JP2003133004A - モジュラージャック誤挿入防止構造 - Google Patents

モジュラージャック誤挿入防止構造

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JP2003133004A
JP2003133004A JP2001326006A JP2001326006A JP2003133004A JP 2003133004 A JP2003133004 A JP 2003133004A JP 2001326006 A JP2001326006 A JP 2001326006A JP 2001326006 A JP2001326006 A JP 2001326006A JP 2003133004 A JP2003133004 A JP 2003133004A
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modular jack
modular
connectors
connector
jack
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JP2001326006A
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English (en)
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Takeshi Yaginuma
剛 柳沼
Shuichi Ito
秀一 伊藤
Hiroyuki Takahashi
弘行 高橋
Yoko Koike
陽子 小池
Emiko Yanai
恵美子 柳井
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Fujitsu I Network Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu I Network Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタへのモジュラージャックの誤挿入を
容易かつ効果的に防止することのできる、モジュラージ
ャック誤挿入防止構造を提案する。 【解決手段】 本発明によるモジュラージャック誤挿入
防止構造においては、コネクタ側に、コネクタに対応す
る回線等の名称や機能を見易くするための表示手段を設
ける、複数のコネクタと、これに対応するモジュラージ
ャックを、対応する組毎に異なる形状とする等により、
モジュラージャックの誤挿入を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子計算機、電話
交換機などの装置筐体に設けたコネクタに、通信ケーブ
ルなどのモジュラージャックを挿入する際の、誤挿入を
防止するための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来のコネクタおよびモジュラ
ージャックを示すものである。図1(a)に示すように、図
示しない装置筐体に収容されたプリント回路板1には4
個のコネクタ2a〜2dが一列に並べて取り付けられてお
り、これらコネクタにケーブル3端部に取り付けたモジ
ュラージャック4を挿入するようになっている。
【0003】ここで、4個のコネクタの内、中央寄りの
コネクタ2b,2cにのみモジュラージャック4a,4bを挿入
する場合、残りのコネクタ2a,2dには、誤ってこれらに
モジュラージャックを挿入することを防ぐため、プリン
ト回路板1の正面板5から露出している部分にキャップ6
を被せることがある。しかしながら、こうしたキャップ
6には、コネクタから脱落して紛失し易いと言う問題が
ある。
【0004】また、モジュラージャックの誤挿入を防ぐ
ため、図1(b)に示すようにプリント回路板1の正面板5
や、あるいは装置筐体表面に、各コネクタ2a〜2dに対応
する回線等の名称や種類、機能等を、印刷やシール貼付
等により表示7を行っている。ところが、こうした表示
も、実際にモジュラージャックを挿入する際には作業者
からは見え難いと言う問題がある。
【0005】モジュラージャックの誤挿入は、電子計算
機や電話交換機等の装置自体の不具合や、回線の障害等
をもたらすことがあるため、誤挿入を防ぐような方策が
求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の問題点を解決し、コネクタへのモジュラージャックの
誤挿入を容易かつ効果的に防止することのできる、モジ
ュラージャック誤挿入防止構造を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明によるモ
ジュラージャック誤挿入防止構造は、装置筐体に並列さ
せて設けた複数のコネクタに、これら各コネクタに対応
する複数のモジュラージャックを挿入するに際し、前記
複数のコネクタの列前方に、該コネクタ列に平行な断面
略L字状のモジュラージャック挿入位置表示板を設けた
ことを特徴とするものである。
【0008】本発明によるモジュラージャック誤挿入防
止構造は、装置筐体に並列させて設けた複数のコネクタ
に、これら各コネクタに対応する複数のモジュラージャ
ックを挿入するに際し、挿入する前記各モジュラージャ
ックを、これらと対応するコネクタの位置に合わせて整
列させるための整列部材を、前記モジュラージャックに
取り付けたことを特徴とするものである。
【0009】本発明によるモジュラージャック誤挿入防
止構造は、前記整列部材に、前記各モジュラージャック
と前記各コネクタとの係合を解除するための係合解除部
材を設けたことを特徴とするものである。
【0010】本発明によるモジュラージャック誤挿入防
止構造は、装置筐体に並列させて設けた複数のコネクタ
に、これら各コネクタに対応する複数のモジュラージャ
ックを挿入するに際し、前記装置筐体の前記コネクタ列
側に、各コネクタ毎に異なる形状を有するモジュラージ
ャック案内部を設けると共に、前記各モジュラージャッ
クを、前記各モジュラージャック案内部の形状に対応さ
せた形状としたことを特徴とするものである。
【0011】また本発明によるモジュラージャック誤挿
入防止構造は、装置筐体に並列させて設けた複数のコネ
クタに、これら各コネクタに対応する複数のモジュラー
ジャックを挿入するに際し、前記装置筐体の前記コネク
タ列側に、各コネクタ毎に異なる形状を有するモジュラ
ージャック案内部を設けると共に、前記各モジュラージ
ャックに、前記各モジュラージャック案内部の形状に対
応した挿入補助部材を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0012】さらに本発明によるモジュラージャック誤
挿入防止構造は、装置筐体に並列させて設けた複数のコ
ネクタに、これら各コネクタに対応する複数のモジュラ
ージャックを挿入するに際し、前記各コネクタに、各コ
ネクタ毎に異なる形状を有するコネクタ側係合部を形成
し、前記各モジュラージャックに、前記各コネクタ側係
合部に対応するモジュラージャック側係合部を形成した
ことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の効果】本発明によるモジュラージャック誤挿入
防止構造においては、並列させて配置したコネクタの前
方に位置する筐体またはプリント回路板に、回線等の名
称や種類、機能等を表示した、断面略L字型のモジュラ
ージャック挿入位置表示板を設けることとしている。そ
れによって、複数のモジュラージャックを挿入する際
に、個々のモジュラージャックを挿入すべき位置を作業
者が容易に認識することができるようになり、誤挿入を
防止することが可能となる。
【0014】本発明によるモジュラージャック誤挿入防
止構造においては、挿入すべき複数のモジュラージャッ
クに、これらと対応する各コネクタの位置に合わせて整
列させるための部材を取り付け、それによって整列させ
た状態でコネクタに挿入することとしている。それによ
って、モジュラージャックを予め正しい順番に整列させ
た後にコネクタに挿入することにより、モジュラージャ
ックの誤挿入を避けることができるようになる。
【0015】本発明によるモジュラージャック誤挿入防
止構造においては、前述した整列部材に、各モジュラー
ジャックと各コネクタとの係合を解除するための係合解
除部材を設けることとしている。それによって、装置の
保守・点検や、装置に収容したプリント回路板の交換作
業の際に、モジュラージャックの取り外しを容易に行う
ことができ、また、整列部材が取り付けられた状態でモ
ジュラージャックの取り外しを行うこととなるので、再
度挿入する際の誤挿入も避けることができる。
【0016】本発明によるモジュラージャック誤挿入防
止構造においては、並列させて配置した複数のコネクタ
毎に、それぞれ異なる形状を有するモジュラージャック
案内部を設けると共に、各モジュラージャックを、これ
ら案内部の形状に対応した形状とすることとしている。
それによって、各モジュラージャックと、これを挿入す
べき各コネクタとが正確に対応することとなり、モジュ
ラージャックの誤挿入を効果的に避けることができる。
【0017】また本発明によるモジュラージャック誤挿
入防止構造においては、並列させて配置した複数のコネ
クタ毎に、それぞれ異なる形状を有するモジュラージャ
ック案内部を設けると共に、各モジュラージャックに
も、これら案内部の形状に対応した挿入補助部材を設け
ることとしている。このようにすることによっても、各
モジュラージャックと、これを挿入すべき各コネクタと
が正確に対応することとなり、モジュラージャックの誤
挿入を効果的に避けることができる。
【0018】さらに本発明によるモジュラージャック誤
挿入防止構造においては、並列させて配置した複数のコ
ネクタ毎に、それぞれ異なる形状を有するコネクタ側係
合部を形成すると共に、各モジュラージャックにも、コ
ネクタ側係合部に対応するモジュラージャック側係合部
を形成することとしている。このようにすることによっ
ても、各モジュラージャックと、これを挿入すべき各コ
ネクタとが正確に対応することとなり、モジュラージャ
ックの誤挿入を効果的に避けることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について説明する。
【0020】図2は、本発明の第1の実施形態を示すも
のである。図示のプリント回路板11には4個のコネクタ
12a〜12dが一列に並べて取り付けられており、これらコ
ネクタにケーブル13a〜13dの各端部に取り付けたモジュ
ラージャック14a〜14dを挿入するようになっている。
【0021】ここで、図示の実施形態においては、プリ
ント回路板11の正面板15に、モジュラージャック挿入位
置表示板16を取り付ける。モジュラージャック挿入位置
表示板16は、プリント回路板11の正面板15に設けた、コ
ネクタ12a〜12dの列に対応する開口部15aと一致する開
口部16aを有する取り付け部16bと、これと直角な表示部
16cからなる断面略L字形状をなす。モジュラージャッ
ク挿入位置表示板16は、取り付け部16bの上下に設けた
リブ16d,16eをプリント回路板11の正面板15に嵌め込む
ことにより、プリント回路板11への取り付けがなされ
る。
【0022】表示部16cの上面には、回線の種類等を印
刷、シール貼付等により示す表示17が設けられており、
図では4本の電話回線を示すTEL1〜TEL4の表示がなされ
ている。表示部16cは、正面板15と直角をなし、作業者
が表示17を上から見ることができるようになっている。
そのため、各回線に対応するモジュラージャック14a〜1
4dをコネクタ12a〜12dに挿入する際、どのコネクタがど
の回線に対応するものであるかを容易に認識することが
できる。これは、プリント回路板11を組み込んだ装置に
おいて、例えばコネクタ12が装置の背面側、すなわち装
置と壁との間に配置されているような場合や、装置暗所
に設置されている場合での作業に好適である。
【0023】図示の実施形態におけるモジュラージャッ
クのコネクタへの挿入に際しては、モジュラージャック
挿入位置表示板16の表示部16cの表示17を見て、挿入し
ようとするモジュラージャックの、これと対応するコネ
クタの位置を確認した後、正しい位置へモジュラージャ
ックを挿入すれば良い。
【0024】図3および図4は、本発明の第2の実施形
態を示すものである。図示のプリント回路板21にも4個
のコネクタ22a〜22dが一列に並べて取り付けられてお
り、これらコネクタにケーブル23a〜23dの各端部に取り
付けたモジュラージャック24a〜24dを挿入するようにな
っている。
【0025】図示の実施形態においては、モジュラージ
ャック整列部材25を用いて各コネクタ22a〜22dへ、これ
らに対応するモジュラージャック24a〜24dを整列させて
正確に挿入するようにしている。モジュラージャック整
列部材25は、上側部材25aと下側部材25bとを具え、これ
らはヒンジ部25cで結合している。上側部材25aと下側部
材25bには、それぞれケーブル固定溝25d,25eが設けら
れ、これら各溝にケーブル23a〜23dを挿入して固定す
る。なお、図示のように、各ケーブル固定溝25d,25eに
は、ケーブルの固定を確実にするための固定歯を形成す
ることが好適である。
【0026】図示の実施形態におけるモジュラージャッ
クのコネクタへの挿入に際しては、まず、挿入するケー
ブル23a〜23dを、対応するコネクタ22a〜22dの位置に合
わせて並べ、モジュラージャック整列部材25の下側部材
25bのケーブル固定溝25dに挿入する。次いでモジュラー
ジャック整列部材25の上側部材25aと下側部材25bとを、
上側部材25aの凹部25fと下側部材25bの凸部25gとを嵌合
させることにより結合させ、それによってケーブル23a
〜23dを固定する(図4参照)。その後、各モジュラージ
ャック24a〜24dをコネクタ22a〜22dに挿入する。
【0027】図5および図6は、本発明の第3の実施形態
を示すものである。図示のプリント回路板31にも4個の
コネクタ32a〜32dが一列に並べて取り付けられており、
これらコネクタにケーブル33a〜33dの各端部に取り付け
たモジュラージャック34a〜34dを挿入するようになって
いる。
【0028】図示の実施形態においても、モジュラージ
ャック整列部材35を用いて各コネクタ32a〜32dへ、これ
らに対応するモジュラージャック34a〜34dを整列させて
正確に挿入するようにしている。図示のモジュラージャ
ック整列部材35には図示しないケーブル挿入孔が設けら
れており、モジュラージャック34a〜34dの後側からケー
ブル33a〜33dを挿入孔へ通し、モジュラージャック34a
〜34dの後部へ当接させている。モジュラージャック34a
〜34bのコネクタ32a〜32bへの挿入に際しては、予めモ
ジュラージャック整列部材35を用いてモジュラージャッ
ク34a〜34dをコネクタ32a〜32dに対応する順に整列さ
せ、その後、モジュラージャック整列部材35をコネクタ
32a〜32dへ向けて案内させれば良い。
【0029】図5および図6(a)に示すように、モジュラ
ージャック整列部材35には、モジュラージャックの数と
位置に対応した、係合解除ピン36が上面に設けられてい
る。図6(a)に詳細に示すように、係合解除ピン36は、モ
ジュラージャック34の、コネクタ32との係合を解除する
ための係合解除部材37と結合している。モジュラージャ
ック34a〜34dをコネクタ32a〜32dから取り外す際には、
係合解除ピン36を下方へ押し下げることにより、モジュ
ラージャック34の係合解除部材37が押圧され、それによ
ってコネクタ32との係合が解除される。
【0030】図6(b)は、モジュラージャック整列部材の
他の例を示すものである。ここでは、モジュラージャッ
ク整列部材35'が弾性を有し、また係合解除ピン36'が一
つだけ設けられている。この例では、モジュラージャッ
クとコネクタとの係合を解除する際には、係合解除ピン
36'を押してモジュラージャック整列部材35'上部を下方
へ撓ませ、それによってモジュラージャックの係合解除
部材を押圧する。
【0031】図7および図8は、本発明の第4の実施形態
を示すものである。図示のプリント回路板41において
も、4個のコネクタ42a〜42dが一列に並べて取り付けら
れており、これらコネクタにケーブル43a〜43dの各端部
に取り付けたモジュラージャック44a〜44dを挿入するよ
うになっている。
【0032】図示の実施形態においては、プリント回路
板41の正面板45に、モジュラージャック案内板46を取り
付ける。モジュラージャック案内板46は、上下に設けた
リブ46a,46bをプリント回路板41の正面板45に嵌め込む
ことにより、プリント回路板41への取り付けがなされ
る。
【0033】モジュラージャック案内板46には、プリン
ト回路板41に設けたコネクタ42の数、すなわちこれらコ
ネクタに挿入するモジュラージャック44の数(図では4
個)に応じた開口部47a〜47dが形成されている。また、
これら各開口部の内周には複数(図ではそれぞれ2個)
の突起48a〜48hが形成されている。これら突起は、各開
口部で異なる位置に設けられている。一方、モジュラー
ジャック44a〜44dにも、前述した突起48a〜48hの位置に
対応し、これら突起と嵌合する溝49a〜49hが形成されて
いる(但し、図では49a,49c,49eおよび49gのみを示
す)。図8は、開口部47aを通してコネクタ42aに挿入さ
れたモジュラージャック44aを示すものである。
【0034】モジュラージャック案内板46の各開口部47
a〜47dに、それぞれ位置の異なる突起を形成し、モジュ
ラージャック44a〜44dにはこれら突起に対応する溝を形
成して、コネクタとモジュラージャックの組毎に異なる
形状を設定することにより、モジュラージャック44a〜4
4dの誤挿入を防ぐことができる。また、開口部側の突起
とモジュラージャックの溝とが嵌合することにより、モ
ジュラージャックはコネクタへ確実に案内されることと
なる。
【0035】図9および図10は、本発明の第5の実施形
態を示すものである。図示のプリント回路板51において
も、4個のコネクタ52a〜52dが一列に並べて取り付けら
れており、これらコネクタにケーブル53a〜53dの各端部
に取り付けたモジュラージャック54a〜54dを挿入するよ
うになっている。
【0036】図示の実施形態においても、プリント回路
板51の正面板55に、モジュラージャック案内板56を取り
付ける。モジュラージャック案内板56は、正面板55に取
り付けた取り付け部材55a,55bの間に嵌め込むことによ
り、プリント回路板51への取り付けがなされる。
【0037】図示のモジュラージャック案内板56にも、
プリント回路板51に設けたコネクタ52の数、すなわちこ
れらコネクタに挿入するモジュラージャック54の数(図
では4個)に応じた開口部57a〜57dが形成されている。
また、これら各開口部の内周には4個の突起58〜61が形
成されている。一方、モジュラージャック54a〜54dに
も、前述した突起58〜61の位置に対応し、これら突起と
嵌合する溝62〜65が形成されている(但し、図では溝6
2,63のみを示す)。
【0038】図示の実施形態においては、モジュラージ
ャック54側に、モジュラージャック案内部材66がさらに
設けられている。この案内部材66には4本の脚部66a〜6
6dが形成されている。
【0039】図示の実施形態においては、以下の手順で
モジュラージャックをコネクタに挿入する。まず、モジ
ュラージャック案内板56の各開口部57a〜57dに形成され
ている突起58〜60の一部または全部を除去する。この
時、除去する突起の数および位置は、各開口部で異なる
ものとする。例えば、図10に示す例では、突起59,60を
除去し、突起58,61を残している。
【0040】次いで、除去した開口部の突起の位置に合
わせて、モジュラージャック案内部材66の4本の脚部の
一部または全部を除去し、その後、残った脚部とモジュ
ラージャック54の溝62〜65とを嵌合させる。図10に示す
例では、開口部57aに合わせて突起66a,66d(図示せ
ず)を除去し、残った脚部66b,66c(図示せず)をモジ
ュラージャック54aの溝63,64と嵌合させる。
【0041】その後、モジュラージャック54aを開口部5
7aに挿入すると、開口部57aの突起58,61とモジュラー
ジャック54aの溝62,65とが嵌合し、モジュラージャッ
ク54aはコネクタ52aへ案内される。
【0042】この実施形態においても、モジュラージャ
ックを挿入するコネクタ側の開口部の形状を、開口部毎
に異なるものとし、一方モジュラージャック側の形状も
各開口部の形状に合わせたものとすることにより、モジ
ュラージャックの誤挿入を防止することができる。
【0043】図11および図12は、本発明の第5の実施形
態を示すものである。図示のプリント回路板71において
も、4個のコネクタ72a〜72dが一列に並べて取り付けら
れており、これらコネクタにケーブル73a〜73dの各端部
に取り付けたモジュラージャック74a〜74dを挿入するよ
うになっている。
【0044】本実施形態においては、コネクタ72a〜72d
側、モジュラージャック74a〜74d側の双方に、それぞれ
に対応する係合部を形成している。図12は、この係合部
の一例を示すものである。
【0045】図12(a)のモジュラージャック81とコネク
タ82の組においては、モジュラージャック81の、コネク
タ側から見て左側に突起83が形成され、一方コネクタ82
側には、突起83に対応する位置に溝84が形成されてい
る。コネクタ82にモジュラージャック81を挿入すると、
突起83と溝84が嵌合して、確実な接続が行われる。
【0046】図12(b)のモジュラージャック85とコネク
タ86の組においては、モジュラージャック85の上面に突
起87が形成され、一方コネクタ86側には、突起87に対応
する位置に溝88が形成されている。この場合も、コネク
タ86にモジュラージャック85を挿入すると、突起87と溝
88が嵌合して、確実な接続が行われる。
【0047】図12(c)のモジュラージャック89とコネク
タ90の組においては、モジュラージャック89の、コネク
タ側から見て右側に突起91が形成され、一方コネクタ90
側には、突起91に対応する位置に溝92が形成されてい
る。この場合も、コネクタ90にモジュラージャック89を
挿入すると、突起91と溝92が嵌合して、確実な接続が行
われる。
【0048】本実施形態においては、コネクタ側の溝と
対応する突起を有するモジュラージャック以外には確実
な挿入ができないものとなっている。そのため、モジュ
ラージャックの誤挿入を効果的に避けることができ、モ
ジュラージャックとコネクタの確実な接続が行えること
となる。
【0049】以上説明したように、本発明によるモジュ
ラージャック誤挿入防止構造は、コネクタへのモジュラ
ージャックの誤挿入を効果的に防ぎ、両者の接続を確実
なものとし、それによって電子計算機や電話交換機等の
装置自体の不具合や、回線の障害等を防ぐことが可能と
なる。
【0050】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内において種々の形態
を取ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のコネクタおよびモジュラージャックを
示す図である。
【図2】 本発明によるモジュラージャック誤挿入防止
構造の第1の実施形態を示す図である。
【図3】 本発明によるモジュラージャック誤挿入防止
構造の第2の実施形態を示す図である。
【図4】 図3の実施形態の一部を詳細に示す図であ
る。
【図5】 本発明によるモジュラージャック誤挿入防止
構造の第3の実施形態を示す図である。
【図6】 図5の実施形態の一部を詳細に示す図であ
る。
【図7】 図5の実施形態の他の例を示す図である。
【図8】 本発明によるモジュラージャック誤挿入防止
構造の第4の実施形態を示す図である。
【図9】 本発明によるモジュラージャック誤挿入防止
構造の第5の実施形態を示す図である。
【図10】 図9の実施形態の一部を詳細に示す図であ
る。
【図11】 本発明によるモジュラージャック誤挿入防
止構造の第6の実施形態を示す図である。
【図12】 図10の実施形態の一部を詳細に示す図で
ある。
【符号の説明】
1,11,21,31,41,51,71 プリント回路板 2,12,22,32,42,52,72,82,86,90 コネクタ 3,13,23,33,43,53,73 ケーブル 4,14,24,34,44,54,74,81,85,89 モジュラー
ジャック 5,15,45,55 プリント回路板の正面板 6 キャップ 7,17 表示 16 モジュラージャック挿入位置表示板 25,35 モジュラージャック整列部材 36 係合解除ピン 46,56 モジュラージャック案内板 47,57 モジュラージャック案内板の開口部 48,58,59,60,61 モジュラージャック案内板の開口
部の突起 49,62,63,64,65 モジュラージャックの溝 66 モジュラージャック案内部材 83,87,91 モジュラージャックの突起 84,88,92 コネクタの溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 秀一 神奈川県川崎市中原区小杉町1−403 エ フアイ・テック株式会社内 (72)発明者 高橋 弘行 神奈川県川崎市中原区小杉町1−403 エ フアイ・テック株式会社内 (72)発明者 小池 陽子 神奈川県川崎市中原区小杉町1−403 エ フアイ・テック株式会社内 (72)発明者 柳井 恵美子 神奈川県川崎市中原区小杉町1−403 エ フアイ・テック株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA10 FA14 FA16 FB07 FB15 FB17 FC31 FC38 HB16 HC09 HC35 JA05 JA20 5E023 AA04 AA13 AA24 BB02 BB03 BB22 DD17 HH17 HH19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置筐体に並列させて設けた複数のコネ
    クタに、これら各コネクタに対応する複数のモジュラー
    ジャックを挿入するに際し、 前記複数のコネクタの列前方に、該コネクタ列に平行な
    断面略L字型のモジュラージャック挿入位置表示板を設
    けたことを特徴とする、モジュラージャック誤挿入防止
    構造。
  2. 【請求項2】 装置筐体に並列させて設けた複数のコネ
    クタに、これら各コネクタに対応する複数のモジュラー
    ジャックを挿入するに際し、 挿入する前記各モジュラージャックを、これらと対応す
    るコネクタの位置に合わせて整列させるための整列部材
    を、前記モジュラージャックに取り付けたことを特徴と
    する、モジュラージャック誤挿入防止構造。
  3. 【請求項3】 前記整列部材に、前記各モジュラージャ
    ックと前記各コネクタとの係合を解除するための係合解
    除部材を設けたことを特徴とする、請求項2記載のモジ
    ュラージャック誤挿入防止構造。
  4. 【請求項4】 装置筐体に並列させて設けた複数のコネ
    クタに、これら各コネクタに対応する複数のモジュラー
    ジャックを挿入するに際し、 前記装置筐体の前記コネクタ列側に、各コネクタ毎に異
    なる形状を有するモジュラージャック案内部を設けると
    共に、前記各モジュラージャックを、前記各モジュラー
    ジャック案内部の形状に対応させた形状としたことを特
    徴とする、モジュラージャック誤挿入防止構造。
  5. 【請求項5】 装置筐体に並列させて設けた複数のコネ
    クタに、これら各コネクタに対応する複数のモジュラー
    ジャックを挿入するに際し、 前記装置筐体の前記コネクタ列側に、各コネクタ毎に異
    なる形状を有するモジュラージャック案内部を設けると
    共に、前記各モジュラージャックに、前記各モジュラー
    ジャック案内部の形状に対応した挿入補助部材を設けた
    ことを特徴とする、モジュラージャック誤挿入防止構
    造。
  6. 【請求項6】 装置筐体に並列させて設けた複数のコネ
    クタに、これら各コネクタに対応する複数のモジュラー
    ジャックを挿入するに際し、 前記各コネクタに、各コネクタ毎に異なる形状を有する
    コネクタ側係合部を形成し、 前記各モジュラージャックに、前記各コネクタ側係合部
    に対応するモジュラージャック側係合部を形成したこと
    を特徴とする、モジュラージャック誤挿入防止構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005216548A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Matsushita Electric Works Ltd 配線器具
JP2005310712A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Allied Telesis Holdings Kk コネクタ保持具
JP2015038807A (ja) * 2010-08-09 2015-02-26 株式会社東芝 電子機器、及び誤挿入防止部材
JP2018166087A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 日本電気株式会社 接続補助部材、lanケーブル、及びグロメット

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