JP2003135310A - トイレ洗浄具 - Google Patents
トイレ洗浄具Info
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- JP2003135310A JP2003135310A JP2001334308A JP2001334308A JP2003135310A JP 2003135310 A JP2003135310 A JP 2003135310A JP 2001334308 A JP2001334308 A JP 2001334308A JP 2001334308 A JP2001334308 A JP 2001334308A JP 2003135310 A JP2003135310 A JP 2003135310A
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- JP
- Japan
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- cleaning tool
- toilet cleaning
- handles
- handle
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- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 摺擦体が乾きやすく不快感をもたらさないの
は無論のこと、構成が簡素で安価に製造することのでき
るトイレ洗浄具を提供すること。 【解決手段】 トイレ洗浄具1は、離間可能で柄長手方
向に沿って合体する一対の分割柄3,4と、各分割柄
3,4の先端部9,10間に架け渡された摺擦体13
と、各分割柄3,4が離れた状態で摺擦体13を弾性変
形させて水を絞る水絞り手段16とを備えた構成にして
ある。水絞り手段16は、各分割柄3,4の先端部9,
10間を連結する可撓連結体11を備えて成り、可撓連
結体11の少なくとも外面12に摺擦体13が添設され
るとともに、各分割柄3,4を開いて反転させたときに
湾曲した可撓連結体11で摺擦体13を圧迫するように
したものである。
は無論のこと、構成が簡素で安価に製造することのでき
るトイレ洗浄具を提供すること。 【解決手段】 トイレ洗浄具1は、離間可能で柄長手方
向に沿って合体する一対の分割柄3,4と、各分割柄
3,4の先端部9,10間に架け渡された摺擦体13
と、各分割柄3,4が離れた状態で摺擦体13を弾性変
形させて水を絞る水絞り手段16とを備えた構成にして
ある。水絞り手段16は、各分割柄3,4の先端部9,
10間を連結する可撓連結体11を備えて成り、可撓連
結体11の少なくとも外面12に摺擦体13が添設され
るとともに、各分割柄3,4を開いて反転させたときに
湾曲した可撓連結体11で摺擦体13を圧迫するように
したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば不織布やス
ポンジなどから成る摺擦体を柄の先端に取り付けたトイ
レ洗浄具に関するものである
ポンジなどから成る摺擦体を柄の先端に取り付けたトイ
レ洗浄具に関するものである
【0002】
【従来の技術】近年、トイレの水洗完備や洗剤の高品質
化により、便器の頑固な汚れが少なくなっている。その
ため、トイレ洗浄具の摺擦体で便器をなで洗いするだけ
で済み、剛毛のタワシやブラシは使用しなくなっている
のが実情である。かかるトイレ洗浄具は掃除後に蓋付き
の専用収納ケースに収められるものが多い。ところが、
上記のトイレ洗浄具は、収納ケースまで持ち運ぶ途中で
水が滴り落ちることがある。また、収納ケースに収めた
後はケース内に水滴が溜まり、簡易蓋で封止されること
もあってケース内の水分が蒸散しにくい。そのため、次
回の使用時でも摺擦体が湿ったままであり、不快感や腐
敗臭を覚えることがあった。
化により、便器の頑固な汚れが少なくなっている。その
ため、トイレ洗浄具の摺擦体で便器をなで洗いするだけ
で済み、剛毛のタワシやブラシは使用しなくなっている
のが実情である。かかるトイレ洗浄具は掃除後に蓋付き
の専用収納ケースに収められるものが多い。ところが、
上記のトイレ洗浄具は、収納ケースまで持ち運ぶ途中で
水が滴り落ちることがある。また、収納ケースに収めた
後はケース内に水滴が溜まり、簡易蓋で封止されること
もあってケース内の水分が蒸散しにくい。そのため、次
回の使用時でも摺擦体が湿ったままであり、不快感や腐
敗臭を覚えることがあった。
【0003】かかる不具合を解消するものとして、特開
平10−14815号公報に開示されたトイレ洗浄具を
図8に示す。図示のトイレ洗浄具51は、外筒柄53と
内軸柄54とから成る柄52を有している。内軸柄54
は外筒柄53の筒内55に挿通されていて末端が大径部
59となっている。外筒柄53から突出した内軸柄54
の先端には突起板56が取付けられている。一方、スポ
ンジなどから成る摺擦体57が、突起板56を被った状
態で外筒柄53の先端に固着されている。便器の掃除
後、利用者は一方の手で外筒柄53を持ち、他方の手で
内軸柄54の大径部59を矢印58のように回す。これ
に伴い、突起板56が回転して摺擦体57を捻り、摺擦
体57に含まれていた水を絞り出すようになっている。
平10−14815号公報に開示されたトイレ洗浄具を
図8に示す。図示のトイレ洗浄具51は、外筒柄53と
内軸柄54とから成る柄52を有している。内軸柄54
は外筒柄53の筒内55に挿通されていて末端が大径部
59となっている。外筒柄53から突出した内軸柄54
の先端には突起板56が取付けられている。一方、スポ
ンジなどから成る摺擦体57が、突起板56を被った状
態で外筒柄53の先端に固着されている。便器の掃除
後、利用者は一方の手で外筒柄53を持ち、他方の手で
内軸柄54の大径部59を矢印58のように回す。これ
に伴い、突起板56が回転して摺擦体57を捻り、摺擦
体57に含まれていた水を絞り出すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
トイレ洗浄具51は構成が複雑で、製作に手間がかかり
製造コストが高くつくという問題がある。また、外筒柄
53と内軸柄54との間に水が残りやすく腐敗臭を生じ
やすいという問題もあった。
トイレ洗浄具51は構成が複雑で、製作に手間がかかり
製造コストが高くつくという問題がある。また、外筒柄
53と内軸柄54との間に水が残りやすく腐敗臭を生じ
やすいという問題もあった。
【0005】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、摺擦体が乾きやすく不快感をも
たらさないのは無論のこと、構成が簡素で安価に製造す
ることのできるトイレ洗浄具の提供を目的とする。
なされたものであって、摺擦体が乾きやすく不快感をも
たらさないのは無論のこと、構成が簡素で安価に製造す
ることのできるトイレ洗浄具の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るトイレ洗浄具は、離間可能で柄長手方
向に沿って合体する一対の分割柄と、各分割柄の先端部
間に架け渡された摺擦体と、各分割柄が離れた状態で摺
擦体を弾性変形させて水を絞る水絞り手段とを備えた構
成にしてある。
に、本発明に係るトイレ洗浄具は、離間可能で柄長手方
向に沿って合体する一対の分割柄と、各分割柄の先端部
間に架け渡された摺擦体と、各分割柄が離れた状態で摺
擦体を弾性変形させて水を絞る水絞り手段とを備えた構
成にしてある。
【0007】また、前記構成において、水絞り手段は、
各分割柄の先端部間を連結する可撓連結体を備えて成
り、可撓連結体の少なくとも外面に摺擦体が添設される
とともに、各分割柄を開いて反転させたときに湾曲した
可撓連結体で摺擦体を圧迫するようにしたものである。
各分割柄の先端部間を連結する可撓連結体を備えて成
り、可撓連結体の少なくとも外面に摺擦体が添設される
とともに、各分割柄を開いて反転させたときに湾曲した
可撓連結体で摺擦体を圧迫するようにしたものである。
【0008】そして、前記構成において、水絞り手段
は、各分割柄の先端部間が摺擦体を介して連結された構
成から成り、一方の分割柄を他方の分割柄から離して回
転させることにより摺擦体を捻るようにしたものであ
る。
は、各分割柄の先端部間が摺擦体を介して連結された構
成から成り、一方の分割柄を他方の分割柄から離して回
転させることにより摺擦体を捻るようにしたものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
トイレ洗浄具を示す外観図、図2は前記トイレ洗浄具の
底面図、図3は図2におけるA−A線断面図である。各
図において、この実施形態に係るトイレ洗浄具1は、長
尺の柄2と、柄2の先端に取り付けられた摺擦体13と
から主に構成されている。柄2は一対の分割柄3,4か
ら成っている。分割柄3の下面は開口して分割柄4を格
納可能な格納空間5となっている。分割柄4の外側面に
は格納空間5の内側面と係脱自在に係合する複数の小突
起7,7,・・・が形成されている。分割柄3の前部下
面には、分割柄4の前部上面に突設された係合突起8と
係脱自在に係合する係合穴6が形成されている。これに
より、分割柄3,4は柄長手方向(矢印25方向)に沿
って合体し、離間も可能な構成となっている。
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
トイレ洗浄具を示す外観図、図2は前記トイレ洗浄具の
底面図、図3は図2におけるA−A線断面図である。各
図において、この実施形態に係るトイレ洗浄具1は、長
尺の柄2と、柄2の先端に取り付けられた摺擦体13と
から主に構成されている。柄2は一対の分割柄3,4か
ら成っている。分割柄3の下面は開口して分割柄4を格
納可能な格納空間5となっている。分割柄4の外側面に
は格納空間5の内側面と係脱自在に係合する複数の小突
起7,7,・・・が形成されている。分割柄3の前部下
面には、分割柄4の前部上面に突設された係合突起8と
係脱自在に係合する係合穴6が形成されている。これに
より、分割柄3,4は柄長手方向(矢印25方向)に沿
って合体し、離間も可能な構成となっている。
【0010】各分割柄3,4の先端部9,10間は、先
端部9,10よりも薄肉の板状に形成された可撓連結体
11を介して連結されている。これらの分割柄3,4お
よび可撓連結体11は例えばポリプロピレンなどの合成
樹脂で一体に成型される。分割柄3の先端部9には上下
貫通する貫通孔26が形成され、分割柄4の先端部10
には上下貫通する貫通孔27が形成されている。尚、分
割柄3,4と可撓連結体11は必ずしも一体構成でなく
てよい。例えば、分割柄3,4と可撓連結体11を別体
に構成し、適当な接続手段を用いて可撓連結体11と分
割柄3,4を連結するようにしても構わない。
端部9,10よりも薄肉の板状に形成された可撓連結体
11を介して連結されている。これらの分割柄3,4お
よび可撓連結体11は例えばポリプロピレンなどの合成
樹脂で一体に成型される。分割柄3の先端部9には上下
貫通する貫通孔26が形成され、分割柄4の先端部10
には上下貫通する貫通孔27が形成されている。尚、分
割柄3,4と可撓連結体11は必ずしも一体構成でなく
てよい。例えば、分割柄3,4と可撓連結体11を別体
に構成し、適当な接続手段を用いて可撓連結体11と分
割柄3,4を連結するようにしても構わない。
【0011】摺擦体13は含水性と適度の弾性を有する
材料であれば特に限定されないが、ここでは例えば塩化
ビニリデン製の不織布で構成されている。摺擦体13は
可撓連結体11の外面12に添って配置された状態で各
分割柄3,4の先端部9,10間に架け渡されている。
摺擦体13の一端側は貫通孔26の両側から差し込まれ
た留め具14でしっかりと先端部9に固定され、摺擦体
13の他端側は貫通孔27の両側から差し込まれた留め
具15でしっかりと先端部10に固定されている。尚、
摺擦体13の途中は、接着剤などで可撓連結体11の外
面12に貼着してもよい。
材料であれば特に限定されないが、ここでは例えば塩化
ビニリデン製の不織布で構成されている。摺擦体13は
可撓連結体11の外面12に添って配置された状態で各
分割柄3,4の先端部9,10間に架け渡されている。
摺擦体13の一端側は貫通孔26の両側から差し込まれ
た留め具14でしっかりと先端部9に固定され、摺擦体
13の他端側は貫通孔27の両側から差し込まれた留め
具15でしっかりと先端部10に固定されている。尚、
摺擦体13の途中は、接着剤などで可撓連結体11の外
面12に貼着してもよい。
【0012】引続き、上記構成によるトイレ洗浄具1の
動作を説明する。便器掃除にあたり、利用者は、小突起
7と係合突部8が格納空間5と係合穴6に係合して分割
柄3,4が合体した状態の柄2を手で持ち、摺擦体13
に水や洗剤を含ませて便器の汚れを擦りおとす掃除が終
了すると、格納空間5に指を差し込んで分割柄4を分割
柄3から離し、図4のように矢印17方向に開く。更に
分割柄4を開いて、可撓連結体11を反転させる。する
と、図5のように可撓連結体11が湾曲し、この湾曲し
た可撓連結体11内に摺擦体13が挟まれて圧迫され
る。これにより、摺擦体13に含まれていた水Wが絞ら
れて滴下する。このとき、分割柄3に対する分割柄4の
移動量は大きいので、従来技術と比べて水の絞り出し量
が多くなる。すなわち、前記した可撓連結体11によ
り、各分割柄3,4が離れた状態で摺擦体13を弾性変
形させて水Wを絞る水絞り手段16が実現される。
動作を説明する。便器掃除にあたり、利用者は、小突起
7と係合突部8が格納空間5と係合穴6に係合して分割
柄3,4が合体した状態の柄2を手で持ち、摺擦体13
に水や洗剤を含ませて便器の汚れを擦りおとす掃除が終
了すると、格納空間5に指を差し込んで分割柄4を分割
柄3から離し、図4のように矢印17方向に開く。更に
分割柄4を開いて、可撓連結体11を反転させる。する
と、図5のように可撓連結体11が湾曲し、この湾曲し
た可撓連結体11内に摺擦体13が挟まれて圧迫され
る。これにより、摺擦体13に含まれていた水Wが絞ら
れて滴下する。このとき、分割柄3に対する分割柄4の
移動量は大きいので、従来技術と比べて水の絞り出し量
が多くなる。すなわち、前記した可撓連結体11によ
り、各分割柄3,4が離れた状態で摺擦体13を弾性変
形させて水Wを絞る水絞り手段16が実現される。
【0013】このように、トイレ洗浄具1は水絞り手段
16によって摺擦体13が十分に水切りされた後に、収
納ケース(図示省略)に格納される。従って、収納ケー
スまで持ち運ぶ途中で摺擦体13から水が滴り落ちると
いったことがない。また、収納ケースが蓋付きであって
も、次回の使用時までに摺擦体13は十分に乾いている
ため、不快感や臭気を覚えたりしない。そのうえ、水絞
りの際には両手で分割柄3,4を扱うだけなので、摺擦
体13を手で触る必要がなく衛生的である。そして、ト
イレ洗浄具1は、一体成型の分割柄3,4および可撓連
結体11に摺擦体13を取り付けるといった、簡素な構
成を採用しているので、製造に手間がかからず安価に実
現される。尚、内外を連通する貫通小孔(図示省略)を
可撓連結体11に多数設けておけば、水絞り時に摺擦体
13の水がその側面からのみならず可撓連結体11の貫
通小孔も通過して迅速に排出される。そのうえ通気性も
向上するから、摺擦体13が乾燥しやすくなる。
16によって摺擦体13が十分に水切りされた後に、収
納ケース(図示省略)に格納される。従って、収納ケー
スまで持ち運ぶ途中で摺擦体13から水が滴り落ちると
いったことがない。また、収納ケースが蓋付きであって
も、次回の使用時までに摺擦体13は十分に乾いている
ため、不快感や臭気を覚えたりしない。そのうえ、水絞
りの際には両手で分割柄3,4を扱うだけなので、摺擦
体13を手で触る必要がなく衛生的である。そして、ト
イレ洗浄具1は、一体成型の分割柄3,4および可撓連
結体11に摺擦体13を取り付けるといった、簡素な構
成を採用しているので、製造に手間がかからず安価に実
現される。尚、内外を連通する貫通小孔(図示省略)を
可撓連結体11に多数設けておけば、水絞り時に摺擦体
13の水がその側面からのみならず可撓連結体11の貫
通小孔も通過して迅速に排出される。そのうえ通気性も
向上するから、摺擦体13が乾燥しやすくなる。
【0014】次に、本発明の別の実施形態に係るトイレ
洗浄具1aを図6に示す。このトイレ洗浄具1aにおい
て、柄2aは互いに分離独立した分割柄3a,4aから
成っている。分割柄3a,4aにおいて、先端部9a,
10a以外の部分は既述した分割柄3,4(図1〜5)
とほぼ同様の構造であるので、その説明は省略する。分
割柄3aの先端部9aの上下面には摺擦体13aの一端
を固定するための尖端突起18がそれぞれ突設され、分
割柄4aの先端部10aの上下面にも摺擦体13aの他
端を固定するための尖端突起19がそれぞれ突設されて
いる。摺擦体13aは、上下2枚の摺擦体20,21が
接着剤により1点鎖線22で示す貼り合せ面で貼着され
たものである。摺擦体20,21の一端は分割柄3aの
先端部9aを上下から挟んで固着され、摺擦体20,2
1の他端は分割柄4aの先端部10aを上下から挟んで
固着されている。
洗浄具1aを図6に示す。このトイレ洗浄具1aにおい
て、柄2aは互いに分離独立した分割柄3a,4aから
成っている。分割柄3a,4aにおいて、先端部9a,
10a以外の部分は既述した分割柄3,4(図1〜5)
とほぼ同様の構造であるので、その説明は省略する。分
割柄3aの先端部9aの上下面には摺擦体13aの一端
を固定するための尖端突起18がそれぞれ突設され、分
割柄4aの先端部10aの上下面にも摺擦体13aの他
端を固定するための尖端突起19がそれぞれ突設されて
いる。摺擦体13aは、上下2枚の摺擦体20,21が
接着剤により1点鎖線22で示す貼り合せ面で貼着され
たものである。摺擦体20,21の一端は分割柄3aの
先端部9aを上下から挟んで固着され、摺擦体20,2
1の他端は分割柄4aの先端部10aを上下から挟んで
固着されている。
【0015】上記した構成のトイレ洗浄具1aでは、掃
除終了後に分割柄4aを分割柄3aから離して開き、図
7に示すように、更に直線状に伸展させたのちそれぞれ
を反対向きに(矢印23,24方向)に数回回転させ
る。これにより、摺擦体13aが捻られ、摺擦体13a
中の水Wが絞られて滴下する。すなわち、各分割柄3
a,4aの先端部9a,10a間が摺擦体13aを介し
て連結された構成によって、水絞り手段16aが実現さ
れる。かかるトイレ洗浄具1aはいっそう簡素な構成で
あり、より安価に提供される。
除終了後に分割柄4aを分割柄3aから離して開き、図
7に示すように、更に直線状に伸展させたのちそれぞれ
を反対向きに(矢印23,24方向)に数回回転させ
る。これにより、摺擦体13aが捻られ、摺擦体13a
中の水Wが絞られて滴下する。すなわち、各分割柄3
a,4aの先端部9a,10a間が摺擦体13aを介し
て連結された構成によって、水絞り手段16aが実現さ
れる。かかるトイレ洗浄具1aはいっそう簡素な構成で
あり、より安価に提供される。
【0016】尚、上記のトイレ洗浄具1aでは、分割柄
3a,4aの先端部9a,10aに、摺擦体13aを尖
端突起18,19と接着剤とで固定したが、それに限定
されるものでない。例えば、既述した留め具14,15
(図1,2,3,5)を用いて、摺擦体を各分割柄の先
端部に固定してもよい。また、本発明に係る摺擦体の構
成素材は不織布に限らず、スポンジ、雑巾などを採用し
ても構わない。
3a,4aの先端部9a,10aに、摺擦体13aを尖
端突起18,19と接着剤とで固定したが、それに限定
されるものでない。例えば、既述した留め具14,15
(図1,2,3,5)を用いて、摺擦体を各分割柄の先
端部に固定してもよい。また、本発明に係る摺擦体の構
成素材は不織布に限らず、スポンジ、雑巾などを採用し
ても構わない。
【0017】
【発明の効果】本発明のトイレ洗浄具によれば、一対の
分割柄の先端部間に摺擦体を架け渡したという簡素な構
成を採用しているので、製造に手間がかからず安価に提
供される。加えて、各分割柄は離間可能なので相対的な
移動量を大きくとれるから、多量の水を絞り出すことが
できる。従って、摺擦体から水が滴り落ちることがな
く、摺擦体自体も乾きやすくなる。
分割柄の先端部間に摺擦体を架け渡したという簡素な構
成を採用しているので、製造に手間がかからず安価に提
供される。加えて、各分割柄は離間可能なので相対的な
移動量を大きくとれるから、多量の水を絞り出すことが
できる。従って、摺擦体から水が滴り落ちることがな
く、摺擦体自体も乾きやすくなる。
【0018】また、各分割柄を開いて反転させたときに
可撓連結体が湾曲し、この湾曲した可撓連結体で摺擦体
を圧迫するようにした場合は、簡素な構成により摺擦体
中の水を確実に絞り出すことができる。
可撓連結体が湾曲し、この湾曲した可撓連結体で摺擦体
を圧迫するようにした場合は、簡素な構成により摺擦体
中の水を確実に絞り出すことができる。
【0019】そして、一方の分割柄を他方の分割柄から
離して回転させることにより各分割柄間の摺擦体を捻る
ようにした場合は、よりいっそう簡素な構成で摺擦体中
の水を絞り出すことができる。
離して回転させることにより各分割柄間の摺擦体を捻る
ようにした場合は、よりいっそう簡素な構成で摺擦体中
の水を絞り出すことができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るトイレ洗浄具を示す
外観図である。
外観図である。
【図2】前記トイレ洗浄具の底面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】一方の分割柄を他方から展開した状態を示す側
面図である。
面図である。
【図5】摺擦体を圧迫して水を絞る状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】本発明の別の実施形態に係るトイレ洗浄具を示
す側面図である。
す側面図である。
【図7】前記別のトイレ洗浄具の摺擦体を捻って水を絞
る状態を示す説明図である。
る状態を示す説明図である。
【図8】従来のトイレ洗浄具を示す外観図である。
【符号の説明】
1,1a トイレ洗浄具
3,3a,4,4a 分割柄
9,9a,10,10a 先端部
11 可撓連結体
12 外面
13,13a 摺擦体
14,15 留め具
16,16a 水絞り手段
17,23,24,25 矢印
18,19 尖端突起
W 水
Claims (3)
- 【請求項1】 離間可能で柄長手方向に沿って合体する
一対の分割柄と、各分割柄の先端部間に架け渡された摺
擦体と、各分割柄が離れた状態で摺擦体を弾性変形させ
て水を絞る水絞り手段とを備えていることを特徴とする
トイレ洗浄具。 - 【請求項2】 水絞り手段は、各分割柄の先端部間を連
結する可撓連結体を備えて成り、可撓連結体の少なくと
も外面に摺擦体が添設されるとともに、各分割柄を開い
て反転させたときに湾曲した可撓連結体で摺擦体を圧迫
するように構成されている請求項1に記載のトイレ洗浄
具。 - 【請求項3】 水絞り手段は、各分割柄の先端部間が摺
擦体を介して連結された構成から成り、一方の分割柄を
他方の分割柄から離して回転させることにより摺擦体を
捻るように構成されている請求項1に記載のトイレ洗浄
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001334308A JP2003135310A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | トイレ洗浄具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001334308A JP2003135310A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | トイレ洗浄具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003135310A true JP2003135310A (ja) | 2003-05-13 |
Family
ID=19149458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001334308A Pending JP2003135310A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | トイレ洗浄具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003135310A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013116584A1 (en) * | 2012-02-01 | 2013-08-08 | 3M Innovative Properties Company | A cleaning tool with a hidden push button |
CN104644072A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-05-27 | 刘龙 | 多功能可伸缩扫帚 |
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2001
- 2001-10-31 JP JP2001334308A patent/JP2003135310A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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