JP2003129469A - 充填材注入装置、及び充填材注入方法 - Google Patents

充填材注入装置、及び充填材注入方法

Info

Publication number
JP2003129469A
JP2003129469A JP2001328361A JP2001328361A JP2003129469A JP 2003129469 A JP2003129469 A JP 2003129469A JP 2001328361 A JP2001328361 A JP 2001328361A JP 2001328361 A JP2001328361 A JP 2001328361A JP 2003129469 A JP2003129469 A JP 2003129469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filler
pile
pile head
head stress
injecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001328361A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3855189B2 (ja
Inventor
Takashi Aoki
孝 青木
Hideyuki Mano
英之 真野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP2001328361A priority Critical patent/JP3855189B2/ja
Publication of JP2003129469A publication Critical patent/JP2003129469A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3855189B2 publication Critical patent/JP3855189B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 経済的で作業効率が良く、杭頭応力緩和装置
の底面に密実に充填材を充填することの可能な充填材注
入装置、及び充填材注入方法を提供する。 【解決手段】 充填材注入装置6の型枠7は、杭頭応力
緩和装置1の水平高さよりも部材高が高く、自立性はあ
るが自在にわん曲できる部材よりなり、杭頭応力緩和装
置1の外周面に接するように取り付けられる。型枠7の
内周面側には、切り込みによる空気抜孔11が設けら
れ、アンカーボルト3の背面近傍に配置される。型枠7
の一部には、充填材注入管8が差し入れられる管挿入口
10が設けられる。管挿入口10は充填材注入管8と、
型枠7と、杭頭応力緩和装置6との間に無駄な隙間がな
いように設ける。充填材注入管8の先端は、管挿入口1
0から空隙部の内部に差し込まれ、空隙部の中央部より
奥方に挿入される。充填材注入管8を介して充填材圧送
手段9の圧送により、充填材5が空隙部に充填される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経済的で作業効率
が良く、杭頭応力緩和装置の底面に密実に充填材を充填
することの可能な充填材注入装置、及び充填材注入方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、場所打ちコンクリー
ト杭や中空部に中詰めコンクリートを打設した既製杭等
よりなる杭2の上面に、杭頭応力緩和装置1を設置する
場合には、前記杭2の上面にアンカーボルト3を取り付
けて、該杭2の上面と前記杭頭応力緩和装置1の底面と
の間に空隙部4を設けるようにして、杭頭応力緩和装置
1を前記アンカーボルト3に固定する。この後、該杭頭
応力緩和装置1の外側に離間して型枠14を設けて、該
型枠14と前記杭頭応力緩和装置1との間から充填材と
してモルタル16を注入し、杭2の上面と前記杭頭応力
緩和装置1の底面との空隙部4を充填する(図5(a)
(b)参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法で
は、モルタル16には粘性があるため、前記空隙部4の
高さtより、空隙部4の奥行きLが長いと、図5(b)
に示すように、注入されたモルタル5が奥行きLに達す
ることなく管挿入口15側からあふれてしまうことが多
い。さらに、追加して精度良く注入することが困難で、
図5(c)(d)に示すように、奥の方や前記アンカー
ボルト3の背面近傍側等、部分的に気泡を残してしまう
こととなり、不十分な充填となりやすい。また、気泡等
を残さないことを目的にバイブレーターを使用すると、
モルタル16が分離してしまい所定強度を得ることがで
きない。また、モルタル16は手作業の流し込みにより
注入されるため、作業効率が悪く、時間を要する。
【0004】さらに、上述するような方法では、前記空
隙部4にモルタル16を密実に充填されたかを確認する
ことが困難である。
【0005】上記事情に鑑み、本発明は、経済的で作業
効率が良く、杭頭応力緩和装置の底面に密実に充填材を
充填することの可能な充填材注入装置、及び充填材注入
方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の充填材注
入装置は、杭頭応力緩和装置の底面と、場所打ちコンク
リート杭もしくは中詰コンクリート杭の上面との空隙部
を充填材により充填する充填材注入装置において、充填
材を注入するための管挿入口、及び複数の空気抜孔を有
するとともに、前記杭頭応力緩和装置より高く、内周面
が杭頭応力緩和装置の外周面と接するように場所打ちコ
ンクリート杭もしくは中詰コンクリート杭の上面に設け
られた型枠と、該型枠の前記管挿入口に差し込まれ、前
記杭頭応力緩和装置下に充填材を注入する充填材注入管
と、該充填材注入管に充填材を圧送する充填材圧送手段
とにより構成されることを特徴としている。
【0007】請求項2記載の充填材注入装置は、前記型
枠の空気抜孔が、前記場所打ちコンクリート杭もしくは
中詰コンクリート杭の上面に前記杭頭応力緩和装置を固
定するために取り付けられたアンカーボルトの、背面近
傍となる位置に設けられていることを特徴としている。
【0008】請求項3記載の充填材注入方法は、場所打
ちコンクリート杭もしくは中詰コンクリート杭の上面
に、空隙部を設けて杭頭応力緩和装置をアンカーボルト
を介して固定した後、該杭頭応力緩和装置の外周に接す
るように内周側に空気抜孔を有する型枠を取り付けると
ともに、該型枠の管挿入口に充填材注入管を取り付け、
前記型枠内に充填された充填材が前記空気抜孔より湧き
出る状態まで、充填材圧送手段の圧送により充填材を注
入することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る充填材注入装
置6、及び充填材注入方法について、図1から図4を用
いて説明する。本発明は、杭頭応力装置1の下面と杭2
の上面との間に設けた空隙部4に充填材を充填し、建物
荷重を前記杭頭応力装置1を介して確実に杭2に伝達さ
せるため、空隙部4内に気泡等を生じさせないような充
填材注入装置6及び充填材注入方法を示すものである。
【0010】図1に示すように、該杭頭部応力装置1
は、場所打ちコンクリート杭、もしくは中空部に中詰コ
ンクリートを打設した鋼管杭等による杭2の上面に取り
付けられるものである。該杭頭部応力装置1の取付は、
図1(a)に示すように、前記杭2の上面にあらかじめ
アンカーボルト3の一方の端部を複数埋め込んでおき、
他方の端部に固着されることによって取り付けられるも
のである。このとき、前記杭頭部応力装置1の下面と前
記杭2の上面との間には、レベル調整用ナット等により
所定の空隙部4を設けておく。
【0011】該空隙部4を充填する充填材5を注入する
前記充填材注入装置6は、型枠7と、充填材注入管8
と、充填材圧送手段9とより構成される。前記型枠7
は、杭頭応力緩和装置1の水平高さよりも部材高が高
く、自立性はあるが一定の力を加えることで自在にわん
曲させることが可能なゴム等による柔らかい部材よりな
るもので、図1(b)に示すように、杭頭応力緩和装置
1の外周面との間に隙間なく接するように取り付けられ
る。
【0012】これら、前記型枠7と杭頭応力緩和装置1
との間には、複数の空気抜孔11が設けられている。該
空気抜孔11は、前記型枠7の内周面側に切り込みを設
けたもので、その位置は前記杭頭部応力装置1が取り付
けられている前記アンカーボルト3の背面近傍となるよ
うに配置されている。さらに、必要に応じて、隣り合う
前記アンカーボルト3どうしの中間部近傍となる位置に
も、空気抜孔11を設けても良い。
【0013】なお、該空気抜孔11を設ける方法は、こ
のような型枠7自身に切り込みを設ける方法だけでな
く、空気抜孔として機能するものであれば、どのような
構成でもよい。事例として、以下に3つの方法を示す。
1つ目は、図2(a)(b)に示すように、前記杭頭応
力緩和装置1の外周部で、前記アンカーボルト3の背面
近傍となる位置、さらには必要に応じて、隣り合う前記
アンカーボルト3どうしの中間部近傍となる位置に空気
抜孔用管12を配置し、これらを前記杭頭応力緩和装置
1の外周面と前記型枠7との間に挟み込むように、側部
からこれらを覆うようにして型枠7を配置し、できる限
り前記型枠7が前記杭頭応力緩和装置1の外周面に密着
するように取り付けるものである。
【0014】2つ目は、図2(c)に示すように、前記
杭頭応力緩和装置1の外周面で、前記アンカーボルト3
の背面近傍となる位置、さらには必要に応じて、隣り合
う前記アンカーボルト3どうしの中間部近傍となる位置
に、各々突起物13を設けた上で、側部からこれらを覆
うようにして型枠7を配置し、できる限り前記型枠7が
前記杭頭応力緩和装置1の外周面に密着するように取り
付けて、前記突起物13と、型枠7との間に生じた隙間
を空気抜孔11として用いるものである。
【0015】なお、本実施の形態では、前記突起物13
として、木片を前記杭頭応力緩和装置1に固着させてい
るが、突起物13の材料はこれにこだわるものではな
く、杭頭応力緩和装置1に固着可能で、これらを覆うよ
うに取り付けられる型枠7との間に隙間を設けることが
可能な形状のものであれば、何れのものでも良い。
【0016】3つ目は、図3(a)(b)に示すよう
に、前記杭頭応力緩和装置1の外周面と、これを覆うよ
うに設ける型枠7の内周面との間全体にわずかな隙間を
設け、これを空気抜孔11としたものである。該空気抜
孔11における前記杭頭応力緩和装置1の外周面と型枠
7の内周面との間隔は、杭頭応力緩和装置1と杭2との
間の空隙部4に充填される充填材5が空気抜孔11から
容易にあふれ出ない程度を目安とする。
【0017】このようないずれかの方法により空気抜孔
11を設けた該型枠7の一部分には、前記空隙部4に充
填材5を注入する充填材注入管8が差し入れられて前記
充填材5の管挿入口10として機能することを目的に、
杭頭応力緩和装置1の外周面と型枠7との間に開口部が
設けられている。該管挿入口10は前記充填材注入管8
を差し入れるに十分な程度の大きさに留めておき、でき
る限り該充填材注入管8と、型枠7と、杭頭応力緩和装
置6との間に無駄な隙間がないように設ける。
【0018】前記充填材注入管8の先端は、図1〜図3
に示すように、該管挿入口10から前記空隙部4の内部
に差し込まれ、該空隙部4の中央部より奥方に達するよ
うに挿入される。そして、図4に示すように、該充填材
注入管8を介して前記充填材圧送手段9による圧送によ
り、前記充填材5が空隙部4の内部に充填されていく。
ここで、本実施の形態では、前記充填材圧送手段9とし
てポンプを用いているが、充填材5を確実に圧送できる
ものであれば、これにこだわるものではない。
【0019】なお、該充填材5は、粘性が低くなるよう
に配合された無収縮モルタル5を用いているが、これに
こだわるものではなく、粘性が低く、硬化後には杭頭応
力装置1の下面と杭2の上面との間に設けた空隙部4に
充填されて、建物荷重を前記杭頭応力装置1を介して確
実に杭2に伝達させることのできるものであれば、何れ
を用いても良い。
【0020】上述するような構成による前記充填材注入
装置6を用いた杭頭応力装置1の下面と杭2の上面との
間に設けた空隙部4への充填材注入方法を以下に示す。
【0021】まず、前記型枠7における内周面側の所定
の位置に後に空気抜孔11となる切り込みを設けてお
く。杭2の上面に空隙部4を設けて取り付けられた杭頭
応力装置1の外周面に型枠7の内周面が接するように型
枠7を配置する。このとき、前記空気抜孔11が、前記
アンカーボルト3の背面近傍に位置するように型枠7の
設置位置を調整する。
【0022】また、前記型枠7と杭頭応力装置1との間
の一部に、前記充填材注入管8を差し入れる管挿入口1
0となる開口部を設けた上で、型枠7を前記杭2の上面
に固定すること、及び型枠7の下端部から充填材が漏れ
出す現象を防止することを目的に、型枠7の下端部の外
周面側をモルタル16等によりシールする。
【0023】このような型枠7の設置が終了した後、前
記管挿入口10より、充填材注入管8を差し入れ、その
先端が前記空隙部4の充分奥方まで位置したのを確認し
た後、前記充填材圧送手段9の圧送により無収縮モルタ
ル5の注入を開始する。該無収縮モルタル5の注入は、
型枠7に設けたすべての空気抜孔11より無収縮モルタ
ル5が湧き出ている状態を確認した後に終了する。
【0024】上述する充填材注入方法によれば、無収縮
モルタル5が前記空隙部4に気泡を生じることなく、密
実かつ確実に充填されるため、前記杭頭応力装置1から
杭2への荷重伝達を確実なものとすることが可能とな
る。
【0025】また、すべての空気抜孔11から、無収縮
モルタル5が湧き出す状態を確認した後に無収縮モルタ
ル5の注入を終了することから、品質の管理を容易に行
うことが可能となる。さらに、作業手順が容易で、効率
性が良く、工期短縮やコスト削減に大きく寄与すること
が可能となる。
【0026】前記充填材注入装置6によれば、充填材圧
送手段9を用いて無収縮モルタル5を圧送するため、従
来の手作業によるモルタルの流し込みに比べて作業が迅
速となり、工期を短縮することが可能となる。
【0027】前記充填材注入装置6によれば、アンカー
ボルト3の背面近傍側に空気抜孔11を設けたため、ア
ンカーボルトの下流側に残りやすい気泡を排除すること
が可能となる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の充填材注入装置は、杭頭
応力緩和装置の底面と、場所打ちコンクリート杭もしく
は中詰コンクリート杭の上面との空隙部を充填材により
充填する充填材注入装置において、充填材を注入するた
めの管挿入口、及び複数の空気抜孔を有するとともに、
前記杭頭応力緩和装置より高く、内周面が杭頭応力緩和
装置の外周面と接するように場所打ちコンクリート杭も
しくは中詰コンクリート杭の上面に設けられた型枠と、
該型枠の前記管挿入口に差し込まれ、前記杭頭応力緩和
装置下に充填材を注入する充填材注入管と、該充填材注
入管に充填材を圧送する充填材圧送手段とにより構成さ
れることから、充填材圧送手段を用いて充填材を圧送す
るため、従来の手作業による充填材の流し込みに比べて
作業が迅速となり、工期を短縮することが可能となる。
【0029】請求項2記載の充填材注入装置は、前記型
枠の空気抜孔が、前記場所打ちコンクリート杭もしくは
中詰コンクリート杭の上面に前記杭頭応力緩和装置を固
定するために取り付けられたアンカーボルトの、背面近
傍となる位置に設けられていることから、アンカーボル
トの下流側に残りやすい気泡を排除することが可能とな
る。
【0030】請求項3記載の充填材注入方法は、場所打
ちコンクリート杭もしくは中詰コンクリート杭の上面
に、空隙部を設けて杭頭応力緩和装置をアンカーボルト
を介して固定した後、該杭頭応力緩和装置の外周に接す
るように内周側に空気抜孔を有する型枠を取り付けると
ともに、該型枠の管挿入口に充填材注入管を取り付け、
前記型枠内に充填された充填材が前記空気抜孔より湧き
出る状態まで、充填材圧送手段の圧送により充填材を注
入することから、充填材が前記空隙部に気泡を生じるこ
となく、密実かつ確実に充填されるため、前記杭頭応力
装置から杭への荷重伝達を確実なものとすることが可能
となる。また、品質管理を容易に行うことが可能とな
る。さらに、作業手順が容易で、効率性が良く、工期短
縮やコスト削減に大きく寄与することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る充填材注入装置を示す図であ
る。
【図2】 本発明に係る充填材注入装置の型枠の詳細を
示す図である。
【図3】 本発明に係る充填材注入装置の他の事例を示
す図である。
【図4】 本発明に係る充填材注入装置の全体概念を示
す図である。
【図5】 従来の充填材注入装置を示す図である。
【符号の説明】
1 杭頭応力装置 2 杭 3 アンカーボルト 4 空隙部 5 無収縮モルタル 6 充填材注入装置 7 型枠 8 充填材注入管 9 充填材圧送手段 10 管挿入口 11 空気抜孔 12 空気抜孔用管 13 突起物 14 型枠 15 管挿入口 16 モルタル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 杭頭応力緩和装置の底面と、場所打ちコ
    ンクリート杭もしくは中詰コンクリート杭の上面との空
    隙部を充填材により充填する充填材注入装置において、 充填材を注入するための管挿入口、及び複数の空気抜孔
    を有するとともに、前記杭頭応力緩和装置より高く、内
    周面が杭頭応力緩和装置の外周面と接するように場所打
    ちコンクリート杭もしくは中詰コンクリート杭の上面に
    設けられた型枠と、 該型枠の前記管挿入口に差し込まれ、前記杭頭応力緩和
    装置下に充填材を注入する充填材注入管と、 該充填材注入管に充填材を圧送する充填材圧送手段とに
    より構成されることを特徴とする充填材注入装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の充填材注入装置におい
    て、 前記型枠の空気抜孔が、前記場所打ちコンクリート杭も
    しくは中詰コンクリート杭の上面に前記杭頭応力緩和装
    置を固定するために取り付けられたアンカーボルトの、
    背面近傍となる位置に設けられていることを特徴とする
    充填材注入装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の充填材注入装置
    を用いた杭頭応力緩和装置の底面と、場所打ちコンクリ
    ート杭もしくは中詰コンクリート杭の表面との空隙部を
    充填する充填材注入方法であって、 場所打ちコンクリート杭もしくは中詰コンクリート杭の
    上面に、空隙部を設けて杭頭応力緩和装置をアンカーボ
    ルトを介して固定した後、 該杭頭応力緩和装置の外周に接するように内周側に空気
    抜孔を有する型枠を取り付けるとともに、該型枠の管挿
    入口に充填材注入管を取り付け、 前記型枠内に充填された充填材が前記空気抜孔より湧き
    出る状態まで、充填材圧送手段の圧送により充填材を注
    入することを特徴とする充填材注入方法。
JP2001328361A 2001-10-25 2001-10-25 充填材注入装置、及び充填材注入方法 Expired - Fee Related JP3855189B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001328361A JP3855189B2 (ja) 2001-10-25 2001-10-25 充填材注入装置、及び充填材注入方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001328361A JP3855189B2 (ja) 2001-10-25 2001-10-25 充填材注入装置、及び充填材注入方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003129469A true JP2003129469A (ja) 2003-05-08
JP3855189B2 JP3855189B2 (ja) 2006-12-06

Family

ID=19144435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001328361A Expired - Fee Related JP3855189B2 (ja) 2001-10-25 2001-10-25 充填材注入装置、及び充填材注入方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3855189B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013108279A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Inoue Shoji Kk 地上設置物の基礎構造および基礎杭の設置方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013108279A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Inoue Shoji Kk 地上設置物の基礎構造および基礎杭の設置方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3855189B2 (ja) 2006-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014051798A (ja) 鉄筋の継手工法
JP4998198B2 (ja) 機械式継手のグラウト充填方法、pc部材の接合方法、柱梁接合部の構築方法、柱梁仕口部の構築方法、床部材とpc壁部材の接合方法、pc部材の接合構造、柱梁接合構造、柱梁仕口部構造、床と壁の接合構造
JP2000212961A (ja) 現場打ちコンクリ―ト杭の施工方法
JP2010112110A (ja) グラウト注入方法およびグラウト注入装置
JP5074118B2 (ja) コンクリート構造物への注入充填材の注入方法、及び注入方法に使用する注入器
JP2008002213A (ja) プレキャスト鉄筋コンクリート部材の接合部におけるグラウト注入工法及びグラウト注入制御システム
JP5065227B2 (ja) 斜面補強工法
JP4879627B2 (ja) 鋼殻コンクリートセグメントの製造方法
JP2003129469A (ja) 充填材注入装置、及び充填材注入方法
JP5610305B2 (ja) コンクリート構造体の製造方法及び中空型枠
JP3173063U (ja) 流動性固化材注入用杭
JP2009280958A (ja) 鋼板コンクリート構造体および鋼板コンクリート構造体の構築方法
JP2001081770A (ja) 杭基礎工法
KR100996444B1 (ko) 개량형 마이크로 파일 시공방법과 개량형 마이크로 파일 구조체 및 개량형 마이크로 파일 구조체의 요철단면관
JPH0444516A (ja) 場所打ちコンクリート杭先端におけるグラウト工法
JP2011127399A (ja) プレキャスト鉄筋コンクリート柱及び柱施工方法
CN210316379U (zh) 一种通风井构造柱施工预制构件
JP4611065B2 (ja) プレキャスト鉄筋コンクリート柱部材とプレキャスト鉄筋コンクリート柱梁接合部ブロックとの接合方法
JP2884273B2 (ja) 高耐力場所打ちコンクリート杭等の施工方法
JP4035768B2 (ja) 既製杭と柱との接合構造およびその軸力伝達用部材
KR101816001B1 (ko) 매입말뚝 주면고정장치 및 그 방법
JPH0432166B2 (ja)
JP2014009455A (ja) アンカー施工方法
JPH10252064A (ja) 場所打ち杭の施工方法
JP7475630B2 (ja) 斜面設置用間詰め部材、該間詰め部材を用いた斜面安定化工法及び斜面安定化構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees