JP2003123604A - サーマルプロテクタ - Google Patents

サーマルプロテクタ

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JP2003123604A
JP2003123604A JP2001319668A JP2001319668A JP2003123604A JP 2003123604 A JP2003123604 A JP 2003123604A JP 2001319668 A JP2001319668 A JP 2001319668A JP 2001319668 A JP2001319668 A JP 2001319668A JP 2003123604 A JP2003123604 A JP 2003123604A
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JP2001319668A
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Kiyoshi Yamamoto
潔 山本
Takeshi Nagai
健史 永井
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Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Precision Engineering Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Precision Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器類の取付ベースやハウジングへインサー
トモールドにより一体的に組み込む際に、潰れを防止で
きるサーマルプロテクタを提供すること。 【解決手段】 必要な部品類を封入した偏平なケース1
内のほぼ中央部又は中央部の近傍に、前記ケース1に垂
直方向の圧力が作用したときに当該ケースの底面壁と天
面壁とを突っ張る状態に支柱片14を設けたことを特徴
とする。支柱片14は、ケース1の内底壁へ一体に形成
してその先端部を天面壁と接触又は近接させるか、ある
いは、ケースの天面壁へ一体に形成してその先端部を底
面壁へ接触又は近接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイメタルの反転
作用により可動接点を固定接点から離反させる構造のサ
ーマルプロテクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のサーマルプロテクタは、一般に
各種モータ、機器類に用いられている二次電池などの過
電流や過熱に対して、回路を遮断する保護部品として使
用される。例えば携帯電話機やノート型パソコン等の二
次電池用のサーマルプロテクタ、小型モータ用のサーマ
ルプロテクタ、自動車用モータ,充電器保護の直流回路
用のサーマルプロテクタ、あるいは、エアコンのファ
ン,電気洗濯機その他に用いられている汎用モータ保護
の交流回路用のサーマルプロテクタなどの用途である。
本発明に係るサーマルプロテクタもこれらの用途に適す
るものである。
【0003】近年の電気機器類の小型,高性能化に伴
い、これらに使用されるサーマルプロテクタについても
小型化が要請されている。このような要請に応えるもの
として、例えば図16〜図18で示すようなサーマルプ
ロテクタが提案されている。
【0004】図16は、特開2001−118479号
で開示されているサーマルプロテクタの断面図である。
同図において、1aは本体10を蓋11で密閉した偏平
なケースであり、本体10の内底面の両端部にはそれぞ
れ固定接点2a,2aが設置されており、こらの固定接
点2a,2aは、それぞれケース1aの外部に延び出し
た端子(固定片)20a,20aと接続している。ケー
ス1a内には、両端部が前記各固定接点2a,2aと対
応する状態に導電性を有するバイメタル4aが収容され
ている。バイメタル4aは蓋11側へ向かってほぼ山形
状に形成されていて、この山形の頂部が蓋11の内面に
形成された凸状座部11aへ接触している。バイメタル
4aの両端部には、それぞれ対応する固定接点2a,2
aへ接触する可動接点3a,3aが取り付けられてい
る。図16のサーマルプロテクタは、端子20a,20
aを例えば図示されていない電池や電子基板等における
他の端子と接続した状態で所要箇所に設置される。設置
状態において、過電流や過熱により設置部位の温度が上
昇し、当該温度がバイメタル4aの作動温度以上に達す
ると、当該バイメタル4aが、そのスナップ作用により
各可動接点3a,3aを対応する固定接点2a,2aか
ら離反させる状態に反転し、当該部分で電流を遮断する
ように作動する。
【0005】図17は従来のサーマルプロテクタの他の
例を示す断面図、図18は図17のサーマルプロテクタ
の部分分解斜視図である。本体10を蓋11で密閉した
ケース1aの内底面の一端部には、ケース1aの外部に
延び出した端子20aと接続する固定接点2aが設置さ
れている。本体10の内底部の中央よりやや他端部寄り
位置には、突起10aが形成され、突起10aよりもさ
らに他端部寄り位置には対のガイドピン10b,10b
が形成されている。30aは帯状の弾性を有する導電性
の可動片であり、この可動片30aは、ケース1aの他
端側から突入するように設けられており、先端部にはそ
の弾力により前記固定接点2aへ接触する可動接点3a
が取り付けられている。可動片30aの所要部分には、
両側に平面視U字状の切欠部30c,30cが形成され
ており、各切欠部30c,30cにはそれぞれ前記ガイ
ドピン10b,10bが案内されている。可動片30a
のケース1aから延び出した端部は端子30bを構成し
ている。ケース1aの内底面と前記可動片30aの間に
は、それぞれほぼ山形状に形成されていて、それぞれ作
動温度の異なる主バイメタル4bと補助バイメタル4c
とが上下に重ねられたバイメタル4aが収容されてい
る。主バイメタル4bと補助バイメタル4cの基端側両
側部には,平面視U字状の切欠部4d,4d及び4e,
4eがそれぞれ形成されており、これらの各切欠部4
d,4eには前記ガイドピン10b,10bがそれぞれ
案内されている。補助バイメタル4cのほぼ中央部には
孔4fが形成され、この孔4fにはケース1aの内底面
に形成されている前記突起10aが案内されている。3
0cは、バイメタル4aの両端部分と対応するように可
動片30aに形成された下向きの凸部である。図15及
び図16のサーマルプロテクタは、図14のサーマルプ
ロテクタと同様に設置して使用される。設置状態におい
て、過電流や過熱により設置部位の温度が上昇し、当該
温度がバイメタル4aの作動温度以上に達すると、当該
バイメタル4aが、そのスナップ作用により各可動接点
3aを対応する固定接点2aから離反させる状態に反転
し、当該部分で電流を遮断するように作動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サーマルプ
ロテクタを併用する機器類の小型化ないし一体化のた
め、サーマルプロテクタを機器類のプラスチック製の取
付ベースやハウジングを成形するときに、インサートモ
ールドによりサーマルプロテクタを取付ベースやハウジ
ングへ一体的に組み込むことが試みられている。他方、
図16〜図18によって明らかなように、サーマルプロ
テクタのケース1a内には、各部品を設置しかつ可動接
点3aが固定接点2aに対して接触離反する作動ストロ
ークを確保するため、一定の空間を設ける必要がある。
図16〜図18のような従来のサーマルプロテクタを、
インサートモールドにより機器類の取付ベースやハウジ
ングへ一体的に組み込むと、モールド圧力によりケース
1aがつぶれ、破損又は作動特性の低下をまねくことが
あった。
【0007】本発明の目的は、機器類の取付ベースやハ
ウジングへインサートモールドにより一体的に組み込む
際に、つぶれを防止することができるサーマルプロテク
タを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るサーマルプ
ロテクタは、前述の課題を解決するため以下のように構
成したものである。すなわち、請求項1に記載のサーマ
ルプロテクタは、密閉された偏平なケースと、前記ケー
スの内底部の一端部に設置され、ケースの外部に延び出
した端子と接続された固定接点と、片端部に前記固定接
点と接触する可動接点を有し、他端部がケースの外部に
延び出した端子と接続され、所定の作動温度で前記可動
接点を固定接点から離反させるべく反転作動する状態に
前記ケース内に収容されている導電性のバイメタルと、
前記バイメタルに形成された孔に案内され、前記ケース
に垂直方向の圧力が作用したときに当該ケースの底面壁
と天面壁とを突っ張る状態に当該ケース内のほぼ中央部
又は中央部近傍に設けられた支柱片とを備えたことを特
徴としている。
【0009】請求項2に記載のサーマルプロテクタは、
密閉された偏平なケースと、前記ケースの内底部の一端
部に設置され、ケースの外部に延び出した端子と接続さ
れた固定接点と、片端部に可動接点を有し、他端部がケ
ースの外部に延び出した端子と接続され、前記固定接点
へ可動接点を所定の弾力で接触させる状態で前記ケース
内に収容されている弾性を有する導電性の可動片と、所
定の作動温度で反転するときに、前記各可動接点を固定
接点から離反させるべく前記可動片を変形させ得る状態
に前記ケースの内底面と前記可動片との間へ収容されて
いるバイメタルと、前記可動片とバイメタルとに形成さ
れた孔に案内され、前記ケースに垂直方向の圧力が作用
したときに当該ケースの底面壁と天面壁とを突っ張る状
態に当該ケース内のほぼ中央部又は中央部近傍に設けら
れた支柱片とを備えたことを特徴としている。
【0010】請求項3に記載のサーマルプロテクタは、
密閉された偏平なケースと、前記ケースの内底部の両端
部に位置し、ケースの外部に延び出した各端子と接続さ
れた二つの固定接点と、両端部に前記固定接点と接触す
る可動接点を有し、所定の作動温度で前記各可動接点を
対応する固定接点から離反させるべく反転作動する状態
に前記ケース内に収容されている導電性のバイメタル
と、前記バイメタルに形成された孔に案内され、前記ケ
ースに垂直方向の圧力が作用したときに当該ケースの底
面壁と天面壁とを突っ張る状態に当該ケース内のほぼ中
央部又は中央部近傍に設けられた支柱片とを備えたこと
を特徴としている。
【0011】請求項4に記載のサーマルプロテクタは、
密閉された偏平なケースと、前記ケースの内底部の両端
部に位置し、ケースの外部に延び出した各端子と接続さ
れた二つの固定接点と、両端部に前記固定接点と対応す
る可動接点を有し、各固定接点へ対応する可動接点を所
定の弾力で接触させる状態で前記ケース内に収容されて
いる弾性を有する導電性の可動片と、所定の作動温度で
反転作動するときに、前記各可動接点を対応する固定接
点から離反させるべく前記可動片を変形させ得る状態に
前記ケースの内底面と前記可動片との間へ収容されてい
るバイメタルと、前記可動片とバイメタルとに形成され
た孔に案内され、前記ケースに垂直方向の圧力が作用し
たときに当該ケースの底面壁と天面壁とを突っ張る状態
に当該ケース内のほぼ中央部又は中央部近傍に設けられ
た支柱片とを備えたことを特徴としている。
【0012】請求項5に記載のサーマルプロテクタは、
請求項1〜4のいずれかに記載のサーマルプロテクタに
おいて、前記ケースは、平面視において方形で一端部が
開口した本体と、底面が前記本体の内底面へ密接する状
態で当該本体へ密に挿入された取付ベースとを備え、前
記支柱片は前記取付ベースと一体に形成され、当該支柱
片の先端部は前記本体の天面壁と接触し又は近接してい
ることを特徴としている。
【0013】請求項6に記載のサーマルプロテクタは、
請求項1〜4のいずれかに記載のサーマルプロテクタに
おいて、前記ケースは、上方に開放された本体と当該本
体を密閉する蓋体とを備え、前記支柱片は前記本体と一
体に形成され、当該支柱片の先端部は前蓋体へ接触し又
は近接していることを特徴としている。
【0014】請求項7に記載のサーマルプロテクタは、
前記ケースは、上方に開放された本体と当該本体を密閉
する蓋体とを備え、前記支柱片は前記蓋体と一体に形成
され、当該支柱片の先端部は前本体へ接触し又は近接し
ていることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図13を参照しながら、本
発明に係るサーマルプロテクタの好ましい実施形態を説
明する。 第1実施形態 図1は第1実施形態によるサーマルプロテクタの可動接
点が固定接点と接触している状態の断面図、図2は可動
接点が固定接点から離反している状態の断面図である。
図3は図1のサーマルプロテクタの分解図であって、
(a)図はケース本体の平面図、(b)図は押さえ板の
平面図、(c)図はバイメタルの平面図、(d)図は固
定接点とその端子及び可動片側の端子を設置した取付ベ
ースの平面図である。図4は図3(d)図の矢印A−A
に沿う拡大断面図である。
【0016】第1実施形態のサーマルプロテクタは、請
求項1及び5と対応している。平面視にいて横長方形で
偏平なケース1は、図の右端側が開口した袋状の本体1
0と、底面が本体10の内底面へ密接する状態で当該本
体10へ密に挿入された取付ベース12とから構成さ
れ、製品の状態では密閉状になっている。取付ベース1
2は、図の右端部に本体10の開口を塞ぐ蓋状側壁15
を有するとともに、蓋状側壁15以外の周縁の一部には
本体10の内高と対応する高さの周壁16が一体に形成
されている。図3で示すように、蓋状側壁15の両側部
には浅い結合用の溝150が形成されており、この溝1
50には本体10の開口の近傍両側に形成された凸条1
00が嵌まり込んだ状態になっている。
【0017】取付ベース12の内底部の一端部には固定
接点2が埋め込み状に設けられ、この固定接点2は、取
付ベース12の底部へインサートされた状態に取り付け
られていてケース1の外部に延び出した端子20が接続
されている。取付ベース12の内底部の他端部には、他
の端子31の一端部が埋め込み状に設けられ、当該端子
31の一端部には所定の作動温度で反転する導電性のバ
イメタル4の基端部が接続されている。バイメタル4の
先端部には可動接点3が取り付けられており、この可動
接点3は正常な状態においては前記固定接点2と接触し
ている。
【0018】取付ベース12の内底部の浅い円形の凹部
130のほぼ中央には、円形の凸状座部13が形成され
ており、この凸状座部13の中央部には、上方へ垂直に
突出しかつ先端部がケース1の天面壁へ僅かな隙間を介
して近接するように支柱片14が一体に形成されてい
る。この支柱片14は、バイメタル4のほぼ中央部に形
成された円形の孔40から上方に突出している。前記支
柱片14は、その上端部がケース1の天面壁へ近接して
いるので、ケース1に対して所定値以上の上下方向の圧
力が作用し、当該ケース1が前記圧力により潰れ方向に
僅かに圧縮されると、当該ケース1の底面壁と天面壁と
を突っ張る状態になる。
【0019】図3(d)図のように、固定接点2と接続
する端子20と可動接点3と接続する端子31は、共に
ケース1の本体1の開口側から平行して外部に延びだし
ている。この実施形態では、端子31の一端部の上面に
形成された僅かな凸部310を、バイメタル4の基端部
側に形成された取付孔41へ密に嵌め込んだ状態で両者
を接合しており、この両者の接合部の上に固定された押
さえ板6により当該接合部を強固に固定している。図3
(c)図のように、バイメタル4にはほぼ中央部に両側
へ円弧状に張り出した円形状部43が形成されており、
この円形状部43はほぼ凸球面状を呈しており、バイメ
タル4全体がほぼ山形状に形成されていて、所定の作動
温度に達すると素早く反転するようになっている。
【0020】図3(d)図及び図4で示すように、取付
ベース12の内底部の蓋状側壁15側の端部には、両側
に各端子31,20を貫通するように位置決めピン1
7,17が形成されている。バイメタル4及び押さえ板
6は、それらに形成された各ガイド孔42,42,6
0,60((c)図、(b)図)を通じて、それらの取
付け時に前記ガイドピン17,17によりガイドされる
ようになっている。
【0021】ケース1は、例えばポリフェニレンサルフ
ァイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリブチ
レンテレフタレート(PBT)その他の耐熱性に優れた
樹脂を材質として成形される。取付ベース12は、固定
接点2,各端子20,31等が埋め込み状になるように
これらの部品とともに、例えばインサート成形される。
このように形成された取付ベース12は、可動接点3及
びバイメタル4を図1で示す状態に収容した後、本体1
0内へ密に挿入(圧入)される。挿入後には、エポキシ
樹脂などにより相互をさらに固定し密閉してもよい。
【0022】各端子20,31の材質は、リン青銅であ
るのが好ましく、例えば8%(mass%、以下同じ)のリ
ンを含むリン青銅であるのが特に好ましい。しかし、こ
れらの部品の材質は、銅、Cu−Ti合金、Cu−Be
合金、洋白、黄銅、Cu−Ni−Si合金等の導電性材
料でもよい。固定接点2及び可動接点30の材質は、ニ
ッケル−銀合金であるのが好ましく、例えばニッケル1
0%を含む銀合金であるのが特に好ましい。しかし、こ
れらの部品の材質は、銅−銀合金、金−銀合金、炭素−
銀合金、タングステン−銀合金等の接点材料でもよい。
バイメタル4には、例えばCu−Ni−Mn合金による
高熱膨張側の材料と、Ni−Fe合金による低熱膨張側
の材料とを積層させたものが使用される。押さえ板6の
材質は、例えば35%亜鉛を含む黄銅等であるのが好ま
しいが、その他の銅系材料を使用することもできる。
【0023】以下、第1実施形態のサーマルプロテクタ
の作用を説明する。図1ではバイメタル4の弾性により
可動接点3が固定接点2へ押し付け状態に接触してい
て、接点間に正常に電流が流れている状態が示されてい
る。各接点間に異常な電流が流れるかあるいは他の原因
によりケース1内の温度が上昇し、ケース1内の温度が
バイメタル4の作動温度以上に達すると、バイメタル4
がスナップ作用により上方へ反るように反転する。バイ
メタル4がこのように反転作動することにより、図2で
示されているように、可動接点3を固定接点2から離反
させ、接点間の電流を遮断する。
【0024】第1実施形態のサーマルプロテクタによれ
ば、ケース1の内底部(取付ベース12の内底部に先端
部が当該ケース1の天面壁へ近接する支柱片14が形成
され、ケース1に対して所定値以上の上下方向の圧力が
作用し、当該ケース1が前記圧力により潰れ方向に僅か
に圧縮されると、当該ケース1の底面壁と天面壁とを前
記支柱片14が突っ張る状態になる。したがって、ケー
ス1を含む全体を小型化した場合でも、インサートモー
ルドにより機器の取付ベースやハウジング等の成形時に
インサート成形するとき、モールド圧力によって潰れる
ことがなく、その破損や作動特性の低下を防止すること
ができる。また、取付ベース12には、蓋状側壁15以
外の部分に各周壁16が形成されているので、これらの
周壁の突っ張り作用により、前述のようなインサート成
形時のつぶれを一層よく防止する。
【0025】第2実施形態 図5は第2実施形態によるサーマルプロテクタの可動接
点が固定接点と接触している状態の断面図、図6は可動
接点が固定接点から離反している状態の断面図、図7は
図5のサーマルプロテクタにおける可動片の平面図、図
8は図5のサーマルプロテクタにおけるバイメタルの平
面図である。
【0026】第2実施形態のサーマルプロテクタは、請
求項2及び5と対応しており、バイメタルと可動片とを
独立に設けてバイメタルに通電されない形態である点を
除けば、第1実施形態のものと同じ構成であるので、同
じ構成部分については同様な符号を付して第1実施形態
とは異なる構成部分についてのみ説明する。30はケー
ス1内に収容された弾性を有する導電性の可動片であ
り、この可動片30の基端部分は、第1実施形態のサー
マルプロテクタにおけるバイメタル4とほぼ同様な形態
で端子31と接続している。すなわち、可動片30の基
端部側に形成された取付孔34へ端子31側の凸部31
0を嵌め込んだ状態に構成してあり、図7で示すよう
に、可動片30の基端部両側部には、取付ベース12の
内底部に形成された各ガイドピン17と対応するように
ガイド孔36,36が形成されている。
【0027】可動片30の先端部には可動接点3が取り
付けられており、この可動接点30は可動片30の弾性
により固定接点へ接触している。ケース1内には、可動
片30と凸状座部13との間に位置するようにバイメタ
ル5が収容されている。このバイメタル5は、図5及び
図8で示すように円形で凸球面状に成形されており、所
定の作動温度で反転するときは、外周部分が上方へ反る
ように(凹球面状に)変形する。取付ベース12の内底
面に形成されている凸状座部13の中央部には、支柱片
14が一体に形成されており、この支柱片14は、バイ
メタル5の中央部に形成された孔50及び可動片30に
形成された孔32ら上方に突出しており、当該支柱片1
4の先端部はケース1の本体10の天面壁と接触してい
る。可動片30の下面には、バイメタル5の外周部と対
応する位置に下向きの凸部35,35が形成されてい
る。
【0028】可動片30の孔32の部分には、下方へ傾
斜するように切り起しにより押さえ片33が形成され、
この押さえ片33でバイメタル5を凸状座部13の上面
に押し付けることにより、バイメタル5の姿勢を安定さ
せるとともに、図示しない機器類の他の部品が振動した
場合でもバイメタル5がこれらと共振しないようにして
いる。このように、バイメタル5の振動を阻止すること
により、それによる雑音や不快音の発生を防止すること
ができる。可動片30の材質は、リン青銅であるのが好
ましく、例えば8%のリンを含むリン青銅であるのが特
に好ましい。しかし、これらの部品の材質は、Cu−T
i合金、Cu−Be合金、洋白、黄銅、Cu−Ni−S
i合金等の導電性を有するバネ材料でもよい。
【0029】前述のように、支柱片14の先端部はケー
ス1の天面壁へ接触しているので、ケース1に対して所
定値以上の上下方向の圧力が作用し、当該ケース1が前
記圧力により潰れ方向に圧縮されると、当該ケース1の
底面壁と天面壁とを突っ張る状態になる。したがって、
ケース1を含む全体を小型化した場合でも、インサート
モールドにより機器の取付ベースやハウジング等の成形
時にインサート成形するとき、モールド圧力によって潰
れることがなく、その破損や作動特性の低下を防止する
ことができる。
【0030】図5には可動片30の弾性により可動接点
3が固定接点2へ押し付け状態に接触していて、接点間
に正常に電流が流れている状態が示されている。各接点
間に異常な電流が流れるかあるいは他の原因によりケー
ス1内の温度が上昇し、ケース1内の温度がバイメタル
5の作動温度以上に達すると、バイメタル5がスナップ
作用により上方へ反るように反転する。バイメタル5が
このように反転作動することにより、図6で示されてい
るように、可動接点3が固定接点2から離反するように
可動片30を押し上げられ、接点間の電流を遮断する。
このバイメタル5の反転作動のとき、バイメタル5の外
周部近傍が可動片30の下向きと凸部35,35へ接触
するので、当該バイメタル5の作動ストロークが比較的
小さくても、可動接点3を固定接点2から十分離反させ
ることができる。第2実施形態のサーマルプロテクタの
他の作用,効果は、第1実施形態の場合とほぼ同様であ
るので、それらの説明は省略する。
【0031】第3実施形態 図9は第3実施形態によるサーマルプロテクタの断面図
であり、請求項2及び6と対応している。ケース1は上
方に開放されたトレイ状の本体10と当該本体10を密
閉する蓋体11とから構成され、本体10の内底部のほ
ぼ中央部には支柱片14が一体に形成され、当該支柱片
14の先端部は蓋体11へ接触している。本体10が上
方に開放されていて平板状であるときは、蓋体11をト
レイ状に成形する。ケース1の内底面の他の構成,各部
品の配置及びそれらの関連構成並びに作用,効果は、第
2実施形態のサーマルプロテクタとほぼ同様であるので
それらの説明は省略する。第3実施形態のサーマルプロ
テクタにおいては、バイメタル5を省略し、可動片30
を第1実施形態のサーマルプロテクタのバイメタル4と
置換することができる。このような形態のサーマルプロ
テクタは、請求項1及び6と対応する。
【0032】第4実施形態 図10は第4実施形態によるサーマルプロテクタの断面
図であり、請求項2及び7と対応している。ケース1
は、第3実施形態とほぼ同様に、上方に開放されたトレ
イ状の本体10と当該本体10を密閉する蓋体11とか
ら構成されている。蓋体11の内側のほぼ中央部には支
柱片14が一体に形成され、当該支柱片14の先端部は
本体10の内底部の凸状座部13へ接触している。本体
10が上方に開放されていて平板状であるときは、蓋体
11をトレイ状に成形する。ケース1の内底面の他の構
成,各部品の配置及びそれらの関連構成並びに作用,効
果は、第2実施形態のサーマルプロテクタとほぼ同様で
あるのでそれらの説明は省略する。第4実施形態のサー
マルプロテクタにおいては、バイメタル5を省略し、可
動片30を第1実施形態のサーマルプロテクタのバイメ
タル4と置換することができる。このような形態のサー
マルプロテクタは、請求項1及び7と対応する。
【0033】第5実施形態 図11は第5実施形態によるサーマルプロテクタの断面
図であり、請求項3及び6と対応している。ケース1
は、上方に開放されたトレイ状の本体10と当該本体1
0を密閉する蓋体11とから構成され、本体10の内底
部のほぼ中央部と蓋体11の内側のほぼ中央部には、そ
れぞれ凸状座部13,18が形成されている。
【0034】本体10の内底部の両端部には、固定接点
2,2が埋め込み状に設けられ、これらの固定接点2,
2はそれぞれケース1の外部に延び出した端子20と接
続されている。ケース1内には、蓋体11の凸状座部1
8の下面へ接触する状態でバイメタル4が収容されてい
る。バイメタル4はやや凸球面状になるように成形され
ており、その両端部には、それぞれ対応する固定接点2
と接触するように可動接点3,3が取り付けられてい
る。本体10の凸状座部13のほぼ中央部には支柱片1
4が形成され、この支柱片14の先端部は、バイメタル
4に形成された孔40を通じて蓋体11の凸状座部18
へ接触し又は近接している。
【0035】第5実施形態のサーマルプロテクタは、設
置状態において、過電流や過熱により設置部位の温度が
上昇し、当該温度がバイメタル4の作動温度以上に達す
ると、当該バイメタル4がそのスナップ作用により各可
動接点3,3を対応する固定接点2,2から離反させる
状態に反転し、接点間の電流を遮断するように作動す
る。前述のように、支柱片14の先端部はケース1の天
面壁へ接触し又は近接しているので、ケース1に対して
所定値以上の上下方向の圧力が作用し、当該ケース1が
前記圧力により潰れ方向に圧縮されると、当該ケース1
の底面壁と天面壁とを突っ張る状態になる。したがっ
て、ケース1を含む全体を小型化した場合でも、インサ
ートモールドにより機器の取付ベースやハウジング等の
成形時にインサート成形するとき、モールド圧力によっ
て潰れることがなく、その破損や作動特性の低下を防止
することができる。
【0036】ケース1,各固定接点2,各可動接点3,
バイメタル4及び各電極20の材質については、第1実
施形態におけるそれらの材質とほぼ同様である。第5実
施形態のサーマルプロテクタにおいては、支柱片14を
蓋体11の内面と一体に形成し、当該支柱片14の先端
部を本体10の内底部へ接触させるか又は近接させるこ
とができる。このような形態のサーマルプロテクタは、
請求項3及び7と対応する。
【0037】第6実施形態 図12は第5実施形態によるサーマルプロテクタの断面
図であり、請求項4及び6と対応している。この実施形
態において、ケース1の構成,固定接点2,2の配置及
び各電極20等の配置並びにそれらの関連構成は、第5
実施形態の場合とほぼ同様である。ケース1内には、両
端部が各固定接点2,2と相対し、かつ蓋体11側の凸
状座部18の下面へ接触する状態で、弾性を有する導電
性の可動片30が収容され、この可動片30の両端部に
は当該可動片30の弾性により対応する固定接点2と接
触するように可動接点3,3が取り付けられている。可
動片30の好ましい材質については、第2実施形態にお
ける可動片30と同様である。可動片30と本体10の
内底部との間には、本体10の内底部の円形座部13と
接触する状態に、円形で凸球面状を呈するバイメタル5
が収容されている。本体10側の凸状座部13の中央部
には支柱片14が一体に成形され、この支柱片14の先
端部は、バイメタル5の孔50及び可動片30の孔30
を通じて蓋体11側の凸状座部18の下面へ接触し又は
近接しているている。
【0038】第6実施形態のサーマルプロテクタは、設
置状態において、過電流や過熱により設置部位の温度が
上昇し、当該温度がバイメタル5の作動温度以上に達す
ると、当該バイメタル5がそのスナップ作用により反転
し、各可動接点3,3を対応する固定接点2,2から離
反させ方向へ可動片30を変形させるので、接点間の電
流を遮断するように作動する。前述のように、支柱片1
4の先端部はケース1の天面壁へ接触し又は近接してい
るので、第5実施形態の場合と同様に、インサートモー
ルドにより機器の取付ベースやハウジング等の成形時に
インサート成形するとき、モールド圧力が加わっても潰
れないため、その破損や作動特性の低下を防止すること
ができる。
【0039】第6実施形態のサーマルプロテクタにおい
ては、支柱片14を蓋体11の内面と一体に形成し、当
該支柱片14の先端部を本体10の内底部へ接触させる
か又は近接させることができる。このような形態のサー
マルプロテクタは、請求項4及び7と対応する。
【0040】その他の変形形態 図13〜15は、第1実施形態及び第2実施形態のサー
マルプロテクタのそれぞれ別の変形形態を示す平断面図
である。図13のサーマルプロテクタは、ケース1の袋
状の本体10の開口側に袖部19を形成し、本体10へ
取付ベース12を密に挿入した後、この裾部19内に適
当な樹脂を流し込みむことにより、ケース1の密閉性を
向上させるようにしたものである。図14のサーマルプ
ロテクタは、図13のサーマルプロテクタにおいて、各
端子20,31の本体10から延び出した部分にリード
200,311をそれぞれ接続させたものである。図1
5のサーマルプロテクタは、ケース1の一方へ端子20
を延び出させるとともに、ケース1の他方にも端子20
を延び出させたものである。図15の変形形態は、第3
実施形態及び第4実施形態のサーマルプロテクタにも採
用することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明に係るサーマルプロテクタによれ
ば、ケースないほぼ中央部又は中央部近傍に、当該ケー
スに垂直方向の圧力が作用したときに当該ケースの底面
壁と天面壁とを突っ張る状態に支柱片が設けられてい
る。したがって、ケースを含む全体を小型化した場合で
も、インサートモールドにより機器の取付ベースやハウ
ジング等の成形時にインサート成形するとき、モールド
圧力が加わっても潰れないため、その破損や作動特性の
低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態によるサーマルプロテクタの可動
接点が固定接点と接触している状態の断面図である。
【図2】図1のサーマルプロテクタの可動接点が固定接
点から離反している状態の断面図である。
【図3】図1のサーマルプロテクタの分解図であって、
(a)図はケース本体の平面図、(b)図は押さえ板の
平面図、(c)図はバイメタルの平面図、(d)図は固
定接点とその端子及び可動片側の端子を設置した取付ベ
ースの平面図である。
【図4】図3(d)図の矢印A−Aに沿う拡大断面図で
ある。
【図5】第2実施形態によるサーマルプロテクタの可動
接点が固定接点と接触している状態の断面図である。
【図6】図5のサーマルプロテクタの可動接点が固定接
点から離反している状態の断面図である。
【図7】図5のサーマルプロテクタの可動片の平面図で
ある。
【図8】図5のサーマルプロテクタのバイメタルの平面
図である。
【図9】第3実施形態のサーマルプロテクタを示す断面
図である。
【図10】第4実施形態のサーマルプロテクタを示す断
面図である。
【図11】第5実施形態のサーマルプロテクタを示す断
面図である。
【図12】第6実施形態のサーマルプロテクタを示す断
面図である。
【図13】第1実施形態及び第2実施形態のサーマルプ
ロテクタの変形形態を示す平断面図である。
【図14】第1実施形態及び第2実施形態のサーマルプ
ロテクタの他の変形形態を示す平断面図である。
【図15】第1実施形態及び第2実施形態のサーマルプ
ロテクタのさらに他の変形形態を示す平断面図である。
【図16】従来のサーマルプロテクタ(特開2001−
118479号で開示されている)の断面図である。
【図17】従来の他のサーマルプロテクタの断面図であ
る。
【図18】図18のサーマルプロテクタの部分分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 ケース 10 本体 11 蓋体 12 取付ベース 13,18 凸状座部 130 凹部 14 支柱片 15 蓋状側壁 16 周壁 17 ガイドピン 19 袖部 2 固定接点 3 可動接点 20,31 端子 200,311 リード 310 凸部 30 可動片 32,40,50 孔 33 押さえ片 34,41 取付孔 35 凸部 36,42,60 ガイド孔 4,5 バイメタル 43 円形状部 6 押さえ板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 健史 栃木県日光市清滝新細尾町528−5 古河 精密金属工業株式会社 Fターム(参考) 5G041 AA14 BB06 CD03 CD10 DA11 DB01 DC02 DC07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉された偏平なケースと、 前記ケースの内底部の一端部に設置され、ケースの外部
    に延び出した端子と接続された固定接点と、 片端部に前記固定接点と接触する可動接点を有し、他端
    部がケースの外部に延び出した端子と接続され、所定の
    作動温度で前記可動接点を固定接点から離反させるべく
    反転作動する状態に前記ケース内に収容されている導電
    性のバイメタルと、 前記バイメタルに形成された孔に案内され、前記ケース
    に垂直方向の圧力が作用したときに当該ケースの底面壁
    と天面壁とを突っ張る状態に当該ケース内のほぼ中央部
    又は中央部近傍に設けられた支柱片と、 を備えたことを特徴とするサーマルプロテクタ。
  2. 【請求項2】 密閉された偏平なケースと、 前記ケースの内底部の一端部に設置され、ケースの外部
    に延び出した端子と接続された固定接点と、 片端部に可動接点を有し、他端部がケースの外部に延び
    出した端子と接続され、前記固定接点へ可動接点を所定
    の弾力で接触させる状態で前記ケース内に収容されてい
    る弾性を有する導電性の可動片と、 所定の作動温度で反転するときに、前記各可動接点を固
    定接点から離反させるべく前記可動片を変形させ得る状
    態に前記ケースの内底面と前記可動片との間へ収容され
    ているバイメタルと、 前記可動片とバイメタルとに形成された孔に案内され、
    前記ケースに垂直方向の圧力が作用したときに当該ケー
    スの底面壁と天面壁とを突っ張る状態に当該ケース内の
    ほぼ中央部又は中央部近傍に設けられた支柱片と、 を備えたことを特徴とするサーマルプロテクタ。
  3. 【請求項3】 密閉された偏平なケースと、 前記ケースの内底部の両端部に位置し、ケースの外部に
    延び出した各端子と接続された二つの固定接点と、 両端部に前記固定接点と接触する可動接点を有し、所定
    の作動温度で前記各可動接点を対応する固定接点から離
    反させるべく反転作動する状態に前記ケース内に収容さ
    れている導電性のバイメタルと、 前記バイメタルに形成された孔に案内され、前記ケース
    に垂直方向の圧力が作用したときに当該ケースの底面壁
    と天面壁とを突っ張る状態に当該ケース内のほぼ中央部
    又は中央部近傍に設けられた支柱片と、 を備えたことを特徴とするサーマルプロテクタ。
  4. 【請求項4】 密閉された偏平なケースと、 前記ケースの内底部の両端部に位置し、ケースの外部に
    延び出した各端子と接続された二つの固定接点と、 両端部に前記固定接点と対応する可動接点を有し、各固
    定接点へ対応する可動接点を所定の弾力で接触させる状
    態で前記ケース内に収容されている弾性を有する導電性
    の可動片と、 所定の作動温度で反転作動するときに、前記各可動接点
    を対応する固定接点から離反させるべく前記可動片を変
    形させ得る状態に前記ケースの内底面と前記可動片との
    間へ収容されているバイメタルと、 前記可動片とバイメタルとに形成された孔に案内され、
    前記ケースに垂直方向の圧力が作用したときに当該ケー
    スの底面壁と天面壁とを突っ張る状態に当該ケース内の
    ほぼ中央部又は中央部近傍に設けられた支柱片と、 を備えたことを特徴とするサーマルプロテクタ。
  5. 【請求項5】 前記ケースは、平面視において方形で一
    端部が開口した本体と、底面が前記本体の内底面へ密接
    する状態で当該本体へ密に挿入された取付ベースとを備
    え、前記支柱片は前記取付ベースと一体に形成され、当
    該支柱片の先端部は前記本体の天面壁と接触し又は近接
    していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに
    記載のサーマルプロテクタ。
  6. 【請求項6】 前記ケースは、上方に開放された本体と
    当該本体を密閉する蓋体とを備え、前記支柱片は前記本
    体と一体に形成され、当該支柱片の先端部は前蓋体へ接
    触し又は近接していることを特徴とする、請求項1〜4
    に記載のサーマルプロテクタ。
  7. 【請求項7】 前記ケースは、上方に開放された本体と
    当該本体を密閉する蓋体とを備え、前記支柱片は前記蓋
    体と一体に形成され、当該支柱片の先端部は前本体へ接
    触し又は近接していることを特徴とする、請求項1〜4
    に記載のサーマルプロテクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108734035A (zh) * 2018-05-31 2018-11-02 合肥利元杰信息科技有限公司 一种带保护锁的计算机机箱
WO2023157764A1 (ja) * 2022-02-18 2023-08-24 ウチヤ・サーモスタット株式会社 サーマルプロテクタ

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