JPH04326976A - アスファルト用砂の調製方法及びアスファルト用砂 - Google Patents

アスファルト用砂の調製方法及びアスファルト用砂

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JPH04326976A
JPH04326976A JP3124835A JP12483591A JPH04326976A JP H04326976 A JPH04326976 A JP H04326976A JP 3124835 A JP3124835 A JP 3124835A JP 12483591 A JP12483591 A JP 12483591A JP H04326976 A JPH04326976 A JP H04326976A
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concrete
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Hiromitsu Fukui
福井 弘満
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RISAIKURU KYODO KUMIAI
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンクリート廃棄物
からアスファルト用砂の調製法及びこの方法で得られた
アスファルト用砂に係り、その目的は建設物を取壊した
際に出るコンクリートの破片やその他の廃棄すべきコン
クリート固型化物(以下コンクリート廃棄物と称す)更
には道路を改修する際に生じるアスファルト廃棄物から
砂等を回収し、資源の有効利用を計るコンクリート及び
アスファルト廃棄物からアスファルト用砂の調製法及び
この方法で得られたアスファルト用砂の提供にある。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリートやアスファルト廃棄
物はそのまま埋立処分されることが多い。しかしながら
、産業廃棄物であるコンクリート廃棄物やアスファルト
廃棄物は近年その廃棄場所がなく問題となっている。 一方、自然保護、環境保全の観点から、川砂や山砂(岩
石粉砕物)の採集は限定され、細骨材としての砂が涸渇
している。そこで、近年ではコンクリート廃棄物から、
鉄筋などの異物を取り除いて40mm以下に破砕し、道
路の基礎部分等に敷き詰める砕石として利用することも
試みに行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンクリートやアスフ
ァルト廃棄物の埋立てや廃棄処分は、処分地の確保が東
京、大阪等の大都市を中心として段々難しくなってきて
いる。コンクリート廃棄物を粉砕し、粒度を揃えて砕石
としての利用する方法や利用量はまだ少なく、コンクリ
ート廃棄物の多くは無駄に埋立処分されていた。一方、
良質の細骨材となる砂は自然保護、環境保全の観点から
採取が制限され不足しがちで海砂は含有塩分がコンクリ
ート劣化をもたらすため使用は制限されている。
【0004】この発明は上記事情に照らしてなされたも
ので、これまで無駄に捨てられていたコンクリートやア
スファルト廃棄物の有効利用を計ることができないか、
併せて良質の細骨材の不足を補うコンクリートやアスフ
ァルト廃棄物中の砂分の再利用が可能か否かを検討する
過程でなされたものである。コンクリートやアスファル
ト廃棄物を粉砕して分級しても、通常はそのまま細骨材
として利用できない問題があった。
【0005】コンクリート廃材には、鉄筋等の金属が含
まれているとともに、コンクリートの配合材として、砂
利、砂、セメント、が配合されている。そのうち、セメ
ント分は本来強アルカリ性であるとともに細砕中に雨水
と反応して炭酸カルシウムを形成し、アルカリ度が強く
なっていることも有り、通常粉砕して細骨材として使用
する際には、水洗によりアルカリ分やダスト分を洗い流
して調製している。このように、粉砕工程を湿式にする
には、他に作業中の粉塵公害を防止する目的も有る。
【0006】しかしながら、湿式法で調製した細骨材は
、含水率が20%以上で製造され、野積みの天日乾燥で
14〜15%程度にしかならず、含水率の高いことが欠
点であり汚泥処理という二次公害処理の問題があった。 また、アスファルト廃材は通常アスファルトが、砕石が
60%程度、砂分が30%、ピッチ分が6%程度含有さ
れて構成されており、略同様の組成となっている。 このような組成のアスファルト廃材を粉砕して分級する
と、その配合から細骨材は表面に必ずピッチの薄膜を被
膜しており、このピッチ分がコンクリート用細骨材とし
て使用した場合には、油分が混在し物理的性状や美観を
損ね、望ましい細骨材ではなかった。そこで、このアス
ファルト廃材の粉砕物の表面からピッチ被膜を除去する
には、皮むき研磨を行う必要が有り、この皮むき研磨時
の廃水処理の問題や、工数を多くに調整された細骨材は
コスト的に市場に供給され難いという問題もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ちこの発明はコンクリ
ート及びアスファルト廃棄物から鉄筋等の異物を除去し
て20mm以下に破砕した含水率20%以下の原料をさ
らに細かく粉砕し、その後、4mmを超える被粉砕物を
分別して0〜4mmの砂をセメント分や微粉末分ととも
にアスファルト用砂として回収するとともにこれらの作
業を乾式で全て行うことを特徴とするコンクリート廃棄
物からアスファルト用砂の調製法及びコンクリート及び
アスファルト廃棄物から鉄筋等の異物を除去して20m
m以下に破砕した原料を85%以上の0.074〜4m
mの砂と15%以下の0.074mm以下の微粉末、セ
メントの混合物として回収した含水率9%以下のコンク
リート及びアスファルト廃棄物から調製されたアスファ
ルト用砂を提供することにより前記従来の欠点を悉く解
消した。
【0008】
【実施例】以下、この発明によるコンクリート及びアス
ファルト廃棄物からアスファルト用砂の調製法及びこの
方法で得られたアスファルト用砂について図面を参照し
ながら具体的に説明する。
【0009】図1と図2はこの発明に係るアスファルト
用砂の調製法の1実施例を示すものであって、原料10
には、既存の処理装置によりコンクリート廃棄物及びア
スファルト廃棄物から鉄筋等の異物を除き、20mm以
下に粉砕したものを用いる。この原料10はホッパー1
に収納される。ホッパー1の下端放出口には切出設備2
を設けている。切出設備2としては、例えば振動フィー
ダーを使用し、原料10を所定量づつ連続的に切出し、
搬送装置3を介して粉砕装置4に供給する。搬送装置3
はベルトコンベア等の任意の装置を使用する。粉砕装置
4は原料10をさらに細かく砕いて0〜4mmとするも
ので、破砕や磨砕あるいは粉砕の各種装置が使用可能で
、本実施例ではスーパーサンダー(商品名)を使用して
いる。原料10の粉砕により生成した被粉砕物は砂にセ
メント分や微粉末分の付着したもの更にはピッチの付着
したもの砂分である。粉砕装置4から出てくる被粉砕物
は分級装置5でふるい分けし、4mmを超えるものを搬
送装置3を介して粉砕装置4に戻す。分級装置5として
は通常の乾式装置がよい。。0〜4mmの砂分を細骨材
11として回収する。粉砕工程や分級工程中に生じたセ
メント分や微細粉等のダストは集塵装置6へ送られ、集
められる。集塵装置6は例えば電気集塵装置、バグフィ
ルター等の乾式の装置が任意に使用できる。集塵装置6
で集められたダスト13、細骨材11と混合し製品12
とする。この製品12は0〜4m/mの砂、泥11と0
.07mm以下のセメント分等のダスト13との混合物
でアルカリ性であり、含水率は9%以下である。
【0010】この発明において、コンクリート廃棄物及
びアスファルト廃棄物を集積場で完全に聞知集積する必
要はない。その理由は、アスファルト廃棄物から調製し
た細骨材はピッチの被膜が付着しているが、再度アスフ
ァルト用の細骨材として使用するから、そのピッチを除
去する必要がないからである。加えて、廃棄物の集積場
において、コンクリート廃棄物、アスファルト廃棄物は
重量物であり、保管を完全にしようとしてもその分離は
難しく現実的ではないからである。
【0011】更に、アスファルトを構成する配合成分は
、酸性が強く(ピッチ中の硫黄分による)、セメントダ
ストや炭酸カルシウムが配合されると中和されることに
なり、アスファルトの経時劣化が防止でき望ましいうえ
、廃棄すべきダスト13を利用できるから歩留り上も望
ましい。
【0012】この様な、調製方法で得られたこの発明に
係るアスファルト用の砂は、調製法が乾式で行われて含
水率が9%以下、0.074〜4mmの砂を85%以上
、0.074mm以下のダストを15%以下含んでなる
。含水率が9%以下で調製されるのは、少なくとも0〜
20mmに予め調製したコンクリート及びアスファルト
の廃棄物の含水率が20%以下の原料を使用し、全工程
が乾式で行われるからである。含水率が9%以下とされ
ているので、ピッチ、砂分、砕石を混合加熱してアスフ
ァルト調製する際の加熱温度を低く抑えることができ、
省熱資源の観点から、道路舗設現場での現場施工性の観
点から秀れている。因に、通常の細骨材は14〜20%
である。この通常の含水率は、天日野積み乾燥法の限界
である。
【0013】この発明に係るアスファルト用砂は、砂分
が85%以上、泥、セメント分が15%以下となるのは
この発明者の平均的実験的知得値である。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上詳述した如く、コンクリ
ート及びアスファルト廃棄物から鉄筋等の異物を除去し
て20mm以下に破砕した含水率20%以下の原料をさ
らに細かく粉砕し、その後、4mmを超える被粉砕物を
分別して0〜4mmの砂をセメント分や微粉末分ととも
にアスファルト用砂として回収するとともにこれらの作
業を乾式で全て行うことを特徴とするコンクリート廃棄
物からアスファルト用砂の調製法及びコンクリート及び
アスファルト廃棄物から鉄筋等の異物を除去して20m
m以下に破砕した原料を85%以上の0.074〜4m
mの砂と15%以下の0.074mm以下の微粉末、セ
メントの混合物として回収した含水率9%以下のコンク
リート及びアスファルト廃棄物から調製されたアスファ
ルト用砂であるから、コンクリート及びアスファルト廃
棄物から含水率の低い、中和剤を要しないアスファルト
用砂が得られる方法であるとともに得られたアスファル
ト用砂はアスファルトの配合材として、資源再利用、自
然保護の観点から優れた効果を奏する砂となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコンクリート及びアスファルト
廃棄物からアスファルト用砂の調製法の一実施例のフロ
ーシートである。
【図2】図1と同じくフローシートである。
【符号の説明】
1  ホッパー 2  切出設備 3  搬送装置 4  粉砕装置 5  分級装置 6  集塵装置 10  原料 11  砂分 12  製品 13  ダスト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コンクリート及びアスファルト廃棄物
    から鉄筋等の異物を除去して20mm以下に破砕した含
    水率20%以下の原料をさらに細かく粉砕し、その後、
    4mmを超える被粉砕物を分別して0〜4mmの砂をセ
    メント分や微粉末分とともにアスファルト用砂として回
    収するとともにこれらの作業を乾式で全て行うことを特
    徴とするコンクリート廃棄物からアスファルト用砂の調
    製法。
  2. 【請求項2】  コンクリート及びアスファルト廃棄物
    から鉄筋等の異物を除去して20mm以下に破砕した原
    料を85%以上の0.074〜4mmの砂と15%以下
    の0.074mm以下の微粉末、セメントの混合物とし
    て回収した含水率9%以下のコンクリート及びアスファ
    ルト廃棄物から調製されたアスファルト用砂。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263530A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 硫酸ピッチの処理方法
JP2018184809A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 旭有機材株式会社 人工芝に含まれる砂の再生方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5061878A (ja) * 1973-10-04 1975-05-27

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