JP2003119402A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JP2003119402A
JP2003119402A JP2002157096A JP2002157096A JP2003119402A JP 2003119402 A JP2003119402 A JP 2003119402A JP 2002157096 A JP2002157096 A JP 2002157096A JP 2002157096 A JP2002157096 A JP 2002157096A JP 2003119402 A JP2003119402 A JP 2003119402A
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JP2002157096A
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Toshimi Yamanaka
稔美 山仲
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Original Assignee
Riken Technos Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱安定性、特に、成形時の熱安定性、物理特
性、成形加工性などに優れた熱可塑性樹脂組成物を提供
する。 【解決手段】 下記成分:(a)極性基を有する熱可塑
性エラストマー 100重量部、および(b)エチレン
と(メタ)アクリル酸またはその塩との共重合体および
/または環状イミノエーテル化合物 0.01〜20重
量部を含む事を特徴とする熱可塑性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱安定性に優れ
た、極性基を有する熱可塑性樹脂組成物に関し、特に、
成形時の熱安定性、物理特性、成形加工性などに優れ
た、極性基を有する熱可塑性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性ポリエステルエラストマ
ー及び熱可塑性ポリウレタンエラストマーなどは、優れ
た耐摩耗性、機械強度を有し、工業製品、スポーツ用
品、自動車部品、医療部品などに広く使用されている。
【0003】近年、これらの極性基を有する熱可塑性エ
ラストマーに、高機能化を目的とし、各種改質剤を添加
したり、他の高分子と混合する(ポリマーブレンドやポ
リマーアロイを形成する)などして、新たな用途に対応
する試みがなされている。
【0004】一方、これらの改質剤を添加することによ
り、熱可塑性エラストマーや追加の他のポリマーの熱分
解を促進する場合が多様にある。また、長時間にわたり
成形加工を行うと、樹脂の熱分解による分子量低下、物
理特性の低下や成形加工性の悪化、成形機の老朽化の促
進等の不具合を生じる場合がある。
【0005】その他、特にポリウレタン系エラストマー
では、粘度低下の温度・剪断依存性が極めて大きいこと
と、ダイスウェル比が小さいことから肉厚変化の大きい
成形品では成形品表面の艶ムラが生ずる場合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、以上のよ
うな従来の技術的課題を解決すべく鋭意検討した結果、
極性基を有する熱可塑性エラストマーにエチレンと(メ
タ)アクリル酸またはその塩との共重合体および/また
は環状イミノエーテル化合物を添加することにより、成
形時の熱安定性、物理特性などに優れた熱可塑性樹脂組
成物が得られ、またポリウレタン系エラストマーにエチ
レンと(メタ)アクリル酸またはその塩との共重合体を
添加し得られた熱可塑性樹脂組成物については、肉厚変
化の大きい成形品の成形性が向上することを見出し、本
発明に到達した。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、下
記成分:(a)極性基を有する熱可塑性エラストマー
100重量部、および(b)エチレンと(メタ)アクリ
ル酸またはその塩との共重合体および/または環状イミ
ノエーテル化合物 0.01〜20重量部を含む事を特
徴とする熱可塑性樹脂組成物である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の熱可塑性樹脂の各成分に
ついて、以下に説明する。 成分(a):極性基を有する熱可塑性エラストマー 本発明の組成物に用いられる成分(a)は、分子構造内
に極性基を有するものであればいかなるものでもよい
が、なかでも、ポリエーテルエステルアミド系樹脂、ポ
リエステル系エラストマー、脂肪族系ポリエステル、ポ
リウレタン系エラストマー、およびポリアミド系エラス
トマーが好ましい。
【0009】(a−1):ポリエーテルエステルアミド
系樹脂 本発明の(a−1)ポリエーテルエステルアミド系樹脂
は、ポリエーテルセグメントを有する高分子の非イオン
系界面活性剤の1種である。具体例としては、ポリエチ
レングリコール・ポリアミド共重合体、ポリエチレング
リコール・メタクリレート共重合体、ポリエチレンオキ
シド/ポリプロピレンオキシド共重合体、ポリエチレン
グリコール系ポリエステルアミド共重合体、ポリエチレ
ングリコール系ポリエステルエラストマーなどポリエー
テルセグメントを有する制電性エラストマーが挙げられ
る。
【0010】(a−2):ポリエステル系エラストマー 本発明の(a−2)成分であるポリエステル系エラスト
マーとは、分子内のハードセグメントとしてポリエステ
ルを、ソフトセグメントとしてガラス転移温度(Tg)
の低いポリエーテルまたはポリエステルを用いたマルチ
ブロックコポリマーである。具体的には、ハードセグメ
ントとして、ポリブチレンテレフタレートなどの芳香族
系結晶性ポリエステルを、ソフトセグメントとしてポリ
エーテルを用いたポリエステル/ポリエーテル型、ハー
ドセグメントとして芳香族系結晶性ポリエステルを、ソ
フトセグメントとして脂肪族系ポリエステルを用いたポ
リエステル/ポリエステル型などが挙げられる。
【0011】ポリエステル/ポリエーテル型は、例えば
テレフタル酸ジメチルと1,4−ブタンジオールおよび
ポリテトラメチレンエーテルグリコールなどを出発原料
として、エステル交換反応、重縮合反応によって合成さ
れるものである。また、ポリエステル/ポリエーテル型
は、テレフタル酸ジメチルと1,4−ブタンジオールお
よびε−カプロラクトンなどを出発原料として、エステ
ル交換反応、開環反応によっても合成することができ
る。
【0012】本発明の(a−2)成分としては、通常の
ポリエステルエラストマーが全て使用でき、1種単独
で、あるいは2種以上を併用することができる。
【0013】(a−3):脂肪族系ポリエステル 本発明の(a−3)成分である脂肪族系ポリエステル
は、生分解性として一般的に市販されているものを用い
ることができる。例えば、昭和高分子(株)より販売さ
れている商品名ビオノーレ(ポリブチレンサクシネー
ト、ポリブチレンサクシネートアジペート)やダイセル
化学工業(株)より販売されているセルグリーン(ポリ
カプロラクトン)などが挙げられるが、用途や特性に応
じた樹脂を任意に選定することができる。工業的には、
脂肪族ジカルボン酸と過剰のジオールを出発原料とし
て、脱水重縮合反応および脱ジオール反応によって合成
されるものなどが挙げられる。このような脂肪族ポリエ
ステルとしては、ポリブチレンサクシネート、ポリエチ
レンサクシネートおよびその共重合体が一般的であり、
各種高分子量タイプが工業生産されている。
【0014】本発明に好適に用いられる(a−3)脂肪
族ポリエステルとしては、ポリブチレンサクシネート
(コハク酸と1,4−ブタンジオールの2元系縮合
物)、ポリブチレンサクシネートアジペート(コハク酸
およびアジピン酸、ならびに1,4−ブタンジオールの
3元系縮合物)などが挙げられる。
【0015】また、本発明の(a−3)脂肪族ポリエス
テルには、イソシアネート基、ウレタン基といった反応
基を構造中に導入することも可能である。さらに、本発
明の(a−3)脂肪族ポリエステルとして、ポリ乳酸な
どを共重合したコポリエステルのような種々の共重合体
を用いることもできる。
【0016】(a−4):ポリウレタン系エラストマー 本発明のポリウレタン系エラストマー(a−4)とはウ
レタン基を持つ熱可塑性エラストマーである。具体的に
は、ソフトセグメントとしての、長鎖グリコールとイソ
シアネートの反応で得られるポリウレタンと、ハードセ
グメントとしての、短鎖グリコールとイソシアネートか
らなるポリウレタンとの、直鎖状のマルチブロックコポ
リマーであり、必要に応じて、架橋剤(鎖延長剤)も用
いられる。
【0017】ここで、長鎖グリコールとしては、ポリエ
ーテル系としてポリエチレンオキシド、ポリプロピレン
オキシド、あるいはそれらの共重合体が挙げられ、ポリ
エステル系としてポリアジペート、ポリラクトン、ポリ
カーボネート、脂肪族系としてポリブタジエン、ポリイ
ソプレンなどが挙げられる。
【0018】また、短鎖グリコールとしては、エチレン
グリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオールのような脂肪族グリコール、シクロヘキサン
ジメタノールなどのような脂環族グリコール、ハイドロ
キノンビス(2−ヒドロキシエチル)エーテルのような
芳香族グリコールが、通常、使用される。
【0019】一方、上記イソシアネートとしては、4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、
2,4′−および2,6−トルエンジイソシアネート
(TDI)などが用いられる。
【0020】また、上記架橋剤(鎖延長剤)としては、
3,3−ジクロロ−4,4−ジアミノジフェニルメタン
(MOCA)などの芳香族ジアミンなどが用いられる。
【0021】上記(a−4)ポリウレタンエラストマー
は、1種単独であるいは2種以上を併用することができ
る。
【0022】(a−5):ポリアミド系エラストマー 本発明の(a−5)成分であるポリアミドとは、アミド
結合をその繰り返し単位中に有するアミド系樹脂を総称
するものであり、例えば、ナイロン6、ナイロン6,
6、ナイロン12などや、ポリアミドポリエステル共重
合体、ポリアミドポリエーテル共重合体などが挙げられ
る。
【0023】本発明の(a−5)成分であるポリアミド
系エラストマーとは、ハードセグメントであるポリアミ
ド拘束相と、ソフトセグメントとしてのポリエーテル及
び/またはポリエステル構造を有する熱可塑性エラスト
マーの総称である。例えば、ポリアミド(PA)拘束相
としてPA12成分を用いたポリアミド系エラストマー
は、ラウロラクタム、ジカルボン酸、およびポリエーテ
ルジオールを、ラクタム開環触媒としての水を加えて加
圧加熱下で反応させてカルボキシルテレケリックナイロ
ン12オリゴマーを得、次にポリエーテルジオールと縮
合反応させることにより得られる。ポリアミド拘束相と
しては、この他に、PA6なども用いられる。
【0024】ポリアミド系エラストマーは、上記合成方
法により、基本構造的には、ポリエーテルブロックポリ
アミドエラストマーまたはポリエーテルエステルブロッ
クポリアミドエラストマーの形態のものとなり、使用さ
れるジオールの種類などによって様々な特性を持ったポ
リアミド系エラストマーが得られる。
【0025】ポリアミド系エラストマーは、高温特性と
機械特性、耐油性、低温特性などに優れているため、機
械部品、自動車部品などの他、スポーツ用品関係など広
範囲に使用されている。
【0026】また、加工性、特性を改質する目的とし
て、ポリアミドやポリアミド系エラストマーに他の樹脂
を混合してポリマーアロイ、ポリマーブレンドなどの形
態で使用することも可能である。
【0027】なお、本発明における成分(a)は、好ま
しくは、ガラス転位温度が室温以下である。
【0028】成分(b):エチレンと(メタ)アクリル
酸またはその塩との共重合体および環状イミノエーテル
化合物 成分(b)としては、以下に説明するエチレンと(メ
タ)アクリル酸またはその塩との共重合体および環状イ
ミノエーテル化合物の両方またはいずれか一方を使用す
ることができる。
【0029】(b−1):エチレンと(メタ)アクリル
酸またはその塩との共重合体 本発明におけるエチレンと(メタ)アクリル酸またはそ
の塩との共重合体は、エチレンと一般式(I):
【0030】
【化1】 CH2=C(R1)−COOM (I)
【0031】[式中、R1は水素又はメチル基を表し、
MはLi、Na、K、Zn、Mg、Ag、Cu、Ca、
Ba、Feなどの金属、炭素数1〜10個のアルキル基
又は水素を表す。]で表される単量体との共重合体であ
る。上記一般式(I)で表される単量体としては、メタ
クリル酸金属塩、アクリル酸金属塩、メタクリル酸エス
テル、アクリル酸エステル、メタクリル酸、アクリル酸
等が挙げられる。中でもメタクリル酸金属塩が好まし
い。この共重合体は、高い反発弾性率を持つイオン架橋
結合を有するイオン性共重合体であって、具体的にはエ
チレンとアクリル酸又はメタクリル酸の如き不飽和有機
酸との共重合体であり、カルボキシル基の全部又は一部
が金属イオンにより中和又は架橋されているものが良
い。一般式(I)におけるMは、好ましくはNa、Zn
である。
【0032】エチレンとの共重合体において、上記単量
体は、3〜20重量%、特に4〜15重量%を占めるこ
とが好ましい。特に、メタクリル酸金属塩含量が3〜2
0重量%、特に4〜15重量%のエチレン−メタクリル
酸金属塩共重合体が好ましい。上記単量体が3重量%未
満では、得られる組成物中に単量体が充分に分散しない
という問題点があり、20重量%を超えると必要な反発
弾性が得られない。また、上記共重合体は、0.5〜1
5g/10分のメルトフローレート(JISK 676
0に準処し、温度190℃、荷重2160gで測定)を
有することが好ましい。ここで必要に応じて、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−α−オレフィン共重
合体を配合することができ、3種以上の樹脂の混合物を
用いることもできる。
【0033】(b−2):環状イミノエーテル化合物 本発明における環状イミノエーテル化合物としては下記
式(II)で示されるものが使用される。
【0034】
【化2】 (II)
【0035】式(II)中、Xは2価の炭化水素基であ
り、具体的にはエチレン、置換エチレン、トリメチレ
ン、置換トリメチレン等があげられる。置換エチレン又
は置換トリメチレンの置換基としては炭素数1〜10の
アルキル基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数5〜
12のシクロアルキル基、炭素数8〜20のアラールキ
ル基があげられる。上記アルキル基としてはメチル、エ
チル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチ
ル、ノニル、デシル、イソプロピル等が例示できる。上
記アリール基としてはフェニル、ナフチル、ジフェニル
等が例示でき、さらには、下記(III)のアリール基で
もよい。
【0036】
【化3】 (III)
【0037】(ここでRは−O−、−CO−、−S−、
−SO2−、−CH2−、−CH2 ・CH2−、−C(C
32−である。)また、シクロアルキルとしてはシ
クロヘキシルが例示できる。
【0038】上記Xとしては、これらのうちでもエチレ
ン、トリメチレンが特に好ましい。なお、式(II)中の
2個のXは互いに同一であることが好ましいが、相異な
る基であっても差支えない。
【0039】式(II)中のDは、2価の炭化水素基であ
り、その具体例としては、炭素数1〜10のアルキレン
基、炭素数6〜12のアリーレン基、炭素数5〜12の
シクロアルキレン基、炭素数8〜20のアラールキレン
基等があげられる。さらに具体的には、上記アルキレン
基として、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレ
ン、ペンチレン、ヘキサメチレン、オクタメチレン、ノ
ナメチレン、デカメチレン等が例示でき、またシクロア
ルキレン基としてシクロヘキシレンが例示できる。ま
た、アリーレン基としてはフェニレン、ナフチレン、ジ
フェニレン及び下記の基が例示できる。このDは上述の
Xと同一の炭化水素基でもよく、異なってもよい。
【0040】
【化4】 (IV)
【0041】(ここでR′は−O−、−CO−、−S
−、−SO2−、−CH2−、−CH2・CH2−、−C
(CH32−である。)また、式(II)中、
【0042】
【化5】 (V)
【0043】で示される環状イミノエーテルは5員環又
は6員環を形成するが、5員環のものはビスオキサゾリ
ンと呼ばれる化合物であり、6員環のものはビスオキサ
ジンと呼ばれる化合物である。これらの具体例として
は、次の如き化合物をあげることができる。
【0044】(i)ビスオキサゾリン類:2,2′−p
−フェニレンビス(2−オキサゾリン)、2,2′−m
−フェニレンビス(2−オキサゾリン)、2,2′−o
−フェニレンビス(2−オキサゾリン)、2,2′−p
−フェニレンビス(4−メチル−2−オキサゾリン)、
2,2′−p−フェニレンビス(4,4−ジメチル−2
−オキサゾリン)、2,2′−m−フェニレンビス(4
−メチル−2−オキサゾリン)、2,2′−m−フェニ
レンビス(4,4′−ジメチル−2−オキサゾリン)、
2,2′−エチレンビス(2−オキサゾリン)、2,
2′−テトラメチレンビス(2−オキサゾリン)、2,
2′−ヘキサメチレンビス(2−オキサゾリン)、2,
2′−オクタメチレンビス(2−オキサゾリン)、2,
2′−デカメチレンビス(2−オキサゾリン)、2,
2′−エチレンビス(4−メチル−2−オキサゾリ
ン)、2,2′−テトラメチレンビス(4,4−ジメチ
ル−2−オキサゾリン)、2,2′−3,3′−ジフェ
ノキシエタンビス(2−オキサゾリン)、2,2′−シ
クロヘキシレンビス(2−オキサゾリン)、2,2′−
ジフェニレンビス(2−オキサゾリン)。
【0045】(ii)ビスオキサジン類:2,2′−メチ
レンビス(5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジ
ン)、2,2′−エチレンビス(5,6−ジヒドロ−4
H−1,3−オキサジン)、2,2′−プロピレンビス
(5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)、
2,2′−ブチレンビス(5,6−ジヒドロ−4H−
1,3−オキサジン)、2,2′−ヘキサメチレンビス
(5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジン)、
2,2′−p−フェニレンビス(5,6−ジヒドロ−4
H−1,3−オキサジン)、2,2′−m−フェニレン
ビス(5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オキサジ
ン)、2,2′−ナフチレンビス(5,6−ジヒドロ−
4H−1,3−オキサジン)、2,2′−p・p′−ジ
フェニレンビス(5,6−ジヒドロ−4H−1,3−オ
キサジン)。
【0046】本発明における式(II)で示される環状イ
ミノエーテル化合物としては、なかでも2,2′−m−
フェニレンビス(2−オキサゾリン)が特に好ましい。
【0047】成分(b)を配合することによって成分
(a)の粘度低下、すなわち分子量の低下を抑制するこ
とができ、従って、成形時の発泡を抑えることができ
る。また、ダイスウェル比を増大することにより肉厚変
化の大きな成形品表面の艶ムラを抑えることが出来る。
【0048】成分(b)の配合量は、成分(a)100
重量部に対し、0.01〜20重量部である。好ましい
配合量は、使用する成分(b)によって異なり、成分
(b−1)を単独で用いる場合は、好ましくは0.1〜
15重量部、さらに好ましくは1〜10重量部、特に好
ましくは3〜10重量部である。成分(b−2)を単独
で用いる場合は、好ましくは0.01〜5重量部、さら
に好ましくは0.05〜3重量部である。成分(b−
1)、(b−2)を併用する場合は、好ましくは0.1
〜15重量部である。成分(b)が下限値未満の場合、
必要とする粘度低下防止効果が得られず、上限値を越え
た場合、加工性が悪くなるという問題が発生する。
【0049】また、本発明の熱可塑性樹脂組成物は、任
意成分として、下記成分(c)を含有することができ
る。成分(c)を添加することにより、樹脂組成物の熱
安定性をさらに高めることができる。
【0050】成分(c):非極性熱可塑性エラストマ
ー、及び、ガラス転位温度が室温以上の極性樹脂 成分(c)としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリス
チレンやアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重
合体(ABS樹脂)などのポリスチレン系樹脂、アクリ
レート/メタクリレート系樹脂などのビニルモノマー重
合体または共重合体;低密度ポリエチレン、中密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、低圧法低密度ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、ポリ4−メチ
ルペンテン−1などのポリα−オレフィン;プロピレン
−エチレンブロック共重合体、プロピレン−エチレンラ
ンダム共重合体などの、α−オレフィン同士またはα−
オレフィンと他のモノマーとの共重合体;その他のポリ
オレフィン系樹脂;ナイロン6、ナイロン66、ナイロ
ン12などのポリアミド;ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレートなどの芳香族系ポリエ
ステルおよび脂肪族系ポリエステル;液晶ポリエステ
ル;ポリフェニレンオキシドなどの芳香族ポリエーテ
ル;ポリアセタール系樹脂ポリカーボネート系樹脂;ポ
リイミド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホンなどの
スルホン系ポリマー;エポキシ樹脂、フェノール樹脂、
ジアリルフタレート樹脂、メラミン樹脂などが挙げられ
る。
【0051】本発明においては、上記の熱可塑性樹脂の
中から1種または2種以上の混合物が目的に応じて適宜
選択される。
【0052】なかでも、成形性の点から、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン共重合体(ABS樹脂)などのビニルモノマー重
合体または共重合体;ポリプロピレン、結晶性プロピレ
ン−エチレン共重合体や結晶性プロピレン−ブテン1共
重合体などの結晶性プロピレン共重合体、ナイロン、ポ
リブチレンテレフタレートなどが好ましく、特にポリ塩
化ビニル、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエ
ン−スチレン三元共重合体(ABS樹脂)などのビニル
モノマー重合体または共重合体が好ましい。
【0053】また、耐熱性の点からは、ポリカーボネー
ト、ポリエチレンテレフタレート、芳香族ポリイミド、
芳香族ポリエーテルなどが好ましい。
【0054】本発明の樹脂組成物を上記成分(c)との
ポリマーアロイの形態で使用することで、樹脂組成物が
成分(c)中に分散し、その結果、熱安定性がさらに高
められる。
【0055】成分(a)100重量部に対する成分
(c)の添加量の範囲は、好ましくは50〜3500重
量部、更に好ましくは100〜3500重量部である。
【0056】特に、成分(a)がポリエーテルエステル
アミドの場合は、200〜3500重量部が好ましい。
【0057】本発明の熱可塑性樹脂組成物には、各種充
填材、安定剤、着色剤、強化用ゴム、エラストマー成
分、可塑剤、分散剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、難燃
剤、安定剤、補強剤、滑剤、発泡剤、耐候(光)剤、金
属粉などの添加剤を適宜配合することができる。
【0058】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、各成分を
予備混合し、溶融混練して、通常の2次加工原料形態で
あるペレット状コンパウンドとして使用することができ
る。ペレット加工することによって、各種成分を均一に
予備分散ならしめ、高分子特性としての安定性を得るこ
とができる。
【0059】ペレット状コンパウンドの加工において用
いられる予備混合機としては、予備分散、分配、拡散混
合を目的とするブレンダーが用いられる。ブレンダーの
代表例としては、リボンブレンダー、ヘンシェルミキサ
ー(スーパーミキサー)、タンブラーミキサー、タンブ
ルミキサー、エアーブレンダーなどが挙げられる。これ
らの予備混合機は、各配合物の形態や拡散レベル、およ
び、溶融混練機に応じて選定される。また、予備混合機
を用いず、各成分をそれぞれ異なるブラベンダーなどの
定量切出機や定量液体添加装置を用いて、溶融混練機に
投入してもよい。
【0060】溶融混練機としては、一般的には単軸、二
軸押出機、バンバリー式、ロール式などが挙げられる。
これらも、組成物の形態や目的、生産性に応じて選定
し、溶融混練することにより、ペレット状の原料を製造
することが可能である。
【0061】また、本発明の熱可塑性樹脂組成物は、各
成分をドライブレンドして得られるパウダー状としても
使用できる。上記ペレット状コンパウンドの加工におい
て用いられる予備混合機を用いてドライブレンドして、
パウダー状の混合物の原料を製造することも可能であ
る。
【0062】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、あらゆる
成形方法に対応でき、異形押出を含む押出成形、射出成
形、ブロー成形、カレンダー成形、真空成形、エンボス
成形など各種成形機による成形加工が可能である。
【0063】上記の各種成形機は、通常使用される一般
的な仕様のものが採用できる。
【0064】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、その優れ
た特性を生かし、工業部品、射出成形品:ギア、キャス
ター、防振部材、自動車部品、ダストカバー、ブッシ
ュ、パキング、ベアリングカバー、ホーンパッド、ピッ
カー、キャスター、冷凍機部品、消音ギア、グリップ、
印字ローラ、ブーツ、バイザミラー、スノーチェーン、
スポーツシューズ、サッカーシューズ、ゴルフシュー
ズ、陸上シューズ、野球靴、ヒールトップ、時計バン
ド、ヒールトップ、ゴルフボール、押出成形品:ホー
ス、チューブ、ベルト、フィルム、キーボードフィル
ム、メディカル用、電線被覆、消防ホース、空圧チュー
ブ、ユアツホースカバー、ブロー成形:ベローズ、カレ
ンダー成形:フィルム、合成皮革、ボール内袋、ラック
アンドピニオンブーツ、等速ジョイントブーツ、ストラ
ットサスペンションブーツ、ショックアブソーバー、コ
ーティング、手袋、表面処理、ホットメルト、接着剤、
バインダー、高分子改質材、などに好適に使用すること
ができる。
【0065】また、本発明の熱可塑性樹脂組成物は、触
感に優れ、耐傷付き性に優れる材料であるので、特に、
主に射出成形で人の手に触れる部品類、例えば、グリッ
プ類、スイッチ類、肘掛け類、表皮類、バックル類、緩
衝剤類等に使用できる。
【0066】グリップ類の用途としては、例えば、ドラ
イバー、プライヤー、ペンチ、鋸、等の工具のグリップ
類、工具箱グリップ、自動車部品としてパーキングブレ
ーキカバー、ハンドル、ドア、シフトノブ、グラブレー
ル、印鑑グリップ、ペングリップ等の文房具滑り止めグ
リップ類、手摺り滑り止め類、ドアノブ滑り止め類、シ
ャワーグリップ、スキーストックグリップ、釣り竿グリ
ップ、グリップシフト、グリップ等の自転車部品、ステ
ッキグリップ、ハンドグリップ等の美容健康用品、カメ
ラ・双眼鏡部品が挙げられる。
【0067】スイッチ類の用途として、例えば、携帯電
話部品、リモコン等の電気機器部品、ソフトタッチスイ
ッチボタン、ボタンスイッチ、ピントリング等のカメラ
・双眼鏡部品が挙げられる。
【0068】肘掛け類の用途として、例えば、いすの肘
掛け、グローブボックスが挙げられる。
【0069】表皮類の用途として、例えば、内装表皮
材、コンソールボックス、計器パネル、自動車内外装部
品としてインパネスイッチボタン、コンソールボックス
等、筐体、カメラ・双眼鏡部品のボタンスイッチ、ピン
トリング等が挙げられる。
【0070】バックル類の用途としては、例えば、スキ
ーブーツバックル、鞄やス−ツケース等が挙げられる。
【0071】緩衝材類の用途としては、例えば、ビデオ
カメラアイキャップ、掃除機バンパー等の家電機器のバ
ンパー類、エッジ材等の家具部品等、腕時計の筐体やベ
ルト、メガネやサングラスの緩衝材兼滑り止め類が挙げ
られる。
【0072】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により説
明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるも
のではない。なお、実施例中における部および%は、特
に断らない限り、重量基準である。
【0073】実施例および比較例で使用した成分は、以
下の通りである。
【0074】<成分(a)> (1)ハイトレル5557(商標):東レ・デュポン株
式会社製 種類:ポリエーテル/エステル系熱可塑性ポリエステル
エラストマー(TPEE) (Tg:−10℃以下) (2)パンデックスT−8180N(商標):ディーア
イシーバイエル株式会社製 種類:熱可塑性ポリウレタン系エラストマー(TPU
E) (Tg:−10℃以下) (3)1180A50(商標):武田バーディッシュ株
式会社製 種類:熱可塑性ポリウレタン系エラストマー(TPU
E) (Tg:−10℃以下)
【0075】<成分(b)> (1)ハイミラン1605(商標);三井デュポン・ポ
リケミカル株式会社製種類:エチレン−メタクリル酸共
重合系アイオノマー(Naイオン系) (2)CPレジンA(商標);三国製薬株式会社製 種類:2,2’−(1,3)−フェニレン−ビス(2―
オキサゾリン) (略称:1,3−PBO) (3)ハイミラン1855(商標);三井デュポン・ポ
リケミカル株式会社製種類:エチレン−メタクリル酸共
重合系アイオノマー(Znイオン系)
【0076】
【実施例1〜10及び比較例1〜3】表1、表2の配合
処方に従い、成分(a)及び(b)を直径47mmの2
軸押出機にて混練温度190℃〜230℃で溶融混練を
行った。実施例1、2、7および比較例1は220℃、
実施例3、4、5、6、8〜10および比較例2、3は
200℃、であった。得られた樹脂組成物の評価結果を
表1、表2に示す。
【0077】実施例および比較例において用いた評価方
法は次の通りである。
【0078】<試験片の調製及び成形性>サンプルペレ
ットを型締め力120tonの射出成形機に供給して、
射出成形機内にて所定の温度で滞留させた後、成形をお
こない、成形品の状態を観察した。成形条件は、シリン
ダー温度=200℃、230℃又は250℃、金型温度
=40℃であり、ゲートは、幅40×厚み0.5mmの
フィルムゲートを使用した。また、滞留時間はいずれも
5分間とした。試験片形状は、厚み3mmのプレートで
あり、外寸は80×40mmである。成形品の状態(バ
リの有無)を目視で確認した。
【0079】<肉厚変化部での艶むら>また、肉厚変化
のある成形品での表面の艶ムラ評価は、シリンダー温度
=200〜230℃、金型温度=40℃により、外寸4
0mm×80mm、厚み1mm、2mm、3mmの段付
きプレート(図1)を成形し、肉厚変化部の艶ムラを肉
眼で確認した。 ○:艶ムラが認められない。 ×:艶ムラが認められた。
【0080】<粘度>測定温度180℃、230℃の各
温度で、株式会社東洋精機製作所製キャピログラフ1B
(キャピラリー径1mm、長さ20mm、剪断力243.2
sec-1)にて、粘度を測定した。
【0081】
【表1】
【0082】
【表2】
【0083】表1から明らかなように、実施例1〜7の
本発明に係る熱可塑性樹脂組成物は何れも、成形時にバ
リを発生することなく、成形性は良好であった。また、
180℃および230℃での粘度の低下はほとんどなか
った。また、表2から明らかなように実施例8〜10で
は成形品肉厚変化部に艶ムラが生ずることなく成形性は
良好であった。
【0084】一方、成分(b)を含まない比較例1及び
2の樹脂組成物はいずれも、成形時にバリを生じ、ま
た、180℃での粘度低下が大きかった。また、230
℃では、所定の剪断力を与えることができず、粘度を測
定することができなかった。比較例3では、成形品に著
しい艶ムラが見られた。
【0085】
【発明の効果】本発明は、熱安定性、溶融特性、特に、
成形時の熱安定性、物理特性、成形加工性などに優れた
熱可塑性樹脂組成物を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】艶むらを評価した段付きプレートを作成するた
めの金型の概略図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C08L 101/02 C08L 23:08 23:08)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記成分:(a)極性基を有する熱可塑
    性エラストマー 100重量部、および(b)エチレン
    と(メタ)アクリル酸またはその塩との共重合体および
    /または環状イミノエーテル化合物 0.01〜20重
    量部を含む事を特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 成分(a)が、ポリエーテルエステルア
    ミド系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、脂
    肪族系ポリエステル、ポリウレタン系エラストマー、お
    よびポリアミド系エラストマーの群から選ばれた少なく
    とも1種以上である事を特徴とする請求項1記載の熱可
    塑性樹脂組成物。
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