JP2003131553A - 発声学習支援システム - Google Patents
発声学習支援システムInfo
- Publication number
- JP2003131553A JP2003131553A JP2001323915A JP2001323915A JP2003131553A JP 2003131553 A JP2003131553 A JP 2003131553A JP 2001323915 A JP2001323915 A JP 2001323915A JP 2001323915 A JP2001323915 A JP 2001323915A JP 2003131553 A JP2003131553 A JP 2003131553A
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- assistance system
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来、ロール・プレーイング用の教材を用意す
るには、元の教材を編集し直し、特定の登場者の音声を
無音化又は休止期間に置き換えをして再録音する等の、
再編集の処理が必要であった。又、再編集した教材を用
いても、不確実・曖昧な学習・記憶状態にある学習者に
は、教授者が学習の導入部で個人的指導する必要があ
り、必ずしも学習者が容易に取り組める教育方法とは言
えなかった。このような時、学習の導入のための囁き声
(ホイスパー)があれば初心者にとって、力強い助勢と
なり、学習取り組み開始を容易にすることが出来る。 【解決手段】本発明では、近年発達した音声認証の技術
を利用して、従来の会話教材から会話を登場人物単位に
分別して、更に囁き声(ホイスパー)化した誘導発声を
用い、初心者でも外国語に対する恐怖心や、心理的拒否
反応を取り除いて、無理なく学習に取り掛かれる方法を
考案した。
るには、元の教材を編集し直し、特定の登場者の音声を
無音化又は休止期間に置き換えをして再録音する等の、
再編集の処理が必要であった。又、再編集した教材を用
いても、不確実・曖昧な学習・記憶状態にある学習者に
は、教授者が学習の導入部で個人的指導する必要があ
り、必ずしも学習者が容易に取り組める教育方法とは言
えなかった。このような時、学習の導入のための囁き声
(ホイスパー)があれば初心者にとって、力強い助勢と
なり、学習取り組み開始を容易にすることが出来る。 【解決手段】本発明では、近年発達した音声認証の技術
を利用して、従来の会話教材から会話を登場人物単位に
分別して、更に囁き声(ホイスパー)化した誘導発声を
用い、初心者でも外国語に対する恐怖心や、心理的拒否
反応を取り除いて、無理なく学習に取り掛かれる方法を
考案した。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、外国語会話の学習
や演劇の台詞の練習等に使用する学習支援システム(ラ
ーニング・アシスタンス・システム)に関するものであ
る。
や演劇の台詞の練習等に使用する学習支援システム(ラ
ーニング・アシスタンス・システム)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】初心者の外国語会話の学習や演劇の台詞
の練習は、何回も繰り返し学習・練習する事により、自
然な発声・発音ができるまで習練する必要がある。
の練習は、何回も繰り返し学習・練習する事により、自
然な発声・発音ができるまで習練する必要がある。
【0003】本発明では、近年発達した音声認証の技術
を利用して、従来の会話教材から会話を登場人物単位に
分別して、更に囁き声(ホイスパー)化した誘導発声を
用い、初心者でも外国語に対する恐怖心や、心理的拒否
反応を取り除いて、無理なく学習に取り掛かれる方法を
考案した。
を利用して、従来の会話教材から会話を登場人物単位に
分別して、更に囁き声(ホイスパー)化した誘導発声を
用い、初心者でも外国語に対する恐怖心や、心理的拒否
反応を取り除いて、無理なく学習に取り掛かれる方法を
考案した。
【0004】新しい世代の教材では、複数の登場人物の
発声を当初から別々のトラックに録音するか、又はイン
デクシングを施すことにより、登場人物ごとに容易に分
別可能なように録音したり、コントロール用の休止期間
や置き換え用単語を事前に用意する知能化された機能を
有するように発達すると思われるが、そのような教材の
場合でも誘導発声(ホイスパリング)は非常に有効な記
憶誘発手段となる。
発声を当初から別々のトラックに録音するか、又はイン
デクシングを施すことにより、登場人物ごとに容易に分
別可能なように録音したり、コントロール用の休止期間
や置き換え用単語を事前に用意する知能化された機能を
有するように発達すると思われるが、そのような教材の
場合でも誘導発声(ホイスパリング)は非常に有効な記
憶誘発手段となる。
【0005】従来、ロール・プレーイング用の教材を用
意するには、元の教材を編集し直し、特定の登場者の音
声を無音化又は休止期間に置き換えをして再録音する等
の、再編集の処理が必要であった。又、再編集した教材
を用いても、不確実・曖昧な学習・記憶状態にある学習
者には、教授者が学習の導入部で個人的に指導する必要
があり、必ずしも学習者が容易に取り組める教育方法と
は言えなかった。このような時、学習の導入のための囁
き声(ホイスパー)があれば初心者にとって、力強い助
勢となり、学習取り組み開始を容易にすることが出来
る。
意するには、元の教材を編集し直し、特定の登場者の音
声を無音化又は休止期間に置き換えをして再録音する等
の、再編集の処理が必要であった。又、再編集した教材
を用いても、不確実・曖昧な学習・記憶状態にある学習
者には、教授者が学習の導入部で個人的に指導する必要
があり、必ずしも学習者が容易に取り組める教育方法と
は言えなかった。このような時、学習の導入のための囁
き声(ホイスパー)があれば初心者にとって、力強い助
勢となり、学習取り組み開始を容易にすることが出来
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】外国語会話等の学習・
練習において、模範会話を聞き取って、その通りに発声
する訓練は、学習・練習上大切な課題の一つである。
練習において、模範会話を聞き取って、その通りに発声
する訓練は、学習・練習上大切な課題の一つである。
【0007】この聞き取り発声の次の段階として、模範
会話の中の一人の人物と学習者が成り代わって会話練習
をする、いわゆるロール・プレーイングが有効な学習手
段である。このとき急にある話者の立場に成り代わるこ
とは、普通容易ではない。この時、成り代わって話すべ
き内容を、横から小声で囁く(ホイスパー)誘導発声を
行うと初心者でも容易に外国語の発声ができる。本発明
は、会話教材から、どの登場人物の発声であるかを、音
声認証技術を用いて高い確率で特定し、その登場人物の
音声を誘導発声(ホイスパリング)として有効な音量レ
ベルで発生させ、その音量レベルを徐々に下げることに
より、初心者のロール・プレーイング学習への入門を容
易にしたものである。
会話の中の一人の人物と学習者が成り代わって会話練習
をする、いわゆるロール・プレーイングが有効な学習手
段である。このとき急にある話者の立場に成り代わるこ
とは、普通容易ではない。この時、成り代わって話すべ
き内容を、横から小声で囁く(ホイスパー)誘導発声を
行うと初心者でも容易に外国語の発声ができる。本発明
は、会話教材から、どの登場人物の発声であるかを、音
声認証技術を用いて高い確率で特定し、その登場人物の
音声を誘導発声(ホイスパリング)として有効な音量レ
ベルで発生させ、その音量レベルを徐々に下げることに
より、初心者のロール・プレーイング学習への入門を容
易にしたものである。
【0008】同様な誘導発声法を、通常の休止期間学習
(リピート・アフター・ミー)の場合も、学習者の発声
の前に置くことによって、同様の効果が得られる。又学
習者の発声の後に囁き声(ホイスパー)で正解を発生さ
せても、正解を確認する上で効果がある。
(リピート・アフター・ミー)の場合も、学習者の発声
の前に置くことによって、同様の効果が得られる。又学
習者の発声の後に囁き声(ホイスパー)で正解を発生さ
せても、正解を確認する上で効果がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】多くの教育従事者は、多
数の音声教材の蓄積を有している。これらの教材を音声
認証技術(個々人の声を聞き分ける)を利用して、話者
を特定する信号を出力する。たいていの教材は、複数の
登場人物が同時に発声する場面が少ないため、この方法
で実用上登場人物の会話を発声者単位に分別できる。
数の音声教材の蓄積を有している。これらの教材を音声
認証技術(個々人の声を聞き分ける)を利用して、話者
を特定する信号を出力する。たいていの教材は、複数の
登場人物が同時に発声する場面が少ないため、この方法
で実用上登場人物の会話を発声者単位に分別できる。
【0010】
【発明の実施の形態】この分別された会話を個別に出力
音量レベルを調整することにより、特定人物に成り代わ
る発声練習、いわゆるロール・プレーイング型の発声練
習が容易になる。又この時、模範音声を、正解を誘導す
る形で提示し、それをだんだん小さくして行き、滑らか
に記憶反復を可能にする効果的な学習方法が実現され
る。
音量レベルを調整することにより、特定人物に成り代わ
る発声練習、いわゆるロール・プレーイング型の発声練
習が容易になる。又この時、模範音声を、正解を誘導す
る形で提示し、それをだんだん小さくして行き、滑らか
に記憶反復を可能にする効果的な学習方法が実現され
る。
【0011】
【実施例】(1) 従来型音声元教材をもとに、音声認
証ソフトウェア等を用いて人物1、人物2、その他に分
割可能なように、分別処理のためのコントロール信号
(A)を発生させる。一方、登場人物をそれぞれ別のト
ラックに録音した、マルチトラック教材も利用できるよ
うにした例を示す。この例では、登場人物2人とその他
の計3種類の音声に分離している。
証ソフトウェア等を用いて人物1、人物2、その他に分
割可能なように、分別処理のためのコントロール信号
(A)を発生させる。一方、登場人物をそれぞれ別のト
ラックに録音した、マルチトラック教材も利用できるよ
うにした例を示す。この例では、登場人物2人とその他
の計3種類の音声に分離している。
【0012】(2)コントロール信号(C)によって、
特定の人物の音声を小さく(ホイスパー)したり、オフ
にしたりする。なお、この部分のコントロールは手動又
はプログラム・コントロールにしている。
特定の人物の音声を小さく(ホイスパー)したり、オフ
にしたりする。なお、この部分のコントロールは手動又
はプログラム・コントロールにしている。
【0013】(3)コントロール信号(B)はリピー
ト、休止期間(可変)、無声部省略・延長等の処理を行
う。
ト、休止期間(可変)、無声部省略・延長等の処理を行
う。
【0014】(4)なおこの(1)の登場人物の分別処
理は、発声者のテンプレート登録等の処理が必要であっ
たり、コンピュータの処理性能によってはリアルタイム
処理が間に合わない場合もあり得る。その場合は事前変
換を行う。
理は、発声者のテンプレート登録等の処理が必要であっ
たり、コンピュータの処理性能によってはリアルタイム
処理が間に合わない場合もあり得る。その場合は事前変
換を行う。
【0015】
【発明の効果】従来型会話音声元教材を基に、ロール・
プレーイング学習に必要な、登場人物の自動特定が出来
る。又これらを利用して、登場人物の発声レベルを囁き
声レベル(ホイスパー)まで低下させる、誘導発声学習
を用いて初心者に抵抗なく外国語会話学習を行わせるこ
とが出来る。
プレーイング学習に必要な、登場人物の自動特定が出来
る。又これらを利用して、登場人物の発声レベルを囁き
声レベル(ホイスパー)まで低下させる、誘導発声学習
を用いて初心者に抵抗なく外国語会話学習を行わせるこ
とが出来る。
【0016】音声処理手段の発達により、音声を登場人
物や場面ごとに、別々のトラックに録音したり、インデ
ックス手法によって、再生時に容易に登場人物を分別で
きるようになってきた。そのため、、ロール・プレーイ
ング用の会話学習環境が比較的簡単に用意できるように
なり、本案が実現出来た。
物や場面ごとに、別々のトラックに録音したり、インデ
ックス手法によって、再生時に容易に登場人物を分別で
きるようになってきた。そのため、、ロール・プレーイ
ング用の会話学習環境が比較的簡単に用意できるように
なり、本案が実現出来た。
【図1】本発明の実施例を示すブロックダイヤグラムで
ある。
ある。
1 従来型会話元教材
2 登場人物ごとの認証機能
3 マルチトラック録音会話教材
4 話者特定コントロール信号(A)
5 コントロール信号(B)
6 コントロール信号(C)
7 分割機
8 教材選択スイッチ
9 電子ボリューム
10 合成器
11 スピーカ又はヘッドフォン
Claims (3)
- 【請求項1】複数の人物が登場する学習教材において、
人物を特定する手段を適用した後、又は当初より登場人
物ごとに分別可能なように記録されている教材におい
て、ある特定の人物の音声レベルをコントロールするこ
とによって学習する場合: - 【請求項2】録音済みの教材に当初から含まれる無音部
分、又は人為的又は自動的な手段で挿入した休止期間を
利用して学習する場合: - 【請求項3】請求項1または請求項2の場合において、
該当する正解又は模範の音声の音量を漸次小さくして行
き、最終的には聞こえない程度の音量まで小さくする誘
導発声化した音声を学習者に聞かせ、学習を容易ならし
める学習支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001323915A JP2003131553A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | 発声学習支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001323915A JP2003131553A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | 発声学習支援システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003131553A true JP2003131553A (ja) | 2003-05-09 |
Family
ID=19140731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001323915A Pending JP2003131553A (ja) | 2001-10-22 | 2001-10-22 | 発声学習支援システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003131553A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010262090A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Nintendo Co Ltd | 学習支援プログラムおよび学習支援装置 |
-
2001
- 2001-10-22 JP JP2001323915A patent/JP2003131553A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010262090A (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-18 | Nintendo Co Ltd | 学習支援プログラムおよび学習支援装置 |
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