JP2003131449A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003131449A
JP2003131449A JP2001332407A JP2001332407A JP2003131449A JP 2003131449 A JP2003131449 A JP 2003131449A JP 2001332407 A JP2001332407 A JP 2001332407A JP 2001332407 A JP2001332407 A JP 2001332407A JP 2003131449 A JP2003131449 A JP 2003131449A
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toner
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image forming
forming apparatus
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JP2001332407A
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Toru Yoshida
徹 吉田
Shunichiro Shishikura
俊一郎 宍倉
Naoya Yamazaki
直哉 山▲崎▼
Masahiro Azuma
正博 我妻
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い精度で且つ短い時間で画像条件の調整を
行なうことができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 中間転写ベルト8上に形成されたカラー
トナーパッチ20の画像の濃度と階調に相関のある量を
ADCセンサ10で1回検出し、その1回の結果に基づ
いて、40%の濃度を表わす画像データCinにおける
値に基づく階調補正による補正量算出時に、100%の
濃度を表わす画像データCinにおける値に基づく露光
ビームの光量補正分に相当する補正量を、階調補正量算
出時に差し引く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機やプリンタなどに用いられる画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、感光体上を画像信号に応じて
変調された露光ビームで走査することによりその感光体
上に静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーで現像す
ることによりその感光体上にトナー像を形成し、そのト
ナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着すること
によりその記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形
成する画像形成装置が知られている。このような画像形
成装置では、装置の環境条件(温度・湿度)やその装置
を構成する部材の経年変化等により、記録媒体上に形成
される画像の濃度が予め設定された基準の濃度よりも濃
い方向や薄い方向に移行する場合がある。そこで、感光
体や中間転写ベルト等の像担持体上の非画像領域に画像
濃度検出用のトナーパッチを形成し、そのトナーパッチ
の濃度を濃度センサで検出し、入力された画像信号を表
わす画像データを変換しその変換された画像データを出
力するルックアップテーブルを参照して、トナーパッチ
の濃度が上記基準濃度になるように画像信号の階調を補
正したり、あるいは露光ビームの光量を補正するという
ようなことが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像形
成装置では、上記トナーパッチの濃度が基準濃度になる
ように画像信号の階調を補正したり、あるいは露光ビー
ムの光量を補正するにあたり、以下に説明するように過
剰な補正が行なわれたりする場合が多く、補正の精度を
高めるためには、トナーパッチを再度形成して補正を行
なう必要がある。従って、環境条件等により記録媒体上
に形成される画像の形成条件の調整に時間がかかるとい
う問題を抱えている。
【0004】図4は、従来の画像形成装置の、露光ビー
ムの光量や画像信号の階調を補正する様子を説明するた
めのグラフである。
【0005】図4(a)の横軸は、0%から100%ま
での濃度を表わす画像データCinを示し、縦軸は、濃
度センサの、画像データCinに対応して形成されたト
ナーパッチに対する画像出力レベルDoutを示す。こ
こで、図4(a)におけるグラフAは、基準濃度に設定
されてなる理想的なグラフである。一方、グラフBは、
装置の環境条件等に起因して、理想的なグラフAにおけ
る画像出力レベルDoutよりも小さな画像出力レベル
Doutが出力されてなるグラフである。
【0006】ここで、グラフBを理想的なグラフAに近
づけるために、図4(b)に示すように、グラフB上
の、100%の濃度を表わす画像データCinにおける
値B1を、グラフA上の値A1に一致させるように、露
光ビームの光量を補正する。すると、グラフCが得られ
る。しかし、グラフCは、露光ビームの光量を、グラフ
A上の値A1に一致させるように一様に補正したもので
あるため、グラフC上の、例えば40%の濃度を表わす
画像データCinにおける値C1は、理想的なグラフA
上の値A2を上回ることとなる。従って、100%の濃
度を表わす画像データCinにおいては正しく補正され
ているものの、100%未満の濃度を表わす画像データ
Cinにおいては過剰に補正されることとなる。
【0007】また、図4(c),図4(d)に示すよう
に、画像信号の階調による補正が行なわれる場合もあ
る。ここで、図4(c)の横軸は、0%から100%ま
での濃度を表わす画像データCinを示し、縦軸は、入
力される画像データCinに対するルックアップテーブ
ルのLUT値を示す。このLUT値は、トナーパッチの
濃度が基準濃度になるように、入力された画像データを
変換して新たな画像データを出力するための値であり、
予めルックアップテーブルに設定される。
【0008】この図4(c)におけるグラフDは、初期
状態において予め設定された、入力される画像データC
inに対する基準のルックアップテーブルのLUT値に
よる理想的なグラフである。一方、グラフEは、階調補
正を行なうために、グラフD上の、40%の濃度を表わ
す画像データCinにおけるLUT値D1に基づいて作
成されたグラフである。このグラフEを用いて、前述し
たグラフBを補正して、即ち画像信号の階調による補正
を行なって、図4(d)に示すグラフFを得る。しか
し、これでは、グラフF上の、40%の濃度を表わす画
像データCinにおける値F1は、理想的なグラフA上
に一致するものの、100%の濃度を表わす画像データ
Cinにおける値F2は、理想的なグラフA上の値A1
を下回ることとなる。従って、画像信号の階調による補
正では、40%の濃度を表わす画像データCinにおい
ては正しく補正されるものの40%を越える濃度を表わ
す画像データCinにおいては不十分な補正結果とな
る。
【0009】図5は、従来の画像形成装置において、露
光ビームの光量による補正と画像信号の階調による補正
との双方の補正が行なわれた場合のグラフである。
【0010】グラフAは理想的なグラフ、グラフBは補
正前のグラフ、グラフCは露光ビームの光量により補正
されたグラフ、グラフFは画像信号の階調により補正さ
れたグラフである。ここで、露光ビームの光量による補
正と画像信号の階調による補正との双方の補正が行なわ
れた場合のグラフは、露光ビームの光量により補正され
たグラフCと画像信号の階調により補正されたグラフF
との総和のグラフGとなり、理想的なグラフAと比較
し、この図5に斜線で示す過剰部分が含まれたグラフと
なる。即ち、階調補正による補正量算出時に、露光ビー
ムの光量補正分に相当する補正量が、階調補正量算出時
に加算されることとなり、過剰な補正が行なわれること
となる。
【0011】このように、従来の画像形成装置では、露
光ビームの光量による補正、画像信号の階調による補
正、それら双方の補正のいずれが行なわれた場合であっ
ても十分な補正を1回で行なうことは困難である。この
ため、高い精度で補正を行なうためには、再度、像担持
体上の非画像領域に画像濃度検出用のトナーパッチを形
成し、そのトナーパッチの濃度を濃度センサで検出し
て、露光ビームの光量や画像信号の階調を補正する必要
がある。また、現像器中のトナー濃度を補正するととも
に階調を補正したり、あるいは現像器中のトナー濃度を
補正するとともに露光ビームの光量を補正することも考
えられるが、このような場合であっても、上述した露光
ビームの光量補正および画像信号の階調補正と同様の結
果となり、従って、複数回にわたり画像形成条件が調整
されることとなり、画像形成条件の調整に時間がかかる
という問題がある。
【0012】本発明は、上記事情に鑑み、高い精度で且
つ短い時間で画像条件の調整を行なうことができる画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像形成装置は、感光体上を画像信号に応じて変調
された露光ビームで走査することによりその感光体上に
静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーで現像するこ
とによりその感光体上にトナー像を形成し、そのトナー
像を最終的に記録媒体上に転写および定着することによ
りその記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成す
る画像形成装置において、最終的に記録媒体上に形成さ
れる画像の濃度と階調に相関のある量を検出する検出手
段と、上記検出手段による1回の検出結果に基づいて、
上記画像の濃度に影響を及ぼす画像形成条件と、上記画
像の階調に影響を及ぼす画像形成条件との双方を調整す
る調整手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】ここで、目標濃度が異なる複数のトナーパ
ッチを形成するパッチ形成手段を備え、上記検出手段
は、1回の検出結果を得るにあたり、上記パッチ形成手
段により形成された複数のトナーパッチの濃度を検出す
るものであることが好ましい。
【0015】また、階調補正テーブルを有し、入力され
た画像信号の階調をその階調補正テーブルを参照して補
正する階調補正手段と、上記露光ビームの光量を補正す
る光量補正手段とを備え、上記調整手段は、上記検出手
段による1回の検出結果に基づいて、上記階調補正テー
ブルを書き換えるとともに上記光量補正手段に上記露光
ビームの光量補正を行なわせるものであることも好まし
い態様である。
【0016】さらに、階調補正テーブルを有し、入力さ
れた画像信号の階調をその階調補正テーブルを参照して
補正する階調補正手段と、上記静電潜像を、トナーとキ
ャリアとが混合した現像剤中のトナーで現像する現像器
と、上記現像器にトナーを補給するトナー補給手段とを
備え、上記調整手段は、上記検出手段による1回の検出
結果に基づいて、上記階調補正テーブルを書き換えると
ともに上記現像器内のトナーの、キャリアに対する混合
比率を調整するものであってもよい。
【0017】また、上記露光ビームの光量を補正する光
量補正手段と、上記静電潜像を、トナーとキャリアとが
混合した現像剤中のトナーで現像する現像器と、上記現
像器にトナーを補給するトナー補給手段とを備え、上記
調整手段は、上記検出手段による1回の検出結果に基づ
いて、上記光量補正手段に上記露光ビームの光量補正を
行なわせるとともに上記現像器内のトナーの、キャリア
に対する混合比率を調整するものであってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0019】図1は、本発明の画像形成装置の一実施形
態を示す概略構成図である。
【0020】図1に示す画像形成装置100には、この
図1の右側から、イエロー(Y),マゼンタ(M),シ
アン(C),黒色(K)の4色に対応する4つの感光体
1Y,1M,1C,1Kが一直線状に並べて配置されて
おり、これらの感光体1Y,1M,1C,1Kの周囲に
帯電器2Y,2M,2C,2Kと、現像器3Y,3M,
3C,3Kと、転写器4Y,4M,4C,4Kとが配置
されている。感光体1Y,1M,1C,1K上には、画
像信号に応じて変調された露光ビームで走査されること
により静電潜像が形成される。現像器3Y,3M,3
C,3Kは、上記静電潜像を、トナーとキャリアとが混
合した現像剤中のトナーで現像する。
【0021】また、この画像形成装置100には、現像
器3Y,3M,3C,3Kにイエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C),黒色(K)のトナーを補給する
ためのトナーカートリッジ5Y,5M,5C,5Kおよ
びトナー補給モータ6Y,6M,6C,6Kと、現像器
3Y,3M,3C,3K内の現像剤のトナー濃度を測定
するATC(Auto Toner concentr
ation Control)センサ7Y,7M,7
C,7Kとが備えられている。
【0022】さらに、画像形成装置100には、矢印A
方向に駆動する中間転写ベルト8と、駆動ロール9と、
ADC(Auto density control)
センサ10とが備えられている。ADCセンサ10は、
中間転写ベルト8上に形成されたカラートナーパッチ2
0の濃度を検出するものであり、本発明にいう最終的に
記録媒体上に形成される画像の濃度と階調に相関のある
量を検出する検出手段の役割を担うものである。
【0023】また、画像形成装置100には、帯電器2
Y,2M,2C,2Kにより帯電された感光体1Y,1
M,1C,1K上に静電潜像を書込むラスタ走査装置
(以下、ROSと記す)30と、コントローラ40が備
えられている。コントローラ40は、階調補正テーブル
LUT41を有する。コントローラ40は、本発明にい
う調整手段の役割を担うものであり、このコントローラ
40は、ADCセンサ10による1回の検出結果に基づ
いて、画像の濃度に影響を及ぼす画像形成条件と、画像
の階調に影響を及ぼす画像形成条件との双方を調整す
る。また、コントローラ40は、現像器3Y,3M,3
C,3K等と相俟って、本発明にいうパッチ形成手段の
役割をも担うものであり、本実施形態では、目標濃度
(40%,100%)が異なる2つのトナーパッチを形
成し、ADCセンサ10は、1回の検出結果を得るにあ
たり、形成された2つのトナーパッチの濃度を検出す
る。
【0024】さらに、画像形成装置100には、入力さ
れた画像信号が表わすプリント画像の階調を、階調補正
テーブルLUT41を参照し補正して画像データを出力
する階調制御部50が備えられている。尚、階調補正テ
ーブルLUT4141および階調制御部50が、本発明
にいう階調補正手段に相当する。また、画像形成装置1
00には、ROS30からの露光ビームの光量を補正す
るLD光量制御部60(本発明にいう光量補正手段の一
例)が備えられており、コントローラ40は、ADCセ
ンサ10による1回の検出結果に基づいて、階調補正テ
ーブルLUT41を書き換えるとともにLD光量制御部
60に露光ビームの光量補正を行なわせる。
【0025】図2は、図1に示す画像形成装置におけ
る、露光ビームの光量および画像信号の階調を補正する
ためのグラフである。
【0026】図2の横軸は、0%から100%までの濃
度を表わす画像データCinを示し、縦軸は、入力され
る画像データCinに対する階調補正テーブルLUT4
1のLUT値を示す。この図2におけるグラフDは、入
力される画像データCinに対する基準のLUT値によ
るグラフである。また、グラフEは、グラフD上の、4
0%の濃度を表わす画像データCinにおけるLUT値
D1に基づいて作成されたグラフである。さらに、グラ
フHは、露光ビームの光量による濃度補正に相当する補
正量をLUT値に換算し、その換算されたLUT値によ
るグラフである。また、グラフIは、これら双方のグラ
フEおよびグラフHのLUT値が合成されてなるLUT
値によるグラフである。
【0027】図3は、図1に示す画像形成装置におけ
る、露光ビームの光量による補正と画像信号の階調によ
る補正との双方の補正が行なわれた場合のグラフであ
る。
【0028】グラフAは理想的なグラフ、グラフBは補
正前のグラフ、グラフJは露光ビームの光量および図2
に示すグラフIにより補正されたグラフである。本実施
形態の画像形成装置100では、露光ビームの光量によ
る補正と、上記グラフIによる補正とが行なわれる。即
ち、40%の濃度を表わす画像データCinにおけるL
UT値D1に基づく階調補正による補正量算出時に、1
00%の濃度を表わす画像データCinにおける値D1
に基づく露光ビームの光量補正分に相当する補正量が、
階調補正量算出時に差し引かれることとなり、過剰な補
正が行なわれることが防止され、理想的なグラフAとほ
ぼ同等なグラフJが得られる。従って、露光ビームの光
量による補正および画像信号の階調による補正の双方の
補正が行なわれた場合であっても十分な補正を1回で行
なうことができ、結果として高い精度で且つ短い時間で
画像条件の調整を行なうことができる。
【0029】さらに、図1に示す画像形成装置100に
は、TC制御部70が備えられている。このTC制御部
70は、各現像器3Y,3M,3C,3Kによる、各静
電潜像への各色トナーの転移量をADCセンサ10によ
る測定結果に応じて調整することにより最大積層量を規
制する。また、このTC制御部70は、コントローラ4
0とともに、ADCセンサ10による1回の検出結果に
基づいて、階調補正テーブルLUT41を書き換えると
ともに上記現像器3Y,3M,3C,3K内のトナー
の、キャリアに対する混合比率を調整する。ここで、前
述した、100%の濃度を表わす画像データCinにお
ける値に基づく露光ビームの光量による補正に代えて、
現像器3Y,3M,3C,3K内のトナーの、キャリア
に対する混合比率(100%の濃度を表わす画像データ
Cinにおける値に基づく混合比率)を調整するととも
に、40%の濃度を表わす画像データCinにおける値
に基づく画像信号の階調による補正を行なってもよい。
尚、上記混合比率の調整は、現像器3Y,3M,3C,
3K内の現像剤のトナー濃度をATCセンサ7Y,7
M,7C,7Kで測定し、この測定結果に基づいて行な
われる。このようにしても、十分な補正を1回で行なう
ことができ、結果として高い精度で且つ短い時間で画像
条件の調整を行なうことができる。
【0030】また、ADCセンサ10による1回の検出
結果に基づいて、40%の濃度を表わす画像データCi
nにおける値に基づいて露光ビームの光量補正を行なわ
せるとともに現像器3Y,3M,3C,3K内のトナー
の、キャリアに対する混合比率(100%の濃度を表わ
す画像データCinにおける値に基づく混合比率)を調
整してもよい。
【0031】尚、本実施形態では、ADCセンサ10に
よる1回の検出結果に基づいて、40%や100%の濃
度を表わす画像データCinにおける値に基づいて階調
補正や露光ビームの光量補正、あるいは現像器内のトナ
ーの、キャリアに対する混合比率の調整を行なう例で説
明したが、40%や100%の濃度に限定されるもので
はなく、本発明は、最終的に記録媒体上に形成される画
像の濃度と階調に相関のある量を1回で検出し、その1
回の検出結果に基づいて、画像の濃度に影響を及ぼす画
像形成条件と、画像の階調に影響を及ぼす画像形成条件
との双方を調整するものであればよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、高い精度で且つ短い時間で画像条件の調
整を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施形態を示す概略
構成図である。
【図2】図1に示す画像形成装置における、露光ビーム
の光量および画像信号の階調を補正するためのグラフで
ある。
【図3】図1に示す画像形成装置における、露光ビーム
の光量による補正と画像信号の階調による補正との双方
の補正が行なわれた場合のグラフである。
【図4】従来の画像形成装置の、露光ビームの光量や画
像信号の階調を補正する様子を説明するためのグラフで
ある。
【図5】従来の画像形成装置における、露光ビームの光
量による補正と画像信号の階調による補正との双方の補
正が行なわれた場合のグラフである。
【符号の説明】
1Y,1M,1C,1K 感光体 2Y,2M,2C,2K 帯電器 3Y,3M,3C,3K 現像器 4Y,4M,4C,4K 転写器 5Y,5M,5C,5K トナーカートリッジ 6Y,6M,6C,6K トナー補給モータ 7Y,7M,7C,7K ATCセンサ 8 中間転写ベルト 9 駆動ロール 10 ADCセンサ 20 カラートナーパッチ 30 ROS(ラスタ走査装置) 40 コントローラ 41 階調補正テーブルLUT 50 階調制御部 60 LD光量制御部 70 TC制御部 100 画像形成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山▲崎▼ 直哉 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 我妻 正博 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2H027 DA09 DD07 DE02 DE07 EA02 EA06 EB03 EC03 EC06 EC20 2H076 AB05 DA07 DA17 DA22 2H077 DA10 DA49 DA62 DB02 DB22 EA01 GA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上を画像信号に応じて変調された
    露光ビームで走査することにより該感光体上に静電潜像
    を形成し、該静電潜像をトナーで現像することにより該
    感光体上にトナー像を形成し、該トナー像を最終的に記
    録媒体上に転写および定着することにより該記録媒体上
    に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置に
    おいて、 最終的に記録媒体上に形成される画像の濃度と階調に相
    関のある量を検出する検出手段と、 前記検出手段による1回の検出結果に基づいて、前記画
    像の濃度に影響を及ぼす画像形成条件と、前記画像の階
    調に影響を及ぼす画像形成条件との双方を調整する調整
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 目標濃度が異なる複数のトナーパッチを
    形成するパッチ形成手段を備え、前記検出手段は、1回
    の検出結果を得るにあたり、前記パッチ形成手段により
    形成された複数のトナーパッチの濃度を検出するもので
    あることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 階調補正テーブルを有し、入力された画
    像信号の階調を該階調補正テーブルを参照して補正する
    階調補正手段と、 前記露光ビームの光量を補正する光量補正手段とを備
    え、 前記調整手段は、前記検出手段による1回の検出結果に
    基づいて、前記階調補正テーブルを書き換えるとともに
    前記光量補正手段に前記露光ビームの光量補正を行なわ
    せるものであることを特徴とする請求項1又は2記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 階調補正テーブルを有し、入力された画
    像信号の階調を該階調補正テーブルを参照して補正する
    階調補正手段と、 前記静電潜像を、トナーとキャリアとが混合した現像剤
    中のトナーで現像する現像器と、 前記現像器にトナーを補給するトナー補給手段とを備
    え、 前記調整手段は、前記検出手段による1回の検出結果に
    基づいて、前記階調補正テーブルを書き換えるとともに
    前記現像器内のトナーの、キャリアに対する混合比率を
    調整するものであることを特徴とする請求項1又は2記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記露光ビームの光量を補正する光量補
    正手段と、 前記静電潜像を、トナーとキャリアとが混合した現像剤
    中のトナーで現像する現像器と、 前記現像器にトナーを補給するトナー補給手段とを備
    え、 前記調整手段は、前記検出手段による1回の検出結果に
    基づいて、前記光量補正手段に前記露光ビームの光量補
    正を行なわせるとともに前記現像器内のトナーの、キャ
    リアに対する混合比率を調整するものであることを特徴
    とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
JP2001332407A 2001-10-30 2001-10-30 画像形成装置 Withdrawn JP2003131449A (ja)

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