JP2003137256A - 菓子用容器 - Google Patents

菓子用容器

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JP2003137256A
JP2003137256A JP2001334962A JP2001334962A JP2003137256A JP 2003137256 A JP2003137256 A JP 2003137256A JP 2001334962 A JP2001334962 A JP 2001334962A JP 2001334962 A JP2001334962 A JP 2001334962A JP 2003137256 A JP2003137256 A JP 2003137256A
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JP
Japan
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pleats
substantially straight
folds
container
confectionery
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JP2001334962A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Hirano
訓弘 平野
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HIRANO SHIKI KK
Original Assignee
HIRANO SHIKI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平らな場所に載置したときの安定性を向上さ
せることができる菓子用容器を提供する。 【解決手段】 紙製のシート材から平面略ハート形の容
器形状に形成された菓子用容器11の側壁13のうち、
コーナー部14a〜14cにひだ16aを設けると同時
に、略ストレート部15a,15bにもひだ16bを設
けた。また、コーナー部14a〜14cのひだ16a
と、略ストレート部15a,15bのひだ16bとを連
続的に設けた。さらに、コーナー部14a〜14cのひ
だ16aを、略ストレート部15a,15bのひだ16
bよりもピッチを狭く、且つひだの深さを若干深く形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、菓子を収容する菓
子用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、菓子用容器として図4に示すよう
なものが知られている。同図に示す菓子用容器21は、
シート材から底壁22と側壁23を備えた容器形状に形
成されている。略ハート形の底壁22の外周縁から立ち
上がる側壁23は、四つのコーナー部24a〜24d
と、コーナー部24a−コーナー部24bの間を結ぶ略
ストレート部25a、及びコーナー部24b−コーナー
部24cの間を結ぶ略ストレート部25bとから構成さ
れている。この側壁23のうちコーナー部24a〜24
cにはそれぞれ複数のひだ26が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の菓子
用容器21では、底壁22が平らでないために平らな場
所に安定して載置できないという問題があった。これ
は、側壁23の略ストレート部25a,25bにひだを
設けなかったことが原因の一つと考えられる。
【0004】これについて説明すると、まず、底壁22
の外周縁から側壁23を立ち上げるときに、側壁23に
はたるみが生じる。このたるみは側壁23にひだ26を
設けることで解消されるが、ひだ26をコーナー部24
a〜24cのみに設けて略ストレート部25a,25b
に設けない場合には、略ストレート部25aに生じるた
るみをコーナー部24a,24bのひだ26で吸収し、
略ストレート部25bに生じるたるみをコーナー部24
b,24cのひだ26で吸収することになる。このと
き、側壁23に生じるたるみは側壁23の上側ほど大き
くなるので、ひだ26は上側ほどひだが深くなるように
通常形成されている。このため、略ストレート部25a
では下部に比べて上部が強くコーナー部24a,24b
の方向に引っ張られて、その結果図5に示すように、略
ストレート部25aの中央部が上に突き出るようにして
変形する。これと同様のことが略ストレート部25bで
も起こっている。よって、略ストレート部25a,25
bの変形に伴って底壁22にも反りが生じることにな
る。
【0005】本発明は、上記のような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、平らな場所に載置したときの安定性を向上
させることができる菓子用容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、シート材から容器形状
に形成された菓子用容器であって、側壁のうち互いに隣
り合う二つのコーナー部にひだを設けると同時に前記互
いに隣り合う二つのコーナー部間を結ぶ略ストレート部
にもひだを設け、前記コーナー部のひだと前記略ストレ
ート部のひだを連続的に設けたことを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の菓子用容器において、前記コーナー部のひだが、前記
略ストレート部のひだよりもピッチが狭いか、あるいは
ひだの深さが深いことを要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の菓子用容器において、底部の形状がハー
ト形であることを要旨とする。請求項4に記載の発明
は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の菓子
用容器において、前記シート材が紙製であることを要旨
とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態について図1〜図3に基づき説明する。図1〜図3
は本実施形態の菓子用容器11を示す図で、図1は平面
図、図2は縦断面図、図3は斜視図である。これらの図
に示すように、菓子用容器11は、底壁12と側壁13
を備えた容器形状に形成されている。この菓子用容器1
1は、プレス加工によってシート材としての薄紙から形
成されている。菓子用容器11の底壁12は略ハート形
に形成され、その外周縁から側壁13が立ち上がってい
る。側壁13は、三つのコーナー部14a〜14cと、
隣り合うコーナー部14a〜14c間を結ぶ三つの略ス
トレート部15a〜15cとから構成されている。
【0010】前記側壁13には、ハートの窪み部分に相
当する略ストレート部15cを除いてひだ16(16
a,16b)が設けられている。すなわち、側壁13の
うちコーナー部14a〜14c及び略ストレート部15
a,15bにひだ16が設けられ、略ストレート部15
aのひだ16bはコーナー部14a,14bのひだ16
aに連続し、略ストレート部15bのひだ16bはコー
ナー部14b,14cのひだ16aに連続している。
【0011】側壁13に設けられた各ひだ16は、平断
面略三角山形状をなし、側壁13の高さ方向に沿って直
線状に延びている。また、各ひだ16は側壁13の上側
に向かうほどひだが深くなるように形成されている。コ
ーナー部14a〜14cのひだ16aと略ストレート部
15a,15bのひだ16bを比較すると、ひだ16a
はひだ16bよりもピッチが狭く、またひだも若干深く
形成されている。このひだ16は、プレス加工によって
シート材から容器形状を形成する際に、同時に形成され
るようになっている。
【0012】本実施形態によって得られる効果につい
て、以下に記載する。 ・ コーナー部14a〜14cだけでなく、コーナー部
14aとコーナー部14bの間を結ぶ略ストレート部1
5a、及びコーナー部14bとコーナー部14cの間を
結ぶ略ストレート部15bにもひだ16が設けられてい
る。このため、プレス加工に際して底壁12の外周縁か
ら側壁13を立ち上げるときに略ストレート部15a,
15bに生じるたるみは、それぞれ略ストレート部15
a,15bに設けられたひだ16bで吸収されている。
従って、略ストレート部15a,15bのたるみをコー
ナー部14a〜14cのひだ16aで吸収する必要がな
く、略ストレート部15a,15bのたるみをコーナー
部14a〜14cのひだ16aで吸収する場合に起こり
うる底壁12の反りを解消することができる。よって、
平らな場所に載置したときの安定性を向上させることが
できる。加えて、この菓子用容器11を使って菓子を成
形した場合には、その菓子の底面を平らに形成すること
ができる。
【0013】・ プレス加工に際して底壁12の外周縁
から側壁13を立ち上げるとき、アールの大きいコーナ
ー部14a〜14cでは、アールの小さい略ストレート
部15a,15bに比べて多くのたるみが生じる。それ
に対し本実施形態では、たるみが多く生じるコーナー部
14a〜14cに、比較的ピッチが狭くかつひだの深い
ひだ16aを形成し、たるみが少ない略ストレート部1
5a,15bに、比較的ピッチが広くかつひだの浅いひ
だ16bを形成している。従って、側壁13にたるみが
残ったり、ひだ16が過剰になって側壁13に破れが生
じたりすることなく、コーナー部14a〜14c及び略
ストレート部15a,15bのたるみをひだ16によっ
て適切に吸収することができる。
【0014】・ 略ストレート部15a,15bに全体
にわたり設けられたひだ16bによって、略ストレート
部15a,15bには所定の剛性が付与されている。従
って、略ストレート部15a,15bが自重によってた
わむなどして変形するのを防いで、側壁13の変形によ
る美観の低下を防止することができる。従来の菓子用容
器21の場合は、側壁23がたわみやすいために深さを
大きくすることが困難であったが、本例の菓子用容器1
1の場合は、深さを大きくしても(側壁13の高さを大
きくしても)たわみが生じにくいので、深い菓子用容器
11を得ることができる。
【0015】・ 底壁12の形状がハート形であるの
で、菓子用容器11を面白味のあるデザインにすること
ができる。また、この菓子用容器11を使って菓子を成
形した場合には、デザイン的に面白味のある菓子を得る
ことができる。
【0016】・ 薄紙で形成されているので、材料コス
トを安く抑えることができる。また廃棄する場合も容易
である。 ・ 菓子用容器11の容器形状はプレス加工によって形
成されるようになっている。また、そのプレス加工の際
に同時にひだ16が設けられるようにもなっている。従
って、製作が容易である。
【0017】なお、前記実施形態を次のように変更して
構成することもできる。 ・ 前記実施形態ではひだ16aをひだ16bよりもピ
ッチを狭く、かつひだも深く形成したが、ひだ16aを
ひだ16bとピッチは略同じままで深さのみを大きくす
るように形成してもよい。あるいは、ひだ16aをひだ
16bとひだの深さは略同じままでピッチのみを狭くす
るようにして形成してもよい。
【0018】・ 菓子用容器11を厚紙で形成してもよ
い。また金属や合成樹脂など紙以外の材料で菓子用容器
11を形成してもよい。 ・ 底壁12の形状を、略三角形・略四角形などの略多
角形状、あるいは長円形、扇形など、ハート以外の形状
に変更してもよい。
【0019】・ 底壁12のない側壁13のみで構成さ
れる菓子用容器で本発明を具体化してもよい。 ・ ひだ16の平断面形状は略三角山形状に限定される
ものでなく、U字形状などであってもよい。
【0020】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 ・ プレス加工によってシート材から容器形状に形成さ
れるとともに、そのプレス加工の際に同時に前記ひだを
設けるようにしたことを特徴とする請求項1から請求項
4のいずれか一項に記載の菓子用容器。このように構成
した場合、製作を容易化することができる。
【0021】(定義)本明細書中における「菓子」と
は、ケーキ・クッキー・カステラ・パイ・マドレーヌ・
マフィン・饅頭などの焼き菓子類、蒸し菓子類、及び蒸
しパンを含むパン類をいう。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、平らな場所に載置したときの安定性を向上さ
せることができる。
【0023】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、側壁に生じるたるみをひだ
によって適正に吸収することができる。請求項3に記載
の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の
効果に加え、面白味のあるデザインにすることができ
る。また、この菓子用容器を使って菓子を成形した場合
には、デザイン的に面白味のある菓子を得ることができ
る。
【0024】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
から請求項3のいずれか一項に記載の発明の効果に加
え、材料コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の菓子用容器を示す平面図。
【図2】 図1の2−2線における断面図。
【図3】 実施形態の菓子用容器を示す斜視図。
【図4】 従来の菓子用容器を示す斜視図
【図5】 図4の5−5線における断面図。
【符号の説明】
11…菓子用容器、13…側壁、14a〜14c…コー
ナー部、15a〜15c…略ストレート部、16(16
a,16b)…ひだ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 AA08 BA10 DC03 DD01 FA01 GA03 3E096 AA01 BA28 BB10 CA06 CB10 CC01 DA23 DB04 DC01 EA01X FA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材から容器形状に形成された菓子
    用容器であって、側壁のうち互いに隣り合う二つのコー
    ナー部にひだを設けると同時に前記互いに隣り合う二つ
    のコーナー部間を結ぶ略ストレート部にもひだを設け、
    前記コーナー部のひだと前記略ストレート部のひだを連
    続的に設けたことを特徴とする菓子用容器。
  2. 【請求項2】 前記コーナー部のひだが、前記略ストレ
    ート部のひだよりもピッチが狭いか、あるいはひだの深
    さが深いことを特徴とする請求項1に記載の菓子用容
    器。
  3. 【請求項3】 底部の形状がハート形であることを特徴
    とする請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の菓
    子用容器。
  4. 【請求項4】 前記シート材が紙製であることを特徴と
    する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の菓子
    用容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4440995B1 (ja) * 2009-09-08 2010-03-24 株式会社フローリッシュ 花冠矯正具
WO2011132738A1 (ja) * 2010-04-23 2011-10-27 小林製薬株式会社 容器及びその製造方法

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