JP2003124125A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2003124125A
JP2003124125A JP2001314856A JP2001314856A JP2003124125A JP 2003124125 A JP2003124125 A JP 2003124125A JP 2001314856 A JP2001314856 A JP 2001314856A JP 2001314856 A JP2001314856 A JP 2001314856A JP 2003124125 A JP2003124125 A JP 2003124125A
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cooling
passage
gas supply
supply passage
cleaning
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JP2001314856A
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Haruo Yoshioka
岡 治 男 吉
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Applied Materials Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CVD装置において、クリーニング処理により
パーティクルが発生するのを防止する。 【解決手段】チャンバ20に対して、プロセスガスを供
給するプロセスガス供給通路61と、クリーニングガス
を供給するクリーニングガス供給通路71と、シャワー
ヘッド30を冷却する冷却通路191を備えたCVD装
置において、クリーニング処理により高温に曝されるプ
ロセスガス供給通路61´を冷却する冷却手段として、
パージガス供給通路81´,61及び迂回冷却通路19
1を設けた。これにより、プロセスガス供給通路61´
内でのプロセスガスの反応が防止され、パーティクル等
の発生が防止される。これにより、生産性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCVD等に
より基板に成膜処理を施す半導体製造装置に関し、特
に、成膜処理の後にチャンバ内のクリーニング処理を施
す機能を備えた半導体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体製造装置、例えば、プラズ
マCVD等により基板(ウェーハ)に成膜処理を施す成
膜装置としては、図15に示すものが知られている。こ
の成膜装置は、真空のチャンバ1内に配置されたシャワ
ーヘッド2及びウェーハWを載せるサセプタ3、シャワ
ーヘッド2の上方に連結されてプロセスガスを供給する
通路4及びクリーニングガスを供給する通路5が形成さ
れたミキシングマニホールド6等を備え、又、ミキシン
グマニホールド6及びシャワーヘッド2には、シャワー
ヘッド2を冷却するための冷却液を供給する通路7が形
成されている。
【0003】そして、成膜処理の際には、ガスボンベ8
(TEOSのボンベ8a、Oのボンベ8b)から通路
4(TEOSの通路4a、Oの通路4b)を通してT
EOS及びOからなるプロセスガスをシャワーヘッド
2に供給し、高周波電源9及びマッチング回路10によ
りプラズマを発生させて、ウェーハW上にSiO膜を
形成する。また、タンク11内の冷却液(エチレングリ
コール溶液)をポンプ12により通路7内を循環させて
シャワーヘッド2を冷却する。
【0004】一方、クリーニング処理の際には、ガスボ
ンベ13からマイクロ波発生器(不図示)に接続された
マイクロ波アプリケータ14を介して例えばNFから
なるクリーニングガスをFラジカルに分解してミキシン
グマニホールド6に導き、マイクロクリーニング処理を
行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置においては、マイクロ波を用いてクリーニング
する際に、図16に示すように、NFガスによるFラ
ジカルが直接当たる部分、例えばミキシングマニホール
ド6内の通路5aが高温に曝されるため、この熱がプロ
セスガスの通路4に伝わり、残存するプロセスガス(T
EOS及びO)が反応してSiOのパーティクルP
を生じる。その結果、このパーティクルPが、次工程の
成膜処理の際にウェーハW上に落下して欠陥等を招くこ
とになり、生産性が低下する。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
成されたものであり、その目的とするところは、既存の
装置に対して、簡略な構造的変更あるいは処理工程の追
加等を施すだけで、クリーニング処理によるパーティク
ルP等の発生を防止して、生産性の向上を図れる半導体
製造装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体製造装置
は、基板に処理を施すチャンバと、チャンバ内にプロセ
スガスを供給するプロセスガス供給通路と、チャンバ内
にクリーニングガスを供給するクリーニングガス供給通
路とを備えた半導体製造装置であって、上記チャンバの
内部に位置するプロセスガス供給通路を冷却する冷却手
段を設けた、ことを特徴としている。この構成によれ
ば、クリーニングガス供給通路を通してクリーニングガ
スによるクリーニング処理が行なわれて、プロセスガス
供給通路が高温に曝されても即座に冷却手段により冷却
されるため、あるいは、プロセスガス供給通路が高温に
ならないように冷却手段により冷却されるため、プロセ
スガス供給通路内でのプロセスガスの反応が防止され、
パーティクル等の発生が防止される。これにより、生産
性が向上する。
【0008】上記構成において、冷却手段は、パージガ
スを供給するパージガス供給通路を含む、構成を採用で
きる。この構成によれば、パージガス供給通路を通して
供給されたパージガスが、プロセスガス供給通路を冷却
するため、パーティクルの発生が防止される。また、既
存の装置に対しては、パージガス供給通路を設けるとい
う簡単な追加工等を行なうだけで対処できる。
【0009】上記構成において、チャンバは、基板に対
向して配置されるシャワーヘッドと、プロセスガス供給
通路及びクリーニングガス供給通路が形成されてシャワ
ーヘッドにガスを導く通路形成部材とを有し、パージガ
ス供給通路は通路形成部材に形成されている、構成を採
用できる。この構成によれば、チャンバ内においては少
なくとも通路形成部材の変更だけで対処でき、低コスト
化が行なえる。
【0010】上記構成において、プロセスガス供給通路
はパージガス供給通路を兼ねる、構成を採用できる。こ
の構成によれば、プロセスガス供給通路を通して供給す
るガスを、プロセスガスから冷却用のパージガスに変更
するだけで、プロセスガス供給通路そのものを直接冷却
することができる。すなわち、冷却処理を行なう工程を
追加するだけで対処できるため、少なくともチャンバ内
の変更が不要、例えば通路形成部材等の変更が不要とな
り、構造が複雑になるのを防止し、コストを低減でき
る。
【0011】上記構成において、パージガス供給通路に
は、クリーニングガスによるクリーニング処理の後にパ
ージガスが供給される、構成を採用できる。この構成に
よれば、クリーニング処理の後に冷却を行なうため、冷
却処理がクリーニング処理そのものに影響を及ぼすこと
はない。したがって、例えば多量のパージガスを瞬時に
供給して、急速に冷却させることができる。
【0012】また、上記構成において、チャンバは、基
板に対向して配置されるシャワーヘッドと、プロセスガ
ス供給通路及びクリーニングガス供給通路が形成されて
シャワーヘッドにガスを導く通路形成部材とを有し、通
路形成部材には、シャワーヘッドを冷却するための冷却
媒体を供給する冷却通路が形成されており、冷却手段
は、冷却通路をプロセスガス供給通路の周りに迂回させ
た迂回冷却通路を含む、構成を採用できる。この構成に
よれば、シャワーヘッドを冷却する冷却通路の一部(迂
回冷却通路)を、プロセスガス供給通路の冷却に兼用す
るため、専用の冷却手段を設ける必要がなく、構造の簡
略化等が行なえる。
【0013】上記構成において、迂回冷却通路には、ク
リーニングガスによるクリーニング処理の際又は処理の
後に冷却媒体が供給される、構成を採用できる。この構
成によれば、クリーニング処理の際中にあるいは処理の
後に冷却処理を行なうことができるため、クリーニング
処理によるプロセスガス供給通路の周りの温度状況に応
じて、適宜冷却処理を行なうことで、パーティクルの発
生を効率良く防止することができる。
【0014】さらに、上記構成において、チャンバは、
基板に対向して配置されるシャワーヘッドと、プロセス
ガス供給通路及びクリーニングガス供給通路が形成され
てシャワーヘッドにガスを導く通路形成部材とを有し、
通路形成部材にはシャワーヘッドを冷却するための冷却
媒体を供給する冷却通路が形成されており、冷却手段
は、パージガスを供給するべく通路形成部材に形成され
たパージガス供給通路と、冷却通路をプロセスガス供給
通路の周りに迂回させた迂回冷却通路とを含む、構成を
採用できる。この構成によれば、冷却手段として、パー
ジガス供給通路による冷却処理と、シャワーヘッドを冷
却するための冷却通路(迂回冷却通路)による冷却処理
とを兼ね備えているため、プロセスガス供給通路の冷却
をより一層効率良く行なうことができ、パーティクルの
発生をより確実に防止することができる。
【0015】上記構成において、プロセスガス供給通路
はパージガス供給通路を兼ねる、構成を採用できる。こ
の構成によれば、冷却手段としてパージガス供給通路及
び迂回冷却通路を兼ね備えつつも、通路の兼用により装
置の簡略化を行なうことができる。
【0016】上記構成において、パージガス供給通路に
はクリーニングガスによるクリーニング処理の後にパー
ジガスが供給され、迂回冷却通路にはクリーニングガス
によるクリーニング処理の際又は処理の後に冷却媒体が
供給される、構成を採用できる。この構成によれば、パ
ージガス供給通路又は迂回冷却通路を用いてクリーニン
グ処理の際中又は処理の後に冷却処理を行なうことがで
きるため、クリーニング処理によるプロセスガス供給通
路の周りの温度状況に応じて、適宜冷却処理を行なうこ
とで、パーティクルの発生をより一層効率良く防止する
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しつつ説明する。図1及び図2は、
本発明に係る半導体製造装置の一実施形態を示す概略構
成図及び部分縦断面図である。この半導体製造装置は、
図1に示すように、プラズマCVDにより基板としての
ウェーハWに成膜処理を行なうためのチャンバ20、チ
ャンバ20内に配置されたシャワーヘッド30、シャワ
ーヘッド30と対向して配置されてウェーハWを保持す
るサセプタ40、ガスをシャワーヘッド30に導く通路
形成部材としてのミキシングマニホールド50、プロセ
スガス供給系60、クリーニングガス供給系70、冷却
手段としてのパージガス供給系80、シャワーヘッド2
0を冷却する冷却媒体を供給するシャワーヘッド冷却系
90、電圧印加手段としての高周波電源100及びマッ
チング回路101、排気系としてのターボ分子ポンプ1
02、バルブ103、ドライポンプ104等を備えてい
る。
【0018】プロセスガス供給系60は、図1に示すよ
うに、プロセスガス供給通路61、ガスボンベ62、流
量制御器63、バルブ64等により形成されている。
尚、ここでは、プロセスガスとしては、液体ソースであ
るTEOS(Si(OCHCH)と酸化剤であ
るOとを別々に供給してミキシングマニホールド50
にて混合させるため、TEOSを供給する第1供給系と
を供給する第2供給系とにそれぞれ対応させて、プ
ロセスガス供給通路61は第1供給通路61a及び第2
供給通路61bの2系統からなり、ガスボンベ62は第
1ボンベ62a及び第2ボンベ62b、バルブ64は第
1バルブ64a及び第2バルブ64b、によりそれぞれ
形成されている。
【0019】クリーニングガス供給系70は、図1に示
すように、クリーニングガス供給通路71、ガスボンベ
72、流量制御器73、マイクロ波エネルギをガスに付
与するマイクロ波アプリケータ74、バルブ75等によ
り形成されている。尚、マイクロ波アプリケータ74に
は、マイクロ波発生器(不図示)等が接続されている。
ここでは、クリーニングガスとしてはNFガス等が用
いられ、チャンバ20の外部において、ガスボンベ72
から供給されるNFガスには、マイクロ波アプリケー
タ74にてマイクロ波エネルギが付与されて、そのイオ
ン化が行なわれFラジカルが生成される。
【0020】冷却手段としてのパージガス供給系80
は、図1に示すように、パージガス供給通路81、ガス
ボンベ82、流量制御器83、バルブ84等により形成
されている。ここで、パージガスとしては、常温のH
ガス、Nガス等が採用される。すなわち、パージガス
供給通路81にパージガスを流すことにより、クリーニ
ング処理によって高温になるプロセスガス供給通路61
´を冷却するものである。
【0021】シャワーヘッド冷却系90は、図1に示す
ように、冷却媒体を供給する冷却通路91、タンク9
2、熱交換器93、ポンプ94等により形成されてい
る。また、図2に示すように、冷却通路91は、ミキシ
ングマニホールド50内を下方に向けて一直線状に伸長
し、シャワーヘッド30内において水平方向に配設され
ている。ここで、冷却媒体としては、温度が約65°C
程度のエチレングリコール溶液等が用いられ、主として
成膜処理の際に冷却通路91内を循環させて、シャワー
ヘッド30を冷却しつつ所望の温度(例えば、200°
C〜300°C程度)に維持する。
【0022】通路形成部材としてのミキシングマニホー
ルド50は、図1及び図2に示すように、アルミニウム
材等により略立方体形状に形成されており、その内部に
は、プロセスガス供給通路61、クリーニングガス供給
通路71、パージガス供給通路81、冷却通路91のそ
れぞれの一部が形成されている。
【0023】すなわち、図2及び図3に示すように、プ
ロセスガス供給通路61である第1供給通路61aと第
2供給通路61bとは、ミキシングマニホールド50内
の略中央部において下方に伸長する一つのプロセスガス
供給通路61´となり、シャワーヘッド30の上部通路
31に連通している。また、クリーニングガス供給通路
71は、図3に示すように、プロセスガス供給通路61
(第1供給通路61a及び第2供給通路61b),61
´を両側から挟むような略半月断面形状をなす通路71
´,71´´として、プロセスガス供給通路61,61
´に隣接して平行に形成され、シャワーヘッド30の上
部通路31に連通している。
【0024】さらに、パージガス供給通路81は、図2
及び図3に示すように、プロセスガス供給通路61´の
上端部に開口するように形成されている。すなわち、ミ
キシングマニホールド50内においては、パージガス供
給通路81を通して供給されたパージガスは、プロセス
ガス供給通路61´内を流れることで、直接的に冷却作
用を及ぼすことになる。また、パージガス供給通路81
が、プロセスガス供給通路61´の上端部に連通させら
れることにより、最も高温となる領域を効率良く冷却す
ることができ、その通路径等を適宜選定することによ
り、より効率の良い冷却作用を行なわせることができ
る。
【0025】次に、この装置における成膜処理、クリー
ニング処理、冷却処理の手順について説明する。先ず、
ターボ分子ポンプ102及びドライポンプ104により
チャンバ20内が所定の圧力に減圧されて排気されつ
つ、流量制御器63及びバルブ64が適宜調整されて、
ガスボンベ62に充填されたTEOS及びOのそれぞ
れのガスが、プロセスガス供給通路61を通して、ミキ
シングマニホールド50内のプロセスガス供給通路61
´に導かれ、その後、シャワーヘッド30に供給され
る。そして、シャワーヘッド30とサセプタ40との間
に印加された高周波電圧により、シャワーヘッド30か
ら噴出するガスがプラズマ化され、ウェーハW上にはプ
ラズマCVDによるSiO膜が形成される。その後、
プロセスガスの供給が止められ、処理されたウェーハW
がチャンバ20から取り出される。これにより、1回の
成膜処理が終了する。尚、この成膜処理に際しては、シ
ャワーヘッド冷却系90により、約65°C程度の冷却
媒体(エチレングリコール溶液)が循環されることで、
シャワーヘッド20の温度が約200°C〜300°C
に維持される。
【0026】続いて、ターボ分子ポンプ102及びドラ
イポンプ104によりチャンバ20内が所定の圧力に減
圧されて排気されつつ、流量制御器73及びバルブ74
が適宜調整されて、ガスボンベ72に充填されたNF
等のクリーニングガスが、マイクロ波アプリケータ74
によりマイクロ波エネルギを付与されてイオン化され、
Fラジカルが生成される。そして、このイオン化された
ガスは、クリーニングガス供給通路71を通して、ミキ
シングマニホールド50内の通路71´,71´´に導
かれ、その後、シャワーヘッド30に供給され、チャン
バ20内のマイクロクリーニング処理が行なわれる。そ
の後、クリーニングガスの供給が止められて、1回のク
リーニング処理が終了する。このクリーニング処理にお
いては、Fラジカルが直接当たる通路71´,71´´
等が高温に曝されることになり、その結果、プロセスガ
ス供給通路61´をも高温に曝すことになる。
【0027】続いて、ターボ分子ポンプ102及びドラ
イポンプ104によりチャンバ20内が所定の圧力に減
圧されて排気されつつ、流量制御器83及びバルブ84
が適宜調整されて、ガスボンベ82に充填されたN
の常温のパージガスが、パージガス供給通路81を通し
て、ミキシングマニホールド50内のプロセスガス供給
通路61´に直接導かれる。このとき、このパージガス
が、前のクリーニング処理において高温に熱せられたプ
ロセスガス供給通路61´を直接的に冷却する。
【0028】これにより、プロセスガス供給通路61´
内に残存していたTEOS及びOの反応が効率良く防
止され、パーティクルの発生が防止される。その後、所
定時間を経て、パージガスの供給が止められて、1回の
冷却処理が終了する。このように、成膜処理、クリーニ
ング処理、冷却処理が複数回に亘って繰り返し行なわれ
ることになるが、冷却処理を加えたことにより、パーテ
ィクルの発生が永続的に防止されるため、複数回に亘る
成膜処理を安定して行なうことができる。その結果、生
産性が向上する。また、チャンバ20内においては、パ
ージガス供給通路81は、ミキシングマニホールド50
に形成されているため、従来の装置本体においては、ミ
キシングマニホールド50に追加工を施すだけで対処で
きる。これにより、変更箇所をできるだけ少なくでき、
低コスト化、簡略化が行なえる。
【0029】図4は、本発明に係る半導体製造装置の他
の実施形態を示す概略構成図であり、パージガス供給通
路を別個に設けるのではなく、プロセスガス供給通路を
兼用したものである。したがって、前述の実施形態と同
一の構成については同一の符号を付してその説明を省略
すると共に、同一の作用及び処理手順についても説明を
省略する。この装置は、図4に示すように、プロセスガ
ス供給通路61のj点の位置(バルブ64より下流でミ
キシングマニホールド50よりも上流の位置)におい
て、パージガス供給系80のパージガス供給通路81´
が連結されている。
【0030】すなわち、パージガス供給通路は、パージ
ガス供給通路81´と、プロセスガスガス供給通路61
(第1供給通路61a及び第2供給通路61bのいずれ
か一方の通路)とにより形成されており、ガスボンベ8
2から供給されたNF等のパージガスは、パージガス
供給通路81´を通り、j点の位置からプロセスガス供
給通路61(第1供給通路61aか第2供給通路61b
の一方の通路)を通り、プロセスガス供給通路61´に
流れ込む。
【0031】この装置においては、ミキシングマニホー
ルド50に対して、専用のパージガス供給通路を設け
ず、プロセスガス供給通路61(第1供給通路61a又
は第2供給通路61b)を兼用するため、少なくとも既
存のミキシングマニホールド50、チャンバ20等の装
置本体をそのまま流用することができる。これにより、
冷却手段を設けるのに要するコストを低減することがで
きる。
【0032】次に、この装置における成膜処理、クリー
ニング処理、冷却処理の手順について説明する。前述同
様の成膜処理及びクリーニング処理が行なわれた後、タ
ーボ分子ポンプ102及びドライポンプ104によりチ
ャンバ20内が所定の圧力に減圧されて排気されつつ、
流量制御器83及びバルブ84が適宜調整されて、ガス
ボンベ82に充填されたN等の常温のパージガスが、
パージガス供給通路81´からプロセスガス供給通路6
1を通して、ミキシングマニホールド50内のプロセス
ガス供給通路61´に直接導かれる。そして、このパー
ジガスが、前のクリーニング処理において高温に熱せら
れたプロセスガス供給通路61´を直接的に冷却する。
その後、所定時間を経て、パージガスの供給が止められ
て、1回の冷却処理が終了する。
【0033】これにより、プロセスガス供給通路61´
内に残存していたTEOS及びOの反応が効率良く防
止され、パーティクルの発生が防止される。この場合も
前述同様に、冷却処理を加えたことで、パーティクルの
発生が永続的に防止されて、複数回に亘る成膜処理を安
定して行なうことができ、生産性が向上する。
【0034】図5ないし図7は、本発明に係る半導体製
造装置の他の実施形態を示す概略構成図、部分縦断面
図、部分横断面図であり、図4に示す実施形態のシャワ
ーヘッド冷却系90を一部変更したものである。したが
って、前述実施形態と同一の構成については同一の符号
を付してその説明を省略すると共に、同一の作用及び処
理手順についても説明を省略する。
【0035】この装置は、図5に示すように、冷却手段
として、シャワーヘッド冷却系190の冷却通路の一部
をプロセスガス供給通路61´の周りに迂回させて迂回
冷却通路191´を形成し、プロセスガス供給通路61
´の周りを冷却するようになっている。すなわち、シャ
ワーヘッド冷却系190は、図5に示すように、冷却媒
体を供給する冷却通路191及び迂回冷却通路191
´、タンク92、熱交換器93、ポンプ94等により形
成されている。
【0036】迂回冷却通路191´は、図6に示すよう
に、ミキシングマニホールド150において、プロセス
ガス供給通路61´及び通路71´´の周りを部分的に
取り囲むように形成されている。したがって、上流側の
冷却通路191を流れてきた冷却媒体(エチレングリコ
ール溶液)は、ミキシングマニホールド150内におい
て、一旦、通路71´´の周りを往復するように迂回し
て流れ、その後、シャワーヘッド20内に形成された下
流側の冷却通路191に流れ出る。
【0037】ところで、プロセスガス供給通路61´と
迂回冷却通路191´との間は、図7に示すように、通
路71´´の中空部を除いてアルミニウム材の実肉部と
なっているため、高温のプロセスガス供給通路61´か
ら低温の迂回冷却通路191´(冷却媒体)に向けて熱
伝導が効率良く生じ、プロセスガス供給通路61´が冷
却されることになる。
【0038】次に、この装置における成膜処理、クリー
ニング処理、冷却処理の手順について説明する。前述同
様の成膜処理及びクリーニング処理が行なわれた後、タ
ーボ分子ポンプ102及びドライポンプ104によりチ
ャンバ20内が所定の圧力に減圧されて排気されつつ、
流量制御器83及びバルブ84が適宜調整されて、ガス
ボンベ82に充填されたN等の常温のパージガスが、
パージガス供給通路81´からプロセスガス供給通路6
1を通して、ミキシングマニホールド150内のプロセ
スガス供給通路61´に直接導かれる。そして、このパ
ージガスが、前のクリーニング処理において高温に熱せ
られたプロセスガス供給通路61´を直接的に冷却す
る。
【0039】また、シャワーヘッド冷却系190におい
て、ポンプ94が駆動され、タンク92内の冷却媒体
(エチレングリコール溶液)が、冷却通路191及び迂
回冷却通路191´を通って循環される。これにより、
迂回冷却通路191´内を流れる冷却媒体が、前のクリ
ーニング処理において高温に熱せられたプロセスガス供
給通路61´を周りから冷却する。その後、所定時間を
経て、パージガスの供給及び冷却媒体の循環が止められ
て、1回の冷却処理が終了する。
【0040】このように、パージガス供給系80による
冷却作用及びシャワーヘッド冷却系190による冷却作
用が共に生じることにより、プロセスガス供給通路61
´内に残存していたTEOS及びOの反応がより効率
良く防止され、パーティクルの発生がより確実に防止さ
れる。この場合も前述同様に、冷却処理を加えたことに
より、パーティクルの発生が永続的に防止されるため、
複数回に亘る成膜処理を安定して行なうことができ、生
産性が向上する。
【0041】ここでは、成膜処理の場合と同様に、クリ
ーニング処理の際中においても冷却媒体を循環させて冷
却を行なうことができるため、プロセスガス供給通路6
1´が高温に熱せられるのを事前に抑制することがで
き、パーティクルの発生をより確実に防止することがで
きる。尚、クリーニング処理の状況如何によっては、ク
リーニング処理の後において、シャワーヘッド冷却系1
90内の冷却媒体を循環させて冷却を行なうようにして
もよい。また、シャワーヘッド冷却系190により循環
される冷却媒体の温度は、シャワーヘッド20を冷却す
る場合に設定される温度(約65°C)に固定されず、
熱交換器93を適宜調整して、冷却効率を考慮した所望
の温度に設定されてもよい。
【0042】この装置においては、ミキシングマニホー
ルド150に迂回冷却通路191´を形成するにあた
り、冷却効率の良い形状が望まれるが、その他の形状と
しては、図8に示すように1面に迂回冷却通路191´
を配設しその一部を一体的なチャンバに形成したもの、
図9に示すように2面に亘るように迂回冷却通路191
´を配設しその一部を一体的なチャンバに形成したも
の、図10に示すように3面に亘るように迂回冷却通路
191´を形成したもの、図11に示すように3面に亘
るように迂回冷却通路191´を配設しその一部を一体
的なチャンバに形成したもの、等種々の形状を採用する
ことができる。
【0043】図12及び図13は、本発明に係る半導体
製造装置の他の実施形態を示す概略構成図及び部分縦断
面図であり、図1に示す実施形態において、そのシャワ
ーヘッド冷却系90を図5に示す実施形態のシャワーヘ
ッド冷却系190に変更したものである。したがって、
前述図1及び図5に示す実施形態と同一の構成について
は同一の符号を付してその説明を省略すると共に、同一
の作用及び処理手順についても説明を省略する。
【0044】この装置は、図12に示すように、冷却手
段として別個に独立して形成されたパージガス供給系8
0と、迂回冷却通路191´をもつシャワーヘッド冷却
系190と、を備えている。この装置のミキシングマニ
ホールド250には、図13に示すように、パージガス
供給通路81がプロセスガス供給通路61´の上端部に
開口するように形成され、又、冷却通路191が通路7
1´´及びプロセスガス供給通路61´の周りを部分的
に取り囲むように迂回した迂回冷却通路191´として
形成されている。
【0045】次に、この装置における成膜処理、クリー
ニング処理、冷却処理の手順について説明する。前述同
様の成膜処理及びクリーニング処理が行なわれた後、タ
ーボ分子ポンプ102及びドライポンプ104によりチ
ャンバ20内が所定の圧力に減圧されて排気されつつ、
流量制御器83及びバルブ84が適宜調整されて、ガス
ボンベ82に充填されたN等の常温のパージガスが、
パージガス供給通路81を通して、ミキシングマニホー
ルド250内のプロセスガス供給通路61´に直接導か
れる。そして、このパージガスが、前のクリーニング処
理において高温に熱せられたプロセスガス供給通路61
´を直接的に冷却する。
【0046】また、シャワーヘッド冷却系190におい
て、ポンプ94が駆動され、タンク92内の冷却媒体
(エチレングリコール溶液)が、冷却通路191及び迂
回冷却通路191´を通って循環される。これにより、
迂回冷却通路191´内を流れる冷却媒体が、前のクリ
ーニング処理において高温に熱せられたプロセスガス供
給通路61´を周りから冷却する。その後、所定時間を
経て、パージガスの供給及び冷却媒体の循環が止められ
て、1回の冷却処理が終了する。
【0047】このように、パージガス供給系80による
冷却作用及びシャワーヘッド冷却系190による冷却作
用が共に生じることにより、プロセスガス供給通路61
´内に残存していたTEOS及びOの反応がより効率
良く防止され、パーティクルの発生がより確実に防止さ
れる。この場合も前述同様に、冷却処理を加えたことに
より、パーティクルの発生が永続的に防止されるため、
複数回に亘る成膜処理を安定して行なうことができ、生
産性が向上する。
【0048】また、前述同様に、クリーニング処理の際
中においても冷却媒体を循環させて冷却を行なうことが
できるため、プロセスガス供給通路61´が高温に熱せ
られるのを事前に抑制することができ、パーティクルの
発生をより確実に防止することができる。
【0049】図14は、本発明に係る半導体製造装置の
他の実施形態を示す概略構成図であり、図5に示す実施
形態においてパージガス供給系80を廃止したものであ
る。したがって、図5に示す実施形態と同一の構成につ
いては同一の符号を付してその説明を省略すると共に、
同一の作用及び処理手順についても説明を省略する。こ
の装置は、図14及び図6に示すように、冷却手段とし
てシャワーヘッド冷却系190を兼用するのみであり、
ミキシングマニホールド150には、図6に示すよう
に、迂回冷却通路191´が追加されただけである。
【0050】次に、この装置における成膜処理、クリー
ニング処理、冷却処理の手順について説明する。前述同
様の成膜処理及びクリーニング処理が行なわれた後、冷
却処理を行なうにあたり、シャワーヘッド冷却系190
において、ポンプ94が駆動され、タンク92内の冷却
媒体(エチレングリコール溶液)が、冷却通路191及
び迂回冷却通路191´を通って循環される。
【0051】これにより、迂回冷却通路191´内を流
れる冷却媒体が、前のクリーニング処理において高温に
熱せられたプロセスガス供給通路61´を周りから冷却
する。その後、所定時間を経て、冷却媒体の循環が止め
られて、1回の冷却処理が終了する。尚、冷却媒体の循
環を止めず、所定の時間をもって冷却処理を終了させ、
次の成膜処理に移行してもよい。
【0052】このように、シャワーヘッド冷却系190
による冷却作用により、プロセスガス供給通路61´内
に残存していたTEOS及びOの反応がより効率良く
防止され、パーティクルの発生がより確実に防止され
る。この場合も前述同様に、冷却処理を加えたことによ
り、パーティクルの発生が永続的に防止されるため、複
数回に亘る成膜処理を安定して行なうことができ、生産
性が向上する。
【0053】また、前述同様に、クリーニング処理の際
中においても冷却媒体を循環させて冷却を行なうことが
できるため、プロセスガス供給通路61´が高温に熱せ
られるのを事前に抑制することができ、パーティクルの
発生をより確実に防止することができる。さらに、この
装置では、ミキシングマニホールド150のみを変更あ
るいは追加工するだけで、既存の装置に冷却手段を設け
ることができるため、コストの低減及び構造の簡略化を
行ないつつパーティクルの発生を防止できる。
【0054】上記種々の実施形態においては、プロセス
ガスとしてTEOS及びO、クリーニングガスとして
NFを用いる場合を示したが、これに限定されるもの
ではなく、その他のプロセスガス及びクリーニングガス
を用いる場合においても、本発明に係る冷却手段を採用
できる。また、プロセスガス供給系60、クリーニング
ガス供給系70、パージガス供給系80、及びシャワー
ヘッド冷却系90,190を構成する要素としては、こ
こに示したもの限るものではなく、その他の構成からな
る系を採用してもよい。
【0055】また、通路形成部材であるミキシングマニ
ホールド50,50´,150,250に形成されたプ
ロセスガス供給通路61,61´、クリーニングガスの
通路71´,71´´、迂回冷却通路191´は、ここ
で示した形態に限るものではなく、所望の機能が得られ
る限りその他の形態を採用してもよい。さらに、シャワ
ーヘッド冷却系190の冷却通路191は、リターン側
がシャワーヘッド30からチャンバ20の外部に直接引
き出されているが、リターン側も再びミキシングマニホ
ールドを通すように形成してもよい。この場合、プロセ
スガス供給通路61´の周りにおいて冷却通路の本数が
増えるため、冷却効率が高まる。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の半導体製造
装置によれば、プロセスガス供給通路を冷却するための
冷却手段を設けたことにより、クリーニング処理により
プロセスガス供給通路が高温に曝されても即座に冷却さ
れるため、あるいは、プロセスガス供給通路が高温にな
らないように冷却されるため、プロセスガス供給通路内
でのプロセスガスの反応が防止され、パーティクル等の
発生が防止される。これにより、生産性が向上する。特
に、冷却手段として、パージガスを供給するパージガス
供給通路を設け、あるいは、シャワーヘッドを冷却する
冷却通路の一部を迂回冷却通路としてプロセスガス供給
通路の周り設けることにより、既存の装置に対しては、
簡単な追加工等を行なうだけで対処でき、構造の簡略
化、低コスト化等を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体製造装置の一実施形態を示
す概略構成図である。
【図2】図1に示す装置のミキシングマニホールドを拡
大した縦断面図である。
【図3】図2に示すミキシングマニホールドの横断面図
である。
【図4】本発明に係る半導体製造装置の他の実施形態を
示す概略構成図である。
【図5】本発明に係る半導体製造装置の他の実施形態を
示す概略構成図である。
【図6】図5に示す装置のミキシングマニホールドを拡
大した縦断面図である。
【図7】図5に示すミキシングマニホールドの横断面図
である。
【図8】ミキシングマニホールドに形成する迂回冷却通
路の他の実施形態を示した斜視図である。
【図9】ミキシングマニホールドに形成する迂回冷却通
路の他の実施形態を示した斜視図である。
【図10】ミキシングマニホールドに形成する迂回冷却
通路の他の実施形態を示した斜視図である。
【図11】ミキシングマニホールドに形成する迂回冷却
通路の他の実施形態を示した斜視図である。
【図12】本発明に係る半導体製造装置の他の実施形態
を示す概略構成図である。
【図13】図12に示す装置のミキシングマニホールド
を拡大した縦断面図である。
【図14】本発明に係る半導体製造装置の他の実施形態
を示す概略構成図である。
【図15】従来の半導体製造装置を示す概略構成図であ
る。
【図16】従来の装置におけるミキシングマニホールド
を拡大した縦断面図である。
【符号の説明】
20 チャンバ 30 シャワーヘッド 40 サセプタ 50,50´,150,250 ミキシングマニホール
ド(通路形成部材) 60 プロセスガス供給系 61,61´ プロセスガス供給通路 61a 第1供給通路 61b 第2供給通路 70 クリーニングガス供給系 71 クリーニングガス供給通路 74 マイクロ波アプリケータ 80 パージガス供給系 81,81´ パージガス供給通路(冷却手段) 82 ガスボンベ 83 流量制御器 84 バルブ 90,190 シャワーヘッド冷却系 91,191 冷却通路 191´ 迂回冷却通路(冷却手段) 92 タンク 93 熱交換器 94 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉 岡 治 男 千葉県成田市新泉14−3 野毛平工業団地 内 アプライドマテリアルズジャパン株式 会社内 Fターム(参考) 4K030 AA06 AA14 BA44 CA04 DA06 FA01 KA26 LA15 5F045 AA08 AB32 AC02 AC07 BB15 EB05 EB06 EC07 EE05 EE14 EF05 EH18 EJ01 EJ09 EJ10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に処理を施すチャンバと、前記チャ
    ンバ内にプロセスガスを供給するプロセスガス供給通路
    と、前記チャンバ内にクリーニングガスを供給するクリ
    ーニングガス供給通路と、を備えた半導体製造装置であ
    って、 前記チャンバの内部に位置する前記プロセスガス供給通
    路を冷却する冷却手段を設けた、ことを特徴とする半導
    体製造装置。
  2. 【請求項2】 前記冷却手段は、パージガスを供給する
    パージガス供給通路を含む、ことを特徴とする請求項1
    記載の半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 前記チャンバは、基板に対向して配置さ
    れるシャワーヘッドと、前記プロセスガス供給通路及び
    前記クリーニングガス供給通路が形成されて前記シャワ
    ーヘッドにガスを導く通路形成部材と、を有し、 前記パージガス供給通路は、前記通路形成部材に形成さ
    れている、ことを特徴とする請求項2記載の半導体製造
    装置。
  4. 【請求項4】 前記プロセスガス供給通路は、前記パー
    ジガス供給通路を兼ねる、ことを特徴とする請求項2又
    は3に記載の半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 前記パージガス供給通路には、前記クリ
    ーニングガスによるクリーニング処理の後にパージガス
    が供給される、ことを特徴とする請求項2ないし4いず
    れかに記載の半導体製造装置。
  6. 【請求項6】 前記チャンバは、基板に対向して配置さ
    れるシャワーヘッドと、前記プロセスガス供給通路及び
    前記クリーニングガス供給通路が形成されて前記シャワ
    ーヘッドにガスを導く通路形成部材と、を有し、 前記通路形成部材には、前記シャワーヘッドを冷却する
    ための冷却媒体を供給する冷却通路が形成されており、 前記冷却手段は、前記冷却通路を前記プロセスガス供給
    通路の周りに迂回させた迂回冷却通路を含む、ことを特
    徴とする請求項1記載の半導体製造装置。
  7. 【請求項7】 前記迂回冷却通路には、前記クリーニン
    グガスによるクリーニング処理の際又は処理の後に冷却
    媒体が供給される、ことを特徴とする請求項6記載の半
    導体製造装置。
  8. 【請求項8】 前記チャンバは、基板に対向して配置さ
    れるシャワーヘッドと、前記プロセスガス供給通路及び
    前記クリーニングガス供給通路が形成されて前記シャワ
    ーヘッドにガスを導く通路形成部材と、を有し、 前記通路形成部材には、前記シャワーヘッドを冷却する
    ための冷却媒体を供給する冷却通路が形成されており、 前記冷却手段は、パージガスを供給するべく前記通路形
    成部材に形成されたパージガス供給通路と、前記冷却通
    路を前記プロセスガス供給通路の周りに迂回させた迂回
    冷却通路と、を含む、ことを特徴とする請求項1記載の
    半導体製造装置。
  9. 【請求項9】 前記プロセスガス供給通路は、前記パー
    ジガス供給通路を兼ねる、ことを特徴とする請求項8記
    載の半導体製造装置。
  10. 【請求項10】 前記パージガス供給通路には、前記ク
    リーニングガスによるクリーニング処理の後にパージガ
    スが供給され、 前記迂回冷却通路には、前記クリーニングガスによるク
    リーニング処理の際又は処理の後に冷却媒体が供給され
    る、ことを特徴とする請求項8又は9に記載の半導体製
    造装置。
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