JP6942849B1 - 積層体 - Google Patents
積層体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6942849B1 JP6942849B1 JP2020132550A JP2020132550A JP6942849B1 JP 6942849 B1 JP6942849 B1 JP 6942849B1 JP 2020132550 A JP2020132550 A JP 2020132550A JP 2020132550 A JP2020132550 A JP 2020132550A JP 6942849 B1 JP6942849 B1 JP 6942849B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- functional film
- alkoxysilane
- base material
- laminate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
Description
本発明の積層体は、算術平均高さSaが10〜50nmであり、最小自己相関長さSalが300〜2000nmであり、水接触角が70〜130°である機能性膜と、基材からなる積層体であって、前記機能性膜が、ケイ素、酸素、炭素、及び、フッ素を含有することを特徴とする。水接触角を70〜130°にすることによって粉塵を付着しにくくし、特定の凹凸を特定の規則性で設けることによって、接地面積を減らすことができる。本発明では、両者の併用効果によって、積層体を傾けると、粉塵汚れが重力によって転がり落ちる。
基材の材質は、プラスチック、ガラス、金属、コンクリート、煉瓦、砂岩、モルタル、セメント等が挙げられる。これらの中でも、汎用性の観点から、プラスチック、ガラス及び金属が好ましい。プラスチックとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート、変性ポリエステル等のポリエステル系樹脂、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリスチレン樹脂、環状オレフィン系樹脂等のポリオレフィン類樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系樹脂、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂、ポリサルホン(PSF)樹脂、ポリエーテルサルホン(PES)樹脂、ポリカーボネート(PC)樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、トリアセチルセルロース(TAC)樹脂等が挙げられる。金属としては、ステンレス、鉄、銅、鋼、特殊鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、銀などが挙げられる。
機能性膜の算術平均高さSaは10〜50nmであり、15〜40nmが好ましい。上記範囲内であると、防塵性に優れる。ここで、算術平均高さSaは、表面性状の規格であるISO25178に準拠して測定することができる。
無機粒子は、特定の凹凸を形成させる成分である。無機粒子は特に限定されないが、例えば、金属酸化物微粒子、窒化物、2種以上の金属元素から構成される複合酸化物、金属酸化物に異種の元素がドープされた化合物等が挙げられる。金属酸化物微粒子として、具体的には、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化チタン(TiO2)、酸化ケイ素(SiO2)、酸化アルミニウム(Al2O3)、酸化鉄(Fe2O3、FeO、Fe3O4)、酸化銅(CuO、Cu2O)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化イットリウム(Y2O3)、酸化ニオブ(Nb2O5)、酸化モリブデン(MoO3)、酸化インジウム(In2O3、In2O)、酸化スズ(SnO2)、酸化タンタル(Ta2O5)、酸化タングステン(WO3、W2O5)、酸化鉛(PbO、PbO2)、酸化ビスマス(Bi2O3)、酸化セリウム(CeO2、Ce2O3)、酸化アンチモン(Sb2O5、Sb2O5)、酸化ゲルマニウム(GeO2、GeO)等が挙げられる。これらの中でも、防塵性の観点から、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化チタン(TiO2)、酸化ケイ素(シリカ)が好ましい。無機粒子は1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
フルオロ基を有するアルコキシシラン又はその加水分解部分縮合物は、撥水性を付与する成分である。
また、これらのフルオロ基を有するアルコキシシランは1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、フルオロ基を有するアルコキシシランを少なくとも1種含んでいれば、フルオロ基を含まないアルコキシシランを併用しても良い。
フルオロ基を含まないアルコキシシランの加水分解部分縮合物は、耐久性(耐摩耗性、硬度)を付与する成分であり、経時的に防塵性が低下することを抑制する。フルオロ基を含まないアルコキシシランの加水分解部分縮合物としては、加水分解と縮合反応により加水分解部分縮合物を生成できるものであれば限定されないが、例えば、下記一般式(1)で表されるフルオロ基を含まないアルコキシシランを加水分解と縮合反応して得られるものが挙げられる。
SiR1 4 (1)
一般式(1)中、R1は、それぞれ水素、水酸基、アルコキシ基、脂肪族炭化水素基、又は芳香族炭化水素基であり、1以上のR1がアルコキシ基である。アルコキシ基、脂肪族炭化水素基及び芳香族炭化水素基は、それぞれ置換基を有してよい。
機能性膜を形成するための組成物は、機能性膜と基材との密着性を向上させる観点から、密着向上剤を含むことが好ましい。
本発明の組成物は、フルオロ基を有するアルコキシシランの加水分解部分縮合物と、無機粒子とを含有することを特徴とする。さらに、フルオロ基を含まないアルコキシシラン又はその加水分解部分縮合物を含むことが好ましい。フルオロ基を有するアルコキシシラン又はその加水分解部分縮合物、無機粒子、フルオロ基を含まないアルコキシシラン又はその加水分解部分縮合物については、前述した通りである。該組成物は、高い防塵性を長期間持続できるため、防塵コーティング用として好適に適用できる。
(1)アルコキシシラン及びその加水分解部分縮合物
テトラエトキシシラン(TEOS)(多摩化学工業株式会社製)
メチルトリエトキシシラン(MTES)(東レ・ダウ株式会社製、OFS−6383)
フェニルトリエトキシシラン(PTES)(東京化成工業株式会社製)
ヘプタデカフルオロデシルトリメトキシシラン(HDFDTMOS)(東京化成工業株式会社製)
(2)無機粒子
無機粒子1(日産化学株式会社製、ST−O、粒子径:12nm、反応性基:シラノール基、DTAピーク600℃以上)
無機粒子2(合成例7にて製造)
無機粒子3(合成例8にて製造)
(3)密着向上剤
ブロックイソシアネート(旭化成ケミカルズ株式会社製、WM44−L70G)
(4)溶媒
エタノール(AP−7)(日本アルコール販売株式会社製)
純水(PW)
(5)基材
プラスチックフィルム(東レ株式会社製、ルミラー)
ガラス白板(太佑機材株式会社製)
金属アルミ板(太佑機材株式会社製、A−1050P)
<膜厚>
触針式表面形状測定器(アルバック株式会社製、DEKTAK)により膜厚を測定した。
ISO25178に準拠し、形状解析レーザー顕微鏡(キーエンス株式会社製、VK−X1000)で測定した。
スガ試験機株式会社製ヘイズメーターHZ−2を用いて測定した。
スガ試験機株式会社製ヘイズメーターHZ−2を用いて測定した。
液滴法に準拠し、協和界面化学株式会社製、DM−501Hiを用いて測定した。
関東ローム(JIS Z 8901、試験用粉体1の8種)を機能性膜に振りかけ、90°に立てかけて除去した後に、写真撮影した。撮影した写真を画像ソフトで処理し、残存粉塵の全領域に対する割合を算出し、付着率とした。
JIS−K5600−5−4の試験法に準じて、安田精機製作所社製鉛筆引っかき硬度試験機を用いて測定した。
JIS K5600の碁盤目剥離試験により、基材と塗膜との密着性を測定した。
学振形染色摩擦堅ろう度試験機(株式会社安田精機製作所製、平面型)にて機能性膜の耐擦傷性試験を行い、試験後の水接触角と付着率を測定した。学振形染色摩擦堅ろう度試験機の摩擦子には、不織布(旭化成株式会社製、ベンコット)を取り付け、500gの荷重を加えながら10往復擦ることにより試験を行った、試験後の積層体について、前述の方法で、水接触角と、付着率を測定した。
示差熱熱重量計(セイコーインスツルメンツ社製、TG/DTA6200)を用いて示差熱分析DTA測定を行った。測定条件は、空気雰囲気下、昇温速度10℃/分、40℃〜600℃の温度範囲である。実施例、比較例の機能性膜のDTA測定については、機能性膜をスパチュラ等で掻き取り、得られた粉末を測定に供した。無機粒子のDTA測定については、減圧乾燥機にて乾燥後、測定に供した。
室温で、500mLセパラブルフラスコに、水と酢酸とエタノールと、表1に記載の重量比でTEOS、MTES、及びPTESを仕込み、60℃まで昇温後、36時間熟成させ、アルコキシシランの加水分解部分縮合物を得た。酢酸の配合量は、pH3〜4となる量とし、水とエタノールの配合量は、水をエタノールの重量比を50:50とし、反応液の固形分濃度が15%となる量とした。
TEOS、MTES、及びPTESの代わりに、ヘプタデカフルオロデシルトリメトキシシラン(HDFDTMOS)を使用した他は、上述した手法にて、フルオロ基を含むオリゴシロキサンを合成した。
500mLセパラブルフラスコに、水35mLと28重量%アンモニア水10mLとエタノール120mLを仕込み、45℃まで昇温後、TEOS15gとエタノール20mLの混合液を30分かけて滴下し、20分間攪拌した。次に、減圧留去して、アンモニアを除去することにより、シリカゾル液を得た。このシリカゾル液に、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(東レ・ダウ株式会社製、OFS−6040)1gを添加して、24時間攪拌することにより、無機粒子2を得た。粒子径は、マイクロトラック・ベル株式会社製Micro trac Nanotrac Wave UT151を用いて、動的光散乱法により測定した。DTAピークは、先述の手法で測定した(粒子径:100nm、反応性基:シラノール基、DTAピーク340℃)
500mLセパラブルフラスコに、水35mLと28重量%アンモニア水10mLとエタノール120mLを仕込み、40℃まで昇温後、TEOS15gとエタノール20mLの混合液を30分かけて滴下し、20分間攪拌した。次に、減圧留去して、アンモニアを除去することにより、シリカゾル液を得た。このシリカゾル液に、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(東レ・ダウ株式会社製、OFS−6040)1gを添加して、24時間攪拌することにより、無機粒子3を得た。粒子径は、マイクロトラック・ベル株式会社製Micro trac Nanotrac Wave UT151を用いて、動的光散乱法により測定した。DTAピークは、先述の手法で測定した(粒子径:130nm、反応性基:シラノール基、DTAピーク330℃)
合成例で作製したアルコキシシランの加水分解部分縮合物とともに、無機粒子等の各成分を、表1に記載の固形分比で配合し、水:エタノール=30:70(重量比)の溶液にて、表2〜4記載の固形分に希釈することにより樹脂組成物を作製した。なお、これらの組成物はpH3〜4であった。この組成物を表2に記載の基材上に、バーコーターにより塗布した。表2〜4に記載の温度、時間で硬化させ、積層体を得た。機能性膜の各物性を評価した。その結果を表2〜4に示す。
Claims (6)
- 算術平均高さSaが10〜50nmであり、最小自己相関長さSalが300〜2000nmであり、水接触角が70〜130°である単一層の機能性膜と、基材からなる積層体であって、
前記機能性膜が、ケイ素、酸素、炭素、及び、フッ素を含有する積層体。 - 前記機能性膜が、無機粒子と、アルコキシシランの加水分解部分縮合物の硬化物を含む請求項1に記載の積層体。
- 前記基材が、プラスチック基材、ガラス基材又は金属基材である請求項1又は2に記載の積層体。
- 前記機能性膜が、示差熱分析DTA測定において、200〜600℃に正のDTAピークを有する請求項1〜3のいずれかに記載の積層体。
- 前記機能性膜の膜厚が1μm以下である、請求項1〜4のいずれかに記載の積層体。
- 前記機能性膜は、フルオロ基を有するアルコキシシラン又はその加水分解部分縮合物と、フルオロ基を含まないアルコキシシラン又はその加水分解部分縮合物との縮合物の硬化物を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の積層体。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020132550A JP6942849B1 (ja) | 2020-08-04 | 2020-08-04 | 積層体 |
JP2021091146A JP7267343B2 (ja) | 2020-08-04 | 2021-05-31 | 積層体 |
PCT/JP2021/028418 WO2022030399A1 (ja) | 2020-08-04 | 2021-07-30 | 積層体及び生地コーティング用組成物 |
CN202180059722.2A CN116133843A (zh) | 2020-08-04 | 2021-07-30 | 层积体和坯布涂层用组合物 |
TW110128554A TW202214793A (zh) | 2020-08-04 | 2021-08-03 | 積層體及質地塗佈用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020132550A JP6942849B1 (ja) | 2020-08-04 | 2020-08-04 | 積層体 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021091146A Division JP7267343B2 (ja) | 2020-08-04 | 2021-05-31 | 積層体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6942849B1 true JP6942849B1 (ja) | 2021-09-29 |
JP2022029284A JP2022029284A (ja) | 2022-02-17 |
Family
ID=77847130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020132550A Active JP6942849B1 (ja) | 2020-08-04 | 2020-08-04 | 積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6942849B1 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013154481A (ja) * | 2012-01-26 | 2013-08-15 | Nissha Printing Co Ltd | 透明性防汚シート |
JP2019000983A (ja) * | 2015-10-28 | 2019-01-10 | Agc株式会社 | 防汚性物品およびその製造方法 |
-
2020
- 2020-08-04 JP JP2020132550A patent/JP6942849B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022029284A (ja) | 2022-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3846545B2 (ja) | コーティング剤組成物、コーティング方法及び被覆物品 | |
JP5625641B2 (ja) | 自動車グレージング用プラスチック基材 | |
US20080299400A1 (en) | Abrasion-resistant coating composition and coated article | |
JP2004075970A (ja) | ハードコート剤及びハードコート膜が形成された物品 | |
JP2000202363A5 (ja) | ||
JP2019064913A (ja) | ガラス物品 | |
TWI402297B (zh) | A siloxane compound containing a photo-reactive group, a method for producing the same, and a photohardenable resin composition, an article having the hardened film | |
WO2011142463A1 (ja) | 紫外線吸収膜形成用塗布液および紫外線吸収ガラス物品 | |
JP2006501341A (ja) | コーティング組成物およびその組成物の調製方法 | |
JP5751211B2 (ja) | 含フッ素アルコール化合物を含む硬化性組成物 | |
JP7135851B2 (ja) | 撥水性被膜形成用組成物及び撥水性被膜 | |
JP2011173738A (ja) | 透明焼成体 | |
JP2006501342A (ja) | 層状系及びその製造方法 | |
US20130164539A1 (en) | Plastic substrate for automotive glazing and its repairing method | |
JP2001279178A (ja) | コーティング組成物および硬化体 | |
WO2015166863A1 (ja) | 液状組成物およびガラス物品 | |
WO2007119805A1 (ja) | リン酸エステル化合物を含有する被膜形成用塗布液及び反射防止膜 | |
US20190177573A1 (en) | Curable Silsesquioxane Polymer Comprising Inorganic Oxide Nanoparticles, Articles, and Methods | |
JP7467891B2 (ja) | オルガノポリシロキサンおよびそれを含有するコーティング用組成物 | |
JP6942849B1 (ja) | 積層体 | |
TW202126724A (zh) | 含氟硬化性組成物及物品 | |
JP7267343B2 (ja) | 積層体 | |
JP6060698B2 (ja) | 硬化性樹脂組成物及び被覆物品 | |
JP6980145B1 (ja) | 生地コーティング用組成物 | |
WO2022030399A1 (ja) | 積層体及び生地コーティング用組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200817 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20200817 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20201012 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201020 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201215 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210302 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210531 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20210531 |
|
C876 | Explanation why request for accelerated appeal examination is justified |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C876 Effective date: 20210531 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20210721 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20210727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210817 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6942849 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |