JP2003118665A - ワイヤハーネスの取外し方法 - Google Patents

ワイヤハーネスの取外し方法

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JP2003118665A
JP2003118665A JP2001318316A JP2001318316A JP2003118665A JP 2003118665 A JP2003118665 A JP 2003118665A JP 2001318316 A JP2001318316 A JP 2001318316A JP 2001318316 A JP2001318316 A JP 2001318316A JP 2003118665 A JP2003118665 A JP 2003118665A
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JP
Japan
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wire harness
hooking
hook
vehicle
hooks
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Application number
JP2001318316A
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English (en)
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Takamitsu Miyamukai
孝充 宮向井
Hiroyuki Hayashi
弘幸 林
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/56Reuse, recycling or recovery technologies of vehicles

Landscapes

  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスを廃棄車両から取外す際の断
線を防止し、ワイヤハーネスの取外しの作業性を向上さ
せることができるワイヤハーネス取外し方法を提供す
る。 【解決手段】 車両の解体工程においてワイヤハーネス
を引上装置のフックに引っ掛けて車両からワイヤハーネ
スを取外す方法において、両端に該フックへの引っ掛け
部3A、3Bを有し、本体2が紐状又は帯状である吊り
具1を用い、該吊り具本体2をワイヤハーネスWの離間
した複数部位が引っ掛け位置となるように巻回させると
ともに、両引っ掛け部3A、3Bを引上装置のフックに
引っ掛けて引き上げることにより、ワイヤハーネスWを
取外すことを特徴とするワイヤハーネスの取外し方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の廃棄車
両のワイヤハーネスをリサイクルのために廃棄車両本体
から取外すための方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】環境問題の認識に関する高まりのなか、
資源の有効利用への関心が益々高まっている。このよう
な問題は、廃棄処分された車両についても例外ではな
い。特に、近時の電子制御化された車両が使用している
ワイヤハーネスの量は膨大であり、これを無視すること
ができないのが現状である。
【0003】廃棄車両本体からワイヤハーネスを取外す
方法の一つとして、クレーン等の引上装置のJ字状フッ
クをワイヤハーネスの全長の中心の位置に引っ掛けて引
き上げて取外す方法がある。
【0004】しかしながら、このような方法では、ワイ
ヤハーネスの両端がつっぱったり、片端が切れたりする
ことも多々あった。前者の場合に、無理矢理大きな力を
加えると途中で断線してしまう。このような断線が生じ
ると、J字状フックを別のワイヤハーネスの部位に引っ
掛け替えて、取外し作業をしなければならず、ワイヤハ
ーネスの取外し作業の効率が悪かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の不具合を解消するためになされたもので、ワイヤ
ハーネスを廃棄車両から取外す際の断線を防止し、ワイ
ヤハーネスの取外しの作業性を向上させることができる
ワイヤハーネス取外し方法を提供することをその課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記課
題を解決するため、下記の技術的手段が提供される。 (1)車両の解体工程においてワイヤハーネスを引上装
置のフックに引っ掛けて車両からワイヤハーネスを取外
す方法において、両端に該フックへの引っ掛け部を有
し、本体が紐状又は帯状である吊り具を用い、該吊り具
本体をワイヤハーネスの離間した複数部位が引っ掛け位
置となるように巻回させるとともに、両引っ掛け部を引
上装置のフックに引っ掛けて引き上げることにより、ワ
イヤハーネスを取外すことを特徴とするワイヤハーネス
の取外し方法。 (2)車両の解体工程においてワイヤハーネスを引上装
置のフックに引っ掛けて車両からワイヤハーネスを取外
す方法において、リング状の紐状又は帯状部材である吊
り具を用い、該紐状又は帯状部材をワイヤハーネスの離
間した複数部位が引っ掛け位置となるように巻回させる
とともに、該紐状又は帯状部材により該フックへの引っ
掛け部をその両端に形成し、両引っ掛け部を引上装置の
フックに引っ掛けて引き上げることにより、ワイヤハー
ネスを取外すことを特徴とするワイヤハーネスの取外し
方法。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を好ま
しい実施例により説明する。本発明は、車両の解体工程
においてワイヤハーネスを引上装置のフックに引っ掛け
て車両からワイヤハーネスを取外す方法に係るもので、
両端に該フックへの引っ掛け部を有し、本体が紐状又は
帯状である吊り具を用い、該吊り具本体をワイヤハーネ
スの離間した複数部位が引っ掛け位置となるように巻回
させるとともに、両引っ掛け部を引上装置のフックに引
っ掛けて引き上げることにより、ワイヤハーネスを取外
すことを特徴とするものである。
【0008】図1に、本発明の実施例で用いる吊り具の
構造を示す。図中1が吊り具であり、2が吊り具本体
で、紐状部材から構成される。吊り具本体2の両端に
は、当該吊り具1をクレーン等の引上装置のフックに引
っ掛けるための引っ掛け部3A、3Bが取り付けられて
いる。また、引っ掛け部3A、3Bにはフック引っ掛け
のための円形の開口部(アイ)4A、4Bが形成されて
いる。
【0009】吊り具本体2は、ワイヤハーネスの取外し
の際にワイヤハーネスの離間した複数部位が引っ掛け位
置となるように巻回するので、巻回が可能な程度の可撓
性を有している必要がある。また、吊り具本体2は、摩
擦係数が高く、且つ上述の如く可撓性が高く(やわらか
い)もので、ワイヤハーネスの取外しの際にちぎれない
程度の強度(引っ張り強度で500〜1500kg/
本)を有している必要がある。さらに、繰り返し使用に
耐えうるものが、経済性を考慮すると有利である。この
ような性質を有していれば各種の適宜の材料が使用可能
であるが、具体例を挙げると、ナイロン、ケブラー等の
抗張力繊維等からなるロープないし縄、金属製ワイヤ、
皮紐等、各種の紐状部材を用いることができる。吊り具
本体2の長さは、取外し対象となるワイヤハーネスの種
類、大きさ、長さ等に応じて適当な長さに設定すること
ができる。
【0010】また、引っ掛け部3A、3Bは、ワイヤハ
ーネスの取外しの際に引上装置のフックに引っ掛けて引
き上げたときに破壊されない程度の強度を有している必
要がある。また、引っ掛け部3A、3Bの開口部4A、
4Bは引上装置のフックを挿通しうる程度の大きさを有
している必要がある。このようなものであれば、金属、
プラスチック等各種の材料を使用することができる。ま
た、図示の例では、開口部4A、4Bは円形のリング状
であるが、楕円形、矩形、多角形等の各種外郭形状を有
するリング状であってもよい。
【0011】吊り具本体2と引っ掛け部3A、3Bとの
連結の仕方は、かしめ、融着、ビス止め、ピベット止め
等、従来公知の各種連結方法を用いることができる。
【0012】吊り具1は、使用時には、引っ掛け部3
A、3Bが引上装置のフックに連結されるが、引上装置
としては、各種クレーン、チェーンブロックの他、フォ
ークリフトと連結用のワイヤもしくはチェーンとを組み
合わせたもの等が利用できる。
【0013】次に、上記吊り具1を用いたワイヤハーネ
スの取外し動作について述べる。図2及び図3は、ワイ
ヤハーネスの取外しの様子の説明図である。図中Wは取
外し対象のワイヤハーネス、Fは引上装置のフックであ
る。ワイヤハーネスWの取外しに当たって、吊り具1の
本体2は図2に示す如くワイヤハーネスWの離間した複
数部位が引っ掛け位置となるように巻回されるととも
に、図3に示す如くその両端の引っ掛け部3A、3Bは
引上装置のフックFに引っ掛けられる。その後、引上装
置の機械力により吊り具1が引き上げられ、吊り具1の
締め付け力により、吊り具1は断線が防止され、ワイヤ
ハーネスWを引っ張り続け、ワイヤハーネスWの取外し
が行われる。
【0014】このようにすると、ワイヤハーネスWに加
わる取外し力が複数部位に分散されるため、断線を防止
することができるとともに、一度の取外し操作により多
数のワイヤハーネスの取外しが可能となる。従って、解
体作業の効率が上がり、解体時間、解体コストを低減さ
せることができる。
【0015】以上、本発明の実施例を述べたが、本発明
は上記実施例に限定されず、種々の変形、変更が可能で
ある。まず、上記では吊り具本体として、ロープ、縄等
の紐状部材を用いたが、紐状部材にはチェーンや、皮、
プラスチック等の各種材料からなる帯状部材を用いるこ
ともできる。また、引っ掛け部は上記実施例では、リン
グ状であったが、図4に示すようなフック状のものでも
よい。さらに、吊り具として、図5のような紐状のリン
グあるいは図6のようなチェーンからなるリングを用
い、取外しの際に二重となった部分を吊り具本体として
ワイヤハーネスに巻回するとともに、両端を捻って開口
部を有する引っ掛け部をを作り、その部分を引っ掛け部
として、引上装置のフックへ引っ掛けて取外し作業を行
うようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、前記手法を採用したの
で、ワイヤハーネスを廃棄車両から取外す際の断線を防
止し、ワイヤハーネス取外しの作業性を向上させること
ができる。また、本発明によれば、ワイヤハーネスに加
わる取外し力が複数部位に分散されるため、断線を防止
することができるとともに、一度の取外し操作により多
数のワイヤハーネスの取外しが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の方法に用いる吊り具の構造を
示す図である。
【図2】図1の吊り具を用いてワイヤハーネスを取外す
ときの説明図である。
【図3】図1の吊り具を用いてワイヤハーネスを取外す
ときの説明図である。
【図4】吊り具の別例を示す図である。
【図5】吊り具の更に別例を示す図である。
【図6】吊り具の更に別例を示す図である。
【符号の説明】
1 吊り具 2 吊り具本体 3A、3B 引っ掛け部 4A、4B 開口 W ワイヤハーネス F 引上装置のフック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮向井 孝充 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 林 弘幸 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 3D114 AA01 AA20 CA05 5G363 AA16 BA02 DC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の解体工程においてワイヤハーネス
    を引上装置のフックに引っ掛けて車両からワイヤハーネ
    スを取外す方法において、 両端に該フックへの引っ掛け部を有し、本体が紐状又は
    帯状である吊り具を用い、 該吊り具本体をワイヤハーネスの離間した複数部位が引
    っ掛け位置となるように巻回させるとともに、両引っ掛
    け部を引上装置のフックに引っ掛けて引き上げることに
    より、ワイヤハーネスを取外すことを特徴とするワイヤ
    ハーネスの取外し方法。
  2. 【請求項2】 車両の解体工程においてワイヤハーネス
    を引上装置のフックに引っ掛けて車両からワイヤハーネ
    スを取外す方法において、 リング状の紐状又は帯状部材である吊り具を用い、 該紐状又は帯状部材をワイヤハーネスの離間した複数部
    位が引っ掛け位置となるように巻回させるとともに、該
    紐状又は帯状部材により該フックへの引っ掛け部をその
    両端に形成し、両引っ掛け部を引上装置のフックに引っ
    掛けて引き上げることにより、ワイヤハーネスを取外す
    ことを特徴とするワイヤハーネスの取外し方法。
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