JP2003138815A - 遠隔施解錠機能付き什器 - Google Patents

遠隔施解錠機能付き什器

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JP2003138815A JP2001338317A JP2001338317A JP2003138815A JP 2003138815 A JP2003138815 A JP 2003138815A JP 2001338317 A JP2001338317 A JP 2001338317A JP 2001338317 A JP2001338317 A JP 2001338317A JP 2003138815 A JP2003138815 A JP 2003138815A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 解錠中において他の利用者による施錠防止す
る遠隔施解錠機能付き什器の提供。 【解決手段】 施解錠許諾者のリモート端末に予め該リ
モート端末を特定し得るように付与された端末符号を登
録できる施解錠許諾端末記憶手段と、前記リモート端末
より送信されてくる端末符号を施解錠許諾端末記憶手段
に登録されている端末符号と一致した場合において施解
錠制御を実施する制御手段と、を備える遠隔施解錠機能
付き什器において、解錠信号とともに受信し、照合が一
致した端末符号を解錠履歴として登録する解錠履歴登録
手段を有し、制御手段は、前記施錠信号を受信した場合
において、解錠履歴登録手段に受信した施錠信号ととも
に送信されてくる端末符号以外の解錠履歴登録が存在す
る場合においては、該施錠信号に基づく施錠制御を実施
しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、施錠することが
可能な什器に係り、特にメカニカルで煩雑な作業を省略
して、これら什器の解錠を可能とした遠隔施解錠機能付
き什器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、施解錠することが可能な什器の施
解錠方法としては、その什器の鍵をもって什器に出向
き、鍵を鍵穴に差し込んで施解錠することにより実施さ
れているが、これら鍵による施解錠に際しては、鍵を持
参するとともに、その鍵を鍵穴に差し込んで施解錠操作
を実施する必要があり、什器に荷物や書類を収納、搬出
する際には、これら荷物を持った状態にて前記施解錠操
作を行うことになるため、これら施解錠操作が行い難い
ばかりか、鍵を什器に持参する必要があることから、こ
れら鍵等が紛失し易いという問題があった。
【0003】このため、近年においては、これらの問題
を解決する1手法として、電磁波や赤外線等を用いてリ
モート端末により遠隔にて什器の施解錠を実施すること
のできる遠隔施解錠機能付き什器(リモコン什器)が検
討されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら遠隔施解錠機能
付き什器(リモコン什器)においては、複数の使用者が
共有する什器の施解錠を使用者毎に実施することを可能
とするために、通常において各使用者のリモート端末
(リモコン)に識別符号を付与し、該識別符号を該使用
者が施解錠を許諾された什器に登録することで、これら
識別符号が電磁波や赤外線等により送信されて該当する
什器が施解錠するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
リモート端末(リモコン)による施解錠を実施する場合
においては、同一の什器に対し複数の施解錠許諾者が存
在する場合があるが、このような場合においては、1人
が解錠中において他の施解錠許諾者が施錠操作を実施す
ることで施錠がなされてしまったり、該施錠が開閉扉等
の解放中に実施されることで、エラーが生じてしまう場
合があるという不都合があった。
【0006】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、同一の什器に対し複数の施解錠許諾
者が存在する場合においても、解錠中において他の利用
者による施錠が実施されてしまうことを防止することの
できる遠隔施解錠機能付き什器を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の遠隔施解錠機能付き什器は、少なくと
も内部に収容部を有するとともに、該収容部へのアプロ
ーチを規制する規制部材と、該規制部材の開放を抑止又
は該抑止を解除する施解錠手段と、リモート端末から発
信される指示信号を非接触にて少なくとも受信し得る非
接触通信手段と、解錠或いは施錠を許諾された施解錠許
諾者のリモート端末に予め該リモート端末を特定し得る
ように付与された端末符号を登録できる施解錠許諾端末
記憶手段と、前記リモート端末より前記解錠信号或いは
施錠信号とともに送信されてくる端末符号を前記施解錠
許諾端末記憶手段に登録されている端末符号と照合し、
該照合が一致した場合において該端末符号とともに受信
した施錠信号或いは解錠信号に該当する施解錠制御を実
施する制御手段と、を備える遠隔施解錠機能付き什器に
おいて、前記解錠信号とともに受信し、前記照合が一致
した前記端末符号を解錠履歴として登録する解錠履歴登
録手段を有し、前記制御手段は、前記施錠信号を受信し
た場合において、前記解錠履歴登録手段に受信した施錠
信号とともに送信されてくる端末符号以外の解錠履歴登
録が存在する場合においては、該施錠信号に基づく施錠
制御を実施しないことを特徴としている。この特徴によ
れば、前記解錠履歴登録手段に施錠信号とともに受信し
た端末符号以外の解錠履歴登録が存在する場合、つまり
は、施錠操作を実施した施解錠許諾者以外の利用者が解
錠中である場合においては、施錠制御が実施されないよ
うになるため、同一の什器に対し複数の施解錠許諾者が
存在する場合においても、解錠中において他の利用者に
よる施錠が実施されてしまうことを防止することができ
る。
【0008】本発明の遠隔施解錠機能付き什器は、前記
制御手段は、前記解錠信号とともに受信した端末符号の
解錠履歴を、前記前記解錠履歴登録手段から削除或いは
無効な解除履歴に登録変更することが好ましい。このよ
うにすれば、他の施解錠者の存在の有無を確実に管理で
きる。
【0009】本発明の遠隔施解錠機能付き什器は、前記
解錠履歴登録手段に解錠履歴登録が存在する場合におい
て、該登録が残存していることを報知する報知手段を備
えることが好ましい。このようにすれば、施錠操作を実
施しても施錠がなされない要因が、解錠履歴登録が残存
することによるものであることを操作者等が確認できる
ようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。 (実施例)図1は、本実施例の什器施解錠システムが導
入されたオフィスを示す図であり、図2は、本実施例の
什器施解錠システムに用いた遠隔施解錠機能付き什器で
ある両開書庫1a,1b,1cと、ラテラルキャビネッ
ト2a,2b,2cとが組み合わされた2段セットを示
す外観斜視図であり、図3は、本実施例の什器施解錠シ
ステムに用いた遠隔施解錠機能付き什器であるワゴン3
a,3bを示す外観斜視図である。
【0011】まず、本実施例の什器施解錠システムは、
図1に示すように、什器として両開書庫(A)1aとラ
テラルキャビネット(A)2a、両開什器(B)1bと
ラテラルキャビネット(B)2bと、両開書庫(C)1
cとラテラルキャビネット(C)2cと、が組み合わさ
れた3つの2段セットと、ワゴン(A)3a,ワゴン
(B)3bとを什器として用いたシステムとされてい
る。
【0012】本実施例の什器施解錠システムが適用され
たオフィス内には、前記ワゴン(A)3a,ワゴン
(B)3bに対応して2つのデスクが設けられており、
一方のデスクにはパソコン5と前記各什器の施解錠を遠
隔にて実施可能とするためのリモート端末4とが配置さ
れている。
【0013】また、本実施例では、図1に示すように、
前記パソコン5の他に、前記各什器の各制御ユニット1
1、21、31と微弱電波による無線データ通信を行っ
て、予め施解錠許諾者のリモート端末として前記制御ユ
ニット11、21、31に登録されているリモコン8を
用いて施解錠を遠隔にて実施できるようになっている。
【0014】まず、本実施例に用いた遠隔施解錠機能付
き什器である両開書庫1a,1b,1cと、ラテラルキ
ャビネット2a,2b,2cとが組み合わされた2段セ
ット、特に具体的に両開書庫1a,1b,1cを例に図
2を用いて説明する。
【0015】両開書庫1a,1b,1cの内部は書類等
を収納可能な収納部14とされており、該収納部を塞ぐ
ようにその前面が開閉自在とされた規制部としての開閉
扉1’とされていて、該開閉扉1’の枢支辺と対向する
開放辺の上部位置には、前記リモート端末4やリモコン
8からの電波を受けて施解錠の制御を行う制御ユニット
11が設けられているとともに、該開放辺の略中央部位
置には、錠前20に対応するように鍵ユニット18が設
けられており、該鍵ユニット18は前記制御ユニット1
1に接続されていて、該制御ユニット11からの駆動出
力により内部に鍵を施解錠位置に移動させるための駆動
モータ(図示略)が駆動して鍵の施解錠を実施するよう
になっており、これら制御ユニット11並びに鍵ユニッ
ト18は、両開書庫の本体側に設けられた係合孔16と
の係合により開閉扉1’の開放を規制するラッチ爪15
を開閉扉1’の前面に設けられている取手の操作により
駆動するためのラッチ爪駆動機構(図示略)とともに、
前記開放辺側に設けられた扉収納部12の内部に収納さ
れている。
【0016】尚、図2において13は、前記制御ユニッ
ト11に電力を供給するための電力ケーブルであり、該
電力ケーブル13は、図1に示すように、両開書庫1
a,1b,1cの背面より導出された電源ケーブル19
に接続されており、前記制御ユニット11の動作電力が
外部より供給されるようになっており、前記電力ケーブ
ル13は、開閉扉1’内部に埋設されている。
【0017】また、前記制御ユニット11の配置位置に
該当する開閉扉1’前面上部位置には、電波の受信時等
に点灯制御される受信ランプ(LED)118と、何ら
かの不具合(エラー)の発生時において点滅点灯される
エラーランプ(LED)119、並びに解錠履歴が登録
されている場合において点灯される履歴ランプ(LE
D)121が設けられているとともに、該制御ユニット
11の上面位置には、制御ユニット11内に設けられて
いる開閉扉1’の開放を光により検知するための開閉セ
ンサ115に連なる開口17が設けられている。
【0018】また、本実施例に用いたラテラルキャビネ
ット2a,2b,2cについて説明すると、該ラテラル
キャビネット2a,2b,2cは、3つの引き出し部2
を備えるものとされ、その上部の天板23の前面には、
前記両開書庫1a,1b,1cと同様とされた鍵ユニッ
ト22と制御ユニット21とが設けられており、該鍵ユ
ニット22と制御ユニット21とが接続されている。
【0019】この制御ユニット21の前面位置には、前
記両開書庫1a,1b,1cと同様に、前記制御ユニッ
ト21に接続された受信ランプ(LED)118、エラ
ーランプ(LED)119、並びに履歴ランプ(LE
D)121が設けられている。尚、図1における29
は、ラテラルキャビネット2a,2b,2cに電力を供
給するための電源ケーブルである。
【0020】次いで、本実施例に用いた前記ワゴン3
a,3bについて図3に基づき説明すると、該ワゴン
は、3つの引き出し30a,30b,30cを備えるタ
イプのものとされ、その最上段の引き出し30aを覆う
前面板3’にキー孔36が設けられており、該引き出し
30aのみが施錠できるようになっている。
【0021】この引き出し30aの前記前面板3’の引
き出し内方側には、前記キー孔36に対応して前記両開
書庫1a,1b,1cと同様とされた鍵ユニット32
と、該鍵ユニット32に接続された制御ユニット31と
が収納されていて、前記前面板3’の該制御ユニット3
1に対応する位置には、前記と同様に受信ランプ(LE
D)118並びにエラーランプ(LED)119が設け
られている。尚、これらワゴンは、基本的に利用登録者
が1人なので、前記履歴ランプ(LED)121は設け
られていない。
【0022】この制御ユニット31は、電力ケーブル5
9を通じて引き出し30aの内方端に設けられている電
源雄コネクタ61に接続されており、引き出し30aの
収納時において該電源雄コネクタ61が、ワゴン本体側
に電源ケーブル60に接続されて設けられている電源雌
コネクタ62と嵌合して通電するようになっており、前
記制御ユニット31は、前記引き出し30aが引き出さ
れて前記電源雄コネクタ61が電源雌コネクタ62との
嵌合が解除されて非通電となった状態においても動作可
能なように、2次電池(図示略)を有しており、該2次
電池により非通電時においても動作できるようになって
いる。
【0023】尚、図3中の58は、制御ユニット31に
搭載されている開閉センサ115のための開口である。
【0024】次いで、これら各什器に使用される前記鍵
ユニット18,22,32は、いずれも鍵(キー)によ
り手動にても施解錠が可能とされており、これら本実施
例に用いた鍵ユニットについて、前記ワゴン3a,3b
に使用される鍵ユニット32を例に以下に説明する。
【0025】この鍵ユニット32には、シリンダ錠40
が、図6に示すように折曲された板状のカバー38内に
収容されており、カバー38の前方から挿通突出したシ
リンダ錠40の先端40aがカバー38の前面で支持さ
れ、その後端はカバー38の後方に垂直に固定された前
面板42に支持されている。
【0026】カバー38の後方には、前面板42に対し
所定間隔をもって後面板44が平行に固定されており、
前面板42と後面板44によって形成される矩形の間隙
内には後述する作動板45と、作動アーム46が長手方
向に摺動可能に案内支持されている。
【0027】シリンダ錠40の後端には、差し込まれた
キー35の回転によって所定角度回転可能な偏心軸48
が前面板42を通して突出しており、この偏心軸48
は、作動板45の所定位置に形成された垂直な長溝50
に遊嵌している。
【0028】従って、作動板45は、キー35のマニュ
アル操作による正逆回転によって偏心回転する偏心軸4
8の回転力が長溝50によって変換されて直線往復動作
が可能となっている。
【0029】また、図5及び図6に示されるように、作
動板45の一端前面にはL型のブラケット52を介して
減速機付きモータ54(以下減速モータと称する)が作
動板45の側面と平行になるよう取付けられており、減
速モータ54の出力軸にはピニオンギャ55が固定され
ている。
【0030】作動板45の背面には該作動板45より長
尺の帯板状の作動アーム46が、作動板45に対し移動
方向に沿って摺動可能に摺接しており、作動アーム46
前方の片側前面に固定された所定長さのラック56上面
のラック歯56aと、このラック歯56aに噛合する減
速モータ54のピニオンギャ55により変換機構が構成
されている。
【0031】作動アーム46の後方には、該作動アーム
46の移動する軌道上に、作動アーム46の施錠位置と
解錠位置とを検出する検出器としてのリミットスイッチ
58a、58bが移動方向前後に配置されており、これ
らリミットスイッチ58a、58bによる検出信号を減
速モータ54の回転方向の切り換え条件としている。
【0032】そして、図4に示すように、上段の引き出
し30aが収容される本体の内壁には、引き出し30a
を内部に入れた状態において、作動アーム46の移動に
より挿通可能な施錠孔43が作動アーム46に対応して
形成されている。
【0033】以下、この鍵ユニット32の施解錠動作に
ついて図7(a)、(b)、(c)を参照して説明す
る。
【0034】本発明の鍵ユニット32は、基本的に前記
制御ユニット31からの電気的な駆動により使用される
もので、電気的なトラブルが生じた際に手動操作により
解錠することができるようにしたものである。
【0035】すなわち、図7の(a)に示すように、上
段の引き出し30aを本体内部に収容した状態で、リモ
コン8や前記リモート端末4からの施錠の遠隔操作によ
る前記制御ユニット31からの施錠駆動出力により減速
モータ54を起動させて、ピニオンギヤ55を矢印方向
(反時計回り)に回転することにより、このピニオンギ
ヤ55と噛合しているラック56を介して作動アーム4
6が作動板45の背面と後面板44によって案内されて
矢印方向に左行し、シリンダ錠40によって移動不能な
状態の作動板45に対しても左方に移動することで、そ
の先端46aが施錠孔43を挿通した際に上段の引き出
し30aがロックされる。
【0036】この状態では、後方に配置されているリミ
ットスイッチ58bが最初にOFF状態となった後に、
前方に配置されているリミットスイッチ58aがOFF
状態となり、このリミットスイッチ58aからのOFF
信号により、減速モータ54の回動を停止し、前記制御
ユニット31は該鍵ユニット32における施錠状態を確
認できる。
【0037】次いで、前記リモコン8や前記リモート端
末4からの解錠の遠隔操作による前記制御ユニット31
からの解錠駆動出力により減速モータ54が逆転される
と、図7の(b)に示すように、ピニオンギヤ55が矢
印方向(時計回り)に回転することで、作動アーム46
がピニオンギヤ55と噛合しているラック56を介して
矢印方向に右行し、上記同様に移動不能な状態の作動板
45に対しても右方に移動し、その先端46aが施錠孔
43から抜き出されることで引き出し30aのロックが
解錠される。
【0038】この状態では、前方に配置されているリミ
ットスイッチ58aが最初にON状態となった後に、後
方に配置されているリミットスイッチ58bがON状態
となり、このリミットスイッチ58bからのON信号に
より、減速モータ54の回動を停止し、かつ前記制御ユ
ニット31が該鍵ユニット32における解錠状態を確認
できるようになる。
【0039】ここで、鍵ユニット32が図7の(a)に
示すように電気的に施錠状態にあるとき、鍵ユニット3
2や制御ユニット31に不具合が生じて施解錠不能とな
った際は、図7の(c)に示す引き出し30aの前面の
キー孔36を通して鍵ユニット32のシリンダ錠40に
キー35を差込み、キー35をマニュアルで例えば時計
回りに回転させることにより、これと同方向に回転する
偏心軸48と遊嵌している長溝50を介して作動板45
が矢印方向に右行する。
【0040】このとき、作動板45上に取付けられてい
る減速モータ54は停止状態となっているため、この減
速モータ54のピニオンギャ55に外方から回転力が作
用した場合には、停止状態の減速モータ54は図示しな
い減速機構により回転不能であることから、作動アーム
46はピニオンギャ55と噛合しているラック56を介
して作動板45と共に同方向に移動することで施錠状態
を解錠することが出来る。尚、解錠状態にある場合の施
錠は前記と逆方向にキー35を回動させれば良い。
【0041】尚、その他の什器の鍵ユニット18,22
も前記鍵ユニット32と同様に手動にても施解錠をキー
を使用して実施できるようになっているが、その詳細な
機構説明は省略するものとする。
【0042】次いで、これら鍵ユニットに接続される本
実施例の制御ユニット11,21,31について説明す
る。尚、本実施例では、これら各制御ユニット11,2
1,31はその形状等が若干異なるが、その構成と機構
はほぼ同一とされているため、制御ユニット11につい
て以下に説明する。
【0043】この制御ユニット11の構成は図9に示す
ようになっており、その内部には、前記リモート端末4
やリモコン8からの電波(本実施例では315MHz
帯)を受信するためのコイルアンテナ120並びに受信
した電波を復調するための無線モデム126’とを内在
する非接触通信手段である無線モジュール126と、該
無線モジュール126における前記リモート端末4やリ
モコン8からの解錠指示や施錠指示の受信に基づいて前
記鍵ユニット18(22,32)の施解錠の制御を行う
とともに、不揮発性メモリであるEEPROM128に
登録されている解錠許諾登録者が携行するリモコン8の
端末符号や、解錠許諾登録者のリモート端末4の端末符
号の照合等の処理を行う制御手段としての制御マイコン
(MPU)127と、エラー時にエラー音を出力するた
めのサウンダ116やエラーランプ(LED)119,
119’並びに受信ランプ(LED)118,118’
が接続さたドライバ117や、開閉扉1’の開閉を光に
て検知するための開閉センサ115や、解錠許諾登録者
のリモコン8やリモート端末4の端末符号の登録時に操
作される登録ボタンスイッチ124や、これら登録の削
除時に操作される削除ボタンスイッチ125や、前記電
力ケーブル13に接続されて、交流を直流に変更して装
置内部並びに後述する接続コネクタ部129を通じて鍵
ユニット18に供給するための電源ユニット130や、
前記鍵ユニット18(22,32)に接続されて、該鍵
ユニット18(22,32)に電力と駆動出力を伝達す
るための接続コネクタ部129と、が設けられた構成と
されている。尚、前記ワゴン3a,3bに搭載される制
御ユニット31には、前記電源ユニット130内部に2
次電池と該2次電池への充電回路を有している。
【0044】この制御マイコン(MPU)127には、
施解錠許諾端末記憶手段としての不揮発性のEEPRO
M128が接続されていて、該EEPROM128に
は、該制御マイコン(MPU)127が実施する各種の
制御プログラムが記憶されているとともに、施解錠許諾
者が所持する端末の端末符号、具体的には後述する鍵種
別符号と各リモート端末またはリモコン8に固有に付与
された端末ID(IDコード)から構成される端末符号
が登録されるようになっている。
【0045】また、本実施例の制御ユニット11は、図
8に示すように、前記扉収納部12内に収納されてお
り、前記登録ボタンスイッチ124並びに削除ボタンス
イッチ125が、扉収納部12の内方側に形成されてお
り、これら登録ボタンスイッチ124並びに削除ボタン
スイッチ125の操作に伴う受信ランプ(LED)11
8や前記エラーランプ(LED)119の点灯を開閉扉
1’の内方から確認できるようにするために、受信ラン
プ(LED)118や前記エラーランプ(LED)11
9や前記履歴ランプ(LED)121と同様に点灯制御
される受信ランプ(LED)118’や前記エラーラン
プ(LED)119’、履歴ランプ(LED)121’
が設けられている。尚、これら受信ランプ(LED)1
18’や前記エラーランプ(LED)119’、履歴ラ
ンプ(LED)121’は、他の制御ユニット22,3
2では設けられていない。また、前記登録ボタンスイッ
チ124並びに削除ボタンスイッチ125は、前記ワゴ
ン3a,3bでは、前記前面板3’の内方面に設けられ
ているとともに、前記ラテラルキャビネット2a,2
b,2cにおいては、前記天板23の内方面となる収容
部内面の天井部位置に設けられている。
【0046】次いで、これら各什器に設けられた前記制
御ユニット11,21,31に微弱電波による無線通信
を行うリモート端末4について説明すると、本実施例の
リモート端末4は図10に示すように、その上部にダイ
ポールアンテナ132を備える箱状の筐体131を有
し、その前面には、電源供給による稼働を報知するため
のパワーランプ134と、電波の送信時に点灯される送
信ランプ144と、他のリモート端末4やリモコン8か
らの送信を受信した場合に点灯される受信ランプ145
が設けられているとともに、該筐体131の背面からは
通信ケーブル7が導出されていて、該通信ケーブル7を
介してパソコン5とデータ通信可能に接続されている。
【0047】この筐体131の内部には、図11に示す
ように、前記パワーランプ134や送信ランプ144、
受信ランプ145を点灯駆動するためのドライバ141
と、前記通信ケーブル7を介して前記パソコン5とデー
タ通信をシルアル通信規格であるRS232C規格によ
り実施するための通信部138と、前記ダイポールアン
テナ132に接続されて、該ダイポールアンテナ132
にて受信された電波の復調並びに送信するデータの変調
を実施する変復調モデム137’を内蔵する非接触通信
手段としての無線モジュール137と、その時点の日付
並びに時刻情報を出力可能なリアルタイムクロック(R
TC)143と、これら各部に接続され、前記通信ケー
ブル7にて接続されている解錠や施錠指示の受け付けに
伴い該パソコン5から出力される図14に示すような送
信データパケットの送信処理や、他の前記リモート端末
4やリモコン8からの送信を受信して該送信データを前
記パソコン5に出力する受信処理を行う制御マイコン
(MPU)140と、該制御マイコン(MPU)140
が各種処理に使用可能なRAM139と、該制御マイコ
ン(MPU)140が実施する制御内容が記述された制
御プログラム並びに該リモート端末4に固有に付与され
たリモート端末ID(IDコード)と4種類の鍵種別符
号から成る端末符号を記憶するためのEEPROM14
2と、が設けられている。
【0048】尚、このリモート端末4が前記通信ケーブ
ル7にて接続されるパソコン5には、該パソコン5上に
て動作する施解錠アプリケーションが搭載(インストー
ル)されており、該パソコン5を用いて各什器の施解錠
を実施できるようになっている。
【0049】次いで、本実施例のリモコン8を図12並
びに図13を用いて説明すると、本実施例に用いたリモ
コン8は、図12に示すような略前方後円状で比較的小
型且つ薄型の樹脂筐体81を用いることで携行を可能と
しているとともに、その上面には施錠ボタン82と解錠
ボタン83並びに送信ランプ(LED)88とが設けら
れている。
【0050】この樹脂筐体81の内部には、図13に示
すように、各什器の前記制御ユニット11,21,31
に搭載されている無線モジュール126への無線通信を
行うための送信モジュール84と、該送信モジュール8
4に接続されて微弱電波を出力するためのコイルアンテ
ナ87が内蔵されている。
【0051】また、この送信モジュール84にはコント
ローラ85が接続されており、該コントローラ85内に
は、一度のみ電気的にデータを記憶可能なOTPROM
89が内蔵されていて、該OTPROM89には、該リ
モコン8に固有の端末符号が書き換え不能に登録されて
おり、前記施錠ボタン82戒いは解錠ボタン83が操作
されることにより、該操作に基づく施錠指示又は解錠指
示と前記OTPROM89に登録されている端末符号と
から成る図14に示す送信データパケットが前記送信モ
ジュール84に出力されることで、該データ列が変調さ
れて前記コイルアンテナ87から出力される。
【0052】尚、図13中の86は、前記送信モジュー
ル84並びにコントローラ85を付勢するための蓄電手
段であるボタン電池であり、該ボタン電池86は交換可
能とされている。
【0053】次いで、本実施例の施解錠システムにおい
て、前記した各什器をリモート端末4並びにリモコン8
にて個別に施解錠するために、前記リモート端末4並び
にリモコン8に付与される前記端末符号について説明す
る。
【0054】本実施例では、これら端末符号を、図14
に示すように、鍵種別符号と各リモート端末4並びにリ
モコン8に固有に付与されたリモート端末ID(IDコ
ード)から構成している。
【0055】このリモート端末ID(IDコード)は、
構築される施解錠システムにおいて使用される各リモー
ト端末4並びにリモコン8に、同一のリモート端末ID
(IDコード)が存在しないように固有とされる。
【0056】また、前記鍵種別符号は、前記リモート端
末4にのみ複数(本実施例では4つ)が付与され、同一
のリモート端末ID(IDコード)であっても4つの鍵
種別を使用して、自分が施解錠を許諾されている什器の
中でも、施解錠する什器を区別して施解錠を実施できる
ようになっている。
【0057】尚、リモコン8には図15に示すように、
単一の鍵種別符号である「99」の鍵区分が付与され、
該「99」の鍵区分は、一斉解除の区分とされており、
該「99」の鍵種別符号を受信した制御ユニット11,
21,31は、該鍵種別符号に次いで送信されてくるリ
モート端末ID(IDコード)の合致に基づき、解錠或
いは施錠を実施することで、該リモコン8の利用者が施
解錠を許諾されている全ての什器の施解錠が一斉に実施
されるようになっている。
【0058】これら本実施例の前記リモート端末4にお
ける端末符号の構成を図16に示す。具体的には、端末
符号を構成する鍵種別符号は2桁の数値とされ、該2桁
の数値である01〜99の内、4つ毎に1つのリモート
端末ID(IDコード)に割り当てられている。本実施
例では、リモート端末ID(IDコード)として4桁の
数値(0001〜9999)までを使用することから、
端末符号の6桁として24組×9999=239976
通りの端末符号が存在することとなり、同一のシステム
にて最大239976台のリモート端末4と、9999
台のリモコン8を併用することが可能とされている。
【0059】以下、本実施例の什器施解錠システムの運
用状況について以下に説明する。まず、前記リモート端
末4またはリモコン8にて各種什器の施解錠を行うため
には、施解錠を行う什器の前記制御ユニット11,2
1,31に、使用するリモート端末4またはリモコン8
に予め付与されて記憶されている端末符号を登録してお
く必要がある。
【0060】これら登録の処理内容について前記リモコ
ン8を用いた場合を例に説明すると、まず、リモコン8
にて施解錠を実施したい什器、例えば両開書庫Aにリモ
コン8を登録する場合は、予めキーを錠前に挿入して開
閉扉1’を開放した状態とするとともに、キーの位置を
解錠状態の位置、つまりはキーが抜き取り不可な位置と
する。
【0061】この状態にて、図8に示すように、前記開
閉扉1’の内面側に設けられている前記登録ボタンスイ
ッチ124を押圧操作し続ける。
【0062】該操作は、図17に示す制御ユニット1
1,21,31が実施する処理内容を示したフロー図に
あるように、ステップS1にて検出されて図18に示す
登録、削除処理が実施される。
【0063】該登録、削除処理では、まずT1ステップ
において扉が開放状態であるかが前記開閉検出センサ1
15からの開閉検出(具体的には開放による光検出)に
より判定されるとともに、T2ステップにおいて鍵ユニ
ット18にキーが挿入状態であって、その位置が解錠状
態であるかが判定され、前記T1並びにT2いずれもが
「Yes」の場合においてのみT3に進み、いずれかが
「No」である場合には前記S1に戻るようになってい
る。
【0064】次いで前記登録ボタンスイッチ124の継
続的な押圧操作はT3により登録ボタンスイッチ124
が操作されたものと判定されてT9へ進み、該T9にて
削除ボタンスイッチ125が操作されていないと判断さ
れてT10へ進んで、所定時間に渡り無線モジュール1
26における受信検出を実施する。
【0065】この段階において登録の操作者は、登録し
ようとするリモコン8の施錠ボタン82或いは解錠ボタ
ン83のいずれかを押圧操作する。
【0066】該操作に基づき、リモコン8からは前記図
14に示すように、解錠或いは施錠コマンドとともに、
鍵種別符号(前述のようにリモコンの場合は「99」の
み)とリモート端末ID(IDコード)とから成る端末
符号とを含む送信データが送信される。
【0067】この送信データは、登録しようとしている
制御ユニット11にて受信され、T10ステップにて所
定時間内に無線モジュール126における受信が検出さ
れる。尚、該受信が所定時間内に検出されない場合は前
記S1に戻るようになっている。
【0068】この送信データの受信に基づき、制御ユニ
ット11内の前記制御マイコン(MPU)127は、前
記受信ランプ(LED)118,118’を点灯制御し
て受信を報知するとともに、該受信した送信データから
端末符号を抽出、特定する(T11)。
【0069】次いで、該特定した端末符号を前記EEP
ROM128に記憶して登録するとともに(T12)、
前記T11にて点灯した受信ランプ(LED)118,
118’を消灯し(T13)、前記S1へ戻ることで、
制御ユニット11にリモコン8の端末符号が登録される
ようになっている。
【0070】尚、これら登録の方法は、前記リモート端
末4でも同様の手順にて実施することができる。但し、
リモコン8とは異なり、パソコン上の図20に示す「鍵
区分・ID登録と削除」画面にて前記施錠ボタン82或
いは解錠ボタン83に該当する鍵アイコンのクリック操
作を実施するようにする。
【0071】具体的には、施解錠アプリケーションがイ
ンストールされた本実施例のパソコン5のデスクトップ
上には、施解錠アプリケーションを起動するためのアイ
コンが表示されており、該アイコンをクリックして施解
錠アプリケーションを起動すると図19に示すリモコン
錠画面が表示される。
【0072】本実施例においては、予めオフィスの什器
レイアウトに該当する什器配列に合致した表示がなされ
るように、予めレイアウトデータが設定されており、こ
れらレイアウトデータに基づく什器の表示がなされるよ
うになっていて、該表示の表示色によって、各什器の施
解錠状態が表示されるようになっている。
【0073】この、リモコン錠画面の上部位置には、図
19に示すように、「IDコードの登録と削除」のメニ
ューが設けられており、前記制御ユニット11の登録ボ
タンスイッチ124を操作する以前に、該「IDコード
の登録と削除」を選択して予め図20に示す「鍵区分・
IDコードの登録と削除」のページを表示させておく。
【0074】この「鍵区分・IDコードの登録と削除」
のページにおいては、前述のように、4つの鍵区分があ
り、利用者は、施解錠を行う什器のどの鍵区分に登録す
るかを決定し、その鍵区分のアイコンを選択すること
で、該選択された鍵区分に該当する鍵種別符号(鍵区分
コード)とリモート端末ID(IDコード)とが、接続
されている前記リモート端末4から送信され、該送信デ
ータが登録ボタンスイッチ124が押圧操作されている
制御ユニット11にて受信されて、前記リモコン8と同
様に登録されるようになる。
【0075】これら該パソコンにて登録された鍵区分・
IDコードの登録の内容は、図19に示す前記リモコン
錠画面の上部位置に設けられている「IDコードの登録
確認」メニューを選択することにより、図21に示すよ
うに表示されて確認することができる。尚、本実施例に
おいては、リモート端末4が接続されたパソコン5にお
いて他の利用者の送信を受信して各什器の施解錠状態を
可能とするために、図21に示すように、施解錠システ
ム利用者全ての登録内容がパソコン5に入力されて登録
されており、施解錠システム利用者全ての登録内容を該
「IDコードの登録確認」メニューを選択することによ
り確認、編集することができるようになっている。
【0076】また、前記リモコン錠画面の上部位置に
は、図19に示すように、「施錠・解錠履歴」のメニュ
ー項目が設けられており、該メニューを選択すると、図
22に示すような施解錠履歴画面が表示される。
【0077】この施解錠履歴画面には、そのパソコン5
からの操作に基づく施解錠の履歴に加えて、図22に示
すように、他のリモート端末4やリモコン8からの操作
履歴が登録されている。これらの他のリモート端末4や
リモコン8からの操作履歴は、パソコン5に接続されて
いる本実施例のリモート端末4にて、その他のリモート
端末4やリモコン8から各什器に向けて送信される送信
データを傍受して、該傍受に基づきその施解錠履歴を登
録することにより、該履歴にもとづいて、どの什器が解
錠されてどの什器が施錠されているかを、前記鍵区分・
IDコードの登録の内容に基づき判定して、該判定した
施解錠状態を前記図19に示すリモコン錠画面に反映さ
せている。尚、これら送信の傍受による施解錠状態の判
定と、実際の施解錠状態とが一致しない場合、例えば什
器側にてエラーが生じた場合等にあっては、これらの不
一致を修正するメニューとして、「施解錠状態修正」の
項目がリモコン錠画面に設けられている。
【0078】次いで、前記登録後における施解錠操作に
おける動作について説明すると、前記にて制御ユニット
11への登録終了後、該両開書庫Aを解錠或いは施錠し
たい場合には、該リモコン8の施錠ボタン82或いは解
錠ボタン83を操作する。
【0079】該操作に基づき、リモコン8からは、操作
されたボタンの種別に該当して施錠コマンド或いは解錠
コマンドと端末符号とから成る送信データ(パケット)
が送信される。
【0080】この送信データは、制御ユニット11とと
もに前記リモート端末4にも受信される。
【0081】この送信データの受信は、図17に示す制
御ユニット11の処理内容のS2において検出されてS
3へ移行し、該S3において前回の受信から所定時間が
経過しているかの判定が実施される。
【0082】これら所定時間が経過していない場合に
は、誤ってリモコン8の施錠ボタン82或いは解錠ボタ
ン83を重複して操作してしまった可能性が高いことか
ら、これら所定時間を経過しない受信は無視され、前記
S1へ戻り、所定時間が経過している場合において、S
4へ進む。
【0083】該S4においては、受信した送信データ
(パケット)から端末符号を抽出し、該抽出した端末符
号が、前記EEPROM128に登録されている施解錠
許諾者の端末符号と一致するかの判定が実施される(S
5)。
【0084】該判定が不一致であった場合にはS1へ戻
り、判定が一致である場合にはS6へ進んでキーが挿入
された手動状態であるか否かの判定を実施する。
【0085】該判定で手動状態である場合には、所定時
間(本実施例では4秒間)に渡りエラーランプ(LE
D)119,119’を点灯するとともに、該所定時間
(本実施例では4秒間)に渡り前記サウンダ116から
エラー音を出力した後(S7)、前記S1へ戻り、手動
状態でない場合、つまりはキーが挿入されていない場合
にはS8へ進む。
【0086】該S8においては、受信コマンドが解錠か
否かの判定を実施し、解錠でなければS18へ進み、解
錠であればS9へ進んで現在の鍵状態が解錠状態である
かの判定を実施する。
【0087】該S9の判定において、既に解錠状態であ
る場合には受信ランプ(LED)118,118’を正
常点灯(本実施例では1秒間)した後、該受信した端末
符号を解錠者として履歴登録した後、前記S1へ戻ると
ともに(S10)、S9の判定において解錠状態ではな
い場合においては、S11に進んで解錠駆動出力を「O
N」とするとともに、受信ランプ(LED)118,1
18’を点灯した後、S12へ進む。
【0088】該S12においては、所定時間(鍵ユニッ
ト18が解錠に要する最大時間)の経過後に鍵位置を検
出し、該検出した鍵位置が解錠状態であるかの判定を行
って(S13)、解錠状態でない場合には、S14へ進
んで解錠駆動出力を「OFF」とするとともに、所定時
間(本実施例では4秒間)に渡り前記エラーランプ(L
ED)119,119’を点灯するとともに、該所定時
間(本実施例では4秒間)に渡り前記サウンダ116か
らエラー音を出力した後(S15)、前記S1へ戻る。
【0089】また、前記S13における判定において、
鍵位置が解錠状態である場合には、S16へ進んで、解
錠駆動出力を「OFF」とするとともに、受信した端末
符号を解錠者として履歴登録し、且つ前記履歴ランプ
(LED)121を点灯した後(S17)、前記S1へ
戻ることで、前記リモコン8により遠隔にて両開書庫A
の解錠が実施できるようになる。
【0090】これら解錠により、該両開書庫Aから必要
な書類等を取り出した後において、該両開書庫Aを施錠
する場合には、前記リモコン8の施錠ボタン82を押圧
操作する。
【0091】これら施錠ボタン82を押圧操作に基づく
リモコン8からの施錠コマンドを含む送信データ(パケ
ット)は、前記解錠の場合と同様にして受信され図17
に示す前記S8にて受信コマンドが解錠では無いと判定
されてS18へ進む。
【0092】該S18では、既に鍵状態が施錠状態にあ
るか否かの判定を実施し、既に施錠状態である場合には
S24へ進んで受信ランプ(LED)118,118’
を正常点灯(本実施例では1秒間)した後、該受信した
端末符号の解錠履歴登録が存在する場合において、該履
歴を削除した後、前記S1へ戻る。
【0093】また、前記S18の判定において施錠状態
ではない場合においては、S19へ進んで、受信した端
末符号以外の解錠履歴が存在するか否かの判定を実施し
(S19)、該判定にて他の解錠履歴が存在す場合に
は、受信した端末符号の解錠履歴登録が存在する場合に
おいて、該履歴を削除した後、前記S1へ戻ることで施
錠を実施しない(S25)。
【0094】このように、前記解錠処理のS17にて解
錠を行った端末符号を解錠履歴登録しておき、前記S1
9にて他の端末符号の解錠履歴が存在する場合には施錠
を実施しないようにすることは、これら他の端末符号の
解錠履歴が存在する状況は、同一の什器を共有している
他の利用者が解錠中であることから、該什器を施錠して
しまうことで、他の共有利用者が再度、該什器を解錠し
なくてはならない不都合を生じることを回避できるよう
になっている。
【0095】前記S19の判定において、受信した端末
符号以外の解錠履歴が存在しない場合には、S20へ進
んで施錠駆動出力を「ON」とするとともに、受信ラン
プ(LED)118,118’を点灯した後、S21へ
進む。
【0096】該S21においては、所定時間(鍵ユニッ
ト18が施錠に要する最大時間)の経過後に鍵位置を検
出し、該検出した鍵位置が施錠状態であるかの判定を行
って(S22)、施錠状態でない場合には、S26へ進
んで施錠駆動出力を「OFF」とするとともに、所定時
間(本実施例では4秒間)に渡り前記エラーランプ(L
ED)119,119’を点灯するとともに、該所定時
間(本実施例では4秒間)に渡り前記サウンダ116か
らエラー音を出力した後(S27)、前記S1へ戻る。
【0097】また、前記S22における鍵位置の検出に
おいて、鍵状態が施錠位置である場合には、S23へ進
んで、施錠駆動出力を「OFF」とするとともに、受信
した端末符号の解錠履歴を削除し、且つ点灯されている
前記履歴ランプ(LED)121を消灯した後(S2
8)、前記S1へ戻ることで、前記リモコン8により遠
隔にて両開書庫Aの施錠が実施できるようになる。
【0098】尚、これら施錠並びに解錠の動作例をリモ
コン8を例に説明したが、前記リモート端末4が接続さ
れたパソコン5においてこれら施錠、解錠を実施するに
は、前記図19に示すリモコン錠画面において、施錠或
いは解錠をしたい什器の対応する鍵アイコンを選択する
か或いは、該リモコン錠画面の下方に設けられている4
つの鍵種別の項目の内、所望の種別の項目を選択する。
【0099】前記施錠或いは解錠をしたい什器の対応す
る鍵アイコンを選択した場合には、該選択した什器に対
応するID登録がある場合、つまり該什器の施解錠が許
諾されている場合においては、その什器の登録に合致し
た鍵種別が自動的に特定されて送信されることで、その
什器の施錠、解錠がなされるようになる。但し、選択し
た什器に該当する鍵種別が2つ以上存在する場合には、
いずれの鍵種別を使用するかの問い合わせ画面が表示さ
れて選択を促すようになっている。
【0100】次いで、これら既に制御ユニット11,2
1,31に登録された端末符号を削除する場合には、前
記登録の場合と同様に、制御ユニット11を例にする
と、該制御ユニット11の前記削除ボタンスイッチ12
5を継続して押圧操作する。
【0101】該削除ボタンスイッチ125の操作も、前
記登録の場合と同様にS1にて検出されて図18に示す
登録・削除処理へ進む。
【0102】該登録・削除処理におけるT1並びにT2
における処理は、前記登録の場合と同様のため省略し、
T3において登録ボタンの操作ではないと判断してT4
へ進へ進んで、所定時間に渡り無線モジュール126に
おける受信検出を実施する。
【0103】この段階において削除の操作者は、削除し
ようとするリモコン8の施錠ボタン82或いは解錠ボタ
ン83のいずれかを押圧操作する。(パソコン5の場合
は、図20に示す「鍵区分・IDコード登録と削除」の
画面にて所望の鍵区分の鍵アイコンをクリックする)。
【0104】該操作に基づき、リモコン8からは前記図
14に示すように、解錠或いは施錠コマンドとともに、
端末符号とを含む送信データが送信されて制御ユニット
11にて受信される。
【0105】この送信データの受信に基づき、制御ユニ
ット11内の前記制御マイコン(MPU)127は、前
記受信ランプ(LED)118,118’を点灯制御し
て受信を報知するとともに、該受信した送信データから
端末符号を抽出、特定する(T5)。
【0106】次いで、該特定した端末符号に一致する端
末符号の登録が前記EEPROM128に存在するか否
かを判定し(T6)、該判定において一致する登録が存
在する場合において、該一致した端末符号を削除(消
去)するとともに(T7)、前記T5にて点灯した受信
ランプ(LED)118,118’を消灯して前記S1
へ戻ることで、制御ユニット11からリモコン8(リモ
ート端末4)の端末符号が削除されるようになってい
る。
【0107】また、本実施例では、前記制御ユニット1
1の削除ボタンスイッチ125並びに登録ボタンスイッ
チ124の双方を継続的に押圧操作することで、前記E
EPROM128に登録されている全ての端末符号を一
斉に消去することができるようになっている。
【0108】これら削除ボタンスイッチ125並びに登
録ボタンスイッチ124の双方の操作は、図18に示す
登録・削除処理のフローにおけるT9により「yes」
と判定されることで検出されてS15へ移行すること
で、前記EEPROM128に登録されている全ての端
末符号が削除(消去)された後、前記S1へ戻るように
なっている。
【0109】以上、本実施例のように、解錠履歴として
解錠を実施した端末符号を登録しておいて、施錠指示を
受信した際に、該施錠指示を実施した端末符号以外の解
錠履歴が存在する場合には、該受信した施錠指示に基づ
く施錠制御を実施しないようにすることで、ある解錠許
諾者の解錠中に他の解錠許諾者が施錠を実施しても、什
器が施錠されてしまうことを回避できるようになる。
【0110】また、前記実施例のように、履歴ランプ
(LED)121、121’を設け、解錠履歴が存在す
ることを該履歴ランプ(LED)121、121’にて
報知するようにすれば、施錠操作を実施しても施錠がな
されない理由を操作者が確認することができ、異常では
ないと判断できるようになる。
【0111】尚、前記実施例では、これら解錠履歴が存
在することの報知方法として履歴ランプ(LED)12
1、121’等を用いているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、これら報知を、液晶ディスプレイ等
を用いて、現在解錠中の利用者を表示して報知をするよ
うにしたり、音等で、「他の解錠者がいますので、施錠
できません」と報知するようにしても良い。
【0112】以上、本発明の実施例を図面に基づき説明
してきたが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や
追加があっても本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0113】例えば、前記実施例では、非接触通信手段
として無線を例に説明したが、本発明はこれい限定され
るものではなく、その他の方式の非接触通信手段、例え
ば赤外線通信等を用いるようにしても良い。
【0114】また、前記実施例では、リモコン8を単体
のものとしているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば携帯電話に前記リモコン8を搭載したも
のとしても良い。
【0115】また、前記実施例では、リモート端末4に
受信機能を付与し、他のリモコン8やリモート端末4か
らの送信を傍受できるようにしており、このようにする
ことは、これら履歴と各什器に登録されるIDの登録状
況とから各什器の施解錠状態を判定できるようになるこ
とから好ましいが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、前記リモコンと同様に送信のみを実施できるもの
にしても良い。
【0116】また、前記実施例では、鍵の挿入位置を鍵
の抜き取りが不能となる解錠状態にて登録ボタンスイッ
チ124並びに削除ボタンスイッチ125の操作が有効
となるようにしているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、これら鍵の位置等は適宜に選択すれば良
い。
【0117】また、前記実施例では、施解錠許諾端末記
憶手段であるEEPROM128を有する制御ユニット
11,21,31を、該制御ユニット11,21,31
の登録、削除操作に使用する登録ボタンスイッチ124
並びに削除ボタンスイッチ125が収容部の内面に設け
られるように設置しているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、これら制御ユニット11,21,31
の配置位置は適宜に選択すれば良く、例えば、前記両開
書庫の収容部14における内方背面に前記制御ユニット
11を設けるようにしても良い。
【0118】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。 (a)請求項1の発明によれば、前記解錠履歴登録手段
に施錠信号とともに受信した端末符号以外の解錠履歴登
録が存在する場合、つまりは、施錠操作を実施した施解
錠許諾者以外の利用者が解錠中である場合においては、
施錠制御が実施されないようになるため、同一の什器に
対し複数の施解錠許諾者が存在する場合においても、解
錠中において他の利用者による施錠が実施されてしまう
ことを防止することができる。
【0119】(b)請求項2の発明によれば、他の施解
錠者の存在の有無を確実に管理できる。
【0120】(c)請求項3の発明によれば、施錠操作
を実施しても施錠がなされない要因が、解錠履歴登録が
残存することによるものであることを操作者等が確認で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における什器施解錠システムが
導入されたオフィスを示す図である。
【図2】本発明の実施例に用いた両開書庫とラテラルキ
ャビネットとが組み合わされた2段セットを示す外観斜
視図である。
【図3】本発明の実施例に用いたワゴンを示す外観斜視
図である。
【図4】本発明の実施例に用いたワゴンの前方引き出し
部の拡大断面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】本発明の実施例の鍵ユニット単体の斜視図であ
る。
【図7】本発明の実施例の鍵ユニットの動作説明図であ
り、(a)は鍵ユニットを電気的に施錠した状態、
(b)は鍵ユニットを電気的に解錠した状態であり、
(c)は鍵ユニットをマニュアルで解錠した状態を示す
説明図である。
【図8】本発明の実施例に用いた両開書庫の開閉扉内部
側拡大図である。
【図9】本発明の実施例に用いた制御ユニットの構成を
示すブロック図である。
【図10】本発明の実施例に用いたリモート端末を示す
外観斜視図である。
【図11】本発明の実施例に用いたリモート端末の構成
を示すブロック図である。
【図12】本発明の実施例に用いたリモコンを示す外観
斜視図である。
【図13】本発明の実施例に用いたリモコンの構成を示
すブロック図である。
【図14】本発明の実施例における送信データパケット
の構成を示す図である。
【図15】本発明の実施例におけるリモコンの端末符号
の構成を示す図である。
【図16】本発明の実施例におけるリモート端末の端末
符号の構成を示す図である。
【図17】本発明の実施例に用いた制御ユニットの処理
動作を示すフロー図である。
【図18】本発明の実施例に用いた制御ユニットにおけ
る登録・削除処理を示すフロー図である。
【図19】本発明の実施例に用いたパソコンに表示され
るリモコン錠画面を示す図である。
【図20】本発明の実施例に用いたパソコンに表示され
る鍵区分・IDコードの登録・削除画面を示す図であ
る。
【図21】本発明の実施例に用いたパソコンに表示され
るIDコード登録内容確認画面を示す図である。
【図22】本発明の実施例に用いたパソコンに表示され
る施錠履歴画面を示す図である。
【符号の説明】
1a 両開書庫(A) 1b 両開書庫(B) 1c 両開書庫(C) 1’ 開閉扉 2a ラテラルキャビネット(A) 2b ラテラルキャビネット(B) 2c ラテラルキャビネット(C) 2’ 引き出し 3a ワゴン(A) 3b ワゴン(B) 4 リモート端末 5 パソコン(記憶手段、選別受付け手段) 7 通信ケーブル 8 リモコン 11 制御ユニット(両開書庫) 12 扉収納部 13 電力ケーブル 14 収納部 15 ラッチ爪 16 係合孔 17 開口(開閉センサ用) 18 鍵ユニット 19 電源ケーブル 20 錠前 21 制御ユニット(ラテラルキャビネット) 22 鍵ユニット 23 天板 29 電源ケーブル 30a 引き出し(上段) 30b 引き出し(中段) 30c 引き出し(下段) 31 制御ユニット(ワゴン) 32 鍵ユニット 35 キー 36 キー孔 38 カバー 40 シリンダ錠 40a 先端 42 前面板 43 施錠孔 44 後面板 45 作動板 46 作動アーム 46a 先端 48 偏心軸 50 長溝 52 ブラケット 54 減速モータ 55 ピニオンギャ 56 ラック 56a ラック歯 58a リミットスイッチ 58b リミットスイッチ 59 電力ケーブル 60 電源ケーブル 61 電源雄コネクタ 62 電源雌コネクタ 81 樹脂筐体 82 施錠ボタン 83 解錠ボタン 84 送信モジュール 85 コントローラ 86 ボタン電池 87 コイルアンテナ 115 開閉検出センサ 116 サウンダ 117 ドライバ 118 受信ランプ(LED) 118’ 受信ランプ(LED) 119 エラーランプ(LED) 119’ エラーランプ(LED) 120 コイルアンテナ 121 履歴ランプ(LED) 121’ 履歴ランプ(LED) 124 登録ボタンスイッチ 125 削除ボタンスイッチ 126 無線モジュール 126’ 無線モデム 127 制御マイコン(MPU;制御手
段) 128 EEPROM(施解錠許諾端末記
憶手段) 129 接続コネクタ部 130 電源ユニット 131 筐体 132 ダイポールアンテナ 134 パワーランプ 137 無線モジュール 137’ 変復調モデム 138 通信部 139 RAM 140 制御マイコン(MPU) 141 ドライバ 142 EEPROM 143 リアルタイムクロック(RTC) 144 送信ランプ 145 受信ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA13 BB08 BB30 BB46 CC25 CC27 CC29 DD06 FF24 FF36 GG06 GG15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも内部に収容部を有するととも
    に、該収容部へのアプローチを規制する規制部材と、該
    規制部材の開放を抑止又は該抑止を解除する施解錠手段
    と、リモート端末から発信される指示信号を非接触にて
    少なくとも受信し得る非接触通信手段と、解錠或いは施
    錠を許諾された施解錠許諾者のリモート端末に予め該リ
    モート端末を特定し得るように付与された端末符号を登
    録できる施解錠許諾端末記憶手段と、前記リモート端末
    より前記解錠信号或いは施錠信号とともに送信されてく
    る端末符号を前記施解錠許諾端末記憶手段に登録されて
    いる端末符号と照合し、該照合が一致した場合において
    該端末符号とともに受信した施錠信号或いは解錠信号に
    該当する施解錠制御を実施する制御手段と、を備える遠
    隔施解錠機能付き什器において、前記解錠信号とともに
    受信し、前記照合が一致した前記端末符号を解錠履歴と
    して登録する解錠履歴登録手段を有し、前記制御手段
    は、前記施錠信号を受信した場合において、前記解錠履
    歴登録手段に受信した施錠信号とともに送信されてくる
    端末符号以外の解錠履歴登録が存在する場合において
    は、該施錠信号に基づく施錠制御を実施しないことを特
    徴とする遠隔施解錠機能付き什器。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記解錠信号とともに
    受信した端末符号の解錠履歴を、前記前記解錠履歴登録
    手段から削除或いは無効な解除履歴に登録変更する請求
    項1に記載の遠隔施解錠機能付き什器。
  3. 【請求項3】 前記解錠履歴登録手段に解錠履歴登録が
    存在する場合において、該登録が残存していることを報
    知する報知手段を備える請求項1または2に記載の遠隔
    施解錠機能付き什器。
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JP2010024726A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Itoki Corp 錠前制御装置、収納庫、および錠前制御方法

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