JP2003127347A - インクジェットプリンタ及びその制御方法 - Google Patents

インクジェットプリンタ及びその制御方法

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JP2003127347A
JP2003127347A JP2001323572A JP2001323572A JP2003127347A JP 2003127347 A JP2003127347 A JP 2003127347A JP 2001323572 A JP2001323572 A JP 2001323572A JP 2001323572 A JP2001323572 A JP 2001323572A JP 2003127347 A JP2003127347 A JP 2003127347A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体上でUVインクの滲みや変色が発生
する可能性が非常に低く、精度の良い印刷を行うことが
でき、UVインクを硬化させてはいけない箇所ではUV
を照射しないで、不具合なく、スムーズに動作させるこ
とができるインクジェットプリンタ及びその制御方法を
提供する。 【解決手段】 UVインクを記録媒体に吐出する記録ヘ
ッドを備えたキャリッジと、吐出されたUVインクにU
Vを照射して硬化させるUV照射手段とを有し、キャリ
ッジの移動範囲にメンテナンスユニットを有するインク
ジェットプリンタである。UV照射手段が、キャリッジ
に設けられており、UV照射手段のUV照射範囲を制御
するUV照射範囲制御手段を備え、UV照射範囲制御手
段が、キャリッジの動作に連動して、メンテナンスユニ
ットにはUV照射しないように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体にUVイ
ンクを吐出し、その後、記録媒体に吐出されたUVイン
クにUVを照射して、UVインクを硬化定着させるイン
クジェットプリンタ及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、UV(紫外線)を照射することに
より硬化するUVインクを用いて印刷を行うインクジェ
ットプリンタがある。このインクジェットプリンタにお
いては、まず、搬送されてきた紙などの記録媒体に印刷
部の記録ヘッド等からUVインクを吐出し、その後、当
該記録媒体の搬送方向における印刷部より下流側に設け
られたUV照射手段を記録媒体が通過することによっ
て、記録媒体にUVを照射して、記録媒体上のUVイン
クを硬化定着させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たような従来のインクジェットプリンタにおいては、記
録媒体にUVインクを吐出、着弾させた後、UVを照射
してUVインクを硬化定着させるまでに時間がかかり、
その間に、印刷環境やUVインクの吐出条件等により、
記録媒体上でUVインクの滲みや変色が発生することが
ある。
【0004】そして、滲みや変色の発生後にUVインク
にUV照射を行い、硬化定着を行うと、そのまま滲みや
変色が画像として定着してしまい、画像色精度が低下し
たり不安定となる不具合が生じてしまう。また、記録媒
体の搬送方向における印刷部より下流側にUV照射手段
が設けられていることにより、その分、印刷作業を完了
するために必要な時間が長期化すると共に、プリンタ機
器の本体寸法が大型化してしまうという問題もあった。
【0005】本発明の課題は、記録媒体上でUVインク
の滲みや変色等の不具合が発生し難く精度の良い印刷が
行えると共に、印刷作業に要する時間を短縮し、プリン
タ機器の本体寸法の大型化も防ぐインクジェットプリン
タ及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
UVインクを記録媒体に吐出して印刷する印刷部と、吐
出されたUVインクにUVを照射して硬化させるUV照
射手段とを有するインクジェットプリンタにおいて、記
録媒体に印刷されていないUVインクが存在する範囲に
はUVを照射しないように制御することを特徴としてい
る。
【0007】請求項1記載の発明によれば、記録媒体に
印刷されていないUVインクが存在する範囲にはUVを
照射しないように制御できるため、硬化の必要な記録媒
体上のUVインクだけ硬化させ、それ以外の範囲のUV
インクを硬化させずに済ませることができる。例えば、
印刷部の記録ヘッド内やインク供給チューブ等に存在し
ている、印刷部から吐出される前のUVインクや、メン
テナンスユニットやホームポジションにおける排出UV
インクは、インクの吐出を行ったり、インクを排出タン
クまで移動させたりする関係上、硬化せず液体を維持し
ておく必要がある。すなわち、この発明によって、前記
したような部位のUVインクを硬化させることがなくな
り、これにより、インクの吐出や排出をよりスムーズに
行うことができる。
【0008】請求項2記載の発明は、UVインクを記録
媒体に吐出して印刷する印刷部と、吐出されたUVイン
クにUVを照射して硬化させるUV照射手段とを有する
インクジェットプリンタの制御方法において、記録媒体
に印刷されていないUVインクが存在する範囲にはUV
を照射しないように制御することを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同等の効果を得ることができる。
【0010】請求項3記載の発明は、UVインクを記録
媒体に吐出する記録ヘッドを備えたキャリッジと、吐出
されたUVインクにUVを照射して硬化させるUV照射
手段とを有し、前記キャリッジの移動範囲に前記記録ヘ
ッドのメンテナンスを行うメンテナンスユニットを有す
るインクジェットプリンタにおいて、前記UV照射手段
が、前記キャリッジに設けられており、前記UV照射手
段のUV照射範囲を制御するUV照射範囲制御手段を備
え、前記UV照射範囲制御手段が、前記キャリッジの動
作に連動して、前記メンテナンスユニットにはUV照射
を行わないように制御することを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明によれば、UV照射手
段をキャリッジに設けたため、記録媒体にUVインクを
吐出してからUVを照射するまでの時間を短くすること
ができ、これにより記録媒体上でUVインクの滲みや変
色が発生する可能性が非常に低くなり、精度の良い印刷
を行うことができる。また、UVインクの吐出からUV
の照射までの時間が短くなることにより、印刷作業を完
了するために必要な時間を短縮することができる。さら
に、UV照射手段をキャリッジに設けて記録ヘッドとU
V照射手段が一体となったことによって、UV照射手段
を設置するための別スペースが必要なくなり、プリンタ
機器の本体寸法を小型化することができる。
【0012】なお、例えばキャリッジの移動範囲に記録
ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンスユニット等が
設けられている場合に、本発明のようにUV照射手段を
キャリッジに設けることにより、前記メンテナンスユニ
ット等にUVを照射して当該箇所のUVインクを硬化さ
せてしまう可能性がある。前記メンテナンスユニットに
おけるUVインクは、排出タンク等に流れ込むように液
体を維持していなければならず、このような記録媒体の
範囲以外の箇所のUVインクが硬化してしまうのは問題
である。
【0013】そこで、この請求項3記載の発明では、U
V照射手段のUV照射範囲を制御するUV照射範囲制御
手段を設け、このUV照射範囲制御手段が、キャリッジ
の動作に連動して、メンテナンスユニットにはUV照射
を行わないように制御している。これにより、メンテナ
ンスユニットのようなUVインクを硬化させてはいけな
い箇所では、UV照射手段がUVを照射しないようにす
ることができ、不具合なく、スムーズにプリンタを動作
させることができる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載のイ
ンクジェットプリンタにおいて、前記キャリッジの移動
範囲に前記記録ヘッドを保湿保持する保湿キャップ機構
を有し、前記UV照射範囲制御手段が、前記キャリッジ
の動作に連動して、前記保湿キャップ機構にUV照射を
行わないように制御することを特徴としている。
【0015】請求項4記載の発明によれば、UV照射範
囲制御手段が、キャリッジの動作に連動して、メンテナ
ンスユニットに加えて、記録ヘッドを保湿保持する保湿
キャップ機構でもUV照射手段にUVを照射させないよ
うに制御するため、保湿キャップ等に付着したUVイン
クにUVを照射して硬化させるなどの不具合が生じるこ
とがない。これにより、さらに確実なプリンタの動作を
行わせることができる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項3又は4記
載のインクジェットプリンタにおいて、前記UV照射手
段が、前記キャリッジの進行方向両端部に設けられてい
ることを特徴としている。
【0017】ここで、記録媒体上においては、UVイン
クを吐出した後でUVを照射するため、印刷時のキャリ
ッジの進行方向に対する後側にUV照射手段を備えてい
る必要がある。
【0018】請求項5記載の発明によれば、UV照射手
段がキャリッジの進行方向両端部に設けられているた
め、記録ヘッドが両方向印刷するように構成されている
場合に、どちらの方向に印刷しているときでもUVイン
クを吐出してすぐにUVを照射することができ、さらに
精度良く、時間を短縮して印刷作業を行うことができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1及び図2の図面を参照しながら説明する。
【0020】本実施の形態で例示されるインクジェット
プリンタ10は、記録媒体にUVインクを吐出し印刷を
行い、その後、UV照射手段20によってUVを照射し
てインクの硬化、定着を行うものである。
【0021】このインクジェットプリンタ10の印刷を
行う部分の主要構成は、図1及び図2に示すように、記
録媒体(ここでは記録紙P)を印刷時に前方へ搬送させ
る搬送手段(図示省略)と、UVインクを記録媒体(こ
こでは記録紙P)に吐出する記録ヘッド(ヘッド)31
を複数備えたキャリッジ32を有する印刷部30と、こ
の印刷部30の記録ヘッド31のメンテナンスを行うメ
ンテナンスユニット40と、印刷時あるいはメンテナン
ス時などにキャリッジ32を水平方向(矢印A)に沿っ
て案内するガイドレール50と、前記キャリッジ32の
待機所となるホームポジション60と、これら各部の制
御を行う制御部(UV照射範囲制御手段)70(図2)
とを備えている。
【0022】搬送手段は、印刷時において、キャリッジ
32の動作にタイミングを合わせて、記録紙Pを印刷領
域R上で搬送し、印刷の終了に応じて、記録紙Pは、印
刷領域Rから下方(矢印B)に向かって搬送される。
【0023】印刷部30には、前記したように、記録ヘ
ッド31、キャリッジ32等が備えられている。記録ヘ
ッド31には、インクを吐出するインクノズルの吐出口
が、記録紙Pに対向する面(ノズル面33)に複数設け
られている。また、キャリッジ32には、前記記録ヘッ
ド31が、各色(ここではイエロー、マゼンダ、シア
ン、ブラック)に応じて複数設けられている。
【0024】前記キャリッジ32は、ガイドレール50
に沿って水平方向Aに移動可能に構成されており、後述
するメンテナンスユニット40から印刷領域Rを経てホ
ームポジション60までの間を移動可能となっている。
また、このガイドレール50には、リニアエンコーダ5
1が設けられており、このリニアエンコーダ51によっ
てキャリッジ32の現在位置を制御部70が把握できる
ようになっている。
【0025】メンテナンスユニット40は、記録ヘッド
31のノズル面33を密閉し、吐出口を覆った状態で、
吐出口からインクを吸引する吸引キャップ41と、該吸
引キャップ41によるインクの吸引が行われた後に、ノ
ズル面33を摺擦しノズル面に残るインクを拭き取るブ
レード42と、記録ヘッド31の吐出口から空吐出され
たインクを受けるインク受け部43とを、上面(記録ヘ
ッド31の吐出口と対向する面)に、一体的に備えてい
る。
【0026】吸引キャップ41は、複数(本実施の形態
では2個)並んで設けられており、メンテナンス時にお
いて、一度に複数個の記録ヘッド31の吸引を行うこと
を可能としている。この吸引キャップ41の下方には、
吸引キャップ41とノズル面33により形成された空間
内部を吸引する吸引ポンプ(吸引手段)44、大気連通
弁(図示省略)がチューブ45を介して、連結されてい
る。そして、この吸引ポンプ44は、制御部70によっ
て吸引を制御されている。つまり吸引ポンプ44は、吸
引キャップ41により覆われた状態の吐出口を、吸引キ
ャップ41を介して吸引する。そして、吸引ポンプ44
によって吐出口から吸引されたインクは、廃インクタン
ク46に排出される。
【0027】なお、本実施の形態では、吸引手段として
吸引ポンプ44を例示しているが、インクノズルの吐出
口からインクを吸引するものであれば、如何なるもので
もよく、例えば、ピストンやシリンダなどが挙げられ
る。
【0028】ブレード42は、弾性体で形成され、イン
ク吸引の終了後に、ノズル面33および吐出口に残留す
るインクを拭き取るものであり、記録ヘッド31のノズ
ル面33を摺擦できるように立設している。
【0029】インク受け部43は、ここではメンテナン
スユニット40における吸引キャップ41とブレード4
2の間に位置している。このインク受け部43には、貯
まったインクを廃インクタンク46まで流す流路(図示
省略)が設けられている。なお、本実施の形態では、記
録媒体にUV照射しているときのUV照射手段20から
漏れるUV及び外部からのUVを防ぐため、メンテナン
スユニット40を覆うようにUV遮蔽板47を設けてい
る。
【0030】ホームポジション60には、ノズル面33
を保湿する保湿キャップ61aが、記録ヘッド31と同
数設けられて保湿キャップ機構61を構成しており、キ
ャリッジ32の待機中においては、記録ヘッド31のノ
ズル面33を覆って密閉している。なお、本実施の形態
では、記録媒体にUV照射しているときのUV照射手段
20から漏れるUV及び外部からのUVを防ぐため、ホ
ームポジション60においても前記メンテナンスユニッ
ト40と同様に、当該保湿キャップ機構61を覆うよう
にUV遮蔽板62を設けている。
【0031】本実施の形態においては、印刷部30のキ
ャリッジ32に、UV照射手段20が設けられている。
このUV照射手段20は、キャリッジ32における、印
刷時の進行方向の後側に設けられるものであるが、特
に、本実施の形態は、両方向印刷を行うように構成され
たプリンタであるため、キャリッジ32の進行方向(矢
印A)の両端部にUV照射手段20がそれぞれ設けられ
ている。このUV照射手段20は、印刷部30の記録ヘ
ッド31から記録紙Pに吐出されたUVインクにUVを
照射して硬化、定着させるものであり、前記インクノズ
ルの吐出口のノズル面33と同様、記録紙Pに対向する
面に設けられている。なお、UV照射手段20として
は、UVランプ等のUVが記録紙Pに照射できる構成の
種々のものが使用できる。
【0032】また、ここでは、前記UV照射手段20
に、UV照射手段20の光源を外部から隔離するシャッ
ター機構21を有している。このシャッター機構21
は、制御部(UV照射範囲制御手段)70によって制御
されており、キャリッジ32が記録媒体の範囲に入った
ら(さらに詳しく言えば、2つのUV照射手段20のう
ち、キャリッジ進行方向に対して後側のUV照射手段の
UV照射範囲が記録媒体の範囲に入ったら)、キャリッ
ジ進行方向に対して後側のUV照射手段20のシャッタ
ー機構21のシャッターを開けてUV照射を開始するよ
うに構成されている。また、キャリッジ32が記録媒体
以外の範囲(メンテナンスユニット40又はホームポジ
ション60の保湿キャップ機構61の範囲)に入ったら
(さらに詳しく言えば、2つのUV照射手段20のう
ち、キャリッジ進行方向に対して後側のUV照射手段の
UV照射範囲が記録媒体以外の範囲に入ったら)、前記
キャリッジ進行方向に対して後側のUV照射手段20の
シャッター機構21のシャッターを閉めてUV照射を停
止するように構成されている。
【0033】制御部70は、インターフェイス、ROM
(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memor
y)、CPU(Central Processing Unit)等から構成さ
れ、ROM中に書き込まれている制御プログラムや制御
データに従いインターフェイスに接続された各種機器を
制御するようになっている。
【0034】インターフェイスには、キャリッジ32の
現在位置を確認するためのリニアエンコーダ51、UV
照射手段20のシャッター機構21などが電気的に接続
されている。
【0035】ROMには、インクジェットプリンタの各
部の動作に関する各種制御プログラムや制御データなど
が書き込まれている。
【0036】RAMは、電力が供給されている間だけ入
力されたデータを複数記憶可能であり、各種データの記
憶領域とCPUによる作業領域などが備えられている。
【0037】CPUは、ROMに格納されている各種プ
ログラムの中から指定されたプログラムを、RAM内の
作業領域に展開し、各センサーからの入力信号に応じ
て、プログラムに従った各種処理を実行する。
【0038】この制御部70は、インクジェットプリン
タ10の動作全体を制御するものであるが、ここでは、
UV照射手段のUV照射制御に際して行われる手順(制
御方法)について説明する。すなわち、ここでは、制御
部70の少なくとも一部が、UV照射範囲制御手段とし
て動作している。
【0039】まず、ガイドレール50に設けられたリニ
アエンコーダ51からは、常にキャリッジ32の現在位
置の情報が制御部(UV照射範囲制御手段)70に送信
されている。そして、リニアエンコーダ51の情報から
キャリッジ32が記録紙P(記録媒体)の範囲にある、
又は範囲に入った場合(すなわち、キャリッジ32が印
刷領域Rにある場合)には、UV照射手段20がUV照
射を行うように制御する。
【0040】また、キャリッジ32が記録紙P(記録媒
体)の範囲以外にある場合(すなわち、キャリッジ32
がメンテナンスユニット40の範囲又はホームポジショ
ン60の保湿キャップ機構61の範囲にある場合)に
は、UV照射手段20がUV照射を行わないように制御
する。
【0041】具体的には、ここでは、UV照射手段20
の光源を外部から隔離するシャッター機構21を有して
おり、キャリッジ32が記録媒体の範囲に入ったら(さ
らに詳しく言えば、2つのUV照射手段20のうち、キ
ャリッジ進行方向に対して後側のUV照射手段のUV照
射範囲が記録媒体の範囲に入ったとリニアエンコーダ5
1からの情報が示したら)、キャリッジ進行方向に対し
て後側のUV照射手段20のシャッター機構21のシャ
ッターを開けてUV照射を開始するようになっている。
また、キャリッジ32が記録媒体以外の範囲(メンテナ
ンスユニット40又はホームポジション60の保湿キャ
ップ機構61の範囲)に入ったら(さらに詳しく言え
ば、2つのUV照射手段20のうち、キャリッジ進行方
向に対して後側のUV照射手段のUV照射範囲が記録媒
体以外の範囲に入ったとリニアエンコーダ51からの情
報が示したら)、前記キャリッジ進行方向に対して後側
のUV照射手段20のシャッター機構21のシャッター
を閉めてUV照射を停止するようになっている。
【0042】なお、UV照射手段におけるUV照射の開
始及び停止について、UV照射手段の光源を直接オンに
したりオフにしたりしてUV照射の開始及び停止を制御
しても良い。しかし、光源をオンにしてもUVが照射さ
れるまでにタイムラグができ、また、光源をオフにして
もUVの照射が停止されるまでにタイムラグができるた
め、確実なUV照射の制御が行えない可能性がある。そ
こで、本実施の形態のように、シャッター機構を用いて
UV照射の制御を行うことにより、UV光源は付けたま
ま(オンにしたまま)にして、シャッターによってUV
照射の開始及び停止を行えるため、より確実かつ正確に
UV照射の制御を行うことができる。また、シャッター
の代わりにUVカットフィルタを用いても同様の効果が
得られる。なお、UV照射手段は印刷時のキャリッジの
進行方向に対して後側のものを用いるのが好ましい。す
なわち、UVインクの吐出後、UVを照射してインクの
硬化、定着を行うからである。
【0043】以上のように、本実施の形態のインクジェ
ットプリンタ及びその制御方法によれば、UV照射手段
をキャリッジに設けたため、記録媒体にUVインクを吐
出してからUVを照射するまでの時間を短くすることが
でき、これにより記録媒体上でUVインクの滲みや変色
が発生する可能性が非常に低くなり、精度の良い印刷を
行うことができる。
【0044】また、UVインクの吐出からUVの照射ま
での時間が短くなることにより、印刷作業を完了するた
めに必要な時間を短縮することができる。さらに、UV
照射手段をキャリッジに設けて記録ヘッドとUV照射手
段が一体となったことによって、UV照射手段を設置す
るための別スペースが必要なくなり、プリンタ機器の本
体寸法を小型化することができる。
【0045】またさらに、UV照射手段のUV照射範囲
を制御するUV照射範囲制御手段を設け、このUV照射
範囲制御手段が、キャリッジの動作に連動して、記録媒
体にはUVを照射するように制御し、メンテナンスユニ
ットやキャリッジの待機所となるホームポジションの保
湿キャップ機構にはUV照射を行わないように制御して
いるため、メンテナンスユニットや保湿キャップ機構の
ようなUVインクを硬化させてはいけない箇所では、U
V照射手段がUVを照射しないようにすることができ、
不具合なく、スムーズ、確実にプリンタを動作させるこ
とができる。
【0046】加えて、UV照射手段がキャリッジの進行
方向両端部に設けられているため、記録ヘッドが両方向
印刷するように構成されている場合に、どちらの方向に
印刷しているときでもUVインクを吐出してすぐにUV
を照射することができ、さらに精度良く、時間を短縮し
て印刷作業を行うことができる。
【0047】なお、本実施の形態では、ホームポジショ
ン60においては、保湿キャップ61aで記録ヘッド3
1のノズル面33を覆って密閉する保湿キャップ機構6
1を有するのみであったが、これに限らず、ホームポジ
ションで、インクの空吐出をする等のメンテナンスを行
うようになっていても良い。この場合には、本実施の形
態の場合より多くのUVインクがホームポジションに存
在していることになり、本発明のUV照射範囲制御手段
が保湿キャップ機構を有するホームポジションにUV照
射をさせない制御を行うことの効果がより大きくなる。
【0048】さらに、本実施の形態では、UV照射範囲
制御手段70は、メンテナンスユニット40や保湿キャ
ップ機構61にUV照射手段20がUV照射を行わない
ように制御すると共に、記録媒体上(記録媒体の範囲)
ではUV照射手段20がUV照射するように制御してい
るが、これに限らず、記録媒体上のさらに画像記録部分
(UVインクが吐出された範囲部分)にのみ、UV照射
を行うように制御しても良い。このようにすれば、さら
にUV照射する範囲が狭くなるため、不必要な箇所のU
Vインクを硬化させてしまうことをより一層確実に防止
することができる。
【0049】また、今回開示された実施の形態は、すべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて
特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等
の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが
意図される。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、記録媒体
に印刷されていないUVインクが存在する範囲にはUV
を照射しないように制御できるため、硬化の必要な記録
媒体上のUVインクだけ硬化させ、それ以外の範囲のU
Vインクを硬化させずに済ませることができ、これによ
り、インクの吐出や排出をよりスムーズに行うことがで
きる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同等の効果を得ることができる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、UV照射手
段をキャリッジに設けたため、記録媒体にUVインクを
吐出してからUVを照射するまでの時間を短くすること
ができ、これにより記録媒体上でUVインクの滲みや変
色が発生する可能性が非常に低くなり、精度の良い印刷
を行うことができる。また、UVインクの吐出からUV
の照射までの時間が短くなることにより、印刷作業を完
了するために必要な時間を短縮することができる。さら
に、UV照射手段をキャリッジに設けて記録ヘッドとU
V照射手段が一体となったことによって、UV照射手段
を設置するための別スペースが必要なくなり、プリンタ
機器の本体寸法を小型化することができる。またさら
に、UV照射手段のUV照射範囲を制御するUV照射範
囲制御手段を設け、このUV照射範囲制御手段が、キャ
リッジの動作に連動して、メンテナンスユニットにはU
V照射を行わないように制御しているため、メンテナン
スユニットのようなUVインクを硬化させてはいけない
箇所では、UV照射手段がUVを照射しないようにする
ことができ、不具合なく、スムーズにプリンタを動作さ
せることができる。
【0053】請求項4記載の発明によれば、UV照射範
囲制御手段が、キャリッジの動作に連動して、メンテナ
ンスユニットに加えて、記録ヘッドを保湿保持する保湿
キャップ機構でもUV照射手段にUVを照射させないよ
うに制御するため、保湿キャップ等に付着したUVイン
クにUVを照射して硬化させるなどの不具合が生じるこ
とがない。これにより、さらに確実なプリンタの動作を
行わせることができる。
【0054】請求項5記載の発明によれば、UV照射手
段がキャリッジの進行方向両端部に設けられているた
め、記録ヘッドが両方向印刷するように構成されている
場合に、どちらの方向に印刷しているときでもUVイン
クを吐出してすぐにUVを照射することができ、さらに
精度良く、時間を短縮して印刷作業を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態のインクジェット
プリンタの主要部を表す図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタに備わる制御部
の主要制御ブロック図である。
【符号の説明】
10 インクジェットプリンタ 20 UV照射手段 30 印刷部 31 記録ヘッド 32 キャリッジ 40 メンテナンスユニット 60 ホームポジション 61 保湿キャップ機構 70 制御部(UV照射範囲制御手段) P 記録紙(記録媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA05 EA23 EB11 EB36 EC28 FA10 FD20 HA01 JA13 JA16 JB04 JC07 JC13 JC20 JC23 KB11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】UVインクを記録媒体に吐出して印刷する
    印刷部と、 吐出されたUVインクにUVを照射して硬化させるUV
    照射手段とを有するインクジェットプリンタにおいて、 記録媒体に印刷されていないUVインクが存在する範囲
    にはUVを照射しないように制御することを特徴とする
    インクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】UVインクを記録媒体に吐出して印刷する
    印刷部と、 吐出されたUVインクにUVを照射して硬化させるUV
    照射手段とを有するインクジェットプリンタの制御方法
    において、 記録媒体に印刷されていないUVインクが存在する範囲
    にはUVを照射しないように制御することを特徴とする
    インクジェットプリンタの制御方法。
  3. 【請求項3】UVインクを記録媒体に吐出する記録ヘッ
    ドを備えたキャリッジと、 吐出されたUVインクにUVを照射して硬化させるUV
    照射手段とを有し、 前記キャリッジの移動範囲に前記記録ヘッドのメンテナ
    ンスを行うメンテナンスユニットを有するインクジェッ
    トプリンタにおいて、 前記UV照射手段が、前記キャリッジに設けられてお
    り、 前記UV照射手段のUV照射範囲を制御するUV照射範
    囲制御手段を備え、 前記UV照射範囲制御手段が、前記キャリッジの動作に
    連動して、前記メンテナンスユニットにはUV照射を行
    わないように制御することを特徴とするインクジェット
    プリンタ。
  4. 【請求項4】請求項3記載のインクジェットプリンタに
    おいて、 前記キャリッジの移動範囲に前記記録ヘッドを保湿保持
    する保湿キャップ機構を有し、 前記UV照射範囲制御手段が、前記キャリッジの動作に
    連動して、前記保湿キャップ機構にUV照射を行わない
    ように制御することを特徴とするインクジェットプリン
    タ。
  5. 【請求項5】請求項3又は4記載のインクジェットプリ
    ンタにおいて、 前記UV照射手段が、前記キャリッジの進行方向両端部
    に設けられていることを特徴とするインクジェットプリ
    ンタ。
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