JP2000215255A - 参加型くじ方法及びその装置 - Google Patents

参加型くじ方法及びその装置

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JP2000215255A
JP2000215255A JP1298099A JP1298099A JP2000215255A JP 2000215255 A JP2000215255 A JP 2000215255A JP 1298099 A JP1298099 A JP 1298099A JP 1298099 A JP1298099 A JP 1298099A JP 2000215255 A JP2000215255 A JP 2000215255A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性が高く、高速処理が可能で、主催者の
当りくじ水増し、販売店の賭け金着服、ユーザのにせ当
選金請求を排除する。 【解決手段】 ユーザUはその識別子PIDと賭けパタ
ーンTLPとの連結に対するハッシュ値h1=h(PI
D‖TLP)を求め、h1とTLPとお金を販売店Sへ
送り、Sよりその識別子SIDを受領し、Sはh1,T
LPの登録を掲示板BBSに対し行う、BBSはTL
P,h1,SIDを対としてデータベースで管理する。
Uはh1の部分情報h1* とTLPをBBSへ送り問い
合わせ、一致したものがデータベースにあれば、h1を
返し、なければUはSIDを根拠に異議を申し立てる。
UはPIDを金融機関Bに提示し、Bはその賭けたh1
と一致を確認して、当選金を支払う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
など不特定多数の人々がアクセスできる環境下で、ゲー
ムの結果などを対象にくじを投票し(賭け)公正に運用
されるための参加型くじの方法及びそのユーザ装置に関
する。ここで、参加型くじとは、競馬、競輪、競艇、ナ
ンバーくじのたぐいのことであり、予め識別子が付さ
れ、くじが一意に定まっているものをユーザが購入する
もの(例:宝くじ、宝くじ付年賀ハガキ)は、参加型く
じの範囲には含まない。
【0002】参加型くじの重要な特徴は、予め参加者で
あるユーザが結果を予想し、その予想したパターンのく
じを購入することにある。予想パターンとゲーム結果な
どが一致すれば、当選したとして当選返戻金(以下、当
選金)が主催者から支払われる。
【0003】
【従来の技術】参加型くじのシステム構成を図11に示
す。参加型くじを主催する主催者と、ユーザUと、販売
店Sとよりなり、ユーザUが賭けパターンを予想してく
じの購入を、販売店Sにお金を支払って行い、販売店S
から、そのくじと、領収書を受領する。販売店Sはユー
ザUより希望賭けパターンを主催者へ報告すると共にお
金を送り、主催者から手数料を受取る。ユーザUは当選
くじを主催者に提示して当選金を主催者から受取る。
【0004】主催者と販売者の所属組織が同一の場合が
多い。なお、主催者による賭け対象(ゲームなど)の情
報は、自らと報道を通じて周知され、賭け結果も同様に
周知される。ここでのセキュリティ上の問題点は次のと
おりである。くじの偽造は、紙とそれに印刷される印字
の複製困難性により決まる。主催者および販売者の不
正、それら組織の内部犯行による不正は法律などにより
防止される。
【0005】しかしながら、2000年開始が決まって
いるサッカーくじなど、新しい参加型くじを考える場
合、多数の参加者を想定するので、販売者と主催者は別
個と考えざるを得ないので内部犯行防止対策の強化が必
要である。また、インターネットなど不特定多数がアク
セスできるネットワーク環境が普及しつつあるが、紙と
印刷からなるくじを見直す必要がある。閉じたシステム
ならば従来通りで同様のセキュリティが維持できるが、
関わる人が多いオープンなシステムの場合、くじを作る
印字機そのものよりも、主催者・販売者を行き交う情報
そのものに、安全性の対策を講じたものとすべきであ
る。参加型くじシステムの定義 ここで、参加型くじシステムが扱う参加型くじシステム
は次の様なものとする。 ・賭けパターンの予想を対象とする。 ・投票券(以下、くじ)は、1口単位に投票可。 ・当選返戻金(以下、当選金)は、1口単位に与えられ
る。但し、当選金の額は、主催者が決定する。 ・販売店の組織は複数、当選金は一金融機関が扱う。 ・購入者の身分(年齢、銀行口座、等)の確認手段があ
る。 ・決済手段は別にある。 ・夜間販売禁止にできる。参加型くじシステムの構成 この発明が前提とする参加型くじシステムの構成を図1
に示す。各エンティティ(主体)は、次のような役割を
分担する。主催者は、くじの運営に関する全責任を持つ
とし、集めたお金の管理を金融機関Bに委託し、くじの
販売は販売者Sに委託する。また、自ら、くじのデータ
を蓄えるデータベースと、くじの条件や対象とするゲー
ムの結果と当選報告などを周知し、ユーザからの問い合
わせにも応じる掲示板BBSを運営する。金融機関は、
くじの売り上げを主催者から預かり、当選くじを持って
いるユーザUの請求により、当選金を支払う。販売者は
ユーザからお金を貰って、ユーザの指示する賭けパター
ンを主催者に伝達する。くじを購入するユーザは、賭け
るくじの条件などを、主催者の掲示板BBSなどから入
手し、くじの登録状況なども確認する。当選くじを持つ
ユーザは金融機関に当選金を請求し、当選金を得る。な
お、上記参加型くじシステムの定義のうち、夜間販売禁
止は、システムの運用時間を設ければ解決するので以下
の議論には含めない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な構成を前提
に以下の項目をこの発明が解決しようとする課題とす
る。 A.主催者の、水増しによる当選金横取り詐欺を防止す
る。 B.販売者の、主催者仲介をせず賭け金を着服する詐欺
を防止する。
【0007】C.ユーザ(くじ購入者)の、にせの当選
金請求を排除する。 D.当選者のプライバシを確保すると共に、他人のなり
すましを防止する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、ユー
ザはユーザ装置により、そのユーザの識別子PIDと賭
けパターンTLPを連結し、その連結したPID‖TL
Pに対するハッシュ値h1=h(PID‖TLP)をハ
ッシュ関数hによって生成し、TLPとh1をペアとし
て販売店装置に登録依頼し、販売店装置はその識別子S
IDをユーザ装置へ送ると共に、TLPとh1とSID
を掲示板装置へ送る。掲示板装置は受信したTLPとh
1とSIDをペアとしてデータベースで管理し、ユーザ
装置からh1の部分情報h1* とTLPを掲示板装置へ
送って、データベースに自らの賭けパターンTLPが存
在することを問い合わせ、この時、掲示板装置はTLP
とh1* が一致するTLPとh1があれば、そのh1を
返し、自分の賭けパターンが自分のハッシュ値h1と一
緒に存在しなければ、ユーザは掲示板装置及び販売店装
置に対してSIDを根拠に異議申立てをする。掲示板装
置はその集計情報を公開し、当選したユーザは掲示板装
置により示された結果に従い、金融機関に対して当選返
戻金を請求し、金融機関は当選パターンがTLPであ
り、それに賭けられたハッシュ値h1がユーザから渡さ
れた情報PIDから作られたことを確認してから、ユー
ザに当選金を渡す。
【0009】主催者の掲示板装置により次のような時系
列の管理を行う。 Phase I 参加型くじの告示 −試合とその賭け方の周知。 Phase II 経過処理 −統計情報の公開、登録データの更新。
【0010】−個別問い合わせ回答(ユーザの登録確
認)。 −夜間は販売店と示し合わせて休業。 Phase III 投票確定(試合(ゲーム)の前に締切) Phase IV 当選の案内(払戻し条件、等) 上記A〜Dの課題に対応して、以下の様な手段を導入す
る。
【0011】一.(A対策)試合開始前の賭条件確定の
為、掲示板は公開情報ファイル全体に“随時ディジタル
署名を付け公開”する。 二.(B,C対策)登録した自分のくじ(ハッシュ値)
を問い合せの為に“部分ハッシュ”を使用する。 三.(D対策)当選者のプライバシ保護と内部犯行ガー
ドの為、個人情報は“2重以上のハッシュ”で当選金手
続き時の問い合せに呼応する。
【0012】
【発明の実施の形態】参加型くじシステムの定義によ
り、クレジット、電子マネー、またはデビットカード等
で実現される。ここではどのようにするかの具体的手法
は述べない。このとき、ネットワーク上に存在する、掲
示板装置BBS、販売者装置、ユーザ装置は次の様な関
連をもって運用される。なお、金融機関Bとその他のエ
ンティティBBSおよびUとの関係は、必ずしもネット
ワークで接続されている必要はない。とりわけ、当選金
の支払処理は、オフラインを前提に以下の条件を進め
る。 Phase I 参加型くじの告示 −掲示板装置BBSより、試合とその賭け方を周知さ
せ、ネットワーク上に存在する多数のユーザU(必ずし
もくじを買うことを必須としない)がこれを参照する。 Phase II 経過処理(販売など) −ユーザUはそのユーザ装置によりネットワーク上で販
売者Sの装置との間でくじを購買し、 −販売者Sからその販売者装置により掲示板装置BBS
にくじの登録を依頼し、 −掲示板装置BBSは、くじの登録状況から、登録デー
タの更新をするとともに統計情報を公開する。
【0013】−ユーザUよりそのユーザ装置により掲示
板装置BBSへのくじ登録に関する個別問い合わせがあ
るとその回答をする(ユーザの登録確認)。 −夜間などは販売者と示し合わせて、販売を休止する。 Phase III 投票確定(ゲーム(試合)の前に締切) −掲示板装置BBSはデータベースの中身を凍結する。 Phase IV 当選の案内(払戻し条件、等) −掲示板装置BBSから、当選の案内、支払条件の案内
をする。記号の凡例 ・個人識別情報:PID −一意のもの。例;銀行口座番号であり、対象とするゲ
ームや対象の勝敗引きわけの賭けパターン毎に変化させ
るための乱数エリアを持つ。 ・賭けパターン情報:TLP −主催者側が設定し、対象ゲーム毎に区別可能とされ
る。 ・連結:X‖Y −X‖Yは、Xの次にYを並べることを示す。 ・ハッシュ関数:h() −h1←h(PID‖TLP)は入力PID‖TLPの
ハッシュ値をh1に代入することを示す。 ・部分ハッシュ情報:h* −h* はハッシュ値hの一部分の値を示す。 ・電子署名:sSKa(X) −s1←sSKa(X)はaさんの秘密の署名生成鍵S
KaでXに対して署名生成した署名をs1に代入すると
読む。
【0014】−sSKa(X)はaさんの公開の署名検
証鍵PKaでXに対して署名検証でき、正しい署名生成
鍵SKaとXから生成された署名は有効と判断できる。
従って、異なる署名生成鍵や入力Xの署名の場合、無効
と判断される。−お金:$電子的な金銭取引決済の流れ
を$シンボルで表す。第一の実施例 掲示板装置(BBS)11、ユーザUの装置(ユーザ装
置)12、販売店Sの装置(販売店装置)13、金融機
関Bの装置(金融機関装置)14からなるシステムにお
いて、図2に示すようにユーザUはユーザ装置12によ
り個人を識別する情報PIDと賭けパターンTLPよ
り、PIDとTLPを連結したPID‖TLPからハッ
シュ関数hによってハッシュ値h1=h(PID‖TL
P)を生成し、TLPとh1をペアとして販売店装置1
3に登録依頼し、販売店装置13は識別子SIDを生成
するとともに、ユーザ装置12にはSIDを、掲示板装
置BBS11にはTLPとh1とSIDを送信する。
【0015】掲示板装置11は、TLPとh1とSID
をペアにデータベースに管理し、図3に示すようにユー
ザ装置12によりユーザUが上記h1の部分情報h1*
とTLPを掲示板装置11へ送信することで、上記デー
タベースに自らの賭けパターンTLPが存在することを
問い合わせたとき、掲示板装置BBSはTLPとh1 *
がデータベース中のTLPならびにh1の一部と一致す
れば、h1をユーザ装置12に返す。一方、自分の賭け
パターンが自分のハッシュ値h1と一緒に存在しないと
きはそのことをユーザ装置12へ回答し、UはBBSと
Sに対して、SIDを根拠に異議申し立てをする。これ
は、上記第二の手段“部分ハッシュ”の使用のことであ
る。
【0016】なお、前記問い合わせに対して、Yesか
Noだけで答えたとすると、答えに信ぴょう性がないの
でh1* を送信し、h1を回答することにしている。掲
示板装置BBS11は、複数のユーザから多数のTLP
が寄せられたら、その集計情報を公開する。当選したユ
ーザUは、掲示板装置BBS11により示された結果に
従い、金融機関Bに対して図4に示すように情報PID
を渡し当選返戻金を請求し、金融機関Bはその装置14
で、当選パターンがTLPであり、それに賭けられたハ
ッシュ値h1が、Uから渡された情報PIDから作られ
ることを確認してから、そのユーザUに当選返戻金を渡
す。第二の実施例 第一の実施例で、ユーザ装置よりh1の部分情報h1*
を送って問い合わせを行ったが、第二の実施例では図5
に示すように、SIDをh1とSIDの連結SID‖h
1に対するハッシュ値h2=h(SID‖h1)の部分
情報h2* について問い合わせる。この場合は、掲示板
装置11でハッシュ値h2=h(SID‖h1)を作っ
て、TLPとh2とh1とSIDをペアとしてデータペ
ースで管理する。第三の実施例 第一の実施例では掲示板装置11のデータベースのう
ち、TLPとh1に関するリストを公開したが、第三の
実施例では、図6に示すようにその公開リスト情報に関
して、掲示板装置11が秘密の署名鍵SKBBで署名して
公開する。これは、上記、第一の対策手段である。第四の実施例 第一の実施例においてはユーザ装置12により、個人情
報PIDと賭けパターンTLPより、PIDとTLPを
連結したPID‖TLPからハッシュ関数hによってハ
ッシュ値h1=h(PID‖TLP)を生成した。この
代わりに第四の実施例では図7に示すように、個人情報
PIDのハッシュ値h(PID)とTLPを連結したh
(PID)‖TLPからハッシュ関数hによってハッシ
ュ値h1=h(h(PID)‖TLP)を生成する。
【0017】ユーザUが当選したとき、金融機能Bは図
8に示すように当選パターンがTLPであり、それに賭
けられたハッシュ値h1が、ユーザUから渡された情報
h(PID)から作られることを確認することを第一段
階の確認とし、第二段階でPID自身を渡して確認させ
る。この実施例は、上記第三の手段“2重以上のハッシ
ュ”を用いることである。
【0018】図8で示した例は、2重ハッシュの場合で
あるが、金融機関Bが出張所、支店、本店と階層に分か
れている場合、例えば3重ハッシュにし、問い合わせの
階層が上る度に、よりハッシュが掛かってないハッシュ
に落として照合する。また、ハッシュ値多重では、h
(h(PID‖TLP′)‖TLP)、h(h(h(P
ID‖TLP″)‖TLP′)‖TLP)の様に、付加
的な情報TLP′,TLP″を掲示板装置の指示の下、
安全性を強化することができる。
【0019】上述したユーザ装置12の機能構成を図9
に示す。記憶部21には識別子PIDの他、識別子SI
D、ハッシュ値h1、署名検証用公開鍵PKBBなどが記
憶される。キーボードなどの入力手段22により賭けパ
ターンTLPなどを入力することができ、連結部23で
PIDとTLPが連結され、その連結はハッシュ関数部
24でハッシュ値h1が求められ、h1,TLPは送信
部25より販売店装置へ送られる。またハッシュ値h1
の部分情報h1* とTLPが送信部25により掲示板装
置へ送られ、問い合わせが行われる。受信部26にて販
売店装置からSIDを受信し、また、掲示板装置から公
開リスト署名を受信し、公開リスト署名は署名検証部2
7にて公開鍵PKBBにより検証される。
【0020】第二の実施例の場合は、SIDとh1とが
連結部28で連結され、その連結に対しハッシュ値h2
がハッシュ関数部29で求められ、そのh2の部分情報
h2 * とTLPが送信部25より掲示板装置へ送られて
問い合わせが行われる。またくじの購入ごとにPIDに
乱数を付加する場合は、乱数生成部31から乱数Rを生
成し、これを連結部23へ入力して、PIDと連結させ
ればよい。
【0021】PIDをハッシュして用いる場合の例を図
10に示す。記憶部21のPIDを必要に応じて連結部
32で乱数Rと連結し、その連結PID‖Rに対するハ
ッシュ値h(PID‖R)をハッシュ関数部33で求
め、このハッシュ値h(PID‖R)とTLPを連結部
23で連結し、その連結に対するハッシュ値h1をハッ
シュ関数部24で求める。その他は図9の場合と同様で
ある。
【0022】
【発明の効果】上記各種実施例によれば、安全性が高
く、速度性能において電子署名よりも効率の良いハッシ
ュ関数をくじに用いることで、参加型くじシステムを構
築することが出来る。また、くじを購買するユーザ個人
にとっては、ハッシュ関数の計算の他は、ハッシュ値や
SIDを控えておく程度ですむ。従って、ハッシュ関数
は、街頭や喫茶店(サイバーカフェ)にある公共端末や
ネットワーク接続のパソコンで生成してもらい、控えと
して、紙にメモするか、プリンタから印字する環境で構
築できる。従来とは異なり、仮にこの控えが盗まれたり
複製されても、個人情報PIDが前提であるのでこれを
知らなければ、他人が得てもなんら意味を持たないから
である。
【0023】掲示板装置の公開リスト署名を、ユーザの
一部の有志がチェックすることにより、試合(ゲーム)
結果が明らかになった後に主催者が当りくじを水増しす
るのを妨げることができる。ユーザが掲示板装置に問い
合わせをすることにより、販売店での購入金着服に対す
るチェックをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の参加型くじシステムの構成を示す
図。
【図2】くじ購買の手順を示す図。
【図3】登録確認の手順を示す図。
【図4】当選金受領の手順を示す図。
【図5】SIDによる登録確認の手順を示す図。
【図6】登録簿署名の例を示す図。
【図7】くじ購買(2重ハッシュ関数利用)の他の手順
を示す図。
【図8】当選金受領(2重ハッシュ関数利用)の他の手
順を示す図。
【図9】ユーザ装置の機能構成例を示す図。
【図10】ユーザ装置の機能構成の他の例を示す図。
【図11】従来のシステムを示す図。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掲示板装置と、ユーザの装置(以下ユー
    ザ装置と記す)と、販売店装置と、金融機関装置とより
    なり、 ユーザは上記ユーザ装置によりそのユーザを識別する情
    報PIDと賭けパターンTLPとを連結し、その連結P
    ID‖TLPからハッシュ関数hによってハッシュ値h
    1=h(PID‖TLP)を生成し、賭けパターンTL
    Pとハッシュ値h1を対として販売店装置に登録依頼を
    行い、 販売店装置は上記登録依頼を受信すると、その販売店装
    置の識別子SIDを生成してユーザ装置に送信すると共
    に受信した賭けパターンTLPとハッシュ値h1とを掲
    示板装置へ送信し、 掲示板装置は受信した賭けパターンTLP、ハッシュ値
    h1を対としてデータベースに管理し、複数のユーザか
    らの賭けパターンTLPが寄せられたら、その集計情報
    を公開し、 当選したユーザは掲示板装置に示された結果に従って、
    ユーザ装置により識別子PIDを示して金融機関装置に
    対して当選返戻金を請求し、 金融機関装置は当選返戻金請求を受けると、当選パター
    ンが賭けパターンTLPであり、それに賭けられたハッ
    シュ値h1が、受信識別子PIDから作られていること
    を確認して、当選返戻金をユーザへ渡すことを特徴とす
    る参加型くじ方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、 ユーザはユーザ装置により、上記ハッシュ値h1の部分
    情報h1* と賭けパターンTLPを掲示板装置へ送信し
    て自らの賭けパターンTLPが存在することを問い合わ
    せ、 この問い合わせを受けた掲示板装置は、問い合せた賭け
    パターンTLP及び部分情報h1* と一致するものがデ
    ータベース中に在れば、そのハッシュ値h1をユーザ装
    置へ返送し、一致するものがなければそのことをユーザ
    装置へ返送し、 一致するものなしの返送を受けたユーザ装置のユーザは
    掲示板装置と販売店装置に対して識別子SIDを根拠に
    異議申し立てをすることを特徴とする参加型くじ方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法において、 販売店装置は上記登録依頼を受信した際に、販売店装置
    の識別子SIDを掲示板装置へ送信し、 掲示板装置は識別子SIDとハッシュ値h1を連結し、
    その連結SID‖h1に対するハッシュ値h2=h(S
    ID‖h1)を生成し、ハッシュ値h2を上記賭けパタ
    ーンTLP、ハッシュ値h1に対としてデータベースに
    管理し、 ユーザはユーザ装置により、受信した識別子SIDとハ
    ッシュ値h1を連結し、その連結SID‖h1に対する
    ハッシュ値h2=h(SID‖h1)を生成し、そのハ
    ッシュ値h2の部分情報h2* と賭けパターンTLPを
    掲示板装置へ送信して自らの賭けパターンTLPが存在
    することを問い合わせ、 この問い合わせを受けた掲示板装置は、問い合せた賭け
    パターンTLP及び部分情報h2* と一致するものがデ
    ータベース中に在れば、そのハッシュ値h2をユーザ装
    置へ返送し、一致するものがなければそのことをユーザ
    装置へ返送し、 一致するものなしの返送を受けたユーザ装置のユーザは
    掲示板装置と販売店装置に対して識別子SIDを根拠に
    異議申し立てをすることを特徴とする参加型くじ方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の方法に
    おいて、 掲示板装置は賭けパターン及びハッシュ値の公開リスト
    に対し、掲示板装置の秘密の署名鍵で署名を生成し、そ
    の署名を上記公開リストに付けることを特徴とする参加
    型くじ方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の方法に
    おいて、 ユーザ装置は上記ユーザ識別情報PIDに対しハッシュ
    値h(PID)を求め、このハッシュ値h(PID)と
    賭けパターンTLPを連結し、この連結h(PID)‖
    TLPを上記識別情報と賭けパターンの連結とし、 当選したユーザは識別子としてハッシュ値h(PID)
    を金融機関装置へ送り、 金融機関装置は賭けられたハッシュ値h1が受けとった
    ハッシュ値h(PID)から作られていることを確認
    し、その確認ができると、ユーザはPIDを金融機関装
    置へ示し、賭けられたハッシュ値h1が示されたPID
    から作られていることを確認して当選返戻金をユーザへ
    渡すことを特徴とする参加型くじ方法。
  6. 【請求項6】 参加型くじ方法に用いられるユーザ装置
    であって、 ユーザ識別子PIDなどを記憶する記憶部と、 入力手段と、 上記入力手段により入力された賭けパターンTLPと上
    記ユーザ識別子PIDとを連結する連結手段と、 上記連結したユーザ識別子PIDと賭けパターンTLP
    に対するハッシュ値h1を求めるハッシュ関数手段と、 販売店装置からのその識別子SID、掲示板装置からの
    応答などを受信する受信手段と、 上記ハッシュ値h1、上記賭けパターンTLPを販売店
    装置へ、上記ハッシュ値h1の部分情報h1* 及び上記
    賭けパターンTLPを含む問い合わせを掲示板装置へそ
    れぞれ送信する送信手段と、 を具備するユーザ装置。
  7. 【請求項7】 参加型くじ方法に用いられるユーザ装置
    であって、 ユーザ識別子PIDなどを記憶する記憶手段と、 入力手段と、 上記入力手段により入力された賭けパターンTLPと上
    記ユーザ識別子とを連結する連結手段と、 上記連結したユーザ識別子PIDと賭けパターンTLP
    に対するハッシュ値h1を求めるハッシュ関数手段と、 販売店装置からのその識別子SID、掲示板装置からの
    応答などを受信する受信手段と、 上記ハッシュ値h1と上記識別子SIDとを連結する手
    段と、 上記連結したハッシュ値h1と識別子SIDに対するハ
    ッシュ値h2を求める手段と、 上記ハッシュ値h1、上記賭けパターンTLPを販売店
    装置へ、上記ハッシュ値h2の部分情報h2* 及び上記
    賭けパターンTLPを含む問い合わせを掲示板装置へそ
    れぞれ送信する送信手段と、 を具備するユーザ装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載のユーザ装置におい
    て、 ユーザ識別子PIDに対しハッシュ関数をかけてハッシ
    ュ値h(PID)を得るハッシュ関数手段を備え、 上記連結手段は、賭けパターンTLPと上記ハッシュし
    たユーザ識別子h(PID)とを連結する手段であり、
    上記ハッシュ関数手段はハッシュしたユーザ識別子h
    (PID)と賭けパターンTLPとの連結に対してハッ
    シュをかける手段であることを特徴とするユーザ装置。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8の何れかに記載のユーザ
    装置において、 掲示板装置から受信した公開リストの署名を、公開鍵で
    検証する署名検証手段を備えることを特徴とするユーザ
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002123663A (ja) * 2000-10-17 2002-04-26 Masatake Nishigami ホームページ支持者配当算出方法および装置
WO2002044975A1 (fr) * 2000-11-30 2002-06-06 Shimizu, Yoshio Systeme de concours a prix exploitant un compteur d'acces

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