JP2003126531A - 特殊賞品流通管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 偽造品や盗難品等、不正な特殊賞品を容易に
見分けることを可能とする特殊賞品流通管理システムを
提供する。 【解決手段】 ホール１０で発行した賞品明細カードに
は発行店名、発行日時、発券番号、交換した賞品名及び
その賞品の個数が印字されると共に、乱数コードで変換
されたバーコードが印字されている。顧客は買取所２０
で賞品の買取を依頼する場合には賞品と共に賞品明細カ
ードを渡す。買取所では明細票確認機２２でバーコード
を読取り、バーコードから読み取ったデータと賞品明細
カードに印字された内容とを照合し一致してなければ賞
品明細カードが偽造であるので、特殊賞品の買取を行わ
ない。これにより、不正な特殊賞品を容易に見分けるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、買い取り可能な賞
品を提供する特殊賞品流通管理システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】パチンコ店では顧客が獲得した出球の個
数に応じて種々の賞品を提供している。それらの賞品の
中にはアクセサリー等付加価値を備えた買い取り可能な
賞品（以下「特殊賞品」という）があり、そのような特
殊賞品を専門に買い取る特殊賞品買取所（以下単に「買
取所」という）がある。このような特殊賞品は、賞品の
種別、賞品の提供元（パチンコ店）によって価値が異な
るので、買取所ではそれらを判別して、それぞれの特殊
賞品の価値に応じた買取を行っている。ところが、しば
しば上述の特殊賞品の偽造品が買取所に持ち込まれるこ
とがある。偽造品を買取ってしまうと買取所に多大な損
害が発生するので、買取所の担当者が偽造品であるか否
か判別しながら買取を行っている。また、特殊賞品の盗
難品が買取所に持ち込まれることもあり、そのような盗
難品を買い取ることも避けなければならない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人間の
目視で偽造品の判別を行うことは困難な作業であり、ま
た、判別の精度はどうしても担当者の資質に左右されて
しまうという問題がある。さらに、極めて精巧な偽造品
である場合には、真偽の判別がほとんど不可能な場合も
あり得る。また、特殊賞品が盗難品であった場合、持ち
込まれた特殊賞品そのものは正規に製造されたものであ
るので、それが盗難品であるか否かを見分けることは現
実的に不可能である。本発明は上記のような事情に基づ
いて完成されたものであって、偽造品や盗難品等、不正
な特殊賞品を容易に見分けることを可能とする特殊賞品
流通管理システムを提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項１の発明は、特殊賞品を提供す
る際に前記特殊賞品の個数を記載した賞品明細票を発行
する特殊賞品流通管理システムにおいて、前記特殊賞品
の個数のデータをバーコードデータへ変換する変換手段
と、前記特殊賞品の個数を示す文字情報と前記バーコー
ドデータに係るバーコードとを印字した賞品明細票を発
行する発行手段とを備えたところに特徴を有する。

【０００５】請求項２の発明は、請求項１に記載のもの
において、前記変換手段は前記特殊賞品の個数のデータ
を乱数コードによって暗号化した暗号化データへ変換す
る暗号化手段を備え、前記暗号化データをバーコードデ
ータへ変換するところに特徴を有する。

【０００６】請求項３の発明は、請求項１または請求項
２に記載のものにおいて、提供する前記特殊賞品の個数
のデータと前記賞品明細票を発行する毎に付与される発
行番号とを関連付けて蓄積するデータベースを備えると
ころに特徴を有する。

【０００７】請求項４の発明は、特殊賞品を提供する際
に前記特殊賞品の個数を記載した賞品明細票を発行する
特殊賞品流通管理システムにおいて、前記賞品明細票に
は前記特殊賞品の個数を示す文字情報と前記特殊賞品の
個数のデータに係るバーコードとが印字されると共に前
記賞品明細票に印字された前記バーコードを読み取る読
取り手段を備えたところに特徴を有する。

【０００８】請求項５の発明は、請求項４に記載のもの
において、前記賞品明細票は乱数コードによって暗号化
された暗号化データに係るバーコードが印字されると共
に前記読取り手段は読み取った前記バーコードのデータ
を前記乱数コードに基づいて解読する解読手段を備える
ところに特徴を有する。

【０００９】請求項６の発明は、請求項４または請求項
５に記載のものにおいて前記バーコードには前記賞品明
細票を発行するごとに付与される発行番号のデータが含
まれると共に、前記特殊賞品を提供する際に前記発行番
号と前記特殊賞品の個数のデータとが関連付けて蓄積さ
れたデータベースに対して、前記読取手段で読み取った
前記発行番号でもって照会する参照手段を備えるところ
に特徴を有する。

【００１０】

【発明の作用及び効果】＜請求項１または請求項４の発
明＞賞品明細票には提供した特殊賞品の賞品個数を示す
文字情報と特殊賞品の個数の情報を変換したバーコード
とが印字されている。賞品明細票に印字されたバーコー
ドを読み取って、賞品明細票に印字された賞品の個数と
バーコードを読み取って得た賞品の個数とを照合し、そ
れらが一致していなければ賞品明細票が偽造品であるこ
とが判明する。これにより、特殊賞品が不正に取得され
たものであることが判明するので、不正な特殊賞品を容
易に見分けることが可能となる。

【００１１】＜請求項２または請求項５の発明＞バーコ
ードに印字されるデータが乱数コードによって暗号化さ
れているので、賞品明細票の偽造が困難になる。

【００１２】＜請求項３または請求項６の発明＞データ
ベースを参照して賞品明細票の発行番号に関連付けられ
た特殊賞品の個数を確認することで、賞品明細票の真偽
の判断が一層確実になる。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。パチンコホール（以下単に
「ホール」という）１０では顧客が遊戯を行い、それに
よって獲得したパチンコ球（出球）の個数に応じて種々
の賞品を提供している。また、ホール１０が提供する賞
品の中には付加価値を備えた賞品（特殊賞品）もあり、
この特殊賞品を専門に買い取る特殊賞品買取所（買取
所）２０がある。顧客が希望する場合には特殊賞品は買
取所２０において買取られる。

【００１４】＜ホール側システム＞ホール１０には出球
計数器１２と賞品交換管理装置１３とが設置されてお
り、さらに両機１１，１２から得られるデータを一元的
に管理する店舗サーバー１１を備える（図１参照）。

【００１５】店舗サーバー１１は出球計数器１２から送
られたデータを蓄積する出球データベース（以下「出球
ＤＢ」という）と賞品交換管理装置１３から送られたデ
ータを蓄積する発券データベース（以下「発券ＤＢ」と
いう）とを有する。

【００１６】出球ＤＢは、年月日・時分・計数番号・出
球数・賞品交換のフィールドを有する（図２参照）。年
月日及び時分のフィールドには出球数を計測した年月日
及び時分の時刻データが蓄積される。計数番号のフィー
ルドは出球ＤＢの重複レコードを排除するための主キー
であり、出球数を計測した順に付与される数値データが
蓄積される。出球数のフィールドには出球計数器１２で
計測した出球の個数が数値データで蓄積される。また、
賞品交換のフィールドには賞品交換が既に行われたか否
かを示すデータが蓄積される。

【００１７】発券ＤＢは、年月日・時分・発券番号・賞
品数のフィールドを有する（図２参照）。年月日及び時
分のフィールドは賞品の交換を行った年月日及び時分の
時刻データが蓄積される。発券番号のフィールドは賞品
管理ＤＢの重複レコードを排除するための主キーであ
り、賞品交換を受付けた順に付与される数値データが蓄
積される。賞品数のフィールドには交換した賞品の種別
とその個数を示したデータがＣＳＶ形式で蓄積される。

【００１８】出球計数器１２は、顧客が獲得したパチン
コ球（出球）の個数を計測するものであって出球計数部
１２Ａと出球票発券部１２Ｂとを備える。出球係数部
は、ホッパ１２Ｃに挿入された出球の個数を計測し、そ
の結果を表示部１２Ｄに表示させる。出球票発券部１２
Ｂは、発券ボタン１２Ｅが押されることにより表示部１
２Ｄに表示された出球の個数を印字した出球カードを発
行する。出球カードは、図４に示すように、発行店名・
計数日時（年月日及び時分）・計数番号・出球数が文字
として印字される。それと共に出球カードには印字内容
のデータがバーコードによって印字される。また、出球
カードにはＰＥＴ紙に特殊模様が施された専用紙が用い
られており、文字及びバーコードは磁気印刷されてい
る。そして、出球計数器１２は、出球カードの発行処理
を行うと同時に、出球カードへ記載する年月日・時分・
計数番号・出球数のデータを店舗サーバー１１へ送信
し、店舗サーバー１１の出球ＤＢへの書き込みを行う。

【００１９】賞品交換管理装置１３はバーコード読取器
１３Ｃを備えた本体１３Ａと賞品明細票発券部１３Ｂと
を備える。バーコード読取器１３Ｃは出球カードのバー
コードを読み取るためのもので、読み取ったデータを本
体１３Ａの表示部１３Ｄへ表示させる。

【００２０】ここで、賞品交換管理装置１３は読み取っ
た出球カードの計数番号に対応する出球数と賞品交換の
有無を店舗サーバー１１の出球ＤＢから読み出し、出球
カードのバーコードを読み取って得た出球数と出球ＤＢ
の出球数とが一致しているか否か照合し、さらに賞品交
換が既に行われていないかを確認する。そして、出球数
が一致し、賞品未交換であることの確認がなされると、
本体１３Ａの出球確認ボタン（図示なし）を押す。これ
により、表示された出球の個数の範囲内で顧客が希望す
る賞品との交換が可能となる。

【００２１】賞品の交換において顧客が特殊賞品を希望
した場合、賞品交換管理装置１３に対して顧客が希望し
た特殊賞品の種別及びその個数が入力され、賞品交換管
理装置１３の発券ボタン（図示なし）が押されると発券
処理が行われる。発券処理は本体１３Ａから賞品明細票
発券部１３Ｂに対して、発行店名、発行日時、発券番
号、交換した特殊賞品の種別及びその個数を文字として
印字する命令を出す。それと共に、本体１３Ａにおいて
印字するデータと同じデータを乱数コードによって暗号
化した暗号化データを作成し、この暗号化データを賞品
明細票発券部１３Ｂに対してバーコードとして印字する
命令を出す。ここで、乱数コードは、印字するデータを
バーコードデータに変換又は解読するために必要なコー
ドであって、この乱数コードは毎日変更されるものであ
る。上記発行処理により印字命令を受けた賞品明細票発
券部１３Ｂは賞品明細カードを印字する。さらに、賞品
交換管理装置１３は、賞品明細カードの発行処理を行う
と同時に、賞品明細カードへ記載する年月日・時分・発
券番号・交換した賞品種別及びその個数のデータを店舗
サーバー１１へ送信し、店舗サーバー１１の発券ＤＢに
対してレコードの追加処理を行う。

【００２２】さて、上記のように発行された賞品明細カ
ードには、図５に示すように、発行店名、発行日時、発
券番号、交換した賞品名及びその賞品の個数が印字され
ると共に、バーコードが印字されている。このバーコー
ドは印字する内容のデータを上記の乱数コードによって
変換したものであって、変換に用いた同じ乱数コードを
用いなければ解読ができないものである。さらに、同じ
乱数コードを用いない限り同一のバーコードは作成でき
ない。すなわち、発行店名、発行日時、発券番号、交換
した賞品名及びその賞品の個数のデータが判明していて
も、同じバーコードを作成することはできないものであ
る。

【００２３】それに加えて、賞品明細カードは出球カー
ドと同様にＰＥＴ紙に特殊模様が施された専用紙に対し
て、文字及びバーコードが磁気印刷されている。ここ
で、特殊模様は用紙の表面に施す特殊な模様や、複写を
行うと複写側に複写物であることを認識させる模様を表
出させるような模様をいう。例えば用紙の表面に特殊な
インキで薄く企業名を連続的に印字した模様や、複写を
行うと複写した用紙の表面に「複写不可」の語を浮き出
させるような模様である。このような特殊模様が施して
ある専用用紙を用いることにより賞品明細カードの偽造
はより一層困難となる。

【００２４】＜買取所側システム＞買取所２０には明細
票確認機２２が設置されており、明細票確認機２２のデ
ータを管理する買取所サーバー２１を備える。

【００２５】明細票確認機２２は賞品明細カードの真偽
を確認するためのもので、バーコード読取器２２Ａと表
示部２２Ｂとを備える。バーコード読取器２２Ａは賞品
明細カードに印字されたバーコードを読み取って、バー
コードを解読するのであるが、解読には乱数コードが必
要である。このときに用いられる乱数コードは予め通信
回線３０を介して店舗サーバー１１にホール１０がその
日に使用する乱数コードを送信させたものである。

【００２６】買取所サーバー２１は買取状況ＤＢを有す
る。買取状況ＤＢは年月日・時分・発券番号・賞品数及
び累計をフィールドとして有する（図３参照）。年月日
及び時分はホール１０において特殊賞品の提供が行われ
た日時のデータであり、発券番号は賞品明細カードの発
券番号を数値データとして記録する。また、賞品数は特
殊賞品の種別及びその個数がＣＳＶ形式で記録される。
累計のフィールドには買取状況ＤＢに新規レコードが追
加される都度、既に買取が行われた特殊賞品の種別毎に
買取った個数の累計が随時計算され、その数値データが
入力される。

【００２７】明細票確認機２２は、賞品明細カードのバ
ーコードを読み取ると解読したデータを表示部２２Ｂに
表示させる。具体的には図８に示すように、表示部２２
Ｂには年月日時・発券番号・賞品名・賞品数が表示され
る。このとき、賞品明細カードに記載された文字内容と
表示部２２Ｂに表示された内容とを照合し、一致してい
なければ買取を許可しない（図７参照）。また、買取状
況ＤＢにその発券番号が既に登録されたレコードでない
か、即ち、その賞品明細カードがすでに買取を行った特
殊賞品に係るものでないことを確認し、買取済みの発券
番号の場合には買取を許可しない。尚、発券番号の登録
の有無は、表示部２２Ｂに重複登録が無い旨の表示がな
されるか否かによって確認できる。

【００２８】さらに、買取所サーバー２１はパチンコホ
ールの店舗サーバー１１に対して発券番号を送信して、
発券番号に対する賞品内訳を照会する。すると、店舗サ
ーバー１１は発券ＤＢを参照して受信した発券番号に関
連付けられた特殊賞品の種別及びその個数のデータを買
取所サーバー２１へ送信する（図７参照）。店舗サーバ
ー１１からのデータは買取所サーバー２１を介して明細
票確認機２２に伝送され、明細票確認機２２において、
賞品明細カードから読み取った特殊賞品の種別及びその
個数のデータと店舗サーバー１１から送信された特殊賞
品の種別及びその個数のデータとを照合し、一致しなけ
れば買取を許可しない。尚、双方のデータの一致不一致
は、明細票確認機２２の表示部２２Ｂに一致する旨の表
示がなされるか否かによって確認できる。

【００２９】上記事項を全て確認して賞品明細カードが
真正品であることが判明したら「確認完了」のボタンが
押され、これにより明細票確認機２２は賞品明細カード
から読み取たデータを買取ＤＢの新規レコードとして追
加する。また、それと同時に、買取所サーバー２１は入
力された特殊賞品の種別及びその個数から各特殊賞品の
累計を計算し、買取ＤＢの各々のフィールドへ入力す
る。そして、賞品明細票確認機２２によって賞品明細カ
ードが正規のものであると判明した場合に買取所の担当
者はその特殊賞品の買取を行う。

【００３０】仮に賞品明細カードに印字されている内容
とバーコード読取器２２Ａで読み取った内容とが一致し
ていない場合その他上記事項のうち１つでも異常がある
場合、賞品明細カードが偽造品であると判明する。すな
わち賞品明細カードの偽造品と共に渡された特殊賞品が
偽造品であるか或いは盗難等不正に入手されたものであ
ることが判明するので、買取を行わない。

【００３１】また、買取所サーバー２１では必要に応じ
で買取ＤＢを参照することができ、また、買取ＤＢの内
容を紙等に出力して、特殊賞品の販売会社が特殊賞品の
買取状況を把握することが容易に可能となり、例えば特
殊賞品をホール１０にどの程度納品すればよいかを判断
することに活用することができる。

【００３２】このように、本実施形態に係る特殊賞品交
換システムによれば、特殊賞品の買取時に賞品明細カー
ドを確認し、賞品明細カードの真偽を判別することによ
り特殊賞品の偽造品や盗難品を容易に見分けることがで
きる。従って、不正な特殊賞品を買い取ることによる損
害の発生を防止することができる。さらに、本実施形態
に係る賞品明細カードは乱数コードを用いなければバー
コードの変換ができないので賞品明細カードの偽造が困
難であり、かつ、賞品明細カードを添えなければ特殊賞
品の買取が行えないので特殊賞品の偽造品や盗難品では
買取が不可能となる。従って、特殊賞品の偽造や盗難を
抑制することができる。

【００３３】＜他の実施形態＞本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 （１）出球カードや賞品明細カードにはＰＥＴ紙を用い
たが、例えば感熱紙等他の用紙を用いたものでもよい。 （２）上記実施形態ではバーコードの変換・解読に用い
る乱数コードは毎日変更するものであったが、例えば発
券番号ごとに変更するものであってもよい。 （３）乱数コードの交換には通信回線２０を用いたが、
通信回線を用いず乱数コードを記録した媒体を直接手渡
して行うものであってもよい。 （４）バーコードには印字する内容と同じ内容のデータ
が含まれていたが、さらにバーコードに変換するデータ
に確認用の特殊なデータを含めてもよい。 （５）買取所２０には買取所サーバ２１と明細票確認機
２２とを別々に備えていたが買取所サーバー２１と明細
票確認機２２とが一体となっているものであってもよ
い。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施形態に係るシステムの概要図

【図２】店舗サーバーが有するデータベースのデータ構
造図

【図３】買取りサーバーが有するデータベースのデータ
構造図

【図４】計数カードの正面図

【図５】賞品明細カードの正面図

【図６】特殊賞品の流れを示す概念図

【図７】買取所における賞品明細カードの真偽判断のフ
ロー図

【図８】賞品明細カードを読取った際の明細票確認機の
表示部の概略図

【符号の説明】

１０…パチンコ店 １１…店舗サーバー １２…出球計数機 １３…賞品管理機 ２０…特殊賞品買取所 ２１…買取所サーバー ２２…明細票確認機 ３０…通信回線

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 特殊賞品を提供する際に前記特殊賞品の
   個数を記載した賞品明細票を発行する特殊賞品流通管理
   システムにおいて、 前記特殊賞品の個数のデータをバーコードデータへ変換
   する変換手段と、 前記特殊賞品の個数を示す文字情報と前記バーコードデ
   ータに係るバーコードとを印字した賞品明細票を発行す
   る発行手段とを備えたことを特徴とする特殊賞品流通管
   理システム。
2. 【請求項２】 前記変換手段は前記特殊賞品の個数のデ
   ータを乱数コードによって暗号化した暗号化データへ変
   換する暗号化手段を備え、前記暗号化データをバーコー
   ドデータへ変換することを特徴とする請求項１記載の特
   殊賞品流通管理システム。
3. 【請求項３】 提供する前記特殊賞品の個数のデータと
   前記賞品明細票を発行する毎に付与される発行番号とを
   関連付けて蓄積するデータベースを備えることを特徴と
   する請求項１または請求項２に記載の特殊賞品流通管理
   システム。
4. 【請求項４】 特殊賞品を提供する際に前記特殊賞品の
   個数を記載した賞品明細票を発行する特殊賞品流通管理
   システムにおいて、 前記賞品明細票には前記特殊賞品の個数を示す文字情報
   と前記特殊賞品の個数のデータに係るバーコードとが印
   字されると共に前記賞品明細票に印字された前記バーコ
   ードを読み取る読取り手段を備えたことを特徴とする特
   殊賞品流通システム。
5. 【請求項５】 前記賞品明細票は乱数コードによって暗
   号化された暗号化データに係るバーコードが印字される
   と共に前記読取り手段は読み取った前記バーコードのデ
   ータを前記乱数コードに基づいて解読する解読手段を備
   えることを特徴とする請求項４記載の特殊賞品流通管理
   システム。
6. 【請求項６】 前記バーコードには前記賞品明細票を発
   行するごとに付与される発行番号のデータが含まれると
   共に、 前記特殊賞品を提供する際に前記発行番号と前記特殊賞
   品の個数のデータとが関連付けて蓄積されたデータベー
   スに対して、前記読取手段で読み取った前記発行番号で
   もって照会する参照手段を備える請求項４または請求項
   ５に記載の特殊賞品流通管理システム。