JP2003128503A - 防菌防カビ防虫体 - Google Patents
防菌防カビ防虫体Info
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- JP2003128503A JP2003128503A JP2001326313A JP2001326313A JP2003128503A JP 2003128503 A JP2003128503 A JP 2003128503A JP 2001326313 A JP2001326313 A JP 2001326313A JP 2001326313 A JP2001326313 A JP 2001326313A JP 2003128503 A JP2003128503 A JP 2003128503A
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- antibacterial
- antifungal agent
- antifungal
- powder
- volatile solvent
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 黴菌の繁殖を防止し、更にカビの発生を防止
し、又更に害虫の発生を防止する防菌防カビ防虫体の提
供。 【構成】 溶岩等の多孔性素材１を砕いて表面部２と
連通した多くの連通孔３，３・・・を備えた多数の粒状
体４を形成し、該粒状体４に防菌防カビ剤と揮発性溶剤
とからなる組成物を含浸させると共に揮発性溶剤を揮発
除去して粒状体４の表面部２及び連通孔３内に防菌防カ
ビ剤層５を定着して防菌防カビ剤付粒状体６を形成した
ことを特徴としている。
し、又更に害虫の発生を防止する防菌防カビ防虫体の提
供。 【構成】 溶岩等の多孔性素材１を砕いて表面部２と
連通した多くの連通孔３，３・・・を備えた多数の粒状
体４を形成し、該粒状体４に防菌防カビ剤と揮発性溶剤
とからなる組成物を含浸させると共に揮発性溶剤を揮発
除去して粒状体４の表面部２及び連通孔３内に防菌防カ
ビ剤層５を定着して防菌防カビ剤付粒状体６を形成した
ことを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は黴菌の繁殖を防止し、
更にカビの発生を防止し、又更に害虫の発生を防止する
防菌防カビ防虫体に関するものである。
更にカビの発生を防止し、又更に害虫の発生を防止する
防菌防カビ防虫体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来黴菌の繁殖を防止し、更にカビの発
生を防止し、又更に害虫の発生を防止するための防菌防
カビ防虫の組成物としては知られている。
生を防止し、又更に害虫の発生を防止するための防菌防
カビ防虫の組成物としては知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】ところで従来の黴菌
の繁殖を防止し、更にカビの発生を防止し、又更に害虫
の発生を防止するための防菌防カビ防虫の組成物とした
ものは、防菌防カビ剤と揮発性溶剤とからなる組成物と
して製品化されているため、塗料のようにして取り扱う
もので、施工部所に施した後には揮発性溶剤が揮発して
施工部所の近くに居る人々の健康を阻害して各種のアレ
ルギーを引き起こす原因となり、更に使用箇所即ち施工
部所に応じての使用勝手が悪く、取り扱いが極めて不便
である等の欠点があった。
の繁殖を防止し、更にカビの発生を防止し、又更に害虫
の発生を防止するための防菌防カビ防虫の組成物とした
ものは、防菌防カビ剤と揮発性溶剤とからなる組成物と
して製品化されているため、塗料のようにして取り扱う
もので、施工部所に施した後には揮発性溶剤が揮発して
施工部所の近くに居る人々の健康を阻害して各種のアレ
ルギーを引き起こす原因となり、更に使用箇所即ち施工
部所に応じての使用勝手が悪く、取り扱いが極めて不便
である等の欠点があった。
【０００４】この発明は上記の問題点を解決したもので
あり、揮発性溶剤を取り除いた状態で防菌防カビ剤を所
望の位置に施すことができるようにしたもので人々の健
康を阻害して各種のアレルギーを引き起こす原因となる
ことがなく、更に使用箇所即ち施工部所に応じての取扱
いが極めて容易である使用便利な防菌防カビ防虫体を得
ることを目的としたものである。
あり、揮発性溶剤を取り除いた状態で防菌防カビ剤を所
望の位置に施すことができるようにしたもので人々の健
康を阻害して各種のアレルギーを引き起こす原因となる
ことがなく、更に使用箇所即ち施工部所に応じての取扱
いが極めて容易である使用便利な防菌防カビ防虫体を得
ることを目的としたものである。
【０００５】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ために、この発明は、溶岩等の多孔性素材１を砕いて表
面部２と連通した多くの連通孔３，３・・・を備えた多
数の粒状体４，４・・・を形成し、該粒状体４，４・・
・に防菌防カビ剤と揮発性溶剤とからなる組成物を含浸
させると共に揮発性溶剤を揮発除去して粒状体４，４・
・・の表面部２及び連通孔３，３・・・内に防菌防カビ
剤層５を定着して防菌防カビ剤付粒状体６を形成したも
のである。
ために、この発明は、溶岩等の多孔性素材１を砕いて表
面部２と連通した多くの連通孔３，３・・・を備えた多
数の粒状体４，４・・・を形成し、該粒状体４，４・・
・に防菌防カビ剤と揮発性溶剤とからなる組成物を含浸
させると共に揮発性溶剤を揮発除去して粒状体４，４・
・・の表面部２及び連通孔３，３・・・内に防菌防カビ
剤層５を定着して防菌防カビ剤付粒状体６を形成したも
のである。
【０００６】又、廃棄物等の焼却灰粉末、製紙スラッ
ジ，アルミスラッジ等のスラッジ粉末、多孔性物等を細
かく砕いた粉末等の粉末体７に防菌防カビ剤と揮発性溶
剤とからなる組成物を含浸させると共に揮発性溶剤を揮
発除去して粉末体７に防菌防カビ剤層部８を定着して防
菌防カビ剤付粉末体９を形成したものである。
ジ，アルミスラッジ等のスラッジ粉末、多孔性物等を細
かく砕いた粉末等の粉末体７に防菌防カビ剤と揮発性溶
剤とからなる組成物を含浸させると共に揮発性溶剤を揮
発除去して粉末体７に防菌防カビ剤層部８を定着して防
菌防カビ剤付粉末体９を形成したものである。
【０００７】
【実施例】この発明の実施例を図面につき説明すると、
溶岩等の多孔性素材１を砕いて表面部２と連通した多く
の連通孔３，３・・・を備えた多数の粒状体４，４・・
・を形成し、該粒状体４，４・・・に防菌防カビ剤と揮
発性溶剤とからなる組成物を含浸させると共に揮発性溶
剤を揮発除去して粒状体４，４・・・の表面部２及び連
通孔３，３・・・内に防菌防カビ剤層５を定着して防菌
防カビ剤付粒状体６を形成したものであり、この防菌防
カビ剤付粒状体６である防菌防カビ防虫体を家屋１０の
床下１１に散布積層することにより黴菌の繁殖を防止
し、更にカビの発生を防止し、又更に害虫の発生を防止
するものである（図１〜図６参照）。
溶岩等の多孔性素材１を砕いて表面部２と連通した多く
の連通孔３，３・・・を備えた多数の粒状体４，４・・
・を形成し、該粒状体４，４・・・に防菌防カビ剤と揮
発性溶剤とからなる組成物を含浸させると共に揮発性溶
剤を揮発除去して粒状体４，４・・・の表面部２及び連
通孔３，３・・・内に防菌防カビ剤層５を定着して防菌
防カビ剤付粒状体６を形成したものであり、この防菌防
カビ剤付粒状体６である防菌防カビ防虫体を家屋１０の
床下１１に散布積層することにより黴菌の繁殖を防止
し、更にカビの発生を防止し、又更に害虫の発生を防止
するものである（図１〜図６参照）。
【０００８】又、廃棄物等の焼却灰粉末、製紙スラッ
ジ，アルミスラッジ等のスラッジ粉末、多孔性物等を細
かく砕いた粉末等の粉末体７に防菌防カビ剤と揮発性溶
剤とからなる組成物を含浸させると共に揮発性溶剤を揮
発除去して粉末体７に防菌防カビ剤層部８を定着して防
菌防カビ剤付粉末体９を形成したものであり、この防菌
防カビ剤付粉末体９である防菌防カビ防虫体を壁面１２
に接着材１４を介して塗布し塗布層１６を形成し、又は
レンガ１３に混入し、又はネット状シート１５に接着材
１４を介して塗布し塗布層１６を形成することにより黴
菌の繁殖を防止し、更にカビの発生を防止し、又更に害
虫の発生を防止するものである（図１、図７〜図１１参
照）。
ジ，アルミスラッジ等のスラッジ粉末、多孔性物等を細
かく砕いた粉末等の粉末体７に防菌防カビ剤と揮発性溶
剤とからなる組成物を含浸させると共に揮発性溶剤を揮
発除去して粉末体７に防菌防カビ剤層部８を定着して防
菌防カビ剤付粉末体９を形成したものであり、この防菌
防カビ剤付粉末体９である防菌防カビ防虫体を壁面１２
に接着材１４を介して塗布し塗布層１６を形成し、又は
レンガ１３に混入し、又はネット状シート１５に接着材
１４を介して塗布し塗布層１６を形成することにより黴
菌の繁殖を防止し、更にカビの発生を防止し、又更に害
虫の発生を防止するものである（図１、図７〜図１１参
照）。
【０００９】又、使用用途については図６、図９、図１
０、図１１に図示した実施例に限定されるものではな
い。
０、図１１に図示した実施例に限定されるものではな
い。
【００１０】又、組成物中の防菌防カビ剤としては、細
菌、細菌（カビ）の発育を阻止し、若しくは殺菌するも
のであれば特に限定されない。通常、人体に対する毒性
がないとされているものの使用が好ましい。具体的に
は、２−（４−チアゾリル）ベンツイミダゾール、Ｎ，
Ｎ−ジメチル−Ｎ´−フェニル−Ｎ´−（フ
ルオロジクロロメチルチオ）スルホアミド、１−（（ジ
ヨードメチル）スルホニル）−４−メチルベンゼン、ジ
クロロフルアニド、ジクロロフェニル又はこれらの混合
物等が挙げられる。また、オクチルトリメチルアンモニ
ウムクロライド、デシルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、ドデシルトリメチルアンモニウムクロライド、テ
トラデシルトリメチルアンモニウムクロライド、ヘキサ
デシルトリメチルアンモニウムクロライド、オクタデシ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、オクタデセニル
トリメチルアンモニウムクロライド、オクタデカジエル
トリメチルアンモニウムクロライド、ジオクチルトリメ
チルアンモニウムクロライド、ジデシルトリメチルアン
モニウムクロライド、ジドデシルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、ジテトラデシルトリメチルアンモニウム
クロライド、ジヘキサデシルトリメチルアンモニウムク
ロライド、ジオクタデシルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、ジオクタデセニルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、ジオクタデカジエニルトリメチルアンモニウム
クロライド等のアルキルメチルアンモニウムクロライド
を用いることができる。
菌、細菌（カビ）の発育を阻止し、若しくは殺菌するも
のであれば特に限定されない。通常、人体に対する毒性
がないとされているものの使用が好ましい。具体的に
は、２−（４−チアゾリル）ベンツイミダゾール、Ｎ，
Ｎ−ジメチル−Ｎ´−フェニル−Ｎ´−（フ
ルオロジクロロメチルチオ）スルホアミド、１−（（ジ
ヨードメチル）スルホニル）−４−メチルベンゼン、ジ
クロロフルアニド、ジクロロフェニル又はこれらの混合
物等が挙げられる。また、オクチルトリメチルアンモニ
ウムクロライド、デシルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、ドデシルトリメチルアンモニウムクロライド、テ
トラデシルトリメチルアンモニウムクロライド、ヘキサ
デシルトリメチルアンモニウムクロライド、オクタデシ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、オクタデセニル
トリメチルアンモニウムクロライド、オクタデカジエル
トリメチルアンモニウムクロライド、ジオクチルトリメ
チルアンモニウムクロライド、ジデシルトリメチルアン
モニウムクロライド、ジドデシルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、ジテトラデシルトリメチルアンモニウム
クロライド、ジヘキサデシルトリメチルアンモニウムク
ロライド、ジオクタデシルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、ジオクタデセニルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、ジオクタデカジエニルトリメチルアンモニウム
クロライド等のアルキルメチルアンモニウムクロライド
を用いることができる。
【００１１】なお、組成物中において、防菌防カビ剤の
配合割合は、防菌防カビ剤の種類等に応じて適宜選択す
ることができる。
配合割合は、防菌防カビ剤の種類等に応じて適宜選択す
ることができる。
【００１２】そして、上記組成物には防菌防カビ剤を粒
状体４及び粉末体７に定着させるための合成樹脂剤が含
まれており、この合成樹脂剤が上記揮発性溶剤により溶
解状態となるとともに、揮発性溶剤が揮発除去されるこ
とで、硬化して防菌防カビ剤をシート本体に固着させる
働きをする。この合成樹脂剤としては、公知の塩化ビニ
ル系以外の油性又は水性塗料に用いる樹脂等が使用でき
る。
状体４及び粉末体７に定着させるための合成樹脂剤が含
まれており、この合成樹脂剤が上記揮発性溶剤により溶
解状態となるとともに、揮発性溶剤が揮発除去されるこ
とで、硬化して防菌防カビ剤をシート本体に固着させる
働きをする。この合成樹脂剤としては、公知の塩化ビニ
ル系以外の油性又は水性塗料に用いる樹脂等が使用でき
る。
【００１３】上記組成物に予め含まれている揮発性溶剤
は、上記合成樹脂剤に対する溶剤であれば特に限定され
ないが、環境的に、有機溶剤の使用は極力抑えることが
好ましい。
は、上記合成樹脂剤に対する溶剤であれば特に限定され
ないが、環境的に、有機溶剤の使用は極力抑えることが
好ましい。
【００１４】即ち、この発明の防菌防カビ防虫体は粒状
体４又は粉末体７に防菌防カビ剤を定着させ、揮発性溶
剤が存在しない状態としたものであり、予め前記シート
本体に防菌防カビ剤と揮発性溶剤とからなる組成物をス
プレー塗布やどぶ付けなどして含浸させてから、その揮
発性溶剤を揮発除去したものである。前記組成物を粒状
体４及び粉末体７に含浸させた状態とし、揮発性溶剤の
取り除きによって防菌防カビ剤が粒状体４及び粉末体７
に定着する。
体４又は粉末体７に防菌防カビ剤を定着させ、揮発性溶
剤が存在しない状態としたものであり、予め前記シート
本体に防菌防カビ剤と揮発性溶剤とからなる組成物をス
プレー塗布やどぶ付けなどして含浸させてから、その揮
発性溶剤を揮発除去したものである。前記組成物を粒状
体４及び粉末体７に含浸させた状態とし、揮発性溶剤の
取り除きによって防菌防カビ剤が粒状体４及び粉末体７
に定着する。
【００１５】
【発明の作用効果】この発明は以上のように溶岩等の多
孔性素材１を砕いて表面部２と連通した多くの連通孔
３，３・・・を備えた多数の小片体４，４・・・を形成
し、該小片体４，４・・・に防菌防カビ剤と揮発性溶剤
とからなる組成物を含浸させると共に揮発性溶剤を揮発
除去して小片体４，４・・・の表面部２及び連通孔３，
３・・・内に防菌防カビ剤層５を定着して防菌防カビ剤
付粒状体６を形成したので、例えば、この防菌防カビ剤
付粒状体６である防菌防カビ防虫体を家屋１０の床下１
１に散布積層することにより黴菌の繁殖を防止し、更に
カビの発生を防止し、又更に白アリ等の害虫の発生を防
止するものであり、且つ防菌防カビ剤層５は防菌防カビ
剤付粒状体６を形成した小片体４，４・・・の表面部２
のみではなく連通孔３，３・・・内に定着しているので
防菌防カビ剤層５の防菌防カビ効果を長期に亘り持続す
ることができるものである。
孔性素材１を砕いて表面部２と連通した多くの連通孔
３，３・・・を備えた多数の小片体４，４・・・を形成
し、該小片体４，４・・・に防菌防カビ剤と揮発性溶剤
とからなる組成物を含浸させると共に揮発性溶剤を揮発
除去して小片体４，４・・・の表面部２及び連通孔３，
３・・・内に防菌防カビ剤層５を定着して防菌防カビ剤
付粒状体６を形成したので、例えば、この防菌防カビ剤
付粒状体６である防菌防カビ防虫体を家屋１０の床下１
１に散布積層することにより黴菌の繁殖を防止し、更に
カビの発生を防止し、又更に白アリ等の害虫の発生を防
止するものであり、且つ防菌防カビ剤層５は防菌防カビ
剤付粒状体６を形成した小片体４，４・・・の表面部２
のみではなく連通孔３，３・・・内に定着しているので
防菌防カビ剤層５の防菌防カビ効果を長期に亘り持続す
ることができるものである。
【００１６】又、廃棄物等の焼却灰粉末、製紙スラッ
ジ，アルミスラッジ等のスラッジ粉末、多孔性物等を細
かく砕いた粉末等の粉末体７に防菌防カビ剤と揮発性溶
剤とからなる組成物を含浸させると共に揮発性溶剤を揮
発除去して粉末体７に防菌防カビ剤層部８を定着して防
菌防カビ剤付粉末体９を形成したので、例えば、この防
菌防カビ剤付粉末体９である防菌防カビ防虫体を壁面１
２に接着材１４を介して塗布し付着層１６を形成し、又
はレンガ１３に混入し、又はネット状シート１５に接着
材１４を介して塗布し付着層１６を形成することにより
黴菌の繁殖を防止し、更にカビの発生を防止し、又白ア
リ等の害虫の発生を防止するものであり、且つ防菌防カ
ビ剤層部８を粉末体７に定着した防菌防カビ剤付粉末体
９は微細な粉末状であるので接着材１４を介しての付着
層１６の形成加工やレンガ１３への混入加工が容易であ
り、壁面１２、ネット状シート１５への塗着やレンガ１
３の製作が容易であり、使用勝手が好適であると共に防
菌防カビ効果を長期に亘り持続することができるもので
ある。
ジ，アルミスラッジ等のスラッジ粉末、多孔性物等を細
かく砕いた粉末等の粉末体７に防菌防カビ剤と揮発性溶
剤とからなる組成物を含浸させると共に揮発性溶剤を揮
発除去して粉末体７に防菌防カビ剤層部８を定着して防
菌防カビ剤付粉末体９を形成したので、例えば、この防
菌防カビ剤付粉末体９である防菌防カビ防虫体を壁面１
２に接着材１４を介して塗布し付着層１６を形成し、又
はレンガ１３に混入し、又はネット状シート１５に接着
材１４を介して塗布し付着層１６を形成することにより
黴菌の繁殖を防止し、更にカビの発生を防止し、又白ア
リ等の害虫の発生を防止するものであり、且つ防菌防カ
ビ剤層部８を粉末体７に定着した防菌防カビ剤付粉末体
９は微細な粉末状であるので接着材１４を介しての付着
層１６の形成加工やレンガ１３への混入加工が容易であ
り、壁面１２、ネット状シート１５への塗着やレンガ１
３の製作が容易であり、使用勝手が好適であると共に防
菌防カビ効果を長期に亘り持続することができるもので
ある。
【００１７】以上のように、この発明の防菌防カビ防虫
体は、粒状体４又は粉末体７にに防菌防カビ剤と揮発性
溶剤とからなる組成物を含浸させ、前記揮発性溶剤を発
揮除去して前記防菌防カビ剤を定着させてなるものであ
ることから、この防菌防カビ防虫体を所望の位置に配置
しても揮発性溶剤の発生がなく、使用者に対する健康を
阻害することがない。また、取り扱いが簡単であり、家
屋の床下に散布したり、レンガに混入したり、壁面に簡
単に貼り付けたり、押入の収納物の間に差入れたりする
ことができものであり、さらに、構造が簡単であるため
に安価に作製することが可能であり、各種の用途に利用
できるとともに、防菌処理、防カビ処理、防虫処理が頗
る簡単に行なえるようにしたものであり、広範囲での細
菌、カビの繁殖及び白アリ等の害虫の発生を抑止できる
ものであり、又更に使用箇所即ち施工部所に応じての取
扱いが極めて容易で使用便利である等幾多の産業的効果
を奏するものである。
体は、粒状体４又は粉末体７にに防菌防カビ剤と揮発性
溶剤とからなる組成物を含浸させ、前記揮発性溶剤を発
揮除去して前記防菌防カビ剤を定着させてなるものであ
ることから、この防菌防カビ防虫体を所望の位置に配置
しても揮発性溶剤の発生がなく、使用者に対する健康を
阻害することがない。また、取り扱いが簡単であり、家
屋の床下に散布したり、レンガに混入したり、壁面に簡
単に貼り付けたり、押入の収納物の間に差入れたりする
ことができものであり、さらに、構造が簡単であるため
に安価に作製することが可能であり、各種の用途に利用
できるとともに、防菌処理、防カビ処理、防虫処理が頗
る簡単に行なえるようにしたものであり、広範囲での細
菌、カビの繁殖及び白アリ等の害虫の発生を抑止できる
ものであり、又更に使用箇所即ち施工部所に応じての取
扱いが極めて容易で使用便利である等幾多の産業的効果
を奏するものである。
【図１】多孔性素材の正面図である。
【図２】積層した粒状体の正面図である。
【図３】粒状体の拡大正面図である。
【図４】防菌防カビ剤付粒状体の拡大正面図である。
【図５】図４におけるＡ−Ａ断面図である。
【図６】家屋の床下に使用した状態を示した説明図であ
る。
る。
【図７】積層した粉末体の正面図である。
【図８】積層した防菌防カビ剤付粉末体の正面図であ
る。
る。
【図９】壁面に使用した状態を示し、一部を拡大した説
明図である。
明図である。
【図１０】レンガに使用した状態を示し、一部を拡大し
た説明図である。
た説明図である。
【図１１】ネット状シートに使用した状態を示し、一部
を拡大した説明図である。
を拡大した説明図である。
１ 多孔性素材
２ 表面部
３ 連通孔
４ 粒状体
５ 防菌防カビ剤層
６ 防菌防カビ剤付粒状体
７ 粉末体
８ 防菌防カビ剤層部
９ 防菌防カビ剤付粉末体
１０ 家屋
１１ 床下
１２ 壁面
１３ レンガ
１４ 接着材
１５ ネット状シート
１６ 付着層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 2E001 DH12 DH14 FA22 GA03 HA28
4H011 AA02 BA01 BB02 BB04 BB07
BB09 BB10 BC20 DA02 DB02
DD05 DF05 DG05
Claims (2)
- 【請求項１】 溶岩等の多孔性素材１を砕いて表面部２
と連通した多くの連通孔３，３・・・を備えた多数の粒
状体４，４・・・を形成し、該粒状体４，４・・・に防
菌防カビ剤と揮発性溶剤とからなる組成物を含浸させる
と共に揮発性溶剤を揮発除去して粒状体４，４・・・の
表面部２及び連通孔３，３・・・内に防菌防カビ剤層５
を定着して防菌防カビ剤付粒状体６を形成したことを特
徴とする防菌防カビ防虫体。 - 【請求項２】 廃棄物等の焼却灰粉末、製紙スラッジ，
アルミスラッジ等のスラッジ粉末、多孔性物等を細かく
砕いた粉末等の粉末体７に防菌防カビ剤と揮発性溶剤と
からなる組成物を含浸させると共に揮発性溶剤を揮発除
去して粉末体７に防菌防カビ剤層部８を定着して防菌防
カビ剤付粉末体９を形成したことを特徴とする防菌防カ
ビ防虫体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001326313A JP2003128503A (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | 防菌防カビ防虫体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001326313A JP2003128503A (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | 防菌防カビ防虫体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003128503A true JP2003128503A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19142717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001326313A Pending JP2003128503A (ja) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | 防菌防カビ防虫体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003128503A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210011770A (ko) * | 2019-07-23 | 2021-02-02 | 주식회사 클로바이오 | 이산화염소 서방출성 선도유지제와 이의 제조방법 |
-
2001
- 2001-10-24 JP JP2001326313A patent/JP2003128503A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20210011770A (ko) * | 2019-07-23 | 2021-02-02 | 주식회사 클로바이오 | 이산화염소 서방출성 선도유지제와 이의 제조방법 |
| KR102539860B1 (ko) | 2019-07-23 | 2023-06-08 | 주식회사 리우물산 | 이산화염소 서방출성 선도유지제와 이의 제조방법 |
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