JP2003138661A - 外壁面の汚れ防止方法 - Google Patents
外壁面の汚れ防止方法Info
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Abstract
窓等の部材を有する外壁面の汚れを、長期的に防止する
ことのできる外壁面の汚れ防止方法を提供する。 【解決手段】 シリコーン系シーリング材4でシーリン
グした窓2等の部材を有する外壁1にあって、この部材
より下方近傍に位置する少なくとも外壁面または外壁に
具備した、窓4の水切り11またはその窓枠12等の部
品のいずれかに、撥水性のシリコーン系無機塗膜5を形
成する。この撥水性のシリコーン系無機塗膜は、塗膜を
形成した初期の水の接触角が70度以上のものが適して
いる。
Description
リング材でシーリングした窓等の部材を有する外壁面の
汚れを、長期的に防止することのできる外壁面の汚れ防
止方法に関するものである。
ト部分のシーリングとして、シリコーン系シーリング材
が利用されている。シリコーン系シーリング材は、耐久
性、耐候性、ガラス接着性に優れるシーリング材として
知られているが、一方、シーリングした部材の周辺の外
壁面が汚れ易いという欠点が指摘されている。外壁面が
汚れとしては、例えば、窓枠や看板のジョイント部分の
下方に雨筋の汚れやがよく見られる。
グ材が汚れ易い原因としては、シーリング材中に含まれ
る低分子のシリコン成分が周囲に飛散し、これが外壁に
付着し、除去されることなく残存するためと推測されて
いる。
されているが、このシリコーン系シーリング材から発生
する汚れについては、長期間経過した場合、他の汚れに
比較してまだ汚れやすい。そのため、外壁面が汚れ難い
塗装方法において、より一層の改善が求められている。
で、その目的とするところは、シリコーン系シーリング
材でシーリングした窓等の部材を有する外壁面の汚れ
を、長期的に防止することのできる外壁面の汚れ防止方
法を提供することにある。
リコーン系無機塗膜の研究を行っており、上記目的を達
成するために鋭意研究を重ねた結果、シリコーン系シー
リング材でシーリングした窓等の部材より下方の外壁面
に撥水性のシリコーン系無機塗膜を形成すると、シリコ
ーン系シーリング材から発生する汚れをこの塗膜に集中
的にトラップさせることができ、この塗膜にトラップし
た汚れは塗膜から拭き落すなどによって容易に除去でき
るので、長期にわたって外壁面を良好な外観の状態で保
持できることを見出し、本発明の完成に至ったものであ
る。
シリコーン系シーリング材でシーリングした部材を有す
る外壁にあって、この部材より下方近傍に位置する少な
くとも外壁面または外壁に具備した部品のいずれかに、
撥水性のシリコーン系無機塗膜を形成することを特徴と
する。
請求項1記載の外壁面の汚れ防止方法において、上記シ
ーリングした部材が窓部材であり、上記外壁に具備した
部品が、少なくともその窓の水切りまたはその窓枠のい
ずれかであることを特徴とする。
請求項1又は請求項2記載の外壁面の汚れ防止方法にお
いて、上記撥水性のシリコーン系無機塗膜は、塗膜を形
成した初期の水の接触角が70度以上のものであること
を特徴とする。
請求項1乃至請求項3いずれか記載の外壁面の汚れ防止
方法において、上記撥水性のシリコーン系無機塗膜を形
成した周囲の外壁に、親水性のシリコーン系無機塗膜を
塗布することを特徴とする。
請求項1乃至請求項4いずれか記載の外壁面の汚れ防止
方法において、上記撥水性のシリコーン系無機塗膜の構
成材料は、オルガノシランのシリカ分散オリゴマー溶液
と、アクリル樹脂と、直鎖状ポリシロキサンジオール
と、シラノール基含有ポリオルガノシロキサンと、硬化
触媒とを含む樹脂組成物であることを特徴とする。
に基づいて説明する。
して窓2が設けられている。この窓2は、窓ガラス3の
周囲をシリコーン系シーリング材4でシーリングが行わ
れている。上記シリコーン系シーリング材4は、耐久
性、耐候性、ガラス接着性を有するものである。なお、
本発明でいうシリコーン系シーリング材4は、日本シー
リング材工業会で「シリコーン系」として規定されてい
るものである。
傍に位置する外壁面に、撥水性のシリコーン系無機塗膜
5を形成する。撥水性のシリコーン系無機塗膜5を形成
する外壁面は、シリコーン系シーリング材4から発生す
る汚れが付着し易い個所である。撥水性のシリコーン系
無機塗膜5は、シリコーン系シーリング材4から発生す
る汚れを集中的にトラップさせる。この撥水性のシリコ
ーン系無機塗膜5を形成する範囲は、広いほど効果が大
きくなるが、トラップした汚れを除去するために行うメ
ンテナンスを考慮すると、窓2から下方に、幅5〜20
cmで形成することが好ましい。
コーン系無機塗料を塗布して形成される。上記撥水性の
シリコーン系無機塗膜5は、撥水性の程度として、塗膜
を形成した初期の水の接触角が70度以上のものが好ま
しい。撥水性のシリコーン系無機塗膜5は、時間の経過
とともに水の接触角は低下してくるが、長期的にこの接
触角の水準を維持できるものほど、好ましい。なお、こ
こでいう水の接触角は、0.2ccの蒸留水を滴下した
後に、拡大カメラで観察して測定したものである。
5を形成するシリコーン系無機塗料としては、例えば、
オルガノシランのシリカ分散オリゴマー溶液と、アクリ
ル樹脂と、シラノール基含有ポリオルガノシロキサンを
含有する樹脂組成物が挙げられ、なかでも、撥水性がよ
り優れているものとして、特開平10―237387号
公報に開示されているような、オルガノシランのシリカ
分散オリゴマー溶液と、アクリル樹脂と、直鎖状ポリシ
ロキサンジオールと、シラノール基含有ポリオルガノシ
ロキサンと、硬化触媒とを含む樹脂組成物を用いること
ができる。
明する。
ンのシリカ分散オリゴマー溶液は、 一般式(I):R1 m SiX4―m で表される(ここでR1 は同一または異種の置換もしく
は非置換の炭素数1〜8の1価炭化水素基を示し、mは
0〜3の整数、Xは加水分解性基を示す。)加水分解性
オルガノシランを、有機溶媒、水またはそれらの混合溶
媒に分散されたコロイダルシリカ中、水の存在下で部分
加水分解してなるものが挙げられる。
ンのアクリル樹脂は、 一般式(II):CH2 =CR2 (COOR3 ) で表される(ここでR2 は水素原子および/またはメチ
ル基を示す)モノマーであって、R3 が置換もしくは非
置換の炭素数1〜9の1価炭化水素基である第1の(メ
タ)アクリル酸エステルと、R3 がエポキシ基、グリシ
ジル基およびこれらのうちの少なくとも一方を含む炭化
水素基からなる群の中から選ばれる少なくとも1種の基
である第2の(メタ)アクリル酸エステルと、R3 がア
ルコキシシリル基および/またはハロゲン化シリル基を
含む炭化水素基である第3の(メタ)アクリル酸エステ
ルと、の共重合体であるものが挙げられる。
ロキサンジオールは、 一般式(III):HO(R4 2 SiO)n H で表される(ここでR4 は1価の炭化水素基を示し、2
個のR4 は互いに同じでも異なっていてもよく、nは3
以上の整数である)ものが挙げられる。
含有ポリオルガノシロキサンは、 平均組成式(IV):R5 a Si(OH)b O(4-a-b)/2 で表され(ここでR5 は同一または異種の置換もしくは
非置換の炭素数1〜8の1価炭化水素基を示し、aおよ
びbはそれぞれ0.2≦a<2、0.0001≦b≦
3、a+b<4の関係を満たす数である。)、分子中に
シラノール基を含有するポリオルガノシロキサンが挙げ
られる。
オルガノシランのシリカ分散オリゴマー溶液とシラノー
ル基含有ポリオルガノシロキサンとの縮合反応を促進
し、このシリコーン系無機塗膜を硬化させる成分であ
る。硬化触媒としては、N−β−アミノエチル−γ−ア
ミノプロピルメチルジメトキシシラン等が挙げられる。
有しているので、トラップした汚れを、容易に除去する
ことができる。汚れの除去は、塗膜表面を軽く拭く、水
洗い、メターノール等の溶剤で拭き取る等の方法で行え
ばよい。
性のシリコーン系無機塗膜5を形成した周囲の外壁に、
親水性のシリコーン系無機塗膜を塗布しておくことが好
ましい。親水性のシリコーン系無機塗膜を周囲に形成し
ておくと、シリコーン系シーリング材4以外の原因で発
生する他の汚れに対し、親水性のシリコーン系無機塗膜
が防汚性を発揮するため、外壁面1の汚れ防止の効果を
より高めることができる。この親水性のシリコーン系無
機塗膜を形成する塗料として、特に限定しないが、例え
ば、光触媒性能を有する酸化チタンを含有したシリコー
ン樹脂組成物などが挙げられる。
ーン系無機塗膜5を外壁面以外に形成してもよい。図2
に、第2の実施の形態を示す。この外壁面の汚れ防止方
法は、窓の水切り11や窓枠12にシリコーン系無機塗
料を塗布し、撥水性のシリコーン系無機塗膜5を形成す
るものである。
4でシーリングする部材は、上記窓ガラス3の周囲に限
らず、サッシ枠の隙間、看板のジョイント部分等が挙げ
られる。本発明は、これら部材より下方近傍に撥水性の
シリコーン系無機塗膜を形成するものである。
シリコーン系シーリング材でシーリングした部材より下
方近傍に位置する外壁面または外壁に具備した部品に撥
水性のシリコーン系無機塗膜5を形成して、長期的に外
壁面の汚れを防止するものである。
装品を作製し、評価試験を行った。実施例及び比較例
中、特に断らない限り、部は質量部を表し、%は質量%
を表す。
シリコーン系無機塗膜を形成するシリコーン系無機塗料
を以下にして調製し、これを評価用の試験片に塗布し、
塗膜を形成して評価した。
マー溶液 攪拌機、加温ジャケット、コンデンサー及び温度計をつ
けたフラスコ中に、イソプロパノール分散コロイダルシ
リカゾルIPA−ST(粒子径10〜20nm、固形分
30%、水分0.5%、日産化学工業社製)100部、
メチルトリメトキシシラン68部、水10.8部を投入
し、攪拌しながら65℃で約5時間かけて部分加水分解
を行った後、冷却することにより得た。 調製条件 ・加水分解性基1モルに対する水のモル数 0.4 ・シリカ分含有量 47.3% ・m=1の加水分解性オルガノシランのモル% 100モル% このものは、室温で48時間放置したときの固形分が3
6%であった。
窒素ガス導入・排出口及び温度計を取り付けたフラスコ
中で、n−ブチルメタクリレート(BMA)5.69
部、トリメトキシシリルプロピルメタクリレート(SM
A)1.24部、グリシジルメタクリレート(GMA)
0.71部、更に連鎖移動剤としてγ−メルカプトプロ
ピルトリメトキシシラン0.784部をトルエン8.4
9部に溶解させてなる反応液に、アゾビスイソブチロニ
トリル0.025部がトルエン3部に溶解してなる溶液
を窒素気流下で滴下し、70℃で2時間反応させた。上
記単量体モル比率は、BMA/SMA/GMA=8/1
/1となる。これにより、重量平均分子量Mw=100
0、固形分が40%のアクリル樹脂の溶液を得た。
II) 中のnがn≒11(平均値)の直鎖状ジメチルポリ
シロキサンジオールを用いた。
0、前記式(III) 中のnがn≒40(平均値)の直鎖状
ジメチルポリシロキサンジオールを用いた。
キサン 攪拌機、加温ジャケット、コンデンサー、滴下ロート及
び温度計を取り付けたフラスコに水1000部、アセト
ン50部を仕込み、更にメチルトリクロロシシラン4
4.8部(0.3モル)、ジメチルジクロロシラン3
8.7部(0.3モル)およびフェニルトリクロロシラ
ン84.6部(0.4モル)がトルエン200部に溶解
してなる溶液を攪拌下に滴下しながら60℃で加水分解
した。滴下が終了してから40分後に攪拌を止めた。反
応液を分液ロートに移し入れて静置したところ、二層に
分離した。下層の塩酸水を分液除去し、後に残ったオル
ガノポリシロキサンのトルエン溶液中に残存している水
と塩酸を減圧ストリッピングにより過剰のトルエンとと
もに除去することにより、重量平均分子量約3000、
固形分が60%のシラノール基含有ポリオルガノシロキ
サンの溶液を得た。
ルメチルジメトキシシランを用いた。
部、(B)を24部、(D)を50部、(E)を2部の
割合で混合し、イソプロピルアルコールで固形分20%
になるように希釈して、シリコーン系無機塗料Aとし
た。
部、(B)を24部、(C―1)を9.6部、(C―
2)を2.4部、(D)を50部、(E)を2部の割合
で混合し、イソプロピルアルコールで固形分20%にな
るように希釈して、シリコーン系無機塗料Bとした。
示すような断面形状を有するアルミ製の試験片21を用
いた。試験片21は、約45度に傾斜した面に横溝があ
り、この横溝にシリコーン系シーリング材22(材料:
横浜ゴム株式会社製、2液型)でシーリングした。さら
に、この2週間後に、塗膜23が二層からなるウレタン
系塗料(日本ペイント株式会社製、下層用「ハイポンデ
クロ」、上層用「マイティラック」)を吹付け塗装し
た。吹付け塗装の際、シーリングした個所は、マスカー
テープで覆った。なお、以後の他の塗装の際も、同様に
マスカーテープで覆った。
4時間後に、シーリングした個所から下方で0〜15c
mの個所(個所aと記す)に、シリコーン系無機塗料A
を、5〜10g/m2で吹付けて、撥水性のシリコーン
系無機塗膜5を形成した。
び垂下面(個所bと記す)に、親水性のシリコーン系無
機塗膜6を形成した。このシリコーン系無機塗膜は、以
下の塗料を用い、3〜5g/m2で吹付けて形成した。
を100部、テトラエトキシシランを10部、酸性コロ
イダルシリカであるIPAオルガノシリカゾル(触媒化
成工業株式会社製「OSCAL1432」固形分30
%)を90部、ジメチルジメトキシシラン30部、希釈
溶剤にイソプロピルアルコール100部と水90部を添
加し、攪拌した。得られた液を60℃恒温槽中で5時間
加熱することによって反応生成物のオルガノシロキサン
のアルコール溶液を得た。さらに、このオルガノシロキ
サンのアルコール溶液に、光触媒性能を有する酸化チタ
ンのゾル(触媒化成工業株式会社製「クィーンタイタニ
ック11―1020G」)と界面活性剤(旭電化工業株
式会社「アデカリアソープNE―10」)を添加した。
添加量は、全固形分100部に対して、酸化チタンのゾ
ル20部、界面活性剤1部とした。このようにして得た
塗料を用いた。
シリコーン系無機塗料Bを吹付けて、撥水性のシリコー
ン系無機塗膜5を形成した以外は、実施例1と同様にし
て評価用試験体を作製した。
親水性のシリコーン系無機塗膜を形成することなく、ウ
レタン系塗料の塗膜23を露出した状態としたこと以外
は、実施例1と同様にして評価用試験体を作製した。
シリコーン系無機塗料Bを吹付けて、撥水性のシリコー
ン系無機塗膜5を形成した以外は、実施例1と同様にし
て評価用試験体を作製した。
シリコーン系無機塗膜5及び親水性のシリコーン系無機
塗膜6ともに形成せずに、ウレタン系塗料の塗膜23を
露出した状態としたこと以外は、実施例1と同様にして
評価用試験体を作製した。
撥水性のシリコーン系無機塗膜5を形成せずに、ウレタ
ン系塗料の塗膜23を露出した状態としたこと以外は、
実施例1と同様にして評価用試験体を作製した。
の接触角を測定した後に、建屋(松下電工株式会社構
内)の屋上にて屋外暴露し、表面の汚れ程度を観察し
た。製膜初期の水の接触角は、塗膜の形成後直ちに0.
2ccの蒸留水を滴下した後に、拡大カメラで観察する
ことにより行った。表面の汚れ程度は、色差計で色差を
測定し、初期の色差計の値と、放置後の色差計の値との
差(△E)で評価した。
は、70度以上であり、良好な撥水性のシリコーン系無
機塗膜が形成されていることが確認された。
た後、個所aのところを水をかけ、布で軽く拭取った。
実施例1〜4の個所aは、シリコーン系シーリング材か
ら発生する汚れがトラップして比較例より拭取る前は汚
れていたが、拭取りで容易に汚れが除去され、良好な外
観になった。また、実施例1〜4の個所bは、比較例に
比べいずれも、良好な外観であった。特に、シリコーン
系無機塗料Bを用いた、実施例2及び4は、個所a及び
個所bとも外観が優れていた。
法は、シリコーン系シーリング材でシーリングした窓等
の部材より下方の外壁面に撥水性のシリコーン系無機塗
膜を形成するので、シリコーン系シーリング材から発生
する汚れをこの塗膜に集中的にトラップさせ、トラップ
した汚れを塗膜から容易に除去できるため、外壁面の外
観を長期にわたり良好に保持することができる。
である。
ある。
断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 シリコーン系シーリング材でシーリング
した部材を有する外壁にあって、この部材より下方近傍
に位置する少なくとも外壁面または外壁に具備した部品
のいずれかに、撥水性のシリコーン系無機塗膜を形成す
ることを特徴とする外壁面の汚れ防止方法。 - 【請求項2】 上記シーリングした部材が窓部材であ
り、上記外壁に具備した部品が、少なくともその窓の水
切りまたはその窓枠のいずれかであることを特徴とする
請求項1記載の外壁面の汚れ防止方法。 - 【請求項3】 上記撥水性のシリコーン系無機塗膜は、
塗膜を形成した初期の水の接触角が70度以上のもので
あることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の外壁
面の汚れ防止方法。 - 【請求項4】 上記撥水性のシリコーン系無機塗膜を形
成した周囲の外壁に、親水性のシリコーン系無機塗膜を
塗布することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれ
か記載の外壁面の汚れ防止方法。 - 【請求項5】 上記撥水性のシリコーン系無機塗膜の構
成材料は、オルガノシランのシリカ分散オリゴマー溶液
と、アクリル樹脂と、直鎖状ポリシロキサンジオール
と、シラノール基含有ポリオルガノシロキサンと、硬化
触媒とを含む樹脂組成物であることを特徴とする請求項
1乃至請求項4いずれか記載の外壁面の汚れ防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001332181A JP2003138661A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 外壁面の汚れ防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001332181A JP2003138661A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 外壁面の汚れ防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003138661A true JP2003138661A (ja) | 2003-05-14 |
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ID=19147635
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---|---|---|---|
JP2001332181A Pending JP2003138661A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 外壁面の汚れ防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003138661A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014014769A (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-30 | Panasonic Corp | 塗膜 |
-
2001
- 2001-10-30 JP JP2001332181A patent/JP2003138661A/ja active Pending
Cited By (1)
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JP2014014769A (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-30 | Panasonic Corp | 塗膜 |
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