JP2003127398A - 回路基板の製造方法及び液体吐出ヘッドの製造方法 - Google Patents

回路基板の製造方法及び液体吐出ヘッドの製造方法

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JP2003127398A
JP2003127398A JP2001330750A JP2001330750A JP2003127398A JP 2003127398 A JP2003127398 A JP 2003127398A JP 2001330750 A JP2001330750 A JP 2001330750A JP 2001330750 A JP2001330750 A JP 2001330750A JP 2003127398 A JP2003127398 A JP 2003127398A
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film pattern
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opening
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Yukihiro Hayakawa
幸宏 早川
Masato Ueichi
真人 上市
Genzo Kadoma
玄三 門間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線のエッジ両端部22で抵抗体の一部切断
が生じにくく、寿命の長い液体吐出ヘッド及びそれに用
いる回路基板を製造する方法を提供する。 【解決手段】 まず、一対の電極となる導電膜をパター
ニングして、導電膜パターン13を形成する。次に、導
電膜パターン13上にエッチングマスクとなる膜を形成
する。次に、エッチングマスクとなる膜に、導電膜パタ
ーン13の横幅より広い横幅をもつ開口部15を、導電
膜パターン13上の開口部15の横縁と、エッチングマ
スクにより覆われる導電膜パターン13の縦縁とのなす
角度Θが鋭角となるように、開ける。次に、開口部15
から、導電膜パターン13を、端部がテーパー状となる
ように、エッチングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙、プラスティッ
ク、シート、布、物品等の被記録部材に文字等の画像を
形成する記録装置などに用いられる液体吐出ヘッドの製
造方法及び回路基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、インクを微
小な液滴として吐出口から被記録部材に吐出することに
より高精細な画像を記録する。その際、インクジェット
記録装置は、電気エネルギーを熱エネルギーに変換し、
熱エネルギーでインクに気泡を発生させる。気泡の作用
力によりインクジェット記録ヘッドの先端部にある吐出
口から液滴が吐出される。吐出口から噴出した液滴が被
記録部材に付着して画像が記録される。一般に、このよ
うなインクジェット記録装置に用いられるインクジェッ
ト記録ヘッドは、電気エネルギーを熱エネルギーに変換
する発熱抵抗体を有している。
【0003】発熱抵抗体は電気エネルギーを変換して熱
エネルギーを発生させる熱変換体である。発熱抵抗体は
上部保護層によってインクと接触しないように保護され
ている。
【0004】図8は、回路基板としてのインクジェット
記録ヘッド用基体の熱作用部の一例を示す断面図であ
る。図8を参照すると、インクジェット記録ヘッド用基
体は、Si基板(不図示)上にSiO2の層間膜81が
あり、層間膜81の上にTaSiNの発熱抵抗体膜82
が形成されている。発熱抵抗体上にはAlの配線83が
あるが、一部には発熱抵抗体膜82上に配線83の無い
部分がある。配線83の無い部分が熱作用部84とな
る。図示されていないが、発熱抵抗体膜82及び配線8
3の上には、これらをインクから保護するための保護層
があり、また、熱作用部84では、発熱に伴う化学的或
いは物理的なダメージから保護層を保護するTaの耐キ
ャビテーション膜が保護層の更に上にある。配線83の
エッジ部85はほぼ垂直である。
【0005】図8の矢印で示したように、配線83を流
れる電流は、熱エネルギーを発生するために熱作用部8
4で発熱抵抗体膜82に流れ込む。その際、電流の流れ
は配線83のエッジ部85下方に集中する。そのため、
エッジ部85の下方では電流密度が高く、発熱抵抗層8
2の一部切断を招く原因となっている。
【0006】また、垂直な部分には保護層が形成されに
くいので、熱作用部84のステップカバレージを良くす
るためには保護層を厚くする必要がある。保護層は熱エ
ネルギーがインクへ伝達するときの熱抵抗となるので、
保護層が厚ければ、駆動電力を大きくする必要があり、
また、熱伝導遅延により周波数特性が劣化する。そのた
め、インクジェット記録ヘッドの低消費電力化及び高性
能化が阻害されている。
【0007】他のインクジェット記録ヘッド用基体とし
て、この点が改善されたものがある。
【0008】図9は、他のインクジェット記録ヘッド用
基体の熱作用部の一例を示す断面図である。図9では、
図8のものと同様に、層間膜81上に発熱抵抗体膜82
があり、熱作用部92でない部分では、発熱抵抗体膜8
2上に配線91がある。しかし、図9では、エッジ部9
3が発熱抵抗体膜82の膜面に対して垂直でなく、所定
の角度を有するテーパー状になっている。
【0009】このインクジェット記録ヘッド用基体によ
れば、配線91の電流が発熱抵抗体膜82に流れ込む
際、エッジ部93の下方への電流の集中が低減される。
テーパー角を適正な範囲とすれば、発熱抵抗体膜82の
一部切断が発生しにくくなり、インクジェット記録ヘッ
ドの耐久性が改善される。
【0010】図10は、図9のインクジェット記録ヘッ
ド用基体の製造方法について説明するための図である。
先ず、層間膜81上の発熱抵抗体膜82の上に、配線と
なるAlの材料層101を堆積し、更にマスク用フォト
レジスト102(ポジ型)を塗布し、材料層101をエ
ッチングする部分のマスク用フォトレジストを露光及び
現像することにより除去して開口部103を開ける(図
10(A))。
【0011】次に、材料層101とマスク用フォトレジ
スト102との密着性向上及びマスク用フォトレジスト
102中の溶媒などを除去するためにベークを行った後
に、材料層101のエッチングを開始する。材料層10
1のエッチングは、マスク用フォトレジスト102を開
口部103にて後退させながら行う。
【0012】ここでは、アルミニウムが両性金属であり
アルカリ可溶であることと、アルカリ可溶性フェノール
樹脂とナフトキノンジアジドとの混合物で代表されるポ
ジ型のマスク用フォトレジスト104も基本的には強い
アルカリ性溶液に溶けることから、テトラ・メチル・ア
ンモニウム・ハイドロオキサイド(以下、TMAHと称
す)を主成分とする、液温が50℃のアルカリ性溶液が
使用される。このアルカリ性溶液で、材料層101のエ
ッチングを開始した時点では、材料層101のみがエッ
チングされる(図10(B))。
【0013】しかし、時間が経過するにつれてマスク用
フォトレジスト102もエッチングされて後退する(図
10(C))。
【0014】マスク用フォトレジスト102の後退と材
料層101のエッチングが同時進行し、マスク用フォト
レジスト102が後退した領域では材料層101のエッ
チング量は所定の角度で、ほぼ直線的になる。したがっ
て、材料層101のエッチングが終了すると、配線91
が形成され、そのときには配線91のエッジ部93は垂
直ではなく、直線のテーパー状になる(図10
(D))。
【0015】マスク用フォトレジスト102を除去する
と、エッジ部93がテーパー状の配線91が形成される
(図10(E))。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図11は、Alの配線
を形成する際に、インクジェット記録ヘッド用基体を上
から見た図である。
【0017】従来、マスク用フォトレジストを後退させ
ながら、Alの材料層101をエッチングして、テーパ
ーの配線91を形成するとき、図11に示すように、熱
作用部84となる部分のマスク用フォトレジストをAl
の材料層101より広い幅で除去して開口部103を開
け、材料層101をエッチングしていた。これは、材料
層101が熱作用部84に残ってしまうことが無いよう
にするためである。
【0018】しかし、この方法では、開口部103が材
料層101よりも幅広く開いているので、材料層101
の両方の外側のマスク用フォトレジストが除去されてい
る部分のエッチング液により、材料層101の両端が他
の部分よりも多くエッチングされ、エッチング後の配線
91は図12に示すような形状となる。図12を参照す
ると、配線91のエッジ部92と側壁121の間のエッ
ジ両端部122では、エッジ部92の他の部分に比べて
テーパー角が大きくなっている。
【0019】そのため、エッジ部92の大部分は適正な
角度の範囲に入っていても、エッジ両端部92ではテー
パー角が適正な角度の範囲を超えてしまい、ステップカ
バレージが悪く、発熱抵抗体膜82の一部切断が生じや
すくなっている。これが、インクジェット記録ヘッドの
寿命を短くしている。
【0020】また、テーパー状のエッジ部を有する配線
を形成する他の方法として、マスク用フォトレジストを
剥離しながら、Alの材料層をエッチングするものがあ
る。この方法では、エッチング液がマスク用フォトレジ
ストの下に段々と入り込んでテーパー形状を形成する
が、側壁からのエッチング液の影響で、図11の方法と
同様、図12のようにエッジ両端部122のテーパー角
が大きくなってしまう。
【0021】本発明の目的は、配線のエッジ両端部で抵
抗体の一部切断が生じにくく、寿命の長い回路基板及び
それを利用した液体吐出ヘッドを製造する方法を提供す
ることである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、基板の絶縁性表面上に形成された抵抗層
と、該抵抗層上に所定の間隔をおいて形成された一対の
電極とを有する素子が形成された回路基板の製造方法に
おいて、前記一対の電極となる導電膜をパターニングし
て、導電膜パターンを形成するステップと、前記導電膜
パターン上にエッチングマスクとなる膜を形成するステ
ップと、前記エッチングマスクとなる膜に、前記導電膜
パターンの横幅より広い横幅をもつ開口部を、前記導電
膜パターン上の該開口部の横縁と、該エッチングマスク
により覆われる前記導電膜パターンの縦縁とのなす角度
が鋭角となるように、開けるステップと、前記開口部か
ら、前記導電膜パターンを、端部がテーパー状となるよ
うに、エッチングするステップを有することを特徴とす
る。
【0023】また、前記角度が70度以下であると好ま
しい。
【0024】前記開口部の形状が8角形であると好まし
い。
【0025】更に、本発明は、基板の絶縁性表面上に形
成された抵抗層と、該抵抗層上に所定の間隔をおいて形
成された一対の電極とを有する素子が形成された回路基
板の製造方法において、前記一対の電極となる導電膜を
パターニングして、導電膜パターンを形成するステップ
と、前記導電膜パターン上にエッチングマスクとなる膜
を形成するステップと、前記エッチングマスクとなる膜
に、前記導電膜パターンの横幅より広い横幅をもつ開口
部を、開けるステップと、前記開口部から、前記導電膜
パターンを、端部がテーパー状となるように、エッチン
グするステップを有し、前記開口部は、前記導電膜パタ
ーンの両側において、前記導電膜パターンの縦縁と前記
開口部の縦縁との間の距離が、前記導電膜の膜厚の2倍
以下となるサイズの開口部であることを特徴とする。
【0026】また、前記導電膜の膜厚が600nmであ
り、前記距離が1μmであることが好ましい。
【0027】そして、前記開口部から、前記エッチング
マスクを剥離させながら、前記導電膜パターンをエッチ
ングすることが好ましく、前記エッチングには、燐酸と
硝酸を含む混酸を使用することが好ましい。
【0028】更にまた、本発明は、電気エネルギーを発
熱抵抗体にて熱エネルギーに変換し、該熱エネルギーを
利用して液体を吐出させる液体吐出ヘッドの製造方法に
おいて、上述した回路基板の製造方法により製造された
回路基板を用意するステップと、該回路基板の前記素子
に対応させて、液体を吐出するための吐出口を形成する
ステップを有することを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】図1〜図4に示すように、本発明
の好適な1つの実施形態は、基板の絶縁性表面上に形成
された抵抗層12と、抵抗層12上に所定の間隔をおい
て形成された一対の電極16とを有する素子が形成され
た回路基板の製造方法において、一対の電極16となる
導電膜をパターニングして、導電膜パターン(材料層)
13を形成するステップと、導電膜パターン13上にエ
ッチングマスクとなる膜(マスク用フォトレジスト)1
4を形成するステップと、エッチングマスクとなる膜1
4に、導電膜パターン13の横幅より広い横幅をもつ開
口部15を、導電膜パターン13上の開口部15の横縁
22aと、エッチングマスク14により覆われる導電膜
パターン13の縦縁(側壁)21とのなす角度Θが鋭角
となるように、開けるステップと、開口部15から、導
電膜パターンを、端部がテーパー状となるように、エッ
チングするステップを有することを特徴とする。
【0030】また、図1、図5〜図7に示すように、本
発明の他の実施形態は、基板の絶縁性表面上に形成され
た抵抗層12と、抵抗層上に所定の間隔をおいて形成さ
れた一対の電極16とを有する素子が形成された回路基
板の製造方法において、一対の電極となる導電膜13を
パターニングして、導電膜パターン(材料層)13を形
成するステップと、導電膜パターン13上にエッチング
マスクとなる膜14を形成するステップと、エッチング
マスクとなる膜に、導電膜パターンの横幅より広い横幅
をもつ開口部15を、開けるステップと、開口部15か
ら、導電膜パターンを、端部がテーパー状となるよう
に、エッチングするステップを有し、開口部は、導電膜
パターンの両側において、導電膜パターンの縦縁21と
開口部の縦縁15aとの間の距離が、導電膜の膜厚の2
倍以下となるサイズの開口部であることを特徴とする。
【0031】そして、本発明の方法により製造される液
体吐出ヘッドは、上述した方法により製造された回路基
板を用いているので、発熱抵抗体膜上の配線のエッジ部
が発熱抵抗体膜の膜面に対して垂直でなく、適正な角度
のテーパー状になっており、かつ、配線のエッジ両端部
においても適正な角度となっている。なお、テーパー角
の適正範囲は、一般に、30度〜50度程度とされてい
る。テーパー角がその範囲内にあれば、保護層によるス
テップカバレージ性がよく、発熱抵抗体膜の一部切断が
生じ難い。
【0032】テーパー角とは、配線のエッジ部の、発熱
抵抗体膜の膜面に対する角度である。
【0033】ステップカバレージ性とは、保護層が発熱
抵抗体膜や配線を十分な厚さで覆って保護しているかど
うかの度合いである。ステップカバレージ性の悪い部分
があると、そこに十分な厚さの保護層を形成するため
に、全体的に厚い保護層を堆積する必要があり、熱伝達
効率や熱伝達速度が劣化してしまう。ステップカバレー
ジ性が全体的に均一で良好であれば、熱伝達効率がよく
低消費電力で、熱伝達速度が速く高速動作可能な、耐久
性の高い液体吐出ヘッドを作ることができる。 (第1の実施形態)本発明の第1の実施形態について図
面を参照して詳細に説明する。
【0034】図1は、第1の実施形態の記録ヘッド用基
体の製造方法について説明するための図である。本実施
形態に特徴的な熱作用部を形成する方法について説明す
る。
【0035】先ず、基体上に形成された酸化シリコンな
どの層間膜11の絶縁性表面上に、非晶質窒化珪素タン
タルなどの発熱抵抗体膜を成膜し、続いて、AlやAl
Cuなどの導電膜を成膜して、積層膜を形成する。
【0036】次いで、導電膜をドライエッチングなどに
よりパターニングして、導電膜パターン13を形成す
る。こうして、発熱抵抗体のような素子の配線パターン
が形成される。
【0037】こうして形成された導電膜パターン上に、
マスク用フォトレジスト14(ノボラック樹脂を主成分
とするポジ型レジスト)を塗布し、導電膜パターンであ
る材料層13をエッチングする部分のマスク用フォトレ
ジスト14を、光学マスクを用いて露光した後に現像す
ることで除去し、マスク用フォトレジスト14に開口部
15を開ける(図1(a))。各層の膜厚は、一例とし
て、層間膜11が280nmであり、発熱抵抗体膜12
が30nm〜80nmであり、材料層13が600nm
である。
【0038】開口部15の形状は上部から見ると、図2
に示すように、材料層13より幅が広く、材料層13の
側壁21と斜めの辺で交わる8角形である。即ち、導電
膜パターンとしての材料層13の上の開口部の横縁(見
方を変えれば縦縁といえなくもない)と、該マスク用フ
ォトレジスト14により覆われる材料層13の縦縁(側
壁21)と、のなす角度Θが鋭角となるようになってお
り、マスク用フォトレジスト14がエッジ両端部22に
おいて鋭角に残っている。
【0039】マスク用フォトレジスト14が材料層13
より横幅が広いのは、熱作用部にて分離されるべき配線
を確実に分離して形成するためである。材料層13上の
マスク用フォトレジスト14が残された部分がエッジ両
端部22にて鋭角なのは、側壁21の外側からのエッチ
ング液の影響を低減し、エッジ両端部22にテーパー角
の大きな部分を作らないためである。
【0040】次に、材料層13とマスク用フォトレジス
ト14との密着性向上及びマスク用フォトレジスト14
中の溶媒などを除去するためにベークを行った後、材料
層13のエッチングを開始する。Alのエッチング液と
しては、燐酸(H3PO4)、硝酸(HNO3)及び酢酸
(CH3COOH)の混合液を用いる。例えば、このウ
エットエッチング時の条件を、エッチング液の硝酸の濃
度が重量比で11.3〜12.78重量%の範囲、前記
エッチング液の液温が37.5〜42.5℃の範囲、エ
ッチングレートが200nm/分〜400nm/分の範
囲となるように設定すると良い。 このエッチャントを
用いて材料層13のエッチングを開始した時点では、材
料層13のみがエッチングされる(図1(b))。 し
かし、時間が経過するにつれてマスク用フォトレジスト
14の開口側の端部が剥離を始める。(図1(c))。
マスク用フォトレジスト14の剥離と材料層13のエッ
チングが同時進行し、マスク用フォトレジスト14が剥
離した領域では材料層13のエッチング量は所定の角度
で、ほぼ直線的になる。したがって、材料層13のエッ
チングが終了すると、形成された配線16のエッジ部1
7は垂直ではなく、ほぼ直線のテーパー状になる(図1
(d))。エッチング液の組成比を選択することによ
り、エッチングレートを制御し、所望の範囲のテーパー
角を得ることができる。エッチングレートとは、単位時
間当たりのエッチングの進行距離のことである。
【0041】また、上述したように、材料層13上のマ
スク用フォトレジスト14が残された部分がエッジ両端
部22にて鋭角なので、側壁21の外側のマスク用フォ
トレジスト14が除去されている部分からのエッチング
液の影響が低減される。そのため、配線16のエッジ両
端部22にテーパー角の大きな部分はできない。
【0042】マスク用フォトレジスト14を除去する
と、図3に示すように、エッジ部17がテーパー状で、
エッジ両端部22にテーパー角の大きな部分のない配線
16が形成される(図1(e))。
【0043】そして、例えば、その上にプラズマCVD
法によりSiNの保護層を形成し、スパッタリング法で
Taの耐キャビテーション層を形成することで熱作用部
が完成する。なお、各層の膜厚は、一例として、保護層
が300nm〜800nmであり、耐キャビテーション
層が230nmである。
【0044】したがって、エッジ両端部22を含むエッ
ジ部17の全体が適正な角度のテーパー状となっている
ため、配線16から発熱抵抗体膜12に流れ込む電流が
エッジ部17の下方に集中せず、また保護層によるステ
ップカバレージ性が高いので、発熱抵抗体12の一部切
断が生じにくく、耐久性の高いインクジェット記録ヘッ
ドを作ることができる。
【0045】なお、本実施形態においては、図4に示す
ように、材料層13上の、マスク用フォトレジスト14
が残された部分、即ち開口部15でない部分の先端の角
度がエッジ両端部22にて70°以下であれば良好な結
果が得られる。
【0046】また、本実施形態においては、開口部15
の形状が8角形の場合を例示したが、本発明はこれに限
定されるものではない。材料層13上のマスク用フォト
レジスト14が残された部分の先端の角度がエッジ両端
部22にて70°以下であれば、6角形、円形、楕円形
など他の開口部15形状でも良好な結果が得られる。
【0047】インクジェットヘッドの回路基板の製造方
法の一例について説明する。
【0048】先ず、P型シリコン基板に対して、シリコ
ン酸化膜の形成、N型不純物のイオン注入及び熱拡散、
フォトリソグラフィーによるシリコン酸化膜の除去等に
より、インクジェット記録ヘッドを駆動するための駆動
素子であるトランジスタと、それに接続されたAlの各
種電極を形成する。この状態では上部に各種電極が露出
している。
【0049】次に、スパッタリング法やCVD法によ
り、蓄熱層としても機能するSiO2の層間膜11を形
成する。そして、電気的接続が必要な電極の上の層間膜
11をフォトリソグラフィーにより除去して、スルーホ
ールを形成する。
【0050】次に、スルーホールが形成された電極上と
層間膜11上に、発熱抵抗体膜12を堆積し、更に、配
線16となるAlの材料層13を堆積した後、発熱抵抗
体膜と材料層をドライエッチングしてパターニングす
る。
【0051】次にパターニングされた材料層を覆うよう
に、マスク用フォトレジストを14を塗布する。
【0052】次に、熱作用部となる位置のマスク用フォ
トレジスト14に8角形の開口部15を開けて、マスク
用フォトレジスト14を後退させながら材料層13をエ
ッチングすることにより、エッジ部17がテーパー状の
配線16を形成する。このとき、エッジ部17と発熱抵
抗体膜12の膜面とがなすテーパー角は30度〜50度
にする。
【0053】次に、プラズマCVD法により保護層を形
成し、スパッタリング法によりTaの耐キャビテーショ
ン層を形成し、必要に応じて各膜の部分的に除去してボ
ンディング用のパッドを形成する。
【0054】こうして得られた液体吐出ヘッド用の回路
基板の上に、吐出口を形成する。具体的には、ノズル壁
や天板等を回路基板上に設けて、吐出口及びインク流路
を備えた吐出部を作ればよい。 (第2の実施形態)本発明の第2の実施形態について図
面を参照して詳細に説明する。
【0055】第2の実施形態の記録ヘッド用基体の製造
方法について説明する。本実施形態に特徴的な熱作用部
を形成する方法について説明する。第2の実施形態の熱
作用部を形成する方法の各工程は、第1の実施形態と同
様に図1で説明する。
【0056】先ず、基板の絶縁性表面である層間膜11
の表面上に、非晶質窒化珪素タンタルなどからなる発熱
抵抗体膜12を堆積し、その上に、配線となるAlやA
lCuなどの材料層13を堆積して、積層膜を形成す
る。
【0057】次いで、積層膜上にフォトレジストを塗布
し、露光し、現像を行って得られたレジストパターンを
マスクにして、積層膜をドライエッチングする。レジス
トパターンを除去すれば、発熱抵抗体のような素子の配
線パターンが形成される。
【0058】次に、配線パターン上を覆うように、マス
ク用フォトレジスト14(ノボラック樹脂を主成分とす
るポジ型レジスト)を塗布し、材料層13をエッチング
する部分のマスク用フォトレジスト14を、マスクを用
いて露光した後に現像することで除去し、マスク用フォ
トレジスト14に開口部15を開ける(図1(a))。
この作業は第1の実施形態とほぼ同様であるが、第2の
実施形態はマスクの形状即ち開口部15の形状が第1の
実施形態と異なる。
【0059】第2の実施形態の開口部15の形状は上部
から見ると、図5に示すように、両側部にて、材料層1
3の側壁21より1μmづつ幅の広い方形である。
【0060】マスク用フォトレジスト14が材料層13
より幅が広いのは、熱作用部にて分離されるべき配線を
確実に分離して形成するためであるが、開口部15が材
料層13の両側に出る幅を1μmと狭くすることによ
り、側壁21の外側からのエッチング液の影響を低減
し、エッジ両端部22にテーパー角の大きな部分を作ら
ないようにしている。
【0061】以下、第1の実施形態と同様に、材料層1
3とマスク用フォトレジスト14との密着性向上及びマ
スク用フォトレジスト14中の溶媒などを除去するため
にベークを行った後、燐酸(H3PO4)と硝酸(HNO
3)を含む所定の組成比の混酸を用い、マスク用フォト
レジストを剥離しながら、Alの材料層13をエッチン
グする。例えば、このウエットエッチング時の条件を、
エッチング液の硝酸の濃度が重量比で11.3〜12.
78重量%の範囲、前記エッチング液の液温が37.5
〜42.5℃の範囲、エッチングレートが200nm/
分〜400nm/分の範囲となるように設定すると良
い。
【0062】このエッチャントを用いて材料層13のエ
ッチングを開始した時点では、材料層13のみがエッチ
ングされ(図1(b))、時間が経過するにつれてマス
ク用フォトレジスト14も剥離される(図1(c))。
これにより、マスク用フォトレジスト14が剥離した領
域では材料層13のエッチング量は所定の角度で、ほぼ
直線的になり、材料層13のエッチングが終了すると、
形成された配線16のエッジ部17は垂直ではなく、ほ
ぼ直線のテーパー状になる(図1(d))。
【0063】また、側壁21の外側のマスク用フォトレ
ジスト14が除去されている部分からのエッチング液の
影響が低減されているので、配線16のエッジ両端部2
2にテーパー角の大きな部分はできない。
【0064】マスク用フォトレジスト14を除去する
と、図6及び図7に示すように、エッジ部17がテーパ
ー状で、エッジ両端部22にテーパー角の大きな部分の
ない配線16が形成される(図1(e))。
【0065】そして、例えば、その上にプラズマCVD
法によりSiNの保護層を形成し、スパッタリング法で
Taの耐キャビテーション層を形成することで熱作用部
が完成する。
【0066】したがって、エッジ両端部22を含むエッ
ジ部17の全体が適正な角度のテーパー状となっている
ため、配線16から発熱抵抗体膜12に流れ込む電流が
エッジ部17の下方に集中せず、また保護層によるステ
ップカバレージ性が高いので、発熱抵抗体12の一部切
断が生じにくく、耐久性の高いインクジェット記録ヘッ
ドを作ることができる。
【0067】なお、ここでは開口部15は、一例とし
て、材料層13の両側より1μmづつ幅の広いものとし
たが、開口部15が材料層13の両側に出る幅は1μm
以下であればよい。
【0068】また、この例では、材料層13の膜厚が6
00nmのとき、開口部15が材料層13の外側に出る
幅が1μm以下であればよいが、(材料層の膜厚)/
(開口部15が材料層13の外側に出る幅)(アスペク
ト比)を0.5以上とすると良好な結果が得られる。即
ち、開口部15が材料層13の外側に出る幅が材料層1
3の膜厚の2倍以下であればよい。
【0069】第2の実施形態のインクジェットヘッドの
製造方法は第1の実施形態の方法と同様であり、熱作用
部の配線の形成に用いるマスクの形状だけが異なる。
【0070】以上説明した各実施形態によれば、材料層
の両側において材料層上のマスク用フォトレジストが残
る部分の先端の角度が70度以下と鋭角なので、材料層
の外側からのエッチング液の影響が低減され、テーパー
状にエッチングされた材料層のエッジは、その両端を含
めて全体がテーパー状となり、材料層がエッチングされ
てできた配線から発熱抵抗体膜に流れ込む電流がエッジ
の下方に集中せず、また、配線の上に堆積する保護層の
ステップカバレージ性が高く、発熱抵抗体膜の一部切断
が生じにくく、回路基板やヘッドの耐久性が高くなる。
【0071】また、開口部が材料層の両側に出る幅を狭
くすることにより、材料層の側壁の外側からのエッチン
グ液の影響を低減し、テーパー状にエッチングされた材
料層のエッジの両端にテーパー角の大きな部分が作られ
ないため、材料層がエッチングされてできた配線から発
熱抵抗体膜に流れ込む電流がエッジの下方に集中せず、
また、配線の上に堆積する保護層のステップカバレージ
性が高く、発熱抵抗体膜の一部切断が生じにくく、回路
基板やヘッドの耐久性が高くなる。
【0072】なお、本発明により製造される熱作用部は
インクジェットヘッドに適したものであるため、ここで
はインクジェットヘッドに適用した例を示したが、熱エ
ネルギーにより画像を記録する、例えばサーマルヘッド
のような他の記録ヘッドに用いてもよい。
【0073】本発明においては、上記混酸に変えてTM
AHなどを用いることもでき、この場合には、フォトレ
ジストの端部を溶かして後退させながらテーパエッチン
グすることになる。
【0074】(実施例)第2の実施形態の製造方法によ
り、材料層13の膜厚を600nmとし、開口部15が
材料層13の外側に出る幅を0.5μm、1μm、1.
5μmとして液体吐出ヘッド用回路基板を作製し、エッ
ジ両端部22にテーパー角の大きな部分ができるか否か
実験を行った。
【0075】製造された回路基板を観測したところ、開
口部15の縦縁と材料層13の縦縁との間の距離がが
0.5μm及び1μmの場合にはテーパー角の大きな部
分ができなかったが、1.5μmの場合にはできてい
た。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、配線のエッジ両端部で
抵抗体のような素子の一部切断が生じにくく、なるの
で、寿命の長い回路基板及びそれを利用した液体吐出ヘ
ッドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の記録ヘッド用基体の製造方法
について説明するための図である。
【図2】第1の実施形態の開口部を上から見た図であ
る。
【図3】第1の実施形態にて製造された配線の形状を示
す図である。
【図4】第1の実施形態における、材料層上の、マスク
用フォトレジストが残された部分の選択の角度を示す図
である。
【図5】第2の実施形態の開口部を上部から見た図であ
る。
【図6】第2の実施形態にて製造された配線を上から見
た図である。
【図7】第2の実施形態にて製造された配線の斜視図で
ある。
【図8】従来のインクジェット記録ヘッド用基体の熱作
用部の一例を示す断面図である。
【図9】従来の他のインクジェット記録ヘッド用基体の
熱作用部の一例を示す断面図である。
【図10】図9のインクジェット記録ヘッド用基体の製
造方法について説明するための図である。
【図11】Alの配線を形成する際に、インクジェット
記録ヘッド用基体を上から見た図である。
【図12】従来の製造方法による配線の斜視図である。
【符号の説明】
11 層間膜 12 発熱抵抗体膜 13 材料層 14 マスク用フォトレジスト 15 開口部 15a 縦縁 16 配線 17 エッジ部 21 側壁 22 エッジ両端部 22a 横縁 Θ 角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門間 玄三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C057 AF65 AF66 AF93 AG46 AP33 AP51 AQ02 BA03 BA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の絶縁性表面上に形成された抵抗層
    と、該抵抗層上に所定の間隔をおいて形成された一対の
    電極とを有する素子が形成された回路基板の製造方法に
    おいて、 前記一対の電極となる導電膜をパターニングして、導電
    膜パターンを形成するステップと、 前記導電膜パターン上にエッチングマスクとなる膜を形
    成するステップと、 前記エッチングマスクとなる膜に、前記導電膜パターン
    の横幅より広い横幅をもつ開口部を、前記導電膜パター
    ン上の該開口部の横縁と、該エッチングマスクにより覆
    われる前記導電膜パターンの縦縁とのなす角度が鋭角と
    なるように、開けるステップと、 前記開口部から、前記導電膜パターンを、端部がテーパ
    ー状となるように、エッチングするステップを有するこ
    とを特徴とする回路基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記角度が70度以下であることを特徴
    とする、請求項1記載の回路基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記開口部の形状が8角形である、請求
    項1または2記載の回路基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 基板の絶縁性表面上に形成された抵抗層
    と、該抵抗層上に所定の間隔をおいて形成された一対の
    電極とを有する素子が形成された回路基板の製造方法に
    おいて、 前記一対の電極となる導電膜をパターニングして、導電
    膜パターンを形成するステップと、 前記導電膜パターン上にエッチングマスクとなる膜を形
    成するステップと、 前記エッチングマスクとなる膜に、前記導電膜パターン
    の横幅より広い横幅をもつ開口部を、開けるステップ
    と、 前記開口部から、前記導電膜パターンを、端部がテーパ
    ー状となるように、エッチングするステップを有し、 前記開口部は、前記導電膜パターンの両側において、前
    記導電膜パターンの縦縁と前記開口部の縦縁との間の距
    離が、前記導電膜の膜厚の2倍以下となるサイズの開口
    部であることを特徴とする回路基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記導電膜の膜厚が600nmであり、
    前記距離が1μmである、請求項4記載の回路基板の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 前記開口部から、前記エッチングマスク
    を剥離させながら、前記導電膜パターンをエッチングす
    ることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記
    載の回路基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記エッチングには、燐酸と硝酸を含む
    混酸を使用することを特徴とする、請求項6記載の回路
    基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 電気エネルギーを発熱抵抗体にて熱エネ
    ルギーに変換し、該熱エネルギーを利用して液体を吐出
    させる液体吐出ヘッドの製造方法において、 請求項1〜7のいずれか1項に記載の回路基板の製造方
    法により製造された回路基板を用意するステップと、 該回路基板の前記素子に対応させて、液体を吐出するた
    めの吐出口を形成するステップを有することを特徴とす
    る液体吐出ヘッドの製造方法。
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