JP2003117830A - ショットピーニング装置 - Google Patents

ショットピーニング装置

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JP2003117830A
JP2003117830A JP2001319259A JP2001319259A JP2003117830A JP 2003117830 A JP2003117830 A JP 2003117830A JP 2001319259 A JP2001319259 A JP 2001319259A JP 2001319259 A JP2001319259 A JP 2001319259A JP 2003117830 A JP2003117830 A JP 2003117830A
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shot
booth
spring
shot peening
nozzle
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JP2001319259A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Furuyama
勉 古山
Akira Tange
彰 丹下
Akira Katsuyama
彰 勝山
Yoshihiro Koshida
義宏 越多
Kenzo Tago
憲三 田子
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NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エネルギー効率が良好で所望の投射パターン
を形成することができるショットピーニング装置を提供
する。 【解決手段】 負圧にされたブース1内で巻ばねSを圧
縮し回転させ、ショットをノズル5,6に供給する。ノ
ズル5,6内には外気が吸引されており、ショットは吸
引された空気とともにブース1内の巻ばねSへ向けて投
射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば巻ばねのよ
うなばねにショットピーニングを施すショットピーニン
グ装置に係り、特に、構成をコンパクトにすることがで
きるとともに、エネルギー効率が良好で所望の投射パタ
ーンを形成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、巻ばねのショットピーニング装置
としては、互いに逆方向に回転する一対の遠心ホイール
(インペラー)を備え、巻ばねに対して、その軸線方向
の両側から遠心ホイールによってショットを投射するよ
うにしたものが主流となっている。このショットピーニ
ング装置では、遠心ホイールが大きいうえにそれを一対
備えなければならないから、装置が大型化するという欠
点がある。また、巻ばねの大きさに対してショットの投
射範囲が広いため、ショットの投射効率が悪く、また、
ショット回収循環装置や飛散防止用ブースなども大型化
するという欠点がある。それに加えて、内部の搬送装置
や位置決め装置等に過度の摩耗対策と厳重なシールを施
すか、あるいは、摩耗しても支障を来さないような大ざ
っぱな構造にする必要がある。
【0003】また、近年においては、巻ばねに応力を与
えてショットピーニングを行う方法や、さらに、そのよ
うなストレスショットピーニングを温間で行うことが行
われている。しかしながら、上記のようなショットピー
ニング装置に、巻ばねに応力を与える構成や加熱装置を
組み込む場合には、摩耗対策のためにそれらの構成も大
型化かつ複雑化することは避けることができず、既存の
ショットピーニングラインをそのように変更することが
困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、高圧空気流と
ともにショットをノズルから投射するショットピーニン
グ装置が実験的に実施されている。このようなショット
ピーニング装置では、遠心ホイールを用いないため投射
パターンが小さく、上記したような大型化や摩耗対策と
いった欠点はない。しかしながら、このショットピーニ
ング装置では、高圧空気を大量に使用するためエネルギ
ー効率が悪いという問題があった。また、ノズルの内径
をあまり大きくすることができないため、大きな巻ばね
にショットピーニングを行うには投射時間が長くなり、
生産性が低下するという問題もあった。
【0005】よって、本発明は上記した従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、装置をコンパクト
にできるとともに装置各部の摩耗対策が容易であること
は勿論のこと、エネルギー効率が良好で所望の投射パタ
ーンを形成することができるショットピーニング装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のショットピーニ
ング装置は、ブースと、ばねを支持するとともにブース
内で回転させる支持手段と、ブース内を排気してその圧
力を外部よりも低くする排気手段と、一端部がブース外
に連通し他端部がばねに向けられたノズルと、このノズ
ルの一端部にショットを供給するショット供給手段とを
備えたことを特徴としている。
【0007】上記構成のショットピーニング装置にあっ
て、排気手段によってブースの内部が負圧とされるか
ら、ノズルから空気がブース内に吸い込まれ、吸い込ま
れた空気とともにショットがノズルから投射される。高
圧空気でショットを投射する従来の方法では、投射する
方向に存在する空気の抵抗が大きいために大きなエネル
ギーを必要としていた。また、ノズルの内径を大きくす
ると、所望の投射速度を得るために大型のコンプレッサ
が必要となり、エネルギー効率がさらに悪化するという
欠点があった。この点、本発明では、空気とともにショ
ットが減圧されたブース内に吸い込まれるから、抵抗が
少なくエネルギー効率が良好である。また、風量さえ大
きくすればノズル内径および本数を増加することができ
るため、投射パターンを任意に設定することができる。
これにより、装置各部の摩耗対策が軽減されるととも
に、投射効率が向上してショット回収循環装置やブース
などを小型化することができる。また、ショットパター
ンを正確に設定できることとショット速度が速いことか
ら、少量のショットで深く大きな残留応力を与えること
ができる。
【0008】ここで、支持手段は、ショットをばねに投
射する際にばねに応力を与えるように構成することがで
きる。本発明では、投射パターンを任意に設定すること
ができ、また、投射方向もノズルの向きによって任意に
設定することができるので、ばねに応力を与える構成に
も過剰な摩耗対策を必要とせず大型化するようなことが
ない。したがって、既存のラインを大幅に変更すること
なくストレスショットピーニング用に変更することがで
きる。
【0009】さらに、ばねをブース外で予め加熱する加
熱手段と、ノズルの一端部に加熱された空気を供給する
熱風供給手段との少なくともいずれか一方を備えること
により、温間ストレスショットピーニング(以下、温間
ストレスピーニングという)を行うように構成すること
ができる。このショットピーニング装置では、好ましく
はビッカース硬さHV550以上の硬さ(ブリネル球痕
径で直径2.7mm以上の硬さ)を有するばね鋼に、1
50〜350℃の温間温度域で応力を加えつつショット
ピーニングが施され、これによってばねの耐久性を飛躍
的に向上させることができる。
【0010】加熱手段は、他の加熱手段の排熱によりば
ねを加熱するように構成すると良い。また、熱風供給手
段は、他の加熱手段の排熱により加熱された空気をノズ
ルの一端部に供給するように構成すると良い。たとえ
ば、焼入れ用加熱炉、焼戻し用加熱炉、塗装の乾燥用加
熱炉などの排熱によりばねを加熱したり、熱風用の空気
を加熱することができる。また、ブース内に温度センサ
を設けて温度を測定するようにすれば、ばねの温度管理
を厳密に行うことができる。
【0011】ブース内の圧力は−3000〜−5500
mm水柱(Aq)とするのが好ましい。これにより、外
気が100〜200m/秒の速度でノズルに吸い込ま
れ、その空気流にショットを混入すると、ノズル内で1
00〜150m/秒の速度に加速され、ノズルから直進
性をもって投射される。
【0012】温間ストレスピーニングを行う際に支持手
段がコイルばねに与える応力は、50kgf/mm
上であることが望ましい。この応力下で温間ストレスピ
ーニングを行うことにより、コイルばねの耐久性が飛躍
的かつ確実に向上され、たとえば120kgf/mm
以上の試験応力で100万回以上という耐久性が達成さ
れる。
【0013】また、本発明の装置では、通常のインペラ
ーでは投射が困難とされている0.2mm以下のショッ
トの投射も可能であり、さらに、インペラーによる投射
の30〜50%速い速度で投射できるため、温間、冷
間、ストレス状態、ノンストレス状態のいかんにかかわ
らず、ばね鋼の最表面部に小径のショットを高速で投射
して充分な塑性変形を与えることができ、その部分の圧
縮残留応力を高めて耐久性をさらに向上させることがで
きる。なお、本発明のショットピーニング装置でショッ
トピーニングを行うばねとしては、巻ばねの他に、皿ば
ね、竹の子ばね、トーションバー、テンションロッド、
スタビライザー、板ばねなどブース内に収容可能な全て
が含まれる。
【0014】
【発明の実施の形態】1.第1実施形態 以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照し
ながら説明する。図1および図2は本発明の第1実施形
態のショットピーニング装置を示す図である。これらの
図において符号1はブースである。ブース1は、ほぼ気
密に密閉された容器であり、その下部には底部に向けて
四方から収れんするショット回収部2が連設されてい
る。ショット回収部2の底部には、排気口3が取り付け
られ、排気口3には、後述する真空ポンプが接続されて
いる。ブース1の側面には、中央部でヒンジ結合された
蓋4が取り付けられている。なお、図中符号4aは蓋4
の取っ手である。
【0015】次に、ブース1の側部には、複数のノズル
5,6が取り付けられている。図1において上側のノズ
ル5は互いに平行とされ、それらのブース1内に突出し
た端部がブース1のほぼ中央を向くように、下方および
図2において右側へ向けて傾斜させられている。また、
図1において下側のノズル6は互いに平行とされ、それ
らのブース1内に突出した端部がブース1のほぼ中央を
向くように、上方および図2において左側へ向けて傾斜
させられている。ノズル5,6のブース1外に突出した
端部には、ショット受7が開口部を斜め上方へ向けて取
り付けられている。ショット受7は、斜め上方へ向けて
拡開しており、その上方にはショット供給機構(ショッ
ト供給手段)10が配置されている。
【0016】図中符号11はショット供給機構のホッパ
ーである。ホッパー11にはショットが充填されてい
る。ホッパー11の底部には流量調整弁12が接続さ
れ、流量調整弁12の下端部には開閉弁13が接続され
ている。なお、図中符号14はホッパー11を支持する
スタンドであり、他方のホッパー11のスタンドは図示
を省略してある。
【0017】図2に示すように、ブース1の側壁には油
圧シリンダ(支持手段)15が取り付けられている。油
圧シリンダ15のピストン15aはブース1内に突出さ
せられ、その先端部にはスラスト軸受16を介してホル
ダー17が回転自在に取り付けられている。ホルダー1
7の中央部は突出させられ、そこに巻ばねSが嵌合する
ようになっている。また、油圧シリンダ15と反対側の
側壁には、シャフト18が軸受19によって回転自在に
に支持されている。シャフト18の内側の端部にはホル
ダー17が固定され、外側の端部はモータ(支持手段)
19aに接続されている。
【0018】図3は、第1実施形態におけるショット回
収機構20を示す概略図である。図において符号21は
サイクロンであり、サイクロン21と排気口3はダクト
22によって接続されている。サイクロン21には、集
塵機23がダクト24を介して接続され、集塵機23に
は、真空ポンプ(排気手段)25がダクト26を介して
接続されている。
【0019】次に、上記構成のショットピーニング装置
の動作について説明する。まず、蓋4を開けて巻ばねS
をブース1内に挿入し、その一端部をシャフト18のホ
ルダー17に嵌合させる。その状態で制御板(図示略)
に設けられた所定のスイッチを操作すると、油圧シリン
ダ15のピストン15aが伸長状態となり、ホルダー1
7が巻ばねSの他端部に嵌合するとともに巻ばねSを圧
縮する。これにより、予め設定された応力が巻ばねSに
作用する。次いで、蓋4を締めて所定のスイッチを操作
することによりショットピーニングが開始される。
【0020】まず、真空ポンプ25が作動し、ブース1
内が排気口3、サイクロン21および集塵機23を介し
て排気される。ブース1内が所定の負圧となったら、モ
ータ19aが作動して巻ばねSを回転させるとともに、
開閉弁13を開いてショットをノズル5,6のショット
受7に落下させる。その際のショットの供給量は流量調
整弁12により調整する。ブース1内が排気されている
ため、ノズル5,6内には外気が吸引されている。そし
て、落下させられたショットは、吸引された空気ととも
にブース1内の巻ばねSへ向けて投射される。ショット
の投射が所定時間行われたら、開閉弁13を閉じてショ
ットの投射を停止する。また、モータ19aを停止させ
るとともに真空ポンプ25を停止する。真空ポンプ25
が停止すると、ブース1内は直ちに大気圧に戻るので、
蓋4を開いて所定のスイッチを操作することで油圧シリ
ンダ15のピストン15aを縮小状態とし、次いで巻ば
ねSを取り出す。
【0021】ショットピーニングが行われている間、ブ
ース1内の真空排気によってショットはサイクロン21
に導かれる。そして、サイクロン21によってショット
は分離捕集され、その他の埃などは集塵機23に導かれ
てそこで捕集される。また、サイクロン21で捕集され
たショットは、篩いにかけられて粒度調整された後にホ
ッパー11に供給される。
【0022】上記構成のショットピーニング装置にあっ
ては、空気とともにショットがブース1内に吸い込まれ
るから、抵抗が少なくエネルギー効率が良好である。ま
た、抵抗が少ないためにノズル5,6の内径を大きくし
ても投射速度への影響が少なく、したがって、投射パタ
ーンを任意に設定することができる。これにより、装置
各部の摩耗対策が軽減されるとともに、投射効率が向上
してショット回収機構20やブース1などを小型化する
ことができる。
【0023】特に、上記第1実施形態では、油圧シリン
ダ15によって巻ばねSに応力を与えながらショットピ
ーニングを行うことができるから、巻ばねSに大きな残
留応力を付与して耐久性を向上させることができる。ま
た、ショットの投射パターンと投射方向を巻ばねSに対
して集中させることができるので、油圧シリンダ15等
の構成に過剰な摩耗対策を必要とせず大型化するような
ことがない。したがって、既存のラインをストレスショ
ットピーニング用に容易に変更することができる。
【0024】2.第2実施形態 次に、図4および図5を参照して本発明の第2実施形態
を説明する。これらの図において符号30はブースであ
り、この第2実施形態ではブース30が2個設けられて
いる。ブース30の下部にはショット回収部31が設け
られ、各ショット回収部31はダクト32により互いに
接続されている。ダクト32の中央部には排気口33が
取り付けられるとともに、排気口33を挟むようにして
一対の切替弁34a,34bが取り付けられている。な
お、図示は省略するが、排気口33には図3に示すもの
と同等のショット回収機構20が接続されている。
【0025】ブース30の側面には、複数のノズル35
が図1および図2に示すものと同等の傾斜をもって取り
付けられている。ノズル35の上方には、流量調整弁と
開閉弁とを下方へ向けて突出させたホッパー36が配置
されている。また、ブース30の側面には、油圧シリン
ダ37、スラスト軸受38およびホルダー39からなる
圧縮機構(支持手段)40が取り付けられている。ま
た、ブース30の反対側の側面には、モータ42、シャ
フト43およびホルダー39からなる回転機構(支持手
段)41が取り付けられている。
【0026】ブース30の上面には蓋30aが取り付け
られている。蓋30aは、観音開きまたはスライド式と
され、適当な駆動機構によって自動的に開閉するように
なっている。蓋30aの上方には走行レール50が設け
られている。走行レール50には、搬送機構51が取り
付けられ、搬送機構51は走行レール50に沿って前後
左右方向に移動可能とされている。図5において符号5
2はエアーシリンダであり、そのピストン52aの下端
部には開閉可能なチャック53が取り付けられている。
【0027】次に、上記第2実施形態の動作について説
明する。この第2実施形態では、真空ポンプは常時運転
されており、切替弁34a,34bを操作していずれか
のブース30でショットピーニングを行うようになって
いる。まず、巻ばねSが図4に示す搬入位置Aに供給さ
れると、その上方で待機していた搬送機構51のピスト
ン52aが下降し、チャック53によって巻ばね53を
把持する。次いで、ピストン52aが上昇し、搬送機構
51は、たとえば図中左側のブース30の上まで移動す
る。その際、左側の切替弁34aは閉じられており、ブ
ース30内は大気圧とされるとともに、扉30aは開放
されている。次に、ピストン52aが下降して巻ばねS
をホルダー39どうしの間に位置させると、油圧シリン
ダ37のピストン37aが伸びて巻ばねSをホルダー3
9どうしで圧縮する。
【0028】次に、扉30aが閉じて切替弁34aが開
放されると、真空ポンプの作用によりブース30内が真
空排気される。そして、ブース30内が所定の負圧とな
ったら、モータ42が作動して巻ばねSを回転させると
ともに、ホッパー36からショットがノズル35内に落
下させられ、巻ばねSに対してショットが投射される。
こうして巻ばねSに対するショットピーニングが終了し
たら、左側の切替弁34を閉じて扉30aを開放する。
そして、搬送機構51は、上記と逆の手順によって巻ば
ねSを取り出し、これを図4に示す搬出位置Bに移動さ
せる。
【0029】上記のような動作は、左右のブース30で
交互に行われる。すなわち、左側のブース30でショッ
トピーニングを行っている間に、右側のブース30へ巻
ばねSをセットして待機する。その際、右側の切替弁3
4bは閉じられている。そして、ショットピーニングが
終了したら左側の切替弁34aを閉じ、右側の切替弁3
4bを開放してブース30内を真空排気する。右側のブ
ース30でショットピーニングを行っている間に、左側
のブース30内の巻ばねSを取り出し、次の巻ばねSを
ブース30内にセットする。したがって、搬送機構51
は1つあれば良いことになる。
【0030】3.第3実施形態 次に、図6は本発明の第3実施形態を示す平断面図、図
7は側断面図である。これらの図において符号60はブ
ースである。ブース60は、円筒を平断面で四半分円の
部分切り欠いて開口部とした形状をしている。ブース6
0の内部は、開口部とその反対側およびそれらの両側の
4つのステージP1〜P4に区画されている。ブース6
0の中心にはシャフト61が配置され、シャフト61の
両端部には、ブース30の内周面と嵌合する円板62が
固定されている。シャフト61の上端部は円板62から
突出し、そこにはギヤ63,64を介してモータ65が
接続されている。
【0031】円板62どうしの間には、4枚の仕切66
が等間隔に固定され、これにより、円板62どうしの間
は4つのチャンバに区画されている。各チャンバの中央
部では、油圧シリンダ67、スラスト軸受68およびホ
ルダー69からなる圧縮機構(支持手段)70が円板6
2に取り付けられている。また、圧縮機構70の反対側
では、シャフト71、モータ72およびホルダー69か
らなる回転機構(支持手段)73が円板62に取り付け
られている。
【0032】図6に示すように、ブース60の開口部と
反対側には、排気口75が形成され、排気口75を挟む
ようにしてノズル76が取り付けられている。ノズル7
6は、図2に示すものと同等の傾斜をもって巻ばねS側
に向けられている。なお、図示は省略するが、ノズル7
6のショット受77の上方には、流量調整弁および開閉
弁が接続されたホッパーが配置され、図中矢印で示すよ
うに、ショット受77にショットを落下させるようにな
っている。また、排気口75には図3に示すものと同等
のショット回収機構20が接続されている。
【0033】次に、第3実施形態の動作を説明する。こ
の実施形態においても真空ポンプは常時運転される。ま
た、シャフト61は図6において反時計回りの方向へ間
欠的に回転し、これによりチャンバはステージP1から
P4へと順次移動してゆく。ステージP1では、ショッ
トピーニングが終了した巻ばねSを圧縮機構70および
回転機構73から取り外すとともに、次の巻ばねSをセ
ットする作業が行われる。そして、巻ばねSがセットさ
れたチャンバは、次のステージP2へと移動する。な
お、巻ばねSのセットは、下側のホルダー69に巻ばね
Sを載置することで行われる。
【0034】チャンバがステージP2へ移動すると、油
圧シリンダ70が作動して巻ばねSを圧縮する。そし
て、そのチャンバがさらにステージP3側へ回転し、一
方の仕切66が開口部75にさしかかると、真空ポンプ
の作用により当該チャンバの内部が減圧される。そし
て、チャンバ内が所定の真空度に達したら、回転機構7
3によって巻ばねSを回転させ、ノズル76のショット
受77にショットを落下させて巻ばねSへ向けてショッ
トを投射する。そして、ショットピーニングが終了した
ら、ショットの落下を停止してチャンバをステージP4
側へ回転させる。ステージP4では巻ばねSに対する除
荷が行われ、次いで、ステージP1へ戻って巻ばねSの
着脱が行われる。
【0035】図8は第3実施形態の変更例を示すもので
あって、ステージP2においてもショットピーニングを
行うようにしたものである。この例では、巻ばねSの圧
縮はステージP1またはステージP2で行うことができ
る。この変更例では、ステージP2で通常のショットを
使ったショットピーニングを行い、ステージP3で、ス
テージP2の場合よりも小さな平均径のショットを用い
たショットピーニングを行うことができる。
【0036】なお、以上の実施形態においては、ショッ
トピーニングを行う前に巻ばねを加熱することができ
る。また、ノズルに熱風を供給するように構成すること
もできる。その際の巻ばねの加熱あるいは熱風の生成
は、焼入れ用加熱炉などの排熱を利用することができ
る。
【0037】4.変更例 上記実施形態では、ノズルは任意の構成のものを使用す
ることができるが、ショットの加速を考慮した構成を採
用すると好適である。図9はその一例を示すもので、ノ
ズル86を長尺で真っ直ぐなパイプで構成し、ショット
受87からショットの出口までのパイプ長Lを充分に長
く設定することにより、ショットがノズル86を通過す
る間に充分に加速するようにしたものである。この場合
のパイプ長Lは2〜4mが好ましい。このような構成で
は、ブース内を負圧にするためのエネルギーがショット
の運動エネルギーに効率良く変換される。
【0038】また、上記実施形態では、ブース内を負圧
にすることでショットをブース内に吸い込むように構成
しているが、負圧に加えて、ショットをノズルに導入す
る前に加速する機構を設けると、さらにエネルギー効率
を向上させることができる。図10はその一例を示すも
ので、ノズル96の入口にチューブ98を介してホッパ
99およびブロア100を接続したものである。ここ
で、ホッパ99内にはショットが充填され、その上端部
にはブロア100で発生させた圧縮空気を供給する管1
01が接続されている。
【0039】図10に示す変更例では、ブロア100か
ら供給される圧縮空気は、ホッパ99内のショットをチ
ューブ98内に吐出するとともに、ショットをチューブ
98内で加速し、ショットがノズル96の入口に達した
ときには初速Vを有する。ショットは、パイプ長Lを
有するノズル96内において、ブロア100による圧縮
空気とブース内の負圧によってさらに加速される。した
がって、図9に示す変更例よりもさらにエネルギー効率
を向上させることができ、パイプ長Lとショットの初速
を適当に選定することにより、図9に示す変更例の
約2倍の投射量を達成することもできる。なお、図10
に示す変更例では、ブロア100の動力はブース内を負
圧にするための動力の1/3〜1/5程度の極く低圧の
もので可能であり、たとえば1kg/cm程度で良
い。
【0040】図11は、上記実施形態のさらに他の変更
例を示すもので、図10におけるノズル96の入口にシ
ョット受97を設けたものである。この変更例では、シ
ョット受97から供給されるショットが加速されていな
いため、図10に示す変更例よりもややエネルギー効率
が低下するが、図9に示す変更例と比較するとエネルギ
ー効率は高い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
ネルギー効率が良好であり、また、投射パターンを任意
に設定することができるので、装置各部の摩耗対策が軽
減されるとともに、投射効率が向上してショット回収機
構やブースなどを小型化することができる等の効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のショットピーニング
装置を示す側断面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態のショットピーニング
装置を示す図1のII−II線断面図である。
【図3】 第1実施形態のショット回収機構を示す概略
図である。
【図4】 本発明の第2実施形態のショットピーニング
装置を示す平面図である。
【図5】 本発明の第2実施形態のショットピーニング
装置を示す側断面図である。
【図6】 本発明の第3実施形態のショットピーニング
装置を示す平断面図である。
【図7】 本発明の第3実施形態のショットピーニング
装置を示す側断面図である。
【図8】 図6に示す第3実施形態の変更例を示す平断
面図である。
【図9】 本発明の実施形態の変更例を示す側断面図で
ある。
【図10】 本発明の実施形態の他の変更例を示す側断
面図である。
【図11】 本発明の実施形態のさらに他の変更例を示
す側断面図である。
【符号の説明】
1…ブース、11…ショット供給機構(ショット供給手
段)、15…油圧シリンダ(支持手段)、19a…モー
タ(支持手段)、25…真空ポンプ(排気手段)、S…
巻ばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝山 彰 神奈川県横浜市金沢区福浦3丁目10番地 日本発条株式会社内 (72)発明者 越多 義宏 神奈川県横浜市金沢区福浦3丁目10番地 日本発条株式会社内 (72)発明者 田子 憲三 神奈川県横浜市金沢区福浦3丁目10番地 日本発条株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブースと、ばねを支持するとともに上記
    ブース内で回転させる支持手段と、上記ブース内を排気
    してその圧力を外部よりも低くする排気手段と、一端部
    がブース外に連通し他端部が上記ばねに向けられたノズ
    ルと、このノズルの上記一端部にショットを供給するシ
    ョット供給手段とを備えたことを特徴とするショットピ
    ーニング装置。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は、前記ショットを前記ば
    ねに投射する際に、同ばねに応力を与えることを特徴と
    する請求項1に記載のショットピーニング装置。
  3. 【請求項3】 前記ばねを前記ブース外で予め加熱する
    加熱手段と、前記ノズルの前記一端部に加熱された空気
    を供給する熱風供給手段との少なくともいずれか一方を
    備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のショ
    ットピーニング装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱手段は、他の加熱手段の排熱に
    よりばねを加熱し、前記熱風供給手段は、他の加熱手段
    の排熱により加熱された空気を前記ノズルの前記一端部
    に供給することを特徴とする請求項3に記載のショット
    ピーニング装置。
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