JP2003122653A - クライアント・サーバシステムにおけるサーバのタイムアウトに関係した処理方法及びタイムアウト時処理選択方法並びにサーバコンピュータ及びそのプログラム - Google Patents

クライアント・サーバシステムにおけるサーバのタイムアウトに関係した処理方法及びタイムアウト時処理選択方法並びにサーバコンピュータ及びそのプログラム

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JP2003122653A
JP2003122653A JP2001311836A JP2001311836A JP2003122653A JP 2003122653 A JP2003122653 A JP 2003122653A JP 2001311836 A JP2001311836 A JP 2001311836A JP 2001311836 A JP2001311836 A JP 2001311836A JP 2003122653 A JP2003122653 A JP 2003122653A
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Kimio Watabe
公雄 渡部
Sayuri Matsuoka
さゆり 松岡
Kazuhisa Yoshimura
和久 吉村
Takeo Sato
武雄 佐藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タイムアウト設定時間に対する処理実行時間に
応じて処理結果の出力先をリアルタイムで切り換えるこ
とにより処理の無効化を回避するとともに無駄時間を低
減する。 【解決手段】WWWサーバは、サーバ、ウェブブラウザ
自体及びユーザにより設定されたタイムアウト設定時間
t1〜t3のうち最も短い時間をタイムアウト設定時間
t0とし、クライアントコンピュータからインターネッ
トを介して要求された検索処理を、データベースサーバ
と連携して実行し、(S12)タイムアウト設定時間t
0と該処理の経過時間tとの差t0−tを、正の所定値
Δtと比較し、(S16)該処理の実行中にt0−t≦
Δtとなれば、該処理の結果の出力先を変更することを
該通信ネットを介して該クライアントコンピュータに通
知し、(S19)該処理の結果を該変更した出力先に送
信し、(S14)t0−t>Δtの時に該処理が終了す
れば、その結果を現セッションにおいて該クライアント
コンピュータに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアント・サ
ーバシステムにおけるサーバのタイムアウトに関係した
処理方法及びタイムアウト時処理選択方法並びにサーバ
コンピュータ及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】データベースサーバでは、データ量の増
大、テーブル構造や検索条件の複雑化、及び利用者数の
増大に伴い、検索要求から検索結果を得るまでの時間が
長くなる傾向にある。また、検索結果を集計したり比を
計算したり、さらにグラフを作成したりした後、クライ
アントユーザにデータを送信すると、検索要求から検索
結果の加工及び出力までに要する時間であるターンアラ
ウンドタイムが長くなる。
【0003】データベースサーバは通常、WWWサーバ
と連携して動作する。すなわち、クライアントが、WW
Wウェブブラウザ上でURLを指定してWWWサーバに
アクセスすると、HTMLで記述された検索画面がWW
Wサーバからクライアントに送信される。その画面にク
ライアントユーザが検索に必要な情報を入力して画面上
の検索実行ボタンをクリックする。WWWウェブブラウ
ザはこれに応答して、この情報及びCGIプログラム起
動要求をWWWサーバに送信する。WWWサーバはこれ
に応答して、データベースサーバに検索を実行させ、そ
の結果を受け取り、加工し、その内容を記述したHTM
Lファイルを作成してクライアントに送信する。
【0004】CGIの替わりにWWWサーバ独自のAP
Iを使用したり、JavaやActivXなどのコンポ
ーネントを使用する場合も同様である。
【0005】ウェブブラウザは、それ自体に始めから設
定されている時間、例えば5分経過してもWWWサーバ
が応答しなかった場合には、エラーと判定してセッショ
ンを終了する。また、WWWサーバで設定したタイムア
ウト時間を越えた場合、WWWサーバ側でセッションを
終了する。セッションが終了すると、それまでの検索処
理が無効になり、処理時間の無駄になる。
【0006】そこで、この問題を解決するために、検索
処理所要時間に拘わらず検索結果を加工したファイルを
WWWサーバが一時的なURLに格納し、そのURLを
クライアントユーザに電子メールで通知する方法が採用
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ターン
アラウンドタイムが短い場合でもクライアントユーザは
電子メールでこのURLを確認し、ウェブブラウザにU
RLを指定し、そのウェブ画面上でファイルのダウンロ
ードを要求してこれを実行しなければならず、クライア
ントユーザが検索要求を出してから検索結果を得るまで
の時間が逆に長くなる。
【0008】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、タイムアウト設定時間に対する処理実行時間に応じ
て処理結果の出力先をリアルタイムで切り換えることに
より処理の無効化を回避するとともに無駄時間を低減す
ることが可能な、クライアント・サーバシステムにおけ
るサーバのタイムアウトに関係した処理方法及びタイム
アウト時処理選択方法並びにサーバコンピュータ及びそ
のプログラムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】本発明
によるクライアント・サーバシステムにおけるサーバの
タイムアウトに関係した処理方法の一態様では、(a)
クライアントコンピュータから通信ネットを介して要求
された処理を実行し(他のサーバと連係して実行する場
合を含む)、(b)タイムアウト設定時間t0と該処理
の経過時間tとの差t0−tを、正の所定値Δtと比較
し、(c)該処理の実行中にt0−t≦Δtとなれば、
該処理の結果の出力先を変更することを該通信ネットを
介して該クライアントコンピュータに通知し、該処理の
結果を該変更した出力先に送信し、(d)t0−t>Δ
tの時に該処理が終了すれば、その結果を現セッション
において該クライアントコンピュータに送信する この構成によれば、t0−t≦Δtとなっているのにサ
ーバの処理が終了していなければ、この処理が継続され
て処理結果出力先が変更され、タイムアウトによりセッ
ションが終了しても処理が打ち切られず、処理の無効化
が回避される。また、t0−t>Δtである時に検索処
理が終了すれば、現在のセッションにおいてクライアン
トコンピュータに処理結果が送信されるので、クライア
ントユーザの煩雑さが解消され、無駄時間が省かれる。
【0010】本発明の他の目的、構成及び効果は以下の
説明から明らかになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0012】[第1実施形態]図1は、本発明の第1実
施形態のクライアントサーバシステムの概略ブロック図
である。
【0013】WWWサーバ10、データベースサーバ1
1、FTPサーバ12A、メールサーバ13A及びFA
Xサーバ14からなるサーバ群は、専用回線を介して通
信ネットとしてのインターネット15に接続されてい
る。インターネット15にはまた、ユーザのLANが接
続され、このLANは、N台のクライアント161〜1
6N、FAX17、FTPサーバ12B及びメールサー
バ13Bを含んでいる。また、携帯電話18が無線でイ
ンターネット15に接続可能になっている。サーバ及び
クライアントの各々は、コンピュータシステムで構成さ
れている。
【0014】以下、クライアント161がWWWサーバ
10に検索要求する場合について説明する。
【0015】WWWサーバ10とデータベースサーバ1
1とが連携して、クライアント161からの検索要求に
応答する。FTPサーバ12A、メールサーバ13A、
FAXサーバ14、FTPサーバ12B、メールサーバ
13B、FAX17及び携帯電話18は、検索処理中に
タイムアウトになった場合に、後述のように用いられ
る。
【0016】クライアント161のウェブブラウザ上で
WWWサーバ10のURLを指定すると、WWWサーバ
10からクライアント161へ例えば図2に示すような
ウェブ画面20のHTMLファイルが送信される。クラ
イアントユーザは、ラジオボタン21〜24のいずれか
をクリックして検索データ種別A〜Dを選択し、選択し
たものについて、コンボBOX25で検索項目を選択
し、入力ボックス26に検索キーワードを入力し、コン
ボBOX27で検索方式を選択する。コンボBOX25
及び27はいずれも、逆3角形が表示された右端部をク
リックすると、選択可能な項目がドロップダウンリスト
で表示される。
【0017】タイムアウト時に処理を継続する場合には
YESサブミットボタン28Yをクリックし、そうでな
い場合にはNOサブミットボタン28Nをクリックす
る。NOサブミットボタン28Nをクリックした場合に
は、タイムアウトによりセッションが終了すると、検索
処理も終了するので、その結果が得られない。これに対
し、YESサブミットボタン28Yをクリックした場合
には、タイムアウトによりセッションが終了しても、検
索処理が継続され、後述のように他の手段で検索結果を
取得することができる。
【0018】YESサブミットボタン28Yをクリック
すると、リンクにより図3に示すようなウェブ画面40
の内容のHTMLファイルがWWWサーバ10からクラ
イアント161に送信され、これがウェブブラウザで表
示される。クライアントユーザは、ラジオボタン41〜
44の1つをクリックして処理結果出力先を選択する。
【0019】ラジオボタン41(WWWサーバ)を選択
した場合、処理結果一時格納URLがWWWサーバ10
により所定の規則で決定される。ラジオボタン42(F
AXサーバ)を選択した場合には、処理結果をFAX1
7で受け取るため、そのファクシミリ番号を入力ボック
ス45に入力する。ラジオボタン43(FTPサーバ)
を選択し、かつ、処理結果がFTPサーバ12Bに送信
されることを希望する場合には、入力ボックス46にそ
のURLを記入する。この記入が無い場合、処理結果が
WWWサーバ10からFTPサーバ12Aに送信され、
その一時的なURLがFTPサーバ12AからWWWサ
ーバ10に通知され、これがWWWサーバ10からクラ
イアント161に通知される。ラジオボタン44(メー
ルサーバ)を選択した場合には、入力ボックス47にク
ライアントユーザのメールアドレスを記入する。この場
合、処理結果はメールの添付ファイルとしてWWWサー
バ10からメールサーバ13Aに送信され、メールサー
バ13Aはこのメールアドレスに基づいてメールサーバ
13Bに転送する。ラジオボタン41を選択し、また
は、ラジオボタン43を選択し且つ入力ボックス46に
URLを記入しなかった場合には、処理結果格納先のU
RLをWWWサーバ10がクライアントユーザに通知す
る必要があるので、クライアントユーザは入力ボックス
47にメールアドレスを記入する。この場合、携帯電話
18のメールアドレスであってもよく、また、メールを
FAX17で受信できる場合にはその番号であってもよ
い。
【0020】選択及び記入が完了すると、クライアント
ユーザはOKサブミットボタン48をクリックする。こ
れにより、ウェブ画面40上のデータがWWWサーバ1
0に送信され、また、図2に示すウェブ画面20のHT
MLファイルがウェブブラウザで表示される。
【0021】次に、クライアントユーザがタイムアウト
時間を設定する場合にはYESサブミットボタン29Y
をクリックし、設定しない場合にはNOサブミットボタ
ン29Nをクリックする。YESサブミットボタン29
Yをクリックすると、リンクにより図4に示すようなウ
ェブ画面50のHTMLファイルがWWWサーバ10か
らクライアント161に送信されてウェブブラウザで表
示される。このHTMLファイルには次のタイムアウト
設定時間t1及びt2の値が含まれている。
【0022】WWWサーバ10により設定されたタイム
アウト設定時間t1は、エリア51に記入されている。
WWWサーバ10は、クライアント161が使用してい
るウェブブラウザの種類を検出することができ、これに
基づきウェブブラウザ自体に設定されているタイムアウ
ト設定時間t2が入力ボックス52に記入されている。
例えばインターネットイクスプローラ(登録商標)のバ
ージョン5.0以降のタイムアウト設定時間t2は5分
である。WWWサーバ10によりタイムアウト設定時間
t2が記入されていない場合、ユーザが記入する必要が
あり、記入しなかった場合にはウェブブラウザ自体にタ
イムアウト時間が設定されていないとみなされる。クラ
イアントユーザは、入力ボックス53にタイムアウト設
定時間t3を入力する。クライアントユーザがOKサブ
ミットボタン54をクリックすると、入力ボックス52
及び53内の値がWWWサーバ10に送信され、また、
図2に示すウェブ画面20のHTMLファイルがウェブ
ブラウザで表示される。WWWサーバ10はタイムアウ
ト設定時間t1〜t3のうち最も短い時間をタイムアウ
ト設定時間t0に代入する。
【0023】クライアントユーザが検索実行サブミット
ボタン30をクリックすると、ウェブ画面20上の検索
データ種別、検索項目、検索キーワード及び検索方式の
データ、並びに、検索を行うCGIプログラムに対する
起動要求がWWWサーバ10に送信される。WWWサー
バ10はこれに応答して、図5に示す処理を実行する。
【0024】(S1)タイムアウト設定時間t0とΔt
=C+Mの値とを比較する。ここにCは、処理結果出力
先を切り換えることを、タイムアウト前にクライアント
161のウェブブラウザへ通知するのに最低限必要な時
間であり、Mはこの通知の余裕時間である。通常、タイ
ムアウト設定時間t0は分単位の値であり、Cは1秒程
度、Mは数秒程度である。例えばΔt=5秒である。し
たがって、通常、ユーザが図4の入力ボックス53に入
力したタイムアウト設定時間t3にミスがなければ、t
0≦Δtとなることはない。t0≦Δtであればステッ
プS2へ進み、そうでなければステップS3へ進む。
【0025】(S2)WWWサーバ10は、検索処理を
行わずに、図4のウェブ画面50に、タイムアウト設定
時間ミスにより異常終了したことを追記したHTMLフ
ァイルを、クライアント161に送信する。ユーザはこ
れを確認し、ミスを訂正して検索要求処理を再開する。
【0026】(S3)タイマーTXを起動させる。
【0027】(S4)上記プログラムを起動して、デー
タベースサーバ11に対し、要求された検索処理を行わ
せる。
【0028】上記ステップS3の処理により、図6に示
すタイマー割り込み処理が例えば1秒毎に行われる。
【0029】(S10)出力先変更フラグFが‘0’で
あればステップS11へ進み、‘1’であればステップ
S18へ進む。フラグFの初期値は‘0’である。
【0030】(S11)タイマーTXの値t(経過時
間)を読み取る。
【0031】(S12)t0−t>Δtであればステッ
プS13へ進み、そうでなければステップS16へ進
む。
【0032】(S13)データベースサーバ11に対し
要求した検索処理が終了し、かつ、その結果に対し必要
な加工が終了して、その内容のHTMLファイルを作成
し終えた場合には、ステップS14へ進み、そうでなけ
ば割り込み元ルーチンの処理に戻る。
【0033】(S14)該HTMファイルをクライアン
ト161に送信する。ウェブブラウザはこの送信に応答
してクライアント161の画面にその内容を表示させ
る。
【0034】(S15)タイマーTXを停止させ、セッ
ションを終了し、割り込み元ルーチンの処理に戻る。
【0035】(S16)WWWサーバ10は、クライア
ント161のウェブブラウザに対し、図3のウェブ画面
40で指定した出力先に処理結果を送信することをウェ
ブ画面で通知する。
【0036】(S17)出力先変更フラグFを‘1’に
する。
【0037】(S18)データベースサーバ11に対し
要求した検索処理が終了し、かつ、その結果に対し必要
な加工が終了して、その内容のHTMLファイルを作成
し終えた場合には、ステップS19へ進み、そうでなけ
ば割り込み元ルーチンの処理に戻る。
【0038】(S19)ウェブ画面40で選択された出
力先に処理結果を送信して格納する。すなわち、WWW
サーバが選択された場合、処理結果をWWWサーバ10
内の一時URLに格納する。FAXサーバが選択された
場合、処理結果をFAXサーバ14に送信する。FTP
サーバが選択された場合、処理結果をFTPサーバ12
Aに送信する。URL(図3)にFTPサーバ12Bの
ドメイン名が含まれている場合、FTPサーバ12Aは
これをFTPサーバ12Bに転送する。メールサーバが
選択された場合、処理結果を添付ファイルとしてメール
サーバ13Aに送信する。メールアドレス(図3)にメ
ールサーバ13Bのドメイン名が含まれている場合、メ
ールサーバ13Aはこれをメールサーバ13Bに転送す
る。
【0039】(S20)ステップS19でWWWサーバ
10又はFTPサーバ12AのURLに検索結果が格納
される場合、このURLを通知するメールを、図3の入
力ボックス47で指定されたメールアドレスに送信す
る。ウェブ画面40でメールサーバ以外が選択された場
合には、検索処理が終了したことをメール又はFAXで
知らせる。次に、割り込み元ルーチンの処理に戻る。
【0040】タイムアウトによりウェブ画面上に検索結
果が得られなかった場合、ウェブ画面40でWWWサー
バ又はFTPサーバを選択したときにはユーザは、メー
ルサーバ13Bに届いているメールを受信し、メール本
文中のURLリンクをクリックすることによりウェブブ
ラウザを起動してジャンプし、そのウェブ画面上でファ
イルダウンロードのリンクをクリックする。ウェブ画面
40でメールサーバ又はFAXサーバを選択した場合に
はそれぞれ、検索結果をメール又はFAXで受信する。
【0041】本実施形態によれば、t0−t≦Δtとな
っているのに検索処理が終了していなければ、この処理
が継続されて処理結果出力先が変更され、タイムアウト
によりセッションが終了しても検索処理が打ち切られ
ず、検索処理の無効化が回避される。また、t0−t>
Δtであるとき検索処理が終了すれば、現在のセッショ
ンにおいてクライアントのウェブブラウザに処理結果が
送信されるので、クライアントユーザの煩雑さが解消さ
れ、無駄時間が省かれる。
【0042】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。例えば、本発明は検索処理以外の処理にも適用
可能である。また、通信ネットはインターネットに限定
されず、該処理を実行するサーバはWWWサーバ以外で
あってもよい。さらに、タイムアウト時間の設定は、サ
ーバのみ、ブラウザのみ、ユーザのみ、又はこれらの任
意の組み合わせであってもよい。ユーザが入力すべきデ
ータをユーザID毎にサーバに登録し又はクライアント
にクッキーとして記憶しておき、そのデータをHTML
ファイルに取り込んでクライアントの画面に表示させて
もよい。
【0043】以上の説明から、本発明には、以下の付記
が含まれる。
【0044】(付記1)(a)クライアントコンピュー
タから通信ネットを介して要求された処理を実行し、
(b)タイムアウト設定時間t0と該処理の経過時間t
との差t0−tを、正の所定値Δtと比較し、(c)該
処理の実行中にt0−t≦Δtとなれば、該処理の結果
の出力先を変更することを該通信ネットを介して該クラ
イアントコンピュータに通知し、該処理の結果を該変更
した出力先に送信し、(d)t0−t>Δtの時に該処
理が終了すれば、その結果を現セッションにおいて該ク
ライアントコンピュータに送信する、ことを特徴とする
クライアント・サーバシステムにおけるサーバのタイム
アウトに関係した処理方法。(1) (付記2)上記ステップ(b)のタイムアウト設定時間
t0は、上記処理が要求されたサーバコンピュータで設
定されたものであることを特徴とする付記1記載の処理
方法。
【0045】(付記3)上記ステップ(b)のタイムア
ウト設定時間t0は、上記クライアントコンピュータで
設定されたものであることを特徴とする付記1記載の処
理方法。
【0046】(付記4)上記ステップ(b)のタイムア
ウト設定時間t0は、上記処理が要求されたサーバコン
ピュータで設定されたものと上記クライアントコンピュ
ータで設定されたものとのうち最小値であることを特徴
とする付記1記載の処理方法。(2) (付記5)上記サーバはWWWサーバであり、上記ステ
ップ(b)における上記クライアントコンピュータで設
定されたタイムアウト設定時間は、WWWブラウザによ
り表示されたHTMLファイルの入力部に設定されたも
のを含む、ことを特徴とする付記4記載の処理方法。
【0047】(付記6)上記サーバはWWWサーバであ
り、上記ステップ(b)における上記クライアントコン
ピュータで設定されたタイムアウト設定時間は、WWW
ブラウザ自体に設定されているものを含む、ことを特徴
とする付記4記載の処理方法。
【0048】(付記7)上記サーバはWWWサーバであ
り、上記ステップ(a)においてさらに、上記ステップ
(c)における変更された出力先をWWWサーバにする
か他のサーバにするかのデータを、上記クライアントコ
ンピュータから通信ネットを介して受信し、該データ
は、WWWブラウザにより表示されたHTMLファイル
の入力部に設定されたものであり、上ステップ(c)の
出力先は、このデータに基づいて決定する、ことを特徴
とする付記1記載の処理方法。
【0049】(付記8)上記ステップ(c)における変
更された出力先のアドレスを電子メールでクライアント
ユーザに通知するステップをさらに有することを特徴と
する付記7記載の処理方法。
【0050】(付記9)プロセッサと、該プロセッサに
接続され、サーバプログラムが格納された記憶装置と、
を有し、該サーバプログラムは該プロセッサに対し、ク
ライアントコンピュータから通信ネットを介して要求さ
れた処理を実行させ、タイムアウト設定時間t0と該処
理の経過時間tとの差t0−tを、正の所定値Δtと比
較させ、該処理の実行中にt0−t≦Δtとなれば、該
処理の結果の出力先を変更することを該通信ネットを介
して該クライアントコンピュータに通知させ、該処理の
結果を該変更した出力先に送信させ、t0−t>Δtの
時に該処理が終了すれば、その結果を現セッションにお
いて該クライアントコンピュータに送信させる、ことを
特徴とするサーバコンピュータ。(3) (付記10)サーバコンピュータに対し、クライアント
コンピュータから通信ネットを介して要求された処理を
実行させ、タイムアウト設定時間t0と該処理の経過時
間tとの差t0−tを、正の所定値Δtと比較させ、該
処理の実行中にt0−t≦Δtとなれば、該処理の結果
の出力先を変更することを該通信ネットを介して該クラ
イアントコンピュータに通知させ、該処理の結果を該変
更した出力先に送信させ、t0−t>Δtの時に該処理
が終了すれば、その結果を現セッションにおいて該クラ
イアントコンピュータに送信させる、ためのサーバコン
ピュータプログラム。(4) (付記11)WWWサーバに対し要求した処理の結果が
タイムアウトによりセッション中に送信されない場合
に、該処理の結果の出力先をWWWサーバにするか他の
サーバにするかをユーザに選択させるウェブ画面をウェ
ブブラウザに表示させ、設定されたデータを該WWWサ
ーバに送信させる、ことを特徴とするクライアント・サ
ーバシステムにおけるサーバのタイムアウト時処理選択
方法。(5)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のクライアントサーバシ
ステムの概略ブロック図である。
【図2】検索要求情報入力のウェブ画面を示す概略図で
ある。
【図3】図2中のYESサブミットボタン28Yをクリ
ックしたときに表示される処理結果出力先及び連絡先の
入力ウェブ画面を示す概略図である。
【図4】図2中のYESサブミットボタン29Yをクリ
ックしたときに表示されるタイムアウト設定時間の表示
及び入力のウェブ画面を示す概略図である。
【図5】図2中の検索実行サブミットボタン30のクリ
ックに応答してWWWサーバで実行される処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】図5中のステップS3で起動されたタイマーの
割り込み処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 WWWサーバ 11 データベースサーバ 12A、12B FTPサーバ 13A、13B メールサーバ 14 FAXサーバ 15 インターネット 161〜16N クライアント 17 FAX 18 携帯電話 20、40、50 ウェブ画面 21〜24、41〜44 ラジオボタン 25、27 コンボBOX 26、45〜47、52、53 入力ボックス 28Y、29Y YESサブミットボタン 28N、29N NOサブミットボタン 30 検索実行サブミットボタン 48、54 OKサブミットボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 和久 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 佐藤 武雄 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B045 BB42 BB47 BB49

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)クライアントコンピュータから通
    信ネットを介して要求された処理を実行し、 (b)タイムアウト設定時間t0と該処理の経過時間t
    との差t0−tを、正の所定値Δtと比較し、 (c)該処理の実行中にt0−t≦Δtとなれば、該処
    理の結果の出力先を変更することを該通信ネットを介し
    て該クライアントコンピュータに通知し、該処理の結果
    を該変更した出力先に送信し、 (d)t0−t>Δtの時に該処理が終了すれば、その
    結果を現セッションにおいて該クライアントコンピュー
    タに送信する、 ことを特徴とするクライアント・サーバシステムにおけ
    るサーバのタイムアウトに関係した処理方法。
  2. 【請求項2】 上記ステップ(b)のタイムアウト設定
    時間t0は、上記処理が要求されたサーバコンピュータ
    で設定されたものと上記クライアントコンピュータで設
    定されたものとのうち最小値であることを特徴とする請
    求項1記載の処理方法。
  3. 【請求項3】 プロセッサと、 該プロセッサに接続され、サーバプログラムが格納され
    た記憶装置と、 を有し、該サーバプログラムは該プロセッサに対し、 クライアントコンピュータから通信ネットを介して要求
    された処理を実行させ、 タイムアウト設定時間t0と該処理の経過時間tとの差
    t0−tを、正の所定値Δtと比較させ、 該処理の実行中にt0−t≦Δtとなれば、該処理の結
    果の出力先を変更することを該通信ネットを介して該ク
    ライアントコンピュータに通知させ、該処理の結果を該
    変更した出力先に送信させ、 t0−t>Δtの時に該処理が終了すれば、その結果を
    現セッションにおいて該クライアントコンピュータに送
    信させる、 ことを特徴とするサーバコンピュータ。
  4. 【請求項4】 サーバコンピュータに対し、 クライアントコンピュータから通信ネットを介して要求
    された処理を実行させ、 タイムアウト設定時間t0と該処理の経過時間tとの差
    t0−tを、正の所定値Δtと比較させ、 該処理の実行中にt0−t≦Δtとなれば、該処理の結
    果の出力先を変更することを該通信ネットを介して該ク
    ライアントコンピュータに通知させ、該処理の結果を該
    変更した出力先に送信させ、 t0−t>Δtの時に該処理が終了すれば、その結果を
    現セッションにおいて該クライアントコンピュータに送
    信させる、 ためのサーバコンピュータプログラム。
  5. 【請求項5】 WWWサーバに対し要求した処理の結果
    がタイムアウトによりセッション中に送信されない場合
    に、該処理の結果の出力先をWWWサーバにするか他の
    サーバにするかをユーザに選択させるウェブ画面をウェ
    ブブラウザに表示させ、 設定されたデータを該WWWサーバに送信させる、 ことを特徴とするクライアント・サーバシステムにおけ
    るサーバのタイムアウト時処理選択方法。
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