JP2003124596A - 電子機器におけるメイン−サブ回路基板の接続構造 - Google Patents

電子機器におけるメイン−サブ回路基板の接続構造

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JP2003124596A
JP2003124596A JP2001313637A JP2001313637A JP2003124596A JP 2003124596 A JP2003124596 A JP 2003124596A JP 2001313637 A JP2001313637 A JP 2001313637A JP 2001313637 A JP2001313637 A JP 2001313637A JP 2003124596 A JP2003124596 A JP 2003124596A
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JP
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circuit board
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harness cable
harness
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JP2001313637A
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Toshiharu Fukuma
敏晴 福間
Atsushi Yamashita
敦史 山下
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メイン−サブ回路基板間を接続するハーネスケ
ーブルの直線部分を少なくすることによってノイズの増
幅を低減できる、電子機器におけるメイン−サブ回路基
板の接続構造を提供する。 【解決手段】高周波クロック信号発生源を備えたメイン
回路基板Mと、メイン回路基板Mから伝送される高周波
信号を受けて作動する周辺の制御回路を実装したサブ回
路基板Sとを、ハーネスケーブルで接続し、このハーネ
スケーブルHを、屈曲または湾曲させて配置した構造に
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
などの電子機器で使用される、電磁波障害(EMI)を
低減する機能を備えたメイン−サブ回路基板の接続構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置などに代表される比較
的大型で精密な電子機器は、CPUなどの装置全体用の
クロック信号発生源を備えたメイン基板と、操作パネ
ル、プリンタなどの周辺の制御回路を備えてクロック信
号を利用するサブ基板とを有しており、これらは電子機
器内でハーネスケーブルによって接続されている。メイ
ン回路基板には、CPUなどの高周波クロック信号発生
回路が設けられ、クロック信号が、ハーネスケーブルを
介して、サブ回路基板に伝送される。
【0003】図4は、従来のメイン基板とサブ基板との
接続構造を示している。ハーネスケーブルH´は、複数
条の配線が可撓性を有した帯状の絶縁樹脂1に被覆さ
れ、かつ両端にコネクタ1a、1bを設けたものであっ
て、それぞれのコネクタ1a、1bを、メイン基板M、
サブ基板Sの対応したコネクタ2、2に着脱可能に接続
できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メイン基板
で発生するクロック信号は、その周波数が高くなれば、
それだけ周囲に雑音を発生するが、このハーネスが直線
状に配置されている場合には、その長さが高周波数成分
の波長に対して所定の整数倍になってしまうと、このハ
ーネスの直線部分がアンテナとして機能し、ノイズが増
幅されることが知られている。
【0005】また、ハーネスを直線状に配置すると、こ
のハーネスから放射されるノイズのエネルギーが特定方
向のみに強くなってしまうという問題もある。
【0006】本発明は、このような問題を解決すべく提
案されたもので、その目的は、メイン−サブ回路基板間
を接続するハーネスケーブルの直線部分の距離を少なく
することによってノイズの増幅を低減できる、電子機器
におけるメイン−サブ回路基板の接続構造を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の電子機器におけるメイン−サブ回
路基板の接続構造は、高周波クロック信号発生源を備え
たメイン回路基板と、メイン回路基板から伝送される高
周波信号を受けて作動する周辺の制御回路を実装したサ
ブ回路基板とを、ハーネスケーブルで接続し、このハー
ネスケーブルを、屈曲または湾曲させて配置した構造に
していることを特徴とする。
【0008】本発明の接続構造によれば、ハーネスケー
ブルを、屈曲、湾曲に配置することによって、ハーネス
ケーブルが直線的に配置される部分を少なくすることが
できるため、アンテナとして機能し得る直線部分を可及
的に少なくすることができ、その結果、ノイズの増幅の
低減化を図ることができる。
【0009】また、ハーネスケーブルを直線状態に配置
しないことにより、ハーネスケーブルから放射されるノ
イズが、特定方向のみに強くなることを防止することも
できる。
【0010】請求項2では、請求項1においてハーネス
ケーブルは、屈曲または湾曲させて配置する代わりに、
カール状に巻回されていることを特徴とする。
【0011】また、請求項3では、請求項1において、
ハーネスケーブルは、屈曲または湾曲させて配置する代
わりに、波状に配置されていることを特徴とする。
【0012】請求項4では、請求項1において、高周波
クロック信号発生源を備えたメイン回路基板と、メイン
回路基板から伝送される高周波信号を受けて作動する周
辺の制御回路を実装したサブ回路基板とを、ハーネスケ
ーブルで接続し、このハーネスケーブルを、可撓性を有
する絶縁シートに、屈曲または湾曲した導電性パターン
を形成した構造にしていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面とともに説明する。
【0014】図1は、メイン回路基板Mとサブ回路基板
Sとを接続するハーネスケーブルHの接続構造の一例を
示す図である。(a)は、ケーブルHをカール状に巻回
しており、(b)は、ケーブルHをジグザグ状に屈曲さ
せている。
【0015】これらの図において、ハーネスケーブルH
は、複数条の導電性の配線が可撓性を有した帯状の絶縁
樹脂1に被覆され、かつ両端にコネクタ1a、1bを設
けた構成であり、それぞれのコネクタ1a、1bを、メ
イン基板M、サブ基板Sの対応したコネクタ2、2に着
脱可能に接続できるうようになっている。
【0016】このように、ハーネスケーブルHを、屈
曲、カール状に配置することによって、ハーネスケーブ
ルHが直線的に配置される部分を少なくすることができ
るため、アンテナとして機能し得る直線部分を可及的に
少なくすることができ、その結果、ノイズの増幅を低減
することができる。
【0017】また、ハーネスケーブルHを直線状態にし
ないことにより、ハーネスケーブルHから放射されるノ
イズが、特定方向のみに強くなることを防止することも
できる。
【0018】図2、図3は、本発明の他例を示してお
り、図2に示す例では、ハーネスケーブルH2を、電子
機器内で所定間隔でピンやケーブルクランプCを用い
て、ジグザグ状に保持しており、このような態様でも、
直線状となる部分が少なくなるので、図1の(a)、
(b)と同様の効果がある。
【0019】一方、図3に示すハーネスケーブルH3
は、直線帯状に形成された可撓性を有する基材1(例え
ば、絶縁樹脂フィルムなど)上に、屈曲または湾曲した
形状の導電性パターン1cを形成した構造にしており、
ハーネスケーブルH3には加工を施すなく、従来の帯状
ハーネスと同様な感覚で使用できる。
【0020】この種のケーブルによれば、ハーネスケー
ブルを捻ったり、波状にしたりする必要がないため、ハ
ーネスケーブルを通すスペースが少ない機器において、
効果的にノイズの増幅を防止することができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、請
求項1に記載のメイン−サブ回路基板の接続構造によれ
ば、ハーネスケーブルが直線的に配置される部分を少な
くすることができるため、アンテナとして機能し得る直
線部分を可及的に少なくすることができ、その結果、ノ
イズの増幅を低減することができる。
【0022】特に請求項2、3では、ハーネスケーブル
を捻ったり曲げたりして接続しているため、容易にノイ
ズ低減効果を達成することができる。
【0023】また、請求項4では、可撓性を有する基材
上に、屈曲または湾曲した形状の導電性パターンが形成
されているハーネスケーブルで接続しているため、ハー
ネスケーブルを捻ったり、波状にしたりする必要がな
い。特に、ハーネスケーブルを通すスペースが少ない機
器において、効果的にノイズの増幅を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、ハーネスケーブルをカール状に配置
した本発明の接続構造を示す図で、(b)は、ハーネス
ケーブルを屈曲させて配置した本発明の接続構造を示す
図である。
【図2】ケーブルクランプでハーネスケーブルを屈曲さ
せるようにした本発明のメイン−サブ回路基板の接続構
造を示す図である。
【図3】可撓性を有する基材上に屈曲または湾曲した形
状を有する導電性パターンを設けたハーネスケーブルを
示す図である。
【図4】従来のメイン−サブ回路基板の接続構造を示す
図である。
【符号の説明】
H、H2、H3 ハーネスケーブル 1c 導電性パターン M メイン回路基板 S サブ回路基板 C ケーブルクランプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波クロック信号発生源を備えたメイン
    回路基板と、メイン回路基板から伝送される高周波信号
    を受けて作動する周辺の制御回路を実装したサブ回路基
    板とを、ハーネスケーブルで接続し、このハーネスケー
    ブルを、屈曲または湾曲させて配置した構造にしてい
    る、 電子機器におけるメイン−サブ回路基板の接続構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記ハーネスケーブルは、屈曲または湾曲させて配置す
    る代わりに、カール状に巻回されている、 電子機器におけるメイン−サブ回路基板の接続構造。
  3. 【請求項3】請求項1において、 上記ハーネスケーブルは、屈曲または湾曲させて配置す
    る代わりに、波状に配置されている、 電子機器におけるメイン−サブ回路基板の接続構造。
  4. 【請求項4】高周波クロック信号発生源を備えたメイン
    回路基板と、メイン回路基板から伝送される高周波信号
    を受けて作動する周辺の制御回路を実装したサブ回路基
    板とを、ハーネスケーブルで接続し、このハーネスケー
    ブルを、可撓性を有する絶縁シートに、屈曲または湾曲
    した導電性パターンを形成した構造にしている、電子機
    器におけるメイン−サブ回路基板の接続構造。
JP2001313637A 2001-10-11 2001-10-11 電子機器におけるメイン−サブ回路基板の接続構造 Withdrawn JP2003124596A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9340049B2 (en) 2013-03-15 2016-05-17 Ricoh Company, Ltd. Multiple-conductor flat cable

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Effective date: 20050104