JP2003120696A - シール付アンギュラ玉軸受 - Google Patents

シール付アンギュラ玉軸受

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JP2003120696A
JP2003120696A JP2001315597A JP2001315597A JP2003120696A JP 2003120696 A JP2003120696 A JP 2003120696A JP 2001315597 A JP2001315597 A JP 2001315597A JP 2001315597 A JP2001315597 A JP 2001315597A JP 2003120696 A JP2003120696 A JP 2003120696A
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JP
Japan
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seal
peripheral surface
ball bearing
raceway
periphery
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JP2001315597A
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English (en)
Inventor
Fumihiro Kamiya
文博 紙屋
Masayuki Hinata
正之 日名田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
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Application filed by Nachi Fujikoshi Corp filed Critical Nachi Fujikoshi Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/14Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
    • F16C19/16Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls
    • F16C19/163Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls with angular contact
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/54Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 背面組合せで強度を低下させることのないシ
ール付アンギュラ玉軸受を提供。 【解決手段】 内周面にアンギュラ型の外輪軌道12が
形成され、内周面の片側が他側に設けた肩部13より内
径が大きくされたカウンタボア構造を有する外輪1と、
外周面21に深溝型の内輪軌道22を有する内輪2と、
外輪軌道及び内輪軌道間を転動するボール3とを有する
単列アンギュラ玉軸受において、カウンタボア構造側に
対応する内輪側外周面12にその内周51が嵌着固定さ
れ、外周52がカウンタボア構造側の外輪の薄肉部内周
面14に摺接又は近接させたシールを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、シール付アンギ
ュラ玉軸受、特に複数の単列アンギュラ玉軸受を挟持固
定してスラスト及びラジアル荷重を受ける、一般産業機
械、工作機械のボールねじの支持部に適したシール付ア
ンギュラ玉軸受に関する。 【0002】 【従来の技術】シール付アンギュラ玉軸受は、軸受部の
グリースの封入や外部からの塵埃の侵入を防ぐにあたっ
て軸受とシールとを一体化することにより小型化できる
メリットがある。例えば特開平9−21425号公報に
おいては、カウンタボアタイプのアンギュラ玉軸受の外
輪のカウンタボア構造を有する内周面の薄肉部に、係止
部を設けて、この係止部に略円板状のシールの外周縁部
を係止しシールを外輪側に固定し、シールの内周縁を内
輪外周に摺接又は近接させて取付けられている。かかる
シール付アンギュラ玉軸受は、回転軸等への組み付けに
あたっては、2個一組として反シール(反薄肉)側同士
を組合せ(背面組合せという)てラジアル及びスラスト
荷重を受けるように取り付けられる。そして、両側に位
置するシールにより、2個の内外輪の軌道輪、ボール部
へのグリースを封入し、また、外部からの異物の混入を
防止している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、この例にお
いては、ハードディスクドライブ装置に組みまれるヘッ
ドを支えるスイングアームの支持用に用いられているた
め、荷重が小さい。また、アンギュラ玉軸受は予圧を与
えて組み付けられるが、予圧力も小さい。従って、外輪
のカウンタボア構造を有する内周面の薄肉部の強度につ
いて考慮する必要はない。しかしながら、一般産業機
械、工作機械のボールねじの支持部に使用しようとする
と予圧をはじめ荷重も大きく、シール取付のための溝や
段部を形成すると、元々強度が弱い薄肉部の強度が不足
し外輪が破損するおそれがあった。 【0004】本発明の目的は、一般産業機械、工作機械
等に使用できる。さらには、小型化を要求されるボール
ねじの支持部により適しており、背面組合せて強度を低
下させることのないシール付アンギュラ玉軸受を提供す
ることである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明においては、内周
面にアンギュラ型の外輪軌道が形成され、前記内周面の
片側が他側に設けた肩部より内径が大きくされたカウン
タボア構造を有する外輪と、外周面に深溝型の内輪軌道
を有する内輪と、前記外輪軌道及び内輪軌道間を転動す
るボールとを有する単列アンギュラ玉軸受において、前
記カウンタボア構造側に対応する内輪側外周面にその内
周が嵌着固定され、外周が前記カウンタボア構造側の外
輪の薄肉部内周面に摺接又は近接させたシールを有する
シール付アンギュラ玉軸受を提供することにより、上記
課題を解決した。 【0006】内輪側にシールの固定部を設け、カウンタ
ボア構造を形成する薄肉部側には摺接面又は近接面を設
けるだけなので、薄肉部の強度低下がない。なお、特開
2000−161368号公報において、複列のアンギ
ュラ玉軸受であるホイール軸受が開示されている。この
公報の図3には、カウンタボアタイプ構造の外側端に内
輪嵌着、外輪摺接タイプのシールが記載されている。し
かしながら、かかる一体形のものでは、一般産業機械、
工作機械のボールねじの支持部のような構造のものには
適用できない。また、端部の薄肉部では予圧を受けない
構造であり、シール構造の一形式ではあるが、本願の課
題・作用については開示も示唆もされていない。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を、図
面に基づいて(図を参照して)説明する。図1は本発明
のシール付(単列)アンギュラ玉軸受を2個を背面組合
せに配置した断面図である。図1において、シール付ア
ンギュラ玉軸受は、内周に外側軌道溝12が形成された
外輪1、外周面21に内側軌道溝22が形成された内輪
2、内外輪間で挟持回転するボール3、ボールを保持す
る保持器4、シール5とから構成される。外輪1の内周
面の片側は他側に設けた肩部13より内径が大きくされ
た薄肉部11が形成され、カウンタボア構造とされてい
る。薄肉部11の最小内半径は、内側軌道溝の底半径に
ボール3の直径を足したもの(ボール外周径という)と
ほぼ同寸法にされている。薄肉部11の最小内半径がボ
ール外周径より大きめの場合はボールは薄肉側より容易
に組付けられる。また、薄肉部の最小内半径がボール外
周径より小さめの場合は外輪を熱したり、外力を与えて
膨張させてボールを組み付ける。あるいは、薄肉部11
内周に一部に切欠きを設けてこの切欠きからボールを組
み付ける等種々の方法が用いられる。 【0008】内輪2の内輪軌道22は深溝型構造を呈す
る。かかる内外輪間に配置されたボール3は各軌道溝1
2、22とは斜め方向に接触することとなり、同一の軸
受を正面又は背面組合せすることで、スラスト荷重及び
ラジアル荷重を受けることができる。図1に示すものは
背面組合せのもので、図1の一点鎖線で示すように、ボ
ールに作用する力は2個のボールで外方から内方に向か
って片仮名のハ字となるような方向となるように働き、
さらに大きなモーメント負荷を受けることができる。 【0009】本発明においては、特に、外輪1のカウン
タボア構造側に対応する内輪2の外周面21の端部にシ
ール溝23が形成されている。一方、薄肉部11の端部
の内周面14が精度良く加工されている。シール5は円
板状にされシールの内周部51が、内輪のシール溝23
に圧入され、嵌着固定されている。シール外周部52は
断面Y字形の二重リップ52a,52bが形成され内周
面14と近接させ、微少隙間をもってシール部を形成す
る。これにより、背面合わせされた2個のアンギュラ玉
軸受の内部にグリースを封入することができる。また、
グリースの漏れを防止し、外部からの軸受内部への異物
の侵入を防ぐことができる。なお、図1の例ではリップ
52を近接させ軸受の回転トルクの増大を防止したが、
トルクに問題なければリップ52を内周面14に摺接す
るようにさせてもよいことはいうまでもない。 【0010】 【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
単列アンギュラ玉軸受において、カウンタボア構造側に
対応する内輪側外周面にその内周を嵌着固定し、外周を
カウンタボア構造側の外輪の薄肉部内周面に摺接又は近
接させたシールを設けることによりカウンタボア構造を
構成する薄肉部の強度低下をなくしたので、背面組合せ
での使用が容易で、曲げモーメントに強く、また、予圧
強度、取付強度も強いシール付アンギュラ玉軸受を提供
するものとなった。よって、ハードディスクのような低
荷重のものに限らず、一般産業機械、工作機械、小型化
を要求されるボールねじの支持部に使用可能なシール付
アンギュラ玉軸受を提供するものとなった。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のシール付アンギュラ玉軸受を2個を背
面組合せに配置した上半分部分断面図である。 【符号の説明】 1 外輪 2 内輪 3 ボール 5 シール 12 外輪軌道 13 肩部 14 薄肉部内周面 21 外周面 22 内輪軌道 23 内輪側外周面(シール溝) 51 (シール)内周 52 (シール)外周
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J016 AA02 AA03 BB03 CA02 CA03 3J101 AA02 AA42 AA54 AA62 BA53 BA73 FA15 FA53 GA31

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内周面にアンギュラ型の外輪軌道が形成
    され、前記内周面の片側が他側に設けた肩部より内径が
    大きくされたカウンタボア構造を有する外輪と、外周面
    に深溝型の内輪軌道を有する内輪と、前記外輪軌道及び
    内輪軌道間を転動するボールとを有する単列アンギュラ
    玉軸受において、前記カウンタボア構造側に対応する内
    輪側外周面にその内周が嵌着固定され、外周が前記カウ
    ンタボア構造側の外輪の薄肉部内周面に摺接又は近接さ
    せたシールを有することを特徴とするシール付アンギュ
    ラ玉軸受。
JP2001315597A 2001-10-12 2001-10-12 シール付アンギュラ玉軸受 Pending JP2003120696A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005057030A1 (ja) * 2003-12-11 2005-06-23 Koyo Seiko Co., Ltd. ピニオン軸支持用軸受装置
JP2009068719A (ja) * 2009-01-07 2009-04-02 Ntn Corp 転がり軸受用保持器およびそれを備えた転がり軸受の潤滑構造

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WO2005057030A1 (ja) * 2003-12-11 2005-06-23 Koyo Seiko Co., Ltd. ピニオン軸支持用軸受装置
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