JP2003138150A - 室温硬化性組成物 - Google Patents

室温硬化性組成物

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JP2003138150A JP2001332982A JP2001332982A JP2003138150A JP 2003138150 A JP2003138150 A JP 2003138150A JP 2001332982 A JP2001332982 A JP 2001332982A JP 2001332982 A JP2001332982 A JP 2001332982A JP 2003138150 A JP2003138150 A JP 2003138150A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧外壁作製のためのタイル貼り工法におい
て、タイル貼り用の接着剤としても目地部用のシーリン
グ材としても使用可能な室温硬化性組成物を提供する。 【解決手段】 珪素原子に結合した水酸基又は加水分解
性基を有してなる、シロキサン結合を形成することによ
り架橋し得る珪素原子含有基を少なくとも1個有する有
機重合体(A)100重量部に対して、アルキルジフェ
ノールとエピクロルヒドリンとから誘導されたエポキシ
樹脂(B)1〜100重量部、及び、シラノール縮合触
媒(C)0.1〜20重量部、並びに、前記エポキシ樹
脂(B)100重量部に対してエポキシ樹脂硬化剤
(D)0.1〜300重量部、を含有してなる室温硬化
性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、大気中の湿気と反
応してゴム状に硬化する重合体を成分とする室温硬化性
組成物に関するものであって、例えば、プレハブ住宅や
ユニット住宅等に用いられる住宅用の化粧外壁等の作製
において、タイル等を貼り付ける際の接着剤兼目地材と
して好適に使用し得る室温硬化性組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】住宅用の化粧外壁の作製に当たり、タイ
ルや石材等の窯業材料片を外壁下地材に貼り付け施工す
る、いわゆるタイル貼り工法においては、従来、無機系
接着剤が用いられていたが、作業性等の改善のため、近
年、変成シリコーン系ポリマーと粘着性付与剤等からな
る変成シリコーン系接着剤の使用が検討されるようにな
ってきた。一方、変成シリコーン系接着剤は他の樹脂系
接着剤と比較すると弾性が高いという特性を有するが、
これにエポキシ樹脂を併用して硬化物の強度を改良した
硬化性組成物が提案されている(特開昭61−2687
20号公報参照)。しかし、この種の、エポキシ樹脂を
併用した変成シリコーン系接着剤は必ずしも耐候性が十
分ではなかった。 【0003】そのため、タイル同士の間の外気に接する
目地部には変成シリコーン系シーリング材が用いられて
いたが、タイル貼り用の接着剤と目地部用のシーリング
材とを使い分けるのは作業性が悪く、外壁等の工業的生
産性を向上させる点からも、タイル貼り用接着剤兼目地
部用シーリング材として使用可能な硬化性組成物の出現
が望まれていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
硬化性組成物に対する要請に応えるべく完成されたもの
で、その目的は、化粧外壁作製のためのタイル貼り工法
において、タイル貼り用の接着剤としても目地部用のシ
ーリング材としても使用可能な室温硬化性組成物を提供
することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、珪素原子に結合した水酸基
又は加水分解性基を有してなる、シロキサン結合を形成
することにより架橋し得る珪素原子含有基を少なくとも
1個有する有機重合体(A)100重量部に対して、ア
ルキルジフェノールとエピクロルヒドリンとから誘導さ
れたエポキシ樹脂(B)1〜100重量部、及び、シラ
ノール縮合触媒(C)0.1〜20重量部、並びに、前
記エポキシ樹脂(B)100重量部に対してエポキシ樹
脂硬化剤(D)0.1〜300重量部、を含有してなる
室温硬化性組成物を提供する。 【0006】以下、本発明を更に詳細に説明する。本発
明において用いられる有機重合体(A)の代表的なもの
は、変成シリコーンポリマーと呼ばれ、主鎖が本質的に
ポリアルキレンオキサイドであり、末端に架橋可能な加
水分解性シリル基を少なくとも1個有する重合体であ
る。 【0007】例としては、末端にアリル基を有するポリ
アルキレンオキサイドを、VIII 族遷移金属の存在下
で、下記一般式で表される水素化珪素化合物と反応させ
ることによって得られるものが挙げられる。 【0008】 【化1】 (式中、Rは1価炭化水素基またはハロゲン化1価炭化
水素基から構成される基、aは0〜2の整数、Xはハロ
ゲン原子、アルコキシ基、アシルオキシ基及びケトキシ
メート基より選択される原子または基を示す) 【0009】上記有機重合体(A)の主鎖であるポリア
ルキレンオキサイドとしては、特に限定されるものでは
なく、例えばポリエチレンオキサイド、ポリプロピレン
オキサイド、ポリブチレンオキサイドが挙げられるが、
本発明の室温硬化性組成物を硬化させて得られる硬化物
(以後、単に「硬化物」という)の耐水性が優れてお
り、また、優れた弾性を確保出来る点で、ポリプロピレ
ンオキサイドが好ましい。 【0010】また、架橋可能な加水分解性シリル基とし
ては、特に限定されるものではないが、例えばメトキシ
シリル基、エトキシシリル基等のアルコキシシリル基
が、反応後有害な副生成物を生成しないので好適であ
る。上記有機重合体(A)の数平均分子量は、小さ過ぎ
ると硬化物の伸びが不十分となり、目地等に対する追従
性が低下し、また、大き過ぎると硬化前の粘度が高くな
り過ぎて、配合工程での作業性が低下するため、400
0〜30000であることが好ましい。さらに、上記重
合体(A)の数平均分子量が10000〜30000で
あって、分子量分布(Mw/Mn)が1.6以下である
と、上記作業性と上記硬化物の伸びとのバランスが優れ
る点で、さらに好ましい。 【0011】上記有機重合体(A)の市販品として、例
えば鐘淵化学社製の商品名MSポリマーとしては、MS
ポリマーS−203、S−303、S−903、MAX
−908、MAX−911等が挙げられ、商品名サイリ
ルポリマーとしては、サイリルSAT−200、MA4
30、MA447、SAT−350、SAT−400等
が挙げられる。また、旭硝子社製の商品名エクセスター
としては、エクセスターESS−3620、ESS−3
430、ESS−2420、ESS−2410等が挙げ
られる。 【0012】また、本発明において、より高い耐候性を
発現させるため、上記変成シリコーンポリマーに、後述
する各種の添加剤とは別に、主鎖が本質的に(メタ)ア
クリル酸エステル共重合体であり、架橋可能な加水分解
性シリル基を少なくとも1個有するアクリル系共重合体
を配合してもよい。 【0013】アクリル系共重合体のなかでも、主鎖がア
クリル酸とアルキル基の炭素数が1〜12のアルキル
(メタ)アクリレートとからなる共重合体が、硬化物の
柔軟性が優れているため好ましく、上記アルキル(メ
タ)アクリレートのアルキル基の炭素数が2〜8であれ
ば、さらに好ましい。 【0014】上記変成シリコーンポリマーと上記アクリ
ル系共重合体の混合物も市販されている。例えば鐘淵化
学社製の商品名MSポリマーとしては、MSポリマーS
−903、MAX−908、MAX−911、MA−4
30、MA−447等が挙げられる。 【0015】本発明において用いられるエポキシ樹脂
(B)は、アルキルジフェノールとエピクロルヒドリン
とから誘導されたものであり、市販品としては、例えば
大日本インキ化学社製の「EPICLON EXA−7
120」が挙げられる。 【0016】本発明におけるシラノール縮合触媒(C)
としては、従来公知の、変成シリコーンポリマーの湿気
硬化反応を促進するために用いられているものが使用可
能であり、例えば、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル
錫オキサイド、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫フ
タレート、ビス(ジブチル錫ラウリン酸)オキサイド、
ジブチル錫ビスアセチルアセトナート、ジブチル錫ビス
(モノエステルマレート)、オクチル酸錫、ジブチル錫
オクトエート、ジオクチル錫オキサイド等の錫化合物、
テトラ−n−ブトキシチタネート、テトライソプロポキ
シチタネート等のチタネート系化合物、ジブチルアミン
−2−エチルヘキソエート等のアミン塩や、他の酸性触
媒及び塩基性触媒等が挙げられ、これらは単独又は2種
以上を併用して使用することができる。 【0017】かかるシラノール縮合触媒(C)の使用に
より、本発明硬化性組成物は、室温下で大気中の湿気と
反応してゴム状に硬化し得るのである。 【0018】本発明において用いられるエポキシ樹脂硬
化剤(D)としては、エチレンジアミン、ジエチレント
リアミン、トリエチレンテトレミン、テトラエチレンペ
ンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、ベンジルシジエ
チルアミン、ジメチルアミノメチルフェノール、トリメ
チルアミノメチルフェノール、トリス(ジメチルアミノ
メチル)フェノール、ピリジン、ピペリジン、メタフェ
ニレンジアミン、3−フッ化ホウ素モノエチルアミン、
他アミン類、イミダゾール類、フエノール樹脂、メラミ
ン樹脂、ジシアンジアミド、ポリサルファイド、ポリメ
ルカプタン、グアニジン、ケチミン、シラミンなどが挙
げられるが、これらに限定されるものではない。 【0019】本発明の室温硬化性組成物は、上記(A)
〜(D)の必須成分の他に、各種特性を付与、改善する
ために、本発明の目的達成を阻害しない範囲で、1分子
中にアミノ基及びアルコキシシリル基を有する化合物、
脱水剤、充填剤、可塑剤、タレ防止剤、老化防止剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、顔料、香料、溶剤等を所定量
配合することができる。これらを配合した組成物は、例
えば、ロール、プラネタリーミキサー等により混練する
ことによって得られる。 【0020】上記の1分子中にアミノ基及びアルコキシ
シリル基を有する化合物は、接着性付与剤として添加さ
れるものであり、例えば、3−アミノプロピルトリメト
キシシラン、3−アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2
−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル
メチルジメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−
3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N,N’−ビ
ス−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]エチレン
ジアミン、N,N’−ビス−[3−(トリエトキシシリ
ル)プロピル]エチレンジアミン、N,N’−ビス−
[3−(メチルジメトキシシリル)プロピル]エチレン
ジアミン、N,N’−ビス−[3−(トリメトキシシリ
ル)プロピル]ヘキサメチレンジアミン、N,N’−ビ
ス−[3−(トリエトキシシリル)プロピル]ヘキサメ
チレンジアミン、N,N’−ビス−[3−(メチルジメ
トキシシリル)プロピル]ヘキサメチレンジアミン、
N,N−ビス−[3−(トリメトキシシリル)プロピ
ル]エチレンジアミン、N,N−ビス−[3−(メチル
ジメトキシシリル)プロピル]エチレンジアミン、N,
N−ビス−[3−(トリエトキシシリル)プロピル]エ
チレンジアミン、N,N−ビス−[3−(トリメトキシ
シリル)プロピル]ヘキサメチレンジアミン、N,N−
ビス−[3−(メチルジメトキシシリル)プロピル]ヘ
キサメチレンジアミン、N,N−ビス−[3−(トリエ
トキシシリル)プロピル]ヘキサメチレンジアミン、
N,N−ビス−[3−(トリメトキシシリル)プロピ
ル]アミン、N,N−ビス−[3−(トリエトキシシリ
ル)プロピル]アミン、N,N−ビス−[3−(メチル
ジメトキシシリル)プロピル]アミン等が挙げられ、こ
れらは単独又は2種以上を併用して使用することができ
る。 【0021】脱水剤としては、例えば、ビニルトリメト
キシシラン、ジメチルジメトキシシラン、テトラエトキ
シシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエト
キシシラン、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシ
ラン、フェニルトリメチルシラン、ジフェニルジメトキ
シシラン等のシラン化合物類、オルトギ酸メチル、オル
トギ酸エチル、オルト酢酸メチル、オルト酢酸エチル等
の加水分解性エステル化合物類が挙げられ、これらは単
独又は2種以上を併用して使用することができる。 【0022】各種充填剤としては、例えば、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、含水ケイ酸、無水ケイ酸、ケ
イ酸カルシウム、シリカ、二酸化チタン、クレー、タル
ク、カーボンブラック、ガラスバルーン等が挙げられ、
これらは単独又は2種以上を併用して使用することがで
きる。 【0023】上記可塑剤は、本発明組成物の硬化物の伸
びを高めたり、低モジュラス化するため使用されるもの
であり、例えば、燐酸トリブチル、燐酸トリクレジル等
の燐酸エステル類、フタル酸ジオクチル等のフタル酸エ
ステル類、グリセリンモノオレイン酸エステル等の脂肪
酸一塩基酸エステル類、アジピン酸ジブチル、アジピン
酸ジオクチル等の脂肪酸二塩基酸エステル類、及びポリ
プロピレングリコール類などが挙げられ、これらは単独
又は2種以上併用してもよい。 【0024】タレ防止剤としては、例えば、水添ひまし
油、脂肪酸ビスアマイド、ヒュームドシリカ等画挙げら
れる。 【0025】本発明の室温硬化性組成物は、上記有機重
合体(A)100重量部に対して、エポキシ樹脂(B)
1〜100重量部、及び、シラノール縮合触媒(C)
0.1〜20重量部、並びに、上記エポキシ樹脂(B)
100重量部に対してエポキシ樹脂硬化剤(D)0.1
〜300重量部、を含有してなるものであり、エポキシ
樹脂(B)の量が上記より少ないと接着性の発現が不十
分となり、多いと耐候性が悪くなる。 【0026】また、シラノール縮合触媒(C)の量が上
記より少ないと硬化性の発現が不十分となり、多いと作
業性が悪くなり、更に、エポキシ樹脂硬化剤(D)の量
が上記より少ないと硬化性の発現が不十分となり、多い
と作業性が悪くなる。 【0027】本発明の室温硬化性組成物は、上述の如
く、接着性及び耐候性等の耐久性に優れているので、例
えば、プレハブ住宅やユニット住宅等に用いられる住宅
用の化粧外壁等の作製において、タイル等を貼り付ける
際の接着剤兼目地材として好適に使用し得るものであ
り、また、場合によっては、床へのタイル貼りにおいて
も好適に使用し得る。 【0028】 【実施例】以下に実施例及び比較例を説明することによ
り、本発明を具体的に説明する。なお、本発明は下記実
施例のみに限定されるものではない。 (1)室温硬化性組成物の調製 表1に示した各配合組成を、外部から湿気が入らないよ
うに密封された混合攪拌機を用いて、減圧下で均一に混
合し、室温硬化性組成物を得た。 【0029】また、表1の配合組成に示した重合体等に
ついては下記のものを使用した。 「サイリルポリマーSAT−200」(商品名):鐘淵
化学工業社製(主鎖が本質的にポリプロキレンオキサイ
ドであり、架橋可能な加水分解性シリル基を少なくとも
1個有する重合体) 「EPICLON EXA−7120」(商品名):大
日本インキ化学社製、アルキルジフェノールとエピクロ
ルヒドリンとから誘導されたエポキシ樹脂 【0030】「エピコート828」(商品名):油化シ
ェルエポキシ株式会社製ビスフエノール型エポキシ樹脂 「DMP−30」(商品名):ロームアンドハース株式
会社製2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フ
ェノール 「サノールLS770」(商品名):三共社製、ヒンダ
ードアミン系光安定剤 「チヌビン327」(商品名):チバスペシャリティー
ケミカルズ社製、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤 【0031】(2)評価 得られた室温硬化性組成物について、以下の評価を行っ
た。評価結果を表1に示した。 [1.接着性]得られた室温硬化性組成物を用い、50
cm各のモザイクタイル及び同寸のコンクリートモルタ
ルを、塗布量500g/m2 で貼り合わせ、20℃65
%RHの雰囲気下で1週間養生し、引張り速度5mm/
分で平面引張り試験を行った。 [2.耐候性]厚み2mm、50×50mmの硬化物シ
ートを、20℃65%RHの雰囲気下で1週間養生した
後、試験片として、サンシャインウエザロメーターで光
照射し、500時間と1000時間終了後の、クラック
の発生有無を目視評価した。 【0032】 【表1】【0033】 【発明の効果】本発明の室温硬化性組成物は、上述の如
く、有機重合体(A)100重量部に対して、エポキシ
樹脂(B)1〜100重量部、及び、シラノール縮合触
媒(C)0.1〜20重量部、並びに、上記エポキシ樹
脂(B)100重量部に対してエポキシ樹脂硬化剤
(D)0.1〜300重量部、を含有してなるものであ
り、特に、エポキシ樹脂(B)として特定のものを用い
ているので、他の成分と相俟って、接着性及び耐候性等
の耐久性に優れている。従って例えば、プレハブ住宅や
ユニット住宅等に用いられる住宅用の化粧外壁等の作製
において、タイル等を貼り付ける際の接着剤兼目地材と
して使用し得るため、タイル等の接着と目地部への充填
に材料を使い分ける必要がなく、作業性が良好で外壁等
を高い生産性をもって製造し得る。また、タイルや石材
等の窯業材料片の貼り付けは、化粧外壁等の作製に限ら
ず床貼りの際にも適用可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 珪素原子に結合した水酸基又は加水分解
    性基を有してなる、シロキサン結合を形成することによ
    り架橋し得る珪素原子含有基を少なくとも1個有する有
    機重合体(A)100重量部に対して、アルキルジフェ
    ノールとエピクロルヒドリンとから誘導されたエポキシ
    樹脂(B)1〜100重量部、及び、シラノール縮合触
    媒(C)0.1〜20重量部、並びに、前記エポキシ樹
    脂(B)100重量部に対してエポキシ樹脂硬化剤
    (D)0.1〜300重量部、を含有してなることを特
    徴とする室温硬化性組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007162213A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Sekisui Fuller Kk 外壁構造材
JP2007162212A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Sekisui Fuller Kk 外壁構造材
JP2008248200A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Aica Kogyo Co Ltd 湿気硬化性樹脂組成物

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