JP2010024726A - 錠前制御装置、収納庫、および錠前制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】収納庫の認証履歴の確認を容易にして管理効率や安全性を向上させる。
【解決手段】収納庫の収納空間を閉塞する扉に備えられた錠前を解錠する錠前制御装置は、自身が備える各部に給電する電源部と、複数のユーザのそれぞれを識別する識別情報に対応付けて、前記ユーザのそれぞれに対応する解錠情報が記憶されている解錠情報記憶部と、少なくともユーザの識別情報が記憶される認証履歴記憶部と、を備え、ユーザから入力部に入力される認証情報と、解錠情報記憶部に記憶されている解錠情報とを比較して認証処理を行い、認証成功と判定した場合に、錠前を解錠し、その解錠情報に対応付けられて解錠情報記憶部に記憶されているユーザの識別情報を、認証履歴記憶部に記憶させ、ユーザから入力される認証履歴表示要求に応じて、認証履歴記憶部に記憶されたユーザの識別情報を、表示部に表示させる。
【選択図】図3
【解決手段】収納庫の収納空間を閉塞する扉に備えられた錠前を解錠する錠前制御装置は、自身が備える各部に給電する電源部と、複数のユーザのそれぞれを識別する識別情報に対応付けて、前記ユーザのそれぞれに対応する解錠情報が記憶されている解錠情報記憶部と、少なくともユーザの識別情報が記憶される認証履歴記憶部と、を備え、ユーザから入力部に入力される認証情報と、解錠情報記憶部に記憶されている解錠情報とを比較して認証処理を行い、認証成功と判定した場合に、錠前を解錠し、その解錠情報に対応付けられて解錠情報記憶部に記憶されているユーザの識別情報を、認証履歴記憶部に記憶させ、ユーザから入力される認証履歴表示要求に応じて、認証履歴記憶部に記憶されたユーザの識別情報を、表示部に表示させる。
【選択図】図3
Description
本発明は、金庫等の扉に備えられた錠前の解錠を制御する錠前制御装置、収納庫、および錠前制御方法に関する。
従来、複数のユーザによって開閉される金庫やキャビネット等の収納庫の扉に備えられる錠前の管理について、例えば、定められた管理者がその収納庫の錠前に対応する鍵を保管する方法がある。この方法では、ユーザが扉を開閉する際に、管理者から貸し出しを受けて鍵を用いて錠前を解錠し、収納物を利用した後に施錠して管理者に鍵を返却することにより収納庫の錠前の管理が行われる。また、他の鍵の管理方法として、収納庫の錠前に対応する同一の鍵を複数個用意して複数のユーザのそれぞれに管理させ、各ユーザはそれぞれの責任において収納庫の開閉を行うことで鍵の管理を行う方法がある。ここで、前述の管理者のみが鍵の管理を行う場合には、例えば管理者が不在だと鍵が利用できず収納庫の開閉ができない。一方、複数ユーザが個々に鍵を管理する場合には、複数のユーザのうちいずれのユーザによって収納庫が開閉され収納物の出し入れ等の作業が行われたかを確認できない。このように、これらの鍵の管理方法では、管理効率や安全性に欠けることとなる場合があった。
そこで、収納庫の錠前の解錠の履歴を管理する技術として、特許文献1には、複数ユーザのそれぞれを識別する識別情報が記憶されたIDカードを各ユーザに発行しておき、各ユーザが自身のIDカードを収納庫に備えられるカードリーダに読み込ませて認証処理を行う方法が提案されている。この方法では、収納庫は読み込んだIDカードに記憶された識別情報に基づいた認証処理に応じて収納庫の錠前の解錠を行う。そして、認証成功として錠前を解錠した際には、そのユーザの識別情報を記憶することで、ユーザ毎の解錠履歴を管理することが可能となる。ここでは、記憶された解錠履歴情報が、備えられたプリンタによって用紙に印字されるので、管理者等は、用紙に印字された解錠履歴を確認することで、いずれのユーザが解錠したかを把握することが可能である。一方、特許文献2には、指紋情報の読み取り装置を収納庫に設置し、ユーザから読み取った指紋情報を、ケーブルを介して接続された管理コンピュータに送信し、管理コンピュータは、入力された指紋情報と予め記憶されたユーザの指紋情報とを比較して認証処理を行い、認証に成功すれば錠前を解錠したり、認証処理の履歴を記憶したりすることで、収納庫の管理効率や安全性を向上させる技術が提案されている。ここで、管理コンピュータは、電源コードによって接続された交流電源から供給される電力によって駆動される。
特開平10−299340号公報
特開2001−241236号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、記憶された解錠履歴情報を用紙に印字することによって初めて管理者が解錠履歴を確認することができるものであるため、例えば、用紙切れの場合には解錠履歴を確認することができず、管理効率が良いとはいえない。また、収納庫の収納物に異常が発見された際、管理者が不信な解錠履歴を確認する即時性が失われることとなり、安全性が高いとはいえない。
一方、特許文献2に記載された技術では、収納庫と、指紋認証などの高度な認証処理を行う管理コンピュータとを接続するケーブルを敷設する必要がある。さらに、管理コンピュータには相応の電力が必要となるために、電源コードを介して管理コンピュータに電力を供給する交流電源が必要であり制約を受けることから、その設置場所が限られてしまう。また、このような高度な認証処理を行う場合、ユーザが操作情報や認証情報の入力を行うには複雑な操作が必要となる場合があるが、従来の収納庫は、入力される情報の処理結果に応じて異なるビープ音を発することなどによって処理状態をユーザに認識させるものであるため、ユーザにとって操作がわかりにくく使い勝手が良くないものとなっている場合があった。また、管理コンピュータのディスプレイに表示させることで解錠履歴を確認するものであるため、管理コンピュータに接続された状態でなければ解錠履歴を確認することはできない。
一方、特許文献2に記載された技術では、収納庫と、指紋認証などの高度な認証処理を行う管理コンピュータとを接続するケーブルを敷設する必要がある。さらに、管理コンピュータには相応の電力が必要となるために、電源コードを介して管理コンピュータに電力を供給する交流電源が必要であり制約を受けることから、その設置場所が限られてしまう。また、このような高度な認証処理を行う場合、ユーザが操作情報や認証情報の入力を行うには複雑な操作が必要となる場合があるが、従来の収納庫は、入力される情報の処理結果に応じて異なるビープ音を発することなどによって処理状態をユーザに認識させるものであるため、ユーザにとって操作がわかりにくく使い勝手が良くないものとなっている場合があった。また、管理コンピュータのディスプレイに表示させることで解錠履歴を確認するものであるため、管理コンピュータに接続された状態でなければ解錠履歴を確認することはできない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、収納庫の解錠履歴の確認を容易にして管理効率や安全性を向上させ、ユーザにとって収納庫の使い勝手を良くする錠前制御装置、収納庫、および錠前制御方法を提供する。
上述した課題を解決するために、本発明は、収納庫の収納空間を閉塞する扉に備えられた錠前を解錠する錠前制御装置であって、複数のユーザのそれぞれを識別する識別情報に対応付けて、ユーザのそれぞれに対応する解錠情報が記憶されている解錠情報記憶部と、少なくともユーザの識別情報が記憶される認証履歴記憶部と、ユーザから入力部に入力される認証情報と、解錠情報記憶部に記憶されている解錠情報とを比較して認証処理を行い、認証成功と判定した場合に、錠前を解錠し、解錠情報に対応付けられて解錠情報記憶部に記憶されているユーザの識別情報を、認証履歴記憶部に記憶させる錠前制御部と、収納庫の外面に備えられる表示部と、ユーザから入力部に入力される認証履歴表示要求に応じて、認証履歴記憶部に記憶されたユーザの識別情報を、表示部に表示させる認証履歴表示制御部と、錠前制御装置が備える各部に給電する電源部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、収納庫の内面に設置されるメニューボタンと、扉が開かれメニューボタンが押下されると、ユーザの識別情報と、ユーザに対応する解錠情報との情報の入力を受付け、入力された情報を解錠情報記憶部に記憶させる入力部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、ユーザの生体情報が認証情報として入力される生体情報入力部をさらに備え、解錠情報記憶部に記憶されている解錠情報は、予め採取されたユーザの生体情報であり、錠前制御部は、生体情報入力部に入力された生体情報と、解錠情報記憶部に記憶されている解錠情報とを比較し、入力された生体情報と解錠情報との一致度合いが定められた閾値を超える場合に認証成功と判定することを特徴とする。
また、本発明は、ユーザから入力される時間情報を受付ける時間情報入力部をさらに備え、錠前制御部は、錠前を解錠した後、時間情報入力部に入力された時間情報が示す時間に到達した場合に、錠前を施錠することを特徴とする。
また、本発明は、自身の収納空間を閉塞する扉に備えられた錠前を解錠する錠前制御装置を備えた収納庫であって、錠前制御装置は、複数のユーザのそれぞれを識別する識別情報に対応付けて、ユーザのそれぞれに対応する解錠情報が記憶されている解錠情報記憶部と、少なくともユーザの識別情報が記憶される認証履歴記憶部と、ユーザから入力部に入力される認証情報と、解錠情報記憶部に記憶されている解錠情報とを比較して認証処理を行い、認証成功と判定した場合に、錠前を解錠し、解錠情報に対応付けられて解錠情報記憶部に記憶されているユーザの識別情報を、認証履歴記憶部に記憶させる錠前制御部と、収納庫の外面に備えられる表示部と、ユーザから入力部に入力される認証履歴表示要求に応じて、認証履歴記憶部に記憶されたユーザの識別情報を、表示部に表示させる認証履歴表示制御部と、錠前制御装置が備える各部に給電する電源部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、複数のユーザのそれぞれを識別する識別情報に対応付けて、ユーザのそれぞれに対応する解錠情報が記憶されている解錠情報記憶部と、少なくともユーザの識別情報が記憶される認証履歴記憶部と、収納庫の外面に備えられる表示部と、自身が備える各部に給電する電源部と、を備え、収納庫の収納空間を閉塞する扉に備えられた錠前を解錠する錠前制御装置を用いた錠前制御方法であって、錠前制御部が、ユーザから入力部に入力される認証情報と、解錠情報記憶部に記憶されている解錠情報とを比較して認証処理を行い、認証成功と判定した場合に、錠前を解錠し、解錠情報に対応付けられて解錠情報記憶部に記憶されているユーザの識別情報を、認証履歴記憶部に記憶させるステップと、認証履歴表示制御部が、ユーザから入力部に入力される認証履歴表示要求に応じて、認証履歴記憶部に記憶されたユーザの識別情報を、表示部に表示させるステップと、を備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、収納庫の収納空間を閉塞する扉に備えられた錠前を解錠する錠前制御装置は、自身が備える各部に給電する電源部と、複数のユーザのそれぞれを識別する識別情報に対応付けて、前記ユーザのそれぞれに対応する解錠情報が記憶されている解錠情報記憶部と、少なくともユーザの識別情報が記憶される認証履歴記憶部と、を備え、ユーザから入力部に入力される認証情報と、解錠情報記憶部に記憶されている解錠情報とを比較して認証処理を行い、認証成功と判定した場合に、錠前を解錠し、その解錠情報に対応付けられて解錠情報記憶部に記憶されているユーザの識別情報を、認証履歴記憶部に記憶させ、ユーザから入力される認証履歴表示要求に応じて、認証履歴記憶部に記憶されたユーザの識別情報を、表示部に表示させるようにしたので、自身が備える電源部により給電される電力を用いて、特定の用紙や管理コンピュータなどが用意されていなくとも、解錠したユーザの識別情報を認証履歴として記憶し、認証履歴表示要求に応じて記憶された認証履歴を表示することができる。これにより、ユーザは、表示された認証履歴を確認することで、いずれのユーザが解錠したかを把握することが可能となり、収納庫の管理効率や安全性を向上させる錠前制御装置を提供することが可能となる。
また、本発明によれば、扉が開かれ収納庫の内面に設置されるメニューボタンが押下されると、ユーザの識別情報と、ユーザに対応する解錠情報との情報の入力を受付け、入力された情報を解錠情報記憶部に記憶させるようにしたので、扉が開いたときのみユーザ情報の登録を行わせ、扉が閉じたままの状態ではユーザの情報を登録させないようにすることができる。
また、本発明によれば、認証情報として入力される生体情報と、予め採取された前記ユーザの生体情報である解錠情報とを比較し、入力された生体情報と解錠情報との一致度合いが定められた閾値を超える場合に認証成功と判定するようにしたので、ユーザの認証に生体情報を用いることで予め定められたユーザ本人でなければ解錠できなくなり、収納庫の安全性を向上させる錠前制御装置を提供することができる。
また、本発明によれば、ユーザから入力される時間情報を受付け、錠前を解錠した後、入力された時間情報が示す時間に到達した場合に錠前を施錠するようにしたので、ユーザから入力される任意の時間を越えて解錠状態が続くことを防ぐことができる。
<第1の実施形態>
まず、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による指紋認証金庫1の外観を示す図である。図1の(a)は、指紋認証金庫1の扉5が閉じた状態の外観図であり、図1の(b)は、指紋認証金庫1の扉5が開いた状態の外観図である。指紋認証金庫1の収納空間を閉塞する扉5は、ヒンジによって開閉し、扉5の外面には、操作パネル2と、シリンダー錠3とが備えられている。扉5の内面には、メニューボタン150が設置されている。操作パネル2は、ユーザから入力される操作情報の入力や指紋情報の入力を受付ける入力部や、入力される操作情報などに応じた指紋認証金庫1の認証処理状態を文字情報にて表示する表示部を備えている。扉5には、閉じた状態で指紋認証金庫1を閉塞状態に固定する錠前が備えられており、操作パネル2に入力される指紋情報に基づいた認証結果に応じて、錠前が解錠される。また、シリンダー錠3のように、操作パネル2に対応する錠前とは異なるシリンダー錠による錠前を設けて、セキュリティを高めるようにしても良い。
まず、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による指紋認証金庫1の外観を示す図である。図1の(a)は、指紋認証金庫1の扉5が閉じた状態の外観図であり、図1の(b)は、指紋認証金庫1の扉5が開いた状態の外観図である。指紋認証金庫1の収納空間を閉塞する扉5は、ヒンジによって開閉し、扉5の外面には、操作パネル2と、シリンダー錠3とが備えられている。扉5の内面には、メニューボタン150が設置されている。操作パネル2は、ユーザから入力される操作情報の入力や指紋情報の入力を受付ける入力部や、入力される操作情報などに応じた指紋認証金庫1の認証処理状態を文字情報にて表示する表示部を備えている。扉5には、閉じた状態で指紋認証金庫1を閉塞状態に固定する錠前が備えられており、操作パネル2に入力される指紋情報に基づいた認証結果に応じて、錠前が解錠される。また、シリンダー錠3のように、操作パネル2に対応する錠前とは異なるシリンダー錠による錠前を設けて、セキュリティを高めるようにしても良い。
図2は、操作パネル2の外観を詳細に示す図である。操作パネル2は、文字情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)である表示部130と、押下されることで数字等の情報が操作情報として入力されるボタンを備える操作情報入力部142と、近接されたユーザの指の指紋情報を取得する指紋情報入力部141と、電池カバーに保護された電源部160とを備えている。
図3は、指紋認証金庫1に備えられ、操作パネル2への操作に応じて錠前4を開閉する錠前制御装置100の機能構成を示すブロック部である。
錠前制御装置100は、制御部110と、記憶部120と、表示部130と、入力部140と、メニューボタン150と、電源部160とを備えている。
錠前制御装置100は、制御部110と、記憶部120と、表示部130と、入力部140と、メニューボタン150と、電源部160とを備えている。
電源部160は、バッテリであり、解錠制御装置100が備える各部に電力を給電し、駆動させる。本実施形態における電源部160には、例えば、乾電池やボタン型電池、リチウムイオン電池など、市販のものが適用可能である。また、電源部160は、指紋認証金庫1の外部に備えられるため、扉5を開閉することなく乾電池を交換することが可能である。このように、解錠制御装置100の電源部160には汎用的な乾電池を利用できるため、乾電池の電力が切れた場合にも、新たな乾電池に容易に交換することができ、解錠制御装置100を駆動させることが可能である。
表示部130は、ユーザに入力される数字情報や文字情報、またはユーザの操作を促す文字情報などを表示するLCDである。表示部130には、制御部110から入力される制御情報に応じて、例えば、「センサーに指を置いて下さい。」などの文字情報が表示される。
入力部140は、指紋情報入力部141と、操作情報入力部142とを備えており、ユーザから入力される操作情報や指紋情報を受付ける。入力部140は、扉5の外面の操作パネル2に設置されており、扉5が閉まった状態でユーザによる操作が可能である。
指紋情報入力部141は、ユーザの指が近接されるとユーザの指紋情報を読み取る指紋センサーを備えており、指紋センサーが読み取った指紋情報をデジタル情報化する。
操作情報入力部142は、ユーザから入力されるパスワードやID、各種処理要求などの操作情報を受付ける。操作情報入力部142は、例えば、「0」から「9」までのそれぞれの数字が記されたボタンと、「OPEN」、「CLOSE」と記されたボタンとを備える。
指紋情報入力部141は、ユーザの指が近接されるとユーザの指紋情報を読み取る指紋センサーを備えており、指紋センサーが読み取った指紋情報をデジタル情報化する。
操作情報入力部142は、ユーザから入力されるパスワードやID、各種処理要求などの操作情報を受付ける。操作情報入力部142は、例えば、「0」から「9」までのそれぞれの数字が記されたボタンと、「OPEN」、「CLOSE」と記されたボタンとを備える。
記憶部120は、認証履歴記憶部121と、解錠情報記憶部122と、管理パスワード記憶部123とを備えており、解錠に関する処理に利用される情報が記憶される。
解錠情報記憶部122には、複数のユーザのそれぞれの識別情報(ユーザID)と、入力部140に入力された情報と比較され、認証可否判定の対象となる解錠情報とが対応付けられて記憶される。ユーザIDは、ユーザのそれぞれを一意に識別する情報であり、例えば、「ID00001」のように、「ID」の文字列と、ユーザ毎に一意に付与された5桁の数値とが連結された文字列である。解錠情報は、例えば、予めユーザから入力部140に入力されたパスワードの文字列や、指紋情報入力部141によって予めユーザから採取されデジタル情報化された生体情報などが適用できる。本実施形態では、生体情報として指紋情報が用いられる例を説明するが、虹彩情報、静脈情報などを適用しても良い。ここでは、パスワードと生体情報とのいずれかを解錠情報として記憶させても良いし、パスワードと生体情報との双方を記憶させるようにしても良い。
解錠情報記憶部122には、複数のユーザのそれぞれの識別情報(ユーザID)と、入力部140に入力された情報と比較され、認証可否判定の対象となる解錠情報とが対応付けられて記憶される。ユーザIDは、ユーザのそれぞれを一意に識別する情報であり、例えば、「ID00001」のように、「ID」の文字列と、ユーザ毎に一意に付与された5桁の数値とが連結された文字列である。解錠情報は、例えば、予めユーザから入力部140に入力されたパスワードの文字列や、指紋情報入力部141によって予めユーザから採取されデジタル情報化された生体情報などが適用できる。本実施形態では、生体情報として指紋情報が用いられる例を説明するが、虹彩情報、静脈情報などを適用しても良い。ここでは、パスワードと生体情報とのいずれかを解錠情報として記憶させても良いし、パスワードと生体情報との双方を記憶させるようにしても良い。
認証履歴記憶部121には、錠前制御部112によって行われる認証処理に関する認証履歴情報が記憶される。認証履歴情報には、錠前制御部112による認証処理時に入力されたユーザIDと、認証結果と、認証処理が行われた日時などの情報が対応付けられて記憶される。本実施形態では、認証結果はその認証内容に応じた文字列情報として表される。図4に、認証結果の文字列に対応する認証内容の例を示す。認証結果「V_F」は、指紋情報による認証処理が成功し、解錠されたことを示している。認証結果「V_P」は、パスワードによる認証処理が成功し、解錠されたことを示している。認証結果「N_F」は、指紋情報による認証処理が失敗したことを示している。認証結果「N_P」は、パスワードによる認証処理が失敗したことを示している。
管理パスワード記憶部123には、指紋認証金庫1を利用する管理ユーザによって入力される管理パスワードが記憶される。
管理パスワード記憶部123には、指紋認証金庫1を利用する管理ユーザによって入力される管理パスワードが記憶される。
制御部110は、認証履歴表示制御部111と、錠前制御部112とを備えており、錠前制御装置100の処理動作を制御する。
錠前制御部112は、入力部140に入力されるユーザIDと、パスワードまたは生体情報などの入力情報とに基づいて、錠前4を解錠するか否かを判定する認証処理を行う。錠前制御部112による認証処理は、ユーザIDと、パスワードと、生体情報とのいずれかの情報またはこれらの組み合わせによって行うようにしても良い。例えば、入力されるユーザIDとパスワードとの組み合わせ、ユーザIDと指紋情報との組み合わせ、パスワードのみ、指紋情報のみ、などのいずれかの認証方法によって認証を行う。
錠前制御部112は、入力部140に入力されるユーザIDと、パスワードまたは生体情報などの入力情報とに基づいて、錠前4を解錠するか否かを判定する認証処理を行う。錠前制御部112による認証処理は、ユーザIDと、パスワードと、生体情報とのいずれかの情報またはこれらの組み合わせによって行うようにしても良い。例えば、入力されるユーザIDとパスワードとの組み合わせ、ユーザIDと指紋情報との組み合わせ、パスワードのみ、指紋情報のみ、などのいずれかの認証方法によって認証を行う。
例えば、ユーザIDとパスワードとによる認証処理を行う場合、錠前制御部112は、入力部140にユーザIDとパスワードとが入力されると、入力されたユーザIDに対応するパスワードを、解錠情報記憶部122から読み出す。錠前制御部112は、入力されたパスワードと、解錠情報記憶部122から読み出したパスワードとを比較し、一致する場合には、認証許可と判定する。一方、一致しない場合には、認証拒否と判定する。
ユーザIDと指紋情報とによる認証処理を行う場合、錠前制御部112は、指紋情報入力部141にユーザIDと指紋情報とが入力されると、入力されたユーザIDに対応する指紋情報を、解錠情報記憶部122から読み出す。錠前制御部112は、入力された指紋情報と、解錠情報記憶部122から読み出した指紋情報とを比較し、定められた一致度合いの閾値を超えて一致する場合には、認証許可と判定する。一方、定められた一致度合いの閾値を超えて一致しない場合には、認証拒否と判定する。
指紋情報のみによる認証処理を行う場合には、錠前制御部112は、指紋情報入力部141に入力された指紋情報と、予め解錠情報記憶部122に記憶されている複数の指紋情報のそれぞれとを比較し、入力された指紋情報と予め記憶されているそれぞれの指紋情報との一致度合いが定められた閾値を超えるか否かを判定し、一致度合いが閾値を超える指紋情報を検出した場合に、認証成功と判定する。一方、定められた一致度合いの閾値を超えて一致する指紋情報を解錠情報記憶部122から検出しない場合には、認証拒否と判定する。錠前制御部112は、上述したいずれかの認証処理により認証成功と判定すると、錠前4を解錠する。また、錠前制御部112は、ユーザの認証処理を行うと、その認証処理に関する認証履歴情報を認証履歴記憶部121に記憶させる。
上述の認証処理のうち、解錠情報記憶部122がいずれの認証処理を行うかは、管理ユーザにより予め定められる。解錠情報記憶部122は、例えば、指紋認証で認証拒否となった場合にはパスワードにより認証を行うようにしても良い。このようにすれば、認証時にユーザが指を怪我しているなどで指紋認証が成功しない場合にはパスワード認証を行うようにして、指紋認証に失敗する場合などでもユーザ本人の認証を行うことが可能となる。解錠制御装置100にはアラーム音を出力する警報出力部を設け、定められた回数(例えば、4回)を超えて連続で認証拒否となった場合には、解錠情報記憶部122により警報アラームを出力させるようにしても良い。例えば、錠前制御部112は、認証処理において定められた回数を超えて認証拒否と判定した場合には、警報出力部に警報アラームを出力させ、認証成功するまで、警報アラームを出力させ続ける。
また、錠前制御部112は、錠前4を解錠した後、ユーザにより扉5が開かれ、再び閉められると錠前4を施錠する。あるいは、錠前制御部112は、錠前4を解錠した後、扉5が開閉されたか否かに関わらず、定められた一定時間の間は錠前4を解錠状態に保ち、一定時間の経過後に錠前4を施錠するようにしても良い。この場合、操作情報入力部142にユーザから入力された時間情報を記憶部120に記憶させておき、錠前制御部112は、ユーザの認証処理を行って認証成功と判定して錠前4を解錠した後、記憶部120に記憶された時間情報に対応する時間に応じて錠前4を施錠する。時間情報は、例えば「1分」、「15分」、「30分」、「60分」、「180分」など、解錠されてからの経過時間を示す情報でも良いし、「12:00」などの特定の時刻を示す情報であっても良い。
例えば、経過時間「30分」が時間情報として入力され、記憶部120に記憶された場合、制御部110は、指紋情報入力部141に入力される指紋情報に基づいて認証成功と判定し、錠前4を解錠した後、30分経過後に、錠前4を施錠する。あるいは、時刻「12:00」が時間情報として入力され、記憶部120に記憶された場合、制御部110は、指紋情報入力部141に入力される指紋情報に基づいて認証成功と判定し、錠前4を解錠した後、自身が備える計時機能により12:00になったと判定すると、錠前4を施錠する。また、ここで、解錠後の施錠までの時間を示す時間情報は、ユーザ毎に異なる値を対応付けて記憶したり、曜日毎に異なる値を対応付けて記憶したりするようにしても良い。このように、解錠後、一定期間の間は錠前4を解錠状態に保つようにすれば、例えば指紋認証金庫1に収納された収納物を一定期間に複数回出し入れする必要がある場合に、その都度認証処理を行わなくとも、指紋認証金庫1を開けることができるようになる。ここで、例えば一定期間を180分などとしておけば、朝9時に指紋認証金庫1を解錠した場合に、昼の12時までは解錠状態を保ち、昼の12時に施錠されることから、業務時間中は解錠状態を保つが、昼の休憩時間には施錠されるように利用することができる。
認証履歴表示制御部111は、錠前制御部112によって認証履歴記憶部121に記憶された認証履歴情報を読み出し、表示部130に表示させる。図5は、認証履歴表示制御部111が表示部130に表示させる画面例を示す図である。図5の画面例には、ユーザIDを示す「ID00001」と、認証結果を示す「V_F」と、認証処理日時を示す「080601 1310」との情報が示されている。認証履歴表示制御部111は、錠前制御部112がユーザIDを使用しない設定となっている場合、認証失敗の場合にはユーザIDが不明であるため、ユーザIDには例えば「※※※」などの記号を表示させる。
メニューボタン150は、扉5の内面に設置されたボタンである。すなわち、メニューボタン150は、錠前4が解錠され、扉5が開かれたときにしか押下することができない。指紋認証金庫1は、初期状態では、管理パスワードが管理パスワード記憶部123に記憶されていない状態であり、この状態でメニューボタン150が押下されると、制御部110は、表示部130に、ユーザに管理パスワードの入力を促す文字情報を表示させる。メニューボタン150が押下された際、管理パスワード記憶部123に管理パスワードが記憶されていれば、制御部110は、表示部130に、設定変更を行うためのメニュー画面を表示させる。メニュー画面は、例えば、新規ユーザの登録を行ったり、登録された管理パスワードの変更を行ったり、認証履歴記憶部121に記憶された認証履歴情報の表示を行ったりする処理動作のメニューの選択を行う画面である。
このように、解錠制御装置100の管理パスワードなどの設定やユーザの追加登録などの操作は、錠前制御部112により錠前4が解錠され、扉5が開かれた状態でメニューボタン150を押下しなければ行えない。このため、解錠制御装置100により錠前4を解錠する権限のないユーザには、これらの操作が行えないようにすることができる。
図6は、本実施形態における解錠制御装置100の初期動作における画面例を示す図である。初期状態では、管理パスワード記憶部123には管理パスワードは記憶されておらず、解錠情報記憶部122には解錠情報が記憶されていない。初期状態では、表示部130は、符号(a)に示されるような時間設定画面を表示する。そして、操作情報入力部142に年月日と現在時刻との情報が入力されると、表示部130は、符号(b)に示されるように、「設定しました」との文字列を表示する。そして、表示部130は、符号(c)に示されるような待機画面を表示する。そして、操作情報入力部142の「OPEN」ボタンが押下されると、初期状態で解錠情報記憶部122にユーザの情報が記憶されていない場合、錠前制御部112は錠前4を解錠する。表示部130は、符号(d)に示されるような「解錠します」との文字列を表示する。
錠前4が解錠され、扉5の内面に設置されたメニューボタン150が押下されると、表示部130は、符号(e)に示されるようなメニュー画面を表示する。ユーザは、本画面から、管理パスワードの登録や、ユーザ情報の登録を行うことができる。ここで、管理パスワード記憶部123に管理パスワードが記憶されていなければ、解錠制御装置100は、符号(e)のようなメニュー画面を表示させる前に、管理パスワードの入力を促す画面を表示させ、入力部140が、管理パスワードの入力を受付ける。そして、入力部140に入力された管理パスワードは、管理パスワード記憶部123に記憶される。解錠制御装置100は、管理パスワード記憶部123に管理パスワードが記憶された後に、符号(e)のようなメニュー画面を表示させる。このように、初回の利用時には、管理パスワードが入力されてから解錠制御装置100が備える各機能を利用可能にする。また、符号(e)の画面が表示された状態で、入力部140の「1」が押下されると、表示部130にはユーザ管理画面が表示される。入力部140に新規ユーザのユーザIDが入力され、新規ユーザに対応するパスワードや指紋情報などの解錠情報が入力されると、入力された解錠情報が解錠情報記憶部122に記憶される。扉5が閉められ、操作情報入力部142の「CLOSE」ボタンが押下されると、表示部130は、符号(f)に示されるような「施錠します」との文字列を表示する。
図7は、本実施形態における解錠制御装置100の動作例を示すフローチャートである。以下、図7を参照して、メニューボタン150が押下され、認証履歴記憶部121に記憶された認証履歴情報が表示部130に表示される動作を説明する。
まず、ユーザは、指紋認証金庫1に備えられた操作情報入力部142の「OPEN」ボタンを押下する。管理パスワードが管理パスワード記憶部123に記憶されていなければ、錠前4が解錠される。ユーザは、扉5を開くと、扉5の内面に設置されたメニューボタン150を押下する。
まず、ユーザは、指紋認証金庫1に備えられた操作情報入力部142の「OPEN」ボタンを押下する。管理パスワードが管理パスワード記憶部123に記憶されていなければ、錠前4が解錠される。ユーザは、扉5を開くと、扉5の内面に設置されたメニューボタン150を押下する。
メニューボタン150が押下されると(ステップS1)、制御部110は、管理パスワード記憶部123に、管理パスワードが記憶されているか否かを判定する(ステップS2)。ここで、制御部110が、管理パスワード記憶部123に管理パスワードが記憶されていると判定すると(ステップS2−YES)、制御部110は、表示部130に、「管理パスワードを入力してOPENを押して下さい」などの文字情報を表示させる(ステップS3)。ユーザによって、操作情報入力部142に管理パスワードが入力され、「OPEN」が押下されると、制御部110は、入力された管理パスワードと、管理パスワード記憶部123に記憶されている管理パスワードとが一致するか否かを判定する(ステップS4)。
制御部110は、ステップS4で、ユーザに入力された管理パスワードと、管理パスワード記憶部123に記憶されている管理パスワードとが一致しないと判定すると(ステップS4−NG)、表示部130に、「パスワードが違います」などの文字情報を表示させる(ステップS5)。また、ここで、制御部110は、例えば、自身が備える音出力部から「ピーピー」などの音を出力させ、3秒間待機した後、表示部130に待機画面を表示させる。ここで、待機画面とは、例えば、錠前制御装置100に備えられる計時機能から取得する現在日付、現在時刻などの情報や、「センサーに指を置いて下さい」などの文字情報が表示された画面である。
一方、制御部110は、ステップS4で、ユーザに入力された管理パスワードと、管理パスワード記憶部123に記憶されている管理パスワードとが一致すると判定すると(ステップS4−OK)、表示部130に、メニュー画面を表示させる(ステップS6)。メニュー画面は、例えば、「1.ユーザ管理 2.管理パスワード 3.ログ 4.設定」などの文字情報が表示される画面である。また、ステップS2で、制御部110が、管理パスワード記憶部123に管理パスワードが記憶されていないと判定した場合にも(ステップS2−NO)、ステップS6に遷移し、メニュー画面を表示させる。
ここで、ユーザによって、操作情報入力部142に備えられるボタンのうち、「3」が記されたボタンが押下されることによって認証履歴表示要求が入力されると、認証履歴表示制御部111は、認証履歴記憶部121に認証履歴情報(ログ)が記憶されているか否かを判定する(ステップS7)。認証履歴表示制御部111が、認証履歴記憶部121に認証履歴情報が記憶されていないと判定すると(ステップS7−NO)、認証履歴表示制御部111は、表示部130に、「登録情報がありません」などの文字情報を表示させ、例えば、音出力部から「ピーピー」などの音を出力させ、3秒間待機した後、表示部130にメニュー画面を表示させる(ステップS8)。
一方、ステップS7で、認証履歴表示制御部111が、認証履歴記憶部121に認証履歴情報が記憶されていると判定すると(ステップS7−YES)、「解錠ログ IDまたはOPEN」などの文字情報を表示させる(ステップS9)。ここで、ユーザは、認証履歴記憶部121に記憶された認証履歴情報のうち、特定のユーザの認証履歴を参照する場合には、その参照するユーザの識別情報(ID)を入力して「OPEN」を押下し、認証履歴記憶部121に記憶された認証履歴情報の全てを参照する場合には、IDを入力せずに「OPEN」を押下する。
なお、ステップS9の時点で、例えば操作情報入力部142に備えられるボタンのうち、「CLOSE」と記されたボタンが押下された場合には、「前画面に戻る 1.はい 2.いいえ」などの文字情報を表示部130に表示させる(ステップS13)。ここで、ユーザによって操作情報入力部142に備えられたボタンのうち、「1」が記されたボタンが押下されると、制御部110は、表示部130にメニュー画面を表示させ、ステップS6に戻る。ステップS13で、ユーザによって操作情報入力部142に備えられたボタンのうち、「2」が記されたボタンが押下されると、制御部110は、表示部130に、「解錠ログ IDまたはOPEN」の文字情報を表示させ、ステップS9に戻る。
ステップS9で、ユーザによって、操作情報入力部142にIDが入力されると(ステップS10−YES)、認証履歴表示制御部111は、操作情報入力部142に入力されたIDに対応するユーザ識別情報の認証履歴情報を、認証履歴記憶部121から読み出し、表示部130に表示させる(ステップS12)。ここで、操作情報入力部142に入力されたIDに対応する複数の認証履歴情報が認証履歴記憶部121に記憶されている場合には、認証履歴情報に含まれる「ID00001」などの識別情報を表示部130に表示させるとともに、その認証履歴が記憶された日時などの情報を表示部130に表示させ、「1.次へ 2.戻る」などの文字情報を表示部130に表示させるようにしても良い。ここで、操作情報入力部142に備えられたボタンのうち、「1」と記されたボタンが押下されると、認証履歴表示制御部111は、認証履歴記憶部121に記憶された認証履歴情報のうち、ステップS10で入力されたIDに対応する他の認証履歴情報を認証履歴表示制御部111から読み出し、表示部130に表示させる。
一方、ステップS9で、ユーザによって、操作情報入力部142にIDが入力されずに「OPEN」が押下された場合(ステップS10−NO)、認証履歴表示制御部111は、認証履歴記憶部121に記憶された認証履歴情報のうち、その認証履歴情報が記憶された日付が最も新しい認証履歴情報を、表示部130に表示させる。ここでも、ステップS12と同様に、認証履歴情報に含まれる「ID00001」などの識別情報を表示部130に表示させるとともに、その認証履歴が記憶された日時などの情報を表示部130に表示させ、「1.次へ 2.戻る」などの文字情報を表示部130に表示させる。
このように、本実施形態によれば、指紋認証金庫1の管理ユーザまたはユーザは、管理コンピュータに接続したり、用紙にプリントアウトしたりすることなく、指紋認証金庫1の認証履歴情報を参照することが可能である。
このように、本実施形態によれば、指紋認証金庫1の管理ユーザまたはユーザは、管理コンピュータに接続したり、用紙にプリントアウトしたりすることなく、指紋認証金庫1の認証履歴情報を参照することが可能である。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。
第2の実施形態における解錠制御装置100は、第1の実施形態と同様の構成であるが、管理ユーザから入力されるセキュリティレベルに応じてユーザの認証方法を変化させる点において異なる。以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。本実施形態において、セキュリティレベルは、例えば、セキュリティの高さに応じて「5」、「4」、「3」、「2」、「1」などの数字が対応付けられる。ここで、セキュリティレベルは、数字が大きいほどセキュリティレベルが高いことを示している。
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。
第2の実施形態における解錠制御装置100は、第1の実施形態と同様の構成であるが、管理ユーザから入力されるセキュリティレベルに応じてユーザの認証方法を変化させる点において異なる。以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。本実施形態において、セキュリティレベルは、例えば、セキュリティの高さに応じて「5」、「4」、「3」、「2」、「1」などの数字が対応付けられる。ここで、セキュリティレベルは、数字が大きいほどセキュリティレベルが高いことを示している。
制御部110は、図6の(e)に示したメニュー画面に、「セキュリティ設定」の項目を表示させる。「セキュリティ設定」がユーザに選択されると、表示部130はセキュリティ設定画面を表示する。セキュリティ設定画面には、セキュリティの高さに応じて「5」、「4」、「3」、「2」、「1」などの数字が表示される。入力部140は、管理ユーザが要求するセキュリティレベルに応じた数字の入力を受付ける。錠前制御部112は、管理ユーザから入力部140に入力されるセキュリティレベルを、自身の記憶部に記憶し、記憶されたセキュリティレベルに応じて定められた認証方法に応じた認証処理を行う。解錠情報記憶部122には、錠前制御部112に記憶されたセキュリティレベルに応じて予め入力部140に入力される解錠情報が記憶される。
図8は、管理ユーザから入力されるセキュリティレベルに応じた認証方法の例を示す図である。図8には、セキュリティレベル5〜1に応じて、解錠情報記憶部122に記憶される解錠情報と、認証時に入力部140に入力される入力情報と、錠前制御部112による認証が成功した場合に認証履歴記憶部121に記憶される履歴情報と、錠前制御部112による認証が失敗した場合に認証履歴記憶部121に記憶される履歴情報と、その認証方法の用途との例が示されている。
管理ユーザは、高いセキュリティを設定したい場合には、高セキュリティレベルを入力部140に入力する。例えば、セキュリティ設定画面にて、セキュリティレベル「5」を入力部140に入力する。この場合、ユーザごとに予め登録しておく解錠情報は、ユーザIDと指紋情報とであり、入力部140に入力された解錠情報は解錠情報記憶部122に記憶される。そして、認証処理時には、入力部140に入力されるユーザIDと指紋情報とに基づいて、錠前制御部112が認証処理を行う。錠前制御部112は、認証が成功した場合にも、認証が失敗した場合にも、入力されたユーザIDと認証処理を行った日時とを履歴情報として認証履歴記憶部121に記憶させる。この認証方法は、認証の履歴管理が必要で、かつそのユーザIDに対応付けられた本人による入力でなければ認証を成功させたくない場合に有効である。
セキュリティ設定画面にて、管理ユーザから、セキュリティレベル「4」が入力部140に入力された場合には、ユーザごとに予め登録しておく解錠情報は、ユーザIDと指紋情報とパスワードとであり、ユーザごとに予め入力部140に入力される解錠情報が解錠情報記憶部122に記憶される。そして、認証処理時には、錠前制御部112が、まず、入力部140に入力されるユーザIDと指紋情報とに基づいた認証処理を行う。ここでは、錠前制御部112が、指紋情報による認証を失敗と判定した場合には、入力部140は、ユーザからのパスワードの入力を受付ける。錠前制御部112は、入力されるパスワードに基づいた認証が成功すれば、認証成功と判定する。錠前制御部112は、認証が成功した場合にも、認証が失敗した場合にも、入力されたユーザIDと認証処理を行った日時とを履歴情報として認証履歴記憶部121に記憶させる。この認証方法は、認証の履歴管理が必要であるが、場合によってはユーザIDに対応付けられた本人でない代理人による認証も成功させたい場合に有効である。
また、管理ユーザから、セキュリティレベル「3」が入力部140に入力された場合には、ユーザごとに予め登録しておく解錠情報は、ユーザIDとパスワードとであり、ユーザごとに予め入力部140に入力される解錠情報が解錠情報記憶部122に記憶される。そして、認証処理時には、錠前制御部112は、ユーザIDとパスワードとによる認証処理を行う。錠前制御部112は、認証が成功した場合にも、認証が失敗した場合にも、入力されたユーザIDと認証処理を行った日時とを履歴情報として認証履歴記憶部121に記憶させる。この認証方法は、認証の履歴管理が必要であるが、ユーザIDに対応付けられた本人でない代理人による認証も成功させたい場合に有効である。
また、管理ユーザから、セキュリティレベル「2」が入力部140に入力された場合には、ユーザごとに予め登録しておく解錠情報は、ユーザIDと指紋情報とであり、ユーザごとに予め入力部140に入力される解錠情報が解錠情報記憶部122に記憶される。そして、認証処理時には、入力部140は、ユーザIDを入力させずに指紋情報のみの入力を受付け、錠前制御部112は、指紋情報のみで認証処理を行う。この場合、錠前制御部112は、入力された指紋情報に定められた一致の度合いを超えて一致する解錠情報を解錠情報記憶部122から検出した場合には、認証成功と判定する。錠前制御部112は、認証が成功した場合には、一致した解錠情報に対応するユーザIDを解錠情報記憶部122から読み出し、読み出したユーザIDを履歴情報として認証履歴記憶部121に記憶させる。一方、錠前制御部112は、認証が失敗した場合には、ユーザIDを取得できないため、認証履歴記憶部121に認証が失敗したユーザIDを記憶させない。ただし、この場合でも、錠前制御部112は、認証が失敗したことを示す情報と、認証処理を行った日時を示す情報とを対応付けて認証履歴記憶部121に記憶させるようにしても良い。この認証方法は、認証の履歴管理が必ずしも必要ではないが、ユーザIDに対応付けられた本人でなければ認証を成功させたくない場合に有効である。
また、管理ユーザから、セキュリティレベル「1」が入力部140に入力された場合には、ユーザごとに登録される解錠情報は、ユーザIDとパスワードとであり、ユーザごとに予め入力される解錠情報が解錠情報記憶部122に記憶される。そして、認証処理時には、錠前制御部112は、ユーザIDを入力させずにパスワードのみで認証処理を行う。この場合、錠前制御部112は、入力されたパスワードに一致する解錠情報を解錠情報記憶部122から検出した場合には、認証成功と判定する。錠前制御部112は、認証が成功した場合には、成功したパスワードに対応するユーザIDを解錠情報記憶部122から読み出し、読み出したユーザIDを履歴情報として認証履歴記憶部121に記憶させる。一方、錠前制御部112は、認証が失敗した場合には、ユーザIDを取得できないため、認証履歴記憶部121に認証が失敗したユーザIDを記憶させない。この認証方法は、認証の履歴管理が必ずしも必要ではなく、ユーザIDに対応付けられた本人でない代理人による認証も成功させたい場合に有効である。
このように、セキュリティレベルに応じた認証方法により認証を行うことで、適用場面に応じて解錠制御装置100を柔軟に利用することができる。
このように、セキュリティレベルに応じた認証方法により認証を行うことで、適用場面に応じて解錠制御装置100を柔軟に利用することができる。
以上説明したように、本発明は、解錠制御装置100が備える各部を駆動させ、表示部130に認証履歴情報を表示させるための電力を供給する電源部160には、例えば、汎用的な乾電池を適用することとしたので、仮に乾電池の電力が切れた場合にも、新たな乾電池に容易に交換することができ、解錠制御装置100を駆動させることが可能である。
また、本実施形態では、解錠制御装置100は、金庫の扉の錠前の解錠、施錠を制御することとしたが、キャビネットなどの他の収納庫の解錠を制御しても良い。
また、本実施形態では、解錠制御装置100は、金庫の扉の錠前の解錠、施錠を制御することとしたが、キャビネットなどの他の収納庫の解錠を制御しても良い。
なお、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより解錠の制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1 指紋認証金庫
2 操作パネル
3 シリンダー錠
4 錠前
5 扉
100 錠前制御装置
110 制御部
111 認証履歴表示制御部
112 錠前制御部
120 記憶部
121 認証履歴記憶部
122 解錠情報記憶部
123 管理パスワード記憶部
130 表示部
140 入力部
141 指紋情報入力部
142 操作情報入力部
150 メニューボタン
160 電源部
2 操作パネル
3 シリンダー錠
4 錠前
5 扉
100 錠前制御装置
110 制御部
111 認証履歴表示制御部
112 錠前制御部
120 記憶部
121 認証履歴記憶部
122 解錠情報記憶部
123 管理パスワード記憶部
130 表示部
140 入力部
141 指紋情報入力部
142 操作情報入力部
150 メニューボタン
160 電源部
Claims (6)
- 収納庫の収納空間を閉塞する扉に備えられた錠前を解錠する錠前制御装置であって、
複数のユーザのそれぞれを識別する識別情報に対応付けて、前記ユーザのそれぞれに対応する解錠情報が記憶されている解錠情報記憶部と、
少なくとも前記ユーザの識別情報が記憶される認証履歴記憶部と、
前記ユーザから入力部に入力される認証情報と、前記解錠情報記憶部に記憶されている前記解錠情報とを比較して認証処理を行い、認証成功と判定した場合に、前記錠前を解錠し、当該解錠情報に対応付けられて前記解錠情報記憶部に記憶されている前記ユーザの識別情報を、前記認証履歴記憶部に記憶させる錠前制御部と、
前記収納庫の外面に備えられる表示部と、
前記ユーザから前記入力部に入力される認証履歴表示要求に応じて、前記認証履歴記憶部に記憶された前記ユーザの識別情報を、前記表示部に表示させる認証履歴表示制御部と、
前記錠前制御装置が備える各部に給電する電源部と、
を備えることを特徴とする錠前制御装置。 - 前記収納庫の内面に設置されるメニューボタンと、
前記扉が開かれ前記メニューボタンが押下されると、前記ユーザの識別情報と、当該ユーザに対応する解錠情報との情報の入力を受付け、入力された情報を前記解錠情報記憶部に記憶させる入力部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の錠前制御装置。 - 前記ユーザの生体情報が前記認証情報として入力される生体情報入力部をさらに備え、
前記解錠情報記憶部に記憶されている前記解錠情報は、予め採取された前記ユーザの生体情報であり、
前記錠前制御部は、前記生体情報入力部に入力された前記生体情報と、前記解錠情報記憶部に記憶されている前記解錠情報とを比較し、入力された前記生体情報と前記解錠情報との一致度合いが定められた閾値を超える場合に認証成功と判定する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の錠前制御装置。 - ユーザから入力される時間情報を受付ける時間情報入力部をさらに備え、
前記錠前制御部は、前記錠前を解錠した後、前記時間情報入力部に入力された前記時間情報が示す時間に到達した場合に、前記錠前を施錠する
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の錠前制御装置。 - 自身の収納空間を閉塞する扉に備えられた錠前を解錠する錠前制御装置を備えた収納庫であって、
前記錠前制御装置は、
複数のユーザのそれぞれを識別する識別情報に対応付けて、前記ユーザのそれぞれに対応する解錠情報が記憶されている解錠情報記憶部と、
少なくとも前記ユーザの識別情報が記憶される認証履歴記憶部と、
前記ユーザから入力部に入力される認証情報と、前記解錠情報記憶部に記憶されている前記解錠情報とを比較して認証処理を行い、認証成功と判定した場合に、前記錠前を解錠し、当該解錠情報に対応付けられて前記解錠情報記憶部に記憶されている前記ユーザの識別情報を、前記認証履歴記憶部に記憶させる錠前制御部と、
前記収納庫の外面に備えられる表示部と、
前記ユーザから前記入力部に入力される認証履歴表示要求に応じて、前記認証履歴記憶部に記憶された前記ユーザの識別情報を、前記表示部に表示させる認証履歴表示制御部と、
前記錠前制御装置が備える各部に給電する電源部と、
を備えることを特徴とする収納庫。 - 複数のユーザのそれぞれを識別する識別情報に対応付けて、前記ユーザのそれぞれに対応する解錠情報が記憶されている解錠情報記憶部と、少なくとも前記ユーザの識別情報が記憶される認証履歴記憶部と、前記収納庫の外面に備えられる表示部と、自身が備える各部に給電する電源部と、を備え、収納庫の収納空間を閉塞する扉に備えられた錠前を解錠する錠前制御装置を用いた錠前制御方法であって、
錠前制御部が、前記ユーザから入力部に入力される認証情報と、前記解錠情報記憶部に記憶されている前記解錠情報とを比較して認証処理を行い、認証成功と判定した場合に、前記錠前を解錠し、当該解錠情報に対応付けられて前記解錠情報記憶部に記憶されている前記ユーザの識別情報を、前記認証履歴記憶部に記憶させるステップと、
認証履歴表示制御部が、前記ユーザから前記入力部に入力される認証履歴表示要求に応じて、前記認証履歴記憶部に記憶された前記ユーザの識別情報を、前記表示部に表示させるステップと、
を備えることを特徴とする錠前制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2008187762A JP2010024726A (ja) | 2008-07-18 | 2008-07-18 | 錠前制御装置、収納庫、および錠前制御方法 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010024726A true JP2010024726A (ja) | 2010-02-04 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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- 2008-07-18 JP JP2008187762A patent/JP2010024726A/ja active Pending
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