JP2005019471A - プリント配線基板 - Google Patents

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JP2005019471A
JP2005019471A JP2003178534A JP2003178534A JP2005019471A JP 2005019471 A JP2005019471 A JP 2005019471A JP 2003178534 A JP2003178534 A JP 2003178534A JP 2003178534 A JP2003178534 A JP 2003178534A JP 2005019471 A JP2005019471 A JP 2005019471A
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Yasuo Ohashi
康雄 大橋
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】電磁誘導による電波障害を低減することができるプリント配線基板を提供する。
【解決手段】データ記憶機能(情報記憶部品200)を有する無線IDタグモジュール2を実装するプリント配線基板において、無線IDタグモジュール2のアンテナパターン配線(アンテナコイル201)とそれ以外の機能回路部(コンピュータ用電子回路部1)のパターン配線との間の電磁誘導を低減させるために、両パターン配線間に接地パターン300を配置した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線IDタグモジュールを搭載可能な、工業用、民生用などあらゆる分野の電子機器のプリント配線基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、無線IDタグ及び無線IDタグを搭載した製品は知られていた。また、この無線IDタグを機能させるために、無線を使った電磁誘導で電力を発生させ、IDタグであるメモリとのデータ通信機能を働かせることが行われていた。無線IDタグはこの無線による起電力の発生(=発電)が特徴でもあり、効率の良い発電を行うと共に通信品質向上のために、ループ状のアンテナパターンを形成して使用していた。
このアンテナは銅やアルミなどの導体をループ状に構成し、両端をIDタグに接続することで、電界中にアンテナループが置かれた時に、両端に流れる電流を大きくするものであると共に、ある特定の周波数帯で共振(増幅)するように形成されている。このアンテナは、通常IDタグと一体のものとして製品に組み込んだり、貼り付けたりされていた。無線IDタグモジュールを搭載するプリント配線基板に関連して、例えば、特許文献1〜3に示す従来技術がある。
【特許文献1】特開平10−084075号公報
【特許文献2】特開2000−090222公報
【特許文献3】特開平11−346105号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
電子回路を搭載したプリント配線基板上に無線IDタグを搭載する場合、電子機器の動作時にプリント配線基板上のパターンに流れる電流によって、発生する電界の周波数が無線IDタグの起電力発生・データ転送に使われる動作周波数に近いと、エラーの発生や通信距離が短くなるなどの電波障害が発生する不具合があった。また、複数の無線IDタグを同一基板上に配置する場合、アンテナ間の電磁誘導により前記同様の不具合が発生する場合があった。
本発明は、電磁誘導による電波障害を低減することができるプリント配線基板を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、データ記憶機能を有する無線IDタグモジュールを実装するプリント配線基板において、無線IDタグモジュールのアンテナパターン配線とそれ以外の機能回路部のパターン配線との間の電磁誘導を低減させるために、両パターン配線間に接地パターンまたは電源パターンを配置したプリント配線基板を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のプリント配線基板において、複数の異なる無線周波数帯の無線IDタグ及び該IDタグ個別のアンテナパターン配線を有し、アンテナパターン間も接地パターンまたは電源パターンで分離するプリント配線基板を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のプリント配線基板において、複数の異なる無線周波数帯の無線IDタグ及び該IDタグに共通のアンテナパターン配線を有し、アンテナパターン配線のループ内を接地パターンまたは電源パターンで分離するプリント配線基板を主要な特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るプリント配線基板の構成図である。本実施形態では、コンピュータ用プリント配線基板に無線IDタグを搭載した場合を例に説明する。
本プリント配線基板は、コンピュータ用電子回路部1と無線IDタグモジュール部2とで構成される。コンピュータ用電子回路部1は、CPU101、プログラムROM102、メインメモリ103、設定値記憶用メモリ104、入力機器接続インターフェイス105、表示器インターフェイス106、電源インターフェイス107から構成されている。
また、入力機器接続インターフェイス105は、キーボード110、ポインティングデバイス111が接続され、表示器インターフェイス106は、ディスプレイ112が接続され、電源インターフェイス107には電源ユニット113が接続されている。
無線IDタグモジュール部2は、LSI、チップコンデンサ等からなる電子部品である情報記憶部品200と、情報記憶部品200と接続されたアンテナコイル201からなる。情報記憶部品200は半田付けなどの手段で基板上に実装され、アンテナコイル201は基板上に形成されるコイル状のパターンからなる。
アンテナコイル201の巻き始め及び巻き終わりの両端は情報記憶部品200に電気的に接続されている。基板の外部から特定の周波数帯の電磁波をアンテナコイル201に照射すると、アンテナコイル201に起電力が発生し、電流が流れる。電流量は安定しておらず非常に不安定なため、チップコンデンサにて平滑化して安定を図る工夫がされている。この起電力によって情報記憶部品200の駆動を行い、同時にデータ通信の信号をアンテナを介して送受信する。
本実施形態ではこの構成において、コンピュータ用電子回路部1と無線IDタグモジュール部2のパターン間に接地(グラウンド)パターン(エリア)300を設け、コンピュータ用電子回路部1のパターンとアンテナコイル201間を分離する。なお電源パターンでもよい。
【0006】
図2は本発明の第2の実施の形態に係るプリント配線基板の構成図である。本実施形態では、コンピュータ用プリント配線基板に複数の無線IDタグを搭載した場合を例に説明する。
本プリント配線基板は、コンピュータ用電子回路部1と無線IDタグモジュール部2及び3とで構成される。コンピュータ用電子回路部1は図1に示す第1の実施形態と同様のため、説明を割愛する。
無線IDタグモジュール部2及び3は、LSI、チップコンデンサ等からなる電子部品である情報記憶部品200及び210と、情報記憶部品200及び210と接続されたアンテナコイル201及び211からなる。情報記憶部品200及び210は半田付けなどの手段で基板上に実装され、アンテナコイル201及び211は基板上に形成されるコイル状のパターンからなる。
アンテナコイル201及び211の巻き始め及び巻き終わりの両端は情報記憶部品200及び210に電気的に接続されている。基板の外部から特定の周波数帯の電磁波をアンテナコイル201及び211に照射すると、アンテナコイル201及び211に起電力が発生し、電流が流れる。電流量は安定しておらず非常に不安定なため、チップコンデンサにて平滑化して安定を図る工夫がされている。この起電力によって情報記憶部品200及び210の駆動を行い、同時にデータ通信の信号をアンテナを介して送受信する。
本実施形態ではこの構成において、コンピュータ用電子回路部1と無線IDタグモジュール部2と無線IDタグモジュール部3のパターン間にそれぞれ接地(グラウンド)パターン(エリア)300を設け、コンピュータ用電子回路部1のパターンとアンテナコイル201及び211間を分離する。なお電源パターンでもよい。
【0007】
図3は本発明の第3の実施の形態に係るプリント配線基板の構成図である。本実施形態では、コンピュータ用プリント配線基板に複数の無線IDタグを搭載した場合を例に説明する。
本プリント配線基板は、コンピュータ用電子回路部1と無線IDタグモジュール部4とで構成される。コンピュータ用電子回路部1は図1に示す第1の実施形態と同様のため、説明を割愛する。
無線IDタグモジュール部4は、LSI、チップコンデンサ等からなる電子部品である情報記憶部品200及び210と、情報記憶部品200及び210と接続された共通のアンテナコイル221からなる。情報記憶部品200及び210は半田付けなどの手段で基板上に実装され、アンテナコイル221は基板上に形成されるコイル状のパターンからなる。
アンテナコイル221の巻き始め及び巻き終わりの両端は情報記憶部品200及び210に電気的に接続されている。基板の外部から特定の周波数帯の電磁波をアンテナコイル221に照射すると、アンテナコイル221に起電力が発生し、電流が流れる。電流量は安定しておらず非常に不安定なため、チップコンデンサにて平滑化して安定を図る工夫がされている。この起電力によって情報記憶部品200及び210の駆動を行い、同時にデータ通信の信号をアンテナを介して送受信する。
本実施形態ではこの構成において、コンピュータ用電子回路部1と無線IDタグモジュール部4及びアンテナコイル221の異なるアンテナパターン間に接地(グラウンド)パターン(エリア)300を設け、コンピュータ用電子回路部1のパターンとアンテナコイル221相互間を分離する。なお電源パターンでもよい。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明においては、データ記憶機能を有する無線IDタグモジュールを実装するプリント配線基板において、無線IDタグモジュールのアンテナパターン配線とそれ以外の機能回路部のパターン配線との間の電磁誘導を低減させるために、両パターン配線間に接地パターンまたは電源パターンを配置したので、プリント配線基板のレイアウト(設計)段階で無線IDタグ及びアンテナパターンと他の機能回路部のパターン間の電磁誘導による干渉を低減させる配線が可能となる。
請求項2記載の発明においては、複数の異なる無線周波数帯で機能する無線IDタグを搭載する目的でプリント配線基板を形成する場合、個々のアンテナパターン間に接地パターンあるいは電源パターンを形成し、分離することで電磁誘導による通信エラーの増大や通信距離が短くなるなどの影響を低減することが容易に可能となる。
請求項3記載の発明においては、複数の異なる無線周波数帯で機能する無線IDタグを共通のアンテナパターンで機能させる場合、そのアンテナパターンのループ内を接地パターンあるいは電源パターンで分離することにより、電磁誘導による通信エラーの増大や通信距離が短くなるなどの影響を低減することが容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るプリント配線基板の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るプリント配線基板の構成図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係るプリント配線基板の構成図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ用電子回路部
2 無線IDタグモジュール部
200 情報記憶部品
201 アンテナコイル
300 接地パターン

Claims (3)

  1. データ記憶機能を有する無線IDタグモジュールを実装するプリント配線基板において、無線IDタグモジュールのアンテナパターン配線とそれ以外の機能回路部のパターン配線との間の電磁誘導を低減させるために、両パターン配線間に接地パターンまたは電源パターンを配置したことを特徴とするプリント配線基板。
  2. 請求項1記載のプリント配線基板において、複数の異なる無線周波数帯の無線IDタグ及び該IDタグ個別のアンテナパターン配線を有し、アンテナパターン間も接地パターンまたは電源パターンで分離することを特徴とするプリント配線基板。
  3. 請求項1記載のプリント配線基板において、複数の異なる無線周波数帯の無線IDタグ及び該IDタグに共通のアンテナパターン配線を有し、アンテナパターン配線のループ内を接地パターンまたは電源パターンで分離することを特徴とするプリント配線基板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009043167A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Nippon Electronics Service Kk 複合rfidデータキャリア
JP2009088178A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Tsuchiya Co Ltd 非接触電力伝送用フィルム
US7694886B2 (en) 2005-08-01 2010-04-13 Ricoh Company, Ltd. RFID tag and manufacturing process thereof
JP2010123764A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Konica Minolta Business Technologies Inc 記憶回路及び記憶方法

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