JP2003129046A - 発光組成物及び蛍光ランプ - Google Patents

発光組成物及び蛍光ランプ

Info

Publication number
JP2003129046A
JP2003129046A JP2002238638A JP2002238638A JP2003129046A JP 2003129046 A JP2003129046 A JP 2003129046A JP 2002238638 A JP2002238638 A JP 2002238638A JP 2002238638 A JP2002238638 A JP 2002238638A JP 2003129046 A JP2003129046 A JP 2003129046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
additive
phosphor
fluorescent lamp
luminescent composition
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002238638A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4111774B2 (ja
Inventor
Reiji Otsuka
礼治 大塚
Akira Taya
明 田屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasei Optonix Ltd
Original Assignee
Kasei Optonix Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kasei Optonix Ltd filed Critical Kasei Optonix Ltd
Priority to JP2002238638A priority Critical patent/JP4111774B2/ja
Publication of JP2003129046A publication Critical patent/JP2003129046A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4111774B2 publication Critical patent/JP4111774B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 紫外線に長時間晒されても輝度劣化が少なく
輝度維持率の高い紫外線励起用の発光組成物並びに蛍光
膜として使用した時、管端色差が少なく、光束維持率が
高い蛍光ランプを提供すること。 【構成】 紫外線で励起されて発光する紫外線励起用蛍
光体と、230〜700nmの波長域における粉末拡散
反射率が98%以上である粉体からなる添加物質との混
合物からなる発光組成物、並びにこの発光組成物を蛍光
膜とする蛍光ランプ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蛍光ランプに用いら
れる発光組成物及び非発光塗布添加物とそれを用いて作
られた蛍光ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】近年来、照明用を主用途とする蛍光ラン
プは、ハロ燐酸塩蛍光体の単一成分蛍光体からなる蛍光
膜を有するタイプに加えて、波長がおよそ450、54
0及び610nmの各波長域付近に強く、かつ、半値幅
の狭い発光スペクトルのピークを有する蛍光体を蛍光膜
とする3波長形蛍光ランプが急速に普及してきた。3波
長形蛍光ランプの蛍光膜は、それぞれ赤色(R)、緑色
(G)及び青色(B)に発光する3種類の蛍光体の混合
蛍光体からなる蛍光体スラリーを、ランプ用のガラス管
内壁に流し塗りなどの方法で塗布し、これを乾燥させて
形成するが、使用されるR、G、Bの各蛍光体の比重、
粒子径、粒子径分布及び粒子の形状に依存したスラリー
中での沈降挙動の違いにより、蛍光体スラリーを塗布し
た際、塗膜中におけるR、G、Bの各蛍光体の分布状態
が蛍光体ランプの両端間において異なってくる。そのた
め、蛍光ランプの両管端において発光色が異なる(管端
色差を生じる)という弊害があった。
【0003】また、紫外線励起用の蛍光体が紫外線に長
時間晒されると次第に蛍光体の輝度低下を起こし(輝度
劣化)、蛍光ランプの継続点灯時に発光輝度が経時的に
低下(光束維持率低下)したり、3色の蛍光体間での光
束維持率低下の程度が異なることにより、ランプの発光
色が経時的に変化するため、蛍光ランプの光束維持率を
向上させると共に3色の蛍光体間での光束維持率の差を
小さくする必要があった。
【0004】このような3波長形蛍光ランプにおける管
端色差や光束維持率を改善するため、例えば、3波長蛍
光体に比較的安価なハロ燐酸カルシウム蛍光体やピロ燐
酸カルシウムを添加して、これを蛍光膜とする試みが提
案された。
【0005】しかしながら、3波長蛍光体とハロ燐酸カ
ルシウム蛍光体との混合物を蛍光膜として用いると、両
蛍光体の発光スペクトルが異なるため、白色ランプとし
た時の演色性が変化する外、光束維持率がむしろ低下す
るという問題があった。また、カラー蛍光ランプなど特
殊な発光色のランプではハロ燐酸カルシウム蛍光体との
混合物を蛍光膜として用いると色調が変化するなどの弊
害があった。一方、3波長蛍光体にそれらの蛍光体より
比重の小さいピロ燐酸カルシウムの粉末を添加すると、
塗布する工程では完全に均一に混合されていても塗布膜
を乾燥し、蛍光膜が形成される際にガラス管壁の塗布膜
の厚さ方向において、蛍光体3波長形蛍光体とピロ燐酸
カルシウムのとの混合成分比がずれてしまうことにより
管端色差の問題を生じ、改善は思うように進まなかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記状況に
鑑みてなされたものであり、蛍光ランプの蛍光膜として
用いた場合、発光色や演色性に影響することなく、蛍光
ランプの光束の低下がなくて、光束維持率が高く、管端
色差が少ない蛍光ランプを得ることのできる発光組成
物、塗布添加物並びに蛍光ランプを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の問
題を改善するため、3波長形蛍光ランプ用蛍光体等の紫
外線励起用蛍光体と非発光で体色が白色である種々の粉
体とを混合した紫外線励起用発光組成物を調製し、これ
を蛍光膜として用いて製造された蛍光ランプの管端色差
や光束維持率について調べた結果、ある特定の粉末反射
特性、比重及び粒子径を持った白色粉体が添加された場
合、良好なる結果が得られることを見出し、本発明に至
った。また一方蛍光ランプ用塗布スラリーにおいて、非
発光の白色粉体を含まない3波長形蛍光ランプ用蛍光体
等の紫外線励起用蛍光体とバインダー物質を添加して得
られた塗布スラリーに上記の特定白色粉体を所定量添加
する事により、上記同様良好な結果が得られことを見出
し、本発明に至った。
【0008】即ち、本発明は以下の構成からなる。 (1)紫外線で励起されて発光する紫外線励起用蛍光体
と、230〜700nmの波長域における粉末反射率が
98%以上である粉体からなる添加物質との混合物から
なる発光組成物。 (2)前記添加物質の比重が3.0〜4.5であること
を特徴とする前記(1)記載の発光組成物。 (3)前記添加物質の平均粒子径が2〜10μmである
ことを特徴とする前記(1)または前記(2)記載の発
光組成物。 (4)前記添加物質の平均粒子径が前記紫外線励起用蛍
光体の平均粒子径の0.5倍以上であることを特徴とす
る前記(1)〜(3)のいずれかに記載の発光組成物。
【0009】(5)前記添加物質を紫外線で励起したと
きの発光輝度が、同一条件で測定された前記紫外線励起
用蛍光体の発光輝度の1%より小であることを特徴とす
る前記(1)〜(4)のいずれかに記載の発光組成物。 (6)前記添加物質が酸化アルミニウム(Al
及びピロ燐酸ストロンチウム(Sr)及びピ
ロ燐酸バリウム(Ba)の中の少なくとも1
つであることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれ
かに記載の塗布物質。 (7)前記添加物質が球状、ほぼ球状もしくは直方体の
形状を有していることを特徴とする前記(1)〜(6)
のいずれかに記載の発光組成物。 (8)前記添加物質の含有量が1〜70重量%であるこ
とを特徴とする前(1)〜(7)のいずれかに記載の発
光組成物。 (9)紫外線で励起された時の発光輝度が、同一の測定
条件で測定した時の前記紫外線励起用蛍光体の発光輝度
の70%より大であることを特徴とする前(1)〜
(8)のいずれかに記載の発光組成物。
【0010】(10)蛍光ランプ内に塗布される非発光
性の粉体であって、その粉末反射率が230〜700n
mの波長域において98%であり、かつその比重が3.
0〜4.5であることを特徴とする塗布スラリー添加
物。 (11)前記塗布スラリー添加物の平均粒子径が2〜1
0μmであることを特徴とする前記(10)記載の塗布
スラリー添加物。 (12)前記塗布スラリー添加物が酸化アルミニウム
(Al)及びピロ燐酸ストロンチウム(Sr
)及びピロ燐酸バリウム(Ba)の中
の少なくとも1つであることを特徴とする前記(10)
〜(11)のいずれかに記載の塗布スラリー添加物。 (13)前記塗布スラリー添加物が球状、ほぼ球状もし
くは直方体の形状を有していることを特徴とする前記
(10)〜(12)のいずれかに記載の塗布スラリー添
加物。 (14)ガラス管の内壁に蛍光膜を形成してなる蛍光ラ
ンプにおいて、前記蛍光膜が前記(1)〜(13)のい
ずれかに記載の発光組成物又は塗布スラリー添加物から
なることを特徴とする蛍光ランプ。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の発光組成物は、3波長形
蛍光ランプ用蛍光体など、紫外線励起下で発光する紫外
線励起用蛍光体に、およそ230nm以上の紫外域から
およそ700nmの可視波長域にかけての反射率が大で
ある白色の粉体を所定量加えてこれを十分機械的に混合
することによって得ることが出来る。
【0012】本発明の発光組成物に添加される添加物質
としては、およそ230nm〜700nmの波長領域に
おいて、粉末反射率が98%以上であって紫外光や可視
光をできるだけ吸収せず、平均粒子径がおよそ2〜10
μmの比重3.0〜4.5の粉体が用いられる。本発明
において各粒子の平均粒子径はいずれもフィッシャー粒
度測定器(フィッシャー社製、フィッシャーサブシーブ
サイアー)を使用して測定した。
【0013】本発明の発光組成物の構成成分である添加
物質として用いることができる、波長がおよそ230n
m〜700nmの波長領域において、粉末反射率が98
%以上である物質としては、例えば酸化アルミニウム
(Al)、ピロ燐酸ストロンチウム(Sr
)、ピロ燐酸バリウム(Ba)、酸化マ
グネシウム(MgO)等が挙げられるが、これらの中で
も、蛍光ランプの蛍光膜とした時、管端色差をより小さ
くし、添加物質を添加したことによる蛍光ランプの光束
低下をより少なくできる点でAl及びSr
及びBaを添加物質として用いるのが特
に好ましい。
【0014】図1は波長がおよそ230nmから700
nmの波長域における主な白色粉末の反射スペクトルを
例示したものであり、図において、曲線a、b及びcは
それぞれSr、Y及びAlにつ
いて例示したグラフである。図1においてYの場
合(曲線b)は 波長がおよそ270nmより短波長域
において反射率が低く、この波長域に大きな吸収があっ
て励起光の一部が吸収され、発光効率が低下するため本
発明の発光組成物の添加物質としては使用出来ないが、
Sr及びAl(曲線a、c)はおよそ
230nm〜700nmの波長域における粉末反射率が
98%以上あり、これらの添加物質の添加による発光効
率の低下の度合いが少ないため、本発明の発光組成物の
添加物質として使用することができる。また図1には例
示されてないがBaの場合も、230nm〜
700nmの波長域における粉末反射率が98%以上あ
り、これらの添加物質の添加による発光効率の低下の度
合いが少ないため、本発明の発光組成物の添加物質とし
て使用することができる。
【0015】また、本発明の発光組成物の両構成成分で
ある、添加物質及び紫外線励起用蛍光体の粒子径によっ
て、発光組成物を蛍光ランプとした時のランプの光束
(発光輝度)が大きく左右される。
【0016】一方の構成成分である紫外線励起用蛍光体
の粒子径のいかんにかかわらず、添加物質の平均粒子径
は2μm〜10μmの範囲にあるものを用いることが好
ましい。平均粒子径が2μmより小さい添加物質を使用
すると得られる発光組成物を用いて蛍光ランプの蛍光膜
を作製した場合、発光組成物と共に用いられるバインダ
ーが蛍光体塗布膜のベーキング処理によっても完全に揮
散しきらずに蛍光膜中に残留し、蛍光膜を黒化させるた
めランプの光束が低下する。また、平均粒子径が10μ
mより大である添加物質を用いると得られる発光組成物
の発光輝度の低下が顕著になるので共に好ましくない。
また、本発明の発光組成物において、添加物質の粒子径
が2μm〜10μmの範囲に有り、かつ共に用いられる
紫外線励起用蛍光体の平均粒子径の0.8〜3倍の平均
粒子である場合は、特に高輝度の紫外線励起用発光組成
物を得ることができるのでより好ましい。
【0017】また従来の蛍光ランプの品質問題の一つと
して管端色差の問題があり、これは使用されるR、G、
Bの各蛍光体の比重、粒子径、粒子径分布及び粒子の形
状に依存したスラリー中での沈降挙動の違いにより、蛍
光体スラリーを塗布した際、塗膜中におけるR、G、B
の各蛍光体の分布状態が蛍光体ランプの両端間において
異なってくる事より生ずる問題で、蛍光体ランプの両管
端において発光色が異なる現象である。この問題の改善
対策として、当添加物質について比重が3.0〜4.5
の範囲にあるものを用いることにより、顕著な効果見出
すことが出来る。比重が3.0より小さい添加物質を使
用すると、塗布膜を乾燥し、蛍光膜が形成される際にガ
ラス管壁の塗布膜の厚さ方向において構成成分である紫
外線励起用蛍光体との混合成分比がずれてしまうことに
より管端色差の改善が不十分となるだけでなく、蛍光ラ
ンプとした場合、光束(初期光束)の低下が大きくなる
ので実用上好ましくない。また比重が4.5より大であ
る添加物質を用いると管端色差の改善が不十分となるの
で好ましくない。
【0018】本発明の発光組成物において、添加物質の
混合割合は紫外線励起用蛍光体と添加物質との総重量に
対して1〜70重量%、より好ましくは5〜50重量%
とされる。添加物質の混合割合が1重量%より少ない場
合はこの発光組成物を蛍光膜として用いて蛍光ランプを
作製した場合、管端色差の十分な改善がみられず、ま
た、また添加物質の含有割合が70重量%より多いと発
光組成物の発光輝度の低下が著しく、蛍光ランプとした
場合、光束(初期光束)の低下が大きくなるので実用上
好ましくない。
【0019】また、本発明の添加物質はその粒子形状が
球状もしくはほぼ球状であるか、外形がほぼ直方体状の
粒子であって、実質的に破砕面がなく、稜線の滑らかな
粒子を用いると、蛍光ランプとした場合の管端色差がよ
り低減出来るので好ましい。
【0020】その他、本発明の発光組成物に用いられる
添加物質の特性として、該添加物質を紫外線で励起した
ときほとんど蛍光を発せず、発光してもその発光強度が
極めて弱くて、同一条件により紫外線励起下で発光させ
た場合、その添加物質の発光輝度がこれと共に用いられ
る紫外線励起用蛍光体の発光輝度の1%以下であるこ
と、及び発光組成物の水懸濁液とした時、水に溶解しな
いことなどの特性をもった物質であることが好ましい。
【0021】なお、本発明の発光組成物に用いられる添
加物質は所定量の紫外線励起用蛍光体と混合される前
に、予め空気中において1000〜1600℃の温度で
1〜24時間仮焼し、その仮焼物を解砕、洗浄し、乾燥
してから篩分処理を行ったものを用いると、得られる発
光組成物の紫外線励起下での発光輝度の低下が抑制され
るため好ましい。
【0022】本発明の発光組成物を得るには、所定量の
紫外線励起用蛍光体と添加物質とを例えばV形混合機な
どの容器回転式混合機で混合するとか、篩いを何回か反
復して通過させることによって十分に混合し製造するこ
とが出来る。また、それぞれ所定量の紫外線励起用蛍光
体と添加物質とをニトロセルロース等のラッカー中に添
加し、これを撹拌機で湿式混合しても良い。
【0023】本発明の発光組成物に用いられる紫外線励
起用蛍光体としては、紫外線による励起下で青色ないし
青緑色発光を呈するSr10(POCl:E
u、(Ba,Sr,Ca,Mg)10(POCl
:Eu、BaMgAl1017:Eu(Mn)、
(BaSr)MgAl1017:Eu(Mn)等、緑
色発光を呈するLaPO:Ce,Tb、CeMgAl
1119:Tb、ZnSiO:Mn、YSiO
:Ce,Tb等、赤色発光を呈するY:Eu、
Y(P,V)O:Eu等をはじめとする3波長形蛍光
ランプ用の紫外線励起用蛍光体が用いられる。
【0024】一方前記の様な、予め非発光の白色粉体を
含有する発光組成物を調製したものを用いて行う方法で
なく、蛍光ランプ製造工程において、塗布スラリーを作
製する際、非発光の白色粉体を含まない無調製の蛍光体
と非発光白色粉体を別々に単独で結着剤を含むバインダ
ーに分散させ、その調製塗布スラリーを用いて行う方法
があり、用いる非発光粉体について、下記の様な条件を
満たす場合は前記の様な方法と同様な効果をあげること
が出来る。具体的には、添加される非発光白色粉体の粉
体特性が粉末反射率で98%以上であり、その比重が
3.0〜4.5であること、平均粒子径が2〜10μm
であること、粒子形状がほぼ球状もしくは直方体の形状
であること等が必要である。また適正な添加量として
は、蛍光体と加えられる当非発光白色粉体の総重量に対
し1〜70%であることが好ましい。また好ましいスラ
リー添加物としては例えば酸化アルミニウム(Al
)、ピロ燐酸ストロンチウム(Sr)、ピ
ロ燐酸バリウム(Ba)、酸化マグネシウム
(MgO)等が挙げられるが、これらの中でも、蛍光ラ
ンプの蛍光膜とした時、管端色差をより小さくし、添加
物質を添加したことによる蛍光ランプの光束低下をより
少なくできる点でAl及びSr及びB
を添加物質として用いるのが特に好まし
い。
【0025】また、本発明の蛍光ランプは、ニトロセル
ローズと酢酸ブチルなどに本発明の発光組成物を分散さ
せ、これに結着剤を添加して蛍光体塗布液を作製してガ
ラス管内壁に塗布する以外は従来から知られている方法
で製造することが出来る。蛍光体塗布液中に添加される
結着剤の量は発光組成物に対しておよそ0.5〜2重量
%とする。このようにして得られた本発明の蛍光ランプ
は、従来の蛍光ランプよりも管端色差が非常に小さく、
継続点灯したときの光速維持率の低下が極めて小さい。
しかも、蛍光膜として用いられている本発明の発光組成
物は紫外線励起用蛍光体中に紫外線励起下では発光しな
いかほとんど発光しない添加物質が混合されているにも
かかわらず、これらの添加物質が添加されてない従来蛍
光体で作製された蛍光ランプに比較し、本発明の蛍光体
で作製された蛍光ランプは初期に対する光束の低下が極
めて小さく、光束維持率は良好である。また、従来の蛍
光体または従来の特別な塗布スラリー添加物を含まない
塗布スラリーで製造された蛍光ランプとの比較において
添加物の添加による発光輝度の低減が少ないため、結果
同一の発光強度を得る場合、蛍光体の使用量が節約出来
ることになり、蛍光ランプの製造コストの低減にもつな
がる。
【0026】
【実施例】次に、実施例により本発明を説明する。 〔実施例1〜6〕第2燐酸水素ストロンチウム(SrH
PO:白辰化学社製)を空気中において1140℃で
2時間焼成し、得られた焼成物を解砕し、水洗してから
乾燥後に篩にかけて分級と分散処理を行って、ピロ燐酸
ストロンチウム(Sr)の粉末を調製した。
このピロ燐酸ストロンチウム(Sr)の平均
粒子径は3.2μm、比重は3.5あった。
【0027】次に、23重量部の(Ba,Sr)MgA
1017:Eu,Mn蛍光体(BAM)と33重量
部のLaPO:Ce,Tb蛍光体(LAP)と44重
量部のY:Eu蛍光体(YOX)との混合からな
る平均粒子径4.1μmの紫外線励起用混合蛍光体に、
発光組成物の総重量に対して5重量%となる量の上述の
ようにして得たSrを添加物質として加えて
容器回転式混合機(V形混合機)で十分に混合して実施
例1の発光組成物を製造した。
【0028】また、添加物質であるSrの添
加量を、得られる発光組成物の総重量に対してそれぞれ
10重量%、20重量%、30重量%、50重量%及び
70重量%加えた以外は実施例1の発光組成物と同様に
して発光組成物2〜6を製造した。
【0029】次に、上述のようにして得た実施例1〜6
の発光組成物及び下記の比較例1の蛍光体にそれぞれニ
トロセルロースのラッカーと共に酢酸ブチルを添加し十
分に混合して各発光組成物または蛍光体を懸濁させたス
ラリーを調製し、このスラリーをガラス管に塗布して乾
燥し、通常の方法で色温度5000Kの実施例1〜6の
蛍光ランプ及び比較例1の蛍光ランプ(それぞれ管径3
2mm、直管20W)を製造した。
【0030】〔比較例1〕実施例1の発光組成物の製造
に用いたBAM蛍光体23重量部とLAP蛍光体33重
量部とYOX蛍光体44重量部の混合物からなる平均粒
子径4.1μmの紫外線励起用混合蛍光体を比較例1の
蛍光体とした。また、実施例1の発光組成物に代えて、
比較例1の混合蛍光体を用いた以外は実施例1の蛍光ラ
ンプと同様にして比較例1の蛍光ランプを製造した。
【0031】〔実施例7〜12〕246.75gのγ−
タイプ酸化アルミニウム(Al、バイコウスキー
社製、タイプA125、比表面積107cm/g)に
0.406gの弗化アルミニウムを加えて十分に混合
し、坩堝に充填し、蓋をして空気中で最高温度1450
℃で昇降温時間を含めて24時間掛けて焼成し、得られ
た焼成物を解砕、水洗、乾燥の後に篩にかけて分級と分
散処理を行って酸化アルミニウム(α−Al)の
粉体を調製した。この酸化アルミニウムの平均粒子径は
5.3μm、比重は4.0であった。
【0032】次に、Srに代えて上記のよう
にして調製された酸化アルミニウムの粉末を添加物質と
して用い、その添加物質の添加量を、得られる発光組成
物の総重量に対してそれぞれ5重量%、10重量%、2
0重量%、30重量%、50重量%及び70重量%とし
た以外は実施例1の発光組成物と同様にして発光組成物
7、8、9、10、11及び12を製造した。また、発
光組成物として、実施例1の発光組成物に代えて実施例
7〜12の発光組成物を用いた以外は実施例1の蛍光ラ
ンプと同様にして実施例7〜12の蛍光ランプを製造し
た。
【0033】〔実施例13〜18〕第2燐酸水素バリウ
ム(BaHPO:白辰化学社製)を空気中において1
140℃で2時間焼成し、得られた焼成物を解砕し、水
洗してから乾燥後に篩にかけて分級と分散処理を行っ
て、ピロ燐酸バリウム(Ba)の粉末を調製
した。このピロ燐酸バリウム(Ba)の平均
粒子径は3.7μm、比重は3.9あった。
【0034】次に、Srに代えて上記のよう
にして調製されたBaの粉末を添加物質とし
て用い、その添加物質の添加量を、得られる発光組成物
の総重量に対してそれぞれ5重量%、10重量%、20
重量%、30重量%、50重量%及び70重量%とした
以外は実施例1の発光組成物と同様にして発光組成物1
3、14、15、16、17及び18を製造した。ま
た、発光組成物として、実施例1の発光組成物に代えて
実施例13〜18の発光組成物を用いた以外は実施例1
の蛍光ランプと同様にして実施例13〜18の蛍光ラン
プを製造した。
【0035】〔実施例19〜21〕添加物質として平均
粒子径が3.2μmのSrに代えて、平均粒
子径がそれぞれ10.5μm、7.0μm、及び5.0
μmであるSrの粉末を用い、その添加物質
の添加量を、得られる発光組成物の総重量に対してそれ
ぞれ30重量%添加した以外は実施例1の発光物質と同
様にして実施例19〜21の発光組成物を製造した。ま
た、発光組成物として、実施例1の発光組成物に代えて
実施例19〜21の発光組成物を用いた以外は実施例1
の蛍光ランプと同様にして実施例19〜21の蛍光ラン
プを製造した。
【0036】〔実施例22〜26〕添加物質として平均
粒子径が3.2μmのSrに代えて、平均粒
子径がそれぞれ7.5μm、3.5μm、2.7μm、
1.2μm及び0.5μmであるα−Alの粉末
を用い、その添加物質の添加量を、得られる発光組成物
の総重量に対してそれぞれ30重量%添加した以外は実
施例1の発光物質と同様にして実施例22〜26の発光
組成物を製造した。また、発光組成物として、実施例1
の発光組成物に代えて実施例22〜26の発光組成物を
用いた以外は実施例1の蛍光ランプと同様にして実施例
22〜26の蛍光ランプを製造した。
【0037】〔実施例27〜28〕添加物質として平均
粒子径が3.2μmのSrに代えて、平均粒
子径がそれぞれ8.3μm及び5.5μmであるBa
の粉末を用い、その添加物質の添加量を、得ら
れる発光組成物の総重量に対してそれぞれ30重量%添
加した以外は実施例1の発光物質と同様にして実施例2
7〜28の発光組成物を製造した。また、発光組成物と
して、実施例1の発光組成物に代えて実施例27〜28
の発光組成物を用いた以外は実施例1の蛍光ランプと同
様にして実施例27〜28の蛍光ランプを製造した。
【0038】〔比較例2、3〕添加物質として平均粒子
径が3.2μmのSrに代えて、平均粒子径
がおよそ0.5μm、比重が3.65である酸化マグネ
シウム(MgO)の粉末を用い、その添加物質の添加量
を、得られる発光組成物の総重量に対してそれぞれ5重
量%及び20重量%添加した以外は実施例1の発光物質
と同様にして比較例2及び3の発光組成物を製造した。
また、発光組成物として、実施例1の発光組成物に代え
て比較例2及び3の発光組成物を用いた以外は実施例1
の蛍光ランプと同様にして比較例2及び3の蛍光ランプ
を製造した。
【0039】〔比較例4〜6〕添加物質として平均粒子
径が3.2μmのSrに代えて、平均粒子径
が2μm、比重が2.25であるピロ燐酸カルシウム
(Ca)の粉末を用い、その添加物質の添加
量を、得られる発光組成物の総重量に対してそれぞれ3
0重量%、40重量%及び50重量%とした以外は実施
例1の発光物質と同様にして比較例4〜6の発光組成物
を製造した。また、発光組成物として、実施例1の発光
組成物に代えてそれぞれ比較例4〜6の発光組成物を用
いた以外は実施例1の蛍光ランプと同様にして比較例4
〜6の蛍光ランプを製造した。
【0040】〔比較例7〜10〕添加物質として平均粒
子径が3.2μmのSrに代えて、平均粒子
径が3.8μm、比重4.84である酸化イットリウム
(Y)の粉末を用い、その添加物質の添加量を、
得られる発光組成物の総重量に対してそれぞれ10重量
%、20重量%、30重量%及び40重量%添加した以
外は実施例1の発光物質と同様にして比較例7〜10の
発光組成物を製造した。また、発光組成物として、実施
例1の発光組成物に代えてそれぞれ比較例7〜10の各
発光組成物を用いた以外は実施例1の蛍光ランプと同様
にして比較例7〜10の蛍光ランプを製造した。
【0041】上述のようにして製造された実施例1〜1
8の発光組成物及び比較例1の紫外線励起用混合蛍光体
を波長253nmの紫外線で励起して発光させ、その時
の発光を視感度フイルターを透過させて輝度計で検出す
ることによって求めた粉体輝度を表1に示す。また、同
様にして求めた、実施例19〜28の発光組成物及び比
較例2〜10の発光組成物の粉体輝度を表2に示す。表
1及び表2に示された各発光組成物の粉体輝度は、上記
比較例1の蛍光体の発光輝度を100とした時の相対値
で示してある。なお、表1及び表2には各発光組成物に
添加されている添加物質の組成、比重、平均粒子径及び
添加量も併せて記載した。
【0042】また、実施例1〜18及び比較例1の蛍光
ランプの初期光束、光束維持率、発光色(色度座標)、
演色指数(Ra)及び管端色差(ΔA)を表1に、実施
例19〜28及び比較例2〜10の蛍光ランプの初期光
束、光束維持率、発光色(色度座標)、演色指数(R
a)及び管端色差(ΔA)を表2にそれぞれ示す。
【0043】表1及び表2において、各蛍光ランプの初
期光束は比較例1の蛍光ランプの初期光束を100とし
た時の相対値で示してあり、光束維持率は各ランプを連
続点灯した時の100時間後及び500時間後における
光束を、それぞれの蛍光ランプの点灯直後における光束
(初期光束)に対する百分率で表した値である。そし
て、各蛍光ランプの管端色差(ΔA)は、各蛍光ランプ
の両端からそれぞれ8cmの部分における発光の発光色
度をそれぞれ(x,y)及び(x,y)とした
時、ΔA={(x−x+(y−y
1/2で定義される値である。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】表1からわかるように、蛍光体と添加物質
であるピロ燐酸ストロンチウム(Sr)や酸
化アルミニウム(Al)やピロ燐酸バリウム(B
)を混合してなる本発明の発光組成物(実
施例1〜18)は該蛍光体単独の場合と比べた時、添加
物質を混合したことによる発光輝度(粉体輝度)の低下
の程度が少なく、またこれら本発明の発光組成物を蛍光
膜として用いた本発明の蛍光ランプ(実施例1〜18)
は本発明の発光組成物の構成成分である紫外線励起用蛍
光体と同一の蛍光体のみを蛍光膜とする蛍光ランプ(比
較例1)と比べて初期光束の低下の程度が少なく、光束
維持率は比較例1の蛍光ランプよりも高く、また、ラン
プの管端色差は比較例1の蛍光ランプよりも小さい。
【0047】また、表2からわかるように、ピロ燐酸ス
トロンチウム(Sr)や酸化アルミニウム
(Al)やピロ燐酸バリウム(Ba
を混合してなる本発明の発光組成物を蛍光膜とする蛍光
ランプ(実施例19〜28)は、酸化マグネシウム(M
gO)やピロ燐酸カルシウム(Ca)や酸化
イットリウム(Y)を添加物質として混合した発
光組成物を蛍光膜とする蛍光ランプ(比較例2〜10)
と比べると、総じてランプの光束維持率が高く、また、
ランプの管端色差が少ない。
【0048】
【発明の効果】本発明の発光組成物及び塗布スラリー添
加物は上記のような構成としたので、これを蛍光膜とし
て用いた本発明の蛍光ランプは管端色差が少なく、継続
点灯による光束維持率の低減を抑制させることが出来
る。また、殆ど発光しない添加物の添加による発光輝度
の低減が少ないため、同一の発光強度を得るための蛍光
体の使用量が節約でき、蛍光ランプの製造コストの低減
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピロ燐酸ストロンチウム(Sr)粉
末、酸化イットリウム(Y)粉末及び酸化アルミ
ニウム(Al)粉末の粉末反射スペクトルであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H001 CA01 CA07 CC04 CC12 XA08 XA13 XA15 XA38 XA39 XA56 XA57 YA25 YA58 YA63 YA65 5C043 AA03 CC09 DD28 EB07 EC03 EC20

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線で励起されて発光する紫外線励起
    用蛍光体と、230〜700nmの波長域における粉末
    反射率が98%以上である粉体からなる添加物質との混
    合物からなる発光組成物。
  2. 【請求項2】 前記添加物質の比重が3.0〜4.5で
    あることを特徴とする請求項1記載の発光組成物。
  3. 【請求項3】 前記添加物質の平均粒子径が2〜10μ
    mであることを特徴とする請求項1または2記載の発光
    組成物。
  4. 【請求項4】 前記添加物質の平均粒子径が前記紫外線
    励起用蛍光体の平均粒子径の0.5倍以上であることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光組
    成物。
  5. 【請求項5】 前記添加物質を紫外線で励起したときの
    発光輝度が、同一条件で測定された前記紫外線励起用蛍
    光体の発光輝度の1%より小であることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の発光組成物。
  6. 【請求項6】 前記添加物質が酸化アルミニウム(Al
    )及びピロ燐酸ストロンチウム(Sr
    )及びピロ燐酸バリウム(Ba)の中
    の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の発光組成物。
  7. 【請求項7】 前記添加物質が球状、ほぼ球状もしくは
    直方体の形状を有していることを特徴とする請求項1〜
    6のいずれか1項に記載の発光組成物。
  8. 【請求項8】 前記添加物質の含有量が1〜70重量%
    であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に
    記載の発光組成物。
  9. 【請求項9】 紫外線で励起された時の発光輝度が、同
    一の測定条件で測定した時の前記紫外線励起用蛍光体の
    発光輝度の70%より大であることを特徴とする請求項
    1〜8のいずれか1項に記載の発光組成物。
  10. 【請求項10】蛍光ランプ内に塗布される非発光性の粉
    体であって、その粉末反射率が230〜700nmの波
    長域において98%であり、かつその比重が3.0〜
    4.5であることを特徴とする塗布スラリー添加物。
  11. 【請求項11】前記塗布スラリー添加物の平均粒子径が
    2〜10μmであることを特徴とする請求項10記載の
    塗布スラリー添加物。
  12. 【請求項12】前記塗布スラリー添加物が酸化アルミニ
    ウム(Al)及びピロ燐酸ストロンチウム(Sr
    )及びピロ燐酸バリウム(Ba
    の中の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1
    0〜11のいずれか1項に記載の塗布スラリー物質。
  13. 【請求項13】前記塗布スラリー添加物が球状、ほぼ球
    状もしくは直方体の形状を有していることを特徴とする
    請求項10〜12のいずれか1項に記載の塗布スラリー
    添加物。
  14. 【請求項14】 ガラス管の内壁に蛍光膜を形成してな
    る蛍光ランプにおいて、前記蛍光膜が請求項1〜13の
    いずれかに記載の発光組成物又は塗布スラリー添加物か
    らなることを特徴とする蛍光ランプ。
JP2002238638A 2001-07-18 2002-07-16 発光組成物及び蛍光ランプ Expired - Lifetime JP4111774B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002238638A JP4111774B2 (ja) 2001-07-18 2002-07-16 発光組成物及び蛍光ランプ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001253692 2001-07-18
JP2001-253692 2001-07-18
JP2002238638A JP4111774B2 (ja) 2001-07-18 2002-07-16 発光組成物及び蛍光ランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003129046A true JP2003129046A (ja) 2003-05-08
JP4111774B2 JP4111774B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=26620901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002238638A Expired - Lifetime JP4111774B2 (ja) 2001-07-18 2002-07-16 発光組成物及び蛍光ランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4111774B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109830474A (zh) * 2018-12-17 2019-05-31 江西省晶能半导体有限公司 彩光led芯片制备方法及彩光led灯珠制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109830474A (zh) * 2018-12-17 2019-05-31 江西省晶能半导体有限公司 彩光led芯片制备方法及彩光led灯珠制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4111774B2 (ja) 2008-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090002603A1 (en) Blue Emitting Alkaline Earth Chlorophosphate Phosphor for Cold Cathode Fluorescent Lamp, and Cold Cathode Fluorescent Lamp and Color Liquid Crystal Display Using Same
EP0241848B1 (en) Phosphor and fluorescent lamp using the same
JPS6244034B2 (ja)
JP2003282026A (ja) 単層の蛍光体層を有する蛍光ランプ
JP2002080843A (ja) 真空紫外線励起発光蛍光体
JP4111774B2 (ja) 発光組成物及び蛍光ランプ
JP2656769B2 (ja) 蛍光ランプ
JPH03177491A (ja) 蛍光体及び蛍光ランプ
JP2003226872A (ja) 蛍光体及び蛍光ランプ
JP5092686B2 (ja) 蛍光体及びそれを用いた蛍光ランプ
JP3645648B2 (ja) 食肉照明用蛍光ランプ
JP4205487B2 (ja) 発光組成物、蛍光ランプ及び蛍光ランプ用蛍光体塗布液
JPH05302082A (ja) 発光組成物及び蛍光ランプ
KR20030040165A (ko) 형광체 및 형광램프
JPH0633052A (ja) 三波長形蛍光体およびそれを用いた蛍光ランプ
JP3965838B2 (ja) カラー蛍光ランプ
JP3360901B2 (ja) 蛍光体および蛍光ランプ
JPH04270783A (ja) 青色発光蛍光体および蛍光ランプ
JPH01156391A (ja) 蛍光ランプ用発光組成物およびこれを使用した蛍光ランプ
JP2703312B2 (ja) 蛍光体および蛍光ランプ
JPH04270782A (ja) 蛍光体およびこれを用いた蛍光ランプ
JPH09291280A (ja) 蛍光体および蛍光ランプ
JP5168017B2 (ja) 蛍光体及びそれを用いた蛍光ランプ
JPH02175786A (ja) 発光組成物の製造方法及び蛍光ランプの製造方法
JP2011074268A (ja) Tb付活希土類アルミン酸マグネシウム蛍光体、及びその製造方法、並びに該蛍光体を用いたバックライト用蛍光ランプおよび液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071022

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071022

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080121

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4111774

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term