JP2003125966A - 浴槽台および浴槽台に使用される固定部材 - Google Patents

浴槽台および浴槽台に使用される固定部材

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JP2003125966A
JP2003125966A JP2001323465A JP2001323465A JP2003125966A JP 2003125966 A JP2003125966 A JP 2003125966A JP 2001323465 A JP2001323465 A JP 2001323465A JP 2001323465 A JP2001323465 A JP 2001323465A JP 2003125966 A JP2003125966 A JP 2003125966A
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bathtub
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Hiroshi Minobe
浩 美濃部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横滑りしないようにした浴槽台を提供するこ
と。 【解決手段】 浴槽台本体2に吸盤6をその吸着面9が
水平方向に位置するように配設し、吸盤6が浴槽外側面
などに吸着され、浴槽台1の台部20に斜めの荷重が作
用しても、吸盤6が浴槽外側面などから離間しにくくし
て、浴槽台1の横滑りを防止するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室の洗い場や浴
槽内において踏み台や腰掛けなどとして使用される浴槽
台に係り、特に、不意の動きを生じないようにした浴槽
台とそのための固定部材に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の浴槽台は、一般に、4本の脚部
とこれらの脚部に支持されている台部とからなる浴槽台
本体により構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の浴槽
台においては、脚部の下端にゴムなどからなる固定部材
が装着されているものの、この固定部材以外に浴槽台を
固定する構成がないため、台部に斜めの荷重を作用させ
ると浴槽台が横滑りするおそれがあり、この浴槽台の横
滑りにより使用者が転倒したりする危険があった。
【0004】本発明は、このような点に鑑み、横滑りし
ないようにした浴槽台を提供することを目的としてい
る。
【0005】また、本発明は、浴槽台本体の下端に装着
して浴槽台が横滑りしないようにした固定部材を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に係る本発明の浴槽台の特徴は、浴槽台本
体に吸盤をその吸着面が水平方向に位置するように配設
した点にある。そして、このような構成を採用したこと
により、吸盤が浴槽外側面などに吸着されているので、
浴槽台の台部に斜めの荷重が作用しても、吸盤が浴槽外
側面などから離間しにくいため、浴槽台の横滑りを防止
することができる。
【0007】請求項2に係る本発明の浴槽台の特徴は、
前記吸盤に接続され吸着状態を解除可能な条体を配設し
た点にある。そして、このような構成を採用したことに
より、条体を引くなどすることにより吸盤の吸着状態を
簡単に解除することができる。
【0008】請求項3に係る本発明の浴槽台の特徴は、
前記浴槽台本体の下端に浴槽台本体の水平方向移動を防
止する固定部材を配設した点にある。そして、このよう
な構成を採用したことにより、固定部材によって浴槽台
の横滑りをさらに確実に防止することができる。
【0009】請求項4に係る本発明の固定部材の特徴
は、弾性材料からなり下部に外周方向へ膨出する大径部
を設けた固定部材本体の下端に、同心状に配置された複
数の円形突起を前記固定部材本体と一体に形成した点に
ある。そして、このような構成を採用したことにより、
円形突起の摩擦力によって浴槽台の横滑りを防止するこ
とができる。
【0010】請求項5に係る本発明の固定部材の特徴
は、前記各円形突起に部分的な切断部を形成した点にあ
る。そして、このような構成を採用したことにより、切
断部から水が逃げるので、円形突起の内側に充満した水
による浴槽台の横滑りを防止することができる。
【0011】請求項6に係る本発明の固定部材の特徴
は、弾性材料からなり下部に外周方向へ膨出した大径部
を設けた固定部材本体の下面に、同心状に配置された複
数の円形突起を前記固定部材本体と一体に形成するとと
もに、最外周の前記円形突起の外周側に位置し円周方向
に間隔を隔てて配置された複数の吸盤を前記固定部材本
体と一体に形成した点にある。そして、このような構成
を採用したことにより、各吸盤が洗い場などの床面に吸
着されるので、浴槽台の横滑りを確実に防止することが
できる。
【0012】請求項7に係る本発明の固定部材の特徴
は、前記固定部材本体内に、浴槽台本体の脚部の下端が
着座可能とされ、前記大径部の外周にまで到達しない支
持板を収納した点にある。そして、このような構成を採
用したことにより、固定部材の剛性を得るための支持板
が大径部の外周にまで到達しないので、固定部材本体を
良好に撓ませて、洗い場などの曲面のある床面にも密着
させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る浴槽台の第1
実施形態を示すものであり、この図1は浴槽台を横倒し
にして斜め下方から見た分解斜視図である。
【0014】図1において、浴槽台1は、それぞれ長さ
調整可能とされている4本の同一形状の脚部3A,3
B,3C,3D(符号3をもって総称する)と、これら
の脚部3により支持されている台部20とからなる浴槽
台本体2を有している。
【0015】前記1対の脚部3A,3Bの上端部間に
は、一例としてステンレスからなる梁状の固定パイプ4
Aが橋架されて溶接などにより固定されており、前記両
脚部3A,3Bを接続している。また、他の1対の脚部
3C,3Dの上端部間にも、前記固定パイプ4Aと同様
の固定パイプ4Bが橋架されて溶接などにより固定され
ており、前記両脚部3C,3Dを接続している。
【0016】前記両固定パイプ4A,4B間には、一例
としてステンレスからなる4本の平行なロッド5A,5
A…が橋架されて溶接などにより固定されており、各脚
部3が相互に固定状態とされている。
【0017】また、前記1対の脚部3A,3Cの上端部
間には、上下に間隔を隔てて1対のロッド5B,5Bが
橋架されて溶接などにより固定されており、これらの両
ロッド5B,5Bには、左右に間隔を隔てて2枚の保持
板16が固定されている。前記各保持板16には、吸盤
受容凹部(図示せず)が形成されており、この吸盤受容
凹部には、それぞれ吸盤6,6が保持されている。
【0018】各吸盤6は、図2および図3に詳示するよ
うに、弾性を有する樹脂材料などにより一体成形されて
おり、基部7の先端側には、凹状円錐台形をなし最大直
径を前記基部7より大径に形成された吸着部8がその吸
着面9をほぼ水平方向に位置させるように形成されてい
る。この吸着部8を浴槽外側面などに押しつけるように
弾性変形させることにより、吸着部8は負圧により弾性
復元を阻害され、その吸着面9が浴槽外側面などに密着
して吸着される。
【0019】また、前記基部7の軸方向中間部には、大
径のフランジ10が形成されており、このフランジ10
の後部には、このフランジ10と間隔を隔てて支持柱1
1が形成されている。そして、これらのフランジ10と
支持柱11との間には、前記保持板16の吸盤受容凹部
に嵌合されて吸盤6が保持される嵌合部12が形成され
ている。
【0020】前記吸盤6の吸着部8の外側には、斜め下
方に延在する支持部13を介して環体14が突設されて
いる。一方、各吸盤6から大きく離間している前記1対
の脚部3B,3Dの上端部間には、中間部が前記各吸盤
6に多少近づくように両端部において屈曲されているロ
ッド5Cが橋架されて溶接などにより固定されている。
【0021】前記各吸盤6の環体14と前記ロッド5C
間には、一例として樹脂材料からなり屈曲し得る条体1
5の両端部が緊張状態において係合されている。また、
対応する条体15の近傍となる各固定パイプ4A,4B
の下部には、各条体15とほぼ平行に位置するロッド5
Dが中間部を各固定パイプ4A,4Bから離間するよう
にして固定されている。
【0022】そして、前記条体15とロッド5Dとを手
で一緒に把持することにより、条体15の中間部がロッ
ド5Dに近接するようにして引かれ、この結果、各吸盤
6の環体14を介して吸着部8が背部に引かれ、吸着面
9の吸着状態が解除されることになる。
【0023】前記脚部3、固定パイプ4A,4Bおよび
各ロッド5A,5B,5Cの上方は、前記台部20によ
り被覆されるようになっている。この台部20は剛性を
有する樹脂により形成されており、ほぼ正方形に形成さ
れ中央側が緩やかに凹んでいる天板21と、この天板2
1の外周縁から垂下されている環状の側板22とにより
構成されている。
【0024】前記天板21の前記各脚部3に対応する部
位には、水平方向外方に突出する突出部23が形成され
ており、また、前記側板22の高さ寸法は、前記各固定
パイプ4A,4Bの下端を被覆し得る程度の寸法とされ
ている。
【0025】さらに、前記各吸盤6に対応する部位の前
記側板22には、その下端からU字形の切欠き24が形
成されており、各切欠き24の縁部が各吸盤6の両側に
位置することにより各吸盤6を水平方向にずれることな
く保持し得るようになっている。
【0026】また、前記各固定パイプ4A,4Bに対応
する部位の前記側板22の内側には、各固定パイプ4
A,4Bに係合し得る1対の板状の係合部25,25が
左右に間隔を隔てて突設されており、前記台部20を被
着したときに、台部20が容易に上方に抜けないように
なっている。
【0027】さらにまた、前記天板21の上面には、滑
り止め用の図示しないゴム製シートが敷設されている。
このゴム製シートと前記天板21との間に水が浸入する
と、かび発生の原因となるので、このゴム製シートは、
台部20の成形時に天板21と一体にされるか、あるい
は、全面に接着剤を塗布して天板21と接着されてい
る。したがって、ゴム製シートと前記天板21との間へ
の水の浸入は確実に防止される。
【0028】前記各脚部3の下端部には、浴槽台1の横
滑りを前記両吸盤6,6とともに防止するための固定部
材30が配設されている。
【0029】この固定部材30は、一例としてゴムのよ
うな弾性材料により一体成形された固定部材本体31に
より構成されている。この固定部材本体31の上部は、
前記脚部3が挿入される円形穴33が形成された円筒形
部32とされている。そして、この円形穴33の底面に
は、この円形穴33の内径より多少大径の円盤状の支持
板34が収納されており、この支持板34上に前記各脚
部3の下端が着座するようになっている。なお、この支
持板34には中心孔34aが形成されている。
【0030】前記固定部材30の下部は、前記円筒形部
31の外径よりはるかに大径となるように外周方向に膨
出された大径部35とされ、この大径部35は、前記円
筒形部31と同心状に形成されている。
【0031】前記大径部35の下面36には、同心状に
間隔を隔てて配置された複数(本実施形態においては3
本)の円形突起37A,37B,37C(符号37をも
って総称する)が前記固定部材本体31と一体に形成さ
れている。各円形突起37には、それぞれ90度ごとに
切断部38が形成されており、各円形突起37A,37
B,37Cにおける各切断部38は相互に対向してい
る。そして、各円形突起37の切断部38を介して水が
流通するようになっている。
【0032】さらに、前記大径部35の下面36の中心
部には、凹部39が形成されており、この凹部39は、
小径の連通孔40を介して前記円形穴33と連通してい
る。
【0033】前述した構成の本実施形態の浴槽台1によ
れば、浴槽台本体2の上端部に設けられた2個の吸盤6
のそれぞれの吸着部8を浴槽(図示せず)の外側面など
に負圧により吸着させる。すると、この浴槽台1は、2
個の吸盤6の各吸着部8の吸着力により台部20に斜め
の荷重が作用しても横滑りすることがない。
【0034】一方、浴槽台1の各脚部3のそれぞれの下
端部には弾性材料からなる固定部材30が配設されてお
り、この固定部材本体31の大径部35の下面36に
は、同心状に間隔を隔てて3本の円形突起37A,37
B,37Cが形成されており、これらの円形突起37
A,37B,37Cは、円形穴33内の支持板34が大
径部35の外周まで到達しないように大径部35の中心
側のみに配設されている。したがって、各脚部3の固定
部材30の各円形突起37の摩擦力によっても浴槽台1
の横滑りを防止することができる。
【0035】このように本実施形態の浴槽台1によれ
ば、その横滑りを確実に防止してきわめて安全に使用す
ることができる。
【0036】また、前記各円形突起37の切断部38を
介して水が流通するようになっているので、円形突起3
7の内側に水が溜まって浴槽台1の横滑りを助長するの
を防止することができる。
【0037】さらに、浴槽台本体2の上端部に設けられ
た前記各吸盤6は、前述したように、条体15とロッド
5Dとを手で一緒に把持することにより、条体15の中
間部がロッド5Dに近接するようにして引かれ、この結
果、各吸盤6の環体14を介して吸着部8が背部に引か
れ、吸着面9の吸着状態が解除されることになる。
【0038】図6は本発明に係る浴槽台の第2実施形態
を示すものである。なお、本実施形態においては、前述
した第1実施形態において説明した吸盤6の図示を省略
したが、もちろん本実施形態の浴槽台1Aに第1実施形
態と同様に吸盤6を設けてもよい。
【0039】本実施形態の浴槽台1Aは、それぞれ長さ
調整可能とされている4本の同一形状の脚部3と、これ
らの脚部3により支持されている台部20とからなる浴
槽台本体2を有している。なお、この浴槽台本体2の構
成は前述した第1実施形態とほぼ同様なので、要部に同
一の符号を付してその説明は省略する。
【0040】そして、本実施形態の浴槽台1Aは、各脚
部3の下端部に装着される固定部材30Aの構成が前述
した第1実施形態のものと異なっている。
【0041】すなわち、前記各脚部3の下端部には、浴
槽台1の横滑りを防止するための固定部材30Aが配設
されている。
【0042】この固定部材30Aは、一例としてゴムの
ような弾性材料により一体成形された固定部材本体31
により構成されている。この固定部材本体31の上部
は、前記脚部3が挿入される円形穴33が形成された円
筒形部32とされている。この円形穴33の底面には、
この円形穴33の内径より多少大径の円盤状の支持板3
4が収納されており、この支持板34上に前記各脚部3
の下端が着座するようになっている。なお、この支持板
34には中心孔34aが形成されている。
【0043】前記固定部材30Aの下部は、前記円筒形
部31の外径よりはるかに大径となるように外周方向に
膨出された大径部35とされ、この大径部35は、前記
円筒形部31と同心状に形成されている。
【0044】前記大径部35の下面36の外周側には、
弾性材料からなる複数(本実施形態においては6個)の
同一形状の吸盤6Aが円周方向において等間隔に位置す
るように前記固定部材本体31と一体に突設されてい
る。
【0045】前記各吸盤6Aは、前記固定部材本体31
に接続されている円柱状の基部7Aを有しており、この
基部7Aの先端側には、凹状円錐台形をなし最大直径を
前記基部7Aより大径に形成された吸着部8Aがその吸
着面9Aを下向きに位置させるように形成されている。
【0046】また、前記各吸盤6Aより内側の前記大径
部35の下面36には、同心状に間隔を隔てて配置され
た複数(本実施形態においては2本)の円形突起37
D,37E(符号37をもって総称する)が前記固定部
材本体31と一体に形成されている。なお、本実施形態
の円形突起37には、前述した第1実施形態の円形突起
37のような切断部38が形成されていないが、これ
は、本実施形態においては、複数の吸盤6Aにより洗い
場の床面に吸着されるので、円形突起37は補助的な役
割を果たしているからである。しかしながら、本実施形
態の円形突起37に切断部を設けてもよいことはもちろ
んである。
【0047】さらに、前記大径部35の下面36の中心
部は、小径の連通孔40を介して前記円形穴33と連通
している。
【0048】前述した構成の本実施形態の浴槽台1Aに
よれば、浴槽台1Aを浴室の洗い場あるいは浴槽内に設
置することにより、各脚部3の下端部に装着された固定
部材30Aは、円形穴33内の支持板34が大径部35
の外周まで到達しないように大径部35の中心側のみに
配設されているので、固定部材本体31の大径部35が
洗い場などの床面に密着するように良好に撓むことによ
り、各吸盤6Aの吸着部8Aは床面に密着して良好に吸
着されることになる。したがって、6個の吸盤6Aの吸
着部8Aの吸着力により台部20に斜めの荷重が作用し
ても円形突起37の摩擦力とあいまって浴槽台1Aが横
滑りすることがない。
【0049】このように本実施形態の浴槽台1Aによれ
ば、その横滑りを確実に防止してきわめて安全に使用す
ることができる。
【0050】なお、本発明は、前述した実施形態に限定
されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能で
ある。例えば、図1の実施形態においては吸盤6を2個
設けたように説明したが、1個でもよいし、あるいは3
個以上であってもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明の浴槽台によ
れば、確実に横滑りしないようにできるし、また、本発
明の固定部材によれば、浴槽台本体の下端に装着して浴
槽台が横滑りしないようにすることができる。
【0052】すなわち、本発明の浴槽台は、浴槽台本体
に吸盤をその吸着面が水平方向に位置するように配設し
たので、吸盤が浴槽外側面などに吸着され、浴槽台の台
部に斜めの荷重が作用しても、吸盤が浴槽外側面などか
ら離間しにくいため、浴槽台の横滑りを防止することが
できる。
【0053】また、吸盤に接続され吸着状態を解除可能
な条体を配設すれば、条体を引くなどすることにより吸
盤の吸着状態を簡単に解除することができる。
【0054】さらに、浴槽台本体の下端に浴槽台本体の
水平方向移動を防止する固定部材を配設すれば、固定部
材によって浴槽台の横滑りをさらに確実に防止すること
ができる。
【0055】一方、本発明の固定部材は、弾性材料から
なり下部に外周方向へ膨出する大径部を設けた固定部材
本体の下端に、同心状に配置された複数の円形突起を前
記固定部材本体と一体に形成したので、円形突起の摩擦
力によって浴槽台の横滑りを防止することができる。
【0056】また、各円形突起に部分的な切断部を形成
すれば、切断部から水が逃げるので、円形突起の内側に
充満した水による浴槽台の横滑りを防止することができ
る。
【0057】さらに、本発明の他の固定部材は、弾性材
料からなり下部に外周方向へ膨出した大径部を設けた固
定部材本体の下面に、同心状に配置された複数の円形突
起を前記固定部材本体と一体に形成するとともに、最外
周の前記円形突起の外周側に位置し円周方向に間隔を隔
てて配置された複数の吸盤を前記固定部材本体と一体に
形成したので、各吸盤が洗い場などの床面に吸着される
ので、浴槽台の横滑りを確実に防止することができる。
【0058】さらにまた、固定部材本体内に、浴槽台本
体の脚部の下端が着座可能とされ、前記大径部の外周に
まで到達しない支持板を収納したので、固定部材本体を
良好に撓ませて、洗い場などの曲面のある床面にも密着
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る浴槽台の第1実施形態を示すも
ので浴槽台を横倒しにして斜め下方から見た分解斜視図
【図2】 図1の吸盤の側面図
【図3】 図2の底面図
【図4】 図1の固定部材の正面図
【図5】 図4の底面図
【図6】 本発明に係る浴槽台の第2実施形態を示す斜
視図
【図7】 図6の固定部材の正面図
【図8】 図7の底面図
【符号の説明】
1,1A 浴槽台 2 浴槽台本体 3 脚部 6,6A 吸盤 8,8A 吸着部 9,9A 吸着面 14 環体 15 条体 20 台部 21 天板 22 側板 24 切欠き 30,30A 固定部材 31 固定部材本体 32 円筒形部 34 支持板 35 大径部 37 円形突起 38 切断部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽台本体に吸盤をその吸着面が水平方
    向に位置するように配設したことを特徴とする浴槽台。
  2. 【請求項2】 前記吸盤に接続され吸着状態を解除可能
    な条体を配設したことを特徴とする請求項1に記載の浴
    槽台。
  3. 【請求項3】 前記浴槽台本体の下端に浴槽台本体の水
    平方向移動を防止する固定部材を配設したことを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の浴槽台。
  4. 【請求項4】 弾性材料からなり下部に外周方向へ膨出
    する大径部を設けた固定部材本体の下面に、同心状に配
    置された複数の円形突起を前記固定部材本体と一体に形
    成したことを特徴とする固定部材。
  5. 【請求項5】 前記各円形突起に部分的な切断部を形成
    したことを特徴とする請求項4に記載の固定部材。
  6. 【請求項6】 弾性材料からなり下部に外周方向へ膨出
    する大径部を設けた固定部材本体の下面に、同心状に配
    置された複数の円形突起を前記固定部材本体と一体に形
    成するとともに、最外周の前記円形突起の外周側に位置
    し円周方向に間隔を隔てて配置された複数の吸盤を前記
    固定部材本体と一体に形成したことを特徴とする固定部
    材。
  7. 【請求項7】 前記固定部材本体内に、浴槽台本体の脚
    部の下端が着座可能とされ、前記大径部の外周にまで到
    達しない支持板を収納したことを特徴とする請求項4な
    いし請求項6のいずれか1項に記載の固定部材。
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