JP2003125037A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2003125037A
JP2003125037A JP2002215519A JP2002215519A JP2003125037A JP 2003125037 A JP2003125037 A JP 2003125037A JP 2002215519 A JP2002215519 A JP 2002215519A JP 2002215519 A JP2002215519 A JP 2002215519A JP 2003125037 A JP2003125037 A JP 2003125037A
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screen
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JP2002215519A
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Hiroyuki Shimooosawa
博之 下大沢
Toshiaki Shinano
利明 信濃
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信端末装置において、簡単な操作で構
造化文書の入力部分に文字を入力すること。 【解決手段】 構造化文書の解析結果に従った画面をデ
ィスプレイ3Aに表示するブラウザ表示部34と、外部
サーバに対して構造化文書の転送を要求する構造化文書
要求部36と、通話を行うNCU15と、フックオフを
検知するフックオフ検知部43と、数字入力と共に文字
入力が可能なダイヤルキー4と、構造化文書の解析結果
に従った画面がディスプレイ3Aに表示されている場合
ダイヤルキー4による入力に応じて構造化文書要求部3
6に構造化文書の転送を要求させ、一方、構造化文書の
解析結果に従った画面がディスプレイ3Aに表示されて
いる状態でフックオフ検知部43がフックオフを検知し
た場合ダイヤルキー4による入力をNCU15による発
呼に用いるCPU11とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイを備
えた通信端末装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、インターネットの普及に伴い、パ
ーソナルコンピュータ(以下、PCという)に限らず、
携帯情報端末(以下、PDAという)を含むWWWブラ
ウザ機能を有するクライアントから、WWWサーバにア
クセスしてHTML文書を閲覧することが行われてい
る。 【0003】このクライアントの中には、キーボードを
持たずタッチパネルディスプレイを備えているものがあ
る。通常、このタイプのクライアントは、画面に表示し
たHTML文書の入力部分に文字を入力する場合、ソフ
トキーボードを使用するようになっている。そして、入
力に際して、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベッ
ト、数字等のソフトキーボードの入力モードを切り替え
ることが行われている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信端末装置では、HTML文書の入力部分に文字を入
力する場合ソフトキーボードを一々立ち上げる必要があ
り、また、入力モードを切り替える必要がある等操作が
煩わしい。また、ソフトキーボードが立ち上がった後
も、画面がソフトキーボードで占有されてしまい、HT
ML文書を見られる領域が少なくなってしまう。 【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、簡単な操作で構造化文書の転送要求の入力をす
ることができ、さらに、構造化文書の閲覧中に発呼番号
の入力をすることができる通信端末装置を提供すること
を目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、電話番号を入力するためのダイヤルキー
を、ブラウザで画面に表示した構造化文書の転送要求の
入力に併用し、また、構造化文書の閲覧中に前記ダイヤ
ルキーを発呼番号の入力に用いることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】本願の第1の態様に係る通信端末
装置の発明は、構造化文書の解析結果に従った画面を表
示手段に表示するブラウザ表示部と、外部サーバに対し
て構造化文書の転送を要求する構造化文書要求部と、通
話を行う通話手段と、フックオフを検知するフックオフ
検知手段と、数字入力と共に文字入力が可能なダイヤル
キーと、構造化文書の解析結果に従った画面が表示手段
に表示されている場合前記ダイヤルキーによる入力に応
じて前記構造化文書要求部に構造化文書の転送を要求さ
せ、一方、構造化文書の解析結果に従った画面が表示手
段に表示されている状態で前記フックオフ検知手段がフ
ックオフを検知した場合前記ダイヤルキーによる入力を
前記通話手段による発呼に用いる制御手段と、を具備す
る構成を採る。 【0008】この構成によれば、構造化文書の閲覧中に
フックオフされた場合にダイヤルキーによる入力を自動
的に通話手段による発呼に用いるので、操作者は特別な
意識をせずにダイヤルキーに発呼番号を入力することが
できる。 【0009】以下、本発明の一実施の形態に係る通信端
末装置について図面を参照して説明する。 【0010】図1は、本発明の一実施の形態に係るファ
クシミリ装置を示す外観斜視図である。 【0011】ファクシミリ装置1の本体2の上面部に
は、タッチパネルディスプレイ3が開閉自在に取り付け
られている。タッチパネルディスプレイ3は、画面3a
の仰角を自在に変更できるように本体2に取り付けられ
ている。より詳細には、タッチパネルディスプレイ3
は、画面3aを上方に向けて倒した第1の姿勢と画面3
aを本体2に対して直立させた第2の姿勢をとり得るよ
うになっている。タッチパネルディスプレイ3は、第1
の姿勢および第2の姿勢の間で連続的に仰角を変更し得
る。 【0012】また、本体2の上面部には、ダイヤルキー
4及びカーソルキー5が設けられている。また、カーソ
ルキー5は、画面3aに表示されたカーソル及びポイン
タを4方向に自在に移動させるための指示手段である。
ダイヤルキー4及びカーソルキー5は、上述のようにタ
ッチパネルディスプレイ3を倒した場合に覆われる。 【0013】本体2の側面部にはハンドセット6が取り
付けられている。ハンドセット6には、この例ではコー
ド付きの受話器が用いられているが、コードレスの受話
器であっても良い。また、本体2の前面部には、スキャ
ナ給紙部7とプリンタ排紙部8とが設けられている。 【0014】図2は、上記実施の形態に係るファクシミ
リ装置1のハードウエアブロック図である。 【0015】タッチパネルディスプレイ3は、LCDデ
ィスプレイ3Aとタッチパネル3Bとで構成されてい
る。 【0016】CPU(中央演算処理ユニット)11は、
プログラムに従って目的の処理を実行する。 【0017】ROM(Read Only Memory)12は、起動
プログラム等の基本プログラムを格納した読み出し専用
メモリである。 【0018】RAM(Random Access Memory)13は、
CPU11がプログラム及びデータを読み込んで実行す
るメインメモリである。 【0019】フラッシュメモリ(以下、FROMとい
う)14は、消去書き換え可能な不揮発性半導体メモリ
であり、主にアプリケーションプログラム、HTML文
書等の実行プログラム及びデータを格納する。 【0020】回線制御部(以下、NCUという)15
は、公衆回線網(以下、PSTNという)16との間の
信号の送受信を制御する。NCU15は、発呼、着信等
の処理を行う。このNCU15には、ハンドセット6及
び内蔵スピーカ17が接続されている。 【0021】通信制御部18は、PSTN16を介して
データ通信及びファクシミリ通信を行う。この例ではフ
ァクシミリモデムであるが、DSU、ターミナルアダプ
タ(TA)であっても良い。ファクシミリモデムは音声
信号のデジタル化も合わせて行う。 【0022】音声処理部19は、デジタル化した音声信
号を符号化して圧縮したり、逆に圧縮音声信号を復号化
して伸長する。 【0023】タッチパネルディスプレイ3は、表示手段
としての液晶パネルディスプレイ及び入力手段としての
タッチパネルで構成されている。タッチパネルディスプ
レイ3は、情報を表示すると共にユーザの操作を受け入
れる。具体的には、タッチパネルディスプレイ3の画面
3aには、各種情報、並びに、入力画面、操作メニュ
ー、アイコン及びボタン等が表示される。画面3aを、
ペン又は指で触れることにより、文字又は絵の入力及び
メニュー等の選択を行うことができる。 【0024】ダイヤルキー4は、電話のダイヤル操作だ
けでなく、タッチパネルディスプレイ3に表示された入
力欄への数字等の入力にも用いられる。 【0025】外部I/O20は、PC、TA、バーコー
ドリーダ、外部モデム等の外部機器とのデータ通信を制
御する。外部I/O20は、例えばシリアルインターフ
ェース、USB(Universal Serial Bus)である。 【0026】PCカードインターフェース21は、PC
カードと本体との間のデータの送受信を制御する。PC
カードとしては、フラッシュメモリカード、モデムカー
ド、LANカード、ISDNカード等種々のものが使用
できる。 【0027】スキャナ22は、原稿の読み取りを行う。
プリンタ23は、画像、テキスト等の種々のデータを印
刷する。 【0028】バス24は、CPU11と、ROM12、
RAM13等の各部とを接続する線路である。 【0029】図3は、上記実施の形態に係るファクシミ
リ装置1を示す機能ブロック図である。 【0030】座標位置検出部31は、タッチパネル3B
にペンまたは指先が触れた位置(以下、フォーカスとい
う)のLCDディスプレイ3Aの画面上の座標(以下、
指示座標という)を検出する。 【0031】本実施の形態に係るファクシミリ装置1
は、ブラウザ機能部32を有する。このブラウザ機能部
32は、HTTP規格に準拠した機能を有するものであ
る。 【0032】具体的には、HTML解析部33は、例え
ばネットワーク上のWWWサーバから読み取ったHTM
L文書、または、FROM14から読み出した内部HT
ML文書の解析を行う。 【0033】HTML表示部34は、HTML解析部3
3による解析結果に従って表示データを出力する。 【0034】ブラウザ入力部35は、URLの入力、リ
ンクのクリック、HTML文書の入力部分への入力等の
ブラウザ機能に対する入力を受け取り、これを処理す
る。 【0035】HTML文書要求部36は、ブラウザ入力
部35に対する入力に応じて、HTTP(Hyper Text T
ransfer Protocol)に従ってWWWサーバに対してHT
ML文書の転送を要求する。また、HTML文書要求部
36は、FROM14に格納した内部HTML文書の読
み取りを行う。 【0036】上記HTML表示部34から出力した表示
データは、表示制御部37によりLCDディスプレイ3
Aに表示される。 【0037】判定部38は、座標位置検出部31から指
示座標を得る一方、HTML表示部34よりHTML文
書中の入力部分の座標(以下、入力部分座標という)を
得て、指示座標が入力部分座標内であるか否か判定す
る。 【0038】ソフトキーボード39は、LCDディスプ
レイ3Aに表示されるひらがな、カタカナ、漢字、記号
および数字の入力を行うための入力手段である。 【0039】ダイヤル画面40は、内部HTML文書に
従ってLCDディスプレイ3Aに表示され且つ電話番号
を入力するダイヤルを含む画面である。ダイヤル部分に
触れることによりダイヤルキー4と同等の操作が可能で
ある。 【0040】入力手段制御部41は、判定部38による
判定に基づいて、ダイヤルキー4、ソフトキーボード3
9およびダイヤル画面40からの入力を、ブラウザ入力
部35および通信制御部18に送り出す。 【0041】設定テーブル42は、本実施の形態に係る
ファクシミリ装置1の各種設定内容を保持する。図4に
示すように、設定テーブル42には、フォーカスがHT
ML文書の入力部分にある場合にフラグが立てられる。
また、ソフトキーボード39の表示を希望する場合にフ
ラグが立てられる。また、ダイヤルキー4をブラウザの
入力に兼用する場合にフラグが立てられる。さらに、ソ
フトキーボードの入力モードの種類に応じてフラグが夫
々立てられる。設定テーブル42のフラグを考慮して、
判定部38は入力手段の入力の送り先の判定を行う。 【0042】フックオフ検知部43は、通信制御部18
を介してハンドセット6のフックオフを検知して、判定
部38に知らせる。 【0043】次に、上記構成からなるファクシミリ装置
1の動作について説明する。図5は、本発明の実施の形
態に係るファクシミリ装置1におけるタッチパネル3B
に接触があった場合の制御の各工程を示すフロー図であ
る。 【0044】工程(以下、STという)501におい
て、判定部38は、タッチパネル3Bへの入力、すなわ
ちペンまたは指による接触があるか否かチェックする。 【0045】入力があった場合、ST502において、
フォーカスがHTML文書の入力部分にあるか否かチェ
ックする。具体的には、判定部38は、フォーカスがH
TML文書のINPUTタグで指定された画面上の入力
部分にあるか否か判定する。 【0046】ST502でフォーカスが入力部分にあっ
た場合、ST503において、図4に示す設定テーブル
42の「フォーカス・HTML入力部分」のフラグがオ
ンされる。 【0047】次いで、判定部38は、ST504におい
て、設定テーブル42の「ソフトキーボード表示」のフ
ラグがオンかオフかチェックする。オンの場合、ST5
05において、ソフトキーボード39が画面に表示され
る。 【0048】図6(a)は、本発明の実施の形態に係る
ファクシミリ装置1の入力部分を含む画面の一例を示す
図である。図6(b)は、ソフトキーボードが表示され
た画面の一例を示す図である。画面61内には、HTM
L文書中INPUTタグで指定された入力部分62〜6
4が複数表示されている。フォーカスが入力部分62〜
64のいずれかにある場合、図6(b)に示すように、
ソフトキーボード65が表示される。 【0049】ここで、図6(a)、(b)を用いてソフ
トキーボード65による入力について説明する。図6
(a)に示す画面は、みかん、リンゴ、ぶどうの発注画
面である。各々の発注個数を入力して送信ボタン66に
触ることにより発注操作が完了する。各発注個数の横の
入力部分62〜64はINPUTタグで記述されてい
る。これらの入力部分62〜64を触ると、図6(b)
に示すようにソフトキーボード65が表示される。例え
ば「12」を入力したいときは、このソフトキーボード
65の「1」、「2」、「終了」という順番で触れれば
良い。 【0050】一方、ST502でフォーカスが入力部分
になかった場合、ST506において、設定テーブル4
2の「フォーカス・HTML入力部分」のフラグはオフ
される。次いで、ST507において、判定部38は、
フォーカスがダイヤル画面40のダイヤルアイコン部分
にあるか否かについて判定する。 【0051】ST507でフォーカスがダイヤルアイコ
ン部分にあった場合、ST508においてダイヤル入力
処理が行なわれる。より具体的には、ダイヤル画面40
のダイヤルアイコン部分には、それぞれ数字または記号
(*、#)が対応付けられている。これにより、任意の
ダイヤルアイコン部分に指またはペンで触れると、対応
付けられた数字または記号のデータが入力される。入力
データは、入力手段制御部41により通信制御部18に
電話ダイヤルデータとして送り出される。 【0052】次に、本実施の形態に係るファクシミリ装
置1でダイヤルキー4が押された場合の処理について説
明する。図7は、本発明の実施の形態に係るファクシミ
リ装置1でダイヤルキー4が押された場合の制御の各工
程を示すフロー図である。 【0053】ST701においては、判定部38は、ダ
イヤルキー4が押されたか否かチェックする。ダイヤル
キー4が押されたら、判定部38は、ST702におい
て、設定テーブル42の「ダイヤルキー・ブラウザ入力
兼用」のフラグがオンかオフかチェックする。 【0054】オンの場合、ST703において、「フォ
ーカス・HTML入力部分」がオンか否かチェックす
る。ここでオンの場合、判定部38は、ST704にお
いて、ダイヤルキー4の入力データをブラウザ入力処理
するよう判定する。より具体的には、ダイヤルキー4の
いずれかのキーが押された場合、当該キーに対応付けら
れた数字または記号が入力される。この入力データを、
入力手段制御部41にブラウザ機能部32のブラウザ入
力部35に送り出させる。 【0055】一方、ST702において、ダイヤルキー
・ブラウザ入力兼用のフラグがオフの場合、判定部38
は、ST705において、ダイヤルキーをダイヤル入力
処理に用いるよう判定する。より具体的には、ダイヤル
キー4のいずれかのキーが押された場合、当該キーに対
応付けられた数字または記号が入力される。この入力デ
ータを、入力手段制御部41に通信制御部18へ電話ダ
イヤルデータとして送り出させる。 【0056】また、ST703において、フォーカスフ
ラグHTML入力部がオフの場合、同様に、判定部38
は、ST705において、ダイヤルキーをダイヤル入力
処理に用いるよう判定する。 【0057】上述のように、本実施の形態によれば、フ
ォーカスがHTML文書の入力部分にある場合、ダイヤ
ルキー4からの入力データをブラウザ機能部32のブラ
ウザ入力部35に送出する。これにより、ダイヤルキー
4をブラウザ入力に併用することができる。これによ
り、ソフトキーボード39による入力よりもダイヤルキ
ー4による入力の方が操作しやすいと感じる操作者に対
して、ブラウザへの入力の操作性を向上することができ
る。すなわち、もっぱら発呼番号を入力するのに用いら
れるハードキーを、構造化文書への入力に併用ことがで
きるので、ソフトキーボードの操作になれていない人
に、従来より親しみのあるハードキーによる操作を提供
することができる。 【0058】また、ダイヤルキー4を使用してソフトキ
ーボード39を表示させないことにより、ソフトキーボ
ード39によりLCDディスプレイ3Aの画面が占有さ
れて表示領域が少なくなり、HTML文書の入力部分が
隠れるのを防ぐことができる。 【0059】また、ダイヤルキー4をブラウザ入力に併
用すること、および、ソフトキーボード39の表示は設
定テーブル42の内容に従って判定されるので、操作者
の希望に応じてダイヤルキー4およびソフトキーボード
39を選択してしようすることができる。しかも、切り
替えは自動的に行われているので操作者は切り替えを意
識する必要がない。 【0060】次に、本実施の形態に係るファクシミリ装
置1において、ダイヤルキーの入力モードに応じた入力
手段の制御について説明する。図8は、本実施の形態に
係るファクシミリ装置1におけるダイヤルキーの入力モ
ードに応じた入力手段の制御の各工程を示すフロー図で
ある。 【0061】本実施の形態に係るファクシミリ装置1
は、ダイヤルキー4を用いてひらがな、カタカナおよび
アルファベットを入力することができる。また、入力さ
れたひらがな、カタカナを漢字変換する機能を有する。
例えば、漢字変換は、ひらがな等を入力した後「*」
「#」キーを押し下げることにより行われるようになっ
ている。ダイヤルキー4の入力モードの変更は、例えば
「*」または「#」キーにモード変更機能を割り当て、
当該キーを押し下げることにより行われるようになって
いる。 【0062】ST801において、判定部38は、設定
テーブル42のダイヤルキー・入力モードのフラグに基
づいて、ダイヤルキー4の入力モードが数字か否かチェ
ックする。 【0063】入力モードが数字である場合、ST802
において、判定部38は、ダイヤルキー4の入力データ
をブラウザ入力処理するよう判定する。より具体的に
は、ダイヤルキー4のいずれかのキーが押された場合、
当該キーに対応付けられた数字または記号が入力され
る。この入力データを、入力手段制御部41にブラウザ
機能部32のブラウザ入力部35に送り出させる。 【0064】一方、ST801において、ダイヤルキー
4の入力モードが数字でない場合、ST803におい
て、ダイヤルキー4のいずれかのキーが押された場合、
当該キーに対応付けられた数字を、文字コードの1桁目
として、RAM13に格納する。同様にして、ダイヤル
キー4により入力された数字を順次格納する。ST80
4において、文字コードの桁数まで数字が入力されたか
否かチェックする。所定の文字コードの桁数まで数字が
入力されたら、ST805において、RAM13に格納
した数字を、文字コードとしてブラウザ入力部35に渡
す。文字コードは、入力手段制御部41が搭載した変換
機能により対応する文字に変換される。 【0065】上述の通り、本実施の形態によれば、ダイ
ヤルキー4により、数字だけでなくひらがな、カタカ
ナ、漢字およびアルファベットを入力することが可能で
ある。 【0066】次に、ダイヤル入力処理について詳細に説
明する。図9は、本実施の形態に係るファクシミリ装置
1におけるダイヤル入力処理の各工程を示すフロー図で
ある。 【0067】ST901において、判定部38は、PS
TN16を使用中か否か判定する。使用中でない場合、
ST902において、入力手段制御部41は、ダイヤル
キー4からの電話ダイヤルデータがあるか否かチェック
する。 【0068】ST902において、ダイヤルキー4から
のデータが電話ダイヤルデータでなかった場合、ST9
03において、ダイヤル画面40のダイヤルアイコン、
すなわちタッチパネル3Bからの電話ダイヤルデータが
あるか否かチェックする。 【0069】ST902およびST903において、電
話ダイヤルデータの入力があった場合、ST904にお
いて、判定部38は、通信制御部18に電話ダイヤルデ
ータをPSTN16に送出させる。ここで、電話ダイヤ
ルデータは、1つずつPSTN16に送出しても良い
し、全ての電話ダイヤルデータをRAM13に一端格納
した後、ハンドセット6がオフフックされたタイミング
で全て電話ダイヤルデータをPSTN16に一括で送出
しても良い。 【0070】一方、ST901において、PSTN16
が使用中である場合、ST904において、タッチパネ
ル3Bおよびダイヤルキー4の両方からの電話ダイヤル
データが送出されていない場合、ST905において、
タッチパネル3Bおよびダイヤルキー4からの入力を無
視して、電話ダイヤルデータを無効にする。 【0071】上述の通り、本実施の形態によれば、タッ
チパネル3Bおよびダイヤルキー4の両方からダイヤル
入力が可能になるので、タッチパネルディスプレイ3の
仰角によって、ダイヤルキー4が操作者から見えなかっ
たり操作しづらくなった場合に、ダイヤル画面37から
ダイヤル入力を行うことができる。また、PSTN16
が使用中でない場合にだけ、電話ダイヤルデータをPS
TN16に送出するので、通話中に誤って発呼処理が実
行されるのを防止することができる。 【0072】次に、ダイヤル入力処理について詳細に説
明する。図10は、本実施の形態に係るファクシミリ装
置1におけるダイヤル入力処理の各工程を示すフロー図
である。 【0073】上記の通り操作者がHTML文書を閲覧し
てHTML文書の入力部分にフォーカスしたとき、ダイ
ヤルキー4は、ダイヤル入力からブラウザ入力に切り替
わる。この状態で、ハンドセット6を持ち上げた場合の
入力手段の制御は次のように行われる。 【0074】まず、ST1001において、判定部38
は、ハンドセット6が上がっているか否かチェックす
る。このチェックは、図3に示すフックオフ検知部43
で、ハンドセット6を上げたことによりNCU15がP
STN16に閉結されたことを検知して行う。 【0075】ハンドセット6が上がったら、ST100
2において、判定部38は、入力手段制御部41にダイ
ヤルキー4からの入力データの送出先をブラウザ入力部
35から通信制御部18に切り替えさせる。 【0076】ST1003においては、判定部38は、
ダイヤル入力が終了したか否かチェックする。ダイヤル
入力が終了したら、ST1004において、タイマをス
タートさせる。ST1005において、所定の時間が経
過したことを確認した後、ST1006において、判定
部38は、入力手段制御部41にダイヤルキー4からの
入力データの送出先を通信制御部18からブラウザ入力
部35に復帰させる。 【0077】上述のように、本実施の形態によれば、F
ROM14に格納した内部HTML文書またはPCカー
ドインターフェースに接続したLANカード、モデム、
ISDNカードを使って、PSTN16とは別のルート
でLANまたはインターネットに接続してWWWサーバ
上のHTML文書を閲覧、入力している最中に電話をか
けたときに、自動的にダイヤルキー4をブラウザの入力
に復帰させることができる。これにより、操作者は、特
別な意識をせずに、ダイヤル入力およびブラウザ入力を
ダイヤルキー4を使用して行うことができる。 【0078】また、ダイヤルキー4からの発呼番号の入
力が終了して所定時間経過した後、ダイヤルキー4の出
力先を、通信制御部18からHTML入力部35に復帰
するので、通話が確立した後、再びHTML文書に入力
を行うことできる。また、操作者は、復帰を意識する必
要がない。 【0079】本実施の形態では、ダイヤルキー4をブラ
ウザ入力に併用すること、および、数字以外の文字、符
号の入力に使用することが可能である。このため、ダイ
ヤルキー4がブラウザ入力併用かダイヤル専用か否か、
および、ダイヤルキー4の入力モードを画面に表示して
操作者に一見して判るようにすることが好ましい。 【0080】具体的には、図7に示すフローのST70
2で判定部38が行ったチェック結果に従ってLCDデ
ィスプレイ3Aの画面にアイコン等を表示したり、装置
本体に別途用意したLEDランプを点灯したりして、ダ
イヤルキー4がブラウザ入力併用か否かを報知する。例
えば、図1に示すようにタッチパネルディスプレイ3の
右上端部には、電源オン・オフを示す電源LED20
1、留守録のオン・オフ等を示す留守LED202に並
べてブラウザ入力兼用か否かを示すブラウザ入力LED
202を設ける。 【0081】また、図8に示すST801において、判
定部38がダイヤルキー4の入力モードを判定して、数
字か文字コードかをチェックし、この結果に従ってLC
Dディスプレイ3Aにいずれかの入力モードかをアイコ
ン、文字等により表示する。 【0082】また、本実施の形態に係るファクシミリ装
置1は、上述の通り、タッチパネルディスプレイ3の仰
角を自在に変更することが可能である。仰角によって
は、例えば、画面を倒して上方に向けているときにタッ
チパネルディスプレイ3によりダイヤルキー4が隠れる
ことがある。 【0083】図11(a)〜(c)は、本実施の形態に
係るファクシミリ装置1のタッチパネルディスプレイの
角度調整の変遷を示す図である。図11(a)に示すよ
うに、タッチパネルディスプレイ3は、ヒンジ部110
を介して本体2に取り付けられている。ヒンジ部110
は、タッチパネルディスプレイ3との接続部110aお
よび本体2との接続部110bにおいて、それぞれ揺動
自在に取り付けられている。これにより、タッチパネル
ディスプレイ3は、図11(a)に示すように、画面3
aを前方に向けて略直立した第1の姿勢から、タッチパ
ネルディスプレイ3の下端部を持ち上げることにより、
図11(b)に示すように、画面3aを上方に向けるこ
とができる。次に、タッチパネルディスプレイ3を下方
に押し下げることにより、図11(c)に示すように、
タッチパネルディスプレイ3を、画面3aを上方に向け
た状態で本体2上に被せた第2の姿勢をとることができ
る。第2の姿勢では、本体2上に設けられたダイヤルキ
ー4は隠れてしまう。この場合、図12(a)に示すよ
うなダイヤル画面40を使用する。しかし、ダイヤルキ
ー4を使用できる場合、例えば、画面が直立していると
きは、ダイヤル画面40にダイヤルアイコン部分40a
は不要である。そこで、このような場合には、図12
(b)に示すように、ダイヤルアイコン部分がない入力
結果表示画面120に切り替えることにより,ダイヤル
キー4による入力結果を大きく表示して見やすくするこ
とができる。 【0084】切り替えは、タッチパネルディスプレイ3
のヒンジ部110に取り付けたセンサによりタッチパネ
ルディスプレイ3が所定の仰角を超えたことを検知した
ときに行う。 【0085】以上、本発明は、上記実施の形態に特に限
定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、
ファクシミリ装置を例に挙げて説明したが、ファクシミ
リ通信機能を搭載しないかプリンタまたはスキャナを搭
載しないインターネット通信機能付き電話も本発明に包
含される。また、電話とは、携帯電話、PHS、インタ
ーネット電話等のあらゆる通信形態を包含する。 【0086】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信端末装置において、構造化文書の閲覧中にフックオ
フされた場合にダイヤルキーによる入力を自動的に通話
手段による発呼に用いるので、操作者は特別な意識をせ
ずにダイヤルキーに発呼番号を入力することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態に係るファクシミリ装置
を示す外観斜視図 【図2】上記実施の形態に係るファクシミリ装置のハー
ドウエアブロック図 【図3】上記実施の形態に係るファクシミリ装置を示す
機能ブロック図 【図4】上記実施の形態に係るファクシミリ装置で用い
る設定テーブルを示す図 【図5】上記実施の形態に係るファクシミリ装置におい
てタッチパネルに接触があった場合の制御の各工程を示
すフロー図 【図6】(a) 上記実施の形態に係るファクシミリ装
置の入力部分を含む画面の一例を示す図 (b) ソフトキーボードが表示された画面の一例を示
す図 【図7】上記実施の形態に係るファクシミリ装置でダイ
ヤルキーが押された場合の制御の各工程を示すフロー図 【図8】上記実施の形態に係るファクシミリ装置におけ
るダイヤルキーの入力モードに応じた入力手段の制御の
各工程を示すフロー図 【図9】上記実施の形態に係るファクシミリ装置におけ
るダイヤル入力処理の各工程を示すフロー図 【図10】上記実施の形態に係るファクシミリ装置にお
けるダイヤル入力処理の各工程を示すフロー図 【図11】(a) 上記実施の形態に係るファクシミリ
装置のタッチパネルディスプレイの角度調整の変遷を示
す図 (b) 上記実施の形態に係るファクシミリ装置のタッ
チパネルディスプレイの角度調整の変遷を示す図 (c) 上記実施の形態に係るファクシミリ装置のタッ
チパネルディスプレイの角度調整の変遷を示す図 【図12】(a) 上記実施の形態に係るファクシミリ
装置におけるダイヤル画面の一例を示す図 (b) 入力結果表示画面の一例を示す図 【符号の説明】 1 ファクシミリ装置 2 装置本体 3 タッチパネルディスプレイ 3A LCDディスプレイ 3B タッチパネル 4 ダイヤルキー 6 ハンドセット 15 NCU 16 PSTN 18 通信制御部 31 座標位置検出部 32 ブラウザ機能部 33 HTML解析部 34 HTML表示部 35 ブラウザ入力部 36 HTML文書要求部 38 判定部 39 ソフトキーボード 40 ダイヤル画面 41 入力手段制御部 42 設定テーブル 43 フックオフ検知部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B087 CC26 DD02 DE03 5K027 BB02 FF22 MM04 MM17 5K101 KK01 NN03 NN18 NN21

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 構造化文書の解析結果に従った画面を表
    示手段に表示するブラウザ表示部と、外部サーバに対し
    て構造化文書の転送を要求する構造化文書要求部と、通
    話を行う通話手段と、フックオフを検知するフックオフ
    検知手段と、数字入力と共に文字入力が可能なダイヤル
    キーと、構造化文書の解析結果に従った画面が表示手段
    に表示されている場合前記ダイヤルキーによる入力に応
    じて前記構造化文書要求部に構造化文書の転送を要求さ
    せ、一方、構造化文書の解析結果に従った画面が表示手
    段に表示されている状態で前記フックオフ検知手段がフ
    ックオフを検知した場合前記ダイヤルキーによる入力を
    前記通話手段による発呼に用いる制御手段とを具備した
    通信端末装置。
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