JP2003123905A - コネクタの誤挿入防止構造 - Google Patents

コネクタの誤挿入防止構造

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JP2003123905A
JP2003123905A JP2001318394A JP2001318394A JP2003123905A JP 2003123905 A JP2003123905 A JP 2003123905A JP 2001318394 A JP2001318394 A JP 2001318394A JP 2001318394 A JP2001318394 A JP 2001318394A JP 2003123905 A JP2003123905 A JP 2003123905A
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JP
Japan
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connector
erroneous insertion
insertion prevention
insertion preventive
known shape
Prior art date
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Application number
JP2001318394A
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English (en)
Inventor
Masanori Nishimura
正紀 西村
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一のサブラック内に多数の基板を装填する
場合にでも、識別性がよく、かつ標準化が容易なコネク
タの誤挿入防止構造を実現する。 【解決手段】 互いに嵌合する第1のコネクタと、第2
のコネクタに、それぞれ第1の誤挿入防止キーと第2の
誤挿入防止キーを設け、その互いの嵌合する凸部、凹部
の形状を嵌合の方向を規制する上下左右共に対称でない
既知形状を用いて成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等の基板
等の接合に用いられるコネクタの誤挿入防止構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタの誤挿入防止構造とし
ては、例えば図3に示すものがある。図3は、従来の例
を示す斜視図である。図3において、1は第1のコネク
タであり、電子機器のサブラック等に組込まれるバック
ボード2に取付けられている。
【0003】3は第2のコネクタであり、基板4に設け
られ第1のコネクタ1と抜き差し自在に嵌合する。5は
第1の誤挿入防止キーであり、第1のコネクタ1に設け
られている。6は第2の誤挿入防止キーであり、第2の
コネクタ3に設けられている。7は複数の接続端子であ
り、第1のコネクタ1に設けられ、第2のコネクタ3に
設けられたこれに対向する図示しない複数の接続端子と
接続を保って嵌合し、互いのコネクタ間で信号接続を行
う。
【0004】第1の誤挿入防止キー5と第2の誤挿入防
止キー6は、表1の嵌合パターン一覧表に示すように略
直方体の大小のブロックを組合わせた嵌合パターンで構
成されており、互いに一方向で嵌合するよう成形され嵌
合方向を規制している。基板4に設けられた第2のコネ
クタ3をバックボード2に組付けられた複数個の第1の
コネクタ1に挿入する場合は、組立者は第1のコネクタ
1と第2のコネクタ3の嵌合パターンを一致させること
が必要となる。しかし、その嵌合パターンの形を視認し
ただけではパターンが複雑であったり類形であったりし
て区別が困難であるため、表1に示すように嵌合パター
ン毎の区別が容易なように第1のコネクタ1と第2のコ
ネクタ3に同一の色で着色した樹脂材料を用いて成形
し、一対のコネクタの識別性を高めている。この従来例
では7色が設定されている。
【0005】
【表1】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術においては、嵌合パターンの視認による区
別は前述の如く困難でありコネクタの着色が必須となる
ため、コネクタの製造時に樹脂材料の色変えが必要とな
る。この場合は、樹脂成形の段取換えの際に以前に使用
していた樹脂材料の色の混入を避けるため、成形する嵌
合パターンに該当する色に着色した樹脂材料で前使用色
を充分に取除く(以下、パージと言う。)必要があり、
段取換え時の成形金型交換に掛かる時間以外にパージに
要する時間が掛かり生産効率が低下する他、樹脂材料を
浪費しなければならないという問題がある。
【0007】また、コネクタの製造メーカが異なる場合
には、製造メーカ毎に色合いが異なり色の統一が困難で
あるという問題がある。このため、識別性を高めるため
には明確に区別がつく色を使用する必要があるが、多数
の色を設定するのは困難であり、そのために高度化、多
機能化が進む電子機器においては、同一のサブラック内
に多数の基板を装填しようとする際、間違いが生じやす
く、電子機器の小型、軽量化を図ることが困難であると
いう問題があった。
【0008】従って、本発明は、同一のサブラック内に
多数の基板を装填する場合にでも、識別性がよく、かつ
標準化が容易なコネクタの誤挿入防止構造を実現するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、互いに嵌合する第1のコネクタと、第2
のコネクタに、互いの嵌合の方向を規制する上下左右共
に対称でない既知形状からなる誤挿入防止キーを設けた
ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明に
よるコネクタの誤挿入防止構造の実施の形態について説
明する。図1は本発明の実施の形態を示す斜視図、図2
は本発明の他の態様を示す斜視図である。従来の例と同
様の部分は同一の符号を付してその説明を省略する。
【0011】図1において、11は第1の誤挿入防止キ
ーであり、樹脂材料を用いて凸部がアルファベットの
「A」の形状に成形されている。12は第2の誤挿入防
止キーであり、第1の誤挿入防止キー11のアルファベ
ットの「A」の凸部に嵌合するよう、アルファベットの
「A」の形状の凹部により成形されている。
【0012】次に、上述した構成の作用について説明す
る。基板4に設けられた第2のコネクタ3をバックボー
ド2に組付けられた複数個の第1のコネクタ1に挿入す
る場合は、組立者は第2のコネクタ3の第2の誤挿入防
止キー12の凹部の形状、すなわちアルファベットの
「A」を視認し、複数個の第1のコネクタ1の第1の誤
挿入防止キー11の凸部形状の中から同一のアルファベ
ットの「A」を見つけ出し、方向を合わせて挿入する。
【0013】この時、本発明の誤挿入防止キーの形状
は、従来の例のような複雑な嵌合パターンではなく、日
常よく用い、常に見慣れている既知形状としているた
め、色に頼らなくても、一目で形状を記憶でき、挿入す
べき第1のコネクタ1の部位を素早く把握することが可
能となり、円滑な挿入動作を行うことができる。この誤
挿入防止キーに用いる既知形状としては、前記のアルフ
ァベットに限らず、平仮名、片仮名、漢字といった文字
のように日常よく用い常に見慣れている文字であれば使
用可能である。
【0014】また、日常よく用い、常に見慣れているも
のとして、例えば図2に示すような数字(本態様例では
数字の「1」)であってもよく、JIS X0208−
1990等に定められている△、☆、>、<、±といっ
た記号であってもよい。また、象、熊、キリン、三日
月、飛行機、ヨットといった日常見慣れた物を象形化し
た絵文字であってもよい。
【0015】なお、この場合、互いに一方向で嵌合する
ように嵌合方向を規制する機能を発揮させるため、上下
左右共に対称でない形状を用いる必要があり、使用が困
難な形状としては、例えばアルファベット文字であれ
ば、H,I,O,Xが該当し、数字であれば、8,0が
該当する。また、記号であれば、○、◎、□、◇、×、
+、∞等が、絵文字であれば、満月、太陽等が該当す
る。
【0016】なお、上述説明は、第1のコネクタ1に凸
部で成形された誤挿入防止キー11を用い、第2のコネ
クタ3に凹部で成形された誤挿入防止キー12を用いる
ことで説明したが、逆の組合わせであってもよい、すな
わち基板4側を凸部を持つ第2のコネクタ、バックボー
ド2側に凹部を持つ第1のコネクタとしても本発明の効
果を損なうものではない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、日常よ
く用い、常に見慣れている既知形状を用いて誤挿入防止
キーを成形するため、視認が容易でかつ確実となり、樹
脂材料の色変えの必要がなくなり、コネクタを製造する
場合は、誤挿入防止キーの駒だけ組替えることにより多
種類の誤挿入防止キーを持つコネクタを製造することが
でき、前使用樹脂材料のパージ作業の必要がなくなり、
コネクタ製造メーカの生産性が向上し、樹脂材料が節約
できるという効果が得られる。
【0018】また、多種類の識別性のよい誤挿入防止キ
ーを持つコネクタが容易に製造できるため、標準化が容
易となり多くのコネクタ製造メーカで同じ機能を持つコ
ネクタの製造ができるという効果が得られる。更に、高
度化、多機能化が進む電子機器において、同一のサブラ
ックへの多数の基板の装填が必要な場合であっても、多
数の基板の装填を確実に行うことができるようになり、
小型、軽量の電子機器の生産が可能になるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図
【図2】本発明の実施の形態の態様例を示す斜視図
【図3】従来例を示す斜視図
【符号の説明】
1 第1のコネクタ 2 バックボード 3 第2のコネクタ 4 基板 7 接続端子 11 第1の誤挿入防止キー 12 第2の誤挿入防止キー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合する第1のコネクタと、第2
    のコネクタから成るコネクタの誤挿入防止構造におい
    て、 第1のコネクタに嵌合の方向を規制する上下左右共に対
    称でない既知形状からなる凸部を設け、第2のコネクタ
    に前記凸部に嵌合する凹部を設けたことを特徴とするコ
    ネクタの誤挿入防止構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記既知形状が、文字であることを特徴とするコネクタ
    の誤挿入防止構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記既知形状が、数字であることを特徴とするコネクタ
    の誤挿入防止構造。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記既知形状が、記号であることを特徴とするコネクタ
    の誤挿入防止構造。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記既知形状が、絵文字であることを特徴とするコネク
    タの誤挿入防止構造。
JP2001318394A 2001-10-16 2001-10-16 コネクタの誤挿入防止構造 Pending JP2003123905A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009043642A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Sumitomo Wiring Syst Ltd ジョイントコネクタ
JP2011238399A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Honda Motor Co Ltd コネクタ
JP2012145253A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Ngk Spark Plug Co Ltd グロープラグ組み付け構造
US8815431B2 (en) 2009-12-11 2014-08-26 Samsung Sdi Co., Ltd. Battery module unit and battery module package

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