JP2003135515A - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品

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JP2003135515A
JP2003135515A JP2001339742A JP2001339742A JP2003135515A JP 2003135515 A JP2003135515 A JP 2003135515A JP 2001339742 A JP2001339742 A JP 2001339742A JP 2001339742 A JP2001339742 A JP 2001339742A JP 2003135515 A JP2003135515 A JP 2003135515A
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nonwoven fabric
absorbent article
copolymer
ethylene
olefin
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JP2001339742A
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English (en)
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Koichi Hatada
浩一 畑田
Yoshimi Tsujiyama
義実 辻山
Naonobu Minamizawa
尚伸 南澤
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JNC Corp
JNC Fibers Corp
Original Assignee
Chisso Polypro Fiber Co Ltd
Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 身体へのフィット性に優れ、使用後の焼却処
理において有毒ガスの発生がなく、比較的安価な使い捨
ておむつや生理用品等の吸収性物品を提供する。 【解決手段】 少なくとも液体透過性のトップシート、
液体不透過性のバックシート、及びトップシートとバッ
クシートとの間に介在する液体保持性の吸収体を備えた
吸収性物品であって、吸収性物品の弾性もしくは伸縮性
を要する部位に用いられる部材が、オレフィン系共重合
体成分(A)20〜80重量%、及びスチレンジエンラ
ンダム共重合体、スチレン/エチレン・ブチレン/オレ
フィン結晶ブロック共重合体、オレフィン結晶/エチレ
ン・ブチレン/オレフィン結晶ブロック共重合体,エラ
ストメリックポリプロピレン、プロピレン・エチレンブ
ロックコポリマーから選ばれる少なくとも1種である熱
可塑性エラストマー成分(B)80〜20重量%を含有
する組成物からなる、平均繊維径が1〜50μmの繊維
から構成される弾性不織布であることを特徴とする吸収
性物品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸収性物品に関す
る。詳しくは身体へのフィット性に優れ、肌かぶれ等の
問題を起こしにくい、使い捨ておむつや生理用品等の吸
収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、使い捨ておむつや生理用品等
の吸収性物品として、液体透過性のトップシート、液体
不透過性のバックシート、及びトップシートとバックシ
ートとの間に介在する液体保持性の吸収体からなる吸収
性物品が広く用いられ、これら吸収性物品の身体へのフ
ィット性と漏れ防止性を向上させるため、弾性や伸縮性
を要する部位に用いられる部材(以下、弾性部材とい
う)には弾性や伸縮性を有する繊維からなる不織布(弾
性不織布、伸縮性不織布)等が用いられてきた。
【0003】この弾性不織布としてポリウレタン弾性不
織布が最も多く利用されているが、ポリウレタン弾性不
織布には、燃焼時の有毒ガスの発生、リサイクル不可、
高価格、複雑な製造工程などの問題がある。ポリウレタ
ン弾性不織布以外の弾性不織布としては、スチレン系エ
ラストマー(スチレン・エチレンブチレン・スチレンブ
ロック共重合体)を用いたリサイクルが可能で、燃焼時
の有毒ガスが発生しない弾性不織布が知られているが、
やはり高価であり、しかもポリウレタン弾性不織布に比
べ弾性が不十分であり、吸収性物品の弾性部材に用いる
には不適当である。
【0004】また、水添ジエン系重合体と数平均分子量
2万以下の結晶性低分子量ポリオレフィンを含有する弾
性不織布を用いたおむつが提案されている(特開平11
−012908)。しかしこの弾性不織布は、不織布の
製造が困難なうえに不織布化できても、破断伸度が20
0%未満で大変脆く、弾性が低く、かつ伸長時の応力も
極端に高く、吸収性物品の弾性部材として、満足した性
能を得ることが出来なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、身体へのフ
ィット性に優れ、使用後の焼却処理において有毒ガスの
発生がなく、比較的安価な使い捨ておむつや生理用品等
の吸収性物品を提供することを課題とする。
【0006】本発明者らは、上記課題を解決するために
鋭意研究を重ねた結果、少なくとも液体透過性のトップ
シート、液体不透過性のバックシート、及びトップシー
トとバックシートとの間に介在する液体保持性の吸収体
からなる吸収性物品であって、吸収性物品の弾性部材
が、オレフィン系共重合体成分(A)20〜80重量
%、及び特定の熱可塑性エラストマー成分(B)80〜
20重量%を含有する組成物からなる平均繊維径が1〜
50μmの繊維から構成される弾性不織布である吸収性
物品により目的が達成されることを見出し、その知見に
基づいて本発明を完成した。
【0007】本発明は以下により構成される。 (1)少なくとも液体透過性のトップシート、液体不透
過性のバックシート、及びトップシートとバックシート
との間に介在する液体保持性の吸収体を備えた吸収性物
品であって、吸収性物品の弾性部材が、オレフィン系共
重合体成分(A)20〜80重量%、及びスチレンジエ
ンランダム共重合体,スチレン/エチレン・ブチレン/
オレフィン結晶ブロック共重合体、オレフィン結晶/エ
チレン・ブチレン/オレフィン結晶ブロック共重合体、
エラストメリックポリプロピレン、プロピレン・エチレ
ンブロックコポリマーから選ばれる少なくとも1種であ
る熱可塑性エラストマー成分(B)80〜20重量%を
含有する組成物からなる、平均繊維径が1〜50μmの
繊維から構成される弾性不織布であることを特徴とする
吸収性物品。
【0008】(2)オレフィン系共重合体成分(A)
が、エチレンと炭素数が3〜10のα−オレフィンとの
共重合体もしくはプロピレンと炭素数が4〜10のα−
オレフィンとの共重合体であり、分子量分布(Mw/M
n)が1.5〜4、結晶化度が0〜50%かつ数平均分
子量(Mn)が3万〜6万である(1)項記載の吸収性
物品。
【0009】(3)弾性不織布を構成する繊維の平均繊
維径が1〜24μmである前記(1)〜(2)項の何れ
か1項記載の吸収性物品。
【0010】(4)弾性不織布の100%伸長時の伸長
回復率(以下、100%伸長回復率という)が90%以
上、100%伸長時の応力(目付100g/m当り。
以下、100%伸長時応力という)が100〜300c
N/25mmである前記(1)〜(3)項の何れか1項
記載の吸収性物品。
【0011】(5)弾性不織布がメルトブロー法によっ
て作られた不織布である前記(1)〜(4)項の何れか
1項記載の吸収性物品。
【0012】(6)吸収性物品の弾性部材が、前記
(1)〜(5)項のいずれか1項記載の弾性不織布に、
前記弾性不織布以外の弾性を阻害しないウエッブ、不織
布、フィルム、編物、織物から選ばれた少なくとも1種
がさらに積層された複合化弾性不織布であることを特徴
とする吸収性物品。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。本発明の吸収性物品は、少なくとも液体透過性の
トップシート、液体不透過性のバックシート、及びトッ
プシートとバックシートとの間に介在する液体保持性の
吸収体からなる吸収性物品であって、身体に装着する場
合には、通常、トップシート側が身体に直接接触する。
【0014】使い捨ておむつや生理用品等の吸収性物品
には、身体へのフィット性が求められるため、弾性もし
くは伸縮性を要する部位には弾性部材が用いられる。例
えば、図1に示す展開型使い捨ておむつ及び図2に示す
パンツ型使い捨ておむつには、トップシート:1、バッ
クシート:2、ウェストバンド(延長テープ、サイドフ
ラップ):3、ファスニングテープ:4、立体ギャザ
ー:5、レッグカフ:6、また図2に示すパンツ型使い
捨ておむつのサイドパネル:8等は、弾性もしくは伸縮
性を要する部位があり、これらの部位に弾性や伸縮性を
付与するために、弾性繊維等から形成された弾性部材が
使用されている。これら弾性部材の効果によって、使い
捨ておむつは装着者の身体にフィットし、装着者の動き
に追随し装着者の身体にフィットする。
【0015】本発明の吸収性物品に用いられる弾性不織
布は、オレフィン系共重合体成分(A)(以下、成分
(A)という)20〜80重量%、好ましくは30〜7
0重量%、及びスチレンジエンランダム共重合体,スチ
レン/エチレン・ブチレン/オレフィン結晶ブロック共
重合体,オレフィン結晶/エチレン・ブチレン/オレフ
ィン結晶ブロック共重合体,エラストメリックポリプロ
ピレン,プロピレン・エチレンブロックコポリマーから
選ばれる少なくとも1種である熱可塑性エラストマー成
分(B)(以下、成分(B)という)80〜20重量
%、好ましくは70〜30重量%を含有する組成物から
なる、平均繊維径が1〜50μm、好ましくは1〜24
μmの繊維から構成される。
【0016】成分(A)と成分(B)の含有量が上記の
範囲にあることによって、得られる弾性不織布は吸収性
物品の弾性部材に適する優れた弾性と適度の伸長時応力
を有する。また、平均繊維径が上記の範囲にあることに
よって、得られる弾性不織布は吸収性物品の弾性部材に
適した柔軟なフィット性を示す。
【0017】成分(A)のオレフィン系共重合体は、エ
チレンもしくはプロピレンとα−オレフィンとの共重合
体である。α−オレフィンとしては炭素数3〜10(重
合体を構成する最も多いモノマーがプロピレンの場合は
3を除く)のα−オレフィンが挙げられ、例えばプロピ
レン、1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、4−メチ
ル−1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メ
チル−1−ペンテン、1−ヘプテン、1−オクテン、1
−ノネン、1−デセン等が挙げられる。また、これらに
架橋用ジエンモノマーを加えた三元共重合体も含まれ、
代表的にはエチレン・プロピレン・ジエンゴム、エチレ
ン・ブテン・ジエンゴムが挙げられる。前記のα−オレ
フィンの中では1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ンまたは1−オクテンが好ましい。これらのα−オレフ
ィンは、単独でまたは2種以上組合せて用いることがで
きる。
【0018】成分(A)のオレフィン系共重合体の分子
量分布(Mw/Mn=重量平均分子量/数平均分子量)
は、曳糸性の点から1.5〜4であることが好ましい。
また、前記オレフィン系共重合体は、数平均分子量(M
n)が3万〜6万、かつX線回折によって測定される結
晶化度が0〜50%であることが好ましい。数平均分子
量がこの範囲であると、繊維化が容易であり、得られる
繊維の強力が強くなり好ましい。また結晶化度がこの範
囲であると、得られる繊維の弾性が良好で、繊維の粘着
性が少なく操作性とアンチブロッキング性の低下がな
い。また、前記オレフィン系共重合体はメタロセン触媒
によって造られたものであっても構わない。前記オレフ
ィン系共重合体の具体例としては、エンゲージ(商品
名、デュポンダウエラストマージャパン(株)製)、タ
フマー(商品名、三井化学(株)製)等が挙げられる。
【0019】前記成分(B)は、スチレンジエンランダ
ム共重合体、スチレン/エチレン・ブチレン/オレフィ
ン結晶ブロック共重合体、オレフィン結晶/エチレン・
ブチレン/オレフィン結晶ブロック共重合体、エラスト
メリックポリプロピレン、プロピレン・エチレンブロッ
クコポリマーから選ばれる少なくとも1種の熱可塑性エ
ラストマーからなる。
【0020】本発明においてスチレンジエンランダム共
重合体とは、共役ジエン化合物と芳香族ビニル化合物と
のランダム共重合体の共役二重結合が飽和された水添ジ
エン系重合体である。詳しくは、少なくとも1種の共役
ジエンと3〜50重量%の芳香族ビニル化合物とのラン
ダム共重合体であって分子量分布Mw/Mn(Mw:重
量平均分子量、Mn:数平均分子量)が10以下であ
り、かつ共重合体中のジエン部のビニル結合含有率が1
0〜90重量%である共重合体のオレフィン性不飽和結
合の少なくとも70%を水素添加した水添ジエン系共重
合体である。
【0021】前記共役ジエン化合物と芳香族ビニル化合
物とのランダム共重合体に用いられる共役ジエン単量体
としては、例えば1,3−ブタジエン、イソプレン、
1,3−ペンタジエン、2,2−ジメチルブタジエン、
3−エチルブタジエン等が挙げられる。中でも1,3−
ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエンが好ま
しく、1,3−ブタジエンが特に好ましい。また、芳香
族ビニル化合物としては、スチレン、α−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、p−エチルスチレン、ビニル
ナフタレン等が挙げられ、中でもスチレン、p−メチル
スチレン、p−エチルスチレンが好ましく、スチレンが
特に好ましい。
【0022】本発明においてスチレン/エチレン・ブチ
レン/オレフィン結晶ブロック共重合体とは、1,2−
結合含量が25重量%以下であるポリブタジエン重合体
ブロック(a)と、共役ジエン化合物または共役ジエン
化合物を70重量%以上含有する芳香族ビニル化合物−
共役ジエン化合物ランダム共重合体であり、かつ共役ジ
エン部分の1,2−及び3,4−結合含量が25〜70
重量%である重合体ブロック(b)、芳香族ビニル化合
物を80重量%以上含有する共重合体ブロック(c)と
からなる(a)−(b)−(c)ブロック共重合体、ま
たは前記ブロック共重合体単位がカップリング剤残基を
介して延長または分岐されたブロック共重合体であり、
全体に占める各ブロック(a)/(b)/(c)が5〜
30重量%/30〜80重量%/10〜35重量%のブ
ロック共重合体を水素添加し、共役ジエン部分の二重結
合が70%以上飽和され、数平均分子量が4万〜70万
である水添ジエン系共重合体である。
【0023】前記芳香族ビニル化合物−共役ジエン化合
物ランダム共重合体に用いられる芳香族ビニル化合物と
しては、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、t−ブチルスチレン、ジビニルベンゼン、N,
N−ジメチル−p−アミノエチルスチレン、N,N−ジ
エチル−p−アミノエチルスチレン、ビニルピリジン等
が挙げられ、スチレン、α−メチルスチレンが好まし
い。前記スチレン/エチレン・ブチレン/オレフィン結
晶ブロック共重合体の具体例としては、ダイナロン(商
品名、JSR(株)製)等が挙げられる。
【0024】本発明においてオレフィン結晶/エチレン
・ブチレン/オレフィン結晶ブロック共重合体とは、
1,2−結合含量が25重量%以下であるポリブタジエ
ン重合体ブロック(d)と、共役ジエンを主体とする重
合体であって共役ジエン部分の1,2−及び3,4−結
合含量が50重量%以上である重合体ブロック(e)と
からなるブロック共重合体であって、(d)−(e)ブ
ロック共重合体、(d)−(e)−(d)ブロック共重
合体、または前記ブロック共重合体単位がカップリング
剤残基を介して延長または分岐されたブロック共重合体
の一種以上からなるブロック共重合体を水素添加し、共
役ジエン部分の二重結合が70%以上飽和され、数平均
分子量が4万〜70万である水添ジエン系共重合体であ
る。
【0025】前記重合体ブロック(e)に用いられる共
役ジエンとしては、1,3−ブタジエン、イソプレン、
2,3ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタ
ジエン、2−メチル−1,3−ペンタジエン、1,3−
ヘキサジエン、4,5−ジエチル−1,3−オクタジエ
ン、3−ブチル−1,3−オクタジエン、クロロプレン
等が挙げられ、中でも1,3−ブタジエン、イソプレ
ン、1,3−ペンタジエンが好ましい。前記オレフィン
結晶/エチレン・ブチレン/オレフィン結晶ブロック共
重合体の具体例としては、ダイナロン(商品名、JSR
(株)製)等が挙げられる。また、前記オレフィン結晶
/エチレン・ブチレン/オレフィン結晶ブロック共重合
体はフェノキシイミン錯体触媒によって作られた物で有
っても構わない。
【0026】本発明におけるエラストメリックポリプロ
ピレンとは、ポリマー鎖が結晶性のアイソタクチックポ
リプロピレンもしくはシンジオタクチックポリプロピレ
ンからなるハードセグメントと、非晶性のアタクチック
ポリプロピレンからなるソフトセグメントとから構成さ
れたステレオブロック構造を有する。前記のエラストメ
リックポリプロピレンは、米国特許第4335225号
明細書、同第4522982号明細書、同第51887
68号明細書に開示された技術等によって得ることがで
きる。
【0027】本発明におけるプロピレン・エチレンブロ
ックコポリマーとは、ポリプロピレンとポリ(エチレン
−co−プロピレン)とがブレンドの状態で存在してい
るのではなく、ポリプロピレンセグメントとポリ(エチ
レン−co−プロピレン)とが化学的に結合した、高分
子化学で定義されている真のブロックコポリマーを含有
する共重合体であり、国際公開番号WO00/2348
9に開示された技術等によって得ることができる。前記
プロピレン・エチレンブロックコポリマーは、重量平均
分子量(Mw)が10万以上であり、ポリ(エチレン−
co−プロピレン)セグメント含有量が5重量%〜10
0重量%未満であり、かつ全エチレン含有量が2〜95
重量%である。
【0028】本発明の吸収性物品に用いられる弾性不織
布の製造に用いられる組成物の樹脂混合比率は、成分
(A)が20〜80重量%、好ましくは30〜70重量
%、成分(B)が80〜20重量%、好ましくは70〜
30重量%である。前記弾性不織布に対し、成分(A)
は主として伸長時の応力を付与し、成分(B)は、主と
して弾性を付与する成分である。
【0029】成分(A)が20重量%未満の場合、得ら
れる不織布は、弾性は良好であるが伸長時応力が不十分
である。また、成分(B)が20重量%未満であると伸
長時応力は良好であるが、弾性が不十分となる。従って
弾性と伸長時応力の両性能を満たすためには、成分
(A)が20〜80重量%、成分(B)が80〜20重
量%の混合比率であることが必要である。
【0030】本発明の吸収性物品の弾性部材は、前記弾
性不織布に、前記弾性不織布の弾性性能を出来るだけ阻
害しない範囲で前記弾性不織布以外のウェブ、不織布,
フィルム,編物,織物から選ばれた少なくとも1種を積
層させた、複合化弾性不織布であってもよい。弾性を阻
害しない範囲とは、前記弾性不織布と積層させた複合化
弾性不織布を20%伸長させた時の伸長回復率が90%
以上の性能を有する範囲である。例えば、スチレン系エ
ラストマー,オレフィン系エラストマー,エステル系エ
ラストマー,ウレタン系エラストマー等の熱可塑性エラ
ストマー樹脂を用いて、メルトブロー不織布、ネット、
フィルムとしたもの等が挙げられる。また、スチレン系
エラストマー,オレフィン系エラストマー,エステル系
エラストマー,ウレタン系エラストマー等の熱可塑性エ
ラストマー樹脂を用い繊維化した後に編物及び織物とし
たものも挙げられる。また、エラストマー素材ではなく
捲縮等により構造的弾性をもたせたウェブ、不織布,織
物,編物も挙げられる。さらに、カ−ド法もしくはエア
−レイド法によって得られたウェブをウオ−タ−ジェッ
ト法で積層させたものも挙げられるがこれらに限定され
るものではない。
【0031】本発明の吸収性物品に用いられる弾性不織
布の製造に使用される成分(A)と成分(B)とからな
る組成物には、必要に応じて各種安定剤、紫外線吸収
剤、増粘分岐剤、艶消剤、着色剤、ゴム等の柔軟性付与
剤、その他各種の改良剤等を配合することができる。
【0032】なお、前記組成物には、スチレン系エラス
トマーであるスチレン/エチレン・ブチレン/スチレン
ブロック共重合体とスチレン/エチレン・プロピレン/
スチレンブロック共重合体を配合しないことが望まし
い。不織布の風合や隠蔽性を高めるためには、構成する
繊維を細くする必要があり、そのためには、通常、押出
機を高温度にし繊維化前樹脂粘度を低下させる方法が採
られる。前記の2種の共重合体を配合した組成物を押出
機温度260℃を大きく超えて加熱した場合、得られる
繊維もしくは不織布の弾性が低下して100%伸長回復
率が90%未満になるおそれがある。
【0033】本発明の吸収性物品に用いられる弾性不織
布は、前記組成物を、成分(A)のオレフィン系共重合
体及び成分(B)の熱可塑性エラストマーの軟化点以上
で溶融混練し紡糸口金より押出して微細な溶融物とし、
この溶融物を高速の加熱気体流と接触させて微細な繊維
とし、この繊維を多孔性支持体上に集積して作られるメ
ルトブロー法によって製造されのが好ましい。メルトブ
ロー法によって作られた弾性不織布を構成する繊維は微
細であり、得られる弾性不織布は、風合い、隠蔽性、通
気性が良好である。また、メルトブロー法は一工程で樹
脂から不織布まで完成できる簡単な製造方法であること
からも好ましい。弾性不織布を構成する繊維の平均繊維
径は、1〜50μm、好ましくは、1〜24μmであ
る。また、弾性不織布の目付は、5〜300g/m
好ましくは20〜200g/m、更に好ましくは50
〜150g/mであることが望ましい。
【0034】また、前記弾性不織布には、目的に応じて
ポイントボンド加工、ソニックボンド加工、ウォーター
ジェット加工、ニードルパンチ加工、レジンボンド加工
のいずれか一つ以上の加工を行っても構わない。
【0035】本発明の吸収性物品の弾性部材に用いられ
る弾性不織布は、100%伸長回復率(100%伸長時
の伸長回復率)が90%以上あることが好ましい。一般
的に100%伸長回復率が90%以上の不織布が良好な
弾性不織布または伸縮性不織布と呼ばれる。例えば、お
むつに使用されている弾性不織布への要求は100伸長
回復率が90%以上である。
【0036】また、前記弾性不織布は、製品にした時の
適度な締付け力が得られる点において100%伸長時応
力(縦方向(MD)と横方向(CD)の相乗平均値)
が、不織布の目付100g/m当り、100〜300
cN/25mmであることが好ましく、100%伸長時
応力がこの範囲であれば、吸収性物品はフィット性に優
れ、過度の締付けも起こらない。
【0037】本発明の吸収性物品は、前記弾性不織布も
しくは複合化弾性不織布を弾性部材の形に合わせて裁断
し、縫製、接着等によって吸収性物品に組み込んで製造
される。例えば図1に示す展開型使い捨ておむつや図2
に示すパンツ型使い捨ておむつのウェストバンドは胴回
り全体に接触し肌かぶれを起こしやすい部位の一つであ
るが、前記弾性不織布もしくは複合化弾性不織布を用い
ることによって過度の締付けが軽減され、肌かぶれが防
止できる。なお、前記弾性不織布を吸収性物品の弾性部
材として用いる際には、伸縮性や強度を調節する等の目
的のため、必要な部位の弾性不織布の繊維を互いに密に
溶着し、場合によっては弾性不織布をフィルム状に溶融
一体化させてもよい。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により具
体的に説明する。なお、以下の実施例および比較例にお
ける加工性及び物性の測定・評価は、下記の方法にした
がって行った。
【0039】密度とメルトフローレート(MFRとい
う) 密度は、JIS K 7112に準処して測定した。M
FRは、JIS K 7210に準処して測定した。測
定条件は表1に記載した。
【0040】分子量分布(Mw/Mn)、数平均分子
量(Mn) GPC(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィ
ー)によって求めた。
【0041】結晶化度 装置:日本電子(株)製広角X線回折装置[JDX−8
200T型]を用いて、線源:CuKa線、出力:50
KV−150mA。スキャニング速度:2θ=5°〜3
5°に対し1°/分。レシービングスリット:0.2m
mで測定した。
【0042】不織布の伸長回復率と伸長時応力 幅2.5cm、長さ20cmの試験片を縦方向と横方向
について各3枚ずつ用意する。引張試験器オートグラフ
AG−G(島津製作所(株))を用い、チャック間を1
0cmに設定し試験片を固定した。引張速度300mm
/分で100%まで伸長させた後、同じ速度で0%まで
戻し、応力が0となった時の伸びた長さをLmmとして
測定した。伸長回復率は下記式にしたがって求めた。縦
方向、横方向のそれぞれの伸長回復率の平均値を求め、
さらに下記式2によって縦方向と横方向の相乗平均値を
求め100%伸長回復率とした。 100%伸長回復率(%)=(100−L)/100×100 式1 相乗平均値=(縦方向の平均値×横方向の平均値)1/2 式 2 この時の応力を目付100g/mの不織布に換算した
値を100%伸長した時の応力とし、伸長回復率と同様
に式2にて縦方向と横方向の相乗平均値を求め100%
伸長時応力とした。
【0043】不織布を構成する繊維の平均繊維径 不織布の任意の5ヶ所から縦10mm横10mmの不織布片
(合計5枚)を切り取り、電子顕微鏡にて表面を観察し
た。1枚の不織布から20本の繊維径を測定しこれを5
枚の不織布にて測定し、合計100本の繊維径の平均値
を算出した。
【0044】使い捨ておむつ適性 プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・
インク社製「pampers すくすくパンツ」(パン
ツ型使い捨ておむつのLサイズ:pampersは登録
商標、すくすくパンツは商標)のウエスト部分両脇から
ネット状弾性素材を剥ぎ取り、実施例で得られた不織布
をウエスト部分全体に貼り付けたパンツ型使い捨ておむ
つを5枚作製し、5人の幼児に使用して、過度の締付け
や肌かぶれの有無、さらに排泄物の漏れの有無を観察し
下記基準によって判定した。5人が良好と判断:◎、3
〜4人が良好と判断:○、2人が良好と判断:△、0〜
1人が良好と判断:×。
【0045】本発明の実施例において使用した材料の略
号と内容は以下の通りである。 成分(A): ・A−1:エチレン・1−オクテン共重合体、結晶化度
=5%、Mn=5000 0、Mw/Mn=2.0、1−オクテン含有量=24重
量% ・A−2:エチレン・1−オクテン共重合体、結晶化度
=0%、Mn=5000 0、Mw/Mn=2.0、1−オクテン含有量=30重
量% ・A−3:エチレン・1−オクテン共重合体、結晶化度
=50%、Mn=500 00、Mw/Mn=2.0、1−オクテン含有量=12
重量% ・A−4:エチレン・1−オクテン共重合体、結晶化度
=5%、Mn=3000 0、Mw/Mn=2.0、1−オクテン含有量=24重
量% ・A−5:エチレン・1−ブテン共重合体、結晶化度=
5%、Mn=50000、 Mw/Mn=2.0、1−ブテン含有量=24重量% ・A−6:エチレン・1−オクテン共重合体、結晶化度
=5%、Mn=6000 0、Mw/Mn=2.0、1−オクテン含有量=24重
量% ・A−7:エチレン・プロピレン共重合体、結晶化度=
60%、Mn=6000 0、Mw/Mn=2.0、プロピレン含有量=7重量% ・A−8:エチレン・プロピレン共重合体、結晶化度=
10%、Mn=1500 0、Mw/Mn=2.0、プロピレン含有量=20重量
% ・A−9:エチレン・プロピレン共重合体、結晶化度=
60%、Mn=1500 0、Mw/Mn=2.0、プロピレン含有量=7重量%
【0046】成分(B): ・B−1:オレフィン結晶/エチレン・ブチレン/オレ
フィン結晶ブロック共重合体(CEBC)、JSR
(株)製「DYNARON(商品名) 6200P」 ・B−2:水添スチレンブタジエン共重合体(HSB
R)、JSR(株)製「DYNARON(商品名) 2
324P」 ・B−3:スチレン/エチレン・ブチレン/オレフィン
結晶ブロック共重合体(SEBC)、JSR(株)製
「DYNARON(商品名) 4600P」 ・B−4:スチレン/エチレン・ブチレン/スチレンブ
ロック共重合体(SEBS)、クレイトンポリマージャ
パン(株)製「KRATON(商品名)G1657」
【0047】実施例1〜6 成分(A)としてA−1〜A−6を50重量%、成分
(B)としてB−1(CEBC)50重量%の割合で配
合し、得られた組成物を不織布の原料として用いた。
【0048】上記の組成物を用い、スクリュー(径30
mm)、加熱体及びギアポンプを有する押出機、紡糸口
金(孔径0.3mm、孔数501ホール、有効幅500
mm)、圧空発生装置及び空気加熱機、ポリエステル製
ネットを備えた捕集コンベアー、及び巻取機からなるメ
ルトブロー不織布製造装置を用いて不織布を製造した。
上記の組成物を押出機に投入し、加熱体により270℃
で加熱溶融させ、溶融した組成物を紡糸口金から単孔当
たり0.14g/分の紡糸速度で、400℃、98kP
a(ゲージ圧)の高圧加熱空気流中に吐出させて繊維状
にし、1.3m/分の速度で走行しているポリエステル
製ネットの捕集コンベアー上に吹き付けた。捕集コンベ
アーは、紡糸口金から30cmの距離に設置した。吹き
付けた空気は捕集コンベアーの裏側に設けた吸引装置で
除去した。捕集コンベアーにて搬送された不織布を巻取
機にてロール状に巻取り不織布を得た。評価・試験結果
を表1に示した。
【0049】実施例7 成分(A)としてA−1を50重量%、成分(B)とし
てB−1に代えてB−2(HSBR)を使用した以外
は、実施例1と同様にして不織布を製造した。評価・試
験結果を表1に示した。
【0050】実施例8 成分(A)としてA−2を50重量%、成分(B)とし
てB−1に代えてB−3(SEBC)を使用した以外
は、実施例1と同様にして不織布を製造した。評価・試
験結果を表1に示した。
【0051】実施例9 成分(A)としてA−2を80重量%、成分(B)とし
てB−1(CEBC)20重量%を使用した以外は、実
施例1と同様にして不織布を製造した。評価・試験結果
を表3に示した。
【0052】実施例10 成分(A)としてA−2を20重量%、成分(B)とし
てB−1(CEBC)80重量%を使用した以外は、実
施例1と同様にして不織布を製造した。評価・試験結果
を表3に示した。
【0053】比較例1 成分(A)としてA−1を50重量%、成分(B)とし
てB−1に代えてB−4(SEBS)50重量%の割合
で配合した組成物を使用した以外は、実施例1と同様に
して不織布を製造した。評価・試験結果を表2に示し
た。
【0054】比較例2〜4 成分(A)としてA−7〜A−8を50重量%、成分
(B)としてB−1(CEBC)50重量%の割合で配
合した組成物を使用した以外は、実施例1と同様にして
不織布を製造した。評価・試験結果を表2に示した。
【0055】比較例5 成分(A)としてA−1を90重量%、成分(B)とし
てB−1(CEBC)10重量%の割合で配合した組成
物を使用した以外は、実施例1と同様にして不織布を製
造した。評価・試験結果を表3に示した。
【0056】比較例6 成分(A)としてA−1を10重量%、成分(B)とし
てB−1(CEBC)90重量%の割合で配合した組成
物を使用した以外は、実施例1と同様にして不織布を製
造した。評価・試験結果を表3に示した。
【0057】参考例1 プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・
インク社製「pampers すくすくパンツ」(パン
ツ型使い捨ておむつのLサイズ:pampersは登録
商標、すくすくパンツは商標)を5人の幼児に使用し
て、過度の締付けや肌かぶれの有無、さらに排泄物の漏
れの有無を観察した。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】
【発明の効果】本発明の吸収性物品は、弾性部材用の弾
性不織布としてポリウレタン不織布を使用していないに
も拘わらず、身体へのフィット性に優れ、過度の締付け
による肌かぶれが防止でき、使用後の焼却処理において
有毒ガスの発生がなく、比較的安価で優れた吸収性物品
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の展開型オムツの裏側の一部を破断した
平面図である。
【図2】本発明のパンツ型使い捨てオムツの一部を破断
した斜視図である。 符号の説明 1:トップシート 2:バックシート 3:ウエスドバンド 4:ファスニングテープ 5:立体ギャザー 6:レッグカフ 7:吸収体 8:サイドパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61F 13/511 (72)発明者 南澤 尚伸 滋賀県守山市川田町230 チッソポリプロ 繊維株式会社繊維開発研究所内 Fターム(参考) 3B029 BD10 BD13 BD14 BF07 4C003 BA08 4C098 AA09 CC08 CC12 CC14 DD02 DD03 DD06 DD08 DD10 DD22 DD23 DD24 DD25

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも液体透過性のトップシート、液
    体不透過性のバックシート、及びトップシートとバック
    シートとの間に介在する液体保持性の吸収体を備えた吸
    収性物品であって、吸収性物品の弾性もしくは伸縮性を
    要する部位に用いられる部材が、オレフィン系共重合体
    成分(A)20〜80重量%、及びスチレンジエンラン
    ダム共重合体、スチレン/エチレン・ブチレン/オレフ
    ィン結晶ブロック共重合体、オレフィン結晶/エチレン
    ・ブチレン/オレフィン結晶ブロック共重合体、エラス
    トメリックポリプロピレン、プロピレン・エチレンブロ
    ックコポリマーから選ばれる少なくとも1種である熱可
    塑性エラストマー成分(B)80〜20重量%を含有す
    る組成物からなる、平均繊維径が1〜50μmの繊維か
    ら構成される弾性不織布であることを特徴とする吸収性
    物品。
  2. 【請求項2】オレフィン系共重合体成分(A)が、エチ
    レンと炭素数3〜10のα−オレフィンとの共重合体も
    しくはプロピレンと炭素数4〜10のα−オレフィンと
    の共重合体であり、分子量分布(Mw/Mn)が1.5
    〜4、結晶化度が0〜50%かつ数平均分子量(Mn)
    が3万〜6万である請求項1記載の吸収性物品。
  3. 【請求項3】弾性不織布を構成する繊維の平均繊維径が
    1〜24μmである請求項1〜2のいずれか1項記載の
    吸収性物品。
  4. 【請求項4】弾性不織布の100%伸長時の伸長回復率
    が90%以上、100%伸長時の応力(目付100g/
    当り)が100〜300cN/25mmである請求
    項1〜3のいずれか1項記載の吸収性物品。
  5. 【請求項5】弾性不織布がメルトブロー法によって作ら
    れた不織布である請求項1〜4のいずれか1項記載の吸
    収性物品。
  6. 【請求項6】吸収性物品の弾性もしくは伸縮性を要する
    部位に用いられる部材が、請求項1〜5のいずれか1項
    記載の弾性不織布に、前記弾性不織布以外の弾性を阻害
    しないウエッブ、不織布、フィルム、編物、織物から選
    ばれた少なくとも1種がさらに積層された複合化弾性不
    織布であることを特徴とする吸収性物品。
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