JP2003126494A - パチンコ機における基板収納ボックスの封印構造 - Google Patents

パチンコ機における基板収納ボックスの封印構造

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鉉 岡村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板収納ボックスの封印を確実に行う。 【解決手段】 固定側ケース23にはかしめ片46をボ
ス部26にねじ止めかつその端部を正規の閉蓋状態で露
出する状態に固定し、被覆側ケース24の閉鎖板32に
は規制片47をかしめ片46に対応して形成しておく。
また、かしめ片46にはかしめ突起46aを形成すると
ともに、規制片47にはかしめ孔47aを形成する。こ
れにより、両ケース23,24が正規の閉蓋状態とされ
ると、ボックス21外においてかしめ突起46aがかし
め孔47aに嵌り込み、その先端を僅かに突出させる。
従って、両ケース23,24を正規の閉蓋状態とした
後、固定側ケース23と被覆側ケース24とを熱かしめ
接続させることができ、もって基板収納ボックス21が
封印される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機におけ
る基板収納ボックスの封印構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】パチンコ機には、可変表示装置に可変表
示される図柄が所定の図柄で停止した場合に大当たりと
するものがある。このようなパチンコ機には、通常、可
変表示装置を制御するためにCPU等を備えた回路基板
が設けられている。そして、この回路基板は遊技盤の裏
面に装着される基板収納ボックス内に収納されている。
基板収納ボックスは固定側のケースと、これに被覆され
る被覆側ケースとからなっているが、不正な改造がなさ
れないよう、ケースの開放は厳重に監視されることが要
求されている。このため、従来より、両ケースの合わせ
面に封印紙を貼り付けることが行われてきた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、封印紙
といえども破られずにそのまま剥離してしまう可能性は
完全に否定できるものではない。従来は封印の証となる
ものは封印紙の切断の有無のみであり、万一、封印紙が
巧みに剥されるような事態が起きたときには直ちに不正
改造の危機に晒されることとなっていた。かくして、よ
り封印の完全性を達成する手段が求められていた。本発
明は上記した従来の問題点に鑑みて開発工夫されたもの
であり、その目的とするところは、確実な封印を行うこ
とができる封印構造を提供することである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、遊技動作を制御する回路基板を
固定するための固定側ケースと、この固定側ケースと整
合する被覆側ケースとによって、これら両ケースの内部
に回路基板を封印して収納させるための構造であって、
両ケースにはそれぞれ樹脂部材が、それらの端部をケー
ス外へ突出させた状態で設けられ、かつその突出した端
部相互が接着されることによって両ケースの封印がなさ
れていることに特徴を有する。 【0005】 【発明の作用及び効果】請求項1の発明によれば、両ケ
ースにはそれぞれ樹脂部材が端部をケース外へ突出させ
た状態で設けられているため、回路基板を収納した後、
この端部同士を接着することができる。従って、回路基
板を収納して樹脂部材の端部同士を接着してしまえば、
その後ケースを開放しようとしても、樹脂部材がこれに
抗し、もってケースの封印状況が保持される。即ち、接
着部分を破壊ないし切断しない限りは、ケースを開放す
ることができないため、その破壊等の痕跡によって封印
が解かれたことが明きらかとなる。 【0006】 【発明の実施の形態】[第一実施形態]以下、本発明の
パチンコ機における基板収納ボックスの封印構造を具体
化した第一実施形態について図1〜図9を参照して説明
する。 <パチンコ機の概略>まず、パチンコ機の概略について
簡単に説明する。パチンコ機の正面を示す図9におい
て、額縁状に形成されたパチンコ機の前面枠11には、
金枠12が嵌め込まれており、その金枠12の開口のう
ち下側開口部分は前面板13によって塞がれている。そ
して、その前面板13には、打球を貯留しかつ図示しな
い打球発射装置に打球を供給する上受け皿14が設けら
れている。また、金枠12の開口のうち、上側開口部分
には窓枠15が嵌め込まれ、そこには透明な板硝子16
が嵌め込まれている。さらに、前面枠11のうち、前面
板13の下方部分には賞球を貯留する下受け皿17及び
打球発射装置を操作するハンドル18が設けられてい
る。 【0007】一方、上記前面枠11の裏面側には、図8
に示す遊技盤19が装着されるようになっている。これ
により窓枠15内に遊技領域が形成される。また、遊技
盤19の裏面には入賞玉集合カバー20が装着されてい
る。そして、そこに本発明の封印構造40を備えた基板
収納ボックス21が折り曲げ形成された金属製のヒンジ
片Hを介して装着されており、その中に遊技盤19上の
表示装置等の制御を行う回路基板22が封印されてい
る。 【0008】<基板収納ボックスの構造>基板収納ボッ
クス21は、図1に示すように、回路基板22を固定す
るための固定側ケース23とその回路基板22を覆う被
覆側ケース24とから構成される。固定側ケース23
は、図2に示すように、長方形状の金属製の鋼板からな
り、その4隅にはボス部25(金属製)が立設されてお
り、各ボス部25上に回路基板22がねじ止されるよう
になっている。また、固定側ケース23の一方の長辺部
23a(図2中、手前側の縁部)のほぼ中央であって僅
かに内方寄りの位置にもボス部26が立設されており、
ここには後述するかしめ片46が回路基板22上におい
てねじ止めされるようになっている。さらに、固定側ケ
ース23における一方の長辺部23a(図2中、手前側
の縁部)にはその中央部分に基板保持部27が形成され
ており、ここに回路基板22の一縁部を差し込んで保持
できるようにしている。さらに、これとは反対側の長辺
部23b(図2中、奥側の縁部)には長さ方向に沿って
延びる細長な引っ掛け孔28が適当間隔毎に4個形成さ
れている。 【0009】一方、被覆側ケース24は、図3に示すよ
うに、長方形状をなす金属製の鋼板の周縁部を下向きに
折り曲げて形成されている。そして、この被覆側ケース
24の長さ方向の寸法は固定側ケース23に等しくなる
ように設定されているが、幅方向の寸法は固定側ケース
23より僅かに短くなるように設定されている。即ち、
固定側ケース23に対して被覆側ケース24を後述する
方法により正規の閉蓋状態とした場合に、固定側ケース
23の長辺部23a側が僅かに露出するようになってい
る。また、短辺側の両側壁24c,24dは、図3中の
手前側へ僅かに張り出しており、その張り出し部分の内
側には長辺側の側壁24a(図3中、手前側の側壁)の
下縁から取付片29,29が折り曲げ形成されている。
この各取付片29は、固定側ケース23に対して被覆側
ケース24を正規の閉蓋状態とした場合に一方の長辺部
23a側に位置する両ボス部25にそれぞれ整合するよ
うに設定されており、回路基板22を挟んだ状態で両ボ
ス部25に共締めされるようになっている。さらに、取
付片29を形成した側壁24aとは反対側の側壁24b
(図3中。奥側の側壁)には、その下縁部に4個の引っ
掛け片30が前記引っ掛け孔28に対応した間隔かつ内
側へ折り曲げられることにより形成されており、被覆側
ケース24を固定側ケース23に対してほぼ90度開い
た姿勢(図5に示す姿勢)で固定側ケース23の引っ掛
け孔28へ差し込むことができ、その後、引っ掛け片3
0を引っ掛け孔28に係合させた状態で被覆側ケース2
4を固定側ケース23に対する閉蓋方向(図5中、矢印
方向)へ回動させることができるように構成されてい
る。 【0010】さらに、被覆側ケース24の上面部には、
図3に示すように、方形状の大きな窓孔31が開口して
おり、その周りには図示しないが複数の放熱孔やキー取
付孔が開口している。一方、被覆側ケース24の裏面に
はプラスチック製の閉鎖板32が窓孔31を塞ぐように
して装着されている。但し、この閉鎖板32は窓孔31
を通してケース内を覗き見ることができるよう透明なも
のが使用されている。より具体的には、窓孔31を透明
な閉鎖板32によって塞ぐのは、基板収納ボックス21
内に収納される回路基板22上に取り付けられるROM
(読み出し専用メモリ)の型式番号(例えば、シリアル
番号やバージョン番号)等を窓孔31を通して確認する
ことができるようにするためである。また、被覆側ケー
ス24の側壁24a,24bには、その内側面に閉鎖板
32の取り付けのために一対の係止受部33が、それぞ
れ前後両側(図3中、左右両側)に配され、共に内方へ
切り起こすことによって形成されている。 【0011】一方、閉鎖板32は、被覆側ケース24の
上壁面の裏側を覆うだけの大きさを有し、かつ長辺側の
内壁面にかけてのR部分にも適合するような側縁形状と
なっている。さらに、閉鎖板32の前後両側(図3中、
左右両側)には、上記各係止受部33に対応して一対の
係止片部34が突出形成されている。そして、被覆側ケ
ース24の裏面側に窓孔31を塞ぐように閉鎖板32を
重ね合わせると各係止片部34がそれぞれ係止受部33
に係合し、これにより閉鎖板32が窓孔31を塞いだ状
態で保持される。 【0012】<封印構造>次に、封印構造40について
述べる。固定側ケース23の長辺部23bの中央部分及
び一方の短辺部23cの中央部分には、それぞれ突出片
41,42が上向きに折り曲げ形成されている。また、
被覆側ケース24において長辺側の側壁24b及び短辺
側の側壁24dの中央部分には、それぞれ上記各突出片
41,42に対応して切欠部43,44が形成されてい
る。そして、固定側ケース23に対して被覆側ケース2
4を正規の閉蓋状態とすると切欠部43,44に固定側
ケース23の突出片41,42がそれぞれ面一をなして
整合し、その面一をなす整合面に封印紙45を貼り付け
ることができるようになっている。 【0013】さらに、本実施形態では、固定側ケース2
3にねじ止めされた回路基板22上には、一方の長辺部
23aの中央部やや内方部分には樹脂製のかしめ片46
がボス部26にねじ止めされている。このかしめ片46
は板状をなしその一端部は固定側ケース23の長辺部2
3aまで延びている。即ち、両ケース23,24が正規
の閉蓋状態とされると、かしめ片46のねじ止め部分は
被覆側ケース24で閉蓋されるが、かしめ片46の端部
はケース外に露出した状態となる。また、そのかしめ片
46の端部上面には短円柱状をなすかしめ突起46aが
一体に形成されている。 【0014】一方、被覆側ケース24において、閉鎖板
32の一方の長辺部(固定側ケース23の一方の長辺部
23aに対応する側の辺部であり、図3中、手前側の辺
部)中央部には、その下縁部から規制片47が下向きに
延出形成されている。この規制片47の下端部は、図4
に示すように、閉鎖板32を被覆側ケース24の裏側に
取り付けた状態で側壁24aの下縁部まで延び、その後
外側へほぼ直角に折り曲げられている。即ち、被覆側ケ
ース24に閉鎖板32を取り付けた状態で、規制片47
の下端部は側壁24aの下縁部中央から外側へ突出し、
両ケース23,24を正規の閉蓋状態とした場合に固定
側ケース23のかしめ片46の端部に重ねられるように
設定されている。さらに、この折り曲げられた下端部に
は、かしめ孔47aが穿孔されており、正規の閉蓋状態
でかしめ片46のかしめ突起46aがここに嵌り込みか
つその先端を僅かにかしめ孔47aから突出させるよう
に設定されている。 【0015】<第一実施形態の作用>基板収納ボックス
21内に回路基板22を収納しかつ封印するための手順
について述べる。まず、回路基板22を固定側ケース2
3上に重ね合わせ、回路基板22の一方側の縁部を基板
保持部27に保持させかつ他方側の両隅をボス部25に
ねじ止めする。さらに、この状態で、被覆側ケース24
を固定側ケース23に対してほぼ90度開いた姿勢で被
覆側ケース24の引っ掛け片30を固定側ケース23の
引っ掛け孔28に差し込む(図1及び図5参照)。そし
て、引っ掛け片30を引っ掛け孔28に係合させた状態
のまま、被覆側ケース24を固定側ケース23に対する
閉蓋方向に回動させる。続いて、被覆側ケース24の取
付片29を回路基板22上に押し付けた状態でボス部2
5に共締めする。これにより、両ケース23,24は正
規の閉蓋状態とされ、回路基板22は基板収納ボックス
21内に収納される(図6参照)。 【0016】また、両ケース23,24が正規の閉蓋状
態とされると、突出片41,42は切欠部43,44に
面一に整合する。そして、その整合面に固定側ケース2
3から被覆側ケース24に跨るように封印紙45を貼り
付ける(図7参照、なお図7では突出片42と切欠部4
4との整合面のみ図示する。)。これにより、基板収納
ボックス21は封印紙45をもって封印され、その封印
紙45を剥離しない限り開放されることはない。 【0017】さらに、両ケース23,24が正規の閉蓋
状態とされると、被覆側ケース24の下端部が固定側ケ
ース23のかしめ片46の端部に重ね合わされる。する
と、図6に示すように、かしめ突起46aがかしめ孔4
7aに嵌り込み、その先端が僅かに突出するから、その
突出する部分を熱かしめする(図7参照)。これによ
り、被覆側ケース24の規制片47が固定側ケース23
のかしめ片46にかしめ接続され、基板収納ボックス2
1は熱かしめ部分を破壊或いは切断或しない限り開放さ
れることはない。従って、基板収納ボックス21は封印
紙45を貼り付けること及び規制片47をかしめ片46
にかしめ接続することにより2重に封印される。 【0018】<第一実施形態の効果>このように本実施
形態では、固定側ケース23のかしめ片46に被覆側ケ
ース24の規制片47をかしめ接続したことにより、封
印紙45を巧みに剥してボックス21を開放しようとし
ても、規制片47がこれに抗し、熱かしめ部分を破壊或
いは切断しない限りこれを開放させることができない。
従って、基板収納ボックス21の封印状況が確実に保持
される。また、熱かしめ部分を破壊或いは切断した場合
には、その破壊等の痕跡によって封印が解かれたことが
明きらかとなる。また、かしめ治具をかしめ突起46a
に押し付けるとかしめ突起46aは押されてかしめ孔4
7aから抜けてしめう虞があるが、本実施形態ではかし
め片46の端部がボックス21外に突出しており、かし
め片46を下面側から押さ付けた状態でかしめ作業を行
うことができるため、かしめ突起46aがかしめ孔47
aから抜けてしまうことがなく、かしめ作業が非常に容
易となる。 【0019】[第二実施形態]図10及び図11は、本
発明の第二実施形態を示すものである。先に示した第一
実施形態では、固定側ケース23がほぼ平板状をなし、
周囲に側壁を持たないタイプのものに適用した場合を示
したが、本実施形態では、固定側ケース23の全縁が側
壁を形成したものに適用する場合について述べる。 【0020】固定側ケース23はアースをとる必要等の
理由から多くの場合、金属製であり、被覆側ケース24
のように監視のための透明樹脂部分を設ける必要がな
い。したがって、第一実施形態のものもそうであったよ
うに、かしめ片51はかしめ専用品として特別に設けら
れている。本実施形態ではこのかしめ片51は、L字状
に形成されており、回路基板22の下側においてその一
端部は回路基板22とともに固定側ケース23の一隅部
に共締めされている。 【0021】また、このように固定側ケース23に側壁
を設けたものでは、ここに複数個の放熱孔52が設けら
れることが多いため、本実施形態ではこの放熱孔52を
利用してかしめ片51の他端部を外部へ引き出してい
る。なお、選択される放熱孔52は閉止の確実性のため
には、中央部に位置するものが望ましい。したがって、
かしめ片51の他端部は中央まで延出させた後、屈曲さ
せ、放熱孔52より外部へ導くようにしている。 【0022】一方、規制片53は、被覆側ケース24に
形成された切欠部54から外側へ延出形成された後、下
方に折り曲げられかつその下端部は正規の閉蓋状態でか
しめ片51の他端部に重ねられるように外側へ折り曲げ
形成されている。また、かしめ片51の他端部及び規制
片53の下端部には第一実施例同様にかしめ突起51a
及びかしめ孔53aが嵌合可能に形成されており、両ケ
ース23,24が正規の閉蓋状態とされると、かしめ突
起51aがかしめ孔53aに嵌め込まれてその突出部分
を熱かしめすることができるようになっている。このよ
うに本実施形態では、かしめ片51の端部は放熱孔52
を利用して引き出されるため、側壁を有する固定側ケー
ス23に適用した場合でも専用の引き出し孔等を設ける
必要がなく、容易にかしめ片51の端部をケース外に引
き出すことができる。なお、その他の構成及びかしめ作
業については、第一実施形態と同様であり、その説明は
省略する。 【0023】[その他の実施形態]なお、本発明は種々
の変更が可能であり、次のような変形例も本発明の技術
的範囲に含まれる。 (1) 上記各実施形態では、かしめ片46,51側に
かしめ突起46a,51aが形成され、規制片47,5
3側にはかしめ孔47a,53aが形成されていたが、
逆にかしめ片側にかしめ孔が形成され、規制片側にかし
め突起が形成されていてもよい。ただし、この場合には
かしめ突起はかしめ片の下面に突出することになるか
ら、上記実施形態における基板収納ボックスではかしめ
片の端部を回路基板上からさらに外側へはみ出した状態
で取り付けておき、そのはみ出し部分において規制片を
熱かしめするように構成する必要がある。 【0024】(2) 上記第一実施形態では、被覆側ケ
ース24の取付片29を設けた側とは反対側は固定側ケ
ース23の他方の長辺部23bに引っ掛けられることに
よって固定される構造であったが、被覆側ケースの4隅
全てを固定側ケースにねじ止めする構造のものでもよ
い。 【0025】(3) 上記第一実施形態では、かしめ片
46は回路基板22を固定するボス部25とは別個に設
けられたボス部26にねじ止めされるように構成されて
いたが、回路基板を固定するためのボス部を利用して固
定されるように構成してもよい。ただし、この場合に
は、回路基板を固定するためのボス部が被覆側ケースに
よって閉蓋される位置にあることが必要である。 【0026】(4) さらには、かしめ片を固定側ケー
スに直接内側からねじ止めするものであってもよく、要
するに、かしめ片が被覆側ケースによって閉蓋される空
間内において固定されかつ閉蓋された後にその固定が取
り外されないものであればよい。 【0027】(5) 上記各実施形態では、規制片4
7,53は閉鎖板32を延出させることにより形成され
ていたが、別部材として形成した規制片を被覆側ケース
に直接内側からねじ止め等するものでもよく、要する
に、規制片は被覆側ケースの内側に固定されかつ閉蓋状
態とされた後にその固定が取り外されないものであれば
よい。 【0028】(6) 上記第一実施形態では、封印紙4
5とかしめ接続とによる2重の封印構造であったが、封
印紙による封印を行わずに、規制片とかしめ片とのかし
め接続だけの封印構造であってもよい。 【0029】(7) 上記各実施形態では、かしめ突起
46a,51aを熱かしめすることによりかしめ片4
6,51と規制片47,53とを接続するものであった
が、かしめ片と規制片とを接着剤によって接続するもの
等であってもよい。 【0030】(8) 上記各実施形態におけるかしめ片
46,51は回路基板22の上側或いは下側のどちら側
に固定されるものであってもよい。その他、本発明は要
旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】第一実施形態の全体を示す斜視図である。 【図2】同実施形態における固定側ケースを示す斜視図
である。 【図3】同実施形態における被覆側ケースと閉鎖板を示
す分解斜視図である。 【図4】同実施形態における規制片を示す部分拡大斜視
図である。 【図5】同実施形態における固定側ケースの引っ掛け孔
に被覆側ケースの引っ掛け片を係合させた状態を示す断
面図である。 【図6】同実施形態における回路基板を収納した状態を
示す断面図である。 【図7】同実施形態における回路基板を収納した状態を
示す斜視図である。 【図8】同実施形態における遊技盤の裏面を示す背面図
である。 【図9】同実施形態におけるパチンコ機の正面を示す正
面図である。 【図10】第二実施形態におけるかしめ片を示す部分拡
大斜視図である。 【図11】同実施形態におけるかしめ片と規制片との嵌
合状態を示す部分拡大斜視図である。 【符号の説明】 21…基板収納ボックス 22…回路基板 23…固定側ケース 24…被覆側ケース 46,51…かしめ片(樹脂部材) 47,53…規制片(樹脂部材)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 遊技動作を制御する回路基板を固定する
    ための固定側ケースと、この固定側ケースと整合する被
    覆側ケースとによって、これら両ケースの内部に前記回
    路基板を封印して収納させるための構造であって、 前記両ケースにはそれぞれ樹脂部材が、それらの端部を
    ケース外へ突出させた状態で設けられ、かつその突出し
    た端部相互が接着されることによって両ケースの封印が
    なされていることを特徴とするパチンコ機における基板
    収納ボックスの封印構造。
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