JP2003136571A - 射出吹込成形機における中間金型の割型開閉装置 - Google Patents
射出吹込成形機における中間金型の割型開閉装置Info
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Abstract
に設置する割型開閉機構を簡単な構造にし、中間金型を
簡単な構造にし小型化すること。 【解決手段】中間金型6にプリフォームPの口部成形用
の割金型20a、20bをコア金型7の周囲に配設し、
前記割金型20a、20bは固定金型2側に配設された
シリンダ装置16等の駆動装置により中間金型6に配設
された動力伝達機構(押圧ロッド19、スプリング装置
18、ストリッパプレート17、スプリング装置21
a、21b、カムブロック23)を介して開閉可能とし
た。
Description
起部を有するプラスチック容器の射出吹込成形用金型に
関する。
図6および図7は従来から公知の射出吹込成形装置の概
略説明図で図6は金型が型開状態の正面図。図7は型締
状態の部分断面斜視図である。図において1は固定プラ
テン、2は固定プラテンに取り付けられている射出用の
固定金型、3はタイバー4に挿通し案内される支持枠で
あって、該支持枠3には中間金型6が油圧モータ等の回
転装置5で回転可能に軸支されている。
右両面に夫々複数個のコア金型7、7、・・が突設され
ている。8は中間金型の支軸、9、9は固定プラテン1
に設置されている支持枠3の駆動用シリンダで油圧又は
空圧シリンダである。
ラテン。12は可動プラテン10に取り付けられている
吹込用の可動金型であって、該金型12はシリンダ13
で開閉動作する割型に形成されている。14はホットラ
ンナ、15は射出装置である。
ンダ9、9を駆動して支持枠3を固定金型2の方向へ引
き寄せ、支持枠3に取り付けられている中間金型6のコ
ア金型7、7、・・を固定金型2のキャビティ内へ挿入
するとともにトグル機構11を作動して可動プラテン1
0を中間金型6へ近接させ、可動プラテン10に取り付
けている可動金型12内へ中間金型6の背面側に突設し
ているコア金型7、7、・・が挿入された状態で型締が
行なわれる(図7)。
略説明図を参照して説明する。金型が図8(a)の型締
状態でコア金型7と固定金型2の空所に射出装置15か
ら樹脂が充填されプリフォームPの射出成形が行なわれ
る。樹脂が所定温度に冷却されると、可動プラテン10
を元の位置へ後退させるとともに、シリンダ9、9を駆
動して支持枠3を固定金型2から離脱させ型開き位置へ
と移動させる。射出成形されたプリフォームPはA側の
コア金型7に装着されており、図8(b)に示す型開位
置で油圧モータ5を作動して中間金型6を180度回転
させる。
せ、図8(c)に示す型締位置でプリフォームを装着し
ているA側コア金型7が吹込用の割型12内へ、B側コ
ア金型7が固定金型2内へ挿入され、A側コア金型7の
根元部から空気が噴出されて吹込成形が行なわれる。一
方、B側コア金型7と固定金型2の空隙に樹脂が充填さ
れ射出成形が行なわれ、A側コア金型とB側コア金型の
両面で吹込成形と射出成形が同時に行なわれる。
型開位置でシリンダ13を駆動して吹込用割型12を開
き取出され、プリフォームPを装着しているB側コア金
型7が吹込金型12内へ、A側コア金型7が再度固定金
型2内へと夫々挿入され、射出吹込成形作業が反復して
行なわれる。
成形する場合であるが、ネジ付容器を成形する場合は、
中間金型にネジ部を形成させるための割金型を設ける必
要があり、更に、割金型の開閉機構を設ける必要がある
が、該開閉機構の動力源となる油圧シリンダ等を中間金
型内へ設置すると中間金型が大型化し設備全体が大型化
し、設置スペース、設備費等において問題がある。
成形用射出吹込成形機の中間金型に設置する割型開閉機
構を簡単な構造にし、摺動および回転運動する中間金型
を極力簡単な構造にするとともに、小型化することを目
的とするのである。
したコア金型7、7・・の周囲に配設したプリフォーム
Pの口部成形用の割金型20a、20bを、固定金型2
側に配設された駆動装置により中間金型6に配設された
動力伝達機構を介して開閉可能としたことを特徴とす
る。
閉装置の実施形態について図1ないし図5を参照して説
明する。図1は固定金型、中間金型、可動金型の型締状
態を示す要部説明図で、図中上半部は正面図、下半部は
平面図をそれぞれ示している。図2は型開開始時の状態
を示す説明図、図3は可動金型の最後退位置を示す説明
図、図4は中間金型を固定金型から離脱した状態を示す
説明図、図5は中間金型を反転した状態を示す説明図で
ある。なお、図中公知の装置と同一部品には同一符号を
付し説明の重複を省略する。
リンダ装置(油圧又は空圧シリンダ)16を固定金型2
側に設置したことである。中間金型6は左右対称構造に
作られており、中間金型6の左右両面即ち固定金型2お
よび可動金型12の対向面にストリッパプレート17、
17がスプリング装置18を介して夫々装着されてい
る。19はストリッパプレート押圧ロッドで、該ロッド
19の一端部は固定金型2に設置されたシリンダ装置1
6のピストンロッド16’の先端部に当接している。
7、7を挿通しており、ストリッパプレート17には成
形品のネジ付口部を成形するためのネジ付割金型20
a、20bがスプリング装置21a、21b及びストリ
ッパプレートに設けたレール22を介して摺動可能に連
結されている。23は中間金型基体に植設されているカ
ムブロックで、前記ネジ付割金型20a、20bと係合
している。なお、可動金型12はシリンダ装置13で開
閉される割型12a、12bから形成されている。
る。図1に示す型締状態で固定金型2内でプリフォーム
Pの射出成形が行なわれており、可動金型12内で吹込
成形が同時に行なわれる。上記の射出及び吹込成形作業
が完了すると金型の型開きを開始する。
装置16を作動し、ピストンロッド16’で中間金型6
に設けた押圧ロッド19を図面で左方向への押出し作業
を行なうと同時に型締装置11により可動プラテン10
を後退させながらシリンダ装置13を作動して可動金型
12の割型12a、12bを開く。
し作業によってストリッパプレート17がスプリング装
置18のバネに抗して左方向へ押出されると、カムブロ
ック23によりネジ付割型20a、20bがスプリング
装置21a、21bのバネに抗して型開し、成形品の口
部から離隔される。
ながら割型12a、12bを更に開き図3に示す可動側
の最大型開位置で停止させる。次にシリンダ9、9を作
動させて支持枠3を移動させることにより中間金型6を
固定金型2から離隔させるとピストンロッド16’で押
圧していた押圧力が解除され、スプリング装置18のバ
ネ力によりストリッパプレート17が元の位置へ戻され
ることによりネジ付割型20a、20bがスプリング装
置21a、21bのバネ力により元の位置へ戻されて図
4に示すように型閉じ状態となる。
型12a、12bの型開によて自重により離型するとシ
リンダ装置13を駆動して割型12a、12bを閉じる
とともに、油圧モータ5を駆動して中間金型6を180
度回転させるとプリフォームPを装着したコア金型7が
可動金型の対向面に、成形品を離脱したコア金型7が固
定金型の対向面に位置し図5の状態となる。
持枠3を固定金型に向けて移動させるとともに、型締装
置11を作動させて可動金型12を中間金型へ向けて移
動させることによりコア金型7が固定金型2のキャビテ
ィ内へ、プリフォームPを装着したコア金型7が吹込成
形用の可動金型12内へ夫々挿入型締され再び図1に示
す状態となり、固定金型内でプリフォームPの射出成形
が、同時に、可動金型内で吹込成形が行なわれ、かくし
て射出吹込成形作業が繰り返し行なわれる。
付割型開閉機構の駆動装置を固定金型側に配設し、バネ
及びカム機構を採用したことにより中間金型の構造を単
純化でき、装置全体を小型化できるので射出吹込成形機
の設置面積を縮減できるとともに設備コストを低減でき
る効果を奏する。
正面図を、下半部は平面図で型締状態を示す説明図。
図。
示す説明図。
一部断面正面図。
ホットランナ 2 固定金型 15
射出装置 3 支持枠 16
シリンダ装置 4 タイバー 16’
ピストンロッド 5 回転装置 17
ストリッパプレート 6 中間金型 18
スプリング装置 7、7・・ コア金型 19
押圧ロッド 8 支軸 20a
ネジ付割金型 9 駆動用シリンダ 20b
ネジ付割金型 10 可動プラテン 21a
スプリング装置 11 型締装置(トグル機構) 21b
スプリング装置 12 可動金型 22
レール 13 シリンダ 23
カムブロック P プリフォーム
Claims (2)
- 【請求項1】固定金型と、両面に複数のコア金型を配設
し回転及び摺動可能の中間金型と、可動金型からなる射
出吹込成形機において、前記中間金型にプリフォームの
口部成形用の割金型を前記コア金型の周囲に配設し、該
割金型は固定金型側に配設された駆動装置により中間金
型に配設された動力伝達機構を介して開閉可能としたこ
とを特徴とする射出吹込成形機における中間金型の割型
開閉装置。 - 【請求項2】固定金型(2)側に配設された駆動装置は
シリンダ装置(16)であり、中間金型(16)に配設
された動力伝達機構は、前記シリンダ装置(16)のピ
ストンロッド(16’)で押圧される押圧ロッド(1
9)と、該押圧ロッド(19)によりスプリング装置
(18)のバネに抗してコア金型の軸線方向に駆動され
るストリッパプレート(17)と、該ストリッパプレー
ト(17)にスプリング装置(21a)、(21b)を
介して割金型(20a)、(20b)が摺動可能に装着
されており、中間金型本体に植設されたカムブロック
(23)に割金型(20a)、(20b)を係合させた
構造であることを特徴とする請求項1記載の射出吹込成
形機における中間金型の割型開閉装置。
Priority Applications (1)
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JP2001333131A JP3619487B2 (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 射出吹込成形機における中間金型の割型開閉装置 |
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KR101295008B1 (ko) | 2012-08-20 | 2013-08-13 | 장성진 | 인젝션 블로우 성형기의 열 공급 장치 |
CN109940795A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-06-28 | 上海三原电缆附件有限公司 | 电缆中间接头橡胶件的内模自动装脱模装置 |
JP6963138B1 (ja) * | 2021-01-28 | 2021-11-05 | 住友重機械工業株式会社 | 金型装置及び、射出成形システム |
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2001
- 2001-10-30 JP JP2001333131A patent/JP3619487B2/ja not_active Expired - Fee Related
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