JP2003125996A - 集塵フィルタおよび電気掃除機 - Google Patents
集塵フィルタおよび電気掃除機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内部の正確な塵埃の量を容易に確認できる集
塵パックを提供する。 【解決手段】 掃除機本体1の集塵室21に着脱可能に収
容する袋状の集塵パック3の周壁部に、透明または半透
明である透視可能な目視部35を設ける。集塵パック3の
底部に通気部34を設ける。蓋体8を回動して掃除機本体
1の集塵室21を開口することにより、電動送風機2によ
る吸気により内部に集塵した塵埃Dを透視できる。掃除
機本体1にて掃除した後における集塵パック3内に集塵
した正確な塵埃Dの量の確認を目視部35にて容易にでき
る。
塵パックを提供する。 【解決手段】 掃除機本体1の集塵室21に着脱可能に収
容する袋状の集塵パック3の周壁部に、透明または半透
明である透視可能な目視部35を設ける。集塵パック3の
底部に通気部34を設ける。蓋体8を回動して掃除機本体
1の集塵室21を開口することにより、電動送風機2によ
る吸気により内部に集塵した塵埃Dを透視できる。掃除
機本体1にて掃除した後における集塵パック3内に集塵
した正確な塵埃Dの量の確認を目視部35にて容易にでき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動送風機の吸気
で塵埃を集塵する袋状の集塵フィルタおよびこれを備え
た電気掃除機に関する。
で塵埃を集塵する袋状の集塵フィルタおよびこれを備え
た電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては、電
動送風機が内部に収容された掃除機本体を備えており、
この電動送風機の上流側における掃除機本体内には、電
動送風機による吸気で吸い込んだ塵埃を集塵する集塵室
が区画形成されている。そして、この集塵室には、電動
送風機による吸気風が内部を通過し、この吸気風に漂う
塵埃を集塵する袋状の集塵フィルタが着脱可能に収容さ
れている。また、この集塵フィルタは、使い捨てを可能
とするために、通気性を有する紙布などの不透明な繊維
にて構成されている。
動送風機が内部に収容された掃除機本体を備えており、
この電動送風機の上流側における掃除機本体内には、電
動送風機による吸気で吸い込んだ塵埃を集塵する集塵室
が区画形成されている。そして、この集塵室には、電動
送風機による吸気風が内部を通過し、この吸気風に漂う
塵埃を集塵する袋状の集塵フィルタが着脱可能に収容さ
れている。また、この集塵フィルタは、使い捨てを可能
とするために、通気性を有する紙布などの不透明な繊維
にて構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の電気掃除機では、掃除機本体内から集塵フィルタを取
り外す以外は、この集塵フィルタ内に集塵された塵埃の
量を正確に確認することが容易でないから、この集塵フ
ィルタ内に集塵された塵埃の量の正確な確認が容易では
ないという問題を有している。
の電気掃除機では、掃除機本体内から集塵フィルタを取
り外す以外は、この集塵フィルタ内に集塵された塵埃の
量を正確に確認することが容易でないから、この集塵フ
ィルタ内に集塵された塵埃の量の正確な確認が容易では
ないという問題を有している。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、内部の正確な塵埃の量を容易に確認できる集塵フ
ィルタおよびこれを備えた電気掃除機を提供することを
目的とする。
ので、内部の正確な塵埃の量を容易に確認できる集塵フ
ィルタおよびこれを備えた電気掃除機を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の集塵フィ
ルタは、電動送風機を備えた掃除機本体内に着脱可能に
収容され、前記電動送風機による吸気にて内部に塵埃を
集塵する袋状の集塵フィルタであって、少なくとも一部
に透明または半透明な目視部を形成し内部を透視可能に
したものである。
ルタは、電動送風機を備えた掃除機本体内に着脱可能に
収容され、前記電動送風機による吸気にて内部に塵埃を
集塵する袋状の集塵フィルタであって、少なくとも一部
に透明または半透明な目視部を形成し内部を透視可能に
したものである。
【0006】そして、掃除機本体内に着脱可能に収容さ
れた袋状の集塵フィルタの少なくとも一部に透明または
半透明な目視部を形成し内部を透視可能にしたことによ
り、電動送風機による吸気で内部に集塵された塵埃が透
視可能となるから、掃除機本体にて掃除した後における
内部に集塵された正確な塵埃の量を確認することが容易
になる。
れた袋状の集塵フィルタの少なくとも一部に透明または
半透明な目視部を形成し内部を透視可能にしたことによ
り、電動送風機による吸気で内部に集塵された塵埃が透
視可能となるから、掃除機本体にて掃除した後における
内部に集塵された正確な塵埃の量を確認することが容易
になる。
【0007】請求項2記載の集塵フィルタは、請求項1
記載の集塵フィルタにおいて、通気性を有する通気部を
具備し、目視部は、通気性を有しない透明または半透明
な非通気部であるものである。
記載の集塵フィルタにおいて、通気性を有する通気部を
具備し、目視部は、通気性を有しない透明または半透明
な非通気部であるものである。
【0008】そして、電動送風機による吸気は、通気性
を有する通気部のみを通過する。そこで、透明または半
透明な目視部を、通気性を有さず電動送風機による吸気
が通過し得ない非通気部とすることにより、この透視可
能な目視部の形成が容易になるから、製造性が向上す
る。
を有する通気部のみを通過する。そこで、透明または半
透明な目視部を、通気性を有さず電動送風機による吸気
が通過し得ない非通気部とすることにより、この透視可
能な目視部の形成が容易になるから、製造性が向上す
る。
【0009】請求項3記載の集塵フィルタは、請求項2
記載の集塵フィルタにおいて、通気部は、袋状の底部に
設けられ、非通気部は、前記通気部の外周域における袋
状の側部に設けられているものである。
記載の集塵フィルタにおいて、通気部は、袋状の底部に
設けられ、非通気部は、前記通気部の外周域における袋
状の側部に設けられているものである。
【0010】そして、通気部を袋状の底部に設けるとと
もに、この通気部の外周域における袋状の側部に非通気
部を設けることにより、電動送風機による吸気は、非通
気部内を通過した後に通気部を通過することとなる。こ
のため、内部に集塵された塵埃の量がより的確に確認可
能となるとともに、吸気に不必要な部分に空気の流れが
生じなくなるから、電動送風機の吸気による集塵効率が
より向上する。
もに、この通気部の外周域における袋状の側部に非通気
部を設けることにより、電動送風機による吸気は、非通
気部内を通過した後に通気部を通過することとなる。こ
のため、内部に集塵された塵埃の量がより的確に確認可
能となるとともに、吸気に不必要な部分に空気の流れが
生じなくなるから、電動送風機の吸気による集塵効率が
より向上する。
【0011】請求項4記載の電気掃除機は、電動送風機
を備えた掃除機本体と、この掃除機本体内に着脱可能に
収容される請求項1ないし3いずれか記載の集塵フィル
タとを具備しているものである。
を備えた掃除機本体と、この掃除機本体内に着脱可能に
収容される請求項1ないし3いずれか記載の集塵フィル
タとを具備しているものである。
【0012】そして、掃除機本体の電動送風機による吸
気で、この掃除機本体内に着脱可能に収容される請求項
1ないし3いずれか記載の集塵フィルタ内に塵埃が集塵
されるので、請求項1ないし3いずれか記載の集塵フィ
ルタと同様の作用を有する。
気で、この掃除機本体内に着脱可能に収容される請求項
1ないし3いずれか記載の集塵フィルタ内に塵埃が集塵
されるので、請求項1ないし3いずれか記載の集塵フィ
ルタと同様の作用を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の一実
施の形態の構成を図1および図2を参照して説明する。
施の形態の構成を図1および図2を参照して説明する。
【0014】図1および図2において、1は掃除機本体
で、この掃除機本体1は、内部に収容された電動送風機
2の吸気風を、この電動送風機2の後方における掃除機
本体1内に着脱可能に収容された袋状の集塵フィルタと
しての集塵パック3内を通過させて、この集塵パック3
にて集塵する掃除機である。
で、この掃除機本体1は、内部に収容された電動送風機
2の吸気風を、この電動送風機2の後方における掃除機
本体1内に着脱可能に収容された袋状の集塵フィルタと
しての集塵パック3内を通過させて、この集塵パック3
にて集塵する掃除機である。
【0015】また、この掃除機本体1は、上面を開口し
た下部ケース4、およびこの下部ケース4の後部上面を
閉塞する上部ケース5が、前面を含む周縁にバンパ6を
挟持して接合されて前側上面部を開口したケース体とし
ての本体ケース7を有している。この本体ケース7に
は、前側上面部の開口を開閉自在に閉塞する開閉蓋とし
ての蓋体8を回動自在に軸支して形成されている。
た下部ケース4、およびこの下部ケース4の後部上面を
閉塞する上部ケース5が、前面を含む周縁にバンパ6を
挟持して接合されて前側上面部を開口したケース体とし
ての本体ケース7を有している。この本体ケース7に
は、前側上面部の開口を開閉自在に閉塞する開閉蓋とし
ての蓋体8を回動自在に軸支して形成されている。
【0016】そして、本体ケース7は、進行方向の前側
下面に旋回自在かつ回転自在な旋回輪11が取り付けられ
ている。また、本体ケース7の後側側面には、大径の従
動後輪12が回転自在にそれぞれ設けられている。この結
果、掃除機本体1は、旋回輪11と従動後輪12とにより被
掃除面としての床面上を走行可能である。
下面に旋回自在かつ回転自在な旋回輪11が取り付けられ
ている。また、本体ケース7の後側側面には、大径の従
動後輪12が回転自在にそれぞれ設けられている。この結
果、掃除機本体1は、旋回輪11と従動後輪12とにより被
掃除面としての床面上を走行可能である。
【0017】さらに、掃除機本体1の前側略中央には、
外部から空気を吸引する本体吸込口13が開口されてい
る。この本体吸込口13には、湾曲可能な細長略円筒状の
接続管としてのホース体14が連通接続されている。この
ホース体14の先端には、電動送風機2の動作モードが選
択可能な手許操作部15が設けられている。この手許操作
部15には、掃除機本体1内の電動送風機2の駆動状態を
所定の状態に設定する複数の操作ボタン16が設けられて
いるとともに、掃除する際に作業者が把持する把持部17
が基端側に向けて突設されている。
外部から空気を吸引する本体吸込口13が開口されてい
る。この本体吸込口13には、湾曲可能な細長略円筒状の
接続管としてのホース体14が連通接続されている。この
ホース体14の先端には、電動送風機2の動作モードが選
択可能な手許操作部15が設けられている。この手許操作
部15には、掃除機本体1内の電動送風機2の駆動状態を
所定の状態に設定する複数の操作ボタン16が設けられて
いるとともに、掃除する際に作業者が把持する把持部17
が基端側に向けて突設されている。
【0018】また、この手許操作部15の先端には、伸縮
可能な細長略円筒状の延長管18が着脱可能に連通接続さ
れている。この延長管18の先端には、例えば室内の絨毯
上などの被掃除面上に設置させて、この被掃除面上の塵
埃Dを吸い込む吸込口体19が着脱可能に連通接続されて
いる。
可能な細長略円筒状の延長管18が着脱可能に連通接続さ
れている。この延長管18の先端には、例えば室内の絨毯
上などの被掃除面上に設置させて、この被掃除面上の塵
埃Dを吸い込む吸込口体19が着脱可能に連通接続されて
いる。
【0019】そして、本体吸込口13に連通した掃除機本
体1内には、集塵パック3が着脱可能に取り付けられて
収容される集塵室21が区画形成されている。この集塵室
21は、本体吸込口13に連通しており、本体ケース7に対
する蓋体8の回動で開口する。そして、この集塵室21内
における本体吸込口13に連通した側の下部ケース4側に
は、集塵パック3の下端部が嵌合する嵌合凹部22が区画
形成されている。また、この嵌合凹部22に対向した集塵
室21内における上部ケース5側には、この嵌合凹部22に
嵌合させた集塵パック3の上端部を着脱可能に嵌合する
嵌合爪部23が回動可能に取り付けられている。
体1内には、集塵パック3が着脱可能に取り付けられて
収容される集塵室21が区画形成されている。この集塵室
21は、本体吸込口13に連通しており、本体ケース7に対
する蓋体8の回動で開口する。そして、この集塵室21内
における本体吸込口13に連通した側の下部ケース4側に
は、集塵パック3の下端部が嵌合する嵌合凹部22が区画
形成されている。また、この嵌合凹部22に対向した集塵
室21内における上部ケース5側には、この嵌合凹部22に
嵌合させた集塵パック3の上端部を着脱可能に嵌合する
嵌合爪部23が回動可能に取り付けられている。
【0020】また、この集塵室21の排気側である後側に
おける掃除機本体1の内部には、この集塵室21の後側に
連通し内部に電動送風機2が収容される電動送風機室24
が区画形成されている。また、この電動送風機室24の後
側における掃除機本体1の後側には、この電動送風機室
24に収容された電動送風機2の排気風を外部へと排気さ
せる排気口25が開口されている。この結果、電動送風機
2を駆動させることにより、本体吸込口13から外気が吸
気され、この本体吸込口13から吸気された吸気風は、集
塵室21を通過した後、電動送風機2に吸気されてこの電
動送風機2から排気口25を介して外部へと排気される。
おける掃除機本体1の内部には、この集塵室21の後側に
連通し内部に電動送風機2が収容される電動送風機室24
が区画形成されている。また、この電動送風機室24の後
側における掃除機本体1の後側には、この電動送風機室
24に収容された電動送風機2の排気風を外部へと排気さ
せる排気口25が開口されている。この結果、電動送風機
2を駆動させることにより、本体吸込口13から外気が吸
気され、この本体吸込口13から吸気された吸気風は、集
塵室21を通過した後、電動送風機2に吸気されてこの電
動送風機2から排気口25を介して外部へと排気される。
【0021】次に、上記掃除機本体1の集塵室21に収容
される集塵パック3の構成を詳細に説明する。
される集塵パック3の構成を詳細に説明する。
【0022】まず、この集塵パック3は、使い捨てタイ
プであり、掃除機本体1の本体吸込口13に連通される略
円形状の吸気口31が略中心域に開口された矩形平板状の
基部32を備えている。この基部32は、厚紙などにより形
成されている。また、この基部32の下端部は、掃除機本
体1の集塵室21に集塵パック3を収容させる際に、この
集塵室21の嵌合凹部22に嵌合される。さらに、この基部
32の上端部は、この基部32の下端部を集塵室21の嵌合凹
部22に嵌合させた状態で、この集塵室21の嵌合爪部23を
回動させることにより、この嵌合爪部23に嵌合される。
プであり、掃除機本体1の本体吸込口13に連通される略
円形状の吸気口31が略中心域に開口された矩形平板状の
基部32を備えている。この基部32は、厚紙などにより形
成されている。また、この基部32の下端部は、掃除機本
体1の集塵室21に集塵パック3を収容させる際に、この
集塵室21の嵌合凹部22に嵌合される。さらに、この基部
32の上端部は、この基部32の下端部を集塵室21の嵌合凹
部22に嵌合させた状態で、この集塵室21の嵌合爪部23を
回動させることにより、この嵌合爪部23に嵌合される。
【0023】また、この基部32における吸気口31の軸方
向の一主面には、開口縁がこの基部32の吸気口31の周縁
に接続された袋状のパック部33が接続されている。この
パック部33は、本体吸気口13から空気とともに吸引され
た塵埃Dをこの空気から分離する、すなわち基部32の吸
気口31を通過した吸気風中に漂う塵埃Dを集塵する。
向の一主面には、開口縁がこの基部32の吸気口31の周縁
に接続された袋状のパック部33が接続されている。この
パック部33は、本体吸気口13から空気とともに吸引され
た塵埃Dをこの空気から分離する、すなわち基部32の吸
気口31を通過した吸気風中に漂う塵埃Dを集塵する。
【0024】さらに、このパック部33の底部、すなわち
このパック部33の開口部に対向した底面部には、通気性
を有する略矩形状の通気部34が形成されている。この通
気部34は、透視不可能である不透明な繊維質の材料にて
形成されたメッシュ状である。さらに、この通気部34の
外周域である外周縁は、通気性を有しない略円筒状の非
通気部としての目視部35がこの通気部34の外周縁全域に
亘って接続されている。この目視部35は、パック部33の
周壁部を構成している。また、この目視部35における通
気部34に接続された側と対向する側の開口縁は、基部32
の吸気口31の周縁に周方向に亘って接続されている。
このパック部33の開口部に対向した底面部には、通気性
を有する略矩形状の通気部34が形成されている。この通
気部34は、透視不可能である不透明な繊維質の材料にて
形成されたメッシュ状である。さらに、この通気部34の
外周域である外周縁は、通気性を有しない略円筒状の非
通気部としての目視部35がこの通気部34の外周縁全域に
亘って接続されている。この目視部35は、パック部33の
周壁部を構成している。また、この目視部35における通
気部34に接続された側と対向する側の開口縁は、基部32
の吸気口31の周縁に周方向に亘って接続されている。
【0025】ここで、この目視部35は、この目視部35の
内部が透視可能、すなわち目視可能な透明または半透明
のいずれかである、例えば合成樹脂製の孔なしシートで
ある。すなわち、この目視部35は、表面に入射する光を
乱反射せず、空気を通過しない材料にて形成されてい
る。
内部が透視可能、すなわち目視可能な透明または半透明
のいずれかである、例えば合成樹脂製の孔なしシートで
ある。すなわち、この目視部35は、表面に入射する光を
乱反射せず、空気を通過しない材料にて形成されてい
る。
【0026】次に、上記一実施の形態の動作を説明す
る。
る。
【0027】まず、掃除機本体1の本体ケース7に対し
て蓋体8を回動させて、この掃除機本体1の集塵室21を
開口させる。
て蓋体8を回動させて、この掃除機本体1の集塵室21を
開口させる。
【0028】この状態で、この集塵室21の嵌合凹部22に
集塵パック3の基部32の下端部を嵌合させるとともに、
この集塵室21の嵌合爪部23を回動させて、この嵌合爪部
23を集塵パック3の基部32の上端部に嵌合させた後、蓋
体8を回動させて集塵室21を閉塞する。
集塵パック3の基部32の下端部を嵌合させるとともに、
この集塵室21の嵌合爪部23を回動させて、この嵌合爪部
23を集塵パック3の基部32の上端部に嵌合させた後、蓋
体8を回動させて集塵室21を閉塞する。
【0029】また、掃除機本体1の本体吸込口13にホー
ス体14の基端を接続するとともに、このホース体14の手
許操作部15の先端に延長管18を接続し、さらに、この延
長管18の先端に吸込口体19を接続する。
ス体14の基端を接続するとともに、このホース体14の手
許操作部15の先端に延長管18を接続し、さらに、この延
長管18の先端に吸込口体19を接続する。
【0030】そして、掃除機本体1から導出された図示
しないプラグを、壁面などに設けられた図示しないコン
セントに差し込んだ後、手許操作部15の把持部17を把持
した状態で、この手許操作部15の所定の操作ボタン16を
オンする。
しないプラグを、壁面などに設けられた図示しないコン
セントに差し込んだ後、手許操作部15の把持部17を把持
した状態で、この手許操作部15の所定の操作ボタン16を
オンする。
【0031】すると、掃除機本体1内の電動送風機2が
駆動して、吸込口体19から外気が吸気されるとともに、
この吸込口体19から吸気された吸気風は、延長管18およ
びホース体14を順次通過した後、本体吸込口13から集塵
室21の集塵パック3内へと吸気される。
駆動して、吸込口体19から外気が吸気されるとともに、
この吸込口体19から吸気された吸気風は、延長管18およ
びホース体14を順次通過した後、本体吸込口13から集塵
室21の集塵パック3内へと吸気される。
【0032】このとき、集塵パック3の通気部34によ
り、本体吸込口13から空気とともに吸引された塵埃Dが
この空気から分離されて、この分離された塵埃Dが集塵
パック3内に集塵される。
り、本体吸込口13から空気とともに吸引された塵埃Dが
この空気から分離されて、この分離された塵埃Dが集塵
パック3内に集塵される。
【0033】そして、この集塵パック3の通気部34を通
過した吸気風は、電動送風機2へと吸気された後、この
電動送風機2により排気口25から排気風として排気され
る。
過した吸気風は、電動送風機2へと吸気された後、この
電動送風機2により排気口25から排気風として排気され
る。
【0034】この後、この集塵パック3内にどの程度の
塵埃Dが集塵されたか確認する場合には、掃除機本体1
の本体ケース7に対して蓋体8を回動させて集塵室21を
開口させる。
塵埃Dが集塵されたか確認する場合には、掃除機本体1
の本体ケース7に対して蓋体8を回動させて集塵室21を
開口させる。
【0035】この状態で、この集塵室21内に収容された
集塵パック3の目視部35を観察することにより、この集
塵パック3内に集塵された塵埃Dの正確な量を容易に確
認できる。
集塵パック3の目視部35を観察することにより、この集
塵パック3内に集塵された塵埃Dの正確な量を容易に確
認できる。
【0036】上述したように、上記一実施の形態によれ
ば、掃除機本体1の集塵室21に着脱可能に取り付けられ
る使い捨ての集塵パック3の周壁部を透視可能な目視部
35としたので、この掃除機本体1の本体ケース7に対し
て蓋体8を回動させて集塵室21を開口させることによ
り、この集塵パック3の目視部35の観察にて、この集塵
パック3内に集塵した塵埃Dの正確な量を容易に確認で
きる。
ば、掃除機本体1の集塵室21に着脱可能に取り付けられ
る使い捨ての集塵パック3の周壁部を透視可能な目視部
35としたので、この掃除機本体1の本体ケース7に対し
て蓋体8を回動させて集塵室21を開口させることによ
り、この集塵パック3の目視部35の観察にて、この集塵
パック3内に集塵した塵埃Dの正確な量を容易に確認で
きる。
【0037】よって、電動送風機を駆動させる電流値の
変化や吸気圧の変化に基づいて掃除機本体に設けたラン
プを点灯させて、集塵パック内の塵埃Dの量を使用者に
確認させる電気掃除機では、集塵パック内に集塵された
塵埃以外の要因で、電動送風機の駆動電流値や吸気圧の
変化が生じてしまうが、上述のように集塵パック3に目
視部35を設けた場合には、この集塵パック3内に集塵し
た塵埃Dの量の確認を間違えにくくできる。このため、
掃除機本体1の集塵室21から集塵パック3を取り替える
タイミングを使用者が容易に確認できるので、使用者の
使い勝手を向上できる。
変化や吸気圧の変化に基づいて掃除機本体に設けたラン
プを点灯させて、集塵パック内の塵埃Dの量を使用者に
確認させる電気掃除機では、集塵パック内に集塵された
塵埃以外の要因で、電動送風機の駆動電流値や吸気圧の
変化が生じてしまうが、上述のように集塵パック3に目
視部35を設けた場合には、この集塵パック3内に集塵し
た塵埃Dの量の確認を間違えにくくできる。このため、
掃除機本体1の集塵室21から集塵パック3を取り替える
タイミングを使用者が容易に確認できるので、使用者の
使い勝手を向上できる。
【0038】また、集塵パック3の底部に通気部34を設
け、この集塵パック3の周壁部の全域に透視可能な目視
部35を設けたので、集塵パック3に透視可能な部分を形
成する構成が簡略になるから、目視部35を有する集塵パ
ック3の製造性を向上でき、また、この集塵パック3を
集塵室21に取り付けた状態で電動送風機2を駆動させた
際に生じる吸気が目視部35の内部を通過した後に通気部
34を通過するため、この集塵パック3内に集塵した塵埃
Dの略全域を目視部35にて目視できるから、この集塵パ
ック3内に集塵した塵埃Dの量をより的確に確認できる
とともに、この集塵パック3における吸気に不必要な部
分に空気の流れが生じなくなるので、電動送風機2の吸
気によるこの集塵パック3の集塵効率をより向上でき
る。
け、この集塵パック3の周壁部の全域に透視可能な目視
部35を設けたので、集塵パック3に透視可能な部分を形
成する構成が簡略になるから、目視部35を有する集塵パ
ック3の製造性を向上でき、また、この集塵パック3を
集塵室21に取り付けた状態で電動送風機2を駆動させた
際に生じる吸気が目視部35の内部を通過した後に通気部
34を通過するため、この集塵パック3内に集塵した塵埃
Dの略全域を目視部35にて目視できるから、この集塵パ
ック3内に集塵した塵埃Dの量をより的確に確認できる
とともに、この集塵パック3における吸気に不必要な部
分に空気の流れが生じなくなるので、電動送風機2の吸
気によるこの集塵パック3の集塵効率をより向上でき
る。
【0039】なお、上記一実施の形態では、電動送風機
2の排気風を掃除機本体1の排気口25から排気させる電
気掃除機について説明したが、電動送風機の排気風を掃
除機本体の本体吸込口に循環させる循環式の電気掃除機
や、その他の集塵パックを用いる電気掃除機でもよい。
2の排気風を掃除機本体1の排気口25から排気させる電
気掃除機について説明したが、電動送風機の排気風を掃
除機本体の本体吸込口に循環させる循環式の電気掃除機
や、その他の集塵パックを用いる電気掃除機でもよい。
【0040】また、集塵パック3の周壁部の全域を目視
部35としたが、内部に集塵した塵埃Dが確認できれば、
集塵パック3の少なくとも一部に目視部35を設けても、
さらには、集塵パック3の全体に目視部35を設けても、
上記一実施の形態と同様の作用効果を奏することができ
る。
部35としたが、内部に集塵した塵埃Dが確認できれば、
集塵パック3の少なくとも一部に目視部35を設けても、
さらには、集塵パック3の全体に目視部35を設けても、
上記一実施の形態と同様の作用効果を奏することができ
る。
【0041】さらに、透明または半透明な合成樹脂の繊
維を編んで集塵パック3の目視部35を構成したが、布袋
タイプの集塵パックや、紙パックタイプの集塵パックで
もよい。
維を編んで集塵パック3の目視部35を構成したが、布袋
タイプの集塵パックや、紙パックタイプの集塵パックで
もよい。
【0042】また、掃除機本体1の蓋体8を透明または
半透明にして透視可能とし、この蓋体8にて集塵室21を
閉塞した状態でこの蓋体8を観察することにより集塵室
21内の集塵パック3が透視できるように構成すれば、こ
の蓋体8にて集塵室21を開口させることなくこの集塵室
21に取り付けた集塵パック3の目視部35を介してこの集
塵パック3内に集塵した塵埃Dを確認できるから、使用
者の使い勝手をより向上できる。
半透明にして透視可能とし、この蓋体8にて集塵室21を
閉塞した状態でこの蓋体8を観察することにより集塵室
21内の集塵パック3が透視できるように構成すれば、こ
の蓋体8にて集塵室21を開口させることなくこの集塵室
21に取り付けた集塵パック3の目視部35を介してこの集
塵パック3内に集塵した塵埃Dを確認できるから、使用
者の使い勝手をより向上できる。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の集塵フィルタによれば、
集塵フィルタの少なくとも一部に透明または半透明な目
視部を形成し内部を透視可能にすれば、電動送風機によ
る吸気で内部に集塵される塵埃を透視できるから、内部
に集塵した正確な塵埃の量の確認を容易にできる。
集塵フィルタの少なくとも一部に透明または半透明な目
視部を形成し内部を透視可能にすれば、電動送風機によ
る吸気で内部に集塵される塵埃を透視できるから、内部
に集塵した正確な塵埃の量の確認を容易にできる。
【0044】請求項2記載の集塵フィルタによれば、請
求項1記載の集塵フィルタの効果に加え、透明または半
透明な目視部を、通気性を有さず電動送風機による吸気
が通過し得ない非通気部としたので、この透視可能な目
視部の形成を容易にできるから、製造性を向上できる。
求項1記載の集塵フィルタの効果に加え、透明または半
透明な目視部を、通気性を有さず電動送風機による吸気
が通過し得ない非通気部としたので、この透視可能な目
視部の形成を容易にできるから、製造性を向上できる。
【0045】請求項3記載の集塵フィルタによれば、請
求項2記載の集塵フィルタの効果に加え、通気部を袋状
の底部に設け、この通気部の外周域における袋状の側部
に非通気部を設けたので、電動送風機による吸気が非通
気部内を通過した後に通気部を通過するから、内部に集
塵された塵埃の量をより的確に確認できるとともに、吸
気に不必要な部分に空気の流れが生じなくなるので、電
動送風機の吸気による集塵効率をより向上できる。
求項2記載の集塵フィルタの効果に加え、通気部を袋状
の底部に設け、この通気部の外周域における袋状の側部
に非通気部を設けたので、電動送風機による吸気が非通
気部内を通過した後に通気部を通過するから、内部に集
塵された塵埃の量をより的確に確認できるとともに、吸
気に不必要な部分に空気の流れが生じなくなるので、電
動送風機の吸気による集塵効率をより向上できる。
【0046】請求項4記載の電気掃除機によれば、掃除
機本体の電動送風機による吸気で、この掃除機本体内に
着脱可能に収容される請求項1ないし3いずれか記載の
集塵フィルタ内に塵埃を集塵できるから、請求項1ない
し3いずれか記載の集塵フィルタと同様の効果を奏する
ことができる。
機本体の電動送風機による吸気で、この掃除機本体内に
着脱可能に収容される請求項1ないし3いずれか記載の
集塵フィルタ内に塵埃を集塵できるから、請求項1ない
し3いずれか記載の集塵フィルタと同様の効果を奏する
ことができる。
【図1】本発明の電気掃除機の一実施の形態の一部を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】同上電気掃除機を示す斜視図である。
1 掃除機本体
2 電動送風機
3 集塵フィルタとしての集塵パック
34 通気部
35 目視部としての非通気部
D 塵埃
Claims (4)
- 【請求項1】 電動送風機を備えた掃除機本体内に着脱
可能に収容され、前記電動送風機による吸気にて内部に
塵埃を集塵する袋状の集塵フィルタであって、 少なくとも一部に透明または半透明な目視部を形成し内
部を透視可能にしたことを特徴とした集塵フィルタ。 - 【請求項2】 通気性を有する通気部を具備し、 目視部は、通気性を有しない透明または半透明な非通気
部であることを特徴とした請求項1記載の集塵フィル
タ。 - 【請求項3】 通気部は、袋状の底部に設けられ、 非通気部は、前記通気部の外周域における袋状の側部に
設けられていることを特徴とした請求項2記載の集塵フ
ィルタ。 - 【請求項4】 電動送風機を備えた掃除機本体と、 この掃除機本体内に着脱可能に収容される請求項1ない
し3いずれか記載の集塵フィルタとを具備していること
を特徴とした電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001329680A JP2003125996A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 集塵フィルタおよび電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001329680A JP2003125996A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 集塵フィルタおよび電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003125996A true JP2003125996A (ja) | 2003-05-07 |
Family
ID=19145540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001329680A Pending JP2003125996A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 集塵フィルタおよび電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003125996A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011087772A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Sanyo Electric Co Ltd | 縦型掃除機 |
CN107713906A (zh) * | 2016-08-11 | 2018-02-23 | 鸿富锦精密电子(天津)有限公司 | 清洁装置 |
-
2001
- 2001-10-26 JP JP2001329680A patent/JP2003125996A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011087772A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Sanyo Electric Co Ltd | 縦型掃除機 |
CN107713906A (zh) * | 2016-08-11 | 2018-02-23 | 鸿富锦精密电子(天津)有限公司 | 清洁装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060823 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061220 |