JP2003130756A - 光学部材検査方法 - Google Patents

光学部材検査方法

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JP2003130756A JP2001331262A JP2001331262A JP2003130756A JP 2003130756 A JP2003130756 A JP 2003130756A JP 2001331262 A JP2001331262 A JP 2001331262A JP 2001331262 A JP2001331262 A JP 2001331262A JP 2003130756 A JP2003130756 A JP 2003130756A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ等の光学部材の品質を検査するための
画像検査装置における光学部材検査方法において、撮影
した画像に周期的な濃淡模様が現れるような被検物に対
しても不良要因の評価をより厳密に行うことが可能な光
学部材検査方法を提供することである。 【解決手段】 光学部材検査方法は、画像の濃淡模様の
濃淡変化の方向に平行に画像を複数枚に分割し、分割さ
れた画像のそれぞれについて濃淡模様の濃淡変化に水平
な方向の平均値を取って1次元のデータを生成し、生成
された1次元のデータをスペクトル分布に変換し、1次
元スペクトル分布から所定周波数以上の周波数帯に発生
する卓越成分を除去たうえで逆変換し、逆変換の結果復
号された1次元のデータを用いて被検物の品質を評価す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レンズ等の光学
部材の品質を検査するための画像検査装置における検査
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズ等の光学部材(以下、被検
物という)の品質を検査する画像検査装置が知られてい
る。
【0003】該画像検査装置を使用すると被検物は以下
のように検査される。まず、画像検査装置は、光源から
の光で照明された被検物をCCDカメラ等で撮影し、撮
影された画像に所定の処理を施すことにより被検物に存
在する不良要因を抽出し、その形状ごとに分類する。一
般的に、不良要因の形状としては、ゴミやキズ、ケバ
(糸くず)、汚れ等がある。また、画像検査装置によっ
ては、撮影された被検物を複数のエリアで分割してお
り、不良要因を、該不良要因が発生した位置に対応する
エリアごとに分類する。
【0004】抽出された不良要因を形状やエリアによっ
て分類すると、画像検査装置は、各不良要因を数値(品
質点数)化する。そして画像検査装置は、各不良要因の
合計点数によって、被検物の良否判定を行う。なお本明
細書では、撮影された画像の任意の場所での明るさのこ
とを輝度という。
【0005】具体的には、CCDカメラ等によって撮影
した画像、またはエリアごとに分割された画像を2値化
し、さらにこの2値化画像をラベリングして不良要因を
一つ一つ抽出したうえでこれらの不良要因の評価を行
う。
【0006】しかしながら、例えばレンチキュラーレン
ズのように、被検物の種類によっては特にゴミやキズ等
がなくても撮影した画像に周期的な濃淡模様が現れる。
このような濃淡模様は、そのレベルによっては2値化後
も縞模様として残る場合があり、この縞模様を不良要因
として評価してしまったり、或いは縞模様と二値化され
た不良要因とが重なり(例えばゴミを傷として評価して
しまうといった)不良要因の評価ミスが発生する可能性
がある。
【0007】このような問題を解決するため、従来は2
値化後の縞模様を抽出したうえで消去していた。従っ
て、不良要因が濃淡模様と重なっているような場合は、
その不良要因を評価できず、被検物を厳密に評価するこ
とができなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は上記の
事情に鑑み、撮影した画像に周期的な濃淡模様が現れる
ような被検物に対しても不良要因の評価をより厳密に行
うことが可能な光学部材検査方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の光学部材検査方法は、周期的な濃淡模様が
現れるような撮影画像を生成する画像生成ステップと、
画像の濃淡模様の濃淡変化の方向に平行に画像を複数枚
に分割する分割ステップと、分割ステップにて分割され
た画像のそれぞれについて濃淡模様の濃淡変化に垂直な
方向の平均値を取って1次元のデータを生成する1次元
化ステップと、1次元化ステップにて生成された1次元
のデータを1次元スペクトル分布に変換する、スペクト
ル分布変換ステップと、1次元スペクトル分布から所定
周波数以上の周波数帯に発生する卓越成分を除去するフ
ィルタリングステップと、卓越成分が除去された1次元
スペクトル分布から1次元のデータを復号する逆変換ス
テップとを有し、逆変換ステップにて復号された1次元
のデータを用いて被検物の品質を評価する。
【0010】周期的な濃淡模様は、スペクトル分布にお
いては濃淡模様の周波数の整数倍のところに現れる急激
なピークとなるため、このスペクトル分布から所定周波
数以上の周波数帯に発生する卓越成分を除去したうえで
逆変換することにより、周期的な濃淡模様のみ除去する
ことができる。
【0011】また、本発明によれば、1次元スペクトル
分布の変換を分割された画像の枚数分行えばよいので、
たとえば画像を直接2次元スペクトル分布に変換する場
合と比べて処理時間を大幅に短縮することができる。
【0012】なお、1次元スペクトル分布に変換する方
法としては、フーリエ変換、離散コサイン変換、ウエー
ブレット変換等が考えられる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の光源部材検査方法
を使用する画像検査装置1の概略構成図である。画像検
査装置1は、画像撮影部100と画像処理システム20
0とを有する。
【0014】画像撮影部100は、CCDカメラ10
1、光源102、ホルダ104を有する。ホルダ104
の上面は、被検物Sが載置されるテーブル部104aと
して構成される。またホルダ104の下部は、画像撮影
部100のステージ103の上面に形成されたレール1
03a上に設置され、レール103aに沿って水平方向
に移動可能な駆動部104bとして構成されている。ま
た、CCDカメラ101および光源102は、それぞれ
画像撮影部100のフレーム部105に固定されてい
る。CCDカメラ101は対物レンズユニット101a
とCCD101bとを有する。光源102は、複数の光
ファイバを有している。各光ファイバは、各々から射出
された光は、被検物Sに斜めに入射するように、かつ射
出端面が環状に並ぶように配設されている。
【0015】画像処理システム200は、画像撮影部1
00より送信された画像データを処理して、後述する被
検物Sの良否判定を行うプロセッサ201と、画像撮影
部100より送信された画像データやプロセッサ201
による画像処理結果等を表示可能なモニタ202とを有
する。なお、本実施形態における「プロセッサ201に
よる画像処理結果」には、二値化や細線化等の処理が行
われた後の画像と、被検物Sが良品であるか不良品であ
るかどうかの判定結果等の画像計測結果との双方が含ま
れる。
【0016】以上のように構成された画像検査装置1に
よる、被検物Sの検査手順を図面を用いて説明する。図
2は画像検査装置1による画像検査フローである。な
お、画像検査装置1の起動時、ホルダ104は、図1中
破線で示すように画像撮影部100のフレーム部105
の外側の所定位置(供給位置)に位置している。
【0017】画像検査装置1が起動すると、最初にS1
01が実行され、光源102が点灯する。次いでS10
3に進み、図示しない機構により被検物Sをホルダ10
4のテーブル部104a上に載置する。次いでS105
に進む。
【0018】S105では、画像検査装置1のコントロ
ーラはホルダ104の駆動部104bを制御して、供給
位置にあるホルダ104を画像検査装置1のフレーム部
105の中に向かって一定速度で移動させる。なお、ホ
ルダ104の移動量は画像検査装置1のコントローラに
よってカウントされている。次いでS107に進む。
【0019】ホルダ104に載置された被検物Sは、光
源102からの光によって照明される領域を通過する。
被検物Sは光を透過する透明な部材であるので、光源1
02からの光によって照明された被検物Sにゴミやキズ
等がある場合はその傷や汚れのみが光を反射して明るく
浮かび上がる。CCDカメラ101の対物レンズユニッ
ト101aによるこの被検物Sの像は、CCDカメラ1
01のCCD101bの受光面上で結像する。CCD1
01bの受光面は受光画素がホルダ104の移動方向と
直交かつ水平に並んでおり、CCD101bはラインセ
ンサとして機能する。従って、光源102によって被検
物Sを照射しながらホルダ104を移動させることによ
り被検物Sの走査が行われる。
【0020】S107では、この走査が終了したかどう
かの判定が行われている。すなわち、ホルダ104の移
動量が一定量に達したかどうかの判定が行われる。被検
物Sの走査が終了したのであれば(S107:YE
S)、S109に進みホルダ104の動作を停止した上
でS111に進む。一方、被検物Sの走査がまだ終了し
ていないのであれば(S107:NO)、S107を引
き続き実行する。すなわち、被検物Sの走査が終了する
まで待機する。
【0021】被検物Sを上記のように走査することによ
って得られる画像はモノクロ256階調のディジタル画
像データとして画像処理システム200のプロセッサ2
01に送信される。
【0022】S111では、プロセッサ201はこのデ
ィジタル画像データを処理して、被検物S上の不良要因
を抽出し、品質点数化する。次いで、算出した品質点数
の合計が許容範囲内であるかどうかの判定処理(以下、
良否判定処理という)を行う。次いでS113に進む。
本発明の光学部材検査方法は、S111で行われる良否
判定処理に関するものである。この点については、後に
詳述する。
【0023】S113では画像検査装置1のコントロー
ラはホルダ104の駆動部104bを制御してホルダ1
04を画像撮影部100のフレーム部105の外側、つ
まり供給位置に向かって反転移動させる。
【0024】次いで図示しない機構により被検物Sをホ
ルダ104のテーブル部104aから取りだし、プロセ
ッサ201による判定結果をもとに被検物Sを所定の棚
に収納する(S115)。すなわち、被検物Sが良品で
あると判定されれば(S115:OK)、被検物Sは良
品棚に収納される(S117)。一方、被検物Sが不良
品であると判定されれば(S115:NG)、被検物S
は不良品棚に収納される(S119)。
【0025】以上が画像検査装置1および該装置を用い
た被検物Sの検査手順の概説である。次に、本発明の実
施形態である光学部材検査方法(すなわち図2のフロー
チャートにおけるステップS111の処理内容)につい
て詳説する。
【0026】図3は画像検査装置1によって取り込まれ
た被検物Sの画像の一例である。なお、以下に示す図中
に例示される被検物Sの画像においては、図中左右方向
をX軸(図中右向きを正とする)、上下方向をY軸(図
中下向きを正とする)と定義している。また画像座標軸
の原点は図中左上隅であり、画像における座標(m,
n)の画素は「原点からm画素分右かつn画素分下の画
素」を意味する。また、実際の画像においては不良要因
は背景よりも明るく示されるが、図面の簡略化のため、
明暗を逆転して不良要因を暗部として示している。
【0027】図3中には不良要因F1、F2、F3が図
示されている。F1は所定以上の面積を有するゴミ状の
不良要因、F2は曲線として示されるケバ状の不良要
因、F3は略直線として示されるキズ状の不良要因であ
る。また画像の背景部BにはX軸方向に周期的な濃度変
動する濃淡模様Aが発生している。なお、実際の濃淡模
様は明部から暗部へ、また暗部から名部へと徐々に輝度
が変動する濃淡模様である。
【0028】不良要因F1、F2、F3の輝度に濃淡模
様Aの輝度が加算されてしまうため、同じ不良要因であ
っても濃淡模様Aのどの部分と重なっているかによって
輝度が変わってしまい、正確に評価をすることができな
い。従って、不良要因の評価を行うのに当たって、まず
このノイズ成分を除去する必要がある。
【0029】なお、本発明の実施の形態においては、濃
淡模様の濃淡の変化方向が水平(X軸方向)となるよう
にあらかじめ画像が撮影されているが、一旦画像を撮影
した後に濃淡模様の濃淡の変化方向がX軸方向になるよ
う画像回転処理を行う構成としても良い。
【0030】ノイズ成分除去ルーチンのフローチャート
を図4に示す。本ルーチンが開始すると、最初にステッ
プS301が実行される。ステップS301では、濃淡
模様の濃淡の変化方向に平行な方向すなわちX軸方向に
走る分割線D(図3)によって画像がY軸方向に分割さ
れる。なお、図3中には分割線Dは2本しか記載されて
いないが、実際は分割線Dは8画素毎の間隔で画像全体
に定義されており、8画素ごとに画像を分割している。
分割前の画像の大きさはX軸方向がM画素、Y軸方向が
N画素となっているので、ステップS301によってX
軸方向がM画素、Y軸方向が8画素の画像g(x,
y)が(N/8)枚生成される。なお、g (m,n)
は分割された画像の座標(m,n)の画素の輝度を示す
(0≦m≦M−1,0≦n≦7)。次いでステップS3
02に進む。
【0031】ステップS302では、ステップS301
で分割された画像の一次元化が行われる。すなわち、分
割後の画像g(x,y)に対して、数1に基づいてY
軸方向に平均化を行い、X軸方向がM画素、Y軸方向が
1画素の画像g(x)を求める(0≦x≦M−1)。
次いで、ステップS303に進む。
【0032】
【数1】
【0033】本実施形態においては、濃淡模様の濃淡の
変化方向がX軸方向となっているので、一次元化された
画像g(x)にも濃淡模様が含まれる。例えば、図3
の破線I−I近傍の分割された画像を一次元化すると、
図5のように濃淡模様による正弦波状部に不良要因によ
る高輝度部が加算されたg(x)が得られる。
【0034】ステップS303では、このg(x)か
ら濃淡模様による正弦波状部のみを除去するために、g
(x)をフーリエ変換する。フーリエ変換の演算式を
数2に示す。なお、フーリエ変換の結果はを周波数領域
の大きさがMとなるよう標本化された周波数kの関数G
(k)で示す。
【0035】
【数2】
【0036】さらに、スペクトル分布P(k)をG
(k)の実数成分R(k)と虚数成分I(k)より数
3を用いて演算する。次いでステップS304に進む。
【0037】
【数3】
【0038】なお、本実施形態においてはフーリエ変換
を用いてスペクトル分析を行っているが1次元のスペク
トル分布が得られるような他の変換手段を利用しても良
い。このような変換手段としては、例えば離散コサイン
変換やウエーブレット変換等がある。
【0039】数3に示されるように、スペクトル分布P
(k)は標本化された周波数kで表される。図6に示す
ように、本実施形態におけるノイズ成分はX軸に対して
周期的な変動を持っている。このようなノイズ成分のス
ペクトル分布P(k)は、図6に示すように、このノイ
ズ成分の周波数の整数倍のところにデルタ関数状の急激
なピークPを有する。なお、本実施の形態においてはも
ともとのノイズ成分が正弦波上の濃淡変化であるため、
ノイズ成分の周波数の1倍成分のみにピークが現れるよ
うになっているが、濃淡変化が矩形波状などの他の形態
の周期的な変動であれば、ノイズ成分の周波数のn倍成
分にもピークPが発生する。なお、図6左端に発生して
いるピークは直流成分であり、ノイズ成分によるもので
はない。
【0040】ノイズ成分のおおよその変動周期は既知で
あるため、ノイズ成分によるピークPが発生しうる周波
数領域は既知である。そこで、ステップS304におい
ては「ピークPが発生しうる空間周波数領域が含まれ、
かつ不良要因自身による成分が含まれえない」空間周波
数領域faを実験等によりあらかじめ求め、この空間周
波数領域faに含まれるピーク成分の周波数を検出す
る。次いで、検出した周波数におけるG(k)の値に
0を代入し、G(k)に含まれるピーク成分Pを除去
する。次いでステップS305に進み、ピーク成分除去
後のG(k)を数4を用いて逆フーリエ変換して一次
元化画像g(x)に戻すと、ノイズ成分のみが除去さ
れた一次元化画像g(x)が得られる。次いでステッ
プS306に進む。
【0041】
【数4】
【0042】ステップS306では、ステップS301
にて分割した全ての画像について、1次元スペクトル分
布を利用したノイズ成分の除去が終了したかどうかの範
囲を行っている。全ての画像について処理が終了したの
であれば(S306:YES)、ステップS307に進
み、未処理の画像が残っているのであれば(S306:
NO)ステップS302に戻り、次の画像の処理を実施
する。
【0043】ステップS307では、ステップS302
で分割され、ステップS302−305でノイズ成分を
除去した各一次元画像をY軸方向に再結合し、X軸方向
がM画素、Y軸方向がN/8画素の画像g(x,y)
を生成する。
【0044】このようにしてノイズが除去された画像g
(x,y)に対して不良要因の評価が行われる。以
下、図面を用いてその方法について説明する。図7は本
実施形態による、不良要因評価ルーチンのフローチャー
トである。本ルーチンがスタートすると、最初にステッ
プS201にて画像の2値化が行われる。なお、この2
値化に当たっては経験則による閾値を一意に用いる、画
像のヒストグラムから好適な閾値を演算する、或いは各
座標につきその周囲の画素の輝度から動的に閾値を求め
る構成としても良い。
【0045】次いでステップS202に進み、2値化画
像のラベリングが行われる。この結果、各不良要因ごと
にユニークなラベル番号が付与され、不良要因の総数Q
が得られる。次いでステップS203に進む。
【0046】ステップS203ではラベル番号がLであ
る不良要因の評価が行われる。なお、変数Lの初期値は
0である。具体的な評価手順については後述する。次い
で、ステップS204に進む。
【0047】ステップS204では、全ての不良要因に
ついて評価が行われたかどうかの判定が行われる。すな
わち、L<Qが満足されているかどうかチェックされ
る。ここで、まだ全ての不良要因について評価が行われ
ていないのであれば(S204:NO)ステップS20
5に進む。
【0048】ステップS205では変数Lに1が加算さ
れ、ステップS203に戻る。
【0049】一方、ステップS204において、全ての
不良要因について評価が行われたと判断されたのであれ
ば(S204:YES)、ステップS206に進む。ス
テップS206では各不良要因についてステップS20
3にて演算された評価値の合計値を演算し、この合計値
を被検物Sの評価値とする。次いで本ルーチンを終了す
る。
【0050】上記のステップS202にて抽出された不
良要因の評価方法を以下に示す。不良要因はその特徴に
応じて異なる評価基準に基づいて評価される。このよう
な特徴としては、例えば不良要因の形状やその発生位置
(エリア)といったものがある。特徴付けは、不良要因
の形状およびエリアで特定される項目のいずれかに不良
要因を分類し、各項目別に異なる評価点演算方法を用い
て不良要因の評価点を求める。
【0051】まず、不良要因の形状分類について詳説す
る。本実施形態は、不良要因を、所定の条件要素の大小
によって、汚れ、ゴミ、キズ、ケバの四種類の特定形状
に分類する。
【0052】抽出された不良要因が、「ゴミまたは汚
れ」または「キズまたはケバ」のいずれであるかは、該
不良要因の円度の大小によって判断される。円度は、不
良要因の面積を該不良要因の外接円の面積で除算するこ
とにより求められる。不良要因は、その円度が大きくな
ればなるほど円形状により近い形状になり、小さくなれ
ばなるほど線状により近くなる。そして本実施形態の検
査方法では、円度に関する閾値Cを設定している。そし
て不良要因の円度Cが、閾値Cを上回れば該不良要因
は「ゴミまたは汚れ」に分類され、閾値Cを下回れば該
不良要因は「キズまたはケバ」に分類される。
【0053】上記の手段によって不良要因が「ゴミまた
は汚れ」に分類された場合、この不良要因がゴミ、汚れ
のいずれであるかは、該不良要因の面積の大小によって
判断される。本実施形態の検査方法では、ゴミと汚れの
分類の指標として、面積に関する閾値Hを設定する。そ
して不良要因の面積Hが、閾値Hを上回ればゴミに分
類され、閾値Hを下回れば汚れに分類される。
【0054】なお、一般に面積が閾値Hを下回りかつ円
度が閾値Cを上回るような不良要因は所定距離内に集団
形成されている場合が多い。一方、他の特定形状の不良
要因が集団形成されているケースはごくまれである。本
実施形態では、閾値Hを下回る面積の不良要因を汚れ要
素として捉え、検出された該汚れ要素の重心から所定距
離内に含まれる不良要因の数Uが所定値Uを上回る場
合は該汚れ要素を「集合汚れ要素」と定義し、そうでな
い場合は該汚れ要素を「単独汚れ要素」と定義してい
る。なお、単一汚れか集合汚れかについての判断はあく
までも特定形状である汚れに分類された不良要因(汚れ
要素)に対してのみ行われるものであり、ゴミと判定さ
れた不良要因に関しては、単一汚れか集合汚れかについ
ての判断は行わない。
【0055】前述の手段によって不良要因が「キズまた
はケバ」に分類された場合、抽出された不良要因が、キ
ズ、ケバのいずれの形状であるかは、該不良要因の方向
性のばらつきの大小によって判断される。不良要因の方
向性は該不良要因を細線化した後にチェイン符号化処理
して得られる、細線化後の各画素の方向ベクトルの分布
から判断することができる。すなわち、例えばその不良
要因は略一直線状である場合は、「上と右上と右」や
「左上と左と左下」のように隣接する3ベクトルの全ベ
クトルに対する割合が(以下、直線度と称す)が極端に
高くなる。例えば、左上−左−左下の間の90度の中の
ある方向に向かって走る一直線状の不良要因のベクトル
分布を取ると、「左上と左と左下」のベクトルがほとん
どとなる。一方、ケバのような曲線状の不良要因のベク
トル分布は、直線度が低くなる。本実施形態の検査方法
では、キズとケバの分類の指標としてこの直線度を使用
し、ある不良要因の直線度Rが閾値Rよりも大きけれ
ば該不良要因はキズと判断され、小さければケバと判断
される。
【0056】不良要因は、上記形状のいずれかに分類さ
れると、該分類結果に基づいて以下の式によって品質点
数化される。
【0057】所定の特定形状Tに分類された不良要因の
品質点数Pは、数5によって求められる。
【0058】
【数5】
【0059】ただし、Bは、該不良要因の相対輝度、
TEは、該不良要因の特定形状および重心の座標に応
じて分類された、該不良要因に対するエリア重み付け係
数をそれぞれ表す。
【0060】ここで、不良要因の相対輝度とは、不良要
因自身の平均輝度から不良要因近傍の平均輝度を減算し
た値である。
【0061】また、重み付け係数NTEは、被検物Sの
良否判定に与える影響の程度を示す値であり、特定形状
および重心の座標に応じてにユーザが予め設定する。本
実施形態においては、ケバが最も被検物Sの性能に影響
を与えるとしてケバ、集合汚れ要素、単独汚れ要素、ゴ
ミ、キズの順に係数NTEが小さくなるように設定され
ている。
【0062】また、被検物Sの性能にとって重要な箇所
における不良要因をより厳しく評価する必要があるた
め、同じ不良要因であっても位置に応じて重み付け係数
TEを変えている。本実施形態においては、被検物S
すなわち画像の中心部における係数NTEが最も大きく
なるようにし、この中心部から離れるに従って係数N
が小さくなるようにしている。
【0063】本実施例で使用される重み付け係数NTE
は、不良要因の形状TとそのエリアEに依存する。本実
施形態の場合特定形状は5種類であり、また特定エリア
は画像中心部、画像外縁部、そして該中心部と該外縁部
の中間の中間部の3種類であるので、NTEは2次元配
列N(T,E)として、表1に示す15種類が設定される。
【0064】
【表1】
【0065】以上が本発明の実施形態である。本発明は
これらの実施形態に限定されるものではなく趣旨を逸脱
しない範囲で様々な変形が可能である。
【0066】上記実施形態で説明した、不良要因の形状
の種類は、あくまでも例示である。従って、汚れ、ゴ
ミ、キズ、ケバの4種類以上の特定形状を設定してもよ
い。また、不良要因が分類されるエリアも、例示であ
る。従って、中心部、中間部、外縁部の三種類以上の特
定エリアを設定してもよく、また中心部以外の部分(例
えば画像右上隅など)の重み付け係数が最も大きくなる
ような構成としても良い。形状やエリアの種類を上記実
施形態よりも増やせば、それだけより緻密な品質点数化
が行われ、精度の高い良否判定を行うことができる。ま
た、形状やエリアの種類を上記実施形態よりも少なめに
設定すれば、迅速な良否判定を行うことができる。
【0067】また、不良要因の形状を特定せず、不良要
因の画素数または明るさ(コントラスト)で良否判定を行
う構成としても良い。すなわち、ステップS305で逆
フーリエ変換された一次元化画像g(x)の各画素に
ついて前後それぞれF画素の(すなわちg(x−F)
からg(x+F)までの2F+1画素分の)移動平均
値を取った平均1次元データgfm(x)を数6を用い
て演算し、この平均1次元データgfm(x)とステッ
プS305で逆フーリエ変換された一次元化画像g
(x)を比較して不良要因の抽出を行う。
【0068】
【数6】
【0069】平均1次元データgfm(x)とステップ
S305で逆フーリエ変換された一次元化画像g
(x)とを比較して不良要因を抽出しその不良要因の
面積を品質点数Pとして求める方法としては、数7を
用いて一次元化画像g(x)のそれぞれと平均1次元
データgfm(x)との差分が所定の閾値b’を上回っ
ているときはその画素を不良要因と判定してカウントア
ップする方法がある。
【0070】
【数7】
【0071】または、不良要因の面積(画素数)に関係な
く明るさ、すなわちg(x)-g fm(x)が閾値
c’を超えるかどうかで良否判定する方法がある。
【0072】或いは、一次元化画像g(x)のうち平
均1次元データgfm(x)を上回っている各区間につ
いてその各区間のg(x)−gfm(x)の合算が閾
値a’を超えている区間があるかどうかで良否判定する
方法がある。このときの品質点数Pは、数8によって
求められる。
【0073】
【数8】
【0074】
【発明の効果】このように本発明の光学部材検査方法に
よれば、画像の濃淡模様の濃淡変化の方向に平行に画像
を複数枚に分割し、分割された画像のそれぞれについて
濃淡模様の濃淡変化に垂直な方向の平均値を取って1次
元のデータを生成し、生成された1次元のデータをスペ
クトル分布に変換し、この1次元スペクトル分布からか
ら不良要因ではない周期的な濃淡模様を抽出し、その濃
淡模様を消去可能とすると共に、その濃淡模様と重なっ
ている不良要因の画像は保持される。従って、周期的な
濃淡模様が現れるような被検物に対しても不良要因の評
価をより厳密に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学部材検査方法を使用する画像検査
装置の概略構成図である。
【図2】画像検査装置による画像検査に関するフローチ
ャートである。
【図3】画像検査装置によって取り込まれた被検物の画
像の一例である。
【図4】本発明の実施の形態のノイズ成分除去ルーチン
のフローチャートである。
【図5】図3の破線I−I近傍の分割された画像を一次
元化した画像のX軸を横軸に、輝度を縦軸にとったグラ
フである。
【図6】図5のグラフのスペクトル分布である。
【図7】本発明の実施の形態の不良要因評価ルーチンの
フローチャートである。
【符号の説明】
1 画像検査装置 100 画像撮影部 101 CCDカメラ 102 光源 104 ホルダ 104a テーブル部 200 画像処理システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA90 AB01 AB02 BB02 CA03 CA04 CB01 CB05 EA12 ED03 ED30 2G086 FF05 5B057 AA04 BA19 CA08 CA12 CA16 CB11 CE06 CE12 DA03 DC14 DC22 5L096 AA06 BA03 CA14 DA02 EA06 EA43 FA14 FA23 FA32 FA59 GA08 GA55

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学部材の品質を検査するための画像検
    査装置における光学部材検査方法であって、特に撮影し
    た画像に周期的な濃淡模様が現れる被検物の品質を検査
    する方法であり、該光学部材検査方法が、 前記周期的な濃淡模様が現れるような撮影画像を生成す
    る、画像生成ステップと、 前記画像の濃淡模様の濃淡変化の方向に平行に前記画像
    を複数枚に分割する、分割ステップと、 前記分割ステップにて分割された画像のそれぞれについ
    て、濃淡模様の濃淡変化に垂直な方向の平均値を取って
    1次元のデータを生成する、1次元化ステップと、 前記1次元化ステップにて生成された1次元のデータを
    1次元スペクトル分布に変換する、スペクトル分布変換
    ステップと、 前記1次元スペクトル分布から、所定周波数以上の周波
    数帯に発生する卓越成分を除去するフィルタリングステ
    ップと、 前記卓越成分が除去された前記1次元スペクトル分布か
    ら1次元のデータを復号する、逆変換ステップと、 前記逆変換ステップにて復号された1次元のデータを用
    いて、所定の評価基準に基づいて前記被検物の品質を評
    価する、評価ステップと、を有することを特徴とする、
    光学部材検査方法。
  2. 【請求項2】 前記分割ステップは、前記画像に含まれ
    る不良要因の寸法に比べて充分に小さい画素数ごとに前
    記画像を分割することを特徴とする、請求項1に記載の
    光学部材検査方法。
  3. 【請求項3】 前記スペクトル分布変換ステップは、フ
    ーリエ変換により前記1次元のデータを1次元スペクト
    ル分布に変換することを特徴とする、請求項1または請
    求項2に記載の光学部材検査方法。
  4. 【請求項4】 前記スペクトル分布変換ステップは、ウ
    ェーブレット変換により前記1次元のデータを1次元ス
    ペクトル分布に変換することを特徴とする、請求項1ま
    たは請求項2に記載の光学部材検査方法。
  5. 【請求項5】 前記スペクトル分布変換ステップは、離
    散コサイン変換により前記画像を1次元のデータを1次
    元スペクトル分布に変換することを特徴とする、請求項
    1または請求項2に記載の光学部材検査方法。
  6. 【請求項6】 前記評価ステップは、前記分割ステップ
    にて分割された画像の前記逆変換ステップにて復号され
    た1次元のデータを濃淡模様の濃淡変化に垂直な方向に
    結合して2次元の画像にする、結合ステップと、 前記結合ステップにて生成された画像を2値化して2値
    化画像を生成する2値化ステップと、を有し、 前記評価ステップは前記2値化画像を用いて前記被検物
    の品質を評価することを特徴とする、請求項1から請求
    項5のいずれかに記載の光学部材検査方法。
  7. 【請求項7】 前記評価ステップは、前記2値化画像内
    の各連結成分のそれぞれにユニークなラベルを付与する
    するラベリングステップと、 前記ラベリングステップによってラベルが付与された各
    連結成分のそれぞれを不良要因と特定しこの不良要因毎
    の不良の度合いを示す品質点数を算出する、品質点数算
    出ステップと、 全ての不良要因の品質点数から前記光学部材の品質を示
    す品質評価値を算出する、品質評価値算出ステップと、
    を有することを特徴とする、請求項6に記載の光学部材
    検査方法。
  8. 【請求項8】 前記評価ステップは、前記逆変換ステッ
    プにて復号された1次元のデータに一定以上の強度のピ
    ークが存在するかどうかで不良要因を検出することを特
    徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載の光
    学部材検査方法。
  9. 【請求項9】 前記評価ステップは、前記逆変換ステッ
    プにて復号された1次元のデータを平均して得られた平
    均1次元データを演算する、平均データ生成ステップ
    と、 前記逆変換ステップにて復号された1次元のデータと前
    記平均1次元データとの輝度の差分を演算する、輝度差
    分演算ステップと、を有し、 前記評価ステップは、前記1次元のデータと前記平均1
    次元データとの輝度の差分が所定値以上となる部分を前
    記一定以上の強度のピークと判断することを特徴とす
    る、請求項8に記載の光学部材検査方法。
  10. 【請求項10】 前記平均1次元データは、前記逆変換
    ステップにて復号された1次元のデータの各画素につい
    て前後それぞれ所定画素分の移動平均値をとることによ
    って求められることを特徴とする、請求項9に記載の光
    学部材検査方法。
  11. 【請求項11】 前記評価ステップは、前記逆変換ステ
    ップにて復号された1次元のデータに存在するピークの
    内、ある一定以上の面積をもつピークが存在するかどう
    かで不良要因を検出することを特徴とする、請求項1か
    ら請求項5のいずれかに記載の光学部材検査方法。
  12. 【請求項12】 前記評価ステップは、前記逆変換ステ
    ップにて復号された1次元のデータを平均して得られた
    平均1次元データを演算する、平均データ生成ステップ
    と、 前記逆変換ステップにて復号された1次元のデータと前
    記平均1次元データとの輝度の差分を演算する、輝度差
    分演算ステップと、 前記輝度差分演算ステップの演算結果から、前記1次元
    のデータが前記平均1次元データよりも連続して大きく
    なる区間を抽出する、区間抽出ステップと、を有し、 前記評価ステップは、前記区間抽出ステップにて抽出さ
    れた区間のうち、その区間の輝度の合計が所定値を超え
    る区間を前記ある一定以上の面積をもつピークと判断す
    ることを特徴とする、請求項11に記載の光学部材検査
    方法。
  13. 【請求項13】 前記平均1次元データは、前記逆変換
    ステップにて復号された1次元のデータの各画素につい
    て前後それぞれ所定画素分の移動平均値をとることによ
    って求められることを特徴とする、請求項12に記載の
    光学部材検査方法。
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