JP2003119707A - 貝殻入りの舗装方法及び舗装体 - Google Patents
貝殻入りの舗装方法及び舗装体Info
- Publication number
- JP2003119707A JP2003119707A JP2001313485A JP2001313485A JP2003119707A JP 2003119707 A JP2003119707 A JP 2003119707A JP 2001313485 A JP2001313485 A JP 2001313485A JP 2001313485 A JP2001313485 A JP 2001313485A JP 2003119707 A JP2003119707 A JP 2003119707A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pavement
- shell
- shells
- white
- asphalt mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Road Repair (AREA)
Abstract
かつ舗装表面で貝殻の混入を視認することができる貝殻
入りの舗装方法及び舗装体を提供する。 【解決手段】 黒色の加熱アスファルト混合物に白色の
貝殻を混入して加熱舗装材料をつくる。その加熱舗装材
料を使用して舗装体をつくる。その舗装体の温度が常温
に低下したあと、舗装表面の表面部を研掃した処理面を
形成する。そのとき、その舗装表面の処理面において貝
殻が白い貝殻として視認できる程度に白色の貝殻を黒色
のアスファルト混合物から露出させる。黒色のアスファ
ルト混合物に白色の貝殻が点在している。舗装表面の処
理面において貝殻が白い貝殻として視認でき、美観がす
ぐれている。
Description
法及び舗装体に関するものである。
混入することは公知である。この場合、黒色のアスファ
ルト混合物を舗装材料の主な原料としており、舗装道路
の表面は全体的に黒色になっている。そのため、貝殻の
混入を視認しがたい。仮に黒色のアスファルト混合物の
中に白い微粉末状の混入物が判別できたとしても、それ
を貝殻として視認することはできない。
合成樹脂材料をバインダーとして利用することにより、
経済的で且つ機械的強度にも優れた道路の舗装は公知で
ある。たとえば、このような道路舗装方法が特開平9−
158106号に提案されている。この道路舗装方法に
おいては、貝殻を適度な粒度に破砕して得られる粉粒物
を主原料とし、これにバインダーとして耐酸性、耐塩
性、耐摩耗性等に優れた合成樹脂材料、硬化剤および硬
化促進材、必要に応じて廃ガラスの粉粒体、砂利等の骨
材を混入して舗装材を形成し、これを道路の上層部に流
し込み敷きならす。
うち、アスファルト混合物に微粉末状の貝殻を混入する
方法においては、貝殻が貝殻として視認できないため、
貝殻の美観の良さが消失してしまう欠点がある。
合成樹脂材料をバインダーとして利用する従来の方法に
おいては、バインダーの使用がコスト高を招く欠点があ
る。
視認することができる貝殻入り舗装方法及び舗装体を提
供することである。
すると、次のとおりである。
貝殻が点在しており、舗装表面が処理面で形成されてい
て、その舗装表面の処理面において貝殻が白い貝殻とし
て視認できる程度に白色の貝殻が黒色のアスファルト混
合物から露出して見えていることを特徴とする貝殻入り
の舗装体。
貝殻混入率が10〜30%である前述の貝殻入りの舗装
体。
入りの舗装体。
りの舗装体。
色の貝殻を混入して加熱舗装材料をつくる工程と、その
加熱舗装材料を使用して舗装体をつくる工程と、その舗
装体の温度が常温に低下したあと、舗装表面の表面部を
除去して、処理面を形成し、その舗装表面の処理面にお
いて貝殻が白い貝殻として視認できる程度に白色の貝殻
を黒色のアスファルト混合物から露出させる工程を含む
貝殻入りの舗装方法。
加熱アスファルト混合物の全骨材重量に占める貝殻の混
入率が10〜30%である前述の貝殻入りの舗装方法。
入りの舗装方法。
りの舗装方法。
スファルト混合物に白色の貝殻を混入して加熱舗装材料
をつくる。そして、その加熱舗装材料を使用して舗装体
をつくる。その舗装体の温度が常温に低下したあと、舗
装表面の表面部を除去して処理面を形成する。その際、
その舗装表面の処理面において貝殻が白い貝殻として視
認できる程度に白色の貝殻を黒色のアスファルト混合物
から露出させる。処理面の形成方法としては、ショット
ブラスト、研削、研摩などが好ましい。
殻サイズは5〜15mmである。加熱アスファルト混合
物の全骨材重量に占める貝殻の混入率は、好ましくは1
0〜30%である。
スファルト混合物に重量比で最大30%混入した加熱舗
装材料を製造する。その加熱舗装材料を舗設して舗装体
をつくる。舗装体の温度が常温に低下した後、ショット
ブラスト及び/または研削加工をして、舗装表面の表面
部を除去して研掃する。つまり、表面のアスモル層を除
去して、表面を処理面とし、ホタテ貝殻を露出させた景
観舗装を提供する。
分されていたホタテ貝殻を再利用することにより、環境
保全も望めるものである。
用の舗装道路をつくった。
した。
であった。
研削する方法と、研掃機(ショットブラスター)によっ
て研掃する方法の2種類が主な好適例である。
7mmの剛球(スチールショット)を、高速で投射する
ことによってアスファルト舗装面のアスファルトモルタ
ル部分等を除去する工法である。
ペラー(羽根車)の軸部から供給された剛球は、インペ
ラーの回転によって毎秒70〜90mの速度で切削後の
舗装面に投射される。この時、剛球の衝突エネルギーに
よってアスファルト舗装面のアスファルトモルタル分が
除去され、貝殻が露出し、さらに適度の粗面が得られ
る。
処理後の表面の状態はざらざらしており、すべり抵抗値
は、無処理のものと比べて高くなる。表2は、各表面処
理後のすべり抵抗値の測定例を示す。
の状態(つまり貝殻入り舗装の表面性状)を示す模式図
である。図1は、貝殻混入率が10%のものを示し、図
2は、貝殻混入率が20%のものを示し、図3は、貝殻
混入率が30%のものを示す。
状態を示す写真である。図4、5、6は、それぞれ貝殻
混入率が10%、20%、30%のものを示す。
す。舗装道路の表面全体がほぼ黒色になっており、貝殻
が白い貝殻として視認できない。
面を示しており、左側は研掃機による表面処理後の状態
を示し、右側は研掃機による表面処理前の状態を示す。
点在していて、舗装表面が処理面で形成されていると、
その舗装表面の処理面において貝殻が貝殻として視認で
きる程度に白色の貝殻が黒色のアスファルト混合物から
露出して見える。
の一例を示す模式図。
の他の例を示す模式図。
のさらに他の例を示す模式図。
の一例を示す写真。
の他の例を示す写真。
の他の例を示す写真。
り、左側は研掃機による表面処理後の状態を示し、右側
は研掃機による表面処理前の状態を示す。
Claims (8)
- 【請求項1】 黒色のアスファルト混合物に白色の貝殻
が点在しており、舗装表面が処理面で形成されていて、
その舗装表面の処理面において貝殻が白い貝殻として視
認できる程度に白色の貝殻が黒色のアスファルト混合物
から露出して見えていることを特徴とする貝殻入りの舗
装体。 - 【請求項2】 貝殻サイズが5〜15mmであり、貝殻
混入率が10〜30%である請求項1に記載の貝殻入り
の舗装体。 - 【請求項3】 舗装体が舗装道路である請求項1又は2
に記載の貝殻入りの舗装体。 - 【請求項4】 貝殻がホタテ貝である請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の貝殻入りの舗装体。 - 【請求項5】 黒色の加熱アスファルト混合物に白色の
貝殻を混入して加熱舗装材料をつくる工程と、その加熱
舗装材料を使用して舗装体をつくる工程と、その舗装体
の温度が常温に低下したあと、舗装表面の表面部を除去
して、処理面を形成し、その舗装表面の処理面において
貝殻が白い貝殻として視認できる程度に白色の貝殻を黒
色のアスファルト混合物から露出させる工程を含む貝殻
入りの舗装方法。 - 【請求項6】 貝殻サイズが5〜15mmであり、加熱
アスファルト混合物の全骨材重量に占める貝殻の混入率
が10〜30%である請求項5に記載の貝殻入りの舗装
方法。 - 【請求項7】 舗装体が舗装道路である請求項5又は6
に記載の貝殻入りの舗装方法。 - 【請求項8】 貝殻がホタテ貝である請求項5〜7のい
ずれか1項に記載の貝殻入りの舗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001313485A JP3860453B2 (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 貝殻入りの舗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001313485A JP3860453B2 (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 貝殻入りの舗装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003119707A true JP2003119707A (ja) | 2003-04-23 |
JP3860453B2 JP3860453B2 (ja) | 2006-12-20 |
Family
ID=19131948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001313485A Expired - Fee Related JP3860453B2 (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 貝殻入りの舗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3860453B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011052442A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Mie Univ | 舗装構造物および舗装施工方法 |
-
2001
- 2001-10-11 JP JP2001313485A patent/JP3860453B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011052442A (ja) * | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Mie Univ | 舗装構造物および舗装施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3860453B2 (ja) | 2006-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI267424B (en) | Porous abrasive articles with agglomerated abrasives and method for making the agglomerated abrasives | |
JP2003190827A (ja) | 再生骨材の製造方法 | |
EP2785810A1 (en) | Agglomerate abrasive grain comprising incorporated hollow microspheres | |
JPH02116651A (ja) | コンクリート等の建築材料用の骨材とその製造法 | |
JP2004019368A (ja) | 道路舗装材 | |
JP2003119707A (ja) | 貝殻入りの舗装方法及び舗装体 | |
JPH1121156A (ja) | 再生骨材の製造方法 | |
JP3505555B2 (ja) | 舗装方法及び舗装材 | |
JP2003252664A (ja) | 廃コンクリート材を利用した廃コンクリート含浸骨材及びその製造方法 | |
CN1280226C (zh) | 废弃陶瓷的再生结合法及其结合物 | |
JP3774418B2 (ja) | ドライ型プレミックスモルタル組成物 | |
JP2007126343A (ja) | 混合骨材及びその利用方法並びにその製造方法 | |
JPH08501116A (ja) | 塩分を含有する合成の粉砕砂及び/又は豆砕石の製造方法 | |
JP3348380B2 (ja) | 丸形磨き骨材及び丸形磨き骨材の製造方法 | |
JPH09286654A (ja) | 硝子粉粒子を混入したコンクリート製品の製造方法 | |
KR20190099179A (ko) | 폐흡착재를 이용한 기층 지반 대체재의 제조방법 | |
JP3628661B2 (ja) | 無機系廃棄物を原料とする多孔質粒状体の製造方法 | |
JP7490532B2 (ja) | 舗装用コンクリートブロックの製造方法 | |
JP2002265618A (ja) | 粒状体及びその製造方法 | |
CN107986659A (zh) | 一种活性微粉的制备方法 | |
JPH09165252A (ja) | 貝殻入りセメントモルタル及びその製品 | |
JP3921261B2 (ja) | 再生粗骨材、並びに、コンクリート | |
JP3358715B2 (ja) | セメント系組成物 | |
JP2004092207A (ja) | 路面の施工方法 | |
JPH04326976A (ja) | アスファルト用砂の調製方法及びアスファルト用砂 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050816 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050906 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051003 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060404 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060426 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20060828 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060919 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060921 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130929 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140929 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150929 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |