JP3682037B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3682037B2
JP3682037B2 JP2002215489A JP2002215489A JP3682037B2 JP 3682037 B2 JP3682037 B2 JP 3682037B2 JP 2002215489 A JP2002215489 A JP 2002215489A JP 2002215489 A JP2002215489 A JP 2002215489A JP 3682037 B2 JP3682037 B2 JP 3682037B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
dial
dial key
screen
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002215489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003143258A (ja
Inventor
博之 下大沢
利明 信濃
Original Assignee
パナソニック コミュニケーションズ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パナソニック コミュニケーションズ株式会社 filed Critical パナソニック コミュニケーションズ株式会社
Priority to JP2002215489A priority Critical patent/JP3682037B2/ja
Publication of JP2003143258A publication Critical patent/JP2003143258A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3682037B2 publication Critical patent/JP3682037B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスプレイを備えた通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの普及に伴い、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)に限らず、携帯情報端末(以下、PDAという)を含むWWWブラウザ機能を有するクライアントから、WWWサーバにアクセスしてHTML文書を閲覧することが行われている。
【0003】
このクライアントの中には、キーボードを持たずタッチパネルディスプレイを備えているものがある。通常、このタイプのクライアントは、画面に表示したHTML文書の入力部分に文字を入力する場合、ソフトキーボードを使用するようになっている。そして、入力に際して、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット、数字等のソフトキーボードの入力モードを切り替えることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の通信端末装置では、HTML文書の入力部分に文字を入力する場合ソフトキーボードを一々立ち上げる必要があり、また、入力モードを切り替える必要がある等操作が煩わしい。また、ソフトキーボードが立ち上がった後も、画面がソフトキーボードで占有されてしまい、HTML文書を見られる領域が少なくなってしまう。
【0005】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、簡単な操作で構造化文書の入力部分に文字を入力することができる通信端末装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、電話番号を入力するためのダイヤルキーを、ブラウザで画面に表示した構造化文書の入力部分への数字、文字又は記号の入力に併用する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本願の第1の態様に係る通信端末装置の発明は、HTML文書等の構造化文書の解析結果に従った画面を表示手段に表示するHTML表示部と、外部サーバに対して構造化文書の送信を要求するHTML文書要求部と、通話を行う通話手段と、数字入力と共に文字入力が可能なダイヤルキーと、このダイヤルキーによる入力位置が前記表示手段に表示されている構造化文書の入力部分内にある場合前記ダイヤルキーからの入力を前記入力部分内に表示し、前記ダイヤルキーによる入力位置が前記表示手段に表示されている構造化文書の入力部分内にない場合前記ダイヤルキーからの入力を前記通話手段による発呼に用いる制御手段と、を具備する構成を採る。
【0008】
この構成によれば、制御手段は、ダイヤルキーによる入力位置が構造化文書の入力部分内である場合にダイヤルキーからの入力をフォーカスのある入力部分内に表示し、また、前記ダイヤルキーによる入力位置が前記表示手段に表示されている構造化文書の入力部分内にない場合前記ダイヤルキーからの入力を通話手段による発呼に用いる。これにより、もっぱら発呼番号を入力するのに用いられるダイヤルキーを、構造化文書への入力に併用することができるので、簡単な操作で構造化文書入力部分に文字等を入力することができる。
【0009】
以下、本発明の一実施の形態に係る通信端末装置について図面を参照して説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施の形態に係るファクシミリ装置を示す外観斜視図である。
【0011】
ファクシミリ装置1の本体2の上面部には、タッチパネルディスプレイ3が開閉自在に取り付けられている。タッチパネルディスプレイ3は、画面3aの仰角を自在に変更できるように本体2に取り付けられている。より詳細には、タッチパネルディスプレイ3は、画面3aを上方に向けて倒した第1の姿勢と画面3aを本体2に対して直立させた第2の姿勢をとり得るようになっている。タッチパネルディスプレイ3は、第1の姿勢および第2の姿勢の間で連続的に仰角を変更し得る。
【0012】
また、本体2の上面部には、ダイヤルキー4及びカーソルキー5が設けられている。また、カーソルキー5は、画面3aに表示されたカーソル及びポインタを4方向に自在に移動させるための指示手段である。ダイヤルキー4及びカーソルキー5は、上述のようにタッチパネルディスプレイ3を倒した場合に覆われる。
【0013】
本体2の側面部にはハンドセット6が取り付けられている。ハンドセット6には、この例ではコード付きの受話器が用いられているが、コードレスの受話器であっても良い。また、本体2の前面部には、スキャナ給紙部7とプリンタ排紙部8とが設けられている。
【0014】
図2は、上記実施の形態に係るファクシミリ装置1のハードウエアブロック図である。
【0015】
タッチパネルディスプレイ3は、LCDディスプレイ3Aとタッチパネル3Bとで構成されている。
【0016】
CPU(中央演算処理ユニット)11は、プログラムに従って目的の処理を実行する。
【0017】
ROM(Read Only Memory)12は、起動プログラム等の基本プログラムを格納した読み出し専用メモリである。
【0018】
RAM(Random Access Memory)13は、CPU11がプログラム及びデータを読み込んで実行するメインメモリである。
【0019】
フラッシュメモリ(以下、FROMという)14は、消去書き換え可能な不揮発性半導体メモリであり、主にアプリケーションプログラム、HTML文書等の実行プログラム及びデータを格納する。
【0020】
回線制御部(以下、NCUという)15は、公衆回線網(以下、PSTNという)16との間の信号の送受信を制御する。NCU15は、発呼、着信等の処理を行う。このNCU15には、ハンドセット6及び内蔵スピーカ17が接続されている。
【0021】
通信制御部18は、PSTN16を介してデータ通信及びファクシミリ通信を行う。この例ではファクシミリモデムであるが、DSU、ターミナルアダプタ(TA)であっても良い。ファクシミリモデムは音声信号のデジタル化も合わせて行う。
【0022】
音声処理部19は、デジタル化した音声信号を符号化して圧縮したり、逆に圧縮音声信号を復号化して伸長する。
【0023】
タッチパネルディスプレイ3は、表示手段としての液晶パネルディスプレイ及び入力手段としてのタッチパネルで構成されている。タッチパネルディスプレイ3は、情報を表示すると共にユーザの操作を受け入れる。具体的には、タッチパネルディスプレイ3の画面3aには、各種情報、並びに、入力画面、操作メニュー、アイコン及びボタン等が表示される。画面3aを、ペン又は指で触れることにより、文字又は絵の入力及びメニュー等の選択を行うことができる。
【0024】
ダイヤルキー4は、電話のダイヤル操作だけでなく、タッチパネルディスプレイ3に表示された入力欄への数字等の入力にも用いられる。
【0025】
外部I/O20は、PC、TA、バーコードリーダ、外部モデム等の外部機器とのデータ通信を制御する。外部I/O20は、例えばシリアルインターフェース、USB(Universal Serial Bus)である。
【0026】
PCカードインターフェース21は、PCカードと本体との間のデータの送受信を制御する。PCカードとしては、フラッシュメモリカード、モデムカード、LANカード、ISDNカード等種々のものが使用できる。
【0027】
スキャナ22は、原稿の読み取りを行う。プリンタ23は、画像、テキスト等の種々のデータを印刷する。
【0028】
バス24は、CPU11と、ROM12、RAM13等の各部とを接続する線路である。
【0029】
図3は、上記実施の形態に係るファクシミリ装置1を示す機能ブロック図である。
【0030】
座標位置検出部31は、タッチパネル3Bにペンまたは指先が触れた位置(以下、フォーカスという)のLCDディスプレイ3Aの画面上の座標(以下、指示座標という)を検出する。
【0031】
本実施の形態に係るファクシミリ装置1は、ブラウザ機能部32を有する。このブラウザ機能部32は、HTTP規格に準拠した機能を有するものである。
【0032】
具体的には、HTML解析部33は、例えばネットワーク上のWWWサーバから読み取ったHTML文書、または、FROM14から読み出した内部HTML文書の解析を行う。
【0033】
HTML表示部34は、HTML解析部33による解析結果に従って表示データを出力する。
【0034】
ブラウザ入力部35は、URLの入力、リンクのクリック、HTML文書の入力部分への入力等のブラウザ機能に対する入力を受け取り、これを処理する。
【0035】
HTML文書要求部36は、ブラウザ入力部35に対する入力に応じて、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)に従ってWWWサーバに対してHTML文書の転送を要求する。また、HTML文書要求部36は、FROM14に格納した内部HTML文書の読み取りを行う。
【0036】
上記HTML表示部34から出力した表示データは、表示制御部37によりLCDディスプレイ3Aに表示される。
【0037】
判定部38は、座標位置検出部31から指示座標を得る一方、HTML表示部34よりHTML文書中の入力部分の座標(以下、入力部分座標という)を得て、指示座標が入力部分座標内であるか否か判定する。
【0038】
ソフトキーボード39は、LCDディスプレイ3Aに表示されるひらがな、カタカナ、漢字、記号および数字の入力を行うための入力手段である。
【0039】
ダイヤル画面40は、内部HTML文書に従ってLCDディスプレイ3Aに表示され且つ電話番号を入力するダイヤルを含む画面である。ダイヤル部分に触れることによりダイヤルキー4と同等の操作が可能である。
【0040】
入力手段制御部41は、判定部38による判定に基づいて、ダイヤルキー4、ソフトキーボード39およびダイヤル画面40からの入力を、ブラウザ入力部35および通信制御部18に送り出す。
【0041】
設定テーブル42は、本実施の形態に係るファクシミリ装置1の各種設定内容を保持する。図4に示すように、設定テーブル42には、フォーカスがHTML文書の入力部分にある場合にフラグが立てられる。また、ソフトキーボード39の表示を希望する場合にフラグが立てられる。また、ダイヤルキー4をブラウザの入力に兼用する場合にフラグが立てられる。さらに、ソフトキーボードの入力モードの種類に応じてフラグが夫々立てられる。設定テーブル42のフラグを考慮して、判定部38は入力手段の入力の送り先の判定を行う。
【0042】
フックオフ検知部43は、通信制御部18を介してハンドセット6のフックオフを検知して、判定部38に知らせる。
【0043】
次に、上記構成からなるファクシミリ装置1の動作について説明する。図5は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置1におけるタッチパネル3Bに接触があった場合の制御の各工程を示すフロー図である。
【0044】
工程(以下、STという)501において、判定部38は、タッチパネル3Bへの入力、すなわちペンまたは指による接触があるか否かチェックする。
【0045】
入力があった場合、ST502において、フォーカスがHTML文書の入力部分にあるか否かチェックする。具体的には、判定部38は、フォーカスがHTML文書のINPUTタグで指定された画面上の入力部分にあるか否か判定する。
【0046】
ST502でフォーカスが入力部分にあった場合、ST503において、図4に示す設定テーブル42の「フォーカス・HTML入力部分」のフラグがオンされる。
【0047】
次いで、判定部38は、ST504において、設定テーブル42の「ソフトキーボード表示」のフラグがオンかオフかチェックする。オンの場合、ST505において、ソフトキーボード39が画面に表示される。
【0048】
図6(a)は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置1の入力部分を含む画面の一例を示す図である。図6(b)は、ソフトキーボードが表示された画面の一例を示す図である。画面61内には、HTML文書中INPUTタグで指定された入力部分62〜64が複数表示されている。フォーカスが入力部分62〜64のいずれかにある場合、図6(b)に示すように、ソフトキーボード65が表示される。
【0049】
ここで、図6(a)、(b)を用いてソフトキーボード65による入力について説明する。図6(a)に示す画面は、みかん、リンゴ、ぶどうの発注画面である。各々の発注個数を入力して送信ボタン66に触ることにより発注操作が完了する。各発注個数の横の入力部分62〜64はINPUTタグで記述されている。これらの入力部分62〜64を触ると、図6(b)に示すようにソフトキーボード65が表示される。例えば「12」を入力したいときは、このソフトキーボード65の「1」、「2」、「終了」という順番で触れれば良い。
【0050】
一方、ST502でフォーカスが入力部分になかった場合、ST506において、設定テーブル42の「フォーカス・HTML入力部分」のフラグはオフされる。次いで、ST507において、判定部38は、フォーカスがダイヤル画面40のダイヤルアイコン部分にあるか否かについて判定する。
【0051】
ST507でフォーカスがダイヤルアイコン部分にあった場合、ST508においてダイヤル入力処理が行なわれる。より具体的には、ダイヤル画面40のダイヤルアイコン部分には、それぞれ数字または記号(*、#)が対応付けられている。これにより、任意のダイヤルアイコン部分に指またはペンで触れると、対応付けられた数字または記号のデータが入力される。入力データは、入力手段制御部41により通信制御部18に電話ダイヤルデータとして送り出される。
【0052】
次に、本実施の形態に係るファクシミリ装置1でダイヤルキー4が押された場合の処理について説明する。図7は、本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置1でダイヤルキー4が押された場合の制御の各工程を示すフロー図である。
【0053】
ST701においては、判定部38は、ダイヤルキー4が押されたか否かチェックする。ダイヤルキー4が押されたら、判定部38は、ST702において、設定テーブル42の「ダイヤルキー・ブラウザ入力兼用」のフラグがオンかオフかチェックする。
【0054】
オンの場合、ST703において、「フォーカス・HTML入力部分」がオンか否かチェックする。ここでオンの場合、判定部38は、ST704において、ダイヤルキー4の入力データをブラウザ入力処理するよう判定する。より具体的には、ダイヤルキー4のいずれかのキーが押された場合、当該キーに対応付けられた数字または記号が入力される。この入力データを、入力手段制御部41にブラウザ機能部32のブラウザ入力部35に送り出させる。
【0055】
一方、ST702において、ダイヤルキー・ブラウザ入力兼用のフラグがオフの場合、判定部38は、ST705において、ダイヤルキーをダイヤル入力処理に用いるよう判定する。より具体的には、ダイヤルキー4のいずれかのキーが押された場合、当該キーに対応付けられた数字または記号が入力される。この入力データを、入力手段制御部41に通信制御部18へ電話ダイヤルデータとして送り出させる。
【0056】
また、ST703において、「フォーカス・HTML入力部分」フラグがオフの場合、同様に、判定部38は、ST705において、ダイヤルキーをダイヤル入力処理に用いるよう判定する。
【0057】
上述のように、本実施の形態によれば、フォーカスがHTML文書の入力部分にある場合、ダイヤルキー4からの入力データをブラウザ機能部32のブラウザ入力部35に送出する。これにより、ダイヤルキー4をブラウザ入力に併用することができる。これにより、ソフトキーボード39による入力よりもダイヤルキー4による入力の方が操作しやすいと感じる操作者に対して、ブラウザへの入力の操作性を向上することができる。すなわち、もっぱら発呼番号を入力するのに用いられるハードキーを、構造化文書への入力に併用ことができるので、ソフトキーボードの操作になれていない人に、従来より親しみのあるハードキーによる操作を提供することができる。
【0058】
また、ダイヤルキー4を使用してソフトキーボード39を表示させないことにより、ソフトキーボード39によりLCDディスプレイ3Aの画面が占有されて表示領域が少なくなり、HTML文書の入力部分が隠れるのを防ぐことができる。
【0059】
また、ダイヤルキー4をブラウザ入力に併用すること、および、ソフトキーボード39の表示は設定テーブル42の内容に従って判定されるので、操作者の希望に応じてダイヤルキー4およびソフトキーボード39を選択してしようすることができる。しかも、切り替えは自動的に行われているので操作者は切り替えを意識する必要がない。
【0060】
次に、本実施の形態に係るファクシミリ装置1において、ダイヤルキーの入力モードに応じた入力手段の制御について説明する。図8は、本実施の形態に係るファクシミリ装置1におけるダイヤルキーの入力モードに応じた入力手段の制御の各工程を示すフロー図である。
【0061】
本実施の形態に係るファクシミリ装置1は、ダイヤルキー4を用いてひらがな、カタカナおよびアルファベットを入力することができる。また、入力されたひらがな、カタカナを漢字変換する機能を有する。例えば、漢字変換は、ひらがな等を入力した後「*」「#」キーを押し下げることにより行われるようになっている。ダイヤルキー4の入力モードの変更は、例えば「*」または「#」キーにモード変更機能を割り当て、当該キーを押し下げることにより行われるようになっている。
【0062】
ST801において、判定部38は、設定テーブル42のダイヤルキー・入力モードのフラグに基づいて、ダイヤルキー4の入力モードが数字か否かチェックする。
【0063】
入力モードが数字である場合、ST802において、判定部38は、ダイヤルキー4の入力データをブラウザ入力処理するよう判定する。より具体的には、ダイヤルキー4のいずれかのキーが押された場合、当該キーに対応付けられた数字または記号が入力される。この入力データを、入力手段制御部41にブラウザ機能部32のブラウザ入力部35に送り出させる。
【0064】
一方、ST801において、ダイヤルキー4の入力モードが数字でない場合、ST803において、ダイヤルキー4のいずれかのキーが押された場合、当該キーに対応付けられた数字を、文字コードの1桁目として、RAM13に格納する。同様にして、ダイヤルキー4により入力された数字を順次格納する。ST804において、文字コードの桁数まで数字が入力されたか否かチェックする。所定の文字コードの桁数まで数字が入力されたら、ST805において、RAM13に格納した数字を、文字コードとしてブラウザ入力部35に渡す。文字コードは、入力手段制御部41が搭載した変換機能により対応する文字に変換される。
【0065】
上述の通り、本実施の形態によれば、ダイヤルキー4により、数字だけでなくひらがな、カタカナ、漢字およびアルファベットを入力することが可能である。
【0066】
次に、ダイヤル入力処理について詳細に説明する。図9は、本実施の形態に係るファクシミリ装置1におけるダイヤル入力処理の各工程を示すフロー図である。
【0067】
ST901において、判定部38は、PSTN16を使用中か否か判定する。使用中でない場合、ST902において、入力手段制御部41は、ダイヤルキー4からの電話ダイヤルデータがあるか否かチェックする。
【0068】
ST902において、ダイヤルキー4からのデータが電話ダイヤルデータでなかった場合、ST903において、ダイヤル画面40のダイヤルアイコン、すなわちタッチパネル3Bからの電話ダイヤルデータがあるか否かチェックする。
【0069】
ST902およびST903において、電話ダイヤルデータの入力があった場合、ST904において、判定部38は、通信制御部18に電話ダイヤルデータをPSTN16に送出させる。ここで、電話ダイヤルデータは、1つずつPSTN16に送出しても良いし、全ての電話ダイヤルデータをRAM13に一端格納した後、ハンドセット6がオフフックされたタイミングで全て電話ダイヤルデータをPSTN16に一括で送出しても良い。
【0070】
一方、ST901において、PSTN16が使用中である場合、ST904において、タッチパネル3Bおよびダイヤルキー4の両方からの電話ダイヤルデータが送出されていない場合、ST905において、タッチパネル3Bおよびダイヤルキー4からの入力を無視して、電話ダイヤルデータを無効にする。
【0071】
上述の通り、本実施の形態によれば、タッチパネル3Bおよびダイヤルキー4の両方からダイヤル入力が可能になるので、タッチパネルディスプレイ3の仰角によって、ダイヤルキー4が操作者から見えなかったり操作しづらくなった場合に、ダイヤル画面37からダイヤル入力を行うことができる。また、PSTN16が使用中でない場合にだけ、電話ダイヤルデータをPSTN16に送出するので、通話中に誤って発呼処理が実行されるのを防止することができる。
【0072】
次に、ダイヤル入力処理について詳細に説明する。図10は、本実施の形態に係るファクシミリ装置1におけるダイヤル入力処理の各工程を示すフロー図である。
【0073】
上記の通り操作者がHTML文書を閲覧してHTML文書の入力部分にフォーカスしたとき、ダイヤルキー4は、ダイヤル入力からブラウザ入力に切り替わる。この状態で、ハンドセット6を持ち上げた場合の入力手段の制御は次のように行われる。
【0074】
まず、ST1001において、判定部38は、ハンドセット6が上がっているか否かチェックする。このチェックは、図3に示すフックオフ検知部43で、ハンドセット6を上げたことによりNCU15がPSTN16に閉結されたことを検知して行う。
【0075】
ハンドセット6が上がったら、ST1002において、判定部38は、入力手段制御部41にダイヤルキー4からの入力データの送出先をブラウザ入力部35から通信制御部18に切り替えさせる。
【0076】
ST1003においては、判定部38は、ダイヤル入力が終了したか否かチェックする。ダイヤル入力が終了したら、ST1004において、タイマをスタートさせる。ST1005において、所定の時間が経過したことを確認した後、ST1006において、判定部38は、入力手段制御部41にダイヤルキー4からの入力データの送出先を通信制御部18からブラウザ入力部35に復帰させる。
【0077】
上述のように、本実施の形態によれば、FROM14に格納した内部HTML文書またはPCカードインターフェースに接続したLANカード、モデム、ISDNカードを使って、PSTN16とは別のルートでLANまたはインターネットに接続してWWWサーバ上のHTML文書を閲覧、入力している最中に電話をかけたときに、自動的にダイヤルキー4をブラウザの入力に復帰させることができる。これにより、操作者は、特別な意識をせずに、ダイヤル入力およびブラウザ入力をダイヤルキー4を使用して行うことができる。
【0078】
また、ダイヤルキー4からの発呼番号の入力が終了して所定時間経過した後、ダイヤルキー4の出力先を、通信制御部18からHTML入力部35に復帰するので、通話が確立した後、再びHTML文書に入力を行うことできる。また、操作者は、復帰を意識する必要がない。
【0079】
本実施の形態では、ダイヤルキー4をブラウザ入力に併用すること、および、数字以外の文字、符号の入力に使用することが可能である。このため、ダイヤルキー4がブラウザ入力併用かダイヤル専用か否か、および、ダイヤルキー4の入力モードを画面に表示して操作者に一見して判るようにすることが好ましい。
【0080】
具体的には、図7に示すフローのST702で判定部38が行ったチェック結果に従ってLCDディスプレイ3Aの画面にアイコン等を表示したり、装置本体に別途用意したLEDランプを点灯したりして、ダイヤルキー4がブラウザ入力併用か否かを報知する。例えば、図1に示すようにタッチパネルディスプレイ3の右上端部には、電源オン・オフを示す電源LED201、留守録のオン・オフ等を示す留守LED202に並べてブラウザ入力兼用か否かを示すブラウザ入力LED202を設ける。
【0081】
また、図8に示すST801において、判定部38がダイヤルキー4の入力モードを判定して、数字か文字コードかをチェックし、この結果に従ってLCDディスプレイ3Aにいずれかの入力モードかをアイコン、文字等により表示する。
【0082】
また、本実施の形態に係るファクシミリ装置1は、上述の通り、タッチパネルディスプレイ3の仰角を自在に変更することが可能である。仰角によっては、例えば、画面を倒して上方に向けているときにタッチパネルディスプレイ3によりダイヤルキー4が隠れることがある。
【0083】
図11(a)〜(c)は、本実施の形態に係るファクシミリ装置1のタッチパネルディスプレイの角度調整の変遷を示す図である。図11(a)に示すように、タッチパネルディスプレイ3は、ヒンジ部110を介して本体2に取り付けられている。ヒンジ部110は、タッチパネルディスプレイ3との接続部110aおよび本体2との接続部110bにおいて、それぞれ揺動自在に取り付けられている。これにより、タッチパネルディスプレイ3は、図11(a)に示すように、画面3aを前方に向けて略直立した第1の姿勢から、タッチパネルディスプレイ3の下端部を持ち上げることにより、図11(b)に示すように、画面3aを上方に向けることができる。次に、タッチパネルディスプレイ3を下方に押し下げることにより、図11(c)に示すように、タッチパネルディスプレイ3を、画面3aを上方に向けた状態で本体2上に被せた第2の姿勢をとることができる。第2の姿勢では、本体2上に設けられたダイヤルキー4は隠れてしまう。この場合、図12(a)に示すようなダイヤル画面40を使用する。しかし、ダイヤルキー4を使用できる場合、例えば、画面が直立しているときは、ダイヤル画面40にダイヤルアイコン部分40aは不要である。そこで、このような場合には、図12(b)に示すように、ダイヤルアイコン部分がない入力結果表示画面120に切り替えることにより,ダイヤルキー4による入力結果を大きく表示して見やすくすることができる。
【0084】
切り替えは、タッチパネルディスプレイ3のヒンジ部110に取り付けたセンサによりタッチパネルディスプレイ3が所定の仰角を超えたことを検知したときに行う。
【0085】
以上、本発明は、上記実施の形態に特に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、ファクシミリ装置を例に挙げて説明したが、ファクシミリ通信機能を搭載しないかプリンタまたはスキャナを搭載しないインターネット通信機能付き電話も本発明に包含される。また、電話とは、携帯電話、PHS、インターネット電話等のあらゆる通信形態を包含する。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、通信端末装置において、簡単な操作で構造化文書の入力部分に文字を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るファクシミリ装置を示す外観斜視図
【図2】上記実施の形態に係るファクシミリ装置のハードウエアブロック図
【図3】上記実施の形態に係るファクシミリ装置を示す機能ブロック図
【図4】上記実施の形態に係るファクシミリ装置で用いる設定テーブルを示す図
【図5】上記実施の形態に係るファクシミリ装置においてタッチパネルに接触があった場合の制御の各工程を示すフロー図
【図6】(a) 上記実施の形態に係るファクシミリ装置の入力部分を含む画面の一例を示す図
(b) ソフトキーボードが表示された画面の一例を示す図
【図7】上記実施の形態に係るファクシミリ装置でダイヤルキーが押された場合の制御の各工程を示すフロー図
【図8】上記実施の形態に係るファクシミリ装置におけるダイヤルキーの入力モードに応じた入力手段の制御の各工程を示すフロー図
【図9】上記実施の形態に係るファクシミリ装置におけるダイヤル入力処理の各工程を示すフロー図
【図10】上記実施の形態に係るファクシミリ装置におけるダイヤル入力処理の各工程を示すフロー図
【図11】(a) 上記実施の形態に係るファクシミリ装置のタッチパネルディスプレイの角度調整の変遷を示す図
(b) 上記実施の形態に係るファクシミリ装置のタッチパネルディスプレイの角度調整の変遷を示す図
(c) 上記実施の形態に係るファクシミリ装置のタッチパネルディスプレイの角度調整の変遷を示す図
【図12】(a) 上記実施の形態に係るファクシミリ装置におけるダイヤル画面の一例を示す図
(b) 入力結果表示画面の一例を示す図
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
2 装置本体
3 タッチパネルディスプレイ
3A LCDディスプレイ
3B タッチパネル
4 ダイヤルキー
6 ハンドセット
15 NCU
16 PSTN
18 通信制御部
31 座標位置検出部
32 ブラウザ機能部
33 HTML解析部
34 HTML表示部
35 ブラウザ入力部
36 HTML文書要求部
38 判定部
39 ソフトキーボード
40 ダイヤル画面
41 入力手段制御部
42 設定テーブル
43 フックオフ検知部

Claims (1)

  1. HTML文書等の構造化文書の解析結果に従った画面を表示手段に表示するHTML表示部と、外部サーバに対して構造化文書の送信を要求するHTML文書要求部と、通話を行う通話手段と、数字入力と共に文字入力が可能なダイヤルキーと、このダイヤルキーによる入力位置が前記表示手段に表示されている構造化文書の入力部分内にある場合前記ダイヤルキーからの入力を前記入力部分内に表示し、前記ダイヤルキーによる入力位置が前記表示手段に表示されている構造化文書の入力部分内にない場合前記ダイヤルキーからの入力を前記通話手段による発呼に用いる制御手段とを具備した通信端末装置。
JP2002215489A 2002-07-24 2002-07-24 通信端末装置 Expired - Fee Related JP3682037B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002215489A JP3682037B2 (ja) 2002-07-24 2002-07-24 通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002215489A JP3682037B2 (ja) 2002-07-24 2002-07-24 通信端末装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35489798A Division JP3480688B2 (ja) 1998-12-14 1998-12-14 通信端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003143258A JP2003143258A (ja) 2003-05-16
JP3682037B2 true JP3682037B2 (ja) 2005-08-10

Family

ID=19195969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002215489A Expired - Fee Related JP3682037B2 (ja) 2002-07-24 2002-07-24 通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3682037B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003143258A (ja) 2003-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3480688B2 (ja) 通信端末装置
US20190042067A1 (en) User interface
KR100871099B1 (ko) 사용자 인터페이스의 방향을 변경하기 위한 방법 및 장치
US8750937B2 (en) Mobile terminal device and program used in mobile terminal device
US20170090748A1 (en) Portable device, method, and graphical user interface for scrolling to display the top of an electronic document
US20090021387A1 (en) Input display apparatus and mobile radio terminal
TW200810501A (en) Electronic apparatus and method for symbol input
US20010041598A1 (en) Mobile communication device
JP6003939B2 (ja) 画像処理連携システムと連携方法、携帯端末装置及び画像処理連携プログラム
CA2385542A1 (en) A miniature keyboard for a personal digital assistant and an integrated web browsing and data input device
WO2003024064A1 (fr) Telephone
US10095407B2 (en) Input device and computer-readable recording medium containing program executed by the input device
JP3682037B2 (ja) 通信端末装置
JP2000228128A (ja) 通信端末装置
JP2016126704A (ja) 情報処理装置、入力手段選択方法、およびコンピュータプログラム
JP2003125037A (ja) 通信端末装置
US20020186420A1 (en) Wireless transmission controller for image scanner and process for wirelessly communicating with image scanner
JP2002252685A (ja) 移動通信装置及び携帯電話端末装置
EP2077485A1 (en) Embedded navigation assembly and method on handheld device
KR20060003612A (ko) 입력 문자 미리보기 기능을 가지는 무선통신단말기 및 그방법
KR100721312B1 (ko) 필기 내용 전송기능을 갖는 전자 노트
JP2004297485A (ja) 複合装置、その制御方法、その制御プログラム、及びその複合装置を含む情報通信システム
WO2004079556A1 (ja) 携帯型電子機器
JP2000183871A (ja) 通信端末装置および通信設定変更方法
KR101438830B1 (ko) 휴대 단말기에서의 한영 변환장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050519

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090527

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100527

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110527

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110527

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120527

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees