JP2003123454A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2003123454A
JP2003123454A JP2001309073A JP2001309073A JP2003123454A JP 2003123454 A JP2003123454 A JP 2003123454A JP 2001309073 A JP2001309073 A JP 2001309073A JP 2001309073 A JP2001309073 A JP 2001309073A JP 2003123454 A JP2003123454 A JP 2003123454A
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JP
Japan
Prior art keywords
lid
disk
optical disk
force
cover body
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001309073A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ogawa
真 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、動作中に蓋体のロックが解除され
た場合であっても、光ディスクが高速で回転されている
間は、蓋体が開かないようにすることを課題とする。 【解決手段】 ねじりコイルばね21の定数及び空間1
3の密閉の度合い等が、光ディスク30が高速で回転さ
れているときには、閉じる方向の力F>開く方向の力S
の関係にあり、光ディスク30の回転数が低下して約1
000rpmとなると、F=Sとなるように定めてあ
る。このため、動作中に、蓋体3の蓋ロック機構8によ
るロックが解除された場合であっても、光ディスク30
が高速で回転されている間は、蓋体3は閉じた状態に維
持されて開かない。光ディスク30の回転数が低下して
約1000rpmより低下したときに、ゆっくり開き始
める。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置に係
り、特に、光ディスク収容部を覆っており開く方向にば
ね付勢されている回動可能な蓋体を備えた光ディスク装
置等のディスク装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の光ディスク収容部を覆っており開
く方向にばね付勢されている回動可能な蓋体を備えた光
ディスク装置は、動作中に光ディスクを取り出すべく、
蓋体のロックを解除させる通常の操作を行った場合に
は、マイコンの制御によって、先ずディスクモータの駆
動を停止させ、その後にロックが解除され、蓋体が開く
ようになっている。 【0003】また、動作中に緊急排出操作(エマージェ
ンシーイジェクト操作)を行った場合には、すぐにロッ
クが解除され、蓋体が開き、蓋体が開く動作に関連して
ブレーキ機構が動作して、光ディスクの回転を停止させ
る構成となっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記のブレーキ機構
は、光ディスク装置を小型化する上で、不都合であっ
た。 【0005】また、万一マイコンが暴走した場合には、
ディスクモータの駆動を停止させないでロックが解除さ
れ、蓋体が開くことになり、光ディスクが高速で回転し
ている状態で蓋体が開いて露出してしまい、好ましくな
い。 【0006】そこで、本発明は、上記課題を解決したデ
ィスク装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内部
にディスクを回転させるモータ及び光学ヘッドを有し、
上面側にディスクが収容される凹状のディスク収容部を
有する本体と、一端側を支持されて、ディスク収容部を
覆う閉じ位置とディスク収容部を露出させる開き位置と
の間で回動可能に支持されている蓋体とを有し、該蓋体
を開く方向に付勢する付勢手段及び該蓋体を閉じ位置に
ロックするロック機構を有するディスク装置において、
該蓋体がロック機構によって閉じ位置にロックされてい
るときのディスク収容部の密閉の度合い及び閉じている
蓋体に開く方向の力を付勢する上記付勢手段の強さを、
ディスクが高速で回転している間は、ロックを解除して
も、蓋体は開かずに閉じた状態に維持され、ディスクの
回転が低下して低速となったときに、蓋体が開き始める
ように定めた構成としたものである。 【0008】万一マイコンが暴走した場合であっても、
光ディスクが高速で回転している状態で蓋体が開いて露
出してしまう事態が発生せず、安全である。また、従来
必要とされたブレーキ機構が不要となる。 【0009】 【発明の実施の形態】図1(A)、(B)は本発明の一
実施例になる光ディスク装置1を示す。図1(A)は動
作中の状態を示し、図1(B)は蓋体が開かれた状態を
示す。光ディスク装置1は、本体2と、本体2の上面側
の蓋体3とを有する。 【0010】本体2は、ハウジング4の内部に、ターン
テーブル12(光ディスク30)を回転させるディスク
モータ5及び光ディスク30に情報の書き込み、読み取
りを行う光学ヘッド6、マイコン基板7、蓋ロック機構
8等を有し、ハウジング4の上面に、光ディスク30が
収容される偏平な凹状の光ディスク収容部9を有し、ハ
ウジング4の前面に、蓋開き操作ボタン10を有し、ハ
ウジング4の側面に、緊急排出操作ボタン11を有す
る。光ディスク収容部9の中央に、ターンテーブル12
が設けてある。 【0011】蓋体3は、軸20によって本体2の上面に
回動可能に支持されており、ねじりコイルばね21によ
って開く方向に力Sが付勢されている。光ディスク装置
1の動作中は、蓋体3は蓋ロック機構8によってロック
されており、図1(A)及び図2に示す閉じた状態に固
定されている。 【0012】蓋体3が閉じた状態では、蓋体3が光ディ
スク収容部9を覆っており、密閉された空間13が形成
されている。 【0013】光ディスク30は、図1(B)に示すよう
に蓋体3が開いている状態で、操作者が手でもって、タ
ーンテーブル12上に装着され、又は、ターンテーブル
12から取り外される。 【0014】図1(A)に示す光ディスク装置1の動作
時には、光ディスク30はターンテーブル12上に装着
されており、モータ5によって4000〜5000rp
mの高速で回転されており、光学ヘッド6によって、光
ディスク30に情報の書き込み、読み取りが行われてい
る。 【0015】ここで、図2に示すように、蓋体3は略平
板状であり、空間13は狭く、偏平である。 【0016】また、図3に示すように、光ディスク収容
部9は周囲の縁に沿って段部40が形成してあり、蓋体
3はその下面に周囲の縁に沿う凸条のリブ41が形成し
てある。光ディスク収容部9の全周に亘って、リブ41
が段部40に押し付けられているため、空間13の密閉
度は高く、外部からの空間13の内部への空気の流入量
は少なく制限される。 【0017】光ディスク30が高速で回転されていると
きには、図1(A)中、矢印50で示すように、光ディ
スク30の表面に触れている空気が光ディスクの回転方
向に移動されて、光ディスク30の外周側に押しやら
れ、一部は空間13の外に押し出され、一方、空間13
の外から空間の内部への空気の流入量は少なく制限さ
れ、空間13内の気圧P1が大気圧以下に下がって負圧
となって、蓋体3には力Fが作用している。力Fは蓋体
3を本体2の上面に押し付けて閉じる方向の力である。 【0018】光ディスク30の回転速度が低下するにつ
れて、空間13内の気圧P1は徐々に上がり、上記の力
Fは徐々に低下する。 【0019】ここで、上記のねじりコイルばね21の定
数及び空間13の密閉の度合い等は、光ディスク30が
高速で回転されているときには、F>Sであり、光ディ
スク30の回転数が低下して約1000rpmとなる
と、F=Sとなるように定めてある。このため、光ディ
スク装置1の動作中に、蓋体3の蓋ロック機構8による
ロックが解除された場合であっても、光ディスク30が
高速で回転されている間は、蓋体3は閉じた状態に維持
されて開かず、光ディスク30の回転数が低下して約1
000rpmより低下したときに、開き始める。 【0020】よって、万一マイコンが暴走した場合であ
っても、光ディスクが高速で回転している状態で蓋体が
開いて露出してしまう事態が発生せず、安全である。ま
た、従来必要とされたブレーキ機構が不要となり、光デ
ィスク装置1は小型化され、且つ、製造コストが安価と
なる。 【0021】また、光ディスク30の回転速度の低下は
徐々にであるため、上記力Fも少しずつ低下し、よっ
て、蓋体3の開き始めの動作は低速であり、好ましい。 【0022】なお、蓋体を開く方向に開く方向に付勢す
る部材はばねに限らない。 【0023】また、本発明は、実施の形態により限定さ
れるわけではなく、本発明の概念化においてはあらゆる
変形が可能であることは言うまでもない。 【0024】 【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、蓋体がロ
ック機構によって閉じ位置にロックされているときのデ
ィスク収容部の密閉の度合い及び閉じている蓋体に開く
方向の力を付勢する付勢手段の強さを、ディスクが高速
で回転している間は、ロックを解除しても、蓋体は開か
ずに閉じた状態に維持され、ディスクの回転が低下して
低速となったときに、蓋体が開き始めるように定めた構
成としたものであるため、万一マイコンが暴走して電気
的にディスクの回転を下げられない場合であっても、デ
ィスクが高速で回転している状態で蓋体が開いて高速で
回転しているディスクが露出してしまう事態が発生せ
ず、安全性の向上を図ることが出来る。また、従来必要
とされた蓋体が開いたときに回転しているディスクにブ
レーキをかけるブレーキ機構を不要とすることが出来、
よって、ディスク装置を小型に出来,且つ、製造コスト
を安価に出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例になる光ディスク装置を示す
図である。 【図2】図1(A)中、II-II線に沿う断面図である。 【図3】図2中、円IIIで囲んだ部分を拡大して示す図
である。 【符号の説明】 1 光ディスク装置 2 本体 3 蓋体 5 ディスクモータ 6 光学ヘッド 8 蓋ロック機構 9 光ディスク収容部 13 密閉された空間 20 軸 21 ねじりコイルばね 30 光ディスク 40 段部 41 リブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内部にディスクを回転させるモータ及び
    光学ヘッドを有し、上面側にディスクが収容される凹状
    のディスク収容部を有する本体と、 一端側を支持されて、ディスク収容部を覆う閉じ位置と
    ディスク収容部を露出させる開き位置との間で回動可能
    に支持されている蓋体とを有し、 該蓋体を開く方向に付勢する付勢手段及び該蓋体を閉じ
    位置にロックするロック機構を有するディスク装置にお
    いて、 該蓋体がロック機構によって閉じ位置にロックされてい
    るときのディスク収容部の密閉の度合い及び閉じている
    蓋体に開く方向の力を付勢する上記付勢手段の強さを、
    ディスクが高速で回転している間は、ロックを解除して
    も、蓋体は開かずに閉じた状態に維持され、ディスクの
    回転が低下して低速となったときに、蓋体が開き始める
    ように定めた構成としたことを特徴とするディスク装
    置。
JP2001309073A 2001-10-04 2001-10-04 ディスク装置 Pending JP2003123454A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7496937B2 (en) 2005-06-10 2009-02-24 Hong Fu Jin Precision Industry (Shen Zhen) Co., Ltd. Safety device and storage medium player having the same
JP2010086526A (ja) * 2008-09-04 2010-04-15 Panasonic Corp 蓋開閉装置、およびそれを備えた情報処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7496937B2 (en) 2005-06-10 2009-02-24 Hong Fu Jin Precision Industry (Shen Zhen) Co., Ltd. Safety device and storage medium player having the same
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