JP2003116386A - 動物の搾乳装置 - Google Patents

動物の搾乳装置

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JP2003116386A JP2002275153A JP2002275153A JP2003116386A JP 2003116386 A JP2003116386 A JP 2003116386A JP 2002275153 A JP2002275153 A JP 2002275153A JP 2002275153 A JP2002275153 A JP 2002275153A JP 2003116386 A JP2003116386 A JP 2003116386A
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milking
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Helena Geralda Maria Vijverberg
ジェラルダ マリア ヴィユヴェルバーグ ヘレナ
Aventin Elena Espada
エスパダ アヴェンティン エレナ
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Lely Enterprises AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 得られたミルクがさらに処理されるのに適し
ているかどうかが正確な方法で決定出来る、酪農動物を
搾乳する装置を提供すること。 【解決手段】 乳牛等の酪農動物を搾乳する装置に、ミ
ルク管と、処理装置と、酪農動物の搾乳回の間に該ミル
ク管を流れるミルクの1部に第1のミルク変数を構成す
る空気の存在を確定すると共に上記処理装置に空気存在
信号を送るための気体計とが設けられている。測定装置
が上記1部のミルクの少なくとも1つの別のミルク変数
の値を測定し、該別のミルク変数の測定値を表す測定信
号を発すると共に該測定信号を上記処理装置に送るよう
になっている。装置には、上記空気存在信号を閾値と比
較すると共に比較信号を発するための比較装置を設け、
該比較信号により、上記測定装置からの測定信号が上記
処理装置に送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乳牛等の酪農動物を
搾乳する装置に関し、該搾乳装置には、ミルク管と、処
理装置と、酪農動物の搾乳回の間に該ミルク管を流れる
ミルクの1部に第1のミルク変数を構成する空気の存在
を確定すると共に上記処理装置に空気存在信号を送るた
めの気体計と、上記1部のミルクの少なくとも1つの別
のミルク変数の値を測定するための測定装置であって、
該別のミルク変数の測定値を表す測定信号を発すると共
に該測定信号を上記処理装置に送るための測定装置とが
設けられている。
【0002】
【従来の技術】従来のこのような装置には、異なる波長
及び/または異なる強度の照射線で連続して或いは同時
にミルクを照射する1つ以上の光源を含む、1つ以上の
センサを備えたカラー測定装置の形態の測定装置が設け
られていた。一方、上記光源が点灯位置にある少なくと
も1部の時間帯において、1つ以上の受信器が時間間隔
の間の照射線強度を確定するようになっていた。得られ
た測定データにより、測定したミルクの色が正常値から
逸脱していることが判った場合、当該ミルクは分離され
る。カラー測定装置はまた、測定された量のミルクにお
ける空気の量を確定するためにも使用出来る(例えば、
特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】欧州特許出願公開第EP−A−1000
536号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし既知の装置はし
ばしばカラー測定に基づき誤った結論を導くことがあ
り、そのため例えば、適当なミルクが次の処理工程で使
用されることなく捨てられることがあった。本発明の目
的は、得られたミルクがさらに処理されるのに適してい
るかどうかが正確な態様で決定出来る、酪農動物を搾乳
するための装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的のため、上記タイプの装置は、上記空気存在信号を閾
値と比較すると共に比較信号を発するための比較装置を
備え、該比較信号により、上記測定装置からの測定信号
が上記処理装置に送られることを特徴とする。別のミル
ク変数(従って空気ではない)の値が測定されるミルク
の1部において、第1のミルク変数を構成する空気の存
在が、測定の信頼性に影響し、その結果、得られたミル
クがさらに処理されるべきかどうかの決定の正確さにも
影響することが判った。
【0006】上記部分に空気の存在を確定し、これを閾
値と比較することにより、その部分のミルクに空気が存
在している時に得られた測定値を、ミルク管に空気がな
い時に得られた測定値とは違う方法で判断することが可
能である。こうして、得られたミルクをさらに処理すべ
きかどうかのより正確な決定を下すことが可能となる。
また、測定信号に基づき、動物の健康に関するより正確
な表示を得ることが出来る。
【0007】処理装置は好適には比較装置を含む。閾値
として下限閾値及び/または上限閾値を採用してもよ
い。さらに、閾値は前もって決定されるか、規則的或い
は連続的に更新してもよい。さらに、「処理装置に送ら
れる」とは、「処理装置により処理される」ことも意味
する。
【0008】特に、処理装置は、空気存在信号の値に応
じて測定信号を処理する。こうしてミルクに空気が存在
している時に得られた測定信号、即ち信頼出来ない測定
信号は処理されず、測定信号が処理される前にまず、存
在する空気に対する補正を行うことが保証される。その
結果、得られたミルクをさらに処理すべきかどうかを決
定するために、信頼出来る測定信号だけが計算に入れら
れる。
【0009】本発明による装置の1実施例では、気体計
は空気流量センサを含む。それに代えて、或いはそれに
加えて、気体計は上記部分のミルクの導電率を測定する
ための導電率計を含む。それに代えて、或いはそれに加
えて、気体計は負圧計を含む。このような計器はそれ自
体既知であり、上記部分のミルクにおいて空気の存在並
びに空気が存在する程度を確実に表示する。
【0010】本発明による装置の別の実施例では、測定
装置は、搾乳回の全コースを通じて別のミルク変数の測
定パターンを得るための別のミルク変数の値を測定する
ようになっている。好適には処理装置のメモリは、この
測定パターンを記憶するようになっている。 ある値を
用いるだけでなく、全パターン即ち得られたミルクをさ
らに処理すべきかどうかを決定するために搾乳回の間の
変数の全コースを使用することにより、得られたミルク
をさらに処理すべきかどうかのより正確な決定を下すこ
とが出来る。測定パターンを基準パターンと比較するこ
とは、単一の測定値を限定的に比較することよりも、よ
り正確な決定をもたらすと思われる。
【0011】処理装置には、特に別のミルク変数の測定
パターンの平均を決定するための平均化装置が設けら
れ、メモリが該平均測定パターンを記憶するようになっ
ていると効果的である。そのような平均測定パターン
は、この平均パターンからの逸脱、即ち酪農動物の状態
が正常ではないことや酪農動物により産出されたミルク
が正常ではないことを確定するために有効に利用され
る。そのような平均測定パターンは、動物毎に所定の基
準値からの逸脱をより正確に表示するように見える。特
に該平均が、いわゆる漸進的平均、即ち例えば最近の1
0回の搾乳回(他の回数も同様に可能である)にわたる
平均である場合は、正確な決定が下される可能性があ
る。
【0012】本発明による装置の1実施例において、メ
モリは基準パターンを記憶するようになっている。すべ
ての動物に対して同じ閾値を使用してもよいが、1頭の
動物のための別のミルク変数の関連測定パターンに対す
る上限閾パターン及び/または下限閾パターンを、処理
装置のメモリが含むと効果的である。
【0013】本発明による装置の別の実施例では、処理
装置には、別のミルク変数の瞬間測定パターンを該別の
ミルク変数の記憶された測定パターンと比較し、比較結
果を示す比較信号を発するための比較装置が設けられ
る。従って装置に、多数の管を含むミルク管系統と、該
ミルク管系統を流れるミルクを該当する管に案内するた
め上記比較信号により制御される少なくとも1つの装置
を設けると、不適当なミルクを自動的に放出したり、適
当なミルクをさらに処理するために送ることが可能であ
る。
【0014】視覚による検査を可能にするために、装置
に、比較信号を表示するための表示装置を設けると効果
的である。装置が、該比較信号により制御される警告を
発する装置を含むと、ある状態で、装置の管理者に例え
ば音声信号の形態の警告を与えることが可能である。
【0015】好適には測定装置は、酪農動物から得られ
たミルクの特に可視波長域における少なくとも1つの波
長帯の強度を測定するカラーセンサ測定装置を含む。変
数は波長帯の強度である。カラーセンサ測定装置によっ
て、別々の乳房から得られたミルクにおける別々の色の
強度が確定される。従って、この実施例では、変数は得
られたミルクの色によって構成される。
【0016】本発明による装置の1実施例では、搾乳回
の間に得られたミルクの流量を測定する流量センサによ
り測定装置が構成される。該流量センサは別々の乳房か
ら得られたミルクの流量を測定するのが好ましい。
【0017】本発明による装置の別の実施例では、搾乳
回の間に得られたミルクの導電率を測定する既知の導電
率計により測定装置が構成される。該導電率計は別々の
乳房から得られたミルクの導電率を測定するのが好まし
い。
【0018】本発明による装置のさらに別の実施例で
は、搾乳回の間に得られたミルクの温度を測定する温度
計により測定装置が構成される。該温度計は別々の乳房
から得られたミルクの温度を測定するのが好ましい。
【0019】本発明による装置のさらに他の実施例で
は、搾乳回の間に得られた脂肪、蛋白質、尿素、バクテ
リア、糖分、遊離脂肪酸、細菌等のミルクの成分の量を
測定する成分計により測定装置が構成される。該成分計
は別々の乳房から得られたミルクの成分を測定するのが
好ましい。
【0020】本発明による装置の他の実施例では、酪農
動物の2回の連続する搾乳回の間の期間を決定する手段
が装置に設けられ、メモリは測定された期間に依存する
基準パターン、或いは測定された期間に依存する上限閾
パターン及び/または下限閾パターンをを含むようにな
っている。本発明のこの実施例は、酪農動物の状態が変
わらずにいる場合でも、測定された変数値が、最後の搾
乳回から経過した「間隔」とも呼ばれる期間に依存する
という洞察に基づく。
【0021】本発明によれば、測定期間に依存する変数
に対するいろいろな基準値をメモリに含むことにより、
測定値のより正確な比較が可能であり、得られたミルク
をさらに処理すべきかどうかのより正確な決定を下すこ
とが出来る。また、測定値を基準値と比較した後、酪農
動物の状態或いは健康に関するより正確な結論を引き出
すことが出来る。
【0022】期間の測定は、2回の連続する搾乳回の間
の時間を測定する時計を使用して行ってもよい。或い
は、当該酪農動物の最後の搾乳回以後に搾乳された乳牛
の数を期間の表示としてもよい。したがって、基準値
は、例えば、測定された期間または当該動物の最後の搾
乳回以後に搾乳された乳牛の数、或いは時間の要素を含
む他の変数に依存する。以下に図面に示す実施例を参照
して本発明をさらに詳細に説明する。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は搾乳される動物の乳頭に連
結するべき4個のティートカップ1を示し、該ティート
カップ1のミルク放出管2はミルクびん3に流れ込む。
該ミルクびん3には、ミルクびん3自体、ミルク放出管
2及びティートカップ1の内部に負圧を与えるための負
圧管18がさらに連結されている。負圧はティートカッ
プ1を動物の乳頭に連結させておくためにも、搾乳する
ためにも、さらにミルクびん3内でミルクと内部に存在
する空気とを分離するためにも必要である。得られたミ
ルクはミルクびん3からバルブ4、ポンプ5,非帰還弁
6、3方向弁7を介して管8を経て、図示しないミルク
タンクに放出される。
【0024】図1にはさらに、カラーセンサ測定装置9
が示され、該測定装置はカラー強度処理ユニット(MC
S)10を含み、4個のセンサ12がガラス繊維ケーブ
ル11を介してこれに連結されている。該センサ12
は、ミルク中に識別された多数の色の強度を確定するた
め、並びにこれらの強度を表す信号を処理ユニット10
に送るために、ミルク管2内に設置されている。カラー
センサ測定装置としては、カーラ、カミシュ 10 所
在のシュトラコン メスジュステメ社(Stracon
Messsysteme GmbH)のモジュラーカ
ラーセンサシステムを使用してもよい。この装置で使用
されるセンサは赤色(R)、緑色(G)、青色(B)に
対する周波帯の周波数に感応する。従って測定毎に3種
の信号が発せられ、これらの信号を上記3色に対する強
度値と考えてよい。
【0025】これまで一定の組成のミルクに対して、こ
れら3つの強度値が固定の相関関係を有し、その関係は
特にミルク中の不純物と成分に依存すると一般に思われ
ていたが、ある種の酪農動物に関しては、これら3つの
強度値間の関係は間隔に依存する、即ち2回の連続する
搾乳回の間の期間に依存することが判った。この期間と
は、当該乳牛の最後の搾乳回以後に搾乳された乳牛の数
等の他の変数に依存する時間の長さ、即ち期間である。
【0026】カラー強度処理ユニット(MCS)10
は、コンピュータ(PC)13(明瞭にするため該カラ
ー強度処理ユニット(MCS)とは別に図示した)を含
み、該コンピュータには、搾乳される動物毎に当該動物
を搾乳するために必要なすべてのデータが記憶されたフ
ァイルがある。
【0027】各搾乳回の全コースを通じても、得られた
ミルク中の対応する色の3つの強度値が記憶される。各
搾乳回に記憶されたこれら強度値は、カラー測定パター
ンを形成する。規定回数(例えば10回、しかし他の回
数も可能である)の最後の搾乳回の間にある動物に対し
て得られたカラー測定パターンから、漸進的平均を決定
してもよい。平均する際には、同一間隔を有する搾乳回
が使用される。
【0028】同一間隔を有する次の搾乳回で得られたカ
ラーパターンを、この漸進的平均カラー測定パターンと
比較してもよい。即ち、最後に得られた3色の各々のカ
ラー測定パターンを、漸進的平均としてコンピュータに
記録された(好ましくは同一間隔に属する)対応するカ
ラー測定パターンと比較してもよい。言い換えれば、カ
ラー測定パターンは相互に比較されると共に、(好まし
くは同一間隔を有する)1回以上の前回の搾乳回の間に
記録された対応するカラー測定パターンと比較される。
この比較過程は、比較装置としても機能するコンピュー
タ13内で行われる。
【0029】次に、ミルク中の不純物等の特定の物質の
存在が直接読みとれるように、この比較過程の結果を表
示装置に表示してもよい。これらの結果は、ライン14
を介してスクリーンまたはプリンタに送られる。
【0030】各色のカラー測定パターンの漸進的平均を
決定する代わりに、特に基準パターン、或いは上限閾パ
ターンまたは下限閾パターン等の調整パターンを各色毎
に別の方法で決定することも可能である。すべての動物
から或いは1グループの動物から得られたミルクに対し
て保持できる調整パターンを適用することが可能であ
る。
【0031】この場合、ミルク放出管2の各々にセンサ
12を設ける必要はなく、ミルクびん3にオーバーフロ
ー溜め17を配置し、この中に点線11’で示すガラス
繊維ケーブルを介して処理ユニット10に連結されたセ
ンサ12’を設けてもよい。さらに別の代案として、ミ
ルクびん3の下部にセンサ12”を配置してもよい。後
者の場合も、該センサはガラス繊維ケーブル11”を介
して処理ユニット10に連結されねばならない。
【0032】しかし、許容出来ない量の望ましからざる
物質がミルク中に存在すると判った時に、コンピュータ
13がライン15を介して3方向弁7に信号を送り、該
3方向弁7とこれに連結された放出管16を介してこれ
ら望ましからざる物質を含むミルクを分けて放出するこ
とは、あらゆる状況で適用される。
【0033】例えば血液がミルクに混入した場合、赤色
に対しセンサ12により発せられたカラー測定パターン
が、ミルク中に血液が無い場合とは異なるパターンとな
る。このカラー測定パターンは、漸進的平均に基づくカ
ラー測定パターンよりも高く、適用された調整値よりも
高くなる(好ましくは同一間隔に属するパターンとの比
較による)。また、ミルクに不純物が全くない場合も、
ミルク中に通常存在する物質の濃度の変化がやはり搾乳
回の間に確定される。
【0034】3色に対するカラー測定パターンが別々の
動物に対し相互に異なる比率を有することがさらに判明
した。従って各動物に対し個別に各搾乳回においてカラ
ー測定パターンを決定し、これらを調整値、または特に
この特定の(且つ好ましくは同一間隔に属する)動物に
対して確立された漸進的平均と比較することが有効であ
る。
【0035】測定された色の強度(従って測定されたカ
ラー測定パターン)の間隔による依存関係は、上記カラ
ーセンサ測定装置により明確に証明されるが、その依存
関係の1例を以下に示す。この依存関係は再生可能であ
ると判った。期間、間隔が増加すると、特定の乳牛に対
し青色の周波帯の強度が特定の態様で上昇することが判
明した。同様に、最後の搾乳回以後により多くの乳牛が
搾乳されると、強度が上昇する。さらに、緑色の周波帯
の強度が、間隔が増すと一定の僅かな下落を示すことも
判った。赤色の周波帯の強度が一定の僅かな上昇を示し
た。
【0036】この乳牛に対し強度の総計は、間隔が増加
すると最大値まで上昇し、さらに間隔が増加すると特定
のパターンにより下落することが判った。赤色の周波帯
における強度値から青色の周波帯の強度値を引いた値
は、間隔の増加でのこの乳牛の下落パターンを示すと思
われ、一方赤色の周波帯における強度と緑色の周波帯の
強度との商は間隔が増加すると最大値に上昇し、さらに
間隔が増加すると一定を保つ。この乳牛から得られたミ
ルクを比較する際、得られたミルクがさらに処理される
に適しているかどうかを決定するため、各間隔において
異なる基準値またはパターンをとる必要があることは明
白である。
【0037】さらにまた、色の強度は乳房毎に異なるこ
とが判ったので、ある乳房から得られたミルクをさらに
処理すべきかどうかを決定するために、動物毎、乳房
毎、また望ましくは間隔毎にカラー測定パターンを比較
することが有効である。
【0038】さらにまた、搾乳回の間に得られたミルク
の流量パターンは動物毎に異なり、間隔に依存すること
が判明した。ここでも、得られたミルクをさらに処理す
べきかどうかの正確な決定を可能とするために、測定さ
れた流量パターンをその間隔の基準パターンと比較する
必要がある。なお、搾乳回の間に得られたミルクの流量
を測定するための流量センサはそれ自体既知である。特
に流量センサは別々の乳房から得られたミルクの流量パ
ターンを測定する。
【0039】さらにまた、搾乳回全体にわたって導電率
パターンが動物或いは動物グループ毎に異なり、得られ
たミルクをさらに処理すべきかどうかについて、ただ1
つの測定値よりもより正確な決定を提供することが判っ
た。さらに、上記の乳牛では、間隔が増加すると得られ
たミルクの導電率が上昇する。搾乳回の間に、特に乳房
毎に得られたミルクの導電率パターンを測定するための
導電率計を、得られたミルク(出来れば乳房毎に)をさ
らに処理すべきかどうかの正確な決定を下すために使用
してもよい。
【0040】さらに、上記の乳牛では、間隔が増加する
と得られたミルクの温度が上昇することが判った。この
場合、搾乳回の間に得られたミルクの温度パターン、特
に別々の乳房から得られたミルクの温度パターンを計測
するための温度計を、得られたミルク(出来れば乳房毎
に)をさらに処理すべきかどうかの正確な決定を下すた
めに使用してもよい。
【0041】また、上記の乳牛では、間隔が増加する
と、得られたミルクの脂肪分が一定のカーブにより下落
することが判った。その他の成分に関しても、量と間隔
の間に依存関係があると思われる。搾乳回を通じて得ら
れた脂肪、蛋白質、尿素、バクテリア、糖分、遊離脂肪
酸、細菌等のミルクの成分の量パターンを測定する、特
に別々の乳房から得られたミルクの成分パターンを測定
するための成分計を、得られたミルク(出来れば乳房毎
及び/または間隔毎に)をさらに処理すべきかどうかの
正確な決定を下すために使用してもよい。
【0042】上記の関係は特定の乳牛に見られるばかり
でなく、測定可能な変数が乳牛に依存するパターンを示
すミルクを、すべての乳牛が生産するように見える。1
頭の乳牛の特定のパターンが次の処理に適したミルクを
示す一方、別の乳牛から得られたミルクについて測定さ
れた同じパターンが、次の処理に適さないミルクを示す
かもしれない。
【0043】正常な測定パターンは、1頭の動物に対す
る所定の基準パターンまたは(好ましくは間隔毎の)平
均測定パターンであってもよい。この目的のため、別の
ミルク変数の測定パターンの平均を決定するための平均
化装置が設けられる。その上、他の基準パターンも同様
に使用可能である(例えば、上限閾パターン及び/また
は下限閾パターン)。
【0044】図2は、特に本発明が適用される搾乳ロボ
ット20を備えた、搾乳ボックス19を概略的に示す。
図には、乳牛に関する変数値のパターンを測定するた
め、各種の測定機器が概略的に示されている。
【0045】乳牛22の健康を測定するために、乳牛2
2の脚または腹に巻いた心拍計を含むバンド21によ
り、心拍数が測定される。それに代えて、またはそれに
加えて、それ自体既知の心拍計を乳牛22の動脈に近い
部分に設けてもよい。この場合、乳牛の乳房や耳が考慮
に入れられる。適当な心臓監視装置が、例えばフィンラ
ンド、ヘルシンキのポーラーエレクトロ社(Polar
Electro Oy)から入手可能である。また代
わりに、ティートカップ23の少なくとも1つに心拍計
を組み込んでもよい。
【0046】搾乳ボックス19の内部に、乳牛22の活
動を観察し測定するための1個以上のカメラ24を設置
してもよい。このカメラを乳牛22の健康を監視するた
めに使用してもよい。ステップ、キック、等の活動パラ
メータを決定するため、既知の運動認識機器によりビデ
オ画像を分析する。この目的のため、画像は、乳牛22
毎に、該乳牛22に関する記録された履歴データと比較
される。さらに、乳牛22の活動を確定するための歩数
計25、筋肉収縮計26、及び/または筋肉振動計27
を設けてもよい。また、数量計32即ち産出量計によっ
てミルクの産出量が測定される。
【0047】流量センサ28は1回の搾乳中に得られた
ミルクの流量パターンを測定する。導電率計29は1回
の搾乳中に得られたミルクの導電率パターンを測定す
る。温度計30は1回の搾乳中に得られたミルクの温度
パターンを測定する。成分計31は搾乳中に得られたミ
ルクの蛋白質や脂肪等の成分量パターンを測定する。
【0048】これらすべての測定データは、メモリを有
するコンピュータを含む処理装置33に送られ、読みと
られる。好適には測定データ以外に、処理装置33は同
じ動物が搾乳されてから経過した時間の長さ、或いは最
後の搾乳回以後に搾乳された乳牛の数も記憶する。この
ため、該処理装置33は、酪農動物の2回の連続する搾
乳回の間の時間の長さを確定するための時計(明確には
示されないが、暗黙にコンピュータに存在する)を含
む。また代わりに、処理装置は当該乳牛の最後の搾乳回
以降の乳牛の数を数えるための計算器を含んでもよい。
【0049】処理装置33のコンピュータのメモリの中
に、動物毎或いは動物グループ毎、出来れば乳房毎、ミ
ルク変数毎に基準パターンが記憶されるか、或いは装置
自体により創られる。処理装置33は、変数の測定パタ
ーンを記憶された基準パターンと比較するための(図示
しない)比較装置を含む。比較装置は、比較結果に依存
し従って比較結果の指標である値をもつ比較信号を発す
る。この比較信号はスクリーン34等の表示装置に表示
してもよい。
【0050】上記のように、比較信号は、得られたミル
クがさらに処理されるかどうかでバルブ等を制御するた
めに使用してもよい。比較信号が逸脱を示すなら、装置
の管理者に聞こえるような信号(例えば音声)を発する
ための警告発生装置(例えば拡声器等)を、比較信号に
よって制御することも可能である。
【0051】測定パターンを別々に使用してもよいが、
ミルクをさらに処理すべきかどうかを決定するために
(或いは酪農動物の状態が正常範囲にあるかを決定する
ために)異なる変数の測定パターンを組み合わせて使用
してもよい。かくて得られた測定パターンを所望の態様
で組み合わせるために、重量要因を特定のパラメータま
たは比較結果に加えてもよい。
【0052】上記のように、図2は、内部に乳牛22が
存在する搾乳ボックス19の側面図を示す。搾乳ボック
ス19には、搾乳ロボット20によって乳牛22の乳頭
に自動的に連結されるティートカップ23を備えた搾乳
ロボット20が設けられている。搾乳ボックス19の前
部近くには、計量された分量で濃厚肥料が供給される給
餌おけが、さらに設置されている。搾乳ボックス及びロ
ボットの他の要素は、明確のため図面には示していな
い。
【0053】得られたミルクをさらに処理すべきかどう
かを決定する場合、正確な測定信号を限定的に使用する
ために、本発明によれば、関連する変数値が決定される
部分のミルクにおける空気の存在が確定される。そのよ
うな空気は、その程度によるが、望ましくない態様で測
定を妨げるように思われる。上記部分のミルクにおける
空気の存在は、気体流量センサ及び/または導電率計及
び/または負圧計によりそれ自体既知の方法で確定して
もよい。そのような計器は、空気の量を示すいわゆる空
気存在信号を提供する。これらの計器はそれ自体既知で
あるので、これ以上説明はしない。
【0054】このような計器が空気を検出するか、或い
は上記部分のミルクにおいて空気の予め調整された最小
量を超過したことを検出すると、空気存在信号が処理装
置を制御して、別のミルク変数の測定値が処理されない
ように、例えばメモリに記憶されないように、或いはさ
らに処理される前にまず補正されるようにする。かくし
て得られたミルクをさらに処理すべきかを決定する時、
不確実な測定は勘定に入れないか、そして/または別の
ミルク変数の平均測定パターンを決定する時、不確実な
測定は勘定に入れるべきでない。或いは不確実な測定は
空気の存在に対しまず補正される。
【0055】上記部分のミルクに空気が存在する場合、
装置の管理者に警告が出される。この管理者は、チェッ
ク後、測定値を正確な数値と考えるべきか或いは削除す
べきかを決定してもよい。このため空気が存在する時、
そのような測定値は例えば別のメモリに記憶してもよ
い。空気の最小閾値を予め調整することにより、上記部
分のミルクに存在する空気が上記最小閾値を超過した
時、確実にこれらの測定値が自動的に削除される。その
結果正確な測定値が望ましくない態様で時には削除され
ることもあるが、ミルク管に空気が存在する時測定され
た測定値は自動的に削除可能である。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による搾乳装置は、空気存在信号を閾値と比較すると共
に比較信号を発するための比較装置を備え、該比較信号
により、測定装置からの測定信号が処理装置に送られ
る。
【0057】これにより、ミルクの1部に空気の存在を
確定し、これを閾値と比較することにより、その部分の
ミルクに空気が存在している時に得られた測定値を、ミ
ルク管に空気がない時に得られた測定値とは違う方法で
判断することが可能である。こうして、得られたミルク
をさらに処理すべきかどうかのより正確な決定を下すこ
とが可能となる。また、測定信号に基づき、動物の健康
に関するより正確な表示を得ることが出来る。
【0058】特に、処理装置は、空気存在信号の値に応
じて測定信号を処理する。こうしてミルクに空気が存在
している時に得られた測定信号、即ち信頼出来ない測定
信号は処理されず、測定信号が処理される前にまず、存
在する空気に対する補正を行うことが保証される。その
結果、得られたミルクをさらに処理すべきかどうかを決
定するために、信頼出来る測定信号だけが計算に入れら
れる。
【0059】本発明によれば、測定期間に依存する変数
に対するいろいろな基準値を処理装置のメモリに含むこ
とにより、測定値のより正確な比較が可能であり、得ら
れたミルクをさらに処理すべきかどうかのより正確な決
定を下すことが出来る。また、測定値を基準値と比較し
た後、酪農動物の状態或いは健康に関するより正確な結
論を引き出すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーセンサ測定装置を設けた、乳牛を搾乳す
るための装置の概略図である。
【図2】該乳牛に関する変数を測定するための手段を設
けた、搾乳ロボットを備える搾乳ボックスの概略図であ
る。
【符号の説明】 1 ティートカップ 2 ミルク放出管 3 ミルクびん 4 バルブ 5 ポンプ 6 非帰還弁 7 3方向弁 9 カラーセンサ測定装置 10 カラー強度処理ユニット 11 ガラス繊維ケーブル 12 センサ 13 コンピュータ 17 オーバーフロー溜め 18 負圧管 19 搾乳ボックス 20 搾乳ロボット 22 乳牛 23 ティートカップ 24 カメラ 33 処理装置 34 スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エレナ エスパダ アヴェンティン オランダ国、2627 エーディー デルフ ト、クロメリンラーン 5

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミルク管と、処理装置と、酪農動物の搾
    乳回の間に該ミルク管を流れるミルクの1部に第1のミ
    ルク変数を構成する空気の存在を確定すると共に上記処
    理装置に空気存在信号を送るための気体計と、上記1部
    のミルクの少なくとも1つの別のミルク変数の値を測定
    するための測定装置であって、該別のミルク変数の測定
    値を表す測定信号を発すると共に該測定信号を上記処理
    装置に送るための測定装置と、を設けた乳牛等の酪農動
    物を搾乳する装置において、上記空気存在信号を閾値と
    比較すると共に比較信号を発するための比較装置を備
    え、上記測定装置からの測定信号が、該比較信号に基づ
    き上記処理装置に送られることを特徴とする上記動物の
    搾乳装置。
  2. 【請求項2】 上記処理装置が比較装置を含むことを特
    徴とする請求項1記載の搾乳装置。
  3. 【請求項3】 上記気体計が空気流量センサを含むこと
    を特徴とする請求項1または2記載の搾乳装置。
  4. 【請求項4】 上記気体計が、上記部分のミルクの導電
    率を測定するための導電率計を含むことを特徴とする請
    求項1から3のいずれか記載の搾乳装置。
  5. 【請求項5】 上記気体計が負圧計を含むことを特徴と
    する請求項1から4のいずれか記載の搾乳装置。
  6. 【請求項6】 上記測定装置が、搾乳回の全コースの
    間、別のミルク変数の測定パターンを得るための別のミ
    ルク変数値を測定するようになっていることを特徴とす
    る請求項1から5のいずれか記載の搾乳装置。
  7. 【請求項7】 上記処理装置に、別のミルク変数の測定
    パターンの平均を決定するための平均化装置を設けたこ
    とを特徴とする請求項6記載の搾乳装置。
  8. 【請求項8】 処理装置のメモリが、上記平均測定パタ
    ーンを記憶するようになっていることを特徴とする請求
    項7記載の搾乳装置。
  9. 【請求項9】 処理装置のメモリが、基準パターンを記
    憶するようになっていることを特徴とする請求項6から
    8のいずれか記載の搾乳装置。
  10. 【請求項10】 処理装置のメモリが、酪農動物の別の
    ミルク変数の該当する測定パターンのための上限閾パタ
    ーン及び/または下限閾パターンを含むことを特徴とす
    る請求項1から9のいずれか記載の搾乳装置。
  11. 【請求項11】 別のミルク変数の瞬間測定パターンを
    該別のミルク変数の記憶された測定パターンと比較する
    と共に、比較結果を示す比較信号を発するための比較装
    置を、上記処理装置に設けたことを特徴とする請求項1
    から10のいずれか記載の搾乳装置。
  12. 【請求項12】 多数のミルク管を含むミルク管系統
    と、該ミルク管系統を経て該当する管の方に流れるミル
    クを案内するため比較信号により制御される少なくとも
    1つの装置とを設けたことを特徴とする請求項11記載
    の搾乳装置。
  13. 【請求項13】 上記比較信号を表示するための表示装
    置を含むことを特徴とする請求項11または12記載の
    搾乳装置。
  14. 【請求項14】 警告を発する装置を含み、該警告装置
    が上記比較信号により制御されることを特徴とする請求
    項11から13のいずれか記載の搾乳装置。
  15. 【請求項15】 上記測定装置が、特に酪農動物から得
    られたミルクの可視波長域における少なくとも1つの波
    長帯の強度を測定するためのカラーセンサ測定装置を含
    み、上記変数が波長帯の強度であることを特徴とする請
    求項1から14のいずれか記載の搾乳装置。
  16. 【請求項16】 上記カラーセンサ測定装置により、別
    々の乳房から得られたミルクにおける別々の色の強度が
    確定されることを特徴とする請求項15記載の搾乳装
    置。
  17. 【請求項17】 上記測定装置が、搾乳回の間に得られ
    たミルクの流量を測定するための流量センサにより構成
    されたことを特徴とする請求項1から16のいずれか記
    載の搾乳装置。
  18. 【請求項18】 上記流量センサが、別々の乳房から得
    られたミルクの流量を測定することを特徴とする請求項
    17記載の搾乳装置。
  19. 【請求項19】 上記測定装置が、搾乳回の間に得られ
    たミルクの導電率を測定するための導電率計により構成
    されたことを特徴とする請求項1から18のいずれか記
    載の搾乳装置。
  20. 【請求項20】 上記導電率計が、別々の乳房から得ら
    れたミルクの導電率を測定することを特徴とする請求項
    19記載の搾乳装置。
  21. 【請求項21】 上記測定装置が、搾乳回の間に得られ
    たミルクの温度を測定するための温度計により構成され
    たことを特徴とする請求項1から20のいずれか記載の
    搾乳装置。
  22. 【請求項22】 上記温度計が、別々の乳房から得られ
    たミルクの温度を測定することを特徴とする請求項21
    記載の搾乳装置。
  23. 【請求項23】 上記測定装置が、脂肪、蛋白質、尿
    素、バクテリア、糖分、遊離脂肪酸、細菌等の搾乳回の
    間に得られたミルクの成分の量を測定するための成分計
    により構成されたことを特徴とする請求項1から22の
    いずれか記載の搾乳装置。
  24. 【請求項24】 上記成分計が、別々の乳房から得られ
    たミルクの成分を測定することを特徴とする請求項23
    記載の搾乳装置。
  25. 【請求項25】 酪農動物の2回の連続する搾乳回の間
    の期間を確定する手段が装置に設けられ、またメモリ
    が、測定された期間に依存する基準パターンを含み、或
    いは測定された期間に依存する上限閾パターン及び/ま
    たは下限閾パターンを含むようになっていることを特徴
    とする請求項1から24のいずれか記載の搾乳装置。
  26. 【請求項26】 上記期間を確定する手段が、2回の連
    続する搾乳回の間の期間を測定するための時計を含むこ
    とを特徴とする請求項25記載の搾乳装置。
  27. 【請求項27】 上記手段が、当該酪農動物が搾乳され
    た最終回以降に搾乳された酪農動物の数を数えるための
    計算器により構成されたことを特徴とする請求項25記
    載の搾乳装置。
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