数の光が
発生し出力される。このとき発生する光は被測定光とサ
ンプリング光パルス列とが時間的に重畳するときにだけ
発生するものであり、サンプリング光パルス列と同じ繰
り返し周波数fsで発生する。
合を発生する非線形光学素子1に入力される。特に、非
線形光学素子1に半導体レーザ光増幅器11を用いると
効率よく四光波混合が発生する。また、別の利点として
半導体レーザ光増幅器11は、素子長が数100μm程
度と非常に短いので光を透過させるときの波長による分
散が小さくなるため、分解能の劣化が非常に小さくなる
という利点がある。本実施例では、非線形光学素子1に
半導体レーザ光増幅器11を用いているが、量子井戸構
造を有する半導体結晶や光ファイバなどによっても四光
波混合の発生は可能である。この非線形光学素子1の内
部で被測定光の光周波数f1、サンプリング光パルス列
の光周波数f1+Δfとが重畳したときに、四光波混合
によって被測定光f1、サンプリング光パルス列f1+
Δfの他に、f1−Δf、f1+2Δfの周波数の光が
発生し出力される。このとき発生する光は被測定光とサ
ンプリング光パルス列とが時間的に重畳するときにだけ
発生するものであり、サンプリング光パルス列と同じ繰
り返し周波数fsで発生する。
【0028】非線形光学素子1により発生した四光波の
うち、一方を周波数選択手段2によって取り出し、被測
定光とサンプリング光パルス列を抑圧する。周波数選択
手段2には本実施例では誘電体多層膜を用いた干渉型フ
ィルタを用いる。周波数選択手段2としてはその他、回
折格子やファブリペローエタロン等を用いても可能であ
る。
うち、一方を周波数選択手段2によって取り出し、被測
定光とサンプリング光パルス列を抑圧する。周波数選択
手段2には本実施例では誘電体多層膜を用いた干渉型フ
ィルタを用いる。周波数選択手段2としてはその他、回
折格子やファブリペローエタロン等を用いても可能であ
る。
【0029】周波数選択手段2からの出力は、変換手段
3により光信号から電気信号に変換される。変換手段3
はフォトダイオードまたは光電子増倍管などからなる。
この電気信号は次の電気信号処理系12により処理され
る。この電気信号処理系12はA/D変換器やCPU、
処理プログラムおよびデータを記憶するメモリなどから
なる。この変換手段3から電気信号処理系12に入った
電気信号はA/D変換器でデジタル信号化された後、必
要に応じて平均化処理を行ないS/Nを改善する。この
信号はサンプリング周波数によって離散的に存在する信
号であるので、これを包絡線処理して連続的なつながり
を持つ波形に変換する。これらの処理により被測定光の
超高速光波形は繰り返し周波数nΔfの低い周波数に変
換され、ブラウン管や液晶などの表示手段13に表示さ
れる。
3により光信号から電気信号に変換される。変換手段3
はフォトダイオードまたは光電子増倍管などからなる。
この電気信号は次の電気信号処理系12により処理され
る。この電気信号処理系12はA/D変換器やCPU、
処理プログラムおよびデータを記憶するメモリなどから
なる。この変換手段3から電気信号処理系12に入った
電気信号はA/D変換器でデジタル信号化された後、必
要に応じて平均化処理を行ないS/Nを改善する。この
信号はサンプリング周波数によって離散的に存在する信
号であるので、これを包絡線処理して連続的なつながり
を持つ波形に変換する。これらの処理により被測定光の
超高速光波形は繰り返し周波数nΔfの低い周波数に変
換され、ブラウン管や液晶などの表示手段13に表示さ
れる。
【0030】第2の実施例を図2を用いて以下に述べ
る。第1の実施例と同じく、第2の実施例においても非
線形光学素子1に半導体レーザ光増幅器11を用いてい
るが、本実施例では図4に示す後進型四光波混合と呼ば
れる構成を応用している。この構成においても四光波混
合の発生原理は前述と同じである。ただし、半導体レー
ザ光増幅器11を被測定光が伝搬するのに要する時間に
対し、サンプリング光パルス列のパルス幅が十分長いと
きに有効である。第2の実施例では半導体レーザ光増幅
器11の一端から被測定光を入力し、光デュプレクサ8
のポートAからサンプリング光パルス列を入力し光デュ
プレクサ8のポートBを経由して半導体レーザ光増幅器
11に入力する。そして、四光波混合を発生させ、その
発生した光を光デュプレクサ8のポートBを経由してポ
ートCより取り出す。周波数選択手段2以降の処理は第
1の実施例と同一である。
る。第1の実施例と同じく、第2の実施例においても非
線形光学素子1に半導体レーザ光増幅器11を用いてい
るが、本実施例では図4に示す後進型四光波混合と呼ば
れる構成を応用している。この構成においても四光波混
合の発生原理は前述と同じである。ただし、半導体レー
ザ光増幅器11を被測定光が伝搬するのに要する時間に
対し、サンプリング光パルス列のパルス幅が十分長いと
きに有効である。第2の実施例では半導体レーザ光増幅
器11の一端から被測定光を入力し、光デュプレクサ8
のポートAからサンプリング光パルス列を入力し光デュ
プレクサ8のポートBを経由して半導体レーザ光増幅器
11に入力する。そして、四光波混合を発生させ、その
発生した光を光デュプレクサ8のポートBを経由してポ
ートCより取り出す。周波数選択手段2以降の処理は第
1の実施例と同一である。
【0031】第2の実施例の場合、図4に示すように光
デュプレクサからの出力において、このサンプリング光
パルス列の向きは四光波混合波の取り出し方向の向きと
は反対方向である。したがってデュプレクサの出力端に
現われるサンプリング光強度は第一の実施例のときより
小さい。よって周波数選択手段2でサンプリンク光パル
スや被測定光をカットして四光波混合波を取り出すとき
に、第1の実施例のときよりサンプリンク光パルスの強
度を低減することができ、S/N比の改善に寄与する。
なお、サンプリング光パルス列と被測定光の入射する
端子を入れ替えても同様に実施できる。
デュプレクサからの出力において、このサンプリング光
パルス列の向きは四光波混合波の取り出し方向の向きと
は反対方向である。したがってデュプレクサの出力端に
現われるサンプリング光強度は第一の実施例のときより
小さい。よって周波数選択手段2でサンプリンク光パル
スや被測定光をカットして四光波混合波を取り出すとき
に、第1の実施例のときよりサンプリンク光パルスの強
度を低減することができ、S/N比の改善に寄与する。
なお、サンプリング光パルス列と被測定光の入射する
端子を入れ替えても同様に実施できる。
【0032】
【発明の効果】本発明の効果をまとめると次のようにな
る。第1に、四光波混合では被測定光とサンプリング光
パルス列の光周波数は接近しているため、非線形光学素
子1の波長分散の影響を受けにくい。特に非線形光学素
子1に半導体レーザ光増幅器11を使うと素子長が極め
て短いため、極めて有利である。
る。第1に、四光波混合では被測定光とサンプリング光
パルス列の光周波数は接近しているため、非線形光学素
子1の波長分散の影響を受けにくい。特に非線形光学素
子1に半導体レーザ光増幅器11を使うと素子長が極め
て短いため、極めて有利である。
【0033】第2に、四光波混合では位相整合の条件が
緩く、したがって非線形光学素子1への入射光角と結晶
軸との角度条件が緩和される。このため非線形光学素子
1の歩止まりや測定装置の安定性が向上できる。
緩く、したがって非線形光学素子1への入射光角と結晶
軸との角度条件が緩和される。このため非線形光学素子
1の歩止まりや測定装置の安定性が向上できる。
【0034】第3に、受光器に小型、安価で取り扱い容
易なフォトダイオードを用いることができる。
易なフォトダイオードを用いることができる。
【0035】第4に、受光器に高速なフォドダイオード
を用いた場合、式1のnを大きくする必要がないので式
2で発生するジッタを抑えやすい。また、サンプリング
光源5の繰り返し周波数fsが高いので、パルス幅の細
い光パルスの生成がしやすい。これらのことより時間分
解能を上げやすい。
を用いた場合、式1のnを大きくする必要がないので式
2で発生するジッタを抑えやすい。また、サンプリング
光源5の繰り返し周波数fsが高いので、パルス幅の細
い光パルスの生成がしやすい。これらのことより時間分
解能を上げやすい。
【0036】第5に、被測定光と四光波混合の波長が近
いため、測定光が短波長の時でも使える受光器の種類が
多い。
いため、測定光が短波長の時でも使える受光器の種類が
多い。
【0037】第6に、受光器に光電子増倍管を用いた場
合は、非線形光学素子1の発生効率が上昇した分、平均
化処理の回数を従来より減らすことが出来るため、測定
に要する時間を短く出来る。
合は、非線形光学素子1の発生効率が上昇した分、平均
化処理の回数を従来より減らすことが出来るため、測定
に要する時間を短く出来る。
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】前進型四光波混合の原理図である。
【図4】後進型四光波混合の原理図である。
【図5】従来の技術を示すブロック図である。
【図6】光サンプリング測定のタイ厶チャートである。
【符号の説明】 1 非線形光学素子。 2 周波数選択手段。 3 変換手段。 4 偏光制御装置。 5 サンプリング光源。 6 光合波器。 8 光デュプレクサ。 11 半導体レーザ光増幅器。 12 電気信号処理系。 13 表示手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−226026(JP,A) 特開 平6−95178(JP,A) 特開 平5−72047(JP,A) 特開 平5−180729(JP,A) 特開 昭63−155130(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 11/00 G01J 1/00 - 1/60 G01M 11/00 - 11/08
Claims (1)
- 【請求項1】所定の帯域fmaxを有する測定すべき情
報で振幅変調された第1の光周波数f1をもつ被測定光
と、前記第1の光周波数f1に対して前記所定の帯域f
maxよりも大きい光周波数差Δfを有する第2の光周
波数f1±Δfをもつサンプリング光パルス列とを受け
て被測定光の前記第1の光周波数f1との光周波数差が
前記光周波数差Δfに等しい第1の光と、第2の光周波
数f1±Δfとの光周波数差が前記光周波数差Δfに等
しい第2の光とを出力する非線型光学素子(1)と、該
非線型光学素子の出力を受けていずれか一方を選択して
出力する周波数選択手段(2)と、該周波数選択手段か
らの出力をサンプリングされた測定すべき情報に対応す
る電気信号に変換する変換手段(3)とを有する光波形
測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33994893A JP3313492B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 光波形測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33994893A JP3313492B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 光波形測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07159247A JPH07159247A (ja) | 1995-06-23 |
JP3313492B2 true JP3313492B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=18332280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33994893A Expired - Fee Related JP3313492B2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 光波形測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3313492B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4571283B2 (ja) * | 2000-08-10 | 2010-10-27 | アンリツ株式会社 | 波形測定装置 |
FR2824635B1 (fr) * | 2001-05-14 | 2004-01-16 | France Telecom | Caracterisation d'impulsions courtes faible puissance |
JP2009016546A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Anritsu Corp | 短光パルス発生装置、及び、それを用いた光サンプリングオシロスコープ並びに光信号品質モニタ |
-
1993
- 1993-12-06 JP JP33994893A patent/JP3313492B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07159247A (ja) | 1995-06-23 |
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