JP2003127387A - インクジェットヘッド及びインクジェットヘッド製造方法並びにインクジェット記録装置、その製造方法及びインクジェット記録方法、カラーフィルタ製造装置、その製造方法及びカラーフィルタ製造方法並びに電界発光基板製造装置、その製造方法及び電界発光基板製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッド及びインクジェットヘッド製造方法並びにインクジェット記録装置、その製造方法及びインクジェット記録方法、カラーフィルタ製造装置、その製造方法及びカラーフィルタ製造方法並びに電界発光基板製造装置、その製造方法及び電界発光基板製造方法

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JP2003127387A
JP2003127387A JP2001328188A JP2001328188A JP2003127387A JP 2003127387 A JP2003127387 A JP 2003127387A JP 2001328188 A JP2001328188 A JP 2001328188A JP 2001328188 A JP2001328188 A JP 2001328188A JP 2003127387 A JP2003127387 A JP 2003127387A
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inkjet head
manufacturing
ink jet
nozzle
inkjet
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JP2001328188A
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Seiji Yamazaki
成二 山崎
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14411Groove in the nozzle plate

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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクの吐出特性を揃えることができ、吐出
面のワイピング作業が容易な、安定した吐出を行うこと
ができるインクジェットヘッド、さらに、そのヘッドを
用いた印刷等の記録装置等を得る。 【解決手段】 インクジェットヘッド本体と接合する側
の面64からインクを吐出する側の面63に向けて、断
面積の大きな順に段状のノズル孔を複数段で形成して作
製したノズルプレート2を、インクジェットヘッド本体
に接合し、製造したインクジェットヘッド112と、プ
リント紙110とラインインクジェットヘッド112と
の相対位置を変化させるドラム111と、ローラ制御信
号に基づいてドラム111を回転させるモータ115
と、ラインインクジェットヘッド112の各ノズルから
のインクの吐出を制御し、モータ115ローラ制御信号
を送信してドラム111の回転を制御するプリント制御
手段116とを少なくとも備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばインクジェッ
ト印刷装置を利用した印刷等を行う際に用いるインクジ
ェットヘッド、そして、そのヘッドの製造方法及び装置
並びにそのインクジェットヘッドを用いたカラーフィル
タやOEL基板の製造方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット方式による印刷記録装置
は、記録紙等へ高速に印刷が行えること、動作時の音が
小さいこと等、多くの利点を有し、家庭用、工業用を問
わず、あらゆる分野の印刷に利用されている。このイン
クジェットの中で、必要な時のみインク液滴(ここでは
特に吐出材料の限定をしない限り、インクと総称してい
うことにする)を吐出する、いわゆるインク・オン・デ
マンドと呼ばれる方式がある。
【0003】このインク・オン・デマンド方式には、さ
らにインクを吐出させるための方法が2つある。1つ
は、各ノズル内のインクを加熱し、気体(バブル)を発
生させ、その圧力によってインク液滴を吐出させる方法
である。もう1つは、ノズル開口部から吐出させるイン
クを溜めておく吐出室の少なくとも一面の壁(ここで
は、底壁とする。この壁は他の壁とも一体形成されてい
るが、以下、この壁のことを振動板ということにする)
が撓んで形状が変化するようにしておき、振動板を撓ま
せて吐出室内の圧力を高め、ノズルからインク液滴を吐
出させる方法である。
【0004】このようにインクジェット方式の装置は工
業における様々な用途にも利用されつつある。特に最
近、液晶(Liquid Crystal)を用いた表示装置を作製
(又は製造)する際のカラーフィルタ、有機電界発光
(Organic ElectroLuminescence :以下、OELとい
う)基板等の製造に用いられつつある。例えば、カラー
フィルタの作製(又は製造)工程においては、赤、青、
緑という、いわゆる加法原色の3原色にフィルタの定め
られた場所を塗り分ける必要がある。これには、例えば
リソグラフィー法のように、通常の方法だと3回の着色
工程が必要となる。これがインクジェット方式を用いる
と、特にストライプ型の配置の場合には1回で塗り分け
が行える。また、他の方式の配置でも目的の場所に直接
インクを吐出するので、無駄にインクを必要としない。
このように工程が単純で少なく、不良発生も低く抑える
ことができるし、またコストダウンにもつながる。
【0005】このような用途にインクジェット方式の装
置を用いるためには、各ノズルにおける吐出特性(イン
ク重量(インクの比重や液滴の大きさによって決まる量
である)等)をできる限り均一にし、安定した吐出を行
えるようにしておく必要がある。そのためには、開口部
をできるだけ小さくした上で、形状を円錐状又は角錐状
にしたノズルを構成することが望ましい。このようにす
れば、ノズルを筒状に構成する場合に比べて、吐出室か
らノズル方向に伝達される圧力をノズル軸線方向に加え
ることができ、各ノズルに伝達される圧力を揃えること
ができる。これにより、インク液滴の飛翔方向のバラツ
キをなくすことができ、飛散を防ぎ、吐出量のバラツキ
を抑えることができる。
【0006】ここで、従来、インクジェットヘッドのノ
ズル、吐出室等の部材の形状は、製造工程の関係上、イ
ンクジェットヘッド製造工程中に自然に決まってしま
う。したがって、上記のような構成でノズルを形成する
のは困難である。
【0007】そこで、内径の異なる2段のノズル孔を有
したノズルプレートを形成し、インクジェットヘッドの
開口部を有する面に接合させて、各ノズルに伝達される
圧力をノズル軸線方向に揃える方法が特開平11−28
820号公報に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ただ、製造工程上、前
記記載のノズルプレートは、ノズルの長さの調整を吐出
面側をエッチングすることにより行っていたので、吐出
面は平面ではなく、凹部が形成される。そのため、吐出
面に付着した紙粉、インク等の異物を取り除くためのワ
イピング作業において、1段目のノズル孔の凹部にゴム
片、フェルト片等が入りがたく、作業が困難であった。
【0009】そこで、本出願に係る発明はこのような状
況を解決するためになされたものであり、インクの吐出
特性を揃えることができ、吐出面のワイピング作業が容
易な、安定した吐出を行うことができるインクジェット
ヘッド等を得ることを目的とする。また、そのインクジ
ェットを用いた印刷等の記録装置、カラーフィルタ製造
装置、電界発光基板製造装置等を得ることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのため、本出願に係る
インクジェットヘッドは、インクジェットヘッド本体と
接合する側の面から吐出材料を吐出する側の面に向け
て、断面積の大きな順から段状のノズル孔を複数段で形
成して作製したノズルプレートを、インクジェットヘッ
ド本体に接合したことを特徴とするインクジェットヘッ
ドである。ノズルプレートを別に作製することで、イン
クジェットヘッドに設けられた複数のノズルにおいて、
各ノズル孔、開口部分の形状の管理、調整を容易に行う
ことができる。そして、吐出面側が1番小さくなるよう
に、断面積の大きな順から段状のノズル孔を構成し、ま
た、ノズルプレートの吐出面を削ることでノズル孔の深
さを調整せずに吐出面を平坦に形成しているので、紙粉
やインクを除去するワイピング作業を容易に行うことが
できる。そのため、各ノズルからの吐出材料の吐出が均
一で工業用途にも充分に耐え得るインクジェットヘッド
を得ることができる。
【0011】また、本出願に係るインクジェットヘッド
は、直円柱、多角柱、直円錐又は多角錐の形状を組み合
わせて複数段のノズル孔を形成したものである。したが
って、吐出材料に加えられる圧力を有効にノズル軸線方
向に伝達することができるノズル孔を形成することがで
きる。
【0012】また、本出願に係るインクジェットヘッド
は、吐出材料が充填され、また外部からの力により少な
くとも一部分が形状変化する吐出室と、選択した又は全
ての吐出室に力を加えて形状変化させる1又は複数の加
圧手段とを備えたインクジェットヘッド本体と、インク
ジェットヘッド本体と接合する側の面から吐出材料を吐
出する側の面に向けて径の大きな順から直円柱形状のノ
ズル孔を複数段で形成し、吐出室の形状変化による室内
の圧力変化により吐出材料を吐出するノズルを複数有し
たノズルプレートとを接合したものである。ノズルプレ
ートを別に作製することで、インクジェットヘッドに設
けられた複数のノズルにおいて、各ノズル孔の径の大き
さの管理、調整を容易に行うことができる。そして、ノ
ズルプレートの吐出面を削ることでノズル孔の深さを調
整せず、吐出面を平坦に形成しているので、ノズルプレ
ートの吐出面を平坦に形成しているので、紙粉やインク
を除去するワイピング作業を容易に行うことができる。
【0013】また、本出願に係るインクジェットヘッド
は、ノズル孔を2段で形成したものである。したがっ
て、吐出材料に加えられる圧力を有効にノズル軸線方向
に伝達することができるノズル孔をより簡単に得ること
ができる。
【0014】また、本出願に係るインクジェットヘッド
は、インクジェットヘッド本体と接合する側を底面側と
し、吐出材料を吐出する側を頂点側として直円錐形状に
ノズル孔を形成したノズルプレートをインクジェットヘ
ッド本体に接合したものである。したがって、吐出材料
に加えられる圧力をかなり有効にノズル軸線方向に伝達
することができるノズル孔を形成することができる。
【0015】また、本出願に係るインクジェットヘッド
製造方法は、インクジェットヘッド本体と接合する側の
面から吐出材料を吐出する側の面に向けて、断面積の大
きな順から段状のノズル孔を複数段で形成したノズルプ
レートを作製する工程と、ノズルプレートとインクジェ
ットヘッド本体とを接合する工程とを有したものであ
る。ノズルプレートを別に作製することで、インクジェ
ットヘッドに設けられた複数のノズルにおいて、各ノズ
ル孔、開口部分の形状の管理、調整を容易に行うことが
できる。そして、断面積の大きな順から(吐出面側が1
番小さくなるように)段状のノズル孔を構成し、また、
ノズルプレートの吐出面を削ることでノズル孔の深さを
調整せずに吐出面を平坦に形成しているので、ノズルプ
レートの吐出面を平坦に形成しているので、紙粉やイン
クを除去するワイピング作業を容易に行うことができ
る。
【0016】また、本出願に係るインクジェットヘッド
製造方法では、ノズル孔は、シリコン単結晶基板に誘導
結合型プラズマ放電による異方性ドライエッチングを施
して形成するものである。したがって、精度のよいノズ
ル孔を形成することができる。
【0017】また、本出願に係るインクジェットヘッド
製造方法は、レジストを形成するためのレジスト材を帯
電させ、静電気力を用いてシリコン単結晶基板に塗布し
て所定のパターニングを行う静電レジストコート法によ
り、ノズル孔を形成するためのパターニングを行うもの
である。したがって、粒径の小さいレジスト材を均一に
塗布することができるようになり、精度のよいノズル孔
を形成することができる。
【0018】また、本出願に係るインクジェットヘッド
製造方法は、2段のノズル孔を形成する場合に、インク
ジェットヘッド本体と接合する側の面から断面積の大き
な方の孔部を形成した後に、吐出材料を吐出する側の面
から断面積の小さな方の孔部を形成するものである。し
たがって、両面で各段のノズル孔部の深さを調整しなが
ら精度よく形成することができる。
【0019】また、本出願に係るインクジェットヘッド
製造方法は、2段のノズル孔を形成する場合に、吐出材
料を吐出する側の面から断面積の小さな方の孔部を形成
した後に、インクジェットヘッド本体と接合する側の面
から断面積の大きな方のノズル孔部を形成するものであ
る。したがって、両面で各段のノズル孔部の深さを調整
しながら精度よく形成することができる。
【0020】また、本出願に係るインクジェット記録装
置は、インクジェットヘッド本体と接合する側の面から
吐出材料を吐出する側の面に向けて断面積の大きな順か
ら段状のノズル孔を複数段で形成したノズルプレートを
インクジェットヘッド本体に接合して製造したインクジ
ェットヘッドと、インクジェットヘッドにインクを供給
するインク供給手段と、ヘッド位置制御信号に基づいて
インクジェットヘッドを移動させる走査駆動手段と、記
録対象となる記録部材とインクジェットヘッドとの相対
位置を変化させる位置制御手段とを少なくとも備えたも
のである。したがって、インクジェットヘッドに設けら
れた複数のノズルからのインクの吐出にバラツキがな
く、安定し、記録対象の質を高めることができるので、
工業用途にも充分に耐え得るインクジェット記録装置を
得ることができる。また、ノズルプレートの吐出面を平
坦に形成しているので、紙粉やインクを除去するワイピ
ング作業が容易に行えるインクジェット記録装置を得る
ことができる。
【0021】また、本出願に係るインクジェット記録装
置の製造方法は、インクジェットヘッド本体と接合する
側の面から吐出材料を吐出する側の面に向けて断面積の
大きな順から段状のノズル孔を複数段で形成して作製し
たノズルプレートをインクジェットヘッド本体に接合し
たインクジェットヘッドを用いてインクジェット記録装
置を製造するものである。したがって、インクジェット
ヘッドに設けられた複数のノズルからのインクの吐出に
バラツキがなく、安定し、記録対象の質を高めることが
できるので、工業用途にも充分に耐え得るインクジェッ
ト記録装置を製造することができる。また、ノズルプレ
ートの吐出面を平坦に形成しているので、紙粉やインク
を除去するワイピング作業が容易に行えるインクジェッ
ト記録装置を製造することができる。
【0022】また、本出願に係るインクジェット記録方
法は、インクジェットヘッド本体と接合する側の面から
吐出材料を吐出する側の面に向けて断面積の大きな順か
ら段状のノズル孔を複数段で形成したノズルプレートを
インクジェットヘッド本体に接合したインクジェットヘ
ッドと記録対象物とを相対的に移動させる工程と、イン
クジェットヘッドから記録対象物にインクを吐出する工
程とを少なくとも有している。したがって、インクジェ
ットヘッドに設けられた複数のノズルからの吐出材料の
吐出にバラツキがなく、安定し、記録の品質を高めるこ
とができ、工業用途にも充分に耐え得る記録を行うこと
ができる。
【0023】また、本出願に係るカラーフィルタ製造装
置は、インクジェットヘッド本体と接合する側の面か
ら、カラーフィルタを形成させる溶液を吐出する側の面
に向けて断面積の大きな順から段状のノズル孔を複数段
で形成して作製したノズルプレートをインクジェットヘ
ッド本体に接合して製造したインクジェットヘッドと、
インクジェットヘッドに溶液を供給する材料供給手段
と、位置制御信号に基づいてインクノズルからカラーフ
ィルタ基板に向けての溶液の吐出を制御する制御手段と
を少なくとも備えたものである。したがって、複数のノ
ズルからのフィルタ着色材料の吐出にバラツキがなく、
安定した塗布を行えるので、むらが生じない。
【0024】また、本出願に係るカラーフィルタ記録装
置は、インクジェットヘッドを複数個有し、それぞれの
インクジェットヘッドが、複数色の加法原色の溶液をカ
ラーフィルタ基板の所定位置に吐出するものである。し
たがって、複数色の加法原色の溶液を1度で塗布するこ
ともできるので、歩留まりを高くすることができ、コス
トパフォーマンスがよいカラーフィルタ製造装置を得る
ことができる。
【0025】また、本出願に係るカラーフィルタ記録装
置の製造方法は、インクジェットヘッド本体と接合する
側の面からフィルタ着色材料を吐出する側の面に向けて
断面積の大きな順から段状のノズル孔を複数段で形成し
て作製したノズルプレートをインクジェットヘッド本体
に接合したインクジェットヘッドを用いてカラーフィル
タ製造装置を製造するものである。したがって、複数の
ノズルからのフィルタ着色材料の吐出にバラツキがな
く、安定した塗布を行えるので、むらを生じさせないカ
ラーフィルタ製造装置を製造することができる。
【0026】また、本出願に係るカラーフィルタ製造方
法は、インクジェットヘッド本体と接合する側の面から
フィルタ着色材料を吐出する側の面に向けて断面積の大
きな順から段状のノズル孔を複数段で形成して作製した
ノズルプレートをインクジェットヘッド本体に接合した
複数個のインクジェットヘッドにより、加法原色の複数
色の溶液を、光透過性のカラーフィルタ基板の所定位置
にそれぞれ吐出する工程と、 吐出された溶液により着
色された色をカラーフィルタ基板に定着させる工程とを
少なくとも有している。したがって、溶液の吐出のバラ
ツキを抑えて塗布することができ、色むらのないカラー
フィルタを得ることができる。また、複数色の加法原色
のカラーフィルタ材料を1度で塗布することもでき、高
い歩留まりを維持することができ、コストパフォーマン
スがよくなる。
【0027】また、本出願に係る電界発光基板製造装置
は、インクジェットヘッド本体と接合する側の面から発
光材料を含む溶液を吐出する側の面に向けて断面積の大
きな順から段状のノズル孔を複数段で形成して作製した
ノズルプレートをインクジェットヘッド本体に接合して
製造したインクジェットヘッドと、インクジェットヘッ
ドに溶液を供給する材料供給手段と、位置制御信号に基
づいてインクノズルから電界発光基板に向けての溶液の
吐出を制御する制御手段とを少なくとも備えたものであ
る。したがって、真空蒸着等の高度の技術を用いなくて
も容易に基板を製造することができる。また、複数のノ
ズルからの発光材料を含む溶液の吐出にバラツキがな
く、安定した塗布を行えるので、むらが生じない。その
ため、色むらがない電界発光基板を得ることができ、ま
た歩留まりを高くすることができ、コストパフォーマン
スがよい。
【0028】また、本出願に係る電界発光基板製造装置
は、インクジェットヘッドを複数個有し、それぞれのイ
ンクジェットヘッドが、複数色の加法原色を発光させる
ための発光材料を含む溶液を電界発光基板の所定位置に
吐出するものである。したがって、複数色の加法原色の
色を発光するそれぞれの発光材料を溶媒に溶かした溶液
を1度に吐出することもでき、時間短縮を行うことがで
きる。
【0029】また、本出願に係る電界発光基板製造装置
において発光材料は、有機化合物である。したがって、
発光の反応がよい電界発光基板を得ることができる。
【0030】また、本出願に係る電界発光基板製造装置
の製造方法は、インクジェットヘッド本体と接合する側
の面から発光材料を含む溶液を吐出する側の面に向けて
断面積の大きな順から段状のノズル孔を複数段で形成し
たノズルプレートをインクジェットヘッド本体に接合し
たインクジェットヘッドを用いて電界発光基板製造装置
を製造するものである。したがって、各電界発光素子を
むらなく形成できる電界発光基板製造装置を製造するこ
とができる。
【0031】また、本出願に係る電界発光基板製造方法
は、インクジェットヘッド本体と接合する側の面から発
光材料を含む溶液を吐出する側の面に向けて断面積の大
きな順から段状のノズル孔を複数段で形成したノズルプ
レートをインクジェットヘッド本体に接合した複数個の
インクジェットヘッドから、加法原色の複数色を発光さ
せるための溶液を、電界発光基板の所定位置にそれぞれ
吐出する工程と、吐出された溶液を蒸発させ、発光材料
だけを電界発光基板に固化させる工程とを少なくとも有
するものである。したがって、真空蒸着等の高度の技術
を用いなくても容易に基板を製造することができる。ま
た、複数のノズルからの発光材料を含む溶液の吐出にバ
ラツキがなく、安定した塗布を行えるので、むらが生じ
ない。そのため、色むらがない電界発光基板を得ること
ができ、また歩留まりを高くすることができ、コストパ
フォーマンスがよい。
【0032】また、本出願に係る電界発光基板製造方法
において、発光材料は有機化合物である。したがって、
発光の反応がよい電界発光基板を得ることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の第
1の実施の形態に係るインクジェットヘッドの図であ
る。図1のインクジェットヘッドはエッジイジェクト型
インクジェットヘッドである。図1において、1はキャ
ビティプレートである。キャビティプレートは(11
0)面方位シリコン単結晶基板(以下、Si基板とい
う)を加工して作製される。キャビティプレート1には
複数の吐出室11となる複数の凹部が形成される。吐出
室11は、キャビティプレート1の凹部をカバープレー
ト4でふたをする形で区画形成される。そして、吐出室
11の底部壁面は振動板12となっている。振動板12
は、前述したように、電極31の静電気力により撓んだ
り元に戻ったりして、吐出室11内のインクに圧力を加
える。連通孔13は、キャビティプレート1に設けた溝
とカバープレート4とにより区画形成される。連通孔1
3は吐出室11と連通している。リザーバ14は、キャ
ビティプレート1に形成した凹部をカバープレート4で
ふたをする形で区画形成される。リザーバ14は、各吐
出室11に供給するインクを貯めておくために設けられ
ている。
【0034】2はノズルプレートである。ノズルプレー
ト2もSi基板を加工して作製される。ノズルプレート
2の作製については後述する。3はガラス基板である。
ガラス基板3はキャビティプレート1の下面に接合され
る。ここでガラス基板3となるガラスにはホウ珪酸系の
耐熱硬質ガラスを用いることにする。ガラス基板3に
は、キャビティプレート1の吐出室11部分に合わせ
て、深さ約0.3μmの凹部32が設けられ、その内部
に電極31が設けられている。本実施の形態では、この
電極31として酸化錫を不純物としてドープした酸化イ
ンジウム膜であるITO(Indium Tin Oxide:インジウ
ム酸化第1錫)膜を用いた、透明電極のITO電極を
0.1μmスパッタして用いているものとする。ただ
し、これに限定されるものではない。
【0035】4はカバープレートである。カバープレー
ト4には、インク供給口41、オリフィス42が設けら
れる。インク供給口41は、インクタンク(図示せず)
に貯まっているインクをリザーバ14に供給するために
設けられている。オリフィス42は、カバープレート4
の下面に設けた細溝とキャビティプレート1とで区画形
成される。
【0036】このキャビティプレート1、ノズルプレー
ト2、ガラス基板3及びカバープレート4が接合されて
インクジェットヘッドが製造される。ここで、以下、ノ
ズルプレート2、ガラス基板3及びカバープレート4の
接合体をインクジェットヘッド本体ということにする。
【0037】50は、ワイヤ51を介して電極31に電
荷の供給及び停止を制御する発振回路である。発振回路
50は例えば7kHzで発振し、電極31に0Vと35
Vのパルス電位を印加して電荷供給を行う。この発振回
路50が駆動し、電極31に電荷を供給して正に帯電さ
せると、振動板12は負に帯電し、静電気力により電極
31に引き寄せられて撓む。これにより吐出室11の容
積は広がる。そして、電極31への電荷供給を止めると
振動板11は元に戻るが、そのときの吐出室11の容積
も元に戻るから、その圧力により差分のインク滴が吐出
し、例えば記録対象となる記録紙に着弾することによっ
て記録が行われる。なお、このような方法は引き打ちと
呼ばれるものであるが、バネ等を用いてインク液滴を吐
出する押し打ちと呼ばれる方法もある。なお、キャビテ
ィプレート1と発振回路50とについてもワイヤで接続
されるが、これはドライエッチングによりキャビティプ
レート1の一部に開けた酸化膜の窓(図示せず)にワイ
ヤを差し込み、接続する。
【0038】本実施の形態は、ノズルとなる孔の部分を
円柱状の2段構成としたノズルプレート2を作製し、イ
ンクジェットヘッド本体に接合させたものである。その
際、ノズルプレートのインク吐出面側の方の孔部を、イ
ンクジェットヘッド本体の接合面側の孔部より小さくす
る。そして、ノズル孔を構成する各孔部の深さの調整を
吐出面を削ることで行わない。したがって、吐出面は凹
部分がなく平面となり、ワイピング作業を容易に行うこ
とができる。このようにノズルプレート2を本体とは別
に作製することで、インクジェットヘッドの全ての部材
を一度にウェットエッチングで形成するよりも、ノズル
孔の形状、深さ等を細かく調整できる。したがって、吐
出特性も細かく調整できることになり、各ノズルにおけ
る吐出のバラツキを抑え、工業用途にも充分に耐え得る
インクジェットヘッドを得ることができる。
【0039】図2は第1の実施の形態に係るノズルプレ
ート2を製造する工程を表す図である。図2に基づい
て、ノズルプレート2の製造工程について説明する。ま
ず、ノズルプレート2の吐出面43及び接合面44とな
るSi基板61の面を例えば鏡面研磨し、厚さを220
μmにする(図2(a))。このSi基板61を熱酸化
炉に入れる。そして、酸素及び水蒸気雰囲気中で例えば
摂氏1075℃、4時間の条件で熱酸化処理を施す。こ
れによりSi基板61表面に1.2μmの熱酸化膜(以
下、単に酸化膜という)62を成膜する(図2
(b))。Si基板61の接合面側64に、掘り下げ部
65を形成するためのレジスト材(以下、単にレジスト
という)を塗布し、レジストを形成する。そして、フッ
酸系エッチング液で酸化膜62のエッチングを行う。そ
の後、形成したレジストを剥離するとパターニングされ
た酸化膜62ができる(図2(c))。
【0040】そして、パターニングされたSi基板61
を25w%水酸化カリウム(KOH)水溶液に浸し、残
りの厚みが80μmになるまで異方性ウェットエッチン
グを行う(図2(d))。本実施の形態では、80μm
がノズル部分の全長になるが、特にこれに限定するもの
ではない。ただし、あまりに長すぎると流路抵抗が増し
てしまうので注意する必要がある。ここで、水酸化カリ
ウム水溶液のようなアルカリ溶液で単結晶シリコンのエ
ッチングを行うと、結晶面によってエッチング速度の差
が大きくなることから、異方性エッチングを行うことが
できる。シリコン単結晶の場合、(111)面のエッチ
ング速度が最も小さいので、エッチングが進行すると、
この面が平滑面として残留する。(100)面方位シリ
コン単結晶であるSi基板61に対し、(111)面は
約55゜の角度を成す。したがって、Si基板61は、
異方性ウェットエッチングによって約55゜の角度を成
して掘り下げられることになる。本実施の形態では、S
i基板61が(100)面方位シリコン単結晶であり、
(111)面の異方性ウェットエッチングを行っている
ので、このような角度を形成しているが、特に限定され
るわけではない。ウェットエッチングは、複数のSi基
板61の処理を一度にできる点で便利である。
【0041】ここで掘り下げ部65の底面の幅をインク
ジェットヘッド本体の高さに合わせておけば、接合の際
の位置合わせを容易に行うことができる。また、掘り下
げられなかった部分は補強用のリブとなる。このような
異方性ウェットエッチングを行った後に、酸化膜62を
一度全面剥離する。そして、再度、図2(b)と同様に
熱酸化処理を施し、Si基板61表面に約1.2μmの
熱酸化膜66を成膜する(図2(e))。
【0042】そして、接合面64側にCr等の耐フッ酸
性の強い金属膜(ここではCr膜68とする)をスパッ
タ成膜する(図2(f))。これは、酸化膜66が絶縁
体膜であるので、後に行う静電レジストコート法による
レジスト形成の際、チャージアップ(帯電)することが
あるからである。チャージアップすると放電したり、レ
ジスト材がうまく塗布できない。そこで、それを防ぐた
めに導電体膜であるCr膜68を成膜する。
【0043】次に静電レジストコート法によりCr膜6
7表面にレジスト材を塗布し、レジストを形成する。こ
こで、静電レジストコート法とは、帯電させた霧状のレ
ジスト材をレジスト対象に吸着させて塗布する方法であ
る。その際、レジスト材とシンナーとを、レジスト材の
体積≦シンナーの体積の割合で混ぜ、2倍以上に薄めた
溶液にして霧状にして塗布する。このとき、ノズルとS
i基板41との間隔を30mm〜40mm程度にとって
塗布することが望ましい。これらの方法を用いることに
より、塗布するレジスト材の粒径を従来用いられている
スプレーコート法よりも小さくすることで、レジスト材
の粒状感がなくなり、平坦にレジストを塗布することが
できる。粒径が小さい分、滑らかにきめ細かく塗布を行
うことができ、表面荒れを防ぐことができる。そして、
静電レジストコート法によるレジスト形成後、Cr膜4
7をエッチングし、第2のノズル孔部70を形成するた
めの金属膜パターンを形成する(図2(g))。
【0044】Si基板61の吐出面63にレジストを形
成した後、接合面64の酸化膜66の露出している部分
について、例えばBHF(バッファードフッ酸)水溶液
によるエッチングを施し、膜厚の半分の量である0.6
μm(約6000オングストローム)だけ除去する(図
2(h))。その後、形成したレジストを剥離する。さ
らに、接合面64上のCr膜47を剥離する(図2
(i))。
【0045】次に、図2(f)と同様にして、耐フッ酸
性の強い金属膜(Cr膜68)を接合面64にスパッタ
成膜する(図2(j))。そして、図2(g)〜図2
(i)と同様にして、再度、Cr膜68のパターニング
及び酸化膜66のパターニングを行い、第1のノズル孔
部69を形成するための金属膜パターンを形成した後、
Cr膜68を剥離する(図2(k)〜図2(m))。こ
こで、図2(h)では、BHF水溶液によるウェットエ
ッチングで酸化膜66を膜厚の半分の量だけ除去した
が、図2(l)では酸化膜66の露出している残りの部
分(Cr膜68で覆われていない部分)を全て除去す
る。
【0046】そして、接合面64側からICP放電によ
る異方性ドライエッチングを行い、円柱状に第1のノズ
ル孔部69及び第2のノズル孔部70を形成する(図2
(n))。ここでICP(Inductively Coupled Plasm
a)放電とは、誘導結合型プラズマ放電のことである。
原子の発光励起用電源に強力な高周波出力を用い、イオ
ン化されたアルゴンガスを強熱してドーナツ円状のプラ
ズマ炎を発生させる。そこにガス(溶液)を噴霧してド
ライエッチングを行う。異方性ドライエッチングである
ので、ガスが噴霧された部分のみがエッチングされる。
また、第2のノズル孔部70を形成する部分には熱酸化
膜66が残されている。この分だけ第2のノズル孔部7
0を形成する部分のエッチング進行速度が遅くなる。こ
れによって第1のノズル孔部69と第2のノズル孔部7
0との深さに差ができる。ここで、実際には異方性ドラ
イエッチングだけを行うのではなく、ガスデポジション
法により保護膜の成膜とエッチングとを繰り返しながら
第1のノズル孔部69及び第2のノズル孔部70を垂直
に形成する。ガスデポジション法は、粒径1μm以下の
超微粒子を高速気流で加速して対象に堆積させる方法で
ある。
【0047】エッチングによりSi基板61を貫通させ
た第1のノズル孔部69を形成し、さらに第2のノズル
孔部70の深さを整えた後、Si基板61表面の酸化膜
66を全面剥離する。これによりノズルプレート2が完
成する(図2(o))。もちろん、第1のノズル孔部6
9及び第2のノズル孔部70は、インクジェットヘッド
本体が有しているノズル41、吐出室11等の数と同じ
数だけノズルプレート2に形成する。また、ノズルプレ
ート2の吐出面63に対し、インクができるだけ付着し
ないように撥水処理を行ってもよい。
【0048】作製されたノズルプレート2をインクジェ
ットヘッド本体に接合し、本実施の形態におけるインク
ジェットヘッドの製造が完了する。
【0049】図3は第1の実施の形態で製造したインク
ジェットヘッドを用いたインクジェット印刷装置の主要
な構成手段を表す図である。このインクジェット印刷装
置はいわゆるシリアル型の装置である。図3において、
被印刷物であるプリント紙110が支持されるドラム1
11と、プリント紙110にインクを吐出し、記録を行
うインクジェットヘッド112とで主に構成される。ま
た、図示していないが、インクジェットヘッド112に
インクを供給するためのインク供給手段がある。プリン
ト紙110は、ドラム111の軸方向に平行に設けられ
た紙圧着ローラ113により、ドラム111に圧着して
保持される。そして、送りネジ114がドラム111の
軸方向に平行に設けられ、インクジェットヘッド112
が保持されている。送りネジ114が回転することによ
ってにインクジェットヘッド112がドラム111の軸
方向に移動するようになっている。
【0050】一方、ドラム111は、ベルト115等を
介してモータ116により回転駆動される。また、プリ
ント制御手段117は、印画データ及び制御信号に基づ
いて送りネジ114、モータ116を駆動させ、また、
ここでは図示していないが、インクジェットヘッド11
2にある発振回路50を駆動させて振動板12を振動さ
せ、制御をしながら印刷を行わせる。
【0051】以上のように第1の実施の形態によれば、
ノズルプレート2の吐出面63側の方の第1のノズル孔
部69を、インクジェットヘッド本体の接合面64側の
第2のノズル孔部70より小さくし、ノズル孔を構成す
る各孔部の深さの調整を吐出面63を削ることで行わな
いようにしたので、吐出面63を平面で構成でき、ワイ
ピング作業を容易に行うことができる。また、ノズルプ
レート2を独立して作製するようにしたので、インクジ
ェットヘッドの全ての部材を一度にウェットエッチング
で形成するよりも、ノズル孔の形状、深さ等を細かく調
整できる。したがって、吐出特性も細かく調整できるこ
とになり、各ノズルにおける吐出のバラツキを抑え、工
業用途にも充分に耐え得るインクジェットヘッドを得る
ことができる。また、ノズルプレート2の作製の工程中
に行われるレジスト材の塗布を、静電レジストコート法
で行うようにしたので、粒径を小さくすることができ、
また、溝部分にレジスト材が溜まったり、角部分には塗
布されなかったりといった不均一な塗布を防ぐことがで
きるので、精度よく第1のノズル孔部69及び第2のノ
ズル孔部70を形成することができる。また、ICP放
電による異方性ドライエッチングを行い、円柱状に第1
のノズル孔部69及び第2のノズル孔部70を形成する
ようにしたので、精度のよいノズル孔を形成することが
できる。
【0052】実施の形態2.図4は本発明の第2の実施
の形態に係るノズルプレート2を製造する工程を表す図
である。図4に基づいてノズルプレート2の製造工程に
ついて説明する。図4(a)〜図4(g)までの工程
は、第1の実施の形態で説明した図2(a)〜図2
(g)と同じ工程であるので説明を省略する。
【0053】図2(h)では酸化膜66の露出している
部分について膜厚の半分の量だけエッチングで除去し
た。本実施の形態では、Si基板61の吐出面63にレ
ジストを形成した後、BHF水溶液によるエッチングを
施し、接合面64の酸化膜45の露出している部分を全
て除去する(図4(h))。その後、吐出面63上に形
成したレジストを剥離する(図4(i))。
【0054】接合面64側からICP放電による異方性
ドライエッチングを行い、円柱状に第2のノズル孔部7
0を形成する(図4(j))。ここで本実施の形態では
第2のノズル孔部70の深さを約55μmとするが、特
にこれに限定されるものではなく、得たい吐出特性等に
応じて変更してよい。その後、Si基板61表面の酸化
膜66を全面剥離する(図4(k))。
【0055】そして、再度、図4(b)と同様に酸素及
び水蒸気雰囲気中で例えば摂氏1075℃、4時間の条
件で熱酸化処理を施し、Si基板61表面に1.2μm
の酸化膜71を成膜する(図4(l))。接合面64側
にレジストを形成した後、さらに吐出面63側に、第1
のノズル孔部69を形成する部分以外の部分にレジスト
を形成し、第1のノズル孔部69を形成するためのパタ
ーニングを行う。そして、BHF水溶液によるエッチン
グを施して酸化膜71のパターニングを行い、酸化膜7
1の露出している部分を除去する(図4(m))。ここ
で、レジストによるパターニングを行う前には、先に形
成した第2のノズル孔部70の中心位置と第1のノズル
孔部69の中心位置とがずれないようにアラインメント
(整合)を行う必要がある。酸化膜71をパターニング
後、形成したレジストを剥離する。
【0056】そして、吐出面63側からICP放電によ
る異方性ドライエッチングを行い、円柱状に第1のノズ
ル孔部69を形成する(図4(n))。エッチングは、
酸化膜71の接合面64側に成膜された方が現れるまで
行う(このとき、第1のノズル孔部69の深さは約25
μmとなる)。その後、Si基板61表面の熱酸化膜7
1を全面剥離し、ノズルプレート2が完成する(図4
(o))。もちろん、第1の実施の形態と同様、第1の
ノズル孔部69及び第2のノズル孔部70は、インクジ
ェットヘッド本体が有しているノズル41、吐出室11
等の数と同じ数だけノズルプレート2に形成する。
【0057】作製されたノズルプレート2をインクジェ
ットヘッド本体に接合し、本実施の形態におけるインク
ジェットヘッドの製造が完了する。
【0058】以上のように第2の実施の形態によれば、
第1の実施の形態と同様に、吐出面63を平面で構成で
き、ワイピング作業を容易に行うことができる。また、
ノズルプレート2を独立して作製するようにしたので、
インクジェットヘッドの全ての部材を一度にウェットエ
ッチングで形成するよりも、ノズル孔の形状、深さ等を
細かく調整できる。
【0059】実施の形態3.図5は本発明の第3の実施
の形態に係るノズルプレート2を製造する工程を表す図
である。図5に基づいてノズルプレート2の製造工程に
ついて説明する。図5(a)〜図5(e)までの工程
は、第1の実施の形態で説明した図2(a)〜図2
(e)と同じ工程であるので説明を省略する。
【0060】図5(e)において酸化膜66を成膜した
後、接合面44側にレジストを形成し、さらに吐出面6
3側に、第1のノズル孔部69を形成する部分以外の部
分にレジストを形成して、第1のノズル孔部69を形成
するためのパターニングを行う。そして、BHF水溶液
によるエッチングを施して酸化膜66のパターニングを
行い、酸化膜66の露出している部分を除去する(図5
(f))。
【0061】そして、吐出面63側からICP放電によ
る異方性ドライエッチングを行い、円柱状に第1のノズ
ル孔部69を形成する(図5(g))。ここで本実施の
形態では第1のノズル孔部69の深さを約25μmとす
るが、特にこれに限定されるものではなく、得たい吐出
特性等に応じて変更してよい。その後、Si基板61表
面の酸化膜66を全面剥離する(図5(h))。
【0062】そして、再度、図5(b)と同様に酸素及
び水蒸気雰囲気中で例えば摂氏1075℃、4時間の条
件で熱酸化処理を施し、Si基板61表面に1.2μm
の酸化膜71を成膜する(図5(i))。そして、接合
面64側にCr等の耐フッ酸性の強い金属膜(Cr膜6
7)をスパッタ成膜する(図5(j))。
【0063】次に静電レジストコート法によりCr膜6
7表面にレジスト材を塗布し、レジストを形成する。そ
して、静電レジストコート法によるレジスト形成後、C
r膜67をエッチングし、第2のノズル孔部70を形成
するための金属膜パターンを形成する(図5(k))。
ここで、第2の実施の形態と同様に、レジストによるパ
ターニングを行う前には、先に形成した第2のノズル孔
部70の中心位置と第1のノズル孔部69の中心位置と
がずれないようにアライメント(整合)を行う必要があ
る。
【0064】そして、Si基板61の吐出面63にレジ
ストを形成した後、接合面64の酸化膜66の露出して
いる部分について、BHF水溶液によるエッチングを施
して除去する(図5(l))。その後、吐出面63上に
形成したレジストを剥離する。そして、接合面64上の
Cr膜67を剥離する(図5(m))。
【0065】そして、接合面44側からICP放電によ
る異方性ドライエッチングを行い、円柱状に第2のノズ
ル孔部70を形成する(図5(n))。エッチングは、
酸化膜66の吐出面63側に成膜された方が現れるまで
行う(このとき、第2のノズル孔部70の深さは約55
μmとなる)。その後、Si基板61表面の酸化膜66
を全面剥離し、ノズルプレート2が完成する(図5
(o))。もちろん、第1の実施の形態と同様、第1の
ノズル孔部69及び第2のノズル孔部70は、インクジ
ェットヘッド本体が有しているノズル41、吐出室11
等の数と同じ数だけノズルプレート2に形成する。
【0066】以上のように第3の実施の形態によれば、
第1の実施の形態と同様に、吐出面63を平面で構成で
き、ワイピング作業を容易に行うことができる。また、
ノズルプレート2を独立して作製するようにしたので、
インクジェットヘッドの全ての部材を一度にウェットエ
ッチングで形成するよりも、ノズル孔の形状、深さ等を
細かく調整できる。
【0067】実施の形態4.図6は上述の実施の形態で
製造したインクジェットヘッドを用いたカラーフィルタ
製造装置を表す図である。図6において、120は第1
の実施の形態で説明したものと同様のインクジェットヘ
ッドである。ここで、インクジェットヘッド120は3
次元的に回転できるものとする。また、インクジェット
ヘッド120は第1の実施の形態で説明したインクジェ
ットヘッドを複数つなぎ合わせたものであってもよい。
【0068】Y方向駆動軸122にはY方向駆動モータ
123が接続されている。Y方向駆動モータ123は、
例えばステッピングモータ等である。制御手段128か
らY軸方向の駆動信号が供給されると、Y方向駆動軸1
22を回転させる。Y方向駆動軸122が回転させられ
ると、インクジェットヘッド120はY方向駆動軸12
2の方向に沿って移動する。X方向ガイド軸124は、
基台127に対して動かないように固定されている。
【0069】設置台121は、製造すべきカラーフィル
タ用基板130を設置させるものである。設置台121
には、カラーフィルタ用基板130を基準位置に固定す
るための機構が備えられている。設置台121には設置
台駆動モータ125が備えられている。設置台駆動モー
タ125も、例えばステッピングモータ等である。制御
手段128からX軸方向の駆動信号が供給されると、設
置台121をX軸方向に移動させる。すなわち、設置台
121をX軸方向に駆動し、インクジェットヘッド12
0をY軸方向に駆動させることで、インクジェットヘッ
ド120をカラーフィルタ用基板130上のいずれの場
所にも自在に移動させることができる。また、カラーフ
ィルタ用基板130に対するインクジェットヘッド12
0の相対速度も、各軸方向の駆動機構によって駆動する
設置台121とインクジェットヘッド120の速度によ
って定まる。
【0070】制御手段128は、インクジェットヘッド
120の発振回路(図示せず)を発振させるためのイン
ク滴吐出用の電圧を印加し、インク吐出の制御を行う。
また、Y方向駆動モータ123には、インクジェットヘ
ッド120のY軸方向の移動を制御する駆動信号を送信
する。設置台駆動モータ125には設置台121のX軸
方向の移動を制御する駆動信号を送信する。
【0071】クリーニング機構部126は、インクジェ
ットヘッド120を清掃する清掃用布を備えている。特
に図示していないが、クリーニング機構部126にもX
方向駆動モータが備えられている。そして、このX方向
駆動モータを駆動することにより、クリーニング機構1
26は、X方向ガイド軸124に沿って移動する。この
クリーニング機構126の移動も制御手段128によっ
て制御される。ヒータ129は、照明の照射によりカラ
ーフィルタ用基板130を加熱し、インクの蒸発、乾燥
等を行う。このヒータ129の照明の照射に関する制御
も制御手段128が行う。
【0072】なお、本実施の形態では、インクジェット
ヘッド120はY軸方向にしか移動せず、X軸方向につ
いては設置台121が移動するようにした。これを逆に
してもよいし、また、インクジェットヘッド120又は
設置台121のどちらか一方又は双方がX軸方向及びY
軸方向の双方に移動できるようにしてもよい。また、本
実施の形態では、インクジェットヘッド120からカラ
ーフィルタ着色材料となるカラーフィルタ用のインク滴
のみを吐出するものとした。ただ、カラーフィルタの保
護層をインクジェット方式で形成する場合、さらに保護
層の材料を貯蔵するタンクとそれを吐出するインクジェ
ットヘッドとを設けて行うようにすればよい。また、I
TO電極の形成をインクジェット方式で行うこともでき
る。この場合にはITO電極の材料を貯蔵するタンクと
それを吐出するインクジェットヘッドとを設けて行って
もよい。
【0073】図7はカラーフィルタを拡大した図であ
る。図7において140は絵素(ピクセル)となるフィ
ルタエレメントを表す。各フィルタエレメント140は
カラーフィルタ製造装置によって、最終的に加法原色で
ある赤(R)緑(G)青(B)のどれかが着色される。
図7では赤(R)緑(G)青(B)のそれぞれのフィル
タエレメントが一直線に配列されたストライプ型を表し
ている。また、それぞれのフィルタエレメントの間に
は、図示はしないが、色を際立たせる等の役割を果たす
ブラックマトリクスが設けられる。通常、紙への記録に
用いられるインクジェット印刷装置におけるインクジェ
ットヘッドの各ノズルの間隔は300dpi(dots per
inch )、360dpi、600dpi、720dpi
等の表示分解能を満たすものである。ところが、表示装
置の場合、各フィルタエレメントの間隔は9.4インチ
のVGAの表示装置では300μm(84.7dpi相
当)であったり、10.4インチのXGAの表示装置で
は207μm(122.7dpi相当)であったりと、
その分解能は異なり、それぞれの間隔が一致するという
ことは稀である。したがって、インクジェット印刷装置
と同様のインクジェットヘッド120を単にインクジェ
ット印刷装置と同じ感覚で用いることはできない。
【0074】そこで、第1の実施の形態では特に示さな
かったが、カラーフィルタ製造装置に用いるインクジェ
ットヘッド120を製造する場合には、インクジェット
ヘッド120の各ノズルの間隔(以下、ピッチという)
を、カラーフィルタ用基板130の各フィルタエレメン
トのピッチに合わせるようにしてもよい。その際、表示
サイズ、分解能によりピッチは異なるので、生産量が多
い、歩留まりを高くしたい等、コストを考慮したインク
ジェットヘッドを用いるようにしてもよい。
【0075】ただ、このような場合、そのためだけにフ
ォトレジストパターンの形成等を行い、特別なインクジ
ェットヘッド120を製造する必要がある。そこで、次
にインクジェット印刷装置に用いられるものと同じイン
クジェットヘッドでピッチを合わせることを考える。
【0076】ストライプ型のフィルタエレメントの配置
の場合に、赤、青、緑のそれぞれの色のインクの吐出に
割り当てた3つのインクジェットヘッドをフィルタエレ
メントのピッチに合わせて多重化し、ストライプの方向
に走査させてるようにすると、ノズルのピッチとフィル
タエレメントのピッチを合わせなくてもよいが、むらが
生じる可能性がある。
【0077】そこで、例えば、カラーフィルタ用基板1
30のX軸方向又はY軸方向に対して平行に設置してい
たインクジェットヘッド120を角度を持たせて設置
し、X軸方向又はY軸方向に対する間隔を変化させるこ
とでピッチを調整することができる。
【0078】逆に、特に定められた又は慣用的な規格が
ない表示装置(例えば携帯電話や時計の表示部分)に用
いるようなカラーフィルタを製造する場合には、インク
ジェットヘッドのピッチに合わせてフィルタエレメント
の配置を決定することもできるので、ピッチが高密度に
なるほど、解像度の高い表示装置を得ることができる。
【0079】以上のように第4の実施の形態によれば、
ノズルプレートを独立して作製して接合したインクジェ
ットヘッド120を用いるようにしたので、全ての部材
を一度にウェットエッチングで形成するよりも、ノズル
孔の形状、深さ等を細かく調整でき、各ノズルにおける
カラーフィルタ着色材料の吐出のバラツキを抑えること
ができる。そのため、カラーフィルタの色むらをなくす
ことができる。また、工程上、3色の加法原色のカラー
フィルタ材料を1度で塗布することもできるし、カラー
フィルタ材料を直接フィルタエレメントに吐出するので
無駄に消費することもない。以上より、歩留まりを高く
することができ、コストパフォーマンスがよいカラーフ
ィルタ製造装置を得ることができる。特に、従来方法よ
りも格段に低コストで作製(又は製造)できるので、イ
ンクジェットヘッドのコストを考えても、コストパフォ
ーマンスがよいカラーフィルタを得ることができる。ま
た、カラーフィルタ材料を無駄にせず環境によい。
【0080】実施の形態5.本実施の形態では、第1の
実施の形態のようなインクジェットヘッドを用いたOE
L基板製造装置によりOEL基板を作製(又は製造)す
る手順について説明する。この場合のOEL基板製造装
置は、第3の実施の形態で説明したカラーフィルタ製造
装置の構成をほとんど適用することができるので、図番
等は図6と同じものを用いることにする。
【0081】次に、本発明に係る部分のOEL基板の製
造について説明する。OELに発光層等を形成する方法
として、従来では、通常、例えば金属染料等を発光層に
蒸着させる方法が採られる。インクジェット方式でOE
L基板の製造を行うと、電界発光素子となる高分子有機
化合物の塗布とパターニングとが一度で行える。また目
的の位置に直接吐出するので、電界発光素子となる有機
化合物を無駄にせず必要最小限の量を吐出するだけです
む。
【0082】そこで本実施の形態では、例えばガラス等
の透明基板上にITO電極、正孔注入層及び正孔輸送層
を形成した後、赤、緑、青に発光する発光材料を溶媒に
溶かした溶液をインクジェットヘッド120から基板上
に吐出し、塗布する。そして、その溶液の溶媒を蒸発さ
せて発光層を形成するようにする。ここで赤の発光層と
なる部分には、ローダミンBをドープしたPPV(ポリ
(p・フェニレンビニレン))のキシレン溶液を用い
る。また緑の発光層となる部分にはMEH・PPVのキ
シレン溶液を用いる。さらに青の発光層となる部分には
クマリンをドープしたPPVのキシレン溶液を用いる。
ここで、赤、青又は緑の発光層に用いる有機化合物及び
溶液はさまざまあるので、特に上記に示したものでなく
てもよい。また、中間色を発色するような材料を用いて
もよい。
【0083】そして、電子注入層として例えばPPVを
溶媒に溶かして塗布した後にコーティング乾燥する。そ
の後、例えばアルミニウムリチウム合金の陰極電極をパ
ターニングして、OEL基板を作製(又は製造)する。
【0084】以上のように第5の実施の形態によれば、
インクジェット方式のOEL基板製造装置を構成したの
で、真空蒸着等の高度の技術を用いなくても容易に基板
を製造することができる。そして、ノズルプレートを独
立して作製して接合したインクジェットヘッド120を
用いるようにしたので、全ての部材を一度にウェットエ
ッチングで形成するよりも、ノズル孔の形状、深さ等を
細かく調整できる。そのため、各ノズルにおける発光材
料を溶媒に溶かした溶液の吐出のバラツキを抑えてOE
L素子をむらなく形成することができ、OEL基板全体
での表示の色むらをなくすことができる。また、高精
度、高解像度を図ることもできる。そして、発光材料を
直接吐出するので無駄がない。したがって、歩留まりを
高くすることができ、コストパフォーマンスがよいOE
L基板製造装置を得ることができる。特に、従来方法よ
りも格段に低コストで作製(又は製造)できるので、上
述の実施の形態によるインクジェットヘッドを製造する
ために多少コストが増加したとしても、コストパフォー
マンスがよいOEL基板を得ることができる。また、発
光材料を無駄にせず環境によい。ここでは、OEL基板
の製造について述べているが、無機電界発光素子で基板
を製造する場合にも適用することができる。
【0085】実施の形態6.上述の第1〜第3の実施の
形態では、ノズル孔を2段で形成する場合について述べ
た。本発明はこれに限定されるものではなく、3段、4
段等、複数段のノズル孔を有するノズルプレートを作製
するようにしてもよい。また、ノズル孔の形状を直円柱
形状で形成するようにしたが、本発明は特に直円柱形状
に限定するものではない。例えば第2のノズル孔部を四
角錐台形状とし、第1のノズル孔部を直円柱形状として
組み合わせでもよいし、直円錐形状にしてもよい。ま
た、開口部の形状も円形でもよいし、三角形、四角形等
の多角形でもよい。
【0086】実施の形態7.上述の実施の形態では、イ
ンクジェットヘッドの側面部分からインクを吐出するエ
ッジイジェクト方式のインクジェットヘッドについて説
明した。しかし、本出願に係る発明はこれに限定される
ものではなく、フェイス方式のインクジェットヘッドに
も適用することができる。
【0087】実施の形態8.上述の第3の実施の形態で
は、第1の実施の形態のようなインクジェットヘッドを
カラーフィルタ製造装置に利用することについて説明し
た。また、第4の実施の形態では、OEL基板製造装置
に利用することについて説明した。ただ、本発明はこれ
に限定されるものではない。他のあらゆる工業用途、家
庭用途に、第1の実施の形態のようなインクジェットヘ
ッドを用いた印刷装置、記録装置を用いることができ
る。
【0088】実施の形態9.上述の実施の形態では、イ
ンクジェットヘッドを製造する際に用いたが、これを他
のMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)分野
(IC製造プロセスを基盤としたマイクロマシニング技
術によるマイクロサイズのセンサ、アクチュエータ、R
F素子、制御回路等を集積化した微細システム加工分野
の総称)についても適用することができる。
【0089】
【発明の効果】以上のように本出願に係る発明によれ
ば、ノズルプレートを別に作製することで、インクジェ
ットヘッドの各ノズル孔、開口部分の形状の管理、調整
を容易に行うことができる。そして、断面積の大きな順
から(吐出面側が1番小さくなるように)段状のノズル
孔を構成し、また、ノズルプレートの吐出面を削ること
でノズル孔の深さを調整せずに吐出面を平坦に形成して
いるので、紙粉やインクを除去するワイピング作業を容
易に行うことができる。そのため、各ノズルからの吐出
材料の吐出が均一で工業用途にも充分に耐え得るインク
ジェットヘッド、その他そのインクジェットヘッドを使
った機器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るインクジェッ
トヘッドの図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るノズルプレー
ト2を製造する工程を表す図である。
【図3】上述の実施の形態で製造したインクジェットヘ
ッドを用いたインクジェット印刷装置の主要な構成手段
を表す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るノズルプレー
ト2を製造する工程を表す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係るノズルプレー
ト2を製造する工程を表す図である。
【図6】第1の実施の形態で製造したインクジェットヘ
ッドを用いたカラーフィルタ製造装置を表す図である。
【図7】カラーフィルタを拡大した図である。
【符号の説明】
1 キャビティプレート 11 吐出室 12 振動板 13 連通孔 14 リザーバ 2 ノズルプレート 3 ガラス基板 31 電極 32 凹部 4 カバープレート 41 インク供給口 42 オリフィス 50 発振回路 51 ワイヤ 61 Si基板 62、66、71 酸化膜 63 吐出面 64 接合面 65 掘り下げ部 67、68 Cr膜 69 第1のノズル孔部 70 第2のノズル孔部 110 プリント紙 111 ドラム 112、120 インクジェットヘッド 113 圧着ローラ 114 送りネジ 115 ベルト 116 モータ 117 プリント制御手段 121 設置台 122 Y方向駆動軸 123 Y方向駆動モータ 124 X方向ガイド軸 125 設置台駆動モータ 126 クリーニング機構部 127 基台 128 制御手段 129 ヒータ 130 カラーフィルタ用基板 140 絵素
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 342 H05B 33/14 A 5G435 9/30 365 B41J 3/04 103N H05B 33/10 103A 33/12 101Z 33/14 Fターム(参考) 2C056 EA16 EA24 FA02 FA10 FB01 HA05 HA16 HA17 2C057 AF93 AN01 AP13 AP22 AP32 AP34 AP52 AP56 AQ02 BA03 BA15 2H048 BA64 BB42 3K007 AB04 AB17 AB18 BA06 CB01 DA01 DB03 EB00 FA01 5C094 AA05 AA08 AA42 AA43 AA44 BA12 BA27 CA19 CA24 DA13 EA05 EB02 FA01 FB01 FB20 GB10 5G435 AA04 AA17 BB05 CC09 CC12 HH01 HH20 KK05 KK10 (54)【発明の名称】 インクジェットヘッド及びインクジェットヘッド製造方法並びにインクジェット記録装置、その 製造方法及びインクジェット記録方法、カラーフィルタ製造装置、その製造方法及びカラーフィ ルタ製造方法並びに電界発光基板製造装置、その製造方法及び電界発光基板製造方法

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットヘッド本体と接合する側
    の面から吐出材料を吐出する側の面に向けて、断面積の
    大きな順から段状のノズル孔を複数段で形成して作製し
    たノズルプレートを、前記インクジェットヘッド本体に
    接合したことを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 直円柱、多角柱、直円錐又は多角錐の形
    状を組み合わせて複数段のノズル孔を形成したことを特
    徴とする請求項1記載のインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 吐出材料が充填され、また外部からの力
    により少なくとも一部分が形状変化する吐出室と、選択
    した又は全ての吐出室に力を加えて形状変化させる1又
    は複数の加圧手段とを備えたインクジェットヘッド本体
    と、 該インクジェットヘッド本体と接合する側の面から前記
    吐出材料を吐出する側の面に向けて径の大きな順から直
    円柱形状のノズル孔を複数段で形成し、前記吐出室の形
    状変化による室内の圧力変化により前記吐出材料を吐出
    するノズルを複数有したノズルプレートとを接合したこ
    とを特徴とするインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 前記ノズル孔を2段で形成したことを特
    徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェットヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 インクジェットヘッド本体と接合する側
    を底面側とし、吐出材料を吐出する側を頂点側として直
    円錐形状にノズル孔を形成したノズルプレートを前記イ
    ンクジェットヘッド本体に接合したことを特徴とするイ
    ンクジェットヘッド。
  6. 【請求項6】 インクジェットヘッド本体と接合する側
    の面から吐出材料を吐出する側の面に向けて、断面積の
    大きな順から段状のノズル孔を複数段で形成したノズル
    プレートを作製する工程と、 前記ノズルプレートとインクジェットヘッド本体とを接
    合する工程とを有することを特徴とするインクジェット
    ヘッド製造方法。
  7. 【請求項7】 前記ノズル孔は、シリコン単結晶基板に
    誘導結合型プラズマ放電による異方性ドライエッチング
    を施して形成することを特徴とする請求項6記載のイン
    クジェットヘッド製造方法。
  8. 【請求項8】 レジストを形成するためのレジスト材を
    帯電させ、静電気力を用いて前記シリコン単結晶基板に
    塗布して所定のパターニングを行う静電レジストコート
    法により、ノズル孔を形成するためのパターニングを行
    うことを特徴とする請求項6記載のインクジェットヘッ
    ド製造方法。
  9. 【請求項9】 2段の前記ノズル孔を形成する場合に、 インクジェットヘッド本体と接合する側の面から前記断
    面積の大きな方の孔部を形成した後に、吐出材料を吐出
    する側の面から前記断面積の小さな方の孔部を形成する
    ことを特徴とする請求項6記載のインクジェットヘッド
    製造方法。
  10. 【請求項10】 2段の前記ノズル孔を形成する場合
    に、吐出材料を吐出する側の面から前記断面積の小さな
    方の孔部を形成した後に、インクジェットヘッド本体と
    接合する側の面から前記断面積の大きな方のノズル孔部
    を形成することを特徴とする請求項6記載のインクジェ
    ットヘッド製造方法。
  11. 【請求項11】 インクジェットヘッド本体と接合する
    側の面から吐出材料を吐出する側の面に向けて断面積の
    大きな順から段状のノズル孔を複数段で形成したノズル
    プレートを前記インクジェットヘッド本体に接合して製
    造したインクジェットヘッドと、 前記インクジェットヘッドにインクを供給するインク供
    給手段と、ヘッド位置制御信号に基づいて前記インクジ
    ェットヘッドを移動させる走査駆動手段と、 記録対象となる記録部材と前記インクジェットヘッドと
    の相対位置を変化させる位置制御手段とを少なくとも備
    えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  12. 【請求項12】 インクジェットヘッド本体と接合する
    側の面から吐出材料を吐出する側の面に向けて断面積の
    大きな順から段状のノズル孔を複数段で形成して作製し
    たノズルプレートを前記インクジェットヘッド本体に接
    合したインクジェットヘッドを用いてインクジェット記
    録装置を製造することを特徴とするインクジェット記録
    装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 インクジェットヘッド本体と接合する
    側の面から吐出材料を吐出する側の面に向けて断面積の
    大きな順から段状のノズル孔を複数段で形成したノズル
    プレートを前記インクジェットヘッド本体に接合したイ
    ンクジェットヘッドと記録対象物とを相対的に移動させ
    る工程と、 前記インクジェットヘッドから前記記録対象物にインク
    を吐出する工程とを少なくとも有するインクジェット記
    録方法。
  14. 【請求項14】 インクジェットヘッド本体と接合する
    側の面から、カラーフィルタを形成させる溶液を吐出す
    る側の面に向けて断面積の大きな順から段状のノズル孔
    を複数段で形成して作製したノズルプレートを前記イン
    クジェットヘッド本体に接合して製造したインクジェッ
    トヘッドと、 前記インクジェットヘッドに前記溶液を供給する材料供
    給手段と、 位置制御信号に基づいてインクノズルからカラーフィル
    タ基板に向けての前記溶液の吐出を制御する制御手段と
    を少なくとも備えたことを特徴とするカラーフィルタ製
    造装置。
  15. 【請求項15】 前記製造装置は前記インクジェットヘ
    ッドを複数個有し、それぞれの前記インクジェットヘッ
    ドが、複数色の加法原色の前記溶液を前記カラーフィル
    タ基板の所定位置に吐出することを特徴とする請求項1
    4記載のカラーフィルタ製造装置。
  16. 【請求項16】 インクジェットヘッド本体と接合する
    側の面からフィルタ着色材料を吐出する側の面に向けて
    断面積の大きな順から段状のノズル孔を複数段で形成し
    て作製したノズルプレートを前記インクジェットヘッド
    本体に接合したインクジェットヘッドを用いてカラーフ
    ィルタ製造装置を製造することを特徴とするカラーフィ
    ルタ製造装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 インクジェットヘッド本体と接合する
    側の面からフィルタ着色材料を吐出する側の面に向けて
    断面積の大きな順から段状のノズル孔を複数段で形成し
    て作製したノズルプレートを前記インクジェットヘッド
    本体に接合した複数個のインクジェットヘッドにより、
    加法原色の複数色の溶液を、光透過性のカラーフィルタ
    基板の所定位置にそれぞれ吐出する工程と、 吐出された溶液により着色された色を前記カラーフィル
    タ基板に定着させる工程とを少なくとも有するカラーフ
    ィルタ製造方法。
  18. 【請求項18】 インクジェットヘッド本体と接合する
    側の面から発光材料を含む溶液を吐出する側の面に向け
    て断面積の大きな順から段状のノズル孔を複数段で形成
    して作製したノズルプレートを前記インクジェットヘッ
    ド本体に接合して製造したインクジェットヘッドと、 前記インクジェットヘッドに前記溶液を供給する材料供
    給手段と、 位置制御信号に基づいてインクノズルから電界発光基板
    に向けての前記溶液の吐出を制御する制御手段とを少な
    くとも備えたことを特徴とする電界発光基板製造装置。
  19. 【請求項19】 前記基板の製造装置は前記インクジェ
    ットヘッドを複数個有し、それぞれの前記インクジェッ
    トヘッドが、複数色の加法原色を発光させるための前記
    発光材料を含む溶液を前記電界発光基板の所定位置に吐
    出することを特徴とする請求項18記載の電界発光基板
    製造装置。
  20. 【請求項20】 前記発光材料は、有機化合物であるこ
    とを特徴とする請求項18又は19記載の電界発光基板
    製造装置。
  21. 【請求項21】 インクジェットヘッド本体と接合する
    側の面から発光材料を含む溶液を吐出する側の面に向け
    て断面積の大きな順から段状のノズル孔を複数段で形成
    したノズルプレートを前記インクジェットヘッド本体に
    接合したインクジェットヘッドを用いて電界発光基板製
    造装置を製造することを特徴とする電界発光基板製造装
    置の製造方法。
  22. 【請求項22】 インクジェットヘッド本体と接合する
    側の面から発光材料を含む溶液を吐出する側の面に向け
    て断面積の大きな順から段状のノズル孔を複数段で形成
    したノズルプレートを前記インクジェットヘッド本体に
    接合した複数個のインクジェットヘッドから、加法原色
    の複数色を発光させるための前記溶液を、電界発光基板
    の所定位置にそれぞれ吐出する工程と、 吐出された前記溶液を蒸発させ、前記発光材料だけを前
    記電界発光基板に固化させる工程とを少なくとも有する
    電界発光基板製造方法。
  23. 【請求項23】 前記発光材料は、有機化合物であるこ
    とを特徴とする請求項22記載の電界発光基板製造方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313701A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Konica Minolta Holdings Inc ノズルプレートの製造方法
US7490405B2 (en) 2004-03-24 2009-02-17 Fujifilm Corporation Method for manufacturing a liquid droplet discharge head.
JP2009137098A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Seiko Epson Corp 液滴吐出ヘッドの製造方法
US8226210B2 (en) 2009-09-03 2012-07-24 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting head and method of manufacturing the same

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