JP2003117287A - 洗濯乾燥機 - Google Patents
洗濯乾燥機Info
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- JP2003117287A JP2003117287A JP2001318815A JP2001318815A JP2003117287A JP 2003117287 A JP2003117287 A JP 2003117287A JP 2001318815 A JP2001318815 A JP 2001318815A JP 2001318815 A JP2001318815 A JP 2001318815A JP 2003117287 A JP2003117287 A JP 2003117287A
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- JP
- Japan
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- fan
- duct
- washing
- water
- air
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】結露によりケ−シングカバ−に溜まる水を速や
かに蒸発させ、水抜き孔からの水の排出量を低減できる
洗濯乾燥機。 【解決手段】乾燥室５内の空気をファンにより循環ダク
ト内を循環させて冷却する洗濯乾燥機であって、循環ダ
クトの一部に水受部を設け、水受部に環状リブを設け
た。
かに蒸発させ、水抜き孔からの水の排出量を低減できる
洗濯乾燥機。 【解決手段】乾燥室５内の空気をファンにより循環ダク
ト内を循環させて冷却する洗濯乾燥機であって、循環ダ
クトの一部に水受部を設け、水受部に環状リブを設け
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯乾燥機に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】洗濯乾燥機の洗い運転においては、水道
水（洗い水）を給水後に、攪拌翼を正逆回転させ、洗濯
衣類に機械力を作用させる洗い運転を実行し、その後、
水道水（濯ぎ水）を給水すると共に洗濯衣類に同様に機
械力を作用させる濯ぎ運転を実行し、更にその後、洗濯
兼脱水槽を回転させることにより洗濯衣類に含まれた濯
ぎ水を遠心脱水する脱水運転を実行する。脱水運転の後
に行う乾燥運転においては、洗濯兼脱水槽にヒータによ
り加熱された温風を供給して洗濯物に含まれた水分を蒸
発させ、その後、水分が含まれた湿った空気を冷却させ
て除湿する。洗濯乾燥機用ファンは、この乾燥用温風を
循環させる役割を有する。
水（洗い水）を給水後に、攪拌翼を正逆回転させ、洗濯
衣類に機械力を作用させる洗い運転を実行し、その後、
水道水（濯ぎ水）を給水すると共に洗濯衣類に同様に機
械力を作用させる濯ぎ運転を実行し、更にその後、洗濯
兼脱水槽を回転させることにより洗濯衣類に含まれた濯
ぎ水を遠心脱水する脱水運転を実行する。脱水運転の後
に行う乾燥運転においては、洗濯兼脱水槽にヒータによ
り加熱された温風を供給して洗濯物に含まれた水分を蒸
発させ、その後、水分が含まれた湿った空気を冷却させ
て除湿する。洗濯乾燥機用ファンは、この乾燥用温風を
循環させる役割を有する。
【０００３】このような一連の運転を実行する洗濯乾燥
機として、特開2000-225287号公報や、特開2001-129287
号公報等がある。
機として、特開2000-225287号公報や、特開2001-129287
号公報等がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、乾燥
運転時、結露によりケーシングカバーに溜まる水を速や
かに蒸発させ、水抜き孔からの水の排出量を低減出来る
洗濯乾燥機を提供することにある。
運転時、結露によりケーシングカバーに溜まる水を速や
かに蒸発させ、水抜き孔からの水の排出量を低減出来る
洗濯乾燥機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、乾燥室内の空気をファンにより循環ダクト
内を循環させて冷却する洗濯乾燥機であって、前記循環
ダクトの一部に水受部を設け、前記水受部に環状リブを
設けたことを特徴とする。
め本発明は、乾燥室内の空気をファンにより循環ダクト
内を循環させて冷却する洗濯乾燥機であって、前記循環
ダクトの一部に水受部を設け、前記水受部に環状リブを
設けたことを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、乾燥室内の空気をファンにより循環ダクト内を循環
させて冷却する洗濯乾燥機であって、前記循環ダクトの
一部に水受部を設け、前記水受部に環状リブを設けたも
のであり、循環ダクト内で結露により発生した水が環状
リブ内に溜めることが出来る。このため再度この水を蒸
発させることが出来、機外への水の排出を抑制できる。
本発明の請求項２に記載の発明は、乾燥室内の空気をフ
ァンにより循環ダクト内を循環させて冷却する洗濯乾燥
機であって、前記循環ダクトの一部に水受部を設け、前
記水受部に複数の環状リブを一体に設けたものであり、
循環ダクト内で結露により発生した水が複数の環状リブ
内に溜めることが出来るため、温風との接触面積が増え
て効率良く水を蒸発させることが出来、機外への水の排
出を抑制できる。本発明の請求項３に記載の発明は、請
求項１又は２において、環状リブのほぼ中心に水抜き穴
を設けたものであり、この構成によりリブに溜まること
が出来なかった水を機外に排出することが出来る。本発
明の請求項４に記載の発明は、請求項３において、水抜
き穴には循環ダクト内での逆止弁を設けた構成にするこ
とにより、乾燥運転中に機外から空気が水抜き穴に入り
込むのを防止でき、乾燥効率をよく出来る。本発明の請
求項５に記載の発明は、乾燥室内の空気をファンにより
循環ダクト内を循環させて冷却する洗濯乾燥機であっ
て、前記循環ダクトの一部を成しファンが取付けられた
ファンケ−シングと、前記ファンケ−シングに取付けら
れるケ−シングカバ−を有し、前記ケ−シングカバ−に
は環状リブを取付けたことで、循環ダクトやファンケ−
シング内で結露により発生した水が環状リブ内に溜める
ことが出来る。このため再度この水を蒸発させることが
出来、機外への水の排出を抑制できる。本発明の請求項
６に記載の発明は、請求項５において、環状リブはケ−
シングカバ−に複数一体に取付けられている構成とする
ことで、循環ダクト内で結露により発生した水が複数の
環状リブ内に溜めることが出来るため、温風との接触面
積が増えて効率良く水を蒸発させることが出来、機外へ
の水の排出を抑制できる。また、ケ−シングカバ−に一
体に取付けることで製造コストを低くできる。本発明の
請求項７に記載の発明は、請求項５において、環状リブ
のほぼ中心に水抜き穴を設け、水抜き穴には逆止弁を設
けることにより、リブに溜まることが出来なかった水を
機外に排出することが出来、機外空気をファンケ−シン
グ内に流入しないように出来る。
は、乾燥室内の空気をファンにより循環ダクト内を循環
させて冷却する洗濯乾燥機であって、前記循環ダクトの
一部に水受部を設け、前記水受部に環状リブを設けたも
のであり、循環ダクト内で結露により発生した水が環状
リブ内に溜めることが出来る。このため再度この水を蒸
発させることが出来、機外への水の排出を抑制できる。
本発明の請求項２に記載の発明は、乾燥室内の空気をフ
ァンにより循環ダクト内を循環させて冷却する洗濯乾燥
機であって、前記循環ダクトの一部に水受部を設け、前
記水受部に複数の環状リブを一体に設けたものであり、
循環ダクト内で結露により発生した水が複数の環状リブ
内に溜めることが出来るため、温風との接触面積が増え
て効率良く水を蒸発させることが出来、機外への水の排
出を抑制できる。本発明の請求項３に記載の発明は、請
求項１又は２において、環状リブのほぼ中心に水抜き穴
を設けたものであり、この構成によりリブに溜まること
が出来なかった水を機外に排出することが出来る。本発
明の請求項４に記載の発明は、請求項３において、水抜
き穴には循環ダクト内での逆止弁を設けた構成にするこ
とにより、乾燥運転中に機外から空気が水抜き穴に入り
込むのを防止でき、乾燥効率をよく出来る。本発明の請
求項５に記載の発明は、乾燥室内の空気をファンにより
循環ダクト内を循環させて冷却する洗濯乾燥機であっ
て、前記循環ダクトの一部を成しファンが取付けられた
ファンケ−シングと、前記ファンケ−シングに取付けら
れるケ−シングカバ−を有し、前記ケ−シングカバ−に
は環状リブを取付けたことで、循環ダクトやファンケ−
シング内で結露により発生した水が環状リブ内に溜める
ことが出来る。このため再度この水を蒸発させることが
出来、機外への水の排出を抑制できる。本発明の請求項
６に記載の発明は、請求項５において、環状リブはケ−
シングカバ−に複数一体に取付けられている構成とする
ことで、循環ダクト内で結露により発生した水が複数の
環状リブ内に溜めることが出来るため、温風との接触面
積が増えて効率良く水を蒸発させることが出来、機外へ
の水の排出を抑制できる。また、ケ−シングカバ−に一
体に取付けることで製造コストを低くできる。本発明の
請求項７に記載の発明は、請求項５において、環状リブ
のほぼ中心に水抜き穴を設け、水抜き穴には逆止弁を設
けることにより、リブに溜まることが出来なかった水を
機外に排出することが出来、機外空気をファンケ−シン
グ内に流入しないように出来る。
【０００７】本発明の請求項８に記載の発明は、外枠
と、前記外枠に吊下支持された外槽と、前記外槽内に配
置された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に回転可
能に配置された回転体と、前記洗濯兼脱水槽及び前記回
転体を回転駆動する駆動手段と、前記外槽内の空気を循
環させる循環ダクトと、前記循環ダクト内の空気を循環
させるファンとを有する洗濯乾燥機であって、前記ダク
トは前記外槽下方から上昇する水冷除湿ダクトと、前記
水冷除湿ダクトの上部で連結され下方に伸びる下降風路
ダクトと、前記下降風路ダクトの下部で連結され前記フ
ァンを収納するファンケ−シングと、前記ファンケ−シ
ングの下部に取付けられたケ−シングカバ−と、前記フ
ァンケ−シングに連結され上方に伸びる上昇風路ダクト
とを有し、前記ケ−シングカバ−の前記ファン側表面に
環状リブを複数設けた構成とすることにより、水冷除湿
タイプの縦型洗濯乾燥機において、循環ダクトやファン
ケ−シング内で結露により発生した水が環状リブ内に溜
めることが出来る。また環状リブを複数設けたので温風
との接触面積が増えて効率良く水を蒸発させることが出
来、水を効率良く蒸発させることが出来、機外への水の
排出を抑制できる。
と、前記外枠に吊下支持された外槽と、前記外槽内に配
置された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽内に回転可
能に配置された回転体と、前記洗濯兼脱水槽及び前記回
転体を回転駆動する駆動手段と、前記外槽内の空気を循
環させる循環ダクトと、前記循環ダクト内の空気を循環
させるファンとを有する洗濯乾燥機であって、前記ダク
トは前記外槽下方から上昇する水冷除湿ダクトと、前記
水冷除湿ダクトの上部で連結され下方に伸びる下降風路
ダクトと、前記下降風路ダクトの下部で連結され前記フ
ァンを収納するファンケ−シングと、前記ファンケ−シ
ングの下部に取付けられたケ−シングカバ−と、前記フ
ァンケ−シングに連結され上方に伸びる上昇風路ダクト
とを有し、前記ケ−シングカバ−の前記ファン側表面に
環状リブを複数設けた構成とすることにより、水冷除湿
タイプの縦型洗濯乾燥機において、循環ダクトやファン
ケ−シング内で結露により発生した水が環状リブ内に溜
めることが出来る。また環状リブを複数設けたので温風
との接触面積が増えて効率良く水を蒸発させることが出
来、水を効率良く蒸発させることが出来、機外への水の
排出を抑制できる。
【０００８】本発明の請求項９に記載の発明は、請求項
８において、環状リブのほぼ中心には水抜き穴を設け、
水抜き穴に逆止弁を設けた構成とすることで、リブに溜
まることが出来なかった水を機外に排出することが出
来、機外空気をファンケ−シング内に流入しないように
出来る。
８において、環状リブのほぼ中心には水抜き穴を設け、
水抜き穴に逆止弁を設けた構成とすることで、リブに溜
まることが出来なかった水を機外に排出することが出
来、機外空気をファンケ−シング内に流入しないように
出来る。
【０００９】
【実施例】以下、図４を用いて、本発明に係る洗濯乾燥
機の基本構成を説明する。
機の基本構成を説明する。
【００１０】図４において、１は枠体で、外郭を構成す
る四角筒状である。２は洗濯兼脱水槽であり、その周壁
に通水および通風のための小穴２ａを有し、その上縁部
に流体バランサー３を備え、底部の内側には回転自在に
回転体４を設置する。５は外槽であり、乾燥室を構成す
る。外槽５は前記洗濯兼脱水槽２を内包し、外槽上カバ
ー５ａが設置されており合成樹脂製である。また、外槽
５の底部の外側にはモ−タを有する駆動装置６を鋼板製
の取付ベース７によって取付けられている。枠体１の上
端部の四隅部に係止した４本の防振支持装置８によって
外槽５を四方から均等に吊下支持している。
る四角筒状である。２は洗濯兼脱水槽であり、その周壁
に通水および通風のための小穴２ａを有し、その上縁部
に流体バランサー３を備え、底部の内側には回転自在に
回転体４を設置する。５は外槽であり、乾燥室を構成す
る。外槽５は前記洗濯兼脱水槽２を内包し、外槽上カバ
ー５ａが設置されており合成樹脂製である。また、外槽
５の底部の外側にはモ−タを有する駆動装置６を鋼板製
の取付ベース７によって取付けられている。枠体１の上
端部の四隅部に係止した４本の防振支持装置８によって
外槽５を四方から均等に吊下支持している。
【００１１】外側衣類投入口蓋９ａを形成したトップカ
バー９は、枠体１の上部開口を覆うように該開口端縁に
嵌め込み、取り付けネジ等によって枠体１に取付ける。
バー９は、枠体１の上部開口を覆うように該開口端縁に
嵌め込み、取り付けネジ等によって枠体１に取付ける。
【００１２】温風循環乾燥手段は、外槽５の下部の側壁
に形成した吸出口５ｂから該外槽５の後側の側壁である
外壁面に沿って垂直状態で上向きに伸びるように形成す
る除湿流路部である水冷除湿ダクト１０と、洗濯運転に
おける外槽５の水位よりも高い位置で折り返して該外槽
５の外壁面に沿って該外槽５の下方に垂直に伸びる下降
流路部である下降風路ダクト１１と、外槽５の下側の空
間に配置されて前記下降風路ダクト１１から吸い込み口
に空気を吸い込んでダクト内の空気を循環させるファン
である循環ファン１６と、この循環ファン１６の吹き出
し口から外槽５の外壁面に沿って上方向に垂直状態に伸
びる上昇流路部である上昇風路ダクト１２と、外槽５の
上端部に取り付けた外槽上カバー５ａ上に設置されて前
記上昇風路ダクト１２から送り込まれる循環空気を加熱
する加熱手段であるヒータ１４を内蔵し、加熱した循環
空気を洗濯兼脱水槽２内に向けて吹き込む吹込口１５を
備える。また、水冷除湿ダクト１０から下降風路ダクト
１１への折り返し部分にはと、糸屑捕集用フィルタ１３
を配置する。
に形成した吸出口５ｂから該外槽５の後側の側壁である
外壁面に沿って垂直状態で上向きに伸びるように形成す
る除湿流路部である水冷除湿ダクト１０と、洗濯運転に
おける外槽５の水位よりも高い位置で折り返して該外槽
５の外壁面に沿って該外槽５の下方に垂直に伸びる下降
流路部である下降風路ダクト１１と、外槽５の下側の空
間に配置されて前記下降風路ダクト１１から吸い込み口
に空気を吸い込んでダクト内の空気を循環させるファン
である循環ファン１６と、この循環ファン１６の吹き出
し口から外槽５の外壁面に沿って上方向に垂直状態に伸
びる上昇流路部である上昇風路ダクト１２と、外槽５の
上端部に取り付けた外槽上カバー５ａ上に設置されて前
記上昇風路ダクト１２から送り込まれる循環空気を加熱
する加熱手段であるヒータ１４を内蔵し、加熱した循環
空気を洗濯兼脱水槽２内に向けて吹き込む吹込口１５を
備える。また、水冷除湿ダクト１０から下降風路ダクト
１１への折り返し部分にはと、糸屑捕集用フィルタ１３
を配置する。
【００１３】図５には、循環ファン１６の縦断面を示
し、図６はＡ断面を示す。
し、図６はＡ断面を示す。
【００１４】１７は羽根車であるファンで、１８は羽根
車を駆動させるためのモータである。羽根車１７を収納
するファンケーシング１９（プラスチックまたは樹脂
製）は下降風路ダクト１１の下部で連結されている。す
なわち下降風路ダクト１１の下部にファンケ−シング１
９の循環温風入り口１９ａが繋がれている。ファンケ−
シング１９に連結され上方に伸びる上昇風路ダクト１２
を有し、これはファンケ−シングの循環風路の出口１９
ｂに上昇風路ダクト１２が繋がれる構成となっている。
そしてファンケ−シング１９の下部にはケ−シングカバ
−２０が取付けられている。２０はファンケ−シング１
９への温風の入り口の流れ方向を１８０度変更させる為
に設けたプラスチック又は樹脂製のケーシングカバー
（水受部）で、逆止弁２０ａと、ネジ止め部２０ｂを有
する。水受部であるケーシングカバー２０はネジ２１に
よりファンケーシング１９に取り付ける。除湿ダクト１
０から流出する温風は、下降風路ダクト１１、循環ファ
ン１６のケーシング１９及び上昇風路ダクト１２で、結
露し、循環ファン１６のケーシングカバー２０に水溜り
が発生し、溜まった水は水抜き孔２０ｃから流出する。
乾燥の観点から考えると、結露水が水抜き孔２０ｃから
流出するのはよいことであるが、流出された水は自然蒸
発により室内の湿度を上昇させるので、水抜き孔からの
水の流出は抑制する必要がある。
車を駆動させるためのモータである。羽根車１７を収納
するファンケーシング１９（プラスチックまたは樹脂
製）は下降風路ダクト１１の下部で連結されている。す
なわち下降風路ダクト１１の下部にファンケ−シング１
９の循環温風入り口１９ａが繋がれている。ファンケ−
シング１９に連結され上方に伸びる上昇風路ダクト１２
を有し、これはファンケ−シングの循環風路の出口１９
ｂに上昇風路ダクト１２が繋がれる構成となっている。
そしてファンケ−シング１９の下部にはケ−シングカバ
−２０が取付けられている。２０はファンケ−シング１
９への温風の入り口の流れ方向を１８０度変更させる為
に設けたプラスチック又は樹脂製のケーシングカバー
（水受部）で、逆止弁２０ａと、ネジ止め部２０ｂを有
する。水受部であるケーシングカバー２０はネジ２１に
よりファンケーシング１９に取り付ける。除湿ダクト１
０から流出する温風は、下降風路ダクト１１、循環ファ
ン１６のケーシング１９及び上昇風路ダクト１２で、結
露し、循環ファン１６のケーシングカバー２０に水溜り
が発生し、溜まった水は水抜き孔２０ｃから流出する。
乾燥の観点から考えると、結露水が水抜き孔２０ｃから
流出するのはよいことであるが、流出された水は自然蒸
発により室内の湿度を上昇させるので、水抜き孔からの
水の流出は抑制する必要がある。
【００１５】図１には、循環ファン１６における縦断面
を示し、図２には、ケーシングカバー２０の裏側の正面
を示す。本実施例では、ケーシングカバー２０の裏側の
表面に、図２に示すようにリブ２２を設けたものであ
る。リブ２２は等高線状に複数設けてある。又、環状リ
ブのほぼ中心に水抜き孔２０ｃを設けている。
を示し、図２には、ケーシングカバー２０の裏側の正面
を示す。本実施例では、ケーシングカバー２０の裏側の
表面に、図２に示すようにリブ２２を設けたものであ
る。リブ２２は等高線状に複数設けてある。又、環状リ
ブのほぼ中心に水抜き孔２０ｃを設けている。
【００１６】上記構造において、水を溜める環状のリブ
２２を複数設けてあるので、ダクトやファンケ−シング
の壁面で結露により生ずる水をためることが出来、温風
との接触面積が増えて効率良く水を蒸発させることが出
来、水抜き孔から機外への水の排出を抑制できる。尚、
環状リブは複数設けたが、１つでも水を溜めることによ
り温風との接触面積をふやすことにより水を蒸発させる
ことが出来る。
２２を複数設けてあるので、ダクトやファンケ−シング
の壁面で結露により生ずる水をためることが出来、温風
との接触面積が増えて効率良く水を蒸発させることが出
来、水抜き孔から機外への水の排出を抑制できる。尚、
環状リブは複数設けたが、１つでも水を溜めることによ
り温風との接触面積をふやすことにより水を蒸発させる
ことが出来る。
【００１７】又、環状リブ２２をケ−シングカバ−２０
に複数一体に取付けているので、金型に溝を掘りこむだ
けで済むので、経済的である。
に複数一体に取付けているので、金型に溝を掘りこむだ
けで済むので、経済的である。
【００１８】図３には、洗濯乾燥機用ファンにおける他
の実施例のケーシングカバーの裏側の正面を示す。本実
施例では、ケーシングカバー２０の裏側の表面に、図３
に示すように複数の半径方向のリブ２２ａと複数の円周
方向リブ２２ｂを設けたものである。
の実施例のケーシングカバーの裏側の正面を示す。本実
施例では、ケーシングカバー２０の裏側の表面に、図３
に示すように複数の半径方向のリブ２２ａと複数の円周
方向リブ２２ｂを設けたものである。
【００１９】このような構造では、上記実施例と同じ効
果が得られると同時に、一回りするような等高線になる
ようにリブを配置する必要がなく、各半径方向リブ２２
ａ間における円周方向のリブ２２ｂのみ等高線になるよ
うに配置すればよいので、製作しやすい利点がある。
果が得られると同時に、一回りするような等高線になる
ようにリブを配置する必要がなく、各半径方向リブ２２
ａ間における円周方向のリブ２２ｂのみ等高線になるよ
うに配置すればよいので、製作しやすい利点がある。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、乾燥運転時、結露によ
りケ−シングカバ−に溜まる水を速やかに蒸発させ、水
抜き孔からの水の排出量を低減できる洗濯乾燥機とする
ことが出来る。
りケ−シングカバ−に溜まる水を速やかに蒸発させ、水
抜き孔からの水の排出量を低減できる洗濯乾燥機とする
ことが出来る。
【図１】本発明に係る洗濯乾燥機用ファンにおける縦断
面図。
面図。
【図２】本発明に係る洗濯乾燥機用ファンにおけるケー
シングカバーの裏側の正面図。
シングカバーの裏側の正面図。
【図３】本発明に係る洗濯乾燥機用ファンにおけるケー
シングカバーの裏側の正面図
シングカバーの裏側の正面図
【図４】本発明に係る洗濯乾燥機の縦断面図。
【図５】洗濯乾燥機用ファン縦断面図。
【図６】図６におけるＡ断面図。
１…枠体、２…洗濯兼脱水槽、３…流体バランサー、４
…回転体、５…外槽、５ａ…外槽上カバー、５ｂ…吸出
口、６…駆動装置、７…取付ベース、８…防振支持装
置、９…トップカバー、９ａ…外側衣類投入口蓋、１０
…水冷除湿ダクト、１１…下降風路ダクト、１２…上昇
風路ダクト、１３…糸屑捕集フィルタ、１４…ヒータ、
１６…循環ファン、１７…羽根車、１８…モータ、１９
…ファンケーシング、１９ａ…入り口、１９ｂ…出口、
２０…ケーシングカバー（水受部）、２０ａ…逆止弁、
２０ｂ…ネジ止め部、２０ｃ…水抜き穴、２２…リブ、
２２ａ…半径方向リブ、２２ｂ…円周方向リブ
…回転体、５…外槽、５ａ…外槽上カバー、５ｂ…吸出
口、６…駆動装置、７…取付ベース、８…防振支持装
置、９…トップカバー、９ａ…外側衣類投入口蓋、１０
…水冷除湿ダクト、１１…下降風路ダクト、１２…上昇
風路ダクト、１３…糸屑捕集フィルタ、１４…ヒータ、
１６…循環ファン、１７…羽根車、１８…モータ、１９
…ファンケーシング、１９ａ…入り口、１９ｂ…出口、
２０…ケーシングカバー（水受部）、２０ａ…逆止弁、
２０ｂ…ネジ止め部、２０ｃ…水抜き穴、２２…リブ、
２２ａ…半径方向リブ、２２ｂ…円周方向リブ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 木村 秀行
茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日
立製作所機械研究所内
(72)発明者 川村 圭三
茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日
立製作所機械研究所内
(72)発明者 大越 憲一
茨城県日立市東多賀町一丁目１番１号 株
式会社日立多賀エレクトロニクス内
(72)発明者 小松 常利
茨城県日立市東多賀町一丁目１番１号 株
式会社日立多賀エレクトロニクス内
Ｆターム(参考） 3B155 AA16 CB07 CB49 CB52 CB55
DB08 MA02
Claims (9)
- 【請求項１】乾燥室内の空気をファンにより循環ダクト
内を循環させて冷却する洗濯乾燥機であって、前記循環
ダクトの一部に水受部を設け、前記水受部に環状リブを
設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。 - 【請求項２】乾燥室内の空気をファンにより循環ダクト
内を循環させて冷却する洗濯乾燥機であって、前記循環
ダクトの一部に水受部を設け、前記水受部に複数の環状
リブを一体に設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。 - 【請求項３】請求項１又は２において、前記環状リブの
ほぼ中心に前記水抜き穴を設けたことを特徴とする洗濯
乾燥機。 - 【請求項４】請求項３において、前記水抜き穴には前記
循環ダクト内での逆止弁を設けたことを特徴とする洗濯
乾燥機。 - 【請求項５】乾燥室内の空気をファンにより循環ダクト
内を循環させて冷却する洗濯乾燥機であって、前記循環
ダクトの一部を成しファンが取付けられたファンケ−シ
ングと、前記ファンケ−シングに取付けられるケ−シン
グカバ−を有し、前記ケ−シングカバ−には環状リブを
取付けたことを特徴とする洗濯乾燥機。 - 【請求項６】請求項５において、前記環状リブは前記ケ
−シングカバ−に複数一体に取付けられていることを特
徴とする洗濯乾燥機。 - 【請求項７】請求項５において、前記環状リブのほぼ中
心に水抜き穴を設け、前記水抜き穴には逆止弁を設けた
ことを特徴とする洗濯乾燥機。 - 【請求項８】外枠と、前記外枠に吊下支持された外槽
と、前記外槽内に配置された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯
兼脱水槽内に回転可能に配置された回転体と、前記洗濯
兼脱水槽及び前記回転体を回転駆動する駆動手段と、前
記外槽内の空気を循環させる循環ダクトと、前記循環ダ
クト内の空気を循環させるファンとを有する洗濯乾燥機
であって、前記ダクトは前記外槽下方から上昇する水冷
除湿ダクトと、前記水冷除湿ダクトの上部で連結され下
方に伸びる下降風路ダクトと、前記下降風路ダクトの下
部で連結され前記ファンを収納するファンケ−シング
と、前記ファンケ−シングの下部に取付けられたケ−シ
ングカバ−と、前記ファンケ−シングに連結され上方に
伸びる上昇風路ダクトとを有し、前記ケ−シングカバ−
の前記ファン側表面に環状リブを複数設けたことを特徴
とする洗濯乾燥機。 - 【請求項９】請求項８において、前記環状リブのほぼ中
心には水抜き穴を設け、前記水抜き穴に逆止弁を設けた
ことを特徴とする洗濯乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001318815A JP2003117287A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 洗濯乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001318815A JP2003117287A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 洗濯乾燥機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003117287A true JP2003117287A (ja) | 2003-04-22 |
Family
ID=19136450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001318815A Pending JP2003117287A (ja) | 2001-10-17 | 2001-10-17 | 洗濯乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003117287A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009160444A (ja) * | 2009-04-20 | 2009-07-23 | Panasonic Corp | ドラム式洗濯乾燥機 |
-
2001
- 2001-10-17 JP JP2001318815A patent/JP2003117287A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009160444A (ja) * | 2009-04-20 | 2009-07-23 | Panasonic Corp | ドラム式洗濯乾燥機 |
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