JP2003123001A - 双方向通信システム及び双方向通信方法 - Google Patents

双方向通信システム及び双方向通信方法

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JP2003123001A
JP2003123001A JP2001313848A JP2001313848A JP2003123001A JP 2003123001 A JP2003123001 A JP 2003123001A JP 2001313848 A JP2001313848 A JP 2001313848A JP 2001313848 A JP2001313848 A JP 2001313848A JP 2003123001 A JP2003123001 A JP 2003123001A
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Kojiro Miyamoto
宏二郎 宮本
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不特定の通信相手が任意に通信相手を選択し
て、相互に情報の秘匿性を保って情報の提供と提供した
情報に対する対価の決済処理を行えるようにする。 【解決手段】 情報提供端末4と情報利用端末5は、予
め、認証手段1を介してデータベース2へ自己の認証情
報を登録する。情報利用端末5が情報提供を受けると
き、認証手段1がデータベース2を検索して情報利用端
末5のユーザ確認を行う。情報利用端末5のユーザ確認
が完了すると、情報利用端末5は情報提供を受けるため
の情報提供端末4を選択する。これにより、認証手段1
が端末間の通信制御を行い、情報提供端末4と情報利用
端末5で所定の時間に亘り通信が開始される。一方、認
証手段1は、情報利用端末5の課金情報を決済手段3へ
提出する。決済手段3は、課金情報に基づいて、情報利
用端末5が情報提供の対価を支払うための課金処理を行
うと共に、情報提供端末4に対して決済処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報の提供サービ
スを行う双方向通信システムに関するものであり、より
詳細には、情報の提供と提供した情報に対する代価の決
済を行うことのできる双方向通信システムに関するもの
であり、さらに詳しくは、情報の利用者に対して、映像
や音声やデータなどによって各種情報を提供し、かつ、
情報の提供者に対して、提供した各種情報に対する決済
処理を行うことのできる双方向通信システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、電話やテレビ電話やネットワーク
通信などによる双方向通信により、通信相手を特定して
情報の提供サービスを行う双方向通信システムが広く利
用されている。例えば、特開2000−162953号
公報には、衛星回線と電話回線とを使用して、音声を主
体とした双方向の情報伝達を行う幼児教育システムが開
示されている。このような双方向の情報伝達によって、
発音の矯正などの語学学習を容易に行うことができる。
また、この技術によれば、通信衛星または放送衛星から
ユーザ端末へコンテンツを送り込むので、多数のユーザ
端末に対して同時に大容量の情報を送り込むことが可能
となり、通信コストの低減化や均質な情報提供のシステ
ム環境を実現することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の双方向通信システムにおいては、電話やテレビ電話
やネットワーク通信などによって双方向通信を行う場
合、相互に相手を特定するための電話番号やアドレスな
どを指定する必要がある。そのため、情報の提供を受け
て利用したい情報利用ユーザは、不特定の情報提供ユー
ザから情報の提供サービスを受けることができない。つ
まり、情報利用ユーザは、必要な情報を保有している情
報提供ユーザが多数ある場合でも、これらの情報提供ユ
ーザから所望の情報提供ユーザを選択したり、任意の通
信時間を選択したりして、双方向通信によって情報の提
供サービスを受けることはできない。また、上記従来の
双方向通信システムにおいては、双方向通信を行うこと
により、情報利用ユーザは必要な情報の提供を受けるこ
とができるが、情報提供ユーザは情報提供に対する決済
処理を行うことができない。つまり、従来技術において
は、複数の情報提供ユーザと複数の情報利用ユーザと
が、それぞれ任意に通信相手を選択して、教育や指導な
どの情報提供を行ったり、その決済処理を行ったりする
ことができるような双方向通信システムは実現されてい
ない。
【0004】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、不特定の通信相手が任
意に通信相手を選択して、相互に情報の秘匿性を保ちな
がら、情報の提供と提供した情報に対する対価の決済処
理を行えるような双方向通信システムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の双方向通信システムは、情報を提供する情
報提供端末と情報の提供を受けて利用する情報利用端末
とが有線または無線によって通信接続され、情報提供端
末と情報受信端末とが双方向通信によって情報の授受を
行う双方向通信システムにおいて、情報提供端末と情報
受信端末は、それぞれ、自己を特定する認証情報を登録
し、通信相手の認証情報に基づいて任意の通信相手を選
択して双方向通信を行うことを特徴とする。
【0006】また、本発明の双方向通信システムにおい
ては、情報受信端末は、通信相手の認証情報に基づいて
選択した情報提供端末から所望の情報を提供され、情報
提供端末は、情報受信端末に提供した情報に対する対価
の決済情報を提供されることを特徴とする。
【0007】また、本発明の双方向通信システムは、情
報を提供する情報提供端末と情報の提供を受けて利用す
る情報利用端末とが有線または無線によって通信接続さ
れ、情報提供端末と情報受信端末とが双方向通信によっ
て情報の授受を行う双方向通信システムにおいて、情報
提供端末および情報利用端末を特定するための認証を行
うとともに、情報提供端末と情報利用端末との間で行わ
れる通信の制御を行う認証手段と、情報提供端末および
情報利用端末を特定するための認証情報と通信相手を選
択するための判断情報とを格納するデータベースとを備
え、認証手段が、データベースに格納された認証情報と
判断情報とに基づいて、情報提供端末と情報利用端末と
を特定して双方向通信を行わせるように通信を制御する
ことを特徴とする。
【0008】また、本発明の双方向通信システムは、さ
らに、情報利用端末が利用した情報に対する課金処理、
および、情報提供端末が提供した情報に対する対価の決
済処理を行う決済手段を備え、データベースは、情報提
供端末が提供した情報に対応する課金情報を格納し、情
報提供端末と情報利用端末との双方向通信において、決
済手段が、データベースに格納された課金情報を参照し
て、情報利用端末に対する課金処理を行うと共に、情報
提供端末に対する決済処理を行うことを特徴とする。
【0009】また、本発明の双方向通信システムは、さ
らに、データベースが、情報提供端末から情報利用端末
へ提供された情報内容の評価レベルを示す評価情報を格
納し、認証手段が、データベースに格納された評価情報
に基づいて課金情報の更新を行うことを特徴とする。
【0010】また、本発明の双方向通信システムは、情
報提供端末と情報受信端末との双方向通信によって送受
信される情報は秘匿性が保持されていることを特徴とす
る。
【0011】また、本発明の双方向通信方法は、情報を
提供する情報提供端末と情報の提供を受けて利用する情
報利用端末とが有線または無線によって通信接続され、
情報提供端末と情報受信端末とが双方向通信によって情
報の授受を行う双方向通信方法において、情報提供端末
および情報受信端末を特定するための認証情報を登録す
るステップと、登録された認証情報を検索して情報提供
端末および情報受信端末を確認するステップと、確認さ
れた情報提供端末および情報受信端末を各々の通信相手
に選択して双方向通信を開始するステップと、情報受信
端末が所定の時間に亘って情報提供端末より情報の提供
を受けるステップと、情報受信端末が受信した情報量に
応じて、情報受信端末に対する課金処理を実行するステ
ップと、情報提供端末が提供した情報量に応じて、情報
提供端末に対する決済処理を実行するステップとを含む
ことを特徴とする。
【0012】また、本発明の双方向通信方法において
は、課金処理及び決済処理は、情報提供端末から情報受
信端末へ提供された情報内容の評価レベルに基づいて決
定された課金情報を参照して実行されることを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明にお
ける双方向通信システムの実施の形態を詳細に説明す
る。図1は、本発明における双方向通信システムの構成
を示すブロック図である。この双方向通信システムは、
映像や音声や文字データなどの情報を双方向に通信でき
るシステムであって、情報を提供する情報提供ユーザの
端末(以下、情報提供端末という)4と情報の提供を受
けて利用する情報利用ユーザの端末(以下、情報利用端
末)5とが、相互に双方向通信を行えるように、有線ま
たは無線によるネットワーク6によって通信接続されて
いる。
【0014】図1において、本発明における双方向通信
システムは、情報提供端末4と情報利用端末5のユーザ
認証を行うとともに、情報提供端末4と情報利用端末5
との間で行われる通信の制御を行う認証手段1と、情報
提供端末4及び情報利用端末5についてのユーザ認証情
報や、通信相手を選択する時の判断情報や、情報提供端
末4が提供した情報に対する評価情報や、情報利用端末
5への課金情報や、情報提供端末4への支払い情報な
ど、各種のユーザ情報を格納するデータベース2と、情
報利用端末5が利用した情報に対する課金処理、及び情
報提供端末の情報提供に対する対価の支払い決済処理を
行う決済手段3と、情報提供ユーザが情報の提供を行う
ために利用する情報提供端末4と、情報利用ユーザが情
報の提供サービスを受けて情報を利用するために用いる
情報利用端末5とが、ネットワーク6によって通信接続
されている。なお、以下の説明では、情報提供ユーザを
情報提供端末4と同義語に用い、情報利用ユーザを情報
利用端末5と同義語で用いる場合もある。
【0015】図2は、図1に示す双方向通信システムの
情報処理の流れを示すフロー図である。したがって、図
2を用いて双方向通信システムにおける情報の流れを説
明する。まず、ステップS1において、情報利用端末5
が認証手段1に対してユーザ認証の要求を行う。つま
り、情報利用ユーザは、情報利用端末5を用いて双方向
通信システムのサービスを利用する場合に、情報利用端
末5から認証手段1に対してユーザ認証の手続きを行
う。なお、情報利用ユーザ(情報利用端末5)が初めて
情報提供サービスを利用する場合は、情報提供サービス
において必要となる情報利用ユーザの個人情報などを認
証手段1に登録する。
【0016】次に、ステップS2において、認証手段1
は、データベース2に登録されている情報を検索して情
報利用端末5のユーザ確認を行う。つまり、認証手段1
は、情報利用端末5から提供された情報に基づいて、デ
ータベース2に登録されている情報利用ユーザに関する
情報を検索し、情報利用端末5のユーザ確認を行う。な
お、情報利用ユーザが新規の場合は、情報利用端末5に
よって登録作業を行い、情報利用ユーザに関する情報を
データベース2へ登録する。
【0017】さらに、ステップS3において、情報利用
端末5のユーザ認証が完了したら、情報利用端末5は通
信相手の選択を行う。つまり、ユーザ認証が確認された
情報利用端末5は、情報提供を依頼するために所望の通
信相手を画面上から選択する。そして、通信相手の選択
された画面は認証手段1によって表示される。ここで、
選択することができる通信相手は、現在、通信可能であ
って通信待機状態にある情報提供端末4である。また、
通信相手である情報提供端末4の情報提供サービスの基
準に関する情報や他の情報提供端末に関する評価結果
も、認証手段1によって表示される。
【0018】次に、ステップS4において、認証手段1
が決済手段3を用いて課金処理を行う。つまり、認証手
段1が、決済手段3に対して、情報利用端末5に関連す
る課金情報を提供する。すると、決済手段3は、認証手
段1から提供された課金情報に基づいて、情報利用端末
5が情報提供を受けた対価として所定の料金を支払うた
めの課金処理を行う。なお、課金処理は、クレジットカ
ード決済、電子マネー決済、プリペイドカード決済な
ど、既存の決済方法を利用することができる。
【0019】そして、ステップS5において、認証手段
1が、情報提供端末4と情報利用端末5との間で行われ
る通信の制御を行う。これにより、予め定められた期間
がある場合は、その期間が終わるまで情報提供端末4と
情報利用端末5との間の通信が可能となる。または、時
間単位の課金が設定されている場合は、情報提供端末4
によって回線が切られるまで通信が可能となる。
【0020】したがって、ステップS6において、予め
設定されている期間(または、時間)の間、情報利用端
末5は、通信相手として選択した情報提供端末4から所
望の情報の提供を受けることができる。このとき、情報
利用端末5の画面には、画像や文字によって所望の情報
が表示されると共に、音声によっても情報が通知される
ので、情報利用端末5は、所望の情報を理解しやすい情
報形態で受信して利用することができる。
【0021】そして、ステップS7において、情報利用
端末5が情報提供端末4からの情報提供を完了すると、
決済手段3は、情報提供端末4に対して、情報提供によ
る対価を支払うための決済処理を行う。なお、情報提供
端末4(つまり、情報提供ユーザ)への対価の支払いは
銀行振込など既存の決済方法を利用する。
【0022】つまり、上記の実施の形態における双方向
通信システムによれば、情報提供端末4(つまり、情報
提供ユーザ)及び情報利用端末5(つまり、情報利用ユ
ーザ)は次のような種々のサービスを実現することがで
きる。
【0023】(1)双方向通信を行う情報提供端末4と
情報利用端末5のマッチングサービスを実現することが
できる。つまり、この双方向通信システムを利用する情
報提供端末4と情報利用端末5は、認証手段1を通じて
相互の通信相手を特定することにより、任意の通信相手
との間で行われる双方向通信を画像や音声や文字データ
によって実現することが可能となる。例えば、予め、通
信相手が相互にユーザ認証を行っておけば、テレビ会議
システムのように、音声と画像を用いた通信やデータ通
信を双方向通信によって実現することができる。
【0024】(2)双方向通信を行う場合に、情報利用
端末5は、任意の情報提供端末4を通信相手として選択
することができる。つまり、情報提供端末ごとに、それ
ぞれの情報のサービス内容に則った基準内容が整理され
て画面上に提示されるので、情報利用端末5は、その基
準内容を情報提供端末4を選択するときの判断材料とし
て、多数の情報提供端末から所望の情報提供端末4を選
択することができる。
【0025】(3)情報提供端末4の情報提供に対する
対価として、課金・支払いの決済処理を行うことができ
る。つまり、情報利用端末5は、情報の利用時間や利用
回数に応じて課金される。このとき、情報提供端末4と
情報利用端末5の二者間での双方向通信において、情報
利用端末5から課金されて情報提供端末4へ所定の金額
が支払われる。なお、情報提供端末4が複数の情報利用
端末5に情報を提供する場合は、各情報利用端末に対し
て情報量に応じて課金され、合算された金額の支払い処
理が情報提供端末4に対して行われる。
【0026】(4)情報利用端末5は提供された情報の
評価を行うことができる。つまり、情報利用端末5は、
情報提供端末4から情報提供を受けて通信を終了した後
に、情報提供端末4から提供された情報内容に基づいて
情報提供端末4を評価することができる。そして、評価
結果は認証手段1に通知される。これによって、認証手
段1は、通知された評価内容に応じて課金金額を決定
し、決済手段3に課金を行わせ、かつ決済処理を行うこ
とができる。つまり、情報提供端末4が提供した情報内
容を評価材料として、情報提供端末4への支払い金額な
どを決定することができる。
【0027】(5)情報提供端末4と情報利用端末5と
を共に登録制にすることによって、任意の通信相手を選
択して双方向通信を行うことができる。つまり、情報提
供端末4と情報利用端末5は、それぞれ、自己を特定し
た情報をデータベース2に登録しておく。情報利用端末
5は情報の提供を受けるために自己を特定した情報を登
録し、情報提供端末4は情報提供の対価の支払いを受け
るために自己を特定した情報を登録しておく。これによ
って、任意の情報利用端末5が任意の情報提供端末4と
通信を行っても、それぞれの情報利用端末5と情報提供
端末4との間で正当に情報提供と対価の決済処理が行わ
れる。
【0028】(6)情報提供端末4と情報利用端末5が
双方向通信を行う場合に通信の予約を行うことができ
る。つまり、情報提供端末4及び情報利用端末5が双方
向通信を行う場合、予め、通信時間や通信相手を特定す
るときは、それぞれが予め通信時間や通信相手を指定し
ておく。この場合、情報利用端末5が予約に違反した場
合は、認証手段1が決済手段3に対して違約金の処理を
行わせることもできる。
【0029】(7)情報提供端末4と情報利用端末5が
双方向通信を行う場合にユーザ情報を秘匿にすることが
できる。つまり、情報利用端末5と情報提供端末4は、
ともに、通信に必要な情報や通信目的となる情報を除い
て、個人情報については全て秘匿にされる。また、通信
終了後に、情報提供端末4と情報利用端末5は、この双
方向通信システム以外のシステムでは、それぞれのユー
ザを特定することができない。
【0030】次に、本発明における双方向通信システム
を用いた情報提供サービスの幾つかの実施例について説
明する。つまり、図1に示すように、情報提供端末4と
情報利用端末5がネットワーク6で接続されている場合
の情報提供サービスの具体的な実施例について説明す
る。なお、以下の説明では、情報提供端末4及び情報利
用端末5を、それぞれ、情報提供ユーザ4及び情報利用
ユーザ5と表現することにする。
【0031】(1)語学系研修サービス つまり、この情報提供サービスは、情報利用ユーザ5
が、ある語学を学習するため、その言語を直接理解でき
るネイティブスピーカとの通信を実現するサービスであ
る。ここで、情報利用ユーザ5のグループは語学系研修
の学習者であり、情報提供ユーザ4のグループはネイテ
ィブスピーカである。まず、情報利用ユーザ5は、情報
提供サービスを受けるための通信情報や課金処理のため
の各種情報をデータベース2に登録すると共に、予め、
自己の語学の学習レベルなどもデータベース2に登録し
ておく。また、情報提供ユーザ4は、事前に双方向通信
システムを運営するサービス提供者によって審査され
る。さらに、情報提供ユーザ4ごとの、通信時間に対す
る課金情報などもデータベース2に設定されている。
【0032】情報利用ユーザ5は、情報提供ユーザ4の
グループに含まれるメンバーの個別の情報や料金などに
基づいて、通信相手となる情報提供ユーザ4の選択が可
能となる。さらに、通信時に情報利用ユーザ5に提供さ
れるコンテンツは、映像や音声による会話の他に、デー
タ通信を利用して教材などの送受信も行われる。情報利
用ユーザ5は、提供された情報を利用して通信が終了し
た後に、情報提供ユーザ4の評価を行う。なお、双方向
通信システムを運営するサービス提供者は、評価の内容
によって情報提供ユーザ4の料金などを再設定する。ま
た、通信が終了した後に認証手段1が決済手段3を用い
て情報の授受に対する課金並びに決済処理を行う。そし
て、情報利用ユーザ5によって支払われた料金は、サー
ビス提供者によって回収され、そのうちの一部が情報提
供ユーザ4に支払われる。
【0033】(2)ノウハウ提供型サービス この情報提供サービスは、ある情報を必要とする情報利
用ユーザ5が、その情報に詳しい情報提供ユーザ4との
通信を実現するサービスである。情報利用ユーザ5は、
ある情報を必要としていて、予めサービス利用を受ける
ための登録を行っている。一方、情報提供ユーザ4も、
その情報に詳しいものとして予め登録をしている。
【0034】そして、情報利用ユーザ5は質問の内容に
応じて情報提供ユーザ4を選択して通信を行う。また
は、情報利用ユーザ5は、所定の質問事項をその質問の
属する分野の情報提供ユーザ4のグループ全体に提出
し、情報提供ユーザのグループの中で質問に答えられた
情報提供ユーザ4を通信相手に設定して通信を行う。そ
して、情報利用ユーザ5は、所望の情報を利用して通信
を終了させた後に、情報提供ユーザ4の評価を行う。ま
た、評価の内容は情報提供ユーザ4の料金などの再設定
に利用される。さらに、情報利用ユーザ5の質問件数に
応じて、認証手段1が、決済手段3に対して課金並びに
決済処理を行わせる。そして、情報利用ユーザ5によっ
て支払われた料金は、サービス提供者によって回収さ
れ、そのうちの一部が情報提供ユーザ4に支払われる。
【0035】(3)学習指導型サービス この情報提供サービスは、ある分野を学習したい情報利
用ユーザ5が、その分野に詳しい情報提供ユーザ4との
通信によって指導をうけることを実現するサービスであ
る。情報利用ユーザ5は、ある分野を学習する目的で予
め情報提供サービスを利用のための登録を行う。また、
情報提供ユーザ4は、その分野に詳しいものとして情報
提供を行うために予め登録を行う。そして、情報利用ユ
ーザ5は、情報の分野に応じて情報提供ユーザ4のグル
ーフの中から特定の通信相手を選択して通信を行う。
【0036】情報提供ユーザ4と情報利用ユーザ5の双
方向通信時は、映像や音声による会話の他にデータ通信
を利用して教材などの送受信が行われる。情報利用ユー
ザ5は、特定の情報提供ユーザ4からの情報によって定
期的な指導を望む場合は、予め通信時間と通信相手の予
約処理を行うことによって実現する。そして、情報利用
ユーザ5は、所定の情報を利用して通信を終了させた後
に、情報提供ユーザ4の評価を行う。また、評価の内容
は情報提供ユーザ4の料金などの再設定に利用される。
さらに、情報利用ユーザ5の質問件数に応じて課金処理
が行われる。そして、情報利用ユーザ5によって支払わ
れた料金は、サービス提供者によって回収され、そのう
ちの一部が情報提供ユーザ4に支払われる。
【0037】以上述べた実施の形態は本発明を説明する
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。例えば、本発明の双方向通信システムを用
いて、中心となる企業が系列企業に対して情報を提供
し、系列企業から情報料を徴収する形態や、サーバが不
特定の端末に情報を提供して情報料を徴収する形態な
ど、様々な分野に利用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、今日、広帯域ネッ
卜ワークの実現によって任意の通信相手と通信を行うこ
とが可能な環境となっている。そこで、本発明の双方向
通信システムでは、予め、情報提供ユーザと情報利用ユ
ーザとを認証することによって、任意に通信相手を選択
して映像や音声やデータなどの情報の双方向通信を行う
ことができる。さらには、双方向通信を利用することに
よって、情報提供ユーザと情報利用ユーザとの間での情
報提供サービスとそのサービスに対する課金・支払い処
理の代行を行うことができる。また、情報利用ユーザ
が、任意の通信相手である情報提供ユーザと双方向通信
を行うときに、情報提供ユーザが提供した情報内容を評
価し、次回の課金・支払い処理の基準材料にすることが
できる。さらに、情報提供ユーザと情報利用ユーザは、
お互いに任意の通信相手との双方向通信を行う場合に、
通信相手の情報の秘匿性を保持することができる。
【0039】このような効果が相俟って、本発明の双方
向通信システムによって、たとえば、先生や生徒が共に
学校などヘ出掛けることなく、自宅や遠隔値で学習を行
うことが可能となる。つまり、英語を話すネイティプス
ピーカを自国に置きながら、他国のユーザに対して語学
の授業を提供することができる。また、提供される情報
の評価については、授業を受ける側が即座に行うことが
できるので、授業の品質向上を図ることができる。さら
には、提供された情報に対する課金処理の代行や、情報
を提供する教師の選定や、個人情報の秘匿などが可能で
あるため、信頼性の高い情報サービスを提供することが
できる。また、情報サービスの提供者は、教室などの物
理的なインフラを最小限に抑えて、情報サービスを提供
することができるので、情報提供に対するコスト低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における双方向通信システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】 図1に示す双方向通信システムの情報処理の
流れを示すフロー図である。
【符号の説明】
1…認証手段、2…データベース、3…決済手段、4…
情報提供端末、5…情報利用端末、6…ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/16 H04N 7/16 C 7/173 640 7/173 640Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を提供する情報提供端末と情報の提
    供を受けて利用する情報利用端末とが有線または無線に
    よって通信接続され、前記情報提供端末と前記情報受信
    端末とが双方向通信によって情報の授受を行う双方向通
    信システムにおいて、 前記情報提供端末と前記情報受信端末は、それぞれ、自
    己を特定する認証情報を登録し、通信相手の認証情報に
    基づいて任意の通信相手を選択して双方向通信を行うこ
    とを特徴とする双方向通信システム。
  2. 【請求項2】 前記情報受信端末は、通信相手の認証情
    報に基づいて選択した情報提供端末から所望の情報を提
    供され、 前記情報提供端末は、前記情報受信端末に提供した情報
    に対する対価の決済情報を提供されることを特徴とする
    請求項1に記載の双方向通信システム。
  3. 【請求項3】 情報を提供する情報提供端末と情報の提
    供を受けて利用する情報利用端末とが有線または無線に
    よって通信接続され、前記情報提供端末と前記情報受信
    端末とが双方向通信によって情報の授受を行う双方向通
    信システムにおいて、 前記情報提供端末および前記情報利用端末を特定するた
    めの認証を行うとともに、前記情報提供端末と前記情報
    利用端末との間で行われる通信の制御を行う認証手段
    と、 前記情報提供端末および前記情報利用端末を特定するた
    めの認証情報と通信相手を選択するための判断情報とを
    格納するデータベースとを備え、 前記認証手段が、前記データベースに格納された認証情
    報と判断情報とに基づいて、前記情報提供端末と前記情
    報利用端末とを特定して双方向通信を行わせるように通
    信を制御することを特徴とする双方向通信システム。
  4. 【請求項4】 さらに、前記情報利用端末が利用した情
    報に対する課金処理と前記情報提供端末の情報提供に対
    する対価の決済処理とを行う決済手段を備え、 前記データベースは、前記情報提供端末が提供した情報
    に対応する課金情報を格納し、 前記情報提供端末と前記情報利用端末との双方向通信に
    おいて、前記決済手段が、前記データベースに格納され
    た課金情報を参照して、前記情報利用端末に対する課金
    処理を行うと共に、前記情報提供端末に対する決済処理
    を行うことを特徴とする請求項3に記載の双方向通信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 さらに、前記データベースは、前記情報
    提供端末から前記情報利用端末へ提供された情報内容の
    評価レベルを示す評価情報を格納し、 前記認証手段が、前記データベースに格納された評価情
    報に基づいて、前記課金情報の更新を行うことを特徴と
    する請求項4に記載の双方向通信システム。
  6. 【請求項6】 前記情報提供端末と前記情報受信端末と
    の双方向通信によって送受信される情報は秘匿性が保持
    されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何
    れかに記載の双方向通信システム。
  7. 【請求項7】 情報を提供する情報提供端末と情報の提
    供を受けて利用する情報利用端末とが有線または無線に
    よって通信接続され、前記情報提供端末と前記情報受信
    端末とが双方向通信によって情報の授受を行う双方向通
    信方法において、 前記情報提供端末および前記情報受信端末を特定するた
    めの認証情報を登録するステップと、 登録された認証情報を検索して前記情報提供端末および
    前記情報受信端末を確認するステップと、 確認された前記情報提供端末および前記情報受信端末を
    各々の通信相手に選択して双方向通信を開始するステッ
    プと、 前記情報受信端末が、所定の時間に亘って前記情報提供
    端末より情報の提供を受けるステップと、 前記情報受信端末が受信した情報量に応じて、該情報受
    信端末に対する課金処理を実行するステップと、 前記情報提供端末が提供した情報量に応じて、該情報提
    供端末に対する決済処理を実行するステップとを含むこ
    とを特徴とする双方向通信方法。
  8. 【請求項8】 前記課金処理及び前記決済処理は、前記
    情報提供端末から前記情報受信端末へ提供された情報内
    容の評価レベルに基づいて決定された課金情報を参照し
    て実行されることを特徴とする請求項7に記載の双方向
    通信方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020150988A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 株式会社セガ 予約管理サーバおよび予約管理プログラム
WO2021210486A1 (ja) * 2020-04-17 2021-10-21 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

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