JP2003134674A - 家庭用コージェネレーションネットワークシステム - Google Patents

家庭用コージェネレーションネットワークシステム

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JP2003134674A
JP2003134674A JP2001328718A JP2001328718A JP2003134674A JP 2003134674 A JP2003134674 A JP 2003134674A JP 2001328718 A JP2001328718 A JP 2001328718A JP 2001328718 A JP2001328718 A JP 2001328718A JP 2003134674 A JP2003134674 A JP 2003134674A
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Toshihiro Hoshida
敏博 星田
Naoto Nakamura
直人 中村
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Toho Gas Co Ltd
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Toho Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用コージェネレーション装置を設置先と
なる家庭の電力負荷と熱負荷に効率よく対応するように
運転させることができる家庭用コージェネレーションネ
ットワークシステムを提供すること。 【解決手段】 家庭2設置された家庭用コージェネレー
ション装置3…を送電線6で接続してネットワーク化す
る。そして、ネットワーク化された家庭用コージェネレ
ーション装置3…が設置された家庭2…の電力負荷等を
通信ネットワーク8を介して監視する監視装置7を設
け、各家庭2…の電力負荷に基づいて家庭用コージェネ
レーション装置3…を任意に選択して運転させる。そし
て、その発電電力を送電線6を介して運転していない家
庭用コージェネレーション装置3が設置された他の家庭
2の電力負荷系統に供給するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭に各々設置さ
れた家庭用コージェネレーション装置を送電線を介して
接続する家庭用コージェネレーションネットワークシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ガスなどの燃料により原動機を駆
動して発電機を回転させもしくは燃料電池を運転して、
発電を行うと同時に原動機や燃料電池の排熱を回収して
熱を供給するコージェネレーション装置が知られてい
る。コージェネレーション装置は、発電時の排熱で給湯
や冷暖房等の低レベルの熱需要に対応できて、省エネル
ギーや経済性の観点から有利である。そのため、コージ
ェネレーション装置を家庭に設置することが検討されて
いる。この場合、コージェネレーション装置は、例え
ば、電力を発生するコージェネユニットと、コージェネ
ユニットの排熱により貯湯タンクの給湯水を設定温度に
沸き上がらせる給湯タンクとから構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、家庭に
設置される家庭用コージェネレーション装置は、設置先
となる家庭の電力負荷系統のみに発電電力を供給してい
るため、家庭の電力負荷と熱負荷に効率よく対応するこ
とができない。図13に家庭における電気消費パターン
の一例を示す。
【0004】図13に示すように、家庭における電力消
費パターンは、短時間に細かいピークが発生し、多くの
時間帯では定常的な電力負荷がさほど大きくない。その
ため、家庭用コージェネレーション装置は、電力負荷を
基準として運転すると、負荷変動が大きく発電効率が下
がってしまう。また、電力負荷の小さい10時〜17時
の時間帯では、約200〜300(W)の電気が消費さ
れているが、例えば、最大負荷が1.0(kW)である
家庭用コージェネレーション装置をその電力負荷に合わ
せて使用すると、家庭用コージェネレーション装置を2
0〜30%程度の部分負荷で運転し続けることとなり、
十分に貯湯タンク内の給湯水を沸き上がらせることがで
きない。そのため、給湯器を使って給湯する必要があ
り、総合効率が悪くなる。
【0005】それに対し、熱負荷を基準としてコージェ
ネレーション装置を定格運転することにより、家庭用コ
ージェネレーション装置を効率よく運転することも考え
られる。しかし、例えば、150Lの貯湯タンクに貯え
られた給湯水を80℃に沸き上げるためには、1.0
(kW)クラスの家庭用コージェネレーション装置を3
〜4時間運転すれば足りるので、家庭用コージェネレー
ション装置は、3〜4時間運転すると運転を停止するこ
ととなる。そのため、当該家庭の電力負荷を商用電力で
まかなう必要があり、家庭用コージェネレーション装置
の総合効率の高さを十分に利用することができない。
【0006】しかも、一般家庭では、生活パターンが似
通うため、電気消費パターンも似通っており、上記問題
は、家庭用コージェネレーション装置の大半に見られる
ものである。
【0007】そこで、本発明は、家庭用コージェネレー
ション装置を設置先となる家庭の電力負荷と熱負荷に効
率よく対応するように運転させることができる家庭用コ
ージェネレーションネットワークシステムを提供するこ
と、を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の家庭用コージェネレーションネッ
トワークシステムは、家庭に設置されて、発電すると同
時に排熱を供給する家庭用コージェネレーション装置
と、家庭用コージェネレーション装置を他の家庭用コー
ジェネレーション装置に対して電力授受可能に接続する
送電線と、を有し、家庭用コージェネレーション装置が
発生する発電電力を、他の家庭用コージェネレーション
装置の電力負荷系統に供給すること、を特徴とする。
【0009】すなわち、請求項1に記載の発明では、複
数の家庭用コージェネレーション装置を送電線で接続し
てネットワーク化し、家庭用コージェネレーションが発
電した発電電力で当該家庭で消費されない余剰電力を、
他の家庭用コージェネレーション装置の電気負荷系統に
送電線を介して供給することにより、各家庭用コージェ
ネレーション装置を高負荷で運転させるので、家庭用コ
ージェネレーション装置を電力負荷と熱負荷に効率よく
対応するように運転させることができる。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明であって、家庭用コージェネレーション装
置が設置される家庭の電力負荷をそれぞれ監視し、家庭
用コージェネレーション装置の運転を制御する監視装置
と、家庭用コージェネレーション装置と監視装置とを通
信可能に接続する電気通信回線と、を有し、監視装置
は、電気通信回線を介して受信した電力負荷に基づいて
運転させる家庭用コージェネレーション装置を選択し、
選択した家庭用コージェネレーション装置に運転制御指
令を発信すること、を特徴とする。
【0011】すなわち、請求項2に記載の発明では、請
求項1に記載の発明の作用に加え、監視装置は、各家庭
の電力負荷を電気通信回線を介して常時監視しており、
その電力負荷に基づいて運転させる家庭用コージェネレ
ーション装置を任意に選択し、運転制御指令を作成す
る。そして、監視装置は、その運転制御指令を電気通信
回線を介して選択された家庭用コージェネレーション装
置に発信することにより家庭用コージェネレーション装
置の運転を制御する。よって、ネットワーク内の電力負
荷に合わせて発電するので、無駄になる発電電力を抑
え、省エネルギー効果に貢献することができる。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明であって、監視装置は、選択した家庭用コ
ージェネレーション装置の中のいくつかに対して部分負
荷運転することを含む運転制御指令を発信すること、を
特徴とする。
【0013】すなわち、請求項3に記載の発明は、請求
項2に記載の発明の作用効果に加え、家庭用コージェネ
レーションのいくつかを部分負荷運転させておき、突然
電力負荷が上昇したときに、部分負荷運転している家庭
用コージェネレーション装置の負荷を増大させて、その
電力負荷上昇に追随するので、突然の電力負荷上昇に短
時間で対応することができる。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
又は請求項3に記載の発明であって、監視装置は、家庭
の各々の電力負荷を積算した現状負荷パターンと、家庭
用コージェネレーション装置が発電した発電電力を蓄積
して作成した実績負荷パターンとに基づいて制御負荷パ
ターンを作成し、制御負荷パターンから運転させる家庭
用コージェネレーション装置の台数を決定すること、を
特徴とする。
【0015】すなわち、請求項4に記載の発明は、請求
項2又は請求項3に記載の発明の作用効果に加え、監視
装置は、各家庭の電力負荷を積算してネットワーク全体
の現状負荷パターンを作成するとともに、家庭用コージ
ェネレーション装置の発電電力を蓄積した実績負荷パタ
ーンを作成する。そして、現状負荷パターンと実績負荷
パターンとを比較して、ネットワーク内で必要とされる
電力負荷を予測した制御負荷パターンを作成し、その制
御負荷パターンに基づいてネットワーク全体の電力負荷
をまかなうために必要な最少の家庭用コージェネレーシ
ョン装置の台数を決定する。このようにネットワーク全
体の電力負荷変動を予測しながら運転する家庭用コージ
ェネレーション装置の台数を決定するので、ネットワー
ク内の電力負荷上昇に対応することができる。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、請求項2
乃至請求項4の何れか1つに記載の発明であって、家庭
用コージェネレーション装置が、電気を発電するコージ
ェネユニットと、コージェネユニットの排熱により貯湯
タンク内の給湯水を設定温度に沸き上がらせる給湯ユニ
ットとを有し、監視装置は、少なくとも家庭用コージェ
ネレーション装置の累積運転時間又は貯湯タンク内の高
温領域と低温領域の境界となる湯面の位置に基づいて運
転優先順位表を作成し、運転優先順位表に基づいて家庭
用コージェネレーション装置を選択すること、を特徴と
する。
【0017】すなわち、請求項5に記載の発明は、請求
項2乃至請求項4の何れか1つに記載の発明の作用効果
に加え、家庭用コージェネレーション装置の累積運転時
間の長短又は現時点での貯湯タンク内の高温領域(コー
ジェネユニットの排熱により設定温度に沸き上げられた
後の給湯水の領域)と低温領域(コージェネユニットの
排熱により設定温度に沸き上げられる前の給湯水の領
域)との境界となる湯面の位置に基づいてネットワーク
内の家庭用コージェネレーション装置について運転優先
順位を決定し、運転時間の短いものから起動し、運転時
間の長いものから停止したり、又は、貯湯タンクの湯面
の位置が高いもの(低温領域が高温領域より広く、湯の
沸き上がり量が少ないもの)から起動し、貯湯タンクの
湯面の位置が低いもの(高温領域が低温領域より広く、
湯の沸き上がり量が多いもの)から停止することによ
り、家庭用コージェネレーション装置を順繰りに運転す
るので、家庭用コージェネレーション装置の運転時間の
平準化及び排熱回収率の向上を図ることができる。
【0018】また、請求項6に記載の発明は、請求項2
乃至請求項5の何れか1つに記載の発明であって、監視
装置は、家庭用コージェネレーション装置から受信する
運転状況に基づいて故障を検出したときに、故障に対応
するメンテナンス指令を家庭用コージェネレーション装
置に発信すること、を特徴とする。
【0019】すなわち、請求項6に記載の発明は、請求
項2乃至請求項5の何れか1つに記載の発明の作用効果
に加え、家庭用コージェネレーション装置の故障を早期
に発見しメンテナンスを行うので、家庭用コージェネレ
ーション装置の信頼性を向上させることができる。
【0020】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
乃至請求項6の何れか1つに記載の発明であって、家庭
用コージェネレーション装置の各々に送電線を介して接
続し、発電電力を補給するバックアップ用コージェネレ
ーション装置を有すること、を特徴とする。
【0021】すなわち、請求項7に記載の発明は、請求
項1乃至請求項6の何れか1つに記載の発明の作用効果
に加え、例えば、部分負荷運転している家庭用コージェ
ネレーション装置の負荷を増大させるだけでは、ネット
ワーク内の電力負荷上昇に追随できない場合や、集合住
宅内のネットワークでのエレベータ等の共用電力が必要
な場合等に、バックアップ用コージェネレーション装置
を運転させて送電線に発電電力を補給するので、各家庭
の電力負荷系統に発電電力を供給できない不具合を回避
することができる。
【0022】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
乃至請求項7の何れか1つに記載の発明であって、監視
装置は、家庭用コージェネレーション装置の家庭用コー
ジェネ燃料消費量、家庭の自家消費電力量、家庭用コー
ジェネレーション装置が送電線に送電した送出電力量、
家庭用コージェネレーション装置が送電線から受電した
受電電力量、貯湯タンク内の給湯水が設定温度に沸き上
がっていないときに給湯水を設定温度まで加熱する給湯
器が消費する給湯器燃料消費量、バックアップ用コージ
ェネレーション装置が消費するバックアップ用コージェ
ネ燃料消費量との少なくとも1つに基づいて各家庭に分
配請求する費用を算出すること、を特徴とする。
【0023】すなわち、請求項8に記載の発明は、請求
項1乃至請求項7の何れか1つに記載の発明の作用効果
に加え、監視装置が、各家庭に対して、ネットワーク内
の家庭用コージェネレーション装置のランニングコスト
と、ネットワーク内で共用するバックアップ用コージェ
ネレーション装置のランニングコストを分配請求するの
で、各家庭の燃料消費量や消費電力量等を検針者に個別
的に検針させなくても把握することができ、費用を簡単
に算出することができる。
【0024】また、請求項9に記載の発明は、請求項1
乃至請求項8の何れか1つに記載の発明であって、送電
線は、商用電力を送るものであること、を特徴とする。
【0025】すなわち、請求項9に記載の発明は、請求
項1乃至請求項8の何れか1つに記載の発明の作用効果
に加え、家庭用コージェネレーション装置を送電線で接
続する作業を省くことができ、設置コストを抑えること
ができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の家庭用コージェネ
レーションネットワークシステムの一実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、家庭用コージェネ
レーションネットワークシステム1の概念図である。本
実施の形態の家庭用コージェネレーションネットワーク
システム1は、1000戸の家庭2…に設置された家庭
用コージェネレーション装置(以下、「CGS」と略称
する。)3…と、コントロールセンタ4に設置されたバ
ックアップ用コージェネレーション装置5とを、商用電
力用の送電線6で電力授受可能に接続したものである。
各CGS3…は、コントロールセンタ4が管理する後述
する監視装置7にインターネット等の通信ネットワーク
8を介して接続され、バックアップ用コージェネレーシ
ョン装置5とともに運転を制御されるようになってい
る。
【0027】図2は、ガスエンジンを使用するCGS3
の概略構成図である。CGS3は、電力及び熱を発生す
るコージェネレーション・ユニット(以下、「コージェ
ネユニット」と略称する。)9と、給湯水を貯える貯湯
ユニット10とから構成されている。
【0028】コージェネユニット9は、ガスエンジン1
1の駆動軸12に発電機13が連結されている。発電機
13には、図示しない配電盤が接続され、その配電盤を
介して発電機13の発電電力が設置先となる家庭2の電
気機器等に出力されるようになっている。本実施の形態
では、約1.0(kW)の発電能力を有する発電機13
を使用している。尚、ガスエンジン11、駆動軸12、
発電機13に変えて燃料電池を設けてもよい。
【0029】ガスエンジン11には、ガスエンジン11
の排気ガスを大気に排出するための排気管16が接続
し、その排気管16上に排気ガスの熱を吸収するための
排気ガス熱交換器17が配設されている。そして、ガス
エンジン11には、冷却水をガスエンジン11から排気
ガス熱交換器17に送るための第1配管15Aと、冷却
水を排気ガス熱交換器17からガスエンジン11に戻す
ための第2配管15Bとを備える冷却管15が接続さ
れ、第2配管15B上に配設された冷却水循環ポンプ1
4により冷却水を循環させるようになっている。そし
て、配管15Bの冷却水循環ポンプ14の上流側には、
冷却水を冷却するためのラジエータ18と、貯湯ユニッ
ト10の給湯水に排熱を伝達するための排熱回収用熱交
換器19とが並列に設けられている。よって、冷却水
は、冷却水循環ポンプ14から圧送されると、ガスエン
ジン11と排気ガス熱交換器17において加熱され、そ
の熱をラジエータ18と排熱回収用熱交換器19におい
て冷却されることとなる。
【0030】貯湯ユニット10は、図示しない給湯栓や
暖房機等に供給される給湯水を貯えるための貯湯タンク
20を備えている。貯湯タンク20は、図示しない給湯
栓等に給湯水を送り出すための給湯管21が頂部に接続
されるとともに、給湯管21から送り出された給湯水の
量に応じて給水するための給水管22が底部に接続され
ており、常時満水状態にされている。本実施の形態で
は、容量が150Lの貯湯タンク20を使用している。
【0031】給水管22から分岐する給湯水循環管23
は、コージェネユニット9の排熱回収用熱交換器19を
経由して給湯管21に接続されている。給湯水循環管2
3には、給湯水を圧送して循環させるための給湯水循環
ポンプ24が配設され、貯湯タンク20の底部に貯えら
れた低温の給湯水を排熱回収用熱交換器19において加
温して貯湯タンク20の頂部に戻すように構成されてい
る。そして、貯湯タンク20では、給湯水の比重差によ
って排熱回収用熱交換器19で設定温度に沸き上げられ
た後の高温領域と排熱回収用熱交換器19で設定温度に
沸き上げられる前の低温領域とに分かれるため、その境
界を検出して貯湯タンク20の湯面の位置を判別するよ
うに複数の湯面検出センサ25…が貯湯タンク20に差
し込まれている。尚、給湯管21には、例えば、お風呂
にお湯をはる際に、貯湯タンク20の給湯水が設定温度
(例えば、80℃)に沸き上がってないときに、送り出
される給湯水を燃料ガスを燃焼させて設定温度まで加温
する給湯器26が配設されている。
【0032】こうしたCGS3…は、通信ネットワーク
8を介して監視装置7に接続されている。図3は、監視
装置のブロック図であり、図4〜図11は、実績負荷パ
ターンの例示である。監視装置7は、中央制御装置(以
下、「CPU」と略称する。)30を中心に構成され、
受信インターフェイス31から受信したCGS3…及び
バックアップ用コージェネレーション装置5に関する情
報に基づいてCGS3…及びバックアップ用コージェネ
レーション装置5の運転を制御する運転制御指令を作成
して発信インターフェイス47から発信したり、家庭2
…に請求する費用を演算したり、故障を発見したCGS
3に対するメンテナンス指令を作成して発信したりする
ようになっている。
【0033】CGS3…及びバックアップ用コージェネ
レーション装置5に運転制御指令を発信するために、受
信インターフェイス31には、CGS運転データ蓄積部
32、デマンドデータ受入部33、運転状況データ受入
部34が接続している。CGS運転データ蓄積部32
は、各CGS3…を運転させた際の発電電力をパターン
化し、CGS運転データとして蓄積するものである。C
GS運転データ蓄積部32に接続する実績負荷パターン
作成部35は、初期時には、システム稼働前に推定され
た実績負荷パターンを記憶しているが、システム稼働後
には、CGS運転データ蓄積部32に一定量(例えば、
1日分)蓄積されたCGS運転データを既存の実績負荷
パターンに積算して更新し、実績負荷パターンを平均化
するものである。本実施の形態では、実績負荷パターン
は、図4〜図11に示すように月毎に平日と休日とに分
けて作成される。こうした実績負荷パターン作成部35
は、CPU30の演算部36に含まれるCGS運転制御
部37に接続し、実績負荷パターンがCGS運転制御部
37の想定デマンド抽出に利用されるようになってい
る。
【0034】また、デマンドデータ受入部33は、CG
S3を設置された家庭2の電力負荷を、例えば電気使用
量の検針器等から各々入力するものである。デマンドデ
ータ受入部33は、CPU36の演算部36に含まれる
CGS運転制御部37に接続し、各家庭2…の電力負荷
がCGS運転制御部37において積算されるようになっ
ている。
【0035】また、運転状況データ受入部34は、各C
GS3…の運転状況及びバックアップ用コージェネレー
ション装置5の運転状況を入力するためのものである。
CGS3…の運転状況には、例えば、当該CGS3の運
転時間、発電機13の発電量、発電機13からの受電
量、他のCGS3…からの受電量、貯湯タンク20の湯
面の位置、当該CGS3の機器内部の消費電力量、コー
ジェネユニット9の各部温度等が含まれている。また、
運転状況は、コージェネユニット9の機器構成によって
も内容が異なる。例えば、ガスエンジン11を使用する
場合には、回転数、冷却水温度、排気ガス温度、潤滑油
温度、スロットル開度等が含まれ、燃料電池を使用する
場合には、改質器温度、冷却水温度、排気ガス温度、循
環水の電導度等が含まれる。一方、バックアップ用コー
ジェネレーション装置5の運転状況には、燃料消費量、
運転時間等が含まれている。
【0036】運転状況データ受入部34は、受信した運
転状況を分類するデータ分類処理部38を介して、運転
優先順位表作成部39に接続されており、運転状況デー
タ受入部34に入力した運転状況の中からCGS3…の
累積運転時間及び貯湯タンク20の湯面の位置を分類し
て運転優先順位表作成部39に出力するようになってい
る。そして、運転優先順位表作成部39は、入力したC
GS3の累積運転時間及び貯湯タンク20の湯面の位置
に基づいてCGS3を優先的に運転又は停止する運転優
先順位を決定するものであり、CPU30の演算部36
に含まれるCGS運転制御部37は、その運転優先順位
に従って制御対象CGSを決定するようになっている。
尚、本実施の形態では、運転優先順位は、貯湯タンク2
0の湯面の位置が高いCGS3(低温領域が高温領域よ
り広く、給湯水の沸き上がり量の少ないCGS3)から
優先的に起動し、湯面の位置が低いCGS3(高温領域
が低温領域より広く、給湯水の沸き上がり量の多いCG
S3)から優先的に停止するように決定され、同順位の
CGS3がある場合には、累積運転時間の短いCGS3
から優先的に起動し、累積運転時間の長いCGS3から
優先的に停止するように決定されるようになっている。
【0037】そして、CGS運転制御部37には、運転
制御指令作成部40が接続し、運転制御制御部44にお
いて制御対象となったCGS3の運転を制御するための
運転制御指令が作成されるようになっている。運転制御
指令作成部40には、発信部41が接続し、運転制御指
令作成部40が作成した運転制御指令を発信インターフ
ェイス47から制御対象となったCGS3…に発信する
ようになっている。
【0038】また、ネットワーク内の家庭2…に請求す
る費用を算出するために、データ分類処理部38は、C
PU30の演算部36に含まれる費用算出部42に接続
され、CGS3…の運転状況に含まれる燃料消費量や送
・受電量及びバックアップ用コージェネレーション装置
5の燃料消費量等を分類して費用算出部42に出力し、
燃料消費量集計や送・受電量集計に利用するようになっ
ている。そして、費用算出部42において算出された費
用は、費用算出部門へ送られ、費用算出部門から各家庭
2…に費用が分配請求されるようになっている。
【0039】また、ネットワーク内のCGS3…の運転
状況から故障を発見するために、データ分類処理部38
は、内部インターフェイス43を介して故障通報部44
に接続されている。故障通報部44は、入力した運転状
況からCGS3の故障を検出して、故障情報を作成する
ものである。故障情報には、例えば、当該CGS3がガ
スエンジン11を使用する場合には、ガスエンジン11
の起動不良、回転数異常、エンスト、油圧異常、エンジ
ン過熱等が含まれる。また、故障情報には、当該CGS
3が燃料電池を使用する場合には、例えば、燃料電池の
改質器異常、セル異常、純水電導度異常、起電力不足、
冷却水温度異常等が含まれる。さらに、故障情報には、
発電機13のコイル過熱、商用電力停電、単独運転検
出、過負荷検出等も含まれる。
【0040】故障通報部44は、発信情報作成部45に
接続し、発見した故障がCGS3の運転を制御すること
によりメンテナンスできると判断した場合には、発信情
報作成部45に故障情報を出力するようになっている。
発信情報作成部45は、発信部41に接続し、故障通報
部44から入力した故障情報に基づいてメンテナンス指
令やCGS3の使用者に故障と知らせるメッセージ等を
作成して発信インターフェイス47から故障を発見され
たCGS3に発信するようになっている。一方、故障通
報部44は、発見した故障がCGSの運転を制御するこ
とによりメンテナンスすることができないと判断した場
合には、故障情報を保守部門へ送り、保守部門に対して
保守要員を出勤させることを要請するようになってい
る。
【0041】さらに、データ分類処理部38は、内部イ
ンターフェイス43を介して発信情報作成部45に接続
され、例えば、メンテナンス結果やCGS3の使用期間
や累積運転時間等に基づく注意事項等を作成し、発信イ
ンターフェイス47からCGS3に発信するようになっ
ている。また、データ分類処理部38には、運転状況表
示部46が接続され、各CGS3…の運転状況を作業員
が任意に確認できるようになっている。
【0042】こうした監視装置7のCPU30には、演
算部36を実行してCGS3…の運転を制御する制御プ
ログラム等が格納されている。図12は、CGSの台数
決定及び選択方法の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ1(以下、「S1」と略称する。)にお
いて、各家庭2…の電力負荷を測定した現状デマンド量
M(kW)を入力し、S2において、実績負荷パター
ン作成部35から想定デマンド量DP(kW)を読み出
す。そして、S3において、現状デマンド量DM(k
W)を1.2倍した値と、想定デマンド量DP(kW)
とを比較し、大きい方の値を制御デマンド量DC(k
W)に設定する。ここで、現状デマンド量DM(kW)
を1.2倍するのは、突然の電力負荷上昇に対応できる
ようにするためである。
【0043】そして、S4において、制御デマンド量D
C(kW)が、現状デマンド量DM(kW)を1.5倍し
た値以下か否かを判断する。ここで、制御デマンド量D
C(kW)が、現状デマンド量DM(kW)を1.5倍し
た値以下であることを条件とする理由は、電力負荷を過
大評価し、発電電力を無駄にしないためである。制御デ
マンド量DC(kW)が、現状デマンド量DM(kW)を
1.5倍した値以下である場合には(S4:YES)、
S6に進む。一方、制御デマンド量DC(kW)が、現
状デマンド量DM(kW)を1.5倍した値以下でない
と判断した場合には(S4:NO)、S5において、制
御デマンド量DC(kW)を現状デマンド量DM(kW)
を1.5倍した値に置き換えてからS6に進む。
【0044】そして、S6において、CGS1台当たり
の最大負荷をE(kW)と仮定し、制御デマンド量DC
(kW)を最大負荷E(kW)で除算することにより、
制御デマンド量DC(kW)の発電に必要な最少のCG
S台数 n(台)を割り出す。そして、S7において、
最大負荷運転させるCGS台数aと部分負荷運転させる
CGS台数bを演算式(a+b=n,(a+0.6b)
・E=DM)から算出する。そして、S8において、現
状のCGS負荷別運転台数を検出し、S9において、算
出したCGS負荷別運転台数と現状のCGS負荷別運転
台数とを比較し、最大負荷運転するCGS台数の追加・
変更、部分負荷運転するCGS台数の追加・変更、運転
停止するCGS台数の決定を行う。そして、S10にお
いて、運転優先順位表作成部39の運転優先順位に基づ
いて運転制御指令を発信するCGS3を選択する。そし
て、S11において、選択したCGS3に運転制御指令
を発信し、次の処理まで待機する。
【0045】次に、上記構成を有する家庭用コージェネ
レーションネットワークシステム1の作用について説明
する。監視装置7は、各家庭2…の電力負荷を通信ネッ
トワーク8を介してリアルタイムに監視し、その電力負
荷を積算してネットワーク全体における現状電力負荷パ
ターンを作成する。そして、その現状負荷パターンを実
測した月や時間等に対応させて実績負荷パターンを実績
負荷パターン作成部35から読み出し、現状デマンド量
M(kW)と想定デマンド量DP(kW)を特定する
(図12のS1、S2)。
【0046】すなわち、例えば、CGS台数が1000
台のネットワークを仮定する。そして、10月平日13
時において、各家庭2…の電力負荷を積算した結果が2
00(kW)であることを入力し、10月平日に対応す
る図8に示す実績負荷パターンから13時の電力負荷が
250(kW)であることを読み出すことにより、現状
デマンド量DM(kW)が200(kW)、想定デマン
ド量DP(kW)が250(kW)であることをそれぞ
れ特定する(図12のS1、S2)。そして、現状デマ
ンド量200(kW)を1.2倍した240(kW)と
想定デマンド量250(kW)を比較すると、想定デマ
ンド量250(kW)の方が大きいので、想定デマンド
量250(kW)を制御デマンド量DC(kW)に設定
する(図12のS3)。この制御デマンド量250(k
W)は、想定デマンド量DP(kW)が現状デマンド量
200(kW)を1.5倍した300(kW)より小さ
いので、制御デマンド量DC(kW)を変更する必要は
ない(図12のS4:YES)。
【0047】そして、CGS3の1台当たりの最大負荷
E(kW)を例えば1.0(kW)と仮定して、制御デ
マンド量250(kW)を最大負荷1.0(kW)で除
算し、制御デマンド量250(kW)の発電に必要な最
少CGS台数が250台であることを割り出す(図12
のS6)。そして、演算式(a+b=n,(a+0.6
b)・E=DM)から最大負荷運転させるCGS台数a
が125台、60%負荷運転させるCGS台数bが12
5台であることを算出し、現時点で運転しているCGS
3の台数を負荷別に検出する(図12のS7、S8)。
ここでは、例えば、現状で最大負荷運転しているCGS
台数が130台、60%負荷運転しているCGS台数が
120台とする。
【0048】そして、算出した負荷別運転CGS台数と
現状の負荷別運転CGS台数とを比較し、最大負荷運転
するCGS台数を5台減らすこと、60%負荷運転して
いるCGS台数を5台追加すること、さらには、運転停
止させるCGS3が、ネットワーク内のCGS台数であ
る1000台から運転させる必要があるCGS台数nで
ある250台を減算した750台であることを決定する
(図12のS9)。そして、運転優先順位表作成部39
の運転優先順位表に基づいて、現状で最大負荷運転して
いる130台のCGS3…の中から運転を停止させる5
台のCGS3…を選択するとともに、現状で運転を停止
している750台のCGS3…の中から新たに60%負
荷運転させる5台のCGS3…を選択する(図12のS
10)。
【0049】そして、運転制御指令作成部40は、CP
U30の演算部36から入力した選択結果に基づいて最
大負荷運転させる運転制御指令、60%負荷運転させる
運転制御指令、運転停止させる運転制御指令を、選択さ
れたCGS3に対してそれぞれ発信する(図12のS1
1)。これにより、図1に示すように、ネットワーク内
で稼働しているCGS3…(網掛で図示したもの)と運
転停止しているCGS3…(網掛で図示しないもの)と
が存在し、稼働しているCGS3…の余剰電力が送電線
6を介して運転停止しているCGS3…の電力負荷系統
に供給されることとなる。
【0050】ここで、例えば、ある家庭2の電力負荷
が、例えば、電子レンジ等を使用したために突然上昇し
た場合には、監視装置7は、60%負荷運転しているC
GS3…に対して最大負荷運転する運転制御指令を発信
する。その運転制御指令を受信したCGS3は、既に起
動しているため短時間で最大負荷運転することが可能で
あり、その発電電力が上記電子レンジ等に供給される。
また、このように60%負荷運転しているCGS3を最
大負荷運転しても、突然の電力負荷上昇に追随できない
場合には、監視装置7はバックアップ用コージェネレー
ション装置5を運転させて、その発電電力を送電線6に
補給する。このようにネットワーク内の電力負荷の上昇
に対応するので、電力負荷の突然の上昇に伴って電圧が
低下して、文書作成中のパソコンの電源が落ちる等の不
具合が回避される。
【0051】ここで、一般家庭では、生活パターンが似
通っているため、電力負荷パターンも似通っており、監
視装置7は、各家庭2…の電力負荷が小さい時間帯にネ
ットワーク内のCGS3…を運転優先順位表に基づいて
順繰りに運転させ、各家庭2…の貯湯タンク20の給湯
水を設定温度に沸き上がらせるとともに、各CGS3…
の運転時間の平準化を図る。その一方で、監視装置7
は、運転状況データ受入部34から故障通報部44にリ
アルタイムに入力し、各CGS3…の運転状況を監視す
る。そして、例えば、最大負荷運転を含む運転制御指令
を発信したCGS3の発電量を検出できない場合には、
そのCGS3のガスエンジン11が起動不良を発生した
と判断し、その異常内容を含む故障情報を発信情報作成
部45に出力する。発信情報作成部45は、最大負荷運
転するメンテナンス指令を作成して、故障を発見された
CGS3に発信する。
【0052】これにより、故障を発見されたCGS3が
最大負荷運転を開始した場合には、運転状況を監視しな
がらそのまま当該CGS3を運転させ続ける。一方、故
障を発見されたCGS3がなおも起動しない場合には、
当該CGS3に運転を停止するメンテナンス指令を発信
するとともに、作業員を当該CGS3の設置される家庭
2に出向させてメンテナンスを行わせるように保守部門
に告知する。そして、当該CGS3を運転優先順位表か
ら削除して、当該CGS3に代行するCGS3を運転優
先順位表から選択し、選択されたCGS3に対して最大
負荷運転する運転制御指令を発信する。尚、故障発見か
ら他のCGS3を代行運転させるまでに時間を要する
が、予め現状デマンド量DM(kW)の少なくとも1.
2倍の値を制御デマンド量DC(kW)に設定している
ので(図12のS3)、その間におけるネットワーク内
の電力負荷をまかなうことが可能である。
【0053】こうして稼働する家庭用コージェネレーシ
ョンネットワークシステム1では、監視装置が、各CG
S3…の運転状況に含まれるCGS3が消費した家庭用
コージェネ燃料消費量、家庭2で消費された自家消費電
力量、CGS3が送電線6に送電した送出電力量、CG
S3が送電線6から受電した受電電力量、給湯器26が
消費した給湯器燃料消費量や、バックアップ用コージェ
ネレーション装置5の運転状況に含まれるバックアップ
用コージェネレーション装置5が消費したバックアップ
用コージェネ燃料消費量等に基づいて各家庭に分配請求
する費用を算出するので、その算出結果に従って各家庭
2…に対して費用を請求し、システムの維持及び運営を
図る。
【0054】従って、本実施の形態の家庭用コージェネ
レーションネットワークシステム1によれば、各家庭2
…に設置されたCGS3…を送電線4でそれぞれ接続
し、運転しているCGS3…の余剰電力を他のCGS3
…に送電線4を介して供給するので、CGS3を設置先
となる家庭2の電力負荷及び熱負荷に効率よく対応する
ように運転させることができる。つまり、CGS3を高
負荷で運転させることができるので、発電効率を向上さ
せることができるとともに、給湯器26の使用回数を減
らして総合効率を向上させることができる。
【0055】また、監視装置7が、各家庭2…の電力負
荷を通信ネットワーク8を介して常時監視しており、そ
の電力負荷に基づいて運転させるCGS3を任意に選択
して、選択されたCGS3に運転制御指令を発信し、各
CGS3…の運転を制御するので、無駄になる発電電力
を抑え、省エネルギー効果に貢献することができる
【0056】また、選択したCGS3には、60%部分
負荷運転するものが含まれているので、突然電力負荷が
上昇したときに、60%部分負荷運転しているCGS3
の負荷を増大させて、突然の電力負荷上昇に短時間で対
応することができる。
【0057】また、監視装置7は、受信した電力負荷に
基づいて現状に即して作成した現状デマンド量DM(k
W)と、選択したCGS3の発電電力を蓄積した実績負
荷パターンから読み出した想定デマンド量DP(kW)
とに基づいて制御デマンド量DC(kW)を設定し、制
御デマンド量DC(kW)をまかなうために必要な最少
のCGS3の台数を決定しており、ネットワーク全体の
電力負荷変動を予測しながら運転するCGS3の台数を
決定するので、ネットワーク内の電力負荷上昇に対応す
ることができる。
【0058】また、各CGS3…の貯湯タンク20の湯
面の位置及び運転時間に基づいて作成される運転優先順
位表に従って運転させるCGS3及び運転停止させるC
GS3を選択し、ネットワーク内のCGS3…を順繰り
に運転させるので、排熱回収率の向上及び運転時間の平
準化を図ることができる。特に、150Lの貯湯タンク
20では、1.0(kW)クラスのCGS3を3〜4時
間運転すれば給湯水は設定温度に沸き上がるので、昼間
や夜間の時間帯にネットワーク内のCGS3…の大半を
運転させて、各CGS3…の貯湯タンク20に設定温度
の給湯水を確保させることができる。また、本実施の形
態のようにネットワーク化したCGS3…は、従来技術
の欄で説明した各家庭で個別に運転されるCGSと比較
して運転時間が短くなるので、各CGS3…の耐久性及
び信頼性を向上させることができる。
【0059】また、各CGS3…の運転状況から故障を
早期に発見してメンテナンスを行うので、CGS3のの
信頼性を向上させることができる。また、作業員が出向
してメンテナンスを行う件数を減らして、作業性を向上
させることができる。
【0060】また、CGS3…を運転してもネットワー
ク内の電力負荷をまかなえない場合であっても、バック
アップ用コージェネレーション装置5を運転させて送電
線6に発電電力を補給するので、各家庭2…の電力負荷
系統に発電電力を供給できない不具合を回避することが
できる。
【0061】また、監視装置が、各家庭に対して、ネッ
トワーク内のCGS3…のランニングコストと、ネット
ワーク内で共用するバックアップ用コージェネレーショ
ン装置5のランニングコストを分配請求するので、各家
庭2…の燃料消費量や消費電力量等を検針者に個別に検
針させなくても把握することができ、費用を簡単に算出
することができる。
【0062】また、商用電力用の送電線6で各CGS3
…及びバックアップ用コージェネレーション装置5を接
続しているので、各々のCGS3…を送電線で接続する
作業を省くことができ、設置コストを抑えることができ
る。
【0063】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。
【0064】(1)例えば、上記実施の形態では、一戸
建ての家庭2…に設置されたCGS3を送電線6で接続
した。それに対し、マンション等の集合住宅の各家庭2
…にCGS3を設置し、それらのCGS3と…バックア
ップ用コージェネレーション装置5を接続するようにし
てもよい。このとき、バックアップ用コージェネレーシ
ョン装置5は、CGS3…発電電力の不足を補うだけで
なく、エレベータ等の共用電力をまかなうようにしても
よい。
【0065】(2)例えば、上記実施の形態では、CG
S3を60%負荷運転させている。それに対し、部分負
荷の割合は、発電効率及び総合効率の観点から任意に設
定すればよい。
【0066】(3)例えば、上記実施の形態では、湯面
検出センサ25…を貯湯タンク20に差し込んで配設し
ている。それに対して、湯面検出センサを貯湯タンク2
0の外面又は内面に貼り付けるなどして配設してもよ
い。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の家庭用コ
ージェネレーションネットワークシステムによれば、家
庭に設置されて、発電すると同時に排熱を供給する家庭
用コージェネレーション装置と、家庭用コージェネレー
ション装置を他の家庭用コージェネレーション装置に対
して電力授受可能に接続する送電線と、を有し、家庭用
コージェネレーション装置が発生する発電電力を、他の
家庭用コージェネレーション装置の電力負荷系統に供給
しており、各家庭用コージェネレーション装置を高負荷
で定格運転することができるので、家庭用コージェネレ
ーション装置を設置先となる家庭の電力負荷と熱負荷に
効率よく対応するように運転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態において、家庭用コー
ジェネレーションネットワークシステムの概略構成図で
ある。
【図2】同じく、家庭用コージェネレーション装置の概
略構成図である。
【図3】同じく、監視装置のブロック図である。
【図4】同じく、一般家庭の4月平日の実績負荷パター
ンを示す図であって、縦軸に電力負荷(kW)を示し、
横軸に時刻を示す。
【図5】同じく、一般家庭の4月休日の実績負荷パター
ンを示す図であって、縦軸に電力負荷(kW)を示し、
横軸に時刻を示す。
【図6】同じく、一般家庭の7月平日の実績負荷パター
ンを示す図であって、縦軸に電力負荷(kW)を示し、
横軸に時刻を示す。
【図7】同じく、一般家庭の7月休日の実績負荷パター
ンを示す図であって、縦軸に電力負荷(kW)を示し、
横軸に時刻を示す。
【図8】同じく、一般家庭の10月平日の実績負荷パタ
ーンを示す図であって、縦軸に電力負荷(kW)を示
し、横軸に時刻を示す。
【図9】同じく、一般家庭の10月休日の実績負荷パタ
ーンを示す図であって、縦軸に電力負荷(kW)を示
し、横軸に時刻を示す。
【図10】同じく、一般家庭の1月平日の実績負荷パタ
ーンを示す図であって、縦軸に電力負荷(kW)を示
し、横軸に時刻を示す。
【図11】同じく、一般家庭の1月休日の実績負荷パタ
ーンを示す図であって、縦軸に電力負荷(kW)を示
し、横軸に時刻を示す。
【図12】同じく、家庭用コージェネレーション装置の
台数決定及び選択方法を示すフローチャートである。
【図13】一般家庭の実績負荷パターンの一例を示す図
であって、縦軸に電力負荷(W)を示し、横軸に時刻を
示す。
【符号の説明】
1 家庭用コージェネレーションネットワークシス
テム 2 家庭 3 家庭用コージェネレーション装置 5 バックアップ用コージェネレーション装置 6 送電線 7 監視装置 8 通信ネットワーク 9 コージェネユニット 10 貯湯ユニット 20 貯湯タンク 26 給湯器 30 CPU 31 受信インターフェイス 32 CGS運転データ蓄積部 33 デマンドデータ受入部 34 運転状況データ受入部 35 実績負荷パターン作成部 36 演算部 37 CGS運転制御部 38 データ分類処理部 39 運転優先順位表作成部 40 運転制御指令作成部 41 発信部 42 費用算出部 44 故障通報部 45 発信情報作成部 47 発信インターフェイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G064 AA04 AB01 AC01 AC05 AC09 CB12 DA03 DA07 5G066 HA17 HA30 HB02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家庭に設置されて、発電すると同時に排
    熱を供給する家庭用コージェネレーション装置と、 前記家庭用コージェネレーション装置を他の家庭用コー
    ジェネレーション装置に対して電力授受可能に接続する
    送電線と、を有し、 前記家庭用コージェネレーション装置が発生する発電電
    力を、前記他の家庭用コージェネレーション装置の電力
    負荷系統に供給すること、を特徴とする家庭用コージェ
    ネレーションネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する家庭用コージェネレ
    ーションネットワークシステムであって、 前記家庭用コージェネレーション装置が設置される家庭
    の電力負荷をそれぞれ監視し、前記家庭用コージェネレ
    ーション装置の運転を制御する監視装置と、 前記家庭用コージェネレーション装置と前記監視装置と
    を通信可能に接続する電気通信回線と、を有し、 前記監視装置は、前記電気通信回線を介して受信した前
    記電力負荷に基づいて運転させる家庭用コージェネレー
    ション装置を選択し、前記選択した家庭用コージェネレ
    ーション装置に運転制御指令を発信すること、を特徴と
    する家庭用コージェネレーションネットワークシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載する家庭用コージェネレ
    ーションネットワークシステムであって、 前記監視装置は、前記選択した家庭用コージェネレーシ
    ョン装置の中のいくつかに対して部分負荷運転すること
    を含む運転制御指令を発信すること、を特徴とする家庭
    用コージェネレーションネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載する家庭用
    コージェネレーションネットワークシステムであって、 前記監視装置は、 前記家庭の各々の電力負荷を積算した現状負荷パターン
    と、前記家庭用コージェネレーション装置が発電した発
    電電力を蓄積して作成した実績負荷パターンとに基づい
    て制御負荷パターンを作成し、前記制御負荷パターンか
    ら前記運転させる家庭用コージェネレーション装置の台
    数を決定すること、を特徴とする家庭用コージェネレー
    ションネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至請求項4の何れか1つに記
    載する家庭用コージェネレーションネットワークシステ
    ムであって、 前記家庭用コージェネレーション装置が、電気を発電す
    るコージェネユニットと、前記コージェネユニットの排
    熱により貯湯タンク内の給湯水を設定温度に沸き上がら
    せる給湯ユニットとを有し、 前記監視装置は、少なくとも前記家庭用コージェネレー
    ション装置の累積運転時間又は貯湯タンク内の高温領域
    と低温領域の境界となる湯面の位置に基づいて運転優先
    順位表を作成し、前記運転優先順位表に基づいて前記家
    庭用コージェネレーション装置を選択すること、を特徴
    とする家庭用コージェネレーションネットワークシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至請求項5の何れか1つに記
    載する家庭用コージェネレーションネットワークシステ
    ムであって、 前記監視装置は、前記家庭用コージェネレーション装置
    から受信する運転状況に基づいて故障を検出したとき
    に、前記故障に対応するメンテナンス指令を前記家庭用
    コージェネレーション装置に発信すること、を特徴とす
    る家庭用コージェネレーションネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6の何れか1つに記
    載する家庭用コージェネレーションネットワークシステ
    ムであって、 前記家庭用コージェネレーション装置の各々に前記送電
    線を介して接続し、発電電力を補給するバックアップ用
    コージェネレーション装置を有すること、を特徴とする
    家庭用コージェネレーションネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7の何れか1つに記
    載する家庭用コージェネレーションネットワークシステ
    ムであって、 前記監視装置は、前記家庭用コージェネレーション装置
    の家庭用コージェネ燃料消費量、前記家庭の自家消費電
    力量、前記家庭用コージェネレーション装置が前記送電
    線に送電した送出電力量、前記家庭用コージェネレーシ
    ョン装置が前記送電線から受電した受電電力量、前記貯
    湯タンク内の給湯水が設定温度に沸き上がっていないと
    きに前記給湯水を設定温度まで加熱する給湯器が消費す
    る給湯器燃料消費量、前記バックアップ用コージェネレ
    ーション装置が消費するバックアップ用コージェネ燃料
    消費量との少なくとも1つに基づいて各家庭に分配請求
    する費用を算出すること、を特徴とする家庭用コージェ
    ネレーションネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8の何れか1つに記
    載する家庭用コージェネレーションネットワークシステ
    ムであって、 前記送電線は、商用電力を送るものであること、を特徴
    とする家庭用コージェネレーションネットワークシステ
    ム。
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