JP2003129028A - 抗菌剤を含有した接着剤、および抗菌剤を含有した抗菌組成物およびそれらを用いた抗菌方法 - Google Patents

抗菌剤を含有した接着剤、および抗菌剤を含有した抗菌組成物およびそれらを用いた抗菌方法

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JP2003129028A
JP2003129028A JP2001325867A JP2001325867A JP2003129028A JP 2003129028 A JP2003129028 A JP 2003129028A JP 2001325867 A JP2001325867 A JP 2001325867A JP 2001325867 A JP2001325867 A JP 2001325867A JP 2003129028 A JP2003129028 A JP 2003129028A
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直史 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生活用品、衛生用品、医療器具、食品加工器
具、食品、特に青果物、鮮魚、精肉等において、殺菌を
十分行え、かつ殺菌効果が持続する方法を、安全性を損
なわずに、かつ安価で、簡便な方法を提供することであ
る。 【手段】 抗菌剤を少なくとも1種含有した接着剤を用
いること、あるいは抗菌剤および接着剤を含有した層を
少なくとも1層有することを特徴とする抗菌組成物、あ
るいは抗菌剤を含有した層および接着剤を含有した層を
おのおの少なくとも1層有する抗菌組成物を用いること
で上記の課題が解決することを見出した。 【効果】 簡便に、安価に、安全に抗菌性を付与するこ
とができた。また、その抗菌効果は持続性があった。複
雑な形状のものにも簡便な手段で抗菌性を付与できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗菌剤を含有した層を
有する組成物、およびそれを用いる抗菌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 近年、病院における院内感染、食品加
工業、外食産業における食中毒、の発生等が深刻な問題
になっている。これらの防止には種々の殺菌、抗菌法が
提案されているが、殺菌、抗菌の効果、その持続性、ま
た使用の簡便さ、経費等において十分なものはない。こ
れらの院内感染、食中毒はいずれも、国民の健康の重大
な問題であり、また経済的な負担も大きいので、一刻も
早い解決策が待ち望まれている。作業現場では詳細なマ
ニュアルを作成し、食中毒の発生防止に努めている。し
かし、殺菌、抗菌の方法は必ずしも十分でなく、多大な
労力、経費をかけても、十分な殺菌、抗菌ができないの
が現状である。食品だけでなく、医療器具等でも殺菌力
が従来の方法では不十分であり、またたとえ十分な殺菌
を行っても、その後の保管時に菌が繁殖するといった問
題がある。また工業製品で細菌の繁殖により、フィルタ
ーが詰まる、接着剤の塗布部が汚れて、その汚れがゴミ
になり故障の原因になるといった問題も生じている。
靴、衛生用品等の生活用品の臭気、細菌による病気等は
相変わらず厄介な問題として残っている。また家庭、食
堂、病院の水道器具、トイレ器具、ドアのノブの殺菌、
抗菌は単なる個人の好みの問題ではなく、感染症の予防
の観点でも重要であるが、必ずしも十分な殺菌、抗菌方
法がない。特に持続性のある抗菌方法がないことが大き
な問題である。最近普及がめざましい浄水器において
も、浄水器で処理された水は殺菌、抗菌作用が小さいた
め、細菌の混入によりより汚れてしまう問題もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 生活用品、衛生用
品、医療器具、食品加工器具、食品、特に青果物、鮮
魚、精肉等において、殺菌を十分行え、かつ殺菌効果が
持続する方法を、安全性を損なわずに、かつ安価な方法
で提供することである。また工業製品の故障を少なくす
る抗菌方法を提供することである。感染症の予防等の目
的で、家庭、食堂、病院の水道器具、トイレ器具の、安
価で、簡便で、持続性のある抗菌方法を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明者は抗菌剤を少
なくとも1種含有した接着剤を用いること、あるいは抗
菌剤および接着剤を含有した層を少なくとも1層有する
ことを特徴とする抗菌組成物、あるいは抗菌剤を含有し
た層および接着剤を含有した層をおのおの少なくとも1
層有する抗菌組成物を用いることで上記の課題が解決す
ることを見出した。本発明では抗菌という言葉を、消
毒、殺菌、減菌、滅菌、消臭という概念を含む言葉とし
て使用する。
【0005】 本発明の抗菌剤は、有機系、無機系いか
なるものでも良いが、無機系が好ましい。無機系抗菌剤
の中では、Ag、Mn、Fe、Co、Ni、Cuおよび
Znイオンを含有したものが好ましく、さらにMn、F
e、Co、Ni、CuおよびZnからなる金属イオンの
内の少なくとも1種を含有した無機系抗菌剤であること
が好ましい。これらの金属イオンの化合物が酸化物およ
び/あるいは水酸化物であることが好ましい。 特に金
属イオンがZnおよび/またはCuイオンであることが
好ましく、亜鉛イオンであることが最も好ましい。これ
らの酸化物、水酸化物中の該金属イオンの含有量が2〜
82重量%であることが好ましい。20〜82重量%で
あることがさらに好ましい。
【0006】これらの酸化物、水酸化物は下記式(1)
〜(4)で表されるものを好ましく用いることができ
る。 Mx1-xO (1) (式中、NはMgおよび/あるいはCaを示し、MはM
n、Fe、Co、Ni、CuおよびZnからなる群から
選ばれた金属イオンの少なくとも一種を示し、xは0.
02<x<0.8である) M1-x(OH)2 (2) (式中、M、N、xは式(1)と同じである) (MO)・(LO) (3) (式中、M、は式(1)と同じで、Lはアルカリ金属イ
オンを表し、yは0.0001<y<0.1である) (MO)・(Al23・(SiO2 (4) (式中、M、は式(1)と同じ。aは0.00≦a<5
0で、bは0.00≦b<80である。ただし、a=0
の場合、bは0.001≦b<80であり、b=0の場
合、aは0.001≦a<50である。) (上記式(1)〜(4)において、MはCuあるいはZ
nがより好ましく、Znがさらに好ましい。また、上記
式(1)および(2)式のNはMgがより好ましい。上
記式(3)のLはNa、Kが好ましい。また。上記式
(4)のa,bはより好ましくは、aは0.00≦a<
2で、bは0.00≦b<20である。ただし、a=0
の場合、bは0.001≦b<20であり、b=0の場
合、aは0.001≦a<2である。さらに好ましくは
aは0.00≦a<0.2で、bは0.00≦b<1であ
る。ただし、a=0の場合、bは0.001≦b<1で
あり、b=0の場合、aは0.001≦a<0.2であ
る。)
【0007】 本発明の好ましい酸化物の例を以下に挙
げるが、これらに限定されるものではない。 (
)内の数字は順に、BET表面積 (m/g)、粒度
D50%(μm)、ZnあるいはCuの含有量(重量%)
を表す。 (A− 1)Zn0.14Mg0.86O(15、0.5、1
9.9) (A− 2)Zn0.05Ca0.95O(12、0.6、1
9.9) (A− 3)Zn0.40Mg0.60O・(Al230.50
(60、0.3、24.3) (A− 4)ZnO・(Al230.04 (30、0.
4、76.5) (A− 5)Cu0.05Ca0.95O(18、0.2、5.
7) (A− 6)Cu0.14Mg0.86O(30、0.3、1
9.4) (A− 7)(CuO)0.4・Al23・(SiO2)16
・5H2O(15、0.2、2.3) (A− 8)ZnO・(K2O)0.005 (12
0、0.3、80) (A− 9)ZnO・(Na2O)0.005 (9
0、0.3、80) (A−10)ZnO・(SiO0.05 (2
5、0.2、77.5) (A−11)ZnO(30、0.3、80.3)
【0008】 さらに例えば高級脂肪酸、アニオン系界
面活性剤、リン酸エステル、カップリング剤(シラン
系、チタネート系、アルミニウム系)および多価アルコ
ールと脂肪酸のエステル類からなる群から選ばれた表面
処理剤の少なくとも一種により表面処理して用いてもよ
い。表面処理剤として好ましく用いられるものを例示す
れば次の通りである。ステアリン酸、エルカ酸、パルミ
チン酸、ラウリン酸、ベヘニン酸等の炭素数10以上の
高級脂肪酸類;前記高級脂肪酸のアルカリ金属塩;ステ
アリルアルコール、オレイルコール等の高級アルコール
の硫酸エステル塩;ポリエチレングリコールエーテルの
硫酸エステル塩、アミド結合硫酸エステル塩、エステル
結合硫酸エステル塩、エステル結合スルホネート、アミ
ド結合スルホン酸塩、エーテル結合スルホン酸塩、エー
テル結合アルキルアリルスルホン酸塩、エステル結合ア
ルキルアリルスルホン酸塩、アミド結合アルキルアリル
スルホン酸塩等のアニオン系界面活性剤類;オルトリン
酸とオレイルアルコール、ステアリルアルコール等のモ
ノまたはジエステルまたは両者の混合物であって、それ
らの酸型またはアルカリ金属塩またはアミン塩等のリン
酸エステル類;ビニルエトキシシラン、ビニル−トリス
(2−メトキシーエトキシ)シラン、ガンマ−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、ガンマ−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、ベーター(3,4−エポキ
シシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、ガンマ
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、ガンマ−
メルカプトプロピルトリメトキシシラン等のシランカッ
プリング剤類;イソプロピルトリイソステアロイルチタ
ネート、イソプロピルトリス(ジオクチルパイロフォス
フェート)チタネート、イソプロピルトリ(N−アミノ
エチル−アミノエチル)チタネート、イソプロピルトリ
デシルベンゼンスルホニルチタネート等のチタネート系
カップリング剤類;アセトアルコキシアルミニウムジイ
ソプロピレート等のアルミニウム系カップリング剤類;
グリセリンモノステアレート、グリセリンモノオレエー
ト等の多価アルコールと脂肪酸のエステル類。
【0009】 本発明の無機系抗菌剤の粒度D50%が
0.05〜10μmが好ましく、0.05〜6μmがよ
り好ましく、0.05〜2μmがさらに好ましい。粒子
サイズは、5分間以上超音波で分散させられた後に、レ
ーザー散乱法で測定した値である。抗菌剤のBET表面
積は重要な指標である。一般に抗菌効果を迅速に働かす
ためには、極めて大きいBET表面積が好ましい。しか
し、一方では抗菌効果を持続させるためにはある程度以
下の値にする必要がある。そのため、BET表面積は1
〜300m/gが好ましく、5〜150m/gがよ
り好ましく、10〜150m/gがさらに好ましい。
無機系抗菌剤の含有量は本発明の抗菌剤の層内の含有量
は、0.1〜50重量%が好ましく、0.5〜20重量
%がより好ましく、0.5〜10重量%が最も好まし
い。
【0010】 また、本発明で用いられる銀系の抗菌剤
の例としては、「多様化する無機系抗菌剤と高度利用技
術」大谷朝男編著(1998年株式会社アイピーシー出
版)に記載のあるものが好ましい。中でもゼオライト、
シリカゲル、ガラス、リン酸カルシウム、リン酸ジルコ
ニウム、ケイ酸塩、酸化チタン、酸化亜鉛ウィスカー、
チタン酸カリウムウィスカー、アルミナ、釉薬等に担持
した銀抗菌剤、銀/ケイ酸アルミン酸マグネシウム抗菌
剤、銀超微粒子抗菌剤、錯体化銀/シリカゲル抗菌剤、
銀/難溶性リン酸塩抗菌剤が好ましい。
【0011】 また、本発明で用いられる有機系抗菌剤
としては、2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾール
などイミダゾール誘導体、シクロフルアニドなどN−ハ
ロアルキルチオ系化合物、10、10’−オキシビスフ
ェノキサアルシンなどフェニルエーテル誘導体、セシル
ジメチルエチルアンモニウムブロミドなど第4級アンモ
ニウム塩および2、3、5、6テトラコロル−4−(メ
チルスルホニル)ピリジンなどスルホン誘導体、アミド
類、トリアジン誘導体、トリアゾール誘導体、メチロー
ル基含有化合物、活性ハロゲン含有化合物、活性化され
たN−S結合含有化合物、イソチアゾロン系、有機ヨウ
素系、ベンズイソチアゾロン系、およびピリチオン系等
が挙げられるが、これに限定するものではない。また、
「防菌防黴剤の技術」井上嘉幸編著(2000年普及版
第1刷発行、株式会社シーエムシー出版)、および「誰
でもわかる抗菌の基礎知識」(西村民男監修、株式会社
テクノシステム 1999年8月出版)の121〜13
0頁に記載のあるものはいずれも好ましく用いることが
できる。
【0012】 本発明に用いる接着剤は、上記の無機系
抗菌剤を含有し得るものならばいかなる組成のものでも
用いることができる。本発明の好ましい接着剤は特に限
定されるものでなく、多くの接着剤が好ましく用いられ
る。たとえば、エポキシ樹脂系、シアノアクリレート
系、ポリウレタン系、アクリル樹脂系、酢酸ビニル樹脂
系エマルション形、酢ビ共重合樹脂系エマルション形、
EVA樹脂系エマルション形、アクリル樹脂系エマルシ
ョン形、水性高分子−イソシアネート系、合成ゴム系ラ
テックス形、EVA樹脂系ホットメルト形、合成ゴム系
ホットメルト形、アクリル樹脂系感圧形、ゴム系感圧
形、酢酸ビニル樹脂系溶剤形、CR系溶剤形、合成ゴム
系溶剤形、天然ゴム系溶剤形、ユリア樹脂系、メラミン
樹脂系、フェノール樹脂系接着剤がある。これらの中で
は特に好ましいものは、エポキシ樹脂系、シアノアクリ
レート系、ポリウレタン系、アクリル樹脂系、酢酸ビニ
ル樹脂系エマルション形、酢ビ共重合樹脂系エマルショ
ン形、EVA樹脂系エマルション形、アクリル樹脂系エ
マルション形、アクリル樹脂系感圧形、酢酸ビニル樹脂
系溶剤形接着剤であり、さらに好ましいものは、ポリウ
レタン系、アクリル樹脂系、アクリル樹脂系エマルショ
ン形、アクリル樹脂系感圧形接着剤である。
【0013】 本発明の好ましい抗菌組成物の層構成
は、抗菌剤層、接着剤層、剥離層、保護層を有すること
ができる。抗菌剤層に接着剤を含有することも好まし
い。抗菌剤層1層のみでも良く、この場合はなんらかの
接着機能をもった物質を含有することが好ましい。これ
を対象物に密着し、光、加熱、乾燥、加圧等の手段で強
固な抗菌剤含有層を対象物表面に形成する。抗菌剤層の
みが対象物に形成されても良く、あるいは支持体(担時
体)がその上および/あるいは下に付加されても良い。
また、抗菌剤層を保護するため、なんらかの保護層を付
着することも好ましい。保護層は予め抗菌剤組成物に担
時されていても、抗菌剤層が密着あるいは転写後に新た
に密着、塗布、転写等の手段で付加されてもよい。保護
層付加後に光、加熱、乾燥、加圧等の手段で強固な抗菌
剤含有層、保護層を形成することも好ましい。保護層は
汚れの付着を防止するために、フッ素系の樹脂、シリコ
ーン系の樹脂、有機、無機のフィラー、後で述べる吸着
剤等を含有することが好ましい。
【0014】 本発明の好ましい抗菌方法は抗菌組成物
を抗菌対象物あるいはその包装材に密着させ、抗菌剤を
含有する層を密着固定化することによる。密着固定化は
抗菌剤含有層を含む層単独あるいは抗菌剤含有層に接着
層、保護層を含む2層以上の層を転写することでなされ
る。あるいは、抗菌剤含有層を固定化後に、密着をより
強固にする、汚れの付着を防止する、耐水性を付与する
といった目的で、保護層等をさらに転写、付着すること
も好ましい。本発明の好ましい剥離層は、支持体への密
着性が弱い高分子化合物の層、あるいは、高分子化合物
に無機物、有機物のフィラー等を添加し凝集力を弱めた
層、オリゴマー、モノマー等の低分子化合物の割合を多
くし凝集緑を弱めた層であっても良い。
【0015】 本発明の抗菌組成物、抗菌方法は対象物
に密着および/あるいは転写した抗菌剤含有層をより強
固に保つために、光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、圧力硬
化性剤等を用いることが好ましい。本発明の好ましい光
硬化性樹脂としては、いわゆる紫外線硬化剤、感光性高
分子、光硬化型オリゴマー、重合性モノマー/重合開始
剤の系がある。本発明の好ましい光硬化型オリゴマーと
しては、特開会2000−104016号に記載のもの
が好ましく用いられる。ただし、1分子あたりの平均官
能数が4個以上が好ましいが、3個以下でも用いること
ができる。
【0016】 すなわち、光硬化型オリゴマーの官能基
として、アクリロイル基、ビニル基、メタクリロリル
基、アリル基等がある。この中、アクリロイル基がより
好ましい。上記光硬化型オリゴマーとしては、例えば、
エポキシアクリレートオリゴマー、アルキドアクリレー
トオリゴマー、ウレタンアクリレートオリゴマー、ポリ
エステルアクリレートオリゴマー、ポリエーテルアクリ
レートオリゴマー、メラミンアクリレートオリゴマー、
ポリブタジエンアクリレートオリゴマー、ポリオールア
クリレートオリゴマー、シリコンアクリレートオリゴマ
ー、不飽和ポリエステル樹脂、及び不飽和(メタ)アク
リル樹脂のグループから選ばれる1種又は2種以上を用
いることができる。
【0017】 上記光硬化型オリゴマーは、水性エマル
ション系及び/又は水性ディスパーション系であること
が好ましい。ここで、水性エマルション系とは、水中で
液滴として分散し乳化する性質をいう。水性ディスパー
ション系とは、水中で粒子として分散する性質をいう。
【0018】 また、光硬化型オリゴマーは、有機系や
無溶剤系であってもよい。この場合には、溶媒除去が不
要か又は短時間で足りる。本発明の光硬化性オリゴマー
には光開始剤を添加する事が好ましい。光開始剤は光を
照射したときに光硬化型オリゴマーの硬化反応を開始さ
せる。光開始剤には、開裂型、水素引き抜き型、イオン
反応型があるが(UV・EB硬化技術、昭和57年、
(株)総合技術センター出版事業部、第152頁)、い
ずれも用いることができる。
【0019】 上記光開始剤としては、例えば、ベンジ
ルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシルフ
ェニルケトン、2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)
フェニル〕−2−モンフォリノプロパノン−1、2−ヒ
ドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オ
ン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モ
ルフォリノフェニル)−ブタノン−1,1−〔4−(2
−ヒドロキシエトキシ)−フェニル〕−2−ヒドロキシ
−2−メチル−1−プロパン−1−オン、ビス(シクロ
ペンタジエニル)−ビス(2,6−ジフルオロ−3(ピ
ル−1−イル)フェニル)チタニウム、ビスアシルフォ
スフォンオキサイド、2,4,6−トリメチルベンゾイ
ルジフェニルフォスフインオキサイド、ベンゾインアル
キルエーテルがある。
【0020】 続いて、ベンゾインメチルエーテル、ベ
ンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエー
テル、ベンゾインイソブチルエーテル、1−(4−イソ
プロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロ
パン−1−オン、P−tert−ブチルトリクロロアセ
トフェノン、P−tert−ブチルジクロロアセトフェ
ノン、ベンジル、ベンゾイン、アセトフェノン、ベンゾ
フェノンがある。
【0021】 続いて、1−フェニル−1,2−プロパ
ンジオン−2−(O−エトキシカルボニル)オキシム、
2−クロロチオキサントン、2−メチルチオキサント
ン、ジベンゾスベロン、2,4−ジエチルチオキサント
ン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン、2,4−
ジメチルチオキサントン、4,4’−ジクロルベンゾフ
ェノン、4,4’−ビスジメチルアミノベンゾフェノ
ン、4,4’−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、
3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルパーオキシカ
ーボニル)ベンゾフェノン、ベンザルアセトン、ビアセ
チル、α,α−ジクロル−4−フェノキシアセトフェノ
ン、2−エチルアンスラキノンがある。
【0022】 続いて、n−ブチルベンゾインエーテ
ル、イソブチルベンゾインエーテル、テトラメチルチウ
ラムスルフィド、アゾビスイソブチルニトリル、ベンゾ
イルパーオキサイド、3,3−ジメチル−4−メトキシ
ベンゾフェノン、メチルベンゾイルフォーメート、2,
2−ジエトキシアセトフェノン、アシロキシムエステ
ル、塩素化アセトフェノン、ヒドロキシアセトフェノ
ン、アシルホスフィンオキサイド、イソブチルチオキサ
ントン、4−N,N’−ジメチルアセトフェノン、アセ
トフェノンジエチルケタール、4’−イソプロピル−2
−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノンがある。
【0023】 続いて、フェニルグリオキシル酸メチ
ル、O−ベンゾイル安息香酸メチル、P−ジメチルアミ
ノ安息香酸メチル、2,2’−ビス(O−クロロフェニ
ル)−4,5,4’,5’−テトラフェニル−1,2’
−ビイミダゾール、10−ブチル−2−クロロアクリド
ン、カンファーキノン、3−ケトクマリン、アンスラキ
ノン、α−ナフチル、アセナフセン、P,P’−ジメト
キシベンジル、P,P’−ジクロロベンジル、2,6−
ジメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、
ベンゾイルジエトキシホフィンオキサイド、α−クロル
アンスラキノン、2−tert−ブチルアンスラキノ
ン、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,
4−トリメチル−ペンチルホスフィンオキサイド等があ
る。これらはいずれも、単独で用いることも、複数種を
組み合わせて用いることもできる。光硬化型オリゴマー
100重量部に対する光開始剤の配合比は、0.01〜
10重量部であることが好ましい。これにより、被覆組
成物の光硬化反応が効果的に行われる。
【0024】 フッ素含有樹脂は有機溶媒可溶性のフッ
素系樹脂を含む樹脂組成物であり、フッ素を含むオレフ
ン(フルオロオレフィン)の重合体またはフッ素を含む
オレフィンを共重合体成分として含む共重合体が好まし
い。また保護層に潤滑剤を含むことが好ましい。潤滑剤
としては、フッ素系の界面活性剤、フッ素系のオイル、
変成ポリシロキサン系オイル、パーフルオロアルキル基
含有ポリシロキサンオイル等が好ましく、含有量として
は、これらを保護層中もしくは表面に0.01〜10重
量%含むことが好ましい。
【0025】 本発明の好ましい支持体は紙、不織布、
合成樹脂のシート、天然高分子のシート、生分解性の高
分子のシート等が好ましく用いることができる。
【0026】 抗菌方法の用途および抗菌性を付与する
対象物は、特に限定されるものではないが、以下のもの
が挙げられる。医療器具、食品加工具、調理器、TV、
パソコン、パソコンのキーボード、アンテナ等の業務
用、家庭用の電気製品、青果物、水産加工品。鮮魚、精
肉等の包装材料、家庭、食堂、病院、浴場、ホテル等の
水道器具、トイレ器具、ドアのノブ等、接着剤を用いた
工業製品、フィルター、 靴、衛生用品等の生活用品の
臭気防止、自動車のハンドル、交通機関、飲料水等の自
動販売器等がある。また、種々の植物の病虫害防除にも
有効である。特に樹木の病虫害予防には効果的である。
その場合は樹木の特定部位に抗菌剤含有層を貼り付ける
ことができる。本発明の方法は柔軟な抗菌剤層を貼り付
けることができるので、如何なる形状のものでも対応可
能なことと、光、熱、圧力等で強固な層を形成するの
で、抗菌効果が持続することが特徴である。
【0027】 本発明では、吸着剤を抗菌剤と併用する
ことが好ましい。好ましい吸着剤は、活性炭、木炭、カ
ーボンナノチューブ等の炭素系、シリカゲル、アエロジ
ル、ホワイトカーボン、高シリカ粘土、シリカゾル、多
孔質ガラス、シリカ繊維、けいそう土、ケイ酸カルソウ
ム等のコロイダルシリカ系、天然ゼオライト、合成ゼオ
ライト等のゼオライト系、賦活アルミナ、アルミナ等の
アルミナ系、骨炭、天然アパタイト、合成アパタイト等
のアパタイト系、フラースアース、活性白土、活性ボー
キサイト、活性酸化マグネシウム、等がある。これらの
吸着剤は「吸着の科学」(近藤精一著、丸善出版、20
01年2月発行)183〜217頁、「吸着剤・吸着操
作の設計」(柳井弘著、技報堂出版、1982年1月発
行)48〜53頁に記載されている。中でも上記の、炭
素系、コロイダルシリカ系、ゼオライト系、アルミナ
系、アパタイト系が好ましい。
【0028】 炭素系では活性炭、木炭が好ましく、活
性炭が特に好ましい。コロイダルシリカ系では、シリカ
ゲル、アエロジル、多孔質ガラス、シリカ繊維が好まし
く、シリカゲル、アエロジルより好ましく、シリカゲル
が特に好ましい。天然ゼオライト、合成ゼオライト等の
ゼオライト系では合成ゼオライトが特に好ましい。吸着
剤のBET表面積は10m2/g以上が好ましく、10
0m2/g以上がより好ましく、200m2/g以上が
さらに好ましく、600m2/g以上が最も好ましい。
吸着剤の平均サイズは0.01〜100μmが好まし
く、0.05〜30μmがより好ましく、0.1〜10
μmが最も好ましい。吸着剤の含有量は包装材の重量に
たいし、0.05〜10重量%が好ましく、0.2〜5
重量%より好ましく、0.5〜3重量%が最も好まし
い。
【0029】
【実施例1】 ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂の15
μm厚のシート(支持体)上に、アクリル樹脂接着剤と
本発明の抗菌剤A−4を塗布した。抗菌剤の含有量は5
重量%であった。これにカバーシートを密着させた(サ
ンプルH1−1)。水道の蛇口部分にカバーシートをは
がし、抗菌剤層を密着させ上記の支持体を引き剥がし
た。常温で乾燥させ抗菌剤層を硬化させた。これにより
以前はヌメリがすぐ発生したが、全くヌメリが見られな
くなった。
【実施例2】 ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂の15
μm厚のシート上に、オリゴマー分子を含む、剥離剤を
塗布し、その上にアクリル樹脂接着剤と本発明の抗菌剤
A−11を含む分散物を塗布した。抗菌剤の含有量は3
重量%であった。これにカバーシートをかけ、抗菌組成
物(H2−1)を作製した。カバーシートをはがし、ト
イレのドアのノブに密着させ、支持体を剥がした。加熱
乾燥させ。抗菌剤層を硬化させた。これにより、以前は
散発的に検出された大腸菌が全く検出されなくなった。
ドアのノブ全てに従来の方法で抗菌性を付与することは
多大な経費がかかるが、本発明の方法を用いることで特
定のドアのノブに簡便に安価に抗菌性を付与できた。
【実施例3】 抗菌剤をそれぞれA−11、A−10,
A−7に変更した以外は実施例1を繰り返し同様の結果
を得た(H3−1,2,3)。
【実施例4】 紙支持体にアクリル樹脂に抗菌剤A−7
を3重量%含有した層を設け、それをポリエチレンシー
トの袋の内側に付着させた(H4−1)。このポリエチ
レンシートに解凍したマグロ鮮魚を入れた。これを3日
間保存後に赤みの変化をみた所、抗菌剤層を付着させな
かったもの(比較例C4−1)比べ、赤みの変化が小さ
く好ましかった。
【実施例5】 抗菌剤A−7の代わりに、A−1,4,
5,6,8を各々用いた以外は、実施例4を繰り返し
(H5−1,2,3,4,5)同様の結果を得た。
【実施例6】 紙支持体にアクリル樹脂に抗菌剤A−7
を3重量%含有した層を設け、それをポリエチレンシー
トの袋の内側に付着させた。このポリエチレンシートに
トマトを入れた(H6−1)。これを10日間保存後に
トマトの赤みの変化をみた所、抗菌剤層を付着させなか
ったもの(C6−1)比べ、トマトの変化が小さかっ
た。赤みが維持され、固さも保たれ、食感も良好に維持
され好ましかった。
【実施例7】 抗菌剤A−7の代わりに、A−1,4,
5,6,8を各々用いた以外は、実施例4を繰り返し
(H7−1,2,3,4,5)同様の結果を得た。
【0030】
【実施例8】 抗菌剤含有層に合成ゼオライト(BET
表面積800m2/g)を3重量%追加した以外は、実
施例6を繰り返した(H8−1)。吸着剤を含有しない
H6−1よりも、10日間後のトマトの食感が良好で好
ましかった。
【実施例9】 光硬化型オリゴマーポリウレタン系(UN
IDIC V-4392、共に大日本インキ製)に対し、2重
量%の光開始剤としてダロキュア1173(日本チバガ
イギー製)、3重量%の抗菌剤A−7を含めた分散物を
ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂の15μm厚のシート
(支持体)上に塗布した(H9−1)。これを抗菌剤含
有層の方を金属製の手すりに密着させ、支持体を引き剥
がした。この後、紫外線ランプで照射し硬化させ、強固
な抗菌剤層を手すりの表面に形成した。手すりの汚れ付
着が減少し、また抗菌剤層を形成していない手すりでは
時々大腸菌が検出されたが、本発明の方法で抗菌剤層を
形成した手すりは大腸菌が検出されなく、好ましかっ
た。
【実施例10】 塩化ビニール樹脂の15μm厚のシー
ト上に、オリゴマー分子を含む、剥離剤を塗布し、その
上にアクリル樹脂接着剤と本発明の抗菌剤A−4(含有
量4重量%)の分散物を塗布した(H10−1)。これ
をトイレの便器に貼り付け、支持体を引き剥がして、抗
菌剤層を便器表面に形成した。これにより便器の汚れが
減少し、また大腸菌の検出確率が1/5に減少し好まし
かった。
【実施例11】 抗菌剤層に光硬化樹脂を追加した以外
は、H10−1を繰り返し、本発明のサンプルH11−
1を作製した。実施例10同様にトイレの便器に抗菌剤
層を貼り付けた後、支持体を引き剥がし、便器表面に抗
菌剤層を形成し、それに紫外線ランプで照射し抗菌剤層
を硬化させた。便器の汚れの減少、大腸菌の検出率の低
下はH10−1以上の良好な結果を得た。
【実施例12】 抗菌剤をA−1,3,5,7,9,1
1に変えた以外は、実施例11を繰り返し(h12−
1,2,3,4,5,6)同様な結果を得た。大腸菌の
検出率は、抗菌剤層を形成しなかった便器(コントロー
ル)>>H11−2,4,5>H11−6>H10−
1、H11−1、3の順であった。本発明の抗菌剤層を
設けたサンプルはいずれも、コントロールより検出率が
小さく好ましかった。また、亜鉛イオン含有の抗菌剤が
より好ましかった。また単なる酸化亜鉛は亜鉛化合物の
なかでは、効果が一番小さかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 59/20 A01N 59/20 Z C09J 7/00 C09J 7/00 11/00 11/00 11/04 11/04 Fターム(参考) 4H011 AA02 BA01 BB19 DA17 DD05 DF04 DH01 DH02 DH05 4J004 AA04 AA05 AA07 AA09 AA10 AA12 AA13 AA14 AB01 AB04 AB07 BA02 CA01 CA02 CA03 CA04 CA05 CC02 DA02 DA04 DB02 FA10 4J040 CA011 CA031 CA141 DA051 DC092 DE001 DF001 EB031 EB111 EB131 EC001 EF001 EK032 FA121 FA231 FA241 FA261 FA271 FA281 FA291 HA036 HA136 HA156 HA306 HA316 HA346 KA13 KA41 KA42 KA43 LA11 NA02 NA05 NA06 NA12 NA16 NA19 NA22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】抗菌剤を少なくとも1種含有したことを特
    徴とする接着剤。
  2. 【請求項2】抗菌剤を含有した層を、対象物に密着およ
    び/あるいは転写することで抗菌性を付与することを特
    徴とする抗菌方法。
  3. 【請求項3】抗菌剤および接着剤を含有した層を少なく
    とも1層有することを特徴とする抗菌組成物。
  4. 【請求項4】抗菌剤を含有した層および接着剤を含有し
    た層をおのおの少なくとも1層有することを特徴とする
    抗菌組成物。
  5. 【請求項5】前記抗菌剤がAg、Mn、Fe、Co、N
    i、CuおよびZnからなる金属イオンの内の少なくと
    も1種を含有した無機系抗菌剤であることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載された抗菌組成物および
    抗菌方法。
  6. 【請求項6】前記無機系抗菌剤がMn、Fe、Co、N
    i、CuおよびZnからなる金属イオンの内の少なくと
    も1種を含有した無機系抗菌剤であることを特徴とする
    請求項5に記載された抗菌組成物および抗菌方法。
  7. 【請求項7】いずれかの層に光硬化性樹脂を含有するこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載された抗
    菌組成物および抗菌方法。
  8. 【請求項8】前記の無機系抗菌剤が酸化物および/ある
    いは水酸化物であることを特徴とする請求項5〜7のい
    ずれかに記載の抗菌組成物および抗菌方法。
  9. 【請求項9】前記の金属イオンがZnおよび/またはC
    uイオンであることを特徴とする請求項4〜8に記載の
    抗菌組成物および抗菌方法。
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