JP2003125172A - 画像読取装置の制御方法 - Google Patents

画像読取装置の制御方法

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JP2003125172A
JP2003125172A JP2001312850A JP2001312850A JP2003125172A JP 2003125172 A JP2003125172 A JP 2003125172A JP 2001312850 A JP2001312850 A JP 2001312850A JP 2001312850 A JP2001312850 A JP 2001312850A JP 2003125172 A JP2003125172 A JP 2003125172A
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Kiyoto Kosaka
清人 小坂
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PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、画像読取装置の制御方法に関し、
オートフォーカス処理においてより正確に焦点を定めて
より高い解像度を実現することを目的とする。 【解決手段】 画像読取装置100の制御方法は、媒体
300の表面に焦点を合わせるオートフォーカス処理
と、オートフォーカス処理において焦点合わせされた焦
点で媒体300上の画像を読み取る読取処理とを実行す
る。オートフォーカス処理において、差分処理部5が媒
体300から読み取られた画像データにおける隣接する
画素の間の差分を算出し、平均化処理部6が差分を平均
化し、中点処理部7が平均化により得た特性データを複
数にスライスして、その各々の中点を求めることによ
り、焦点を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置の制
御方法に関し、特に、高い解像度を実現するためのオー
トフォーカス機能を備えた画像読取装置の制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置の読取の際の焦点は、その
出荷時には、用紙や透明原稿等の媒体を載せるためのプ
ラテンガラス表面(媒体を載せる側の表面)に合わせら
れている。従って、読み取り時において、ユーザのセッ
トした媒体とプラテンガラス表面とが密着していれば、
何ら問題はない。しかし、実際には、媒体をプラテンガ
ラス上に載せた時、画像の描かれた媒体の表面は、主と
して媒体それ自体のたわみやゆがみ等により、プラテン
ガラスの面から遊離している。
【0003】そこで、スキャナ等の画像読取装置におい
て、より高い解像度を得るために、オートフォーカス
(Auto Focus)機能を備えることがある。オートフォー
カス機能により、プラテンガラス表面に合わせられてい
る焦点を、(これから外れた)画像の描かれた媒体の表
面に、合わせ直すことができる。これにより、より正確
な即ち高い解像度の画像(画像データ)を得ることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】オートフォーカス機能
は、前述のように、高い解像度を得るために有効であ
る。しかし、種々の理由で合わせるべき焦点を誤検出し
てしまう場合がある。このような場合には高い解像度を
得ることができなかった。この一因としては、例えば、
従来、高解像度を得るために、CCDの位置は固定した
ままでレンズのみを移動させながら、CCDからの出力
に対して最も高い解像度の位置(以下、焦点位置とい
う)を算出するという処理を行っていたことがある。
【0005】このため、例えば、読み取ろうとする媒体
が濃淡差の小さい原稿である場合、ノイズ成分が相対的
に大きくなる。このため、算出した焦点位置にばらつき
が生じることが避けられなかった。また、例えば、媒体
が透明原稿である場合には、透明原稿やチャート面(原
稿カバーの表面)に付着したゴミや汚れが(大きな)ノ
イズとなる。このため、画像の描かれた透明原稿の表面
ではなく、前記ゴミ等に焦点を合わせてしまうことがあ
った。
【0006】本発明は、オートフォーカス処理において
より正確に焦点を定めてより高い解像度を実現する画像
読取装置の制御方法を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、オートフォーカス処理に
おいてガンマ補正処理を行ってより高い解像度を実現す
る画像読取装置の制御方法を提供することを目的とす
る。
【0008】また、本発明は、オートフォーカス処理に
おいてシェーディング補正処理を行ってより高い解像度
を実現する画像読取装置の制御方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読取装置の
制御方法は、媒体の表面に焦点を合わせるオートフォー
カス処理と、オートフォーカス処理において焦点合わせ
された焦点で媒体上の画像を読み取る読取処理とを実行
する画像読取装置の制御方法であって、オートフォーカ
ス処理において、媒体から読み取られた画像データにつ
いてシェーディング補正処理を行い、シェーディング補
正処理を行った画像データについてガンマ補正処理を行
い、ガンマ補正処理を行った画像データについてその隣
接する画素の間の差分を算出し、差分を平均化し、平均
化により得た特性データを複数にスライスして、その各
々の中点(多点の中点)を求めることにより、焦点を算
出する。
【0010】本発明の画像読取装置の制御方法によれ
ば、シェーディング補正処理及びガンマ補正処理を行っ
た上で、焦点の位置を多点の中点にもとづいて算出する
ので、ノイズの影響を極めて受けにくい。従って、例え
ば、濃淡差の小さい原稿でありノイズ成分が相対的に大
きい場合に算出した焦点位置がばらつくことを防止し、
透明原稿に付着したゴミや汚れが大きなノイズとなる場
合にゴミ等に焦点を合わせてしまうことを防止すること
ができる。これにより、焦点を誤検出してしまうことを
防止し、高い解像度を得ることができる。
【0011】また、本発明の画像読取装置の制御方法
は、媒体の表面に焦点を合わせるオートフォーカス処理
と、オートフォーカス処理において焦点合わせされた焦
点で媒体上の画像を読み取る読取処理とを実行する画像
読取装置の制御方法であって、オートフォーカス処理に
おいて媒体から読み取られた画像データについて主走査
方向に平坦な出力特性のランプを光源として用いてシェ
ーディング補正処理を行い、読取処理において媒体から
再度読み取られた画像データについてオートフォーカス
処理におけるシェーディング補正処理の結果であるシェ
ーディングデータを用いて、その補正処理を行う。
【0012】本発明の画像読取装置の制御方法によれ
ば、主走査方向に平坦な出力特性のランプを光源とする
ので、焦点の位置(即ち、倍率)が変更されても、その
変更の前後においてシェーディングデータは影響を受け
ない。従って、オートフォーカス処理においてシェーデ
ィング補正処理を行い、これにより正確な焦点を得ると
ともに、当該シェーディング補正処理で得られるシェー
ディングデータを読取処理におけるシェーディング補正
処理にも流用することができる。これにより、オートフ
ォーカス処理において焦点を誤検出してしまうことを防
止し、高い解像度を得ることができ、読取処理を高速化
することができる。
【0013】また、本発明の画像読取装置の制御方法
は、媒体の表面に焦点を合わせるオートフォーカス処理
と、オートフォーカス処理において焦点合わせされた焦
点で媒体上の画像を読み取る読取処理とを実行する画像
読取装置の制御方法であって、オートフォーカス処理に
おいて媒体から読み取られた画像データについて第1ガ
ンマバッファに格納された第1ガンマテーブルを用いて
ガンマ補正処理を行い、読取処理において媒体から再度
読み取られた画像データについて第2ガンマバッファに
格納された第2ガンマテーブルを用いてガンマ補正処理
を行う。
【0014】本発明の画像読取装置の制御方法によれ
ば、ガンマバッファを複数設けるので、オートフォーカ
ス処理においてガンマ補正処理を行うとともに、ガンマ
テーブルの書き替え処理なしで、読取処理におけるガン
マ補正処理を行うことができる。従って、オートフォー
カス処理において正確な焦点を得るとともに、読取処理
において正確な画像データを高速に得ることができる。
これにより、焦点を誤検出してしまうことを防止し、高
い解像度を得ることができ、読取処理を高速化すること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、画像読取装置構成図であ
り、本発明のオートフォーカス機能を備える画像読取装
置の構成を示す。
【0016】画像読取装置100は、ホストコンピュー
タ200に接続され、これに対して読み取った画像デー
タを転送する。画像読取装置100は、制御部1、読取
処理部2、シェーディング処理部3、ガンマ処理部4、
差分処理部5、平均化処理部6、中点処理部7、リトラ
イ判定処理部8、バッファメモリ9、ランプ10を備え
る。
【0017】制御部1は、画像読取装置100、即ち、
読取処理部2等の処理部2〜8の各々を制御する。即
ち、オートフォーカス制御部11が読取処理に先行して
オートフォーカス処理を実行させる。また、読取制御部
12が、媒体300(図2参照)上の画像を読み取る読
取処理を実行させ、これによりバッファメモリ9に得た
画像データをホストコンピュータ200に転送する。媒
体300は、例えば紙原稿、透明原稿等である。ランプ
10は、例えば反射原稿用ランプ又は透過原稿用ランプ
である。なお、ランプ10は読取処理部2の一部と考え
てもよい。
【0018】オートフォーカス制御部11は、所定の制
御信号により各処理部2〜8の各々に当該処理を所定の
順で行わせて、その結果にもとづいて所定の制御信号を
形成して、読取処理部2の読取機構(図示せず)におけ
る焦点を原稿台101(図2参照)の上に載せられた媒
体300の表面に合わせる処理を行う。読取制御部12
は、所定の制御信号により処理部2〜4の各々に当該処
理を所定の順で行わせて、オートフォーカス処理におい
て焦点合わせされた焦点で、媒体300上の画像を読み
取って画像データをバッファメモリ9に得る処理を行
う。即ち、図1に点線で囲んで示すように、処理部2〜
4(及びランプ10)が、オートフォーカス処理及び読
取処理の双方の処理において兼用される。
【0019】読取処理部2は、図示はしないが、CCD
(電荷結合デバイス)、レンズ、ミラー等を含む周知の
読取機構(又は光学ユニット)及びオートフォーカス機
構を備える。読取機構は、読取制御部12からの制御信
号に従って、媒体300上の画像を読み取って画像デー
タを出力する。オートフォーカス機構は、オートフォー
カス制御部11からの制御信号に従って、読取機構にお
ける焦点を調整する。読取処理部2は、オートフォーカ
ス処理及び読取処理のいずれの場合においても、同一の
ランプ10を光源として用いる。
【0020】読取処理部2の読取機構の焦点は、オート
フォーカス処理(の前)においては、図2(A)に示す
ように、媒体300を載せるための原稿台(又はプラテ
ンガラス)101の表面(媒体300を載せる側の表
面)に合わせられている。又は、前回の読取処理におけ
る焦点の位置となっている。一方、読取処理において
は、前記焦点は、本発明のオートフォーカス処理によ
り、読み取るべき媒体300の表面に高い精度で合わせ
られている。これにより、媒体300の表面が原稿台1
01から遊離していても、その表面に正確に焦点を合わ
せ、高い解像度で画像データを得ることができる。図2
(A)において、矢印Bの方向が副走査方向である。
【0021】シェーディング処理部3は、読取処理部2
で読み取られた画像データについて、ランプ10の特性
に依存する画像の歪を補正するための周知のシェーディ
ング補正処理を行う。シェーディング補正処理により、
当該補正された画像データの他に、シェーディング補正
処理を行うためのデータ(シェーディングデータ)が得
られる。シェーディングデータは、その直後の読取処理
時まで、所定のメモリ(図示せず)に保存される。シェ
ーディング補正処理された画像データはガンマ処理部4
に送られる。本発明に従って、読取処理の時に限らず、
オートフォーカス処理の時においても、シェーディング
補正処理が実行される。
【0022】シェーディング処理部3は、オートフォー
カス処理において、読取処理部1により媒体300から
読み取られた画像データについて、シェーディング補正
処理を行う。これにより、シェーディング補正された画
像データと、シェーディングデータとを得る。シェーデ
ィング処理部3は、読取処理において、媒体300から
再度読み取られた画像データについて、オートフォーカ
ス処理において得たシェーディングデータを用いて、そ
の補正処理を行う。
【0023】ここで、前述のように、オートフォーカス
処理及び読取処理において、同一のランプ10が光源と
して用いられる。このランプ10は、図2(B)に示す
ように、読取の主走査方向の幅のほぼ全域に渡って設け
られ、その出力特性が、図3(A)に示すように、主走
査方向に平坦な特性とされる。これにより、オートフォ
ーカス処理において得たシェーディングデータを流用し
て、読取処理において画像データをシェーディング補正
することができる。即ち、オートフォーカス処理により
焦点(即ち、倍率)が変更されて読取の領域が変動して
も、当該焦点の変更の前後において、特性が平坦な(同
一の)ランプ10を用いているので、倍率の変更の影響
がない。従って、当該焦点の変更の前のシェーディング
データを使用して、その変更後の画像データのシェーデ
ィング補正を行うことができる。図2(B)において、
矢印Aの方向が主走査方向である。
【0024】図4(A)は、オートフォーカス処理にお
いてシェーディング補正処理を実行した場合の画像デー
タの値MTF(Moduration Transfer Function)を示
す。MTFはレンズの解像力を表すパラメータの1つで
あると考えてよい。図4(A)において、横軸は主走査
方向の位置、即ち、レンズの位置(又は移動距離)であ
り、縦軸はMTF値である(以下において同じ)。図4
(B)は、オートフォーカス処理においてシェーディン
グ補正処理を実行しない場合を示す。両者の比較から判
るように、図4(B)の場合はシェーディング補正がな
いためにエッジ成分が潰れてしまって焦点の検出が困難
であるのに対し、図4(A)の場合はエッジ成分が存在
し焦点の検出が図4(B)の場合よりは容易である。
【0025】ここで、この例の読取処理部2は、図2
(B)に示すように、主走査方向に移動可能に設けら
れ、そのためにモータやベルト等からなる駆動手段(図
示せず)を備える。これにより、読取処理部2は、高解
像度での読取の場合において、読取領域がその主走査方
向における一部に制限されたとしても、主走査方向に移
動することにより、当該方向の全域に渡って当該高解像
度で画像を読み取ることができる。
【0026】なお、従来は、オートフォーカス処理にお
いてシェーディング補正処理を実行することはなかっ
た。従って、また、オートフォーカス処理において得た
シェーディングデータを流用して、読取処理において画
像データをシェーディング補正することはあり得なかっ
た。更に、ランプ10の出力特性は、図3(B)に示す
ように、主走査方向に平坦な特性ではなかった。このた
め、オートフォーカス処理において得たシェーディング
データを、焦点が変更された読取処理に流用することは
できなかった。
【0027】ガンマ処理部4は、媒体300から読み取
られシェーディング補正処理された画像データについ
て、濃淡差の小さい原稿におけるエッジ成分を顕著にす
るための周知のガンマ(Γ)補正処理を行う。このため
に、ガンマ処理部4は、ガンマ補正のための定数を記述
したテーブル(ガンマテーブル)を格納する第1及び第
2のガンマバッファ(メモリ)41及び42を備える。
第1及び第2のガンマテーブルは、各々、ホストコンピ
ュータ200から転送される。
【0028】ガンマ処理部4は、オートフォーカス処理
において、第1のガンマバッファ41に格納されたガン
マテーブル(第1のガンマテーブル)を使用してガンマ
補正処理を実行し、ガンマ補正処理された画像データを
差分処理部5(及びバッファメモリ9)に送る。ガンマ
処理部4は、読取処理においては、第2のガンマバッフ
ァ42に格納されたガンマテーブル(第2のガンマテー
ブル)を使用してガンマ補正処理を実行し、ガンマ補正
処理された画像データをバッファメモリ9に得る。
【0029】図5(A)は、オートフォーカス処理にお
いてガンマ補正処理を実行した場合の画像データの値M
TFを示す。図5(B)は、オートフォーカス処理にお
いてガンマ補正処理を実行しない場合を示す。両者の比
較から判るように、図5(B)の場合はガンマ補正がな
いためにエッジ成分が潰れてしまって焦点の検出が困難
であるのに対し、図5(A)の場合はエッジ成分が存在
し焦点の検出が図5(B)の場合よりは容易である。
【0030】なお、従来は、オートフォーカス処理にお
いてガンマ補正処理を実行することはなかった。また、
ガンマ処理部4は1個のガンマバッファしか備えていな
かった。従って、そのままの構成でオートフォーカス処
理におけるガンマ補正処理を実行しようとすると、一旦
オートフォーカス処理用のガンマテーブルを格納してこ
れを使用した後に、読取処理用のガンマテーブルに書き
換える必要があった。
【0031】差分処理部5は、ガンマ補正処理された画
像データについて、その隣接間の差分(差分データ)を
求める処理を行う。即ち、画像データの各々のピクセル
(画素)毎に、当該隣接するピクセルとの間の差を算出
する。例えば、あるピクセルの画像データの値がXn
あり、次のピクセルの画像データの値がX(n+1) である
とすると、差分データは(X(n+1) −Xn )となる。
【0032】平均化処理部6は、差分データの平均(平
均化差分データ)を求め、更に、平均化差分データを移
動平均する(移動平均データを得る)。例えば、平均化
差分データとして、連続するn個(例えば、n=7)の
差分データについての平均を求める。これにより、波形
の平均化を行いノイズを除去することができる。また、
移動平均データとして、平均化差分データをデータ列と
して考えて、n個(例えば、n=7)のデータの集合に
おける個々のデータの相互の距離に応じて重み付け加重
平均を求める。これにより、画像データの値MTFの頂
点又は最大値(MAXポイント)ではなく、中点で焦点
位置を算出することになり、ノイズを除去することがで
きる。
【0033】中点処理部7は、平均化処理部6において
平均化により得た特性データ(移動平均データ)の値M
TFを、図6に示すようにスライスする。即ち、その値
MTFの最大値と最小値(MINポイント)との間で、
均等の幅で、複数(例えば、12個)に等分する。な
お、最小値は読み取った原稿の濃淡差等に応じて、その
都度定まる。従って、スライスの幅は原稿により異な
る。なお、前記値MTFは、原稿における画像が濃けれ
ば、高くかつ鋭い波形となって現れる。中点処理部7
は、スライスした領域について、その各々の中点を求
め、その平均値(多点平均値)を算出し、これを焦点の
位置(に対応するレンズの位置)とする。各々の中点
は、例えばスライスした領域の下辺(又は上辺)の左右
の端の値の平均により求めればよい。
【0034】なお、特に図示はしないが、特性データ
(移動平均データ)をスライスすることなく、例えばそ
の値MTFの最大値と最小値との中間の位置における中
点を求め、これを焦点の位置(に対応するレンズの位
置)とすると、ゴミ等のノイズの影響を受け易くなる。
【0035】リトライ判定処理部8は、中点処理部7の
算出した焦点の位置が所定の条件に該当するか否かを判
定する。当該所定の条件に該当する場合、リトライ判定
処理部8は、その旨を制御部1に通知する。これによ
り、制御部1は、算出した焦点が適切な位置でないと判
断して、再度、オートフォーカス処理を行う。
【0036】ここで、前記リトライする条件は、例えば
図7に示すようにされる。即ち、例えば、算出した焦点
の位置Aが特性データの頂点(MAX)の位置Bと所定
の値以上異なる場合である。又は、特性データを複数に
スライスして得た各々の中点A及びCが、相互に所定の
値以上異なる場合とされる。所定の値は、例えば主走査
方向の距離にして約0.1ミリとされる。これは、読取
処理部2の読取機構が主走査方向に移動する場合におい
て(図2(B)参照)、当該読取機構を駆動するパルス
モータ(図示せず)への制御(又は駆動)信号であるパ
ルス数にして8パルス(±4パルス)に相当する。
【0037】なお、従来は、特性データを複数にスライ
スし、その各々の中点を求め、その多点平均値を焦点と
して算出するのみで、図7に示すように大きなずれ等が
あっても、リトライ処理を行うことはなかった。このた
め、前述のように、算出した焦点の位置Aが特性データ
の頂点(MAX)の位置Bと所定の値以上異なる場合等
であっても、焦点が補正されず、ゴミ等によるノイズの
影響を受け易く、高い解像度が得られなかった。
【0038】図6及び図7は、オートフォーカス処理に
おいて、前述のように、多点平均値を焦点として算出し
た場合の画像データの値MTFを示す。図6及び図7か
ら判るように、1個のスライスのみでは焦点にバラツキ
を生じるが、複数の平均化によりそのバラツキを抑えて
高解像度を得るとともに、図7のように求めた焦点が不
適切な場合には、リトライにより適切な焦点を求めるこ
とができる。
【0039】図8は読取処理フローであり、本発明の画
像読取装置100による画像の読取処理の概略を示す。
【0040】画像読取装置100の原稿台101上に画
像の描かれた媒体300を載せて読取ボタン(図示せ
ず)が押下げられると(ステップS11)、これに応じ
て、制御部1が、最初にオートフォーカス制御部11に
よりオートフォーカス処理を行い(ステップS12)、
この後に、読取制御部12により、読取処理を行い(ス
テップS13)、読み取った画像データをホストコンピ
ュータ200に転送する(ステップS14)。
【0041】図10は読取処理フローであり、図8のス
テップS12においてオートフォーカス制御部11の制
御の下で実行されるオートフォーカス処理を示す。
【0042】読取処理部2が画像データを読み取ると
(ステップS21)、シェーディング処理部3が読み取
った画像データについてシェーディング補正処理を行
い、当該画像データを補正するとともに、シェーディン
グデータを得て保存し(ステップS22)、ガンマ処理
部4がシェーディング処理された画像データについて第
1ガンマバッファ41内の第1ガンマテーブルを用いて
ガンマ補正処理を行い(ステップS23)、差分処理部
5がガンマ補正処理された画像データについて隣接差分
を求め(ステップS24)、平均化処理部6が隣接差分
の求まった画像データ(差分データ)についての平均化
を行って平均化差分データを求め(ステップS25)、
更に、平均化処理部6が平均化差分データについて移動
平均して移動平均化データを求め(ステップS26)、
移動平均化データによるMTF値の特性図を用いて、中
点処理部7が2点間の中点を多点(7点)で平均化した
値(仮の焦点)を算出し(ステップS27)、当該仮の
焦点について、リトライ判定処理部8がオートフォーカ
ス処理のリトライが必要か否かを調べ(ステップS2
8)、必要な場合にはステップS21以下を繰り返す。
必要でない場合には、当該仮の焦点を焦点位置として算
出する(ステップS29)。
【0043】図9は読取処理フローであり、図8のステ
ップS13において読取制御部12の制御の下で実行さ
れる読取処理を示す。
【0044】読取処理部2が画像データを読み取ると
(ステップS31)、シェーディング処理部3が読み取
った画像データを先にステップS22で保存したシェー
ディングデータを用いて補正し(ステップS32)、ガ
ンマ処理部4が補正された画像データについて第2のガ
ンマバッファ42内の第2ガンマテーブルを用いてガン
マ補正処理を行い(ステップS33)、その出力をバッ
ファメモリ9に一時的に格納する(ステップS34)。
バッファメモリ9の画像データは、逐次、読取制御部1
2によりホストコンピュータ200に転送される。
【0045】以上、本発明をその実施の態様に従って詳
細に説明したが、本発明は、その主旨の範囲内において
種々の変形が可能である。
【0046】例えば、図11に示すように、オートフォ
ーカス処理において、媒体300から読み取られた画像
データをその主走査方向において複数(例えば、3個)
の領域に分割して、その各々の領域について前述の処理
を行うことにより焦点を算出するようにしてもよい。な
お、前述のように、読取処理部2は、図2(B)に示す
ように、主走査方向に移動可能に設けられる。
【0047】例えば、主走査方向において3個の領域に
分割したとすると、図12に示すように、ステップS2
7までで3個の特性データ及びこれらにもとづく3個の
仮の焦点が得られることになる。そこで、中点処理部7
が、3個の仮の焦点を平均化することにより、リトライ
判定に用いる仮の焦点を得る。また、3個の仮の焦点の
中で、最もMTF値の大きいもの(図12(A)から求
まる仮の焦点)をリトライ判定に用いる仮の焦点として
もよい。これにより、より適正な焦点を求めることがで
きる。
【0048】また、例えば、リトライ判定処理部8が、
3個の仮の焦点の全てについてオートフォーカス処理の
リトライが必要か否かを調べてもよい。そして、リトラ
イ判定処理部8は、1個でもリトライが必要(図12
(C)から求まる仮の焦点)であれば、主走査方向にお
ける3個の領域の全てについてステップS21以下を繰
り返す(リトライする)。また、3個の仮の焦点の中の
多数(即ち、2個)についてリトライが必要であれば、
リトライするようにしてもよい。なお、この例の場合
は、図12(A)及び図12(B)から求まる2個の仮
の焦点については,リトライは不要である。更に、3個
の仮の焦点の中でMTF値が所定の値より小さいものが
(1個でも、又は、多数)ある場合に、リトライするよ
うにしてもよい。また、3個の仮の焦点の中のリトライ
が必要な領域についてのみリトライするようにしてもよ
い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像読取装置の制御方法において、シェーディング補正
処理及びガンマ補正処理を行った上で、焦点の位置を多
点の中点にもとづいて算出するので、ノイズの影響を極
めて受けにくくすることができる。従って、濃淡差の小
さい原稿でありノイズ成分が相対的に大きい場合に算出
した焦点位置がばらつくことを防止し、透明原稿に付着
したゴミや汚れが大きなノイズとなる場合にゴミ等に焦
点を合わせてしまうことを防止することができる。これ
により、焦点を誤検出してしまうことを防止し、高い解
像度を得ることができる。
【0050】また、本発明によれば、画像読取装置の制
御方法において、主走査方向に平坦な出力特性のランプ
を光源とするので、焦点の位置が変更されても、その変
更の前後においてシェーディングデータは影響を受けな
いようにできる。従って、オートフォーカス処理におい
てシェーディング補正処理を行い、これにより正確な焦
点を得るとともに、当該シェーディング補正処理で得ら
れるシェーディングデータを読取処理におけるシェーデ
ィング補正処理にも流用することができる。これによ
り、オートフォーカス処理において焦点を誤検出してし
まうことを防止し、高い解像度を得ることができ、読取
処理を高速化することができる。
【0051】また、本発明によれば、画像読取装置の制
御方法において、ガンマバッファを複数設けるので、オ
ートフォーカス処理においてガンマ補正処理を行うとと
もに、ガンマテーブルの書き替え処理なしで、読取処理
におけるガンマ補正処理を行うことができる。従って、
オートフォーカス処理において正確な焦点を得るととも
に、読取処理において正確な画像データを高速に得るこ
とができる。これにより、焦点を誤検出してしまうこと
を防止し、高い解像度を得ることができ、読取処理を高
速化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像読取装置構成図である。
【図2】画像読取処理説明図である。
【図3】画像読取処理説明図である。
【図4】画像読取処理説明図である。
【図5】画像読取処理説明図である。
【図6】画像読取処理説明図である。
【図7】画像読取処理説明図である。
【図8】読取処理フローである。
【図9】読取処理フローである。
【図10】読取処理フローである。
【図11】他の画像読取処理説明図である。
【図12】他の画像読取処理説明図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 読取処理部 3 シェーディング処理部 4 ガンマ処理部 5 差分処理部 6 平均化処理部 7 中点処理部 8 リトライ判定処理部 9 バッファメモリ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/19 G02B 7/11 N 5C077 1/40 H 5/232 H04N 1/04 103E 5/243 1/40 101Z G02B 7/11 D Fターム(参考) 2H051 AA00 DA01 DA07 DA28 2H108 GA20 5B047 BA02 BC16 CA17 CB21 DA04 5C022 AB15 AB19 AB28 AB51 AC42 AC54 AC69 5C072 AA01 BA16 BA18 EA05 FB12 RA11 UA02 UA17 5C077 LL04 MP01 PP06 PP15 PP46 PP47 PQ12 SS01 TT09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体の表面に焦点を合わせるオートフォ
    ーカス処理と、 前記オートフォーカス処理において焦点合わせされた焦
    点で、前記媒体上の画像を読み取る読取処理とを実行す
    る画像読取装置の制御方法であって、 前記オートフォーカス処理において、 前記媒体から読み取られた画像データについて、シェー
    ディング補正処理を行い、 前記シェーディング補正処理を行った画像データについ
    てガンマ補正処理を行い、 前記ガンマ補正処理を行った画像データについて、その
    隣接する画素の間の差分を算出し、 前記差分を平均化し、 前記平均化により得た特性データを複数にスライスし
    て、その各々の中点を求めることにより、焦点を算出す
    ることを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記オートフォーカス処理において、前
    記媒体から読み取られた画像データを複数の領域に分割
    し、その各々の領域について前記焦点を算出することを
    特徴とする請求項1に記載の画像読取装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記媒体から読み取られた画像データを
    複数に分割した各々について算出した焦点を平均化する
    ことにより焦点を得ることを特徴とする請求項2に記載
    の画像読取装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記算出した焦点の位置が所定の条件に
    該当する場合、再度、前記オートフォーカス処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置の制御
    方法。
  5. 【請求項5】 前記条件は、前記算出した焦点の位置が
    前記特性データの頂点と所定の値以上異なる場合、又
    は、前記特性データを複数にスライスして得た各々の中
    点が相互に所定の値以上異なる場合であることを特徴と
    する請求項4に記載の画像読取装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 媒体の表面に焦点を合わせるオートフォ
    ーカス処理と、 前記オートフォーカス処理において焦点合わせされた焦
    点で、前記媒体上の画像を読み取る読取処理とを実行す
    る画像読取装置の制御方法であって、 前記オートフォーカス処理において、前記媒体から読み
    取られた画像データについて、主走査方向に平坦な出力
    特性のランプを光源として用いてシェーディング補正処
    理を行い、 前記読取処理において、前記媒体から再度読み取られた
    画像データについて、前記オートフォーカス処理におけ
    るシェーディング補正処理の結果であるシェーディング
    データを用いて、その補正処理を行うことを特徴とする
    画像読取装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記オートフォーカス処理において、 前記シェーディング補正処理を行った画像データについ
    てガンマ補正処理を行い、 前記ガンマ補正処理を行った画像データについて、その
    隣接する画素の間の差分を算出し、 前記差分を平均化し、 前記平均化により得た特性データを複数にスライスし
    て、その各々の中点を求めることにより、焦点を算出す
    ることを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置の制
    御方法。
  8. 【請求項8】 媒体の表面に焦点を合わせるオートフォ
    ーカス処理と、 前記オートフォーカス処理において焦点合わせされた焦
    点で、前記媒体上の画像を読み取る読取処理とを実行す
    る画像読取装置の制御方法であって、 前記オートフォーカス処理において、前記媒体から読み
    取られた画像データについて、第1ガンマバッファに格
    納された第1ガンマテーブルを用いてガンマ補正処理を
    行い、 前記読取処理において、前記媒体から再度読み取られた
    画像データについて、第2ガンマバッファに格納された
    第2ガンマテーブルを用いてガンマ補正処理を行うこと
    を特徴とする画像読取装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2ガンマテーブルはホス
    トコンピュータから転送されることを特徴とする請求項
    8に記載の画像読取装置の制御方法。
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