JP2002055771A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP2002055771A
JP2002055771A JP2000242043A JP2000242043A JP2002055771A JP 2002055771 A JP2002055771 A JP 2002055771A JP 2000242043 A JP2000242043 A JP 2000242043A JP 2000242043 A JP2000242043 A JP 2000242043A JP 2002055771 A JP2002055771 A JP 2002055771A
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mobile phone
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Yoshitsugu Tomomatsu
義継 友松
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側のクライアントから送信されたデータ
の書かれた順序を受信側のクライアントにおいて知るこ
とができる通信システムを実現する。 【解決手段】 携帯電話機Bは、サーバ90に接続する
と(S86:Yes)、サーバ90から携帯端末Aの所
有者のホームページデータを受信し(S88)、表示部
に表示する(S90)。続いて、携帯端末Aの所有者が
その携帯端末Aを使用して手書きで行ったゲームの内容
を示すデータをそのゲームの過程が分かるように時系列
で受信するか、まとめて受信するかを選択する。時系列
の受信を選択すると(S92:Yes)、サーバ90か
ら上記データの中の最初のデータを受信する(S9
6)。続いて、表示部に表示された「次」を選択すると
(S98:Yes)、第2番目のデータを受信して表示
する(S100)。したがって、携帯電話機Bにおいて
ゲームの過程を見ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サーバを介して
複数のクライアント間で通信を行う通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の通信システムとして、た
とえば、あるクライアントから他のクライアントへサー
バを介して手書きデータを送信する通信システムが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記通信シス
テムでは、受信側のクライアントにおいて、受信データ
がどのような筆記順序で筆記されたかを知ることができ
ないという問題がある。
【0004】そこで、この発明は、上記問題を解決する
ためになされたものであり、送信側のクライアントから
送信されたデータの書かれた順序を受信側のクライアン
トにおいて知ることができる通信システムを実現するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用および発明の効果】
この発明は、上記目的を達成するため、請求項1および
請求項2に記載の発明では、サーバおよび複数のクライ
アントが通信ネットワークを介して接続された通信シス
テムにおいて、前記クライアントは、筆記面と、この筆
記面に筆記されたストロークを読取る読取手段と、この
読取手段によって読取られたストロークの位置座標を示
す位置座標データおよび筆記時刻を示す筆記時刻データ
を有するストロークデータを前記通信ネットワークを介
して前記サーバへ送信するクライアント側送信手段とを
備えており、前記サーバは、前記通信ネットワークを介
して前記クライアントから送信された前記ストロークデ
ータを受信する受信手段と、この受信手段によって受信
された前記ストロークデータをそのストロークデータに
含まれる筆記時刻データに基づいて時系列で記憶する記
憶手段と、他のクライアントからの送信要求に基づい
て、前記記憶手段から所定時刻間のストロークデータを
時系列で読出して前記他のクライアントへ送信可能なサ
ーバ側送信手段とを備えるという技術的手段を用いる。
【0006】クライアントに備えられた筆記面に筆記を
行うと、その筆記面に筆記された軌跡は読取手段により
読取られ、その読取られた軌跡を示す位置座標データ
は、クライアント側送信手段により通信ネットワークを
介してサーバへ送信される。そして、その送信された位
置座標データは、サーバに備えられた受信手段により受
信され、その受信された位置座標データは、サーバに備
えられた記憶手段により時系列で記憶される。また、サ
ーバ側送信手段は、他のクライアントからの送信要求に
基づいて、上記記憶手段から所定時刻間のストロークデ
ータを時系列で読出して上記他のクライアントへ送信可
能である。
【0007】つまり、サーバに備えられた送信手段は、
他のクライアントから送信要求があった場合に、記憶手
段に記憶されているストロークデータを時系列で読出し
て上記他のクライアントへ送信することができる。した
がって、上記他のクライアントは、サーバから時系列で
送信されたストロークデータを受信することにより、そ
の受信したストロークデータを時系列で表示などしたり
することができるため、上記他のクライアントは、その
表示を見ることにより、サーバから送信されたストロー
クデータを時系列で、つまり筆記順に見ることができ
る。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の通信システムにおいて、前記サーバ側送信手段は、
他のクライアントからの第1の送信要求に基づいて、前
記記憶手段から所定時刻間のストロークデータを時系列
で読出して前記通信ネットワークを介して前記他のクラ
イアントへ送信する第1の送信手段と、前記他のクライ
アントからの第2の送信要求に基づいて、前記記憶手段
から前記所定時刻間に蓄積されたストロークデータをま
とめて読出して前記通信ネットワークを介して前記他の
クライアントへ送信する第2の送信手段と、前記第1の
送信要求および前記第2の送信要求のいずれかを選択す
るための選択情報を前記他のクライアントへ送信する第
3の送信手段とを備えるという技術的手段を用いる。
【0009】サーバ側送信手段に備えられた第1の送信
手段は、他のクライアントからの第1の送信要求があっ
た場合には、記憶手段から所定時刻間のストロークデー
タを時系列で読出して通信ネットワークを介して他のク
ライアントへ送信し、第2の送信手段は、他のクライア
ントからの第2の送信要求があった場合には、記憶手段
から所定時刻間に蓄積されたストロークデータをまとめ
て読出して通信ネットワークを介して他のクライアント
へ送信する。また、サーバ側送信手段に備えられた第3
の送信手段は、第1の送信要求および第2の送信要求の
いずれかを選択するための選択情報を他のクライアント
へ送信する。
【0010】つまり、他のクライアントは、サーバに対
して第1の送信要求を行えば、サーバからストロークデ
ータを時系列で受信することができ、サーバに対して第
2の送信要求を行えば、サーバにおいて所定時刻間に蓄
積されたストロークデータをサーバからまとめて受信す
ることができる。したがって、上記他のクライアント
は、サーバからストロークデータを時系列でも受信でき
るし、所定時刻間に蓄積されたストロークデータをまと
めて受信することもできる。また、サーバは、第1の送
信要求および第2の送信要求のいずれかを選択するため
の選択情報を他のクライアントへ送信することができる
ため、上記他のクライアントは、受信した選択情報に基
づいて第1の送信要求および第2の送信要求のいずれか
を選択するだけの操作を行うだけでよく、第1の送信要
求または第2の送信要求を行うための操作手順を最初か
ら行う必要がない。したがって、他のクライアントは、
サーバからストロークデータを時系列で受信するか、あ
るいはまとめて受信するかの選択を簡単な選択操作で容
易に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る通信システ
ムの実施形態について図を参照して説明する。 [主要構成]最初に、この実施形態に係る通信システム
の主要構成について、それを示す図1を参照して説明す
る。この実施形態に係る通信システム1は、携帯端末A
と、この携帯端末Aと通信ネットワーク2を介して接続
可能なサーバ90と、このサーバ90と通信ネットワー
ク3を介して接続可能な携帯電話機Bとを備える。この
実施形態では、通信ネットワーク2,3は、たとえば公
衆通信交換網およびインターネットを使用した通信ネッ
トワーク、インターネットを経由しない公衆通信交換
網、イントラネット、LAN、あるいはパソコン通信な
どの通信ネットワークを使用する。また、その通信方式
としては、有線および無線のいずれを用いることもでき
る。
【0012】[携帯端末Aの主要構成]次に、携帯端末
Aの主要構成について、それを示す図2(A)を参照し
て説明する。携帯端末Aは、携帯可能な手書き入力装置
10と、この手書き入力装置10との間でデータの入出
力を行う携帯電話機40とを備える。手書き入力装置1
0は、インク(たとえば、ホワイトボード用のインク)
が収容されたペン11と、このペン11により筆記を行
う筆記面12aを有するタブレット12と、筆記面12
aに筆記された軌跡を払拭するイレーサ60とを備え
る。また、手書き入力装置10は、この手書き入力装置
10の起動または停止を行う際に押す電源ボタン13
と、筆記面12aに筆記された軌跡のストロークを示す
ストロークデータを携帯電話機40へ出力する際に押す
データ出力ボタン14と、タブレット12の筆記面12
aに筆記された軌跡を保存する際に押す保存ボタン15
と、保存されているストロークデータを消去する際に押
す消去ボタン16とを備える。手書き入力装置10は、
ケーブル17を介して携帯電話機40と電気的に接続さ
れている。ケーブル17は、コネクタ17aを介して手
書き入力装置10と着脱可能に接続されており、コネク
タ17bを介して携帯電話機40と着脱可能に接続され
ている。また、ペン11には、交番磁界を発生するコイ
ルと、このコイルを発振させる発振回路と、この発振回
路を駆動するバッテリ(たとえばボタン電池)などがそ
れぞれ内蔵されている。
【0013】携帯電話機40は、通信アンテナ41と、
スピーカ42と、表示装置(たとえば、LCD)43
と、この表示装置43の表示部43aに表示されたカー
ソルや画面を上下左右に移動させる移動ボタン44と、
ダイヤリングする際に押すオフフックボタン45と、通
信回線を切断する際に押すオンフックボタン46と、0
〜9の数字、*および#から構成される符号入力ボタン
47と、この符号入力ボタン47により入力した内容や
受信データなどを記憶する際に押すメモリボタン48
と、電源ボタン49と、表示部43aに表示された項目
などを選択する場合などに押す選択ボタン50と、マイ
クロフォン51とを備える。なお、符号入力ボタン47
の0〜9のボタンは、0〜9の数字を入力する機能の
他、ひらがな、カタカナ、英文字および各種記号などを
入力する機能を備えており、メールアドレスやURLを
入力できる。また、携帯電話機Bも携帯電話機40と同
一であるため、同じ構成については以下の説明において
同じ符号を使用する。
【0014】[手書き入力装置10の主な電気的構成]
次に、手書き入力装置10の主な電気的構成について、
それをブロックで示す図3を参照して説明する。手書き
入力装置10は、ループ状のコイル群18のうちX座標
を検出するためのXコイルを順に切替えるXコイル切替
え回路19と、Y座標を検出するためのYコイルを順に
切替えるYコイル切替え回路20とを備える。ROM3
0には、電圧値と位置座標とを対応付けた位置座標テー
ブル、位置座標を演算するためのコンピュータプログラ
ムなどが記憶されている。また、RAM31は、ROM
30から読出されたコンピュータプログラムやCPU2
8の演算結果などを一時的に格納する。
【0015】ペン11から発生した交番磁界によってX
コイルおよびYコイルに誘起された所定電圧の信号は、
増幅器21によって増幅され、その増幅信号はバンドパ
スフィルタ(BPF)22によって不要な帯域が濾波さ
れ、振幅検波回路23によって振幅検波される。続いて
その振幅検波された信号は、A/D変換回路24によっ
て振幅、つまり電圧値に対応したデジタル信号に変換さ
れ、入出力回路27を介してCPU28に入力される。
そしてCPU28は、上記コンピュータプログラムを実
行しながら上記入力したデジタル信号に基づいてペン1
1の位置座標を演算する。
【0016】また、バンドパスフィルタ22から出力さ
れた信号は、リミッタ回路25によって方形波のリミッ
タ出力信号に変換され、FSK復調回路26に出力され
る。そしてFSK復調回路26は、入力したリミッタ出
力信号の方形波のカウント値などをCPU28へ出力
し、CPU28は、そのカウント値に基づいてペン11
のインクの色やペン先の太さなどのペン属性を判定す
る。またCPU28は、スイッチ類13〜16(図2
(A))からの指示に従い、ストロークデータをRAM
31に記憶したり、RAM31からデータを読出した
り、RAM31に記憶されているストロークデータを消
去したりする。さらにCPU28は、インターフェース
29を介してのデータの入出力制御を行う。また、手書
き入力装置10は、駆動電源としてのバッテリ33を内
蔵している。
【0017】[サーバ90の主な電気的構成]次に、サ
ーバ90の主な電気的構成について、それを示す図4を
参照して説明する。サーバ90は、携帯電話機40と通
信ネットワーク2を介してデータの送受信を行ったり、
携帯電話機Bと通信ネットワーク3を介してデータの送
受信を行ったりするための通信モデム93と、キーボー
ド94と、マウス95と、ディスプレイ96と、メモリ
97と、記憶装置98と、CPU91とを備える。記憶
装置98は、その主な記憶内容を説明する図5(A)に
示すように、サーバ90をサーバとして機能させるため
のサーバエンジン98aと、携帯電話機40,Bなどか
ら送信された電子メールを記憶する電子メール記憶領域
98bと、携帯電話機40,Bなどの所有者が作成した
ホームページを記憶するホームページ記憶領域98cと
を備える。
【0018】[ストロークデータの主な構成]次に、ス
トロークデータの主な構成について、それを示す図5
(B)〜図5(D)を参照して説明する。ペン11のペ
ン先が筆記面12aに接してから離れるまでのストロー
クデータは、図5(B),(C)に示すように、筆記面
12aに筆記された時刻を示す筆記時刻データt、スト
ロークの色を示す色データc、ストロークの線幅を示す
線幅データwおよび位置座標(X,Y)群から構成され
る。また、そのように構成されたストロークデータは、
図5(D)に示すように、筆記した順序でRAM31に
時系列で記憶される。
【0019】[携帯端末Aから携帯電話機Bまでのデー
タの流れ]次に、携帯端末Aにおいて作成したストロー
クデータが携帯電話機Bにより受信されるまでのデータ
の流れについて図6ないし図10を参照して説明する。
図6(A)〜図6(I)は、携帯端末Aの手書き入力装
置10により筆記したストロークを時系列で示す説明図
である。図7は、手書き入力装置10のCPU28が実
行する読取処理の流れを示すフローチャートであり、図
8は、携帯電話機40が実行する送信処理の流れを示す
フローチャートである。図9は、サーバ90のCPU9
1が実行する送信処理の流れを示すフローチャートであ
り、図10は、携帯電話機Bが実行する受信処理の流れ
を示すフローチャートである。なお、ここでは、携帯端
末Aの使用者は、誰かと二人で手書き入力装置10を使
用して図6に示すゲームを行い、そのゲーム中に発生し
たストロークデータを自分が契約しているサーバ90の
ホームページにアップロードするものとする。また、そ
のゲームは、一方が○印を筆記し、他方が×印を筆記
し、先に自分の印を横か縦か斜めに3個並べた方が勝つ
というルールであるとする。さらに、携帯電話機Bは、
サーバ90に対して携帯電話機Aのホームページを示す
データ(以下、ホームページデータと称する)の送信要
求を行うものとする。
【0020】(手書き入力装置10の読取処理)手書き
入力装置10のCPU28は、Xコイルをスキャンし
(図7のステップ(以下、Sと略す)10)、筆記面1
2a上にペン11が存在すると判定すると(S12:Y
es)、ペン11から出力された交番磁界によりXコイ
ルに誘起された電圧に基づいてペン11のX座標を演算
する(S14)。続いてCPU28は、Yコイルをスキ
ャンし(S16)、Yコイルに誘起された電圧に基づい
てペン11のY座標を演算する(S18)。そしてCP
U28は、S14において演算したX座標およびS18
において演算したY座標をRAM31に記憶する(S2
0)。このとき、ペンアップからペンダウンまでを1ス
トロークとして、X座標およびY座標はストローク単位
で記憶される(図5(D))。続いてCPU28は、デ
ータ出力ボタン14(図2(A))が押されてONした
と判定すると(S22:Yes)、RAM31に記憶さ
れているストロークデータを携帯電話機40へ出力する
(S24)。
【0021】(携帯電話機40の送信処理)携帯電話機
40は、手書き入力装置10から送信されたデータの入
力終了を判定すると(図8のS30:Yes)、携帯端
末Aの使用者が行う符号入力ボタン47(図2(A))
の操作にしたがってサーバ90の電話番号を入力する
(S32)。続いて携帯電話機40は、オフフックボタ
ン45が押されてONしたと判定すると(S34:Ye
s)、サーバ90に対してダイヤリングを行い(S3
6)、サーバ90との通信回線の接続を検出すると(S
38:Yes)、手書き入力装置10から受信してメモ
リ(図示省略)に記憶しているデータをサーバ90へ送
信する(S40)。続いて携帯電話機40は、データの
送信終了を判定すると(S42:Yes)、通信回線を
切断する(S44)。なお、サーバ90は、携帯電話機
40から受信したストロークデータをGIFやJPEG
など、ホームページ上で使用できるデータに変換して保
存する。
【0022】(携帯電話機Bの受信処理およびサーバ9
0の送信処理)携帯電話機Bは、携帯電話機Bの使用者
が行う符号入力ボタン47(図2(A))の操作にした
がって携帯端末AのホームページのURLを入力する
(図10のS80)。続いて携帯電話機Bは、オフフッ
クボタン45が押されてONしたと判定すると(S8
2:Yes)、サーバ90に対してダイヤリングを行い
(S84)、サーバ90との通信回線の接続を検出する
と(S86:Yes)、サーバ90のCPU91は、携
帯電話機Bからのアクセスがあると判定し(図9のS5
0:Yes)、携帯電話機Bから送信されたデータを受
信し(S52)、その受信したデータを解析する(S5
4)。この解析では、たとえば、携帯電話機Bが指定し
たURLのディレクトリ名およびファイル名などを解析
する。そしてCPU91は、記憶装置98のホームペー
ジ記憶領域98cの中から上記解析結果に対応するホー
ムページデータを検索して読出し、その読出したホーム
ページデータを携帯電話機Bへ送信する(S56)。な
お、サーバ90から送信されるホームページデータに
は、携帯電話機Aからサーバ90に送信されたデータ
(図6)を時系列で受信して表示するか、あるいはまと
めて表示するかを選択するための選択情報(図2(B)
において符号52で示す)が含まれている。
【0023】一方、携帯電話機Bは、サーバ90から送
信されたホームページデータを受信し(S88)、その
受信したホームページデータに対応するホームページを
表示部43aに表示する(S90)。表示部43aに
は、その表示内容の一例を説明する図2(B)に示すよ
うに、「1、2のいずれかを選択してください。」とい
うメッセージ情報の下に、「1.時系列表示」「2.全
データ表示」という選択情報52が表示される。ここ
で、携帯電話機Bの使用者は、移動ボタン44(図2
(A))を操作してカーソル55を項目1.に移動し、
選択ボタン50を押し(S92:Yes)、サーバ90
からストロークデータを時系列で受信する第1の送信要
求を行ったとする(S94)。すると、サーバ90のC
PU91は、携帯電話機Bから第1の送信要求があった
と判定し(S58:Yes)、記憶装置98のホームペ
ージ記憶領域98cの中から、携帯端末Aから受信した
ストロークデータを時系列で読出し、その最初のデータ
(図6(A))を携帯電話機Bへ送信する(S60)。
この最初のデータには、ストロークデータの他に、次の
データの送信要求を行うか、あるいは1つ前のデータの
送信要求を行うかを選択するための第2の選択情報53
(図2(C))が含まれている。
【0024】一方、携帯電話機Bは、サーバ90から送
信された最初のデータを受信し、その受信した最初のデ
ータを表示部43aに表示する(S96)。このとき、
表示部43aの表示内容の一例を説明する図2(C)に
示すように、表示部43aには、前述の第2の選択情報
53が表示される。第2の選択情報53は、本例では、
「3.次」および「4.1つ前」という2つの項目から
構成される。ここで、携帯電話機Bの使用者が、移動ボ
タン44(図2(A))を操作してカーソル55を項目
3.に移動し、選択ボタン50を押すと(S98:Ye
s)、サーバ90のCPU91は、次のデータの送信要
求があったと判定し(S62:Yes)、ホームページ
記憶領域98c内に次のデータが存在すると(S64:
Yes)、次のデータ(図6(B))を携帯電話機Bへ
送信する(S66)。一方、携帯電話機Bは、サーバ9
0から送信された次のデータを受信し、その受信した次
のデータを表示部43aに表示する(S100)。
【0025】また、携帯電話機Bの使用者が項目4.を
選択すると(S102:Yes)、サーバ90のCPU
91は、1つ前のデータの送信要求があったと判定し
(S68:Yes)、ホームページ記憶領域98c内に
1つ前のデータが存在すると(S70:Yes)、1つ
前のデータを携帯電話機Bへ送信する(S72)。一
方、携帯電話機Bは、サーバ90から送信された次のデ
ータを受信し、その受信した次のデータを表示部43a
に表示する(S104)。たとえば、図2(C)に示す
ように、画像54が第3番目のデータ(図6(C))で
あるとすると、1つ前のデータは、図6(B)の内容を
示すデータであり、次のデータは、図6(D)の内容を
示すデータである。
【0026】また、携帯電話機Bの使用者が、図2
(B)に示す選択情報52のうち、項目「2.全データ
表示」を選択した場合は(S92:No)、サーバ90
からストロークデータを全部まとめて受信する第2の送
信要求を行う(S106)。すると、サーバ90のCP
U91は、携帯電話機Bから第2の送信要求があったと
判定し(S74:Yes)、記憶装置98のホームペー
ジ記憶領域98cの中から、携帯端末Aから受信したス
トロークデータを全部まとめて読出し、その読出したデ
ータ(図6(A)〜図6(I))を携帯電話機Bへ送信
する(S76)。一方、携帯電話機Bは、サーバ90か
ら送信された全データを受信し、表示部43aに表示す
る(S108)。このとき、全データを表示部43aに
表示することもできるし、数個ずつまとめて表示するこ
ともできる。そして、携帯電話機Bの使用者がオンフッ
クボタン46(図2(A))を押すと(S110:Ye
s)、サーバ90と接続されている通信回線を切断する
(S112)。
【0027】[実施形態の効果]以上のように、上記実
施形態の通信システム1を使用すれば、サーバ90は、
図6に示すゲームの進行過程を示すストロークデータを
時系列で携帯電話機Bへ送信することができるため、携
帯電話機Bの使用者は、受信したストロークデータを時
系列で表示部43aに表示できるので、携帯端末Aの使
用者が手書き入力装置10を使用して行ったゲームの進
行過程を時系列で見ることができる。しかも、携帯電話
機Bの使用者は、表示部43aに表示された選択情報5
2を構成する項目の一方を選択するだけの簡単な操作に
より、データをサーバ90から時系列で受信するか、あ
るいは、まとめて受信するかの選択を簡単な操作で容易
に行うことができる。
【0028】[他の実施形態] (1)上記実施形態では、携帯端末Aの手書き入力装置
10を使用して行ったゲームの内容を示すデータを携帯
端末Aからサーバ90へ送信し、その送信したデータを
自分のホームページ中に公開する場合を説明したが、手
書き入力装置10を使用してホームページを手書きで作
成し、その作成したデータをサーバ90へ送信し、その
送信したデータをサーバ90の記憶装置98のホームペ
ージ記憶領域98cに格納するように構成することもで
きる。この構成によれば、ホームページの作成や記述に
関する知識がなくても、ペン11によりタブレット12
の筆記面12aに所望の文字、文章、図形などを筆記す
るだけの簡単な作業のみでホームページを作成すること
ができ、サーバ90にアップロードすることができる。
しかも、携帯電話機40にケーブル17により手書き入
力装置10を接続するだけの簡単な接続作業により、手
書きデータをサーバ90へ送信できる。また、手書き特
有の風情を醸し出すことができる。
【0029】(2)前記実施形態では、携帯端末Aとし
て手書き入力装置10と携帯電話機40とをケーブル1
7により接続した構成を説明したが、携帯端末Aの他の
構成を説明する図11に示すように、手書き入力装置お
よび携帯電話機の機能を一体化した構成にすることもで
きる。携帯端末A1は、ノート型の本体70と、この本
体70の一側縁を回動軸にして回動可能なカバー71と
を備える。本体70は、筆記面12aを有するタブレッ
ト12と、複数の操作キー(手書き入力装置10の操作
ボタン13〜16および携帯端末40の操作ボタン44
〜50に相当)からなる操作部72と、送信内容や受信
内容などを表示する表示部43aと、スピーカ74と、
マイクロフォン75とを備える。カバー71には、凹部
73が形成されえおり、その凹部73には、ペン11
a,11b,11cが着脱自在に収容されている。ま
た、カバー71の上端には、アンテナ41が収納および
伸縮自在に取付けられている。そして、カバー71を本
体70の上面に向けて回動させ、本体70およびカバー
71を一体化させることができる。なお、電気的構成
は、携帯端末Aと同一である。この携帯端末A1は、上
述のように、手書き入力装置10および携帯電話機40
の機能を一体化した構成であるため、携帯端末Aのよう
に、手書き入力装置10と携帯電話機40とをケーブル
17により接続したり、その接続を解いたりする手間が
不要である。また、3本のペンを収容できるため、ペン
のインクの色や線の太さなど、異なる3種類の属性のペ
ンを携帯することができる。
【0030】[請求項と実施形態との対応関係]携帯端
末Aが、請求項1に係るクライアントに対応し、記憶装
置98のホームページ記憶領域98cが、記憶手段に対
応し、携帯電話機Bが、他のクライアントに対応する。
そして、手書き入力装置10のCPU28が実行する図
7のS10〜S24が、請求項1に係る読取手段として
機能し、携帯電話機40が実行する図8のS30〜S4
0が、クライアント側送信手段として機能し、サーバ9
0のCPU91が実行する図9のS50〜S76が、サ
ーバ側送信手段として機能する。また、CPU91が実
行するS58〜S72が第1の送信手段として機能し、
S74およびS76が第2の送信手段として機能し、S
56が第3の送信手段として機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る通信システムの主要
構成を示す説明図である。
【図2】図2(A)は、携帯端末Aの主要構成を示す説
明図であり、図2(B)および図2(C)は、表示部4
3aの表示内容の一例を示す説明図である。
【図3】手書き入力装置10の主な電気的構成をブロッ
クで示す説明図である。
【図4】サーバ90の主な電気的構成を示す説明図であ
る。
【図5】図5(A)は、記憶装置98の主な記憶内容を
示す説明図であり、図5(B)〜図5(D)は、ストロ
ークデータの主な構成を示す説明図である。
【図6】図6(A)〜図6(I)は、携帯端末Aの手書
き入力装置10により筆記したストロークを時系列で示
す説明図である。
【図7】手書き入力装置10のCPU28が実行する読
取処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】携帯電話機40が実行する送信処理の流れを示
すフローチャートである。
【図9】サーバ90のCPU91が実行する送信処理の
流れを示すフローチャートである。
【図10】携帯電話機Bが実行する受信処理の流れを示
すフローチャートである。
【図11】携帯端末Aの他の構成を示す説明図である。
【符号の説明】 1 通信システム 2,3 通信ネットワーク 10 手書き入力装置 12 タブレット 12a 筆記面 40 携帯電話機 43a 表示部 52 選択情報 90 サーバ 98c ホームページ記憶領域(記憶手段) A 携帯端末(クライアント) B 携帯電話機(他のクライアント)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバおよび複数のクライアントが通信
    ネットワークを介して接続された通信システムにおい
    て、 前記クライアントは、 筆記面と、この筆記面に筆記されたストロークを読取る
    読取手段と、この読取手段によって読取られたストロー
    クの位置座標を示す位置座標データおよび筆記時刻を示
    す筆記時刻データを有するストロークデータを前記通信
    ネットワークを介して前記サーバへ送信するクライアン
    ト側送信手段とを備えており、 前記サーバは、 前記通信ネットワークを介して前記クライアントから送
    信された前記ストロークデータを受信する受信手段と、
    この受信手段によって受信された前記ストロークデータ
    をそのストロークデータに含まれる筆記時刻データに基
    づいて時系列で記憶する記憶手段と、他のクライアント
    からの送信要求に基づいて、前記記憶手段から所定時刻
    間のストロークデータを時系列で読出して前記他のクラ
    イアントへ送信可能なサーバ側送信手段と、 を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバ側送信手段は、 他のクライアントからの第1の送信要求に基づいて、前
    記記憶手段から所定時刻間のストロークデータを時系列
    で読出して前記通信ネットワークを介して前記他のクラ
    イアントへ送信する第1の送信手段と、前記他のクライ
    アントからの第2の送信要求に基づいて、前記記憶手段
    から前記所定時刻間に蓄積されたストロークデータをま
    とめて読出して前記通信ネットワークを介して前記他の
    クライアントへ送信する第2の送信手段と、前記第1の
    送信要求および前記第2の送信要求のいずれかを選択す
    るための選択情報を前記他のクライアントへ送信する第
    3の送信手段とを備えることを特徴とする請求項1に記
    載の通信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013168137A (ja) * 2012-01-17 2013-08-29 Ntt Communications Kk 状態管理システム、状態管理サーバ、状態管理方法および状態管理プログラム
JPWO2013121455A1 (ja) * 2012-02-13 2015-05-11 日立マクセル株式会社 プロジェクタ、図形入力・表示装置、携帯端末およびプログラム。
US9640144B2 (en) 2012-02-13 2017-05-02 Hitachi Maxell, Ltd. Projector, figure input/display apparatus, portable terminal, and program

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