JP2003132536A - マルチレベル記録方法および記録装置 - Google Patents

マルチレベル記録方法および記録装置

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JP2003132536A
JP2003132536A JP2001324563A JP2001324563A JP2003132536A JP 2003132536 A JP2003132536 A JP 2003132536A JP 2001324563 A JP2001324563 A JP 2001324563A JP 2001324563 A JP2001324563 A JP 2001324563A JP 2003132536 A JP2003132536 A JP 2003132536A
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emission
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JP2001324563A
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Eimei Miura
栄明 三浦
Jiro Yoshinari
次郎 吉成
Yoichi Nakayama
陽一 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録可能容量および記録速度の低下を招くこ
となく記録データの読取り精度の向上を図り得るマルチ
レベル記録方法を提供する。 【解決手段】 光記録媒体に対する記録用レーザービー
ムの出射量を多段階に切り替えることによって光記録媒
体における記録マークMa〜Mhについての反射レーザ
ーLbのパワーを多段階に規定して記録データを記録す
るマルチレベル記録方法であって、記録用レーザービー
ムの出射パワーおよび出射時間について予め規定した所
定の組み合わせ(3mWで23%等)に従って出射パワ
ーおよび出射時間の双方を多段階に切り替えることによ
って記録用レーザービームの出射量を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体に対す
る記録用レーザービームの出射量を多段階に切り替える
ことによって記録部分の光反射率を多段階に規定して記
録データを記録するマルチレベル記録方法、および記録
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、複数の意味を持つ異なるマークの
うちの一つを1の仮想記録セルに記録可能な光記録媒体
(マルチレベル光記録媒体)の開発が進められている。
例えば、出願人が開発しているマルチレベル光記録媒体
10(図3参照。以下、「光記録媒体10」ともいう)
では、記録用レーザービームの出射量を多段階に切り替
えて照射することにより、非照射部位とは光学特性が異
なる部分(図4に示す記録マークMa〜Mh、以下、区
別しないときには「記録マークM」ともいう)が記録対
象の1の仮想記録セルSの一部に出現し、かつ、この記
録マークMの1の仮想記録セルS全体に占める割合が記
録用レーザービームの照射量によって異なるという特性
が利用されている。つまり、この光記録媒体10では、
再生用レーザービームが照射された際に、この記録マー
クMが形成されている仮想記録セルSの光学特性による
影響を受け、その結果として再生用レーザービームの光
反射率が多段階(例えば5段階以上)となる。したがっ
て、多段階の光反射率の各々に複数のデータ内容の各々
を対応させることにより、1の仮想記録セルSに複数の
データのいずれかが記録されることになる。
【0003】この場合、光学特性とは、仮想記録セルS
に照射した再生用レーザービームの光反射率が記録マー
クMの有無によって増大または低下する特性をいう。ま
た、光反射率とは、ピックアップから仮想記録セルSに
向けて出射した再生用レーザービームに対して、仮想記
録セルSを通過して反射膜12などで反射されピックア
ップによって受光されるレーザービーム(反射光)の割
合をいう。なお、マルチレベル光記録媒体についての理
解を容易とするために、一例として、光記録媒体10
は、形成時における記録用レーザービームの照射量が多
い記録マークM(記録マークMh,Mg・・など)が形
成された仮想記録セルSほど光反射率が低下する特性を
有するものとして以下に説明する。また、図4では、光
反射率の変化量(すなわち、光学特性の変化度合い)を
記録マークMの大きさで概念的に図示している。この場
合、光反射率が低下する記録マークMほど大きく図示し
ている。
【0004】この光記録媒体10に記録データを記録す
る際には、前述したように、記録用レーザービームの出
射量を多段階に切り替えることによって記録マークMa
〜Mhのうちのいずれかを仮想記録セルS,S・・に記
録する(以下、「マルチレベル記録」ともいう)。この
場合、光記録媒体10に対する記録データの記録に際し
ては、記録データの再生時に、仮想記録セルS,S・・
に記録されている記録マークMa〜Mhを確実に読取り
可能に記録する必要がある。したがって、マルチレベル
記録に従って記録された各段階毎の各光反射率には、あ
る程度の差があるのが好ましい。このため、記録対象の
1の仮想記録セルSに対する記録用レーザービームの出
射時間(オンパルス時間)を適宜調節することにより、
その光反射率(光学特性の変化度合い)が異なる記録マ
ークMa〜Mhのいずれかを仮想記録セルS,S・・に
記録する。この際に、光反射率が比較的小さい記録マー
クMh,Mg・・など(図4において、その大きさが大
きい記録マークM)を記録するときには、記録対象の仮
想記録セルSに対する記録用レーザービームの出射時間
を長く規定する。また、光反射率が比較的大きい記録マ
ークMa,Mb・・など(同図において、その大きさが
小さい記録マークM)を記録するときには、記録対象の
仮想記録セルSに対する記録用レーザービームの出射時
間を短く規定する。
【0005】この場合、例えば相変化型記録層を有する
書換え型光記録媒体では、記録用レーザービームを長時
間に亘って照射した際に、既に形成された記録マークM
の一部が記録層の面内方向に拡散する熱によって消去さ
れる現象(セルフイレーズ)が発生する。かかる光記録
媒体に記録データを記録する場合、記録対象の仮想記録
セルSに対して記録用レーザービームの出射を停止する
時間(オフパルス時間)を適宜調整することによってセ
ルフイレーズの度合い(記録マークMの消去の度合い)
を調整するという、いわゆるオフパルス記録を行う。こ
の際に、光反射率が比較的小さい記録マークMを記録す
るときには、記録対象の仮想記録セルSに対する記録用
レーザービームの出射時間を短く規定する。また、光反
射率が比較的大きい記録マークMを記録するときには、
記録対象の仮想記録セルSに対する記録用レーザービー
ムの出射時間を長く規定する。
【0006】一方、光記録媒体10については、前述し
たように、記録する記録マークMの大きさに比例して出
射時間を規定するという、いわゆるオンパルス記録を行
う。具体的には、各記録マークMa〜Mhを形成した仮
想記録セルSのそれぞれの光反射率にある程度の差が生
じるように、光記録媒体10の回転速、仮想記録セルS
のセルサイズ、記録用レーザービームを出射するピック
アップ(レーザー出射部)の分解能、およびその出射パ
ワーなどに応じて記録用レーザービームの出射時間を規
定する。一例として、ピックアップの分解能が1の仮想
記録セルSの通過時間当り78パルスであって、記録用
レーザービームの出射パワーを3mWとしたときに、記
録マークMa〜Mhを記録するための各出射時間(パル
ス幅)を、それぞれ、18パルス長、22パルス長、2
8パルス長、30パルス長、32パルス長、34パルス
長、36パルス長、40パルス長に規定する。この場
合、仮想記録セルSの光反射率(光学特性)は、記録用
レーザービームの出射時間に対して直線的に変化しない
(図5参照)。したがって、例えば記録マークMa,M
bを記録するためのそれぞれのパルス幅の差が4パルス
長であるのに対し、記録マークMg,Mhを記録するた
めのそれぞれパルス幅の差が2パルス長といったよう
に、各記録マークMa〜Mhを記録するためのパルス幅
の差を適宜変更して出射時間を規定する。
【0007】この場合、記録用レーザービームの出射パ
ワーを例えば6mWに規定したときには、仮想記録セル
Sの光反射率が記録用レーザービームの出射時間に対し
て一部の領域においてほぼ直線的に変化する(図5参
照)。このため、記録用レーザービームの出射パワーを
6mWまで上げて各記録マークMa〜Mhを記録するた
めのパルス幅の差を均等化することも考えられる。しか
し、この直線的に変化する一部の領域が急峻で狭いた
め、ピックアップの分解能によって制約されて必要な段
階数を確保するのが困難となる。この結果、出射パワー
を6mWまで上げるのは実質的に不可能であり、3mW
程度に止めておく必要がある。次に、規定したパルス幅
で例えば3mWの記録用レーザービームを出射すること
により、記録対象の仮想記録セルS,S・・に記録マー
クMa〜Mhのいずれかを順次記録する。これにより、
光記録媒体10に対する記録データの記録が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このマルチ
レベル記録方法には、以下の改善すべき点がある。すな
わち、この記録方法では、仮想記録セルSに出射する記
録用レーザービームのパルス幅(出射時間)を調節する
ことによって光反射率(光学特性)が異なる記録マーク
Ma〜Mhを光記録媒体10に記録している。したがっ
て、図5に示すように、記録マークMa〜Mhの読取り
時における再生用レーザービームの光反射率(同図で
は、反射されたレーザービームの受光レベルに応じてピ
ックアップから出力される電気信号の電圧値によって光
反射率を示している)にある程度の差が生じている。こ
の場合、記録マークMa〜Mhを正確に読み取るために
は、記録マークMa〜Mhを記録した各仮想記録セル
S,S・・の光反射率の差が可能な限り均一であるのが
望ましい。しかしながら、記録用レーザービームのパル
ス幅のみを変更して出射量を調整するこの記録方法で
は、同図の矢印B1〜B7で示すように、記録マークM
a〜Mhを記録した仮想記録セルS,S・・毎の光反射
率の差に若干のばらつきが生じ、記録マークM(記録デ
ータ)の読み取り精度が低下するおそれがある。したが
って、この点を改善するのが好ましい。
【0009】この場合、仮想記録セルSのセルサイズを
大きくするか、或いは、記録データの記録時における光
記録媒体10の回転速を低くすることで、1の仮想記録
セルSの通過時間当りのパルス数を増加して、記録用レ
ーザービームの出射時間をきめ細やかに調整することも
できる。したがって、この手法を採用することにより、
記録マークMa〜Mhを記録した仮想記録セルS,S・
・における光反射率の差のばらつきを小さくすることが
可能となる。しかし、仮想記録セルSのセルサイズを大
きく規定した場合には、一枚の光記録媒体10に記録可
能なデータ容量が減少し、記録時の光記録媒体10の回
転速を低く規定した場合には、記録データの記録速度の
低下(記録データの記録に要する時間の増大)を招くこ
とになる。
【0010】本発明は、かかる改善すべき点に鑑みてな
されたものであり、記録可能容量および記録速度の低下
を招くことなく記録データの読取り精度の向上を図り得
るマルチレベル記録方法、および記録装置を提供するこ
とを主目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明に係るマルチレベル記録方法は、光記録媒体に対す
る記録用レーザービームの出射量を多段階に切り替える
ことによって当該光記録媒体における記録部分の光反射
率を多段階に規定して記録データを記録するマルチレベ
ル記録方法であって、前記記録用レーザービームの出射
パワーおよび出射時間について予め規定した所定の組み
合わせに従って当該出射パワーおよび当該出射時間の双
方を多段階に切り替えることによって前記記録用レーザ
ービームの出射量を切り替える。なお、本発明におい
て、「出射パワーおよび出射時間の双方を多段階に切り
替える」とは、出射パワーおよび出射時間のいずれか一
方を常に一定に維持した状態でいずれか他方を多段階に
切り替える方式を含まないことを意味する。
【0012】この場合、記録対象の前記光記録媒体に対
する前記記録データの記録に先立って、当該光記録媒体
に対して前記出射パワーおよび前記出射時間の双方を多
段階に切り替えて前記記録用レーザービームを出射し、
当該記録用レーザービームを照射した照射部位での光反
射レベルを測定し、当該測定した光反射レベルに基づい
て前記所定の組み合わせを規定する。
【0013】また、前記記録部分の光反射率をN段階
(Nは5以上の自然数)に規定した。
【0014】また、本発明に係る記録装置は、上記のマ
ルチレベル記録方法に従って前記光記録媒体に対する記
録データの記録を実行する記録装置であって、前記記録
用レーザービームを出射するレーザー出射部と、当該レ
ーザー出射部による前記記録用レーザービームの出射パ
ワーおよび出射時間の双方を多段階に切替え制御する制
御部とを備えている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係るマルチレベル記録方法および記録装置の好適な
実施の形態について説明する。
【0016】最初に、本発明における光記録媒体10の
構成について、図3を参照して説明する。
【0017】光記録媒体10は、無機系記録層を有する
光記録媒体(追記型光記録媒体)であって、同図に示す
ように、少なくとも、基板11、反射膜12、記録層1
3および保護層14を備えて構成されている。基板11
は、透明な樹脂を基材として平板状(一例として円板
(ディスク)状)に形成されている。また、基板11に
おける一方の面(図3における上面)には、その中心部
近傍から外縁部に向けて、レーザービームガイド用のグ
ルーブ11a、およびランド11bが螺旋状に形成され
ている。反射膜12は、光記録媒体10に記録された記
録データの再生時に保護層14および記録層13を通過
した再生用レーザービームを反射するための薄膜層であ
って、金、銀およびアルミニウムなどの金属材料を主原
料として基板11の上に例えばスパッタリングすること
によって形成されている。
【0018】記録層13は、反射膜12上に例えば2種
類の無機材料を順に積層することによって全体として薄
膜状に形成されている。この場合、無機材料としては、
記録マークMの形成に適した組み合わせが存在し、一例
としてAlおよびSb、AuおよびGeO、または、
SiおよびWなどの各種金属材料の組み合わせが採用さ
れる。また、記録層13の形成に際しては、例えば2種
類の無機材料(金属材料)の一方を反射膜12上にスパ
ッタリングした後に、その上に他方の無機材料をスパッ
タリングする。この光記録媒体10では、記録用レーザ
ービーム(例えば波長が405nmのレーザービーム)
が記録層13に照射されることにより、この記録層13
が不可逆的に状態変化させられて記録マークMの記録が
行われる。具体的には、記録層13に記録用レーザービ
ームが照射された際に、その照射部分の各金属材料(例
えばAlおよびSb)がその各融点以上に加熱されるこ
とによって溶融して相互拡散し、その後に冷却されるこ
とによって混合されて、記録データのデータ内容に応じ
た記録マークMが形成される。保護層14は、記録層1
3などの保護、レンズとしての機能、および光記録媒体
10全体としての厚みを調整する機能を有する樹脂層で
あって、記録層13の外面を覆うように透明樹脂をスピ
ンコートして形成されている。
【0019】次に、光記録媒体10の記録原理につい
て、図3,4を参照して説明する。
【0020】この光記録媒体10では、図3に示すよう
に、その回転方向(円周方向)に沿ってグルーブ11a
を仮想的に分割した仮想記録セルS,S・・が記録単位
として規定(仮想)されている。ここで、図4に示すよ
うに、仮想記録セルSのグルーブ11aに沿った方向
(光記録媒体10の円周方向)のセル幅は、集光ビーム
径(ビームウエストの直径)Dよりも短い例えば180
nmに規定されている。この場合、光記録媒体10のト
ラックピッチやグループ11aの幅は任意に選択できる
が、この光記録媒体10では、仮想記録セルSの単位幅
は、グループ11aの幅と同一または若干狭めとなるよ
うに規定されている。したがって、光記録媒体10の半
径方向に対して仮想記録セルSが効率よく配置されてい
る。なお、仮想記録セルSは、あくまでも仮想されるも
のであり、同図に示す四角形のように実体が存在するの
ではなく、マルチレベル記録再生の際の信号処理時にお
いて、記録再生装置によって想定される。
【0021】この場合、記録装置のピックアップから出
射される記録用レーザービームの出射量を記録データの
値に応じて多段階に制御することで、図4に示すよう
に、その光学特性の変化度合い(すなわち、光反射率の
変化量)が異なる記録マークMa〜Mhが仮想記録セル
S内に形成される。この際に、記録マークMの形成され
た仮想記録セルSが、記録層13における記録部分とな
る。また、記録用レーザービームによって記録データを
記録する際には、光記録媒体10を回転させつつ記録用
レーザービームを出射するため、記録マークMは、出射
時間に応じた長さの長円形となる。
【0022】また、この光記録媒体10に記録データを
マルチレベル記録する際には、仮想記録セルSを含む部
分に再生用レーザービームを照射した際の光反射率が例
えば8段階(未記録部分を含めて9段階)となるよう
に、記録マークMa〜Mhのそれぞれの光学特性の変化
度合い(記録マークMが形成された仮想記録セルSの光
反射率の変化量)を規定する。この場合、この光記録媒
体10は、一例として記録層13内における各金属材料
の相互拡散および混合によって光反射率が低下する特性
を有するものとする。したがって、記録マークMの形成
時における記録用レーザービームの照射量が多い仮想記
録セルSほど光反射率が低下する。なお、光反射率の変
化については、記録層13を構成する材料によって異な
り、各金属材料の相互拡散および混合によって光反射率
を増大させることもできる。この場合には、記録マーク
Mの形成時における記録用レーザービームの照射量が多
い仮想記録セルSほど光反射率が増大する。一方、この
光記録媒体10では、記録マークMが記録されていない
仮想記録セルSが最大光反射率の特性を有し、最も小さ
い記録マークMaが形成されている仮想記録セルSを含
む部分が記録マークMのうち最も大きい光反射率の特性
を有し、以降、記録マークMb〜Mgがそれぞれ形成さ
れている仮想記録セルSを含む各部分の順に光反射率が
低下し、最も大きな記録マークMhが形成されている仮
想記録セルSを含む部分が最小光反射率の特性を有す
る。
【0023】この場合、「仮想記録セルSを含む部分」
とは、光記録媒体10の表面において記録用または再生
用のレーザービームの焦点が合わされた照射部分を意味
する。したがって、仮想記録セルSの個数を意味するも
のではない。つまり、この焦点が合った記録用または再
生用のレーザービームの照射部分には、そのレーザービ
ームの集光ビーム径に応じて、1つの仮想記録セルSに
おける特定の部分、および1以上の仮想記録セルSを含
む部分が含まれる。このため、この仮想記録セルSを含
む部分に対する記録用レーザービームの出射量を制御し
て光学特性が異なる部分の面積比を適宜設定することに
より、再生用のレーザービームが照射された際の光反射
率が8段階となる記録マークMa〜Mhを形成すること
が可能となる。なお、光反射率は、8段階に限らず、5
段階以上の任意の段階に規定することができる。
【0024】また、記録用レーザービームの出射量につ
いては、ピックアップからの記録用レーザービームの出
射パワーと、その出射パルス幅(すなわち出射時間)と
で規定される。しかし、出射パワーを固定した状態で出
射パルス幅を規定する出射量規定方式では、前述したよ
うに出射量の微妙な調整が困難のため、記録マークMa
〜Mhを記録した各仮想記録セルS,S・・毎の光反射
率の差にばらつきが生じる。そこで、光記録媒体10に
対する記録マークMa〜Mhの記録時には、記録用レー
ザービームの出射パワー、およびその出射パルス幅の双
方を適宜変更することにより、記録マークMa〜Mhを
記録した仮想記録セルS,S・・毎の光反射率の差が均
一となるように記録用レーザービームの出射量を規定す
る。
【0025】次いで、この光記録媒体10に対する記録
データの記録、および記録データの再生を実行する記録
再生装置1について、図1を参照して説明する。
【0026】記録再生装置1は、本発明に係る記録装置
に相当し、本発明に係るマルチレベル記録方法に従って
記録データを記録可能に構成されている。この記録再生
装置1は、スピンドルモータ2、ピックアップ3、スピ
ンドルサーボ4、送りサーボ5、フォーカストラッキン
グサーボ6および制御部7を備えている。この場合、ス
ピンドルモータ2は、後述するようにスピンドルサーボ
4によって駆動制御され、光記録媒体10を線速度一定
の条件で回転させる。
【0027】ピックアップ3は、本発明におけるレーザ
ー出射部とレーザー受光部とが一体化されて構成され、
制御部7の制御下でレーザードライバによってレーザー
(共に図示せず)が駆動されて光記録媒体10に対して
記録用レーザービームまたは再生用レーザービーム(出
射レーザーLa)を出射する。これにより、仮想記録セ
ルSに対する記録マークMの記録、および記録マークM
が記録されている仮想記録セルSによって反射された反
射レーザーLbのレベルに応じた電気信号の出力が行わ
れる。この場合、記録データの記録時において、ピック
アップ3のレーザードライバは、例えば、1の仮想記録
セルSの通過時間当り78パルスの分解能を有し、制御
部7の制御に従い、光記録媒体10の回転速や仮想記録
セルSのセルサイズなどに応じて、3.0mW〜7.0
mWの範囲内で1.0mW刻みで出射レーザーLaの出
射パワーを調整すると共に、その出射パルス幅(すなわ
ち出射時間)を6パルス長〜42パルス長の範囲内で調
整する。この場合、出射パワーおよび出射パルス幅に関
する具体的な数値は一例であって、これらの数値につい
ては、記録対象のマルチレベル光記録媒体の特性、記録
用レーザービームを出射するピックアップの性能、記録
時におけるマルチレベル光記録媒体の回転速、および仮
想記録セルSのセルサイズなどの各種条件に応じて適宜
変更することができる。
【0028】また、ピックアップ3は、対物レンズおよ
びハーフミラー(共に図示せず)を備え、記録用または
再生用のレーザービームを光記録媒体10の記録層13
に集光させる。具体的には、フォーカストラッキングサ
ーボ6によって対物レンズがフォーカストラッキング制
御され、これにより、記録用または再生用のレーザービ
ームが光記録媒体10の記録層13に集光させられる。
このピックアップ3は、光記録媒体10の直径方向に沿
ってその内周側と外周側との間を送りサーボ5によって
往復動させられる。スピンドルサーボ4は、制御部7の
制御下で一定の線速度となるようにスピンドルモータ2
の回転を制御する。制御部7は、ピックアップ3、スピ
ンドルサーボ4、送りサーボ5およびフォーカストラッ
キングサーボ6の駆動を制御すると共に、ピックアップ
3から出力された電気信号に基づいて、記録層13に記
録されている記録データを判読する。
【0029】続いて、光記録媒体10に対する記録デー
タの記録方法(マルチレベル記録方法)について説明す
る。
【0030】記録再生装置1に光記録媒体10を装填し
た際に、制御部7は、スピンドルサーボ4を制御するこ
とによりスピンドルモータ2を駆動させて光記録媒体1
0を例えば線速度5.3m/秒で回転させる。同時に、
制御部7は、送りサーボ5を駆動してピックアップ3を
リードインエリアに移動させる。次に、制御部7は、ピ
ックアップ3に対して出射レーザーLaを出射させると
共に、フォーカストラッキングサーボ6を駆動してピッ
クアップ3の対物レンズをフォーカストラッキング制御
する。次に、制御部7は、光記録媒体10に対する記録
データの記録に先立ち、出射レーザーLaの出射パワー
および出射パルス幅の最適な組み合わせを規定する。こ
の際に、制御部7は、スピンドルサーボ4を駆動制御し
て光記録媒体10の回転速を線速度5.3m/秒の一定
速度に維持しつつ、送りサーボ5を駆動制御してピック
アップ3を最内周部のグルーブ11a上に移動させる。
次いで、制御部7は、ピックアップ3を駆動制御して出
射レーザーLaの出射パワーを3.0mWから7.0m
Wまでの範囲で1.0mW刻みで変化させると共に、各
出射パワー毎に出射パルス幅を例えば6パルス長から4
2パルス長までの範囲で1パルス長刻みで変化させる。
これにより、出射レーザーLaの出射量に応じて、出射
レーザーLaが照射された仮想記録セルS,S・・の光
反射率が変化する。
【0031】次に、制御部7は、出射レーザーLaを照
射した各仮想記録セルS,S・・に対して0.4mW程
度の出射レーザーLa(再生用レーザービーム)を出射
すると共に、その照射部位で反射した反射レーザーLb
を受光したピックアップ3から出力される電圧値(本発
明における照射部位での光反射レベルに相当する)を算
出する。次いで、制御部7は、算出した電圧値に基づい
て、記録マークMa〜Mh毎の出射パワーおよび出射パ
ルス幅の最適な組み合わせを決定し、その決定した組み
合わせを記録マークMa〜Mhのそれぞれ対応させて図
外のメモリに記憶させる。この場合、最適な組み合わせ
としては、記録マークMa〜Mhが記録された各仮想記
録セルS,S・・毎の各光反射率に再生装置によって識
別可能な最低量の反射率差が存在し、かつそれぞれの反
射率差が均一となる組み合わせが好ましく、反射率の上
限飽和領域から下限飽和領域までの反射率ダイナミック
レンジの90%近傍に記録マークMaを対応させ、反射
率ダイナミックレンジの10%近傍に記録マークMhを
対応させるのが、より好ましい。
【0032】したがって、制御部7は、一例として、光
記録媒体10に対する記録データの記録時に記録マーク
Mを記録するための出射レーザーLaの出射パワーおよ
び出射パルス幅を、図2に示すように、記録マークMa
については3mWで18パルス長に、記録マークMbに
ついては3mWで22パルス長に、記録マークMcにつ
いては4mWで15パルス長に、記録マークMdについ
ては6mWで9パルス長に、記録マークMeについては
3mWで32パルス長に、記録マークMfについては3
mWで34パルス長に、記録マークMgについては7m
Wで10パルス長に、記録マークMhについては5mW
で19パルス長にそれぞれ規定する。ここで、1パルス
長は、この例では、1の仮想記録セルSの通過時間に1
/78を乗じた時間を意味する。また、同図では、仮想
記録セルSにおけるグルーブ11aに沿った方向のセル
幅に対する出射パルスの長さの割合で出射パルス幅を示
している。したがって、同図では、例えば18パルス長
は(18/78)%を意味する。また、この際に規定し
た出射パワーおよび出射パルス幅の組合せが本発明にお
ける「予め規定した所定の組み合わせ」に相当する。
【0033】この場合、図2に示すように、上記した組
み合わせに従って記録マークMa〜Mhを記録すること
により、出射レーザーLaによる出射量は、その出射パ
ワーおよび出射パルス幅の両者できめ細やかに制御され
る。したがって、同図に矢印A1〜A7で示すように、
記録マークMa〜Mhを記録した仮想記録セルS,S・
・のそれぞれの各光反射率の差は、均一若しくはほぼ均
一となる(つまり、一様となる)。この後、制御部7
は、規定した組み合わせに従って、記録マークMa〜M
hのいずれかを仮想記録セルS,S・・に順次記録する
ことにより、光記録媒体10に記録データを記録する。
【0034】一方、光記録媒体10に記録された記録デ
ータの再生時には、制御部7は、ピックアップ3を駆動
制御することにより、記録マークMa〜Mhが記録され
た各仮想記録セルS,S・・に対して例えば0.4mW
程度の出射レーザーLaを出射する。この際に、制御部
7は、反射膜12によって反射された反射レーザーLb
の受光レベルに応じてピックアップ3から出力される電
気信号の電圧値に基づいて、仮想記録セルSに記録され
ている記録マークMが記録マークMa〜Mhのいずれで
あるかを判別する。この結果、記録データが再生され
る。この場合、記録再生装置1によって記録データが記
録された光記録媒体10では、記録マークMa〜Mhが
記録された各仮想記録セルS,S・・毎の各光反射率相
互間において均一かつ相当量の光反射率差が存在する。
このため、制御部7は、判別対象の記録マークMが記録
マークMa〜Mhのいずれであるかを正確に判別するこ
とができる。
【0035】このように、本発明の実施の形態に係る記
録再生装置1によれば、光記録媒体10に対する記録デ
ータの記録時に出射レーザーLaの出射パワーおよび出
射パルス幅の双方を多段階に切り替えて記録マークMa
〜Mhを記録することにより、仮想記録セルSにおける
セルサイズの大形化、および記録データの記録時におけ
る光記録媒体10に対する回転速の低下を回避しつつ、
出射レーザーLaの出射量をきめ細やかに制御すること
ができる。したがって、記録マークMa〜Mhが記録さ
れた各仮想記録セルS,S・・毎の各光反射率相互間に
おいて均一かつ相当量の光反射率差を設けることができ
る結果、記録可能容量および記録速度の低下を招くこと
なく、記録データの読取り精度を向上させることができ
る。また、本発明の実施の形態に係る記録再生装置1に
よれば、光記録媒体10に対する記録データの記録に先
立って、記録対象の光記録媒体10に対して出射レーザ
ーLaの出射パワーおよび出射パルス幅を多段階に切り
替えつつ実際に出射して最適な組み合わせを規定するこ
とにより、光記録媒体10のみならず、各種マルチレベ
ル光記録媒体の各々の特性に応じた最適な組み合わせで
記録マークMを記録することができる。
【0036】なお、本発明は、上記した発明の実施の形
態に限らず、適宜変更が可能である。例えば、本発明の
実施の形態では、記録データの記録に先立ってその光記
録媒体10に対して出射パワーおよび出射パルス幅を多
段階に切り替えて出射レーザーLaを出射して最適な組
み合わせを規定する例について説明したが、これに限定
されない。例えば、推奨する出射パワーおよび出射パル
ス幅の組み合わせを記録マークMa〜Mhにそれぞれ対
応させてマルチレベル光記録媒体毎に予め規定してお
き、この組み合わせを示すデータをマルチレベル光記録
媒体の所定エリアに記録しておくことで、記録再生装置
側では、マルチレベル光記録媒体に記録されているこの
データに基づいて出射パワーおよび出射パルス幅を規定
することができる。また、本発明の実施の形態では、記
録マークMが記録マークM以外の部分よりも光反射率が
低くなる場合について説明したが、記録膜(記録層)の
特性や積層構造の光学設計によっては記録マークMの光
反射率を記録マークM以外の部分よりも高くすることも
可能であり、本発明は、このような光記録媒体に対して
も問題なく適用できる。
【0037】また、本発明の実施の形態では、1の仮想
記録セルS当り78パルスの分解能を有するピックアッ
プ3を例に挙げて、出射パルス幅を1パルス長の刻みで
規定する例を説明したが、ピックアップの分解能や仮想
記録セルSのセルサイズ、および光記録媒体10の回転
速に応じて1パルス長自体の時間長を適宜変更すること
もできる。同様にして、出射レーザーLaの出射パワー
についても3.0mWから7.0mWまでの範囲に限定
されず、適宜変更することもできる。さらに、出射パワ
ーの変化幅(刻み値)も1.0mWに限定されない。ま
た、本発明の実施の形態では、無機系記録層を有する光
記録媒体にマルチレベル記録する例を説明したが、例え
ば、有機色素系記録層を有する光記録媒体や、相変化型
記録層を有する光記録媒体(書換え型光記録媒体)に対
しても本発明に係るマルチレベル記録方法を適用するこ
とができる。この場合、相変化型記録層を有する光記録
媒体などの書換え型光記録媒体においてオフパルス記録
を行う光記録媒体に対しては、出射パワーおよびオフパ
ルス時間(出射パルス幅)の双方を多段階に切り替える
ことにより、セルフイレーズの度合い(記録マークMの
消去の度合い)を調整すればよい。加えて、本発明の実
施の形態では、記録再生用のレーザービームを保護層1
4から照射する構成の光記録媒体10を例に挙げて説明
したが、基板11の一面側に記録層を設け、その記録層
の上に反射層および保護層を順次積層し、基板11側か
ら記録再生用のレーザービームを照射する構成のマルチ
レベル光記録媒体にも適用することができるのは勿論で
ある。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るマルチレベ
ル記録方法によれば、記録用レーザービームの出射パワ
ーおよび出射時間について予め規定した所定の組み合わ
せに従って出射パワーおよび出射時間の双方を多段階に
切り替えることによって記録用レーザービームの出射量
を切り替えるため、各マルチレベルに対応する各記録部
位における光反射率の差を均一化することができ、この
結果、記録可能容量および記録速度の低下を招くことな
く記録データの読取り精度を向上させることができる。
【0039】また、本発明に係るマルチレベル記録方法
によれば、記録対象の光記録媒体に対する記録データの
記録に先立って、光記録媒体に対して出射パワーおよび
出射時間の双方を多段階に切り替えて記録用レーザービ
ームを出射し、その照射部位での光反射レベルを測定
し、その測定した光反射レベルに基づいて所定の組み合
わせを規定することにより、各種マルチレベル光記録媒
体の各々の特性に応じた最適な組み合わせで記録データ
を記録することができる。
【0040】さらに、本発明に係るマルチレベル記録方
法によれば、記録部分の光反射率を5段階以上に規定し
たことにより、記録部位の光反射率の差が不均一になる
ことで読み取り精度が低下するおそれがある5段階以上
のマルチレベル記録に際して、記録データに対する読取
り精度の向上、ひいては再生精度の向上を図ることがで
きる。
【0041】また、本発明に係る記録装置によれば、記
録用レーザービームを出射するレーザー出射部と、レー
ザー出射部による記録用レーザービームの出射パワーお
よび出射時間の双方を多段階に切替え制御する制御部と
を備えたことにより、再生装置による記録データの読取
り精度を向上させ得る記録装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録再生装置1の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るマルチレベル記録方法に従って出
射レーザーLaの出射パワーおよび出射パルス幅を多段
階に変更したときの反射レーザーLbの受光レベル(光
反射率)の特性を示す特性図である。
【図3】本発明の実施の形態における光記録媒体10の
構成を示すために一部を切り欠いた斜視図である。
【図4】光記録媒体10に記録された記録マークMa〜
Mhを概念的に示す概念図である。
【図5】出願人が既に開発しているマルチレベル記録方
法に従って出射レーザーLaの出射パルス幅を多段階に
変更したときの反射レーザーLbの受光レベル(光反射
率)の特性を示す特性図である。
【符号の説明】
1 記録再生装置 3 ピックアップ 7 制御部 10 マルチレベル光記録媒体(光記録媒体) La 出射レーザー Lb 反射レーザー Ma〜Mh 記録マーク S 仮想記録セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 陽一 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5D090 BB04 CC01 DD03 DD05 EE02 FF12 JJ12 KK04 KK05 5D119 AA22 DA11 EC09 HA18 HA45 HA59 5D789 AA22 DA11 EC09 HA18 HA45 HA59

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光記録媒体に対する記録用レーザービー
    ムの出射量を多段階に切り替えることによって当該光記
    録媒体における記録部分の光反射率を多段階に規定して
    記録データを記録するマルチレベル記録方法であって、 前記記録用レーザービームの出射パワーおよび出射時間
    について予め規定した所定の組み合わせに従って当該出
    射パワーおよび当該出射時間の双方を多段階に切り替え
    ることによって前記記録用レーザービームの出射量を切
    り替えるマルチレベル記録方法。
  2. 【請求項2】 記録対象の前記光記録媒体に対する前記
    記録データの記録に先立って、当該光記録媒体に対して
    前記出射パワーおよび前記出射時間の双方を多段階に切
    り替えて前記記録用レーザービームを出射し、当該記録
    用レーザービームを照射した照射部位での光反射レベル
    を測定し、当該測定した光反射レベルに基づいて前記所
    定の組み合わせを規定する請求項1記載のマルチレベル
    記録方法。
  3. 【請求項3】 前記記録部分の光反射率を5段階以上に
    規定した請求項1または2記載のマルチレベル記録方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載のマル
    チレベル記録方法に従って前記光記録媒体に対する記録
    データの記録を実行する記録装置であって、前記記録用
    レーザービームを出射するレーザー出射部と、当該レー
    ザー出射部による前記記録用レーザービームの出射パワ
    ーおよび出射時間の双方を多段階に切替え制御する制御
    部とを備えている記録装置。
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