JP2021031845A - 保管庫管理システム - Google Patents

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清 廣澤
栄二 曽根
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栄二 曽根
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浩 中沢
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Abstract

【課題】より簡単に管理を行える保管庫管理システムを提供する。【解決手段】保管庫管理システム1は、保管庫2と、保管庫2にネットワークを介して接続可能な管理端末4と、を含み、保管庫制御部14は、送受信部16と、保管庫使用者の認証情報を取得する認証情報取得部18と、保管庫使用者及び管理端末使用者に関する情報を記録する記録部20と、認証情報と記録部に記録された情報とを比較して、保管庫使用者または管理端末使用者の認証を行う認証部22と、保管庫使用者に割り当てられた保管物収納部8の錠10または管理端末使用者の指定する保管物収納部8の錠10の解錠手段12に解錠信号を送信する解錠手段制御部24と、認証部22による管理端末使用者の認証が成功したとき、管理端末4からの記録部20及び解錠手段制御部24へのアクセスを許可する管理端末アクセス許可部26と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、保管庫と、保管庫にネットワークを介して接続された管理端末を有する保管庫管理システムに関する。
従来、金庫やロッカー等の保管庫は、例えば特許文献1に記載の電子式ロッカーのように操作盤で暗証番号を入力したり、特許文献2に記載の保管庫のように非接触式ICタグで権限認証を行い解錠する。
特開2003−27787号公報 特開2008−267116号公報
しかしながら、これらのような保管庫では、暗証番号やICタグの認証情報を保管庫に登録するには、その保管庫で操作しなければならないため、登録情報の入力、変更、削除等を行う場合には保管庫の設置場所まで行かなければならず、不便である。また、近年では保管庫の利用履歴を記録するものがあるが、そのような保管庫において利用履歴を取得する場合にも保管庫の設置場所に行かなければならない。このように従来の保管庫では管理が不便である。
本発明の目的は、上記問題を解決できる、複数の保管物収納部を有する保管庫の保管庫管理システムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の保管庫管理システムは、複数の保管物収納部、保管物収納部に各々設けられた扉及び錠、錠の施錠を解除する解錠手段、並びに解錠手段を制御する保管庫制御部を備えた保管庫と、保管庫にネットワークを介して接続可能な管理端末と、を含み、保管庫制御部は、記管理端末に信号を送受信可能な送受信部と、保管庫使用者の認証情報を取得する認証情報取得部と、保管庫使用者及び管理端末使用者に関する情報を記録する記録部と、認証情報取得部で取得した認証情報と記録部に記録された情報とを比較して、保管庫使用者または管理端末使用者の認証を行う認証部と、認証部からの認証信号を受け、保管庫使用者に割り当てられた保管物収納部の錠または管理端末使用者の指定する保管物収納部の錠の解錠手段に解錠信号を送信する解錠手段制御部と、認証部による管理端末使用者の認証が成功したとき、管理端末からの記録部及び解錠手段制御部へのアクセスを許可する管理端末アクセス許可部と、を有する、ことを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、ネットワークを介して管理端末を保管庫に接続することができ、管理端末から記録部及び解錠手段制御部へのアクセスが許可される。これにより、管理端末から各保管物収納部の使用履歴を読み出したり、使用者の登録情報を記録部に書き込んだりすることが可能になる。よって保管庫の設置場所まで行かなくても保管庫の情報にアクセスすることができるので、保管庫の管理が容易になる。
また、保管庫使用者に割り当てられた保管物収納部または管理端末使用者の指定する保管物収納部の錠を選択的に解錠することができるので、複数の保管物収納部を備えている保管庫であっても、保管庫の管理を容易に確実に行うことが可能になる。
本発明では、好ましくは、保管庫制御部は、管理端末アクセス許可部が管理端末からのアクセスを許可しているとき、認証情報取得部における認証情報の取得を禁止するように構成されている。
このように構成された本発明によれば、管理端末が保管庫制御部にアクセスしているときは認証情報取得部における認証情報の取得を禁止するので、管理端末によって保管庫を管理している状態では保管庫使用者が認証を行うことができず、保管庫を使用することができない。よって管理端末による保管庫の管理を確実に行うことが可能になる。
本発明では、好ましくは、記録部は、保管庫使用者に関する情報として、保管庫使用者が使用可能な時間帯を記録可能である。
このように構成された本発明によれば、保管庫使用者が使用可能な時間帯を記録部に記録可能であるので、保管庫使用者が使用可能な時間帯以外の時間に認証を行うと、認証がされず、保管庫収納部が解錠されない。これにより保管庫のより詳細な使用設定が可能になり、保管庫の使用用途が広がる。
本発明では、好ましくは、保管庫制御部は、認証部が保管庫使用者の認証を行った後、保管庫使用者に関する情報を削除するように構成されている。
このように構成された本発明によれば、認証部が保管庫使用者の認証を行った後、保管庫使用者に関する情報を削除するので、保管庫使用者は繰り返し保管庫を使用することができない。これにより1度きりの保管庫使用にも対応することができるから、保管庫の使用用途が広がる。
本発明では、好ましくは、記録部は、各保管物収納部の使用、未使用状態をそれぞれ記録可能に構成され、保管庫制御部は、管理端末アクセス許可部が管理端末からのアクセスを許可しているとき、管理端末からの信号により、記録部に記録された使用状態の記録を、未使用状態の記録に書き換え可能に構成されている。
このように構成された本発明によれば、例えば長期間使用状態になったままの保管物収納部を再度使用できるようにする場合に、管理端末から使用状態の記録を未使用状態の記録に書き換えることができるので、これによっても保管庫の管理が容易になる。
本発明の一実施形態に係る保管庫管理システムの全体図である。 本発明の一実施形態に係る保管庫管理システムの保管庫制御部のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る保管庫管理システムのメンバーモードにおけるフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る保管庫管理システムのワンタイムモードにおいて使用を開始する場合のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る保管庫管理システムのワンタイムモードにおいて使用を終了する場合のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る保管庫管理システムにおいて管理端末から保管庫にアクセスする場合のフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る保管庫管理システム1の全体図である。この図1に示すように、保管庫管理システム1は、保管庫2と、保管庫2にネットワークを介して接続される管理端末4と、を備えている。
保管庫2は、一つの筐体に複数の扉6及び複数の保管物収納部8を有する多扉保管庫である。各扉6には、錠10が設けられており、保管物収納部8の扉6を施錠、解錠することが可能になっている。各扉6には、扉6の開閉状態を検出するセンサが設けられていてもよい。
管理端末4は、例えばパーソナルコンピュータであり、保管庫2の設置場所とは別の部屋、別の階、別の建物等の別の場所に設置されていてよい。管理端末4は、有線LAN及び/又は無線LANを介して保管庫2に接続されている。ネットワークはプライベートネットワークであってもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係る保管庫管理システム1の保管庫制御部12のブロック図である。この図2に示すように、保管庫2は、また、錠10を解錠するための解錠手段12と、解錠手段を制御するための保管庫制御部14と、を備える。
保管庫制御部14は、管理端末4との間で信号を送受信するための送受信部16と、保管庫使用者の認証情報を取得するための認証情報取得部18と、保管庫使用者及び管理端末使用者に関する情報を記録する記録部20と、認証情報取得部18で取得した認証情報と記録部20に記録された情報とを比較して、保管庫使用者または管理端末使用者の認証を行う認証部22と、認証部22からの認証信号を受け、保管庫使用者に割り当てられた保管物収納部8の錠10または管理端末使用者の指定する保管物収納部8の錠10の解錠手段12に解錠信号を送信する解錠手段制御部24と、認証部22による管理端末使用者の認証が成功したとき、管理端末4からの記録部20及び解除手段制御部24へのアクセスを許可する管理端末アクセス許可部26と、を有する。
認証情報取得部18は、例えばテンキー、ICカードやICタグ等によるNFC等、任意の情報取得手段を採用することができ、テンキーまたはICカード等の読み取り部は、図1に示すように保管庫2の筐体の前面に配置されている。
記録部20は、例えばROM、RAM、不揮発性メモリ等の任意の記録装置を用いることができる。記録部20には、保管庫使用者に関する情報、例えば保管庫使用者の氏名、使用者識別番号、設定されたパスワード、クレジットカード情報や、保管庫2が会員制施設に設置されている場合には会員番号や会員タイプ、使用する保管物収納部8の番号、保管庫2がホテル等の施設に設置されている場合には部屋番号等、保管庫使用者を特定するために必要な情報が格納されている。また、保管庫使用者に関する情報としては、保管庫使用者が保管庫2を使用可能な時間帯や期間が記録されていてもよい。
また、記録部20は、管理端末使用者に関する情報、例えば管理端末使用者の氏名、使用者識別番号、設定されたパスワード等、保管庫2が会員制施設やホテルに設置されている場合には従業員番号等、管理端末使用者を特定するために必要な情報が格納されている。
更に、記録部20には、各保管物収納部8の使用履歴が記録されている。この使用履歴には、使用者、使用時間等の情報も含まれる。また、記録部20には、扉6の錠10の動作が正常に作動しなかった回数や電池交換日に関する情報等も記録されていてもよい。
認証部22は、認証情報取得部18で取得した情報と、記録部20に記録された情報とを比較し、両者が全部一致した場合、あるいは特定の一部の情報(例えば会員番号及びパスワード)が一致した場合、権限認証ができたと判断し認証信号を出力する。
解錠手段制御部24は、認証部22からの認証信号を受けて、使用する保管物収納部8が特定されている場合にはその保管物収納部8の、使用する保管物収納部8が特定されていない場合には、使用可能な保管物収納部8のうち保管庫使用者が選択した保管物収納部8の錠10の解錠手段12に解錠信号を出力する。
解錠手段制御部24は、管理端末4が保管庫2にアクセスしている場合には、管理端末4が指定する保管物収納部8の錠10の解錠手段12に解錠信号を出力する。
管理端末アクセス許可部26は、認証部22による管理端末使用者の認証が成功すると、記録部20及び解錠手段制御部24へのアクセスが可能になる。すなわち、管理端末使用者の認証が成功すると、記録部20に記録されている情報、例えば各保管物収納部8の使用履歴や、登録されている保管庫使用者情報等を読み出すことができるようになる。また、記録部20に記録されている情報、例えば保管庫使用者情報を変更、更新、削除することが可能になる。さらに、記録部20に新たに保管庫使用者情報を登録することも可能になる。
また、例えば記録部20に記録された使用状態を確認することにより、どの保管物収納部8が使用状態で、どの保管物収納部8が未使用状態であるかを確認することが可能になる。
更に、例えば解錠手段制御部24が所定回数解錠信号を出力しているにも関わらず錠10が解錠されない場合や、解錠手段12が所定回数作動しているにも関わらず扉6の開放が検知されない場合等、所定の条件を満たす場合には、扉6の異常が発生していると判断することにより、保管庫2の異常状態を確認することが可能になる。異常が発生していると判断された場合には、管理端末4にその旨の警告表示を行ってもよい。
このように構成された保管庫管理システム1では、以下のように動作する。
[メンバーモード]
まず、本実施形態の保管庫管理システム1を、例えば会員制施設で使用することを想定し、予め登録された会員のみが保管庫2を使用する、メンバモードで使用する場合について説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係る保管庫管理システムのメンバーモードにおけるフローチャートである。本実施形態の保管庫管理システム1は、管理端末4からのアクセスがない場合には、保管庫2単独で作動が可能であり、以下は保管庫2単独で作動する場合の動作について説明する。
まず、ステップS1において、保管庫2の認証情報取得部18において、保管庫2を使用したい保管庫使用者に関する認証情報の入力を要求する。この要求に応じて保管庫使用者は、例えばテンキーに会員番号やパスワードを入力したり、使用者登録情報が記録されているICタグやICチップが組み込まれた会員証を読み取り部にかざしたりすることによって、認証情報を入力する。認証情報取得部18は、その入力によって認証情報を取得する(ステップS2)。
次に、認証部22は、認証情報取得部18で取得された、保管庫使用者に関する情報が、記録部20に記録されている保管庫使用者に関する情報と一致するか否かの権限認証を行う(ステップS3)。権限認証は、ステップS2で取得された認証情報の全部が、記録部20に記録されている保管庫使用者に関する情報と一致する場合に認証してもよいし、取得された認証情報のうちの一部の特定の情報(例えば会員番号とパスワードのみ)が、記録部20に記録されている保管庫使用者に関する情報と一致する場合に認証してもよい。
取得された認証情報と記録部20に記録されている保管庫使用者に関する情報とが一致しない場合、認証部22は、認証が失敗したと判断し、これに基づき保管庫制御部14は、ステップS1に戻り再度認証情報の入力を要求する。
一方、ステップS3において、取得された認証情報と記録部20に記録されている保管庫使用者に関する情報が一致する場合には、認証部22が認証に成功したと判断し、認証信号を出力する。
メンバーモードにおいては、記録部20には、保管庫使用者(会員)の登録情報として、その会員が使用する保管物収納部8の場所が設定されている。保管庫制御部14は、認証信号を受けて、記録部20から、その保管庫使用者が使用する保管物収納部8の箇所の情報を読み出し、保管物収納部8を特定する(ステップS4)。
その後、保管庫制御部14の解錠手段制御部24は、特定された保管物収納部8の錠10の解錠手段12に対して解錠信号を送信する。解錠信号にしたがって、解錠手段12は錠10を解錠し、これにより対応する保管物収納部8の扉6が開く(ステップS5)。保管庫使用者は、保管庫収納部8に保管物を収納したり、保管庫収納部8から保管物を取り出したりすることができる。保管庫使用者が保管庫2の使用を終了して扉6を閉じると、錠10が自動的に施錠される。保管庫制御部14は、記録部20に施錠を記録する(ステップS6)。
[ワンタイムモード]
次に、本実施形態の保管庫管理システム1を、例えば会員制ではない施設等で不特定多数の使用者が保管庫2を使用する場合について説明する。この場合には、保管庫2は、使用者に1度きりの使用を許可する、ワンタイムモードで使用される。
図4は、本発明の一実施形態に係る保管庫管理システム1のワンタイムモードにおいて使用を開始する場合のフローチャートである。このモードでは、例えば保管庫使用希望者が施設のスタッフにその旨伝える等によって、スタッフが保管庫2の記録部20に、保管庫使用者の情報を登録する等の作業を行うことによって、記録部20には予め保管庫使用者の情報が記録されている。
ステップS11では、メンバーモードの場合と同様に、保管庫2の認証情報取得部18において保管庫2を使用したい保管庫使用者に関する情報の入力を要求する。この要求に応じて保管庫使用者は、例えばテンキーで使用者番号や暗証番号を入力したり、ICチップやICタグを含むICカードや携帯電話を読み取り部にかざして、保管庫使用者に関する情報を入力する。認証情報取得部18は、その入力によって認証情報を取得する(ステップS12)。
次に、ステップS13において、取得された認証情報と記録部20に記録されている保管庫使用者に関する情報とを比較し、両者が一致しない場合、認証部22は、認証が失敗したと判断し、これに基づき保管庫制御部14は、ステップS11に戻り再度認証情報の入力を要求する。
一方、ステップS13において、取得された認証情報と記録部20に記録されている保管庫使用者に関する情報が一致する場合には、認証部22が認証に成功したと判断し、認証信号を出力する。
保管庫制御部14は、記録部20から、保管物収納部8の使用状態の情報を読み出し、現在使用されていない保管物収納部8を割り出す。使用されていない保管物収納部8が1つであった場合(ステップS14においてYES)、使用者が使用可能な保管物収納部8が特定されるので、保管庫制御部14は、記録部20に特定された保管物収納部8を記録する(ステップS15)。そして、解錠手段制御部24は、特定された保管物収納部8の錠10の解錠手段12に対して解錠信号を送信する。解錠信号にしたがって、解錠手段12は錠10を解錠し、これにより対応する保管物収納部8の扉6が開く(ステップS16)。保管庫使用者が扉6を閉めると自動的に施錠され、保管庫制御部14は、記録部20に保管物収納部8の施錠を記録する(ステップS17)。
一方、ステップS14において、使用されていない保管物収納部8が複数個あった場合には、ステップS18に進み、保管庫使用者に、どの保管庫収納部8を使用するか、選択させる。保管庫収納部8が選択されたら、保管庫制御部14は、記録部20に選択され多保管庫収納部8を記録する(ステップS19)。また、解錠手段制御部24は、選択された保管物収納部8の錠10の解錠手段12に対して解錠信号を送信する。解錠信号にしたがって、解錠手段12は錠10を解錠し、これにより対応する保管物収納部8の扉6が開く(ステップS20)。保管庫使用者は、保管物収納部8に保管物を収納し、扉6を閉じると、錠10が自動的に施錠される。保管庫制御部14は、記録部20に保管物収納部8の施錠を記録する(ステップS21)。
図5は、本発明の一実施形態に係る保管庫管理システム1のワンタイムモードにおいて使用を終了する場合のフローチャートである。
保管庫使用者が保管庫2に保管された保管物を取り出したい場合には、認証情報取得部18からの要求(ステップS31)に応じて、使用を開始する際に登録した情報を再度入力し、認証情報取得部部18はその情報を取得する(ステップS32)。
認証部22は、認証情報取得部18で取得された、保管庫使用者に関する情報が、記録部20に記録されている保管庫使用者に関する情報と一致するか否かの権限認証を行う(ステップS33)。
取得された認証情報と記録部20に記録されている保管庫使用者に関する情報、すなわち使用開始時に登録した情報とが一致しない場合、認証部22は、認証が失敗したと判断し、これに基づき保管庫制御部14は、ステップS31に戻り再度認証情報の入力を要求する。
一方、ステップS33において、取得された認証情報と記録部20に記録されている保管庫使用者に関する情報が一致する場合には、認証部22が認証に成功したと判断し、認証信号を出力する。
ワンタイムモードにおいては、記録部20には、使用開始時に保管庫使用者が使用する保管物収納部8の場所が設定されている。そこで、保管庫制御部14は、認証信号を受けて、記録部20から、その保管庫使用者が使用する保管物収納部8の箇所の情報を読み出し、保管物収納部8を特定する(ステップS34)。
その後、保管庫制御部14の解錠手段制御部24は、特定された保管物収納部8の錠10の解錠手段12に対して解錠信号を送信する。解錠信号にしたがって、解錠手段12は錠10を解錠し、これにより対応する保管物収納部8の扉6が開く(ステップS35)。保管庫使用者は、保管庫収納部8から保管物を取り出し、保管庫2の使用を終了して扉6を閉じると、錠10が自動的に施錠される。ワンタイムモードでは、保管庫制御部14は、錠10が施錠されると記録部20に保管物収納部8の施錠を記録する(ステップS36)。その後、保管庫制御部14は、記録部20に記録された、その保管物収納部8に紐付けられた保管庫使用者の登録情報を削除する(ステップS37)。
[保管庫での登録情報の追加、削除]
保管庫2の記録部20に記録されている登録情報を追加または削除する場合には、保管庫管理者は、保管庫2の認証情報取得部18に保管庫管理者の認証情報を入力する。認証部22による認証が成功すると、保管庫管理者は、記録部20に記録されている保管庫使用者の登録情報を追加または削除することが可能になる。
[管理端末による保管庫の管理フロー]
次に、管理端末4から保管庫2を管理・操作する場合のフローについて説明する。
図6は、本発明の一実施形態に係る保管庫管理システム1において管理端末4から保管庫2にアクセスする場合のフローチャートである。
管理端末4からネットワークを介して保管庫2にアクセスすると、保管庫制御部14の認証情報取得部18が、管理端末使用者に関する情報の入力を要求する(ステップS41)。管理端末使用者は、管理端末に設けられているキーボードで管理端末使用者の氏名や管理者番号、管理者パスワード等の情報を入力したり、カード読み取り部を使用して社員証や管理者カードや携帯電話等をかざすことによって認証情報を入力し、これをネットワークを介して認証情報取得部18に送信する。この認証情報は、送受信部16によって受信され、これにより認証情報取得部18は、管理端末使用者に関する認証情報を取得する(ステップS42)。
次に、認証部22は、認証情報取得部18で取得された、管理端末使用者に関する情報が、記録部20に記録されている管理端末使用者に関する情報と一致するか否かの権限認証を行う(ステップS43)。権限認証は、ステップS42で取得された認証情報の全部が、記録部20に記録されている管理端末使用者に関する情報と一致する場合に認証してもよいし、取得された認証情報のうちの一部の特定の情報(例えば社員番号とパスワードのみ)が、記録部20に記録されている管理端末使用者に関する情報と一致する場合に認証してもよい。
取得された認証情報と記録部20に記録されている管理端末使用者に関する情報とが一致しない場合、認証部22は、認証が失敗したと判断し、これに基づき保管庫制御部14は、ステップS41に戻り再度認証情報の入力を要求する。
一方、ステップS43において、取得された認証情報と記録部20に記録されている管理端末使用者に関する情報が一致する場合には、認証部22が認証に成功したと判断し、認証信号を出力する。
認証部22からの認証信号に基づき、保管庫制御部14の管理端末アクセス許可部26は、管理端末から記録部20及び解錠手段制御部24へのアクセスを許可する(ステップS44)。また、保管庫制御部14は、認証情報取得部18による認証情報の入力要求・取得を禁止する(ステップS45)。このとき、保管庫2に表示装置がある場合には、表示装置に、保管庫2が現在管理端末による管理中であり、使用不可であることを示す表示を行ってもよい。
管理端末4が保管庫2の記録部20及び解錠手段制御部24にアクセス可能である状態では、管理端末4から記録部20に記録されている情報を読み出すことができる。したがって、管理端末4から記録部20に記録されている保管庫使用者に関する登録情報や、各保管庫収納部8の使用履歴等の情報を管理端末4に読み出すことができる。また、その他、各保管庫収納部8の使用・未使用状態の確認や、各保管庫収納部8の異常状態の有無の確認、保管庫2の時計に電力を供給するための電池が設けられている場合には電池の交換日の情報に基づく電池交換時期の表示も行うことができる。
また、この状態では、管理端末4から記録部20に記録されている情報を更新、削除したり、記録部20に新たに情報を登録することが可能である。したがって、例えばメンバーモードにおいて新しい会員を登録する場合に、管理端末4から新しい会員に関する登録情報を記録部20に登録することが可能である。また、会員情報に変更が生じたときも、管理端末4から記録部20の登録情報を変更することが可能である。
また、管理端末4による保管庫2の解錠手段制御部24へのアクセスが許可された状態では、保管庫2の認証部22の認証作業とは無関係に、管理端末4から任意の保管物収納部8の錠10を解錠して扉6を開けることができる。したがって、例えば長期間使用状態のままとなっている保管物収納部8を管理端末4からの操作によって解錠することが可能になる。また、このとき、管理端末4から記録部20の情報を変更することによって、使用状態となっている保管物収納物8の使用状態の情報を、未使用状態に再設定することが可能になる。あるいは、管理端末4は、保管庫2のメンテナンスのため、任意の下図の任意の扉6を解錠可能である。
このように構成された本実施形態によれば、次のような優れた効果を得ることができる。
管理端末アクセス許可部26が、管理端末4から保管庫2へのアクセスを許可するので、複数の保管物収納部8を有する保管庫2をネットワークを介して遠隔で管理することができる。これにより、記録部20に記録されている情報の読み出しや情報の更新、追加のために保管庫2の設置場所へ行く必要がないため、管理をより簡単に行うことができる。このとき、複数の保管物収納部8を一度に操作することができるため、これによっても保管庫2の管理を簡単に行うことができる。
従来の保管庫においては、登録情報の変更や追加を保管庫において行うことができるものがあった。その場合、操作方法を知った利用者や管理者以外の第三者が保管庫を操作して登録情報の変更や追加を行うことができる可能性があり、セキュリティに課題があった。本実施形態の保管庫管理システム1では、保管庫2においては保管庫管理者の認証を行ってから、また管理端末4においても、管理端末使用者の認証を行ってからでないと保管庫2の記録部20にアクセスすることができないので、これによってもセキュリティが向上する。
管理端末アクセス許可部26が管理端末4からのアクセスを許可しているとき、保管庫制御部14が、認証情報取得部18における認証情報の取得を禁止するので、管理端末4によって保管庫2を管理している間、保管庫2を使用禁止にすることができる。これにより、保管庫2の管理をより確実に行うことができる。
ワンタイムモードにおいては、保管庫使用者の使用が終了したとき、保管庫制御部14が記録部20に記録された保管庫使用者の情報を削除するので、1度きりの使用においても高いセキュリティと管理性を担保した状態で使用することができる。これにより保管庫管理システム1をより多くの使用用途に使用することができる。
管理端末4が、保管庫2にアクセスしているとき、管理端末4から、各保管物収納部8の使用状態を未使用状態に変更することができるので、これによっても保管庫2の設置場所に行くことなく保管庫2の管理をより簡単に行うことができる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、例えば、以下のような態様であってもよい。
認証部22において認証する保管庫使用者または管理端末使用者に関する情報には、その保管庫使用者または管理端末使用者が使用可能な時間あるいは期間が含まれていてもよい。その場合には、認証部22は、保管庫使用者または管理端末使用者の人の特定の他、認証情報が取得された日時が、設定された使用可能時間または期間内であるか否かも判断して、認証を行ってもよい。
特定の保管庫に対して1人の保管庫使用者を設定するほか、複数人の保管庫使用者の登録を行ってもよい。この場合には、登録された複数人が共通の保管物収納部を使用することができるので、保管物収納部をシェアしたり、物品の受け渡しをすることができる。これにより、例えば宅配ロッカーとしての使用法や、シェア自転車の鍵の受渡等、様々な使用用途に使うことができる。
1 保管庫管理システム
2 保管庫
4 管理端末
6 扉
8 保管物収納部
10 錠
12 解錠手段
14 保管庫制御部
16 送受信部
18 認証情報取得部
20 記録部
22 認証部
24 解錠手段制御部
26 管理端末アクセス許可部

Claims (5)

  1. 複数の保管物収納部、前記保管物収納部に各々設けられた扉及び錠、前記錠の施錠を解除する解錠手段、並びに前記解錠手段を制御する保管庫制御部を備えた保管庫と、
    前記保管庫にネットワークを介して接続可能な管理端末と、を含み、
    前記保管庫制御部は、
    前記管理端末に信号を送受信可能な送受信部と、
    保管庫使用者の認証情報を取得する認証情報取得部と、
    保管庫使用者及び管理端末使用者に関する情報を記録する記録部と、
    前記認証情報取得部で取得した認証情報と前記記録部に記録された情報とを比較して、保管庫使用者または管理端末使用者の認証を行う認証部と、
    前記認証部からの認証信号を受け、保管庫使用者に割り当てられた保管物収納部の錠または管理端末使用者の指定する保管物収納部の錠の前記解錠手段に解錠信号を送信する解錠手段制御部と、
    前記認証部による管理端末使用者の認証が成功したとき、前記管理端末からの前記記録部及び前記解錠手段制御部へのアクセスを許可する管理端末アクセス許可部と、を有する、
    ことを特徴とする保管庫管理システム。
  2. 前記保管庫制御部は、前記管理端末アクセス許可部が前記管理端末からのアクセスを許可しているとき、前記認証情報取得部における認証情報の取得を禁止するように構成されている、
    請求項1に記載の保管庫管理システム。
  3. 前記記録部は、保管庫使用者に関する情報として、前記保管庫使用者が使用可能な時間帯を記録可能である、
    請求項1又は請求項2に記載の保管庫管理システム。
  4. 前記保管庫制御部は、前記認証部が保管庫使用者の認証を行った後、前記保管庫使用者に関する情報を削除するように構成されている、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の保管庫管理システム。
  5. 前記記録部は、各保管物収納部の使用、未使用状態をそれぞれ記録可能に構成され、
    前記保管庫制御部は、前記管理端末アクセス許可部が前記管理端末からのアクセスを許可しているとき、前記管理端末からの信号により、前記記録部に記録された使用状態の記録を、未使用状態の記録に書き換え可能に構成されている、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の保管庫管理システム。
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