JP2003115941A - 電話回線を用いた撮像画像データ送受信システム - Google Patents

電話回線を用いた撮像画像データ送受信システム

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JP2003115941A
JP2003115941A JP2001307697A JP2001307697A JP2003115941A JP 2003115941 A JP2003115941 A JP 2003115941A JP 2001307697 A JP2001307697 A JP 2001307697A JP 2001307697 A JP2001307697 A JP 2001307697A JP 2003115941 A JP2003115941 A JP 2003115941A
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telephone
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dial
data transmission
reception system
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JP2001307697A
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Koichi Nakada
康一 中田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、送信側と受信側の入れ換えが可能で
ある等の機能により、より自由度の高い電話機を用いた
撮像画像データ送受信システムを提供する。 【解決手段】本発明によると、電話回線に接続される複
数の電話機は、それぞれ、撮像画像を電子化された画像
データとして出力することが可能なカメラと、ダイアル
元の電話機として、予め、送信設定された電話番号にダ
イアルされたとき、当該ダイアル元の電話機に備えられ
ているカメラに自動的に撮像を開始させて撮像された前
記画像データをダイアル先の電話機に送信することが可
能な送信手段と、ダイアル元の電話機として、予め、受
信設定された電話番号にダイアルされたとき、ダイアル
先の電話機に備えられているカメラに自動的に撮像を開
始させて撮像された前記画像データを当該ダイアル元の
電話機に送信させて受信することが可能な受信手段とを
備えていることを特徴とする電話回線を用いた撮像画像
データ送受信システムが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線を用いた
撮像画像データ送受信システムに係り、特に、デジタル
カメラやGPS機能を備えた電話機による撮像画像デー
タ送受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平11−41669号公報に
開示されているような、送信スイッチをオンにすると予
め設定してある受信装置に画像や位置情報を送信する技
術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−41669号公報に開示されている従来技術
には、ダイアルされる電話番号に応じて、その電話機が
送信側となるか、受信側となるかを切り換える機能につ
いては記載されていない。
【0004】また、送信側と受信側の関係は固定されて
おり、送信側と受信側の関係を入れ換えて使用すること
ができなかった。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、送信側と受信側の入れ換えが可能である等の機能
により、より自由度の高い電話回線を用いた撮像画像デ
ータ送受信システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、(1) 電話回線に接続される複
数の電話機がそれぞれ撮像画像を電子化された画像デー
タとして出力することが可能なカメラを備えており、前
記複数の電話機は、それぞれ、ダイアル元の電話機とし
て、予め、送信設定された電話番号にダイアルされたと
き、当該ダイアル元の電話機に備えられているカメラに
自動的に撮像を開始させて撮像された前記画像データを
ダイアル先の電話機に送信することが可能な送信手段を
備えており、前記複数の電話機は、それぞれ、ダイアル
元の電話機として、予め、受信設定された電話番号にダ
イアルされたとき、ダイアル先の電話機に備えられてい
るカメラに自動的に撮像を開始させて撮像された前記画
像データを当該ダイアル元の電話機に送信させて受信す
ることが可能な受信手段を備えていることを特徴とする
電話回線を用いた撮像画像データ送受信システムが提供
される。
【0007】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(2) 前記ダイアル元の電話機に備えられ
ているカメラ及びダイアル先の電話機に備えられている
カメラで自動的に行われる撮像は1回、又は複数回であ
ることを特徴とする(1)に記載の電話回線を用いた撮
像画像データ送受信システムが提供される。
【0008】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(3) 前記ダイアル元の電話機に備えられ
ているカメラ及びダイアル先の電話機に備えられている
カメラで自動的に行われる撮像回数または撮像間隔のい
ずれか一方または両方は、予め、設定可能であることを
特徴とする(2)に記載の電話回線を用いた撮像画像デ
ータ送受信システムが提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0010】図1は、本発明による電話回線を用いた撮
像画像データ送受信システムで使用される電話機の構成
を示すブロック図である。
【0011】図1において、参照符号101は、液晶デ
ィスプレイ等からなり、画像、電話番号、各種機能の設
定状態等を表示する表示手段である。
【0012】また、参照符号102は、スピーカー等か
らなり、通話時の音声出力、内部メモリ110に録音さ
和た音声データの再生等を行う音声出力手段である。
【0013】また、参照符号103は、マイクロフォン
等からなり、通話時、内部メモリ110への録音時等に
音声入力を行う音声入力手段である。
【0014】また、参照符号104は、入力手段105
により入力された電話番号、短縮ダイアルに登録されて
いる電話番号等へのダイアル発信を行う発信手段であ
る。
【0015】また、参照符号105は、電話番号の入
力、各種機能、モードの設定等を行う入力手段である。
【0016】また、参照符号106は、GPS(Gro
bal PositioningSystem)等の複
数の通信衛星の発信した電波を捉え緯度や経度等の位置
を検出する全地球航空測位システムを利用して自己の位
置データを測定する位置検出手段である。
【0017】また、参照符号107は、表示、音声、送
受信、撮像、各種設定等の制御を行うCPUである。
【0018】また、参照符号108は、音声、画像等の
各種データの送受信を行うアンテナ等からなる送受信手
段である。
【0019】また、参照符号109は、音声、画像等の
各種データの変調、復調を行うモデムである。
【0020】また、参照符号110は、音声、画像等の
各種データの記憶を行う記憶手段である。
【0021】また、参照符号111は、CCD、CMO
Sセンサ等からなり、モードに応じてキー入力、または
自動的に撮像を行うデジタルカメラである。
【0022】また、参照符号112は、角速度センサ等
からなり、デジタルカメラ111での撮像時の手ブレを
検出するブレ検出手段である。
【0023】図2は、本発明で使用する電話機の入力手
段105の一部である数字キーの一例を示す図である。
【0024】この数字キーにおいて、1Rキーは、1入
力、手動撮像用レリーズ兼用キーとして用いられる。
【0025】また、2〜6キーは、2〜6入力キーとし
て用いられる。
【0026】また、7←キーは、7入力、撮像方向手動
制御兼用キーとして用いられる。
【0027】また、8↑キーは、8入力、撮像方向手動
制御兼用キーとして用いられる。
【0028】また、9→キーは、9入力、撮像方向手動
制御兼用キーとして用いられる。
【0029】また、0↓キーは、0入力、撮像方向手動
制御兼用キーとして用いられる。
【0030】また、*Tキーは、*入力、手動ズームア
ップ兼用キーとして用いられる。
【0031】また、#Wキーは、#入力、手動ズームダ
ウン兼用キーとして用いられる。
【0032】そして、本発明による電話回線を用いた撮
像画像データ送受信システムでは、図1に示すような構
成の電話機が使用され、同じ構成である他の電話機との
間で、電話回線を介して画像データ等の送受信が行われ
るものである。
【0033】すなわち、本発明による電話回線を用いた
撮像画像データ送受信システムでは、図1に示すような
構成の電話機における入力手段105により、ユーザ
が、予め、送信設定してある電話番号をダイアルする
と、デジタルカメラ111により自動的に撮像が開始さ
れ、撮像された画像データが内部メモリ110に一時的
に記録される。
【0034】この画像データは、モデム109で変調さ
れた後、アンテナ等の送受信手段108により図示しな
い電話回線を介して接続されたダイアル先の電話機に送
信される。
【0035】この画像データを送信された電話機側で
は、送受信手段108により受信した画像データをモデ
ム109で復調した後、内部メモリ110に記憶する。
【0036】この際、受信した画像データを液晶ディネ
プレイ等の表示手段101に可視画像として表示するよ
うにしてもよい。
【0037】また、図1に示すような構成の電話機にお
ける入力手段105により、ユーザが、予め、受信設定
してある電話番号をダイアルすると、送受信手段108
により電話回線を介して接続されたダイアル先の電話機
側のデジタルカメラ111により自動的に撮像が開始さ
れ、ダイアル先の電話機側のデジタルカメラ111で撮
像された画像データが内部メモリ110に一時的に記録
される。
【0038】この画像データはダイアル先の電話機側の
モデム109で変調された後、ダイアル元の電話機に送
信される。
【0039】ダイアル元の電話機側では、送受信手段1
08により受信した画像データをモデム109で復調し
た後、内部メモリ110に記憶すると同時に表示手段1
01に表示する。
【0040】本発明で用いる電話機において、上記の動
作は電話機のモード設定が自動撮像モードの場合に行わ
れ、このモード設定が行われていない場合には、通常の
通話機として使用される。
【0041】撮像が行われる際には、角速度センサ等の
ブレ検出手段112によりブレ検出が行われ、検出した
ブレ量に応じて公知の光学的、あるいはデジタル的なブ
レ補正方法によりブレ補正が行われる。
【0042】送受信を行うデータは、画像データに限る
ものではなく、マイクロフォン等の音声入力手段より取
り込まれる音声データ、GPS(Grobal Pos
itioning System)等の位置検出手段1
06により検出される位置データ、電話機に内蔵されて
いる時計機能による日時データ等を同時に転送するよう
にしてもよい。
【0043】撮像枚数は1枚に限るものではなく、ある
電話番号に対して送信、または受信設定を行う際に、撮
影枚数、撮像間隔のいずれか一方または両方を設定でき
るようにしてもよい。
【0044】撮像を行うデジタルカメラ111の撮像方
向は電話機に対して必ずしも固定されているものではな
く、図3に示すように垂直、水平方向に対して可動な機
構を有し、撮像毎に任意の方向の撮像を行えるものであ
ってもよい。
【0045】図3は、本発明で使用される電話機に内蔵
される撮像方向可変のデジタルカメラの一例を示す図で
ある。
【0046】図3において、参照符号121は、対物レ
ンズ、ズームレンズ等よりなる撮像光学系である。
【0047】また、参照符号122は、撮像光学系12
1による垂直方向の撮像方向を変更する垂直可動部であ
る。
【0048】また、参照符号123は、撮像光学系12
1による水平方向の撮像方向を変更する水平可動部であ
る。
【0049】なお、ダイアル先の電話機のデジタルカメ
ラ111に撮像を行わせる場合、撮像動作を自動的に行
うだけに限るものではない。
【0050】図2に示すような入力手段105の数字キ
ーをデジタルカメラ111の操作キーと兼用して、例え
ば、1キーとレリーズ(R)キーを兼用して撮像動作
を、7〜0キーと撮像方向変更キー(→←↑↓)を兼用
して撮像方向変更動作を、*、#キーと撮影倍率変更キ
ー(T、W)を兼用してズーム動作をリモートコントロ
ールで行うことができるようにしてもよい。
【0051】また、リモートコントロールキーの兼用方
法は上記に限るものではなく、モード設定や短縮ダイア
ルの設定、検索等に用いる+キーやジョグダイアル等と
兼用してもよいし、独立のキーとして設けてもよい。
【0052】上記の電話機は携帯型か設置型の一方に限
るものではなく、何れの組み合せでも可能である。
【0053】ダイアル元の電話機で撮像を行い、各種デ
ータを自動送信する場合の送信先は同機能の電話機に限
るものではなく、モデムが搭載されたパーソナルコンピ
ュータ等の電話回線により接続可能なものであればよ
い。
【0054】ダイアル先の電話機で撮像を行い、各種デ
ータを自動受信する場合のダイアル先は同機能の電話機
に限るものではなく、デジタルカメラを内蔵または接続
した、電話回線に接続可能なパーソナルコンピュータや
防犯カメラシステム等であってもよい。
【0055】通常の自動撮像、データ送受信は、自動撮
像モードの場合に行われるが、入力された電話番号が緊
急連絡先(110、119等)の場合には、自動撮像モ
ードでなくとも自動撮像を行い、各種データの自動送信
を行うようにしたり、設定されているモードによらずに
自動撮像、各種データの自動送信を行う緊急自動撮像キ
ーを設けて、緊急時に単純な操作で多くの情報を警察や
消防署等の緊急連絡先に送信するようにする。
【0056】また、自動撮像拒否機能により、他の電話
機からの操作を拒否できるようにしてもよい。
【0057】次に、図4を参照して本発明による電話回
線を用いた撮像画像データ送受信システムにおける自動
撮像、データ送受信シーケンスについて説明する。
【0058】図4は、本発明による電話回線を用いた撮
像画像データ送受信システムにおける自動撮像、データ
送受信シーケンスの一例を示すフローチャートである。
【0059】まず、ステップS101では、入力手段1
05によりデータ送受信を行う電話番号が入力される。
【0060】この場合、予め、登録されている電話番号
からの検索、自動撮像キーによる自動設定により番号を
セットするようにしてもよい。
【0061】次に、ステップS102では、発信手段1
04によりダイアル発信が開始される。
【0062】この場合、自動撮像キーにより自動発信す
るようにしてもよい。
【0063】次に、ステップS103では、セットされ
た電話番号が緊急連絡先(110、119や緊急設定さ
れている番号)であるかどうかが判定される。
【0064】この場合、緊急連絡先であればステップS
106に進み、そうでなければステップS104に進
む。
【0065】次に、ステップS104では、電話機のモ
ード設定が自動撮像モードであるかどうかが判定され
る。
【0066】この場合、自動撮像モードであればステッ
プS105に進み、そうでなければ通常の通話処理を行
う。
【0067】次に、ステップS105では、セットされ
た電話番号が画像送信設定であるかどうかが判定され
る。
【0068】この場合、送信設定であればステップS1
06に進み、受信設定であればステップS114に進
む。
【0069】次に、ステップS106では、位置検出手
段106により検出された位置データが送信される。
【0070】次に、ステップS107では、予め、設定
されている撮像回数、間隔、方向がセットされる。
【0071】次に、ステップS108では、デジタルカ
メラ111による撮像が行われ、記憶手段110に撮像
された画像データが取り込まれる。
【0072】次に、ステップS109では、記憶手段1
10に取り込んだ画像データを送信する。
【0073】次に、ステップS110では、先のステッ
プS107でセットされたデータに従い、撮像方向を変
更する。
【0074】次に、ステップS111では、先のステッ
プS107でセットされたデータに従い、次の撮像まで
待機する。
【0075】次に、ステップS112では、先のステッ
プS107でセットされたデータに従い、設定回数分の
撮像が終了したかどうかが判定される。
【0076】この場合、設定回数分の撮像が終了してい
ればステップS113に進み、終了していなければステ
ップS108に戻る。
【0077】次に、ステップS113では、ダイアル発
信を終了しているかどうかが判定される。
【0078】この場合、ダイアル発信が終了されていれ
ば自動撮像、データ送受信シーケンスを終了し、終了さ
れていなければダイアル発信が終了するまで待機する。
【0079】次に、ステップS114では、位置検出手
段106により検出された位置データが送信される。
【0080】次に、ステップS115では、ダイアル先
の電話機のデジタルカメラ111で撮像され、ダイアル
元の電話機に送信された画像データを受信し、ダイアル
元の電話機の記憶手段110に記憶する。
【0081】次に、ステップS116では、先のステッ
プS115で受信した画像データを表示手段101に表
示する。
【0082】次に、ステップS117では、ダイアル先
の電話機のデジタルカメラ111で撮像を行う場合の撮
像モードが自動操作モードであるかどうかが判定され
る。
【0083】この場合、自動操作モードであればステッ
プS118に進み、手動操作モードであればステップS
123に進む。
【0084】次に、ステップS118では、予め、設定
されている撮像回数、間隔、方向がセットされる。
【0085】次に、ステップS119では、撮像信号を
送信してダイアル先の電話機のデジタルカメラ111
に、先のステップS118でセットされた方向の撮像を
行わせる。
【0086】次に、ステップS120では、先のステッ
プS119においてダイアル先の電話機のデジタルカメ
ラ111で撮像され、ダイアル元の電話機に送信された
画像データを受信し、ダイアル元の電話機の記憶手段1
10に記憶する。
【0087】次に、ステップS121では、先のステッ
プS120で受信した画像データをダイアル元の電話機
の表示手段101に表示する。
【0088】次に、ステップS122では、先のステッ
プS118でセットされたデータに従い、次の撮像まで
待機する。
【0089】次に、ステップS123では、先のステッ
プS118でセットされたデータに従い、設定回数分の
撮像が終了したかどうかが判定される。
【0090】この場合、設定回数分の撮像が終了してい
ればステップS113に進み、終了していなければステ
ップS119に戻る。
【0091】次に、ステップS124では、手動操作モ
ード終了キーの入力、またはダイアル発信終待ちをす
る。
【0092】この場合、終了キーの入力があればステッ
プS113に進み、撮像の設定キーの入力があればステ
ップS125に進む。
【0093】次に、ステップS125では、撮像方向、
倍率を、撮像方向手動制御キー(7←、8↑、9→、0
↓)、手動ズームアップ、ダウンキー(*T、#W)で
手動設定する。
【0094】次に、ステップS126では、手動撮像用
レリーズキー(1R)で撮像信号を手動送信し、ダイア
ル先の電話機のデジタルカメラ111に、先のステップ
S125でセットした方向、倍率で撮像を行わせる。
【0095】次に、ステップS127では、先のステッ
プS126においてダイアル先の電話機のデジタルカメ
ラ111で撮像され、ダイアル元の電話機に送信された
画像データを受信し、記憶手段110に記憶する。
【0096】次に、ステップS128では、先のステッ
プS127で受信した画像データをダイアル元の電話機
の表示手段101に表示し、ステップS124に戻る。
【0097】以上説明したように本発明の実施の形態に
よれば、自由度が高く、緊急時の連絡や防犯等に効果を
発揮する高い電話回線を用いた撮像画像データ送受信シ
ステムを実現することができる。
【0098】そして、上述したような実施の形態で示し
た本明細書には、特許請求の範囲に示した請求項1乃至
3以外にも、以下に付記1乃至付記として示すような発
明が含まれている。
【0099】(付記1) 前記ダイアル元の電話機に
備えられているカメラ及びダイアル先の電話機に備えら
れているカメラで複数回行われる撮像は、撮像方向を変
えて行われることを特徴とする請求項2に記載の電話回
線を用いた撮像画像データ送受信システム。
【0100】(付記2) 前記ダイアル先の電話機に備
えられているカメラでの撮像方向は、前記ダイアル元の
電話機で操作可能であることを特徴とする(付記1)に
記載の電話回線を用いた撮像画像データ送受信システ
ム。
【0101】(付記3) 前記ダイアル元の電話機に備
えられているカメラ及びダイアル先の電話機に備えられ
ているカメラに、自動撮像モードが設定されている場合
において、ダイアルと同時に自動的に撮像を行わせて、
前記画像データの送信を行うことを特徴とする請求項1
に記載の電話回線を用いた撮像画像データ送受信システ
ム。
【0102】(付記4) 前記ダイアル元の電話機から
緊急性を要する電話番号にダイアルされた場合には、当
該ダイアル元の電話機に備えられているカメラに設定さ
れているモードに関係なく、自動撮像、自動画像送信を
行わせることを特徴とする(付記3)に記載の電話回線
を用いた撮像画像データ送受信システム。
【0103】(付記5) 前記複数の電話機に備えられ
ている各カメラはズーム機能を有し、ダイアル先の電話
機でのズーム状態を、ダイアル元の電話機で操作可能で
あることを特徴とする請求項1に記載の電話回線を用い
た撮像画像データ送受信システム。
【0104】(付記6) 前記複数の電話機は携帯型の
電話機又は設置型の電話機であり、前記携帯型の電話機
に備えられている各カメラはブレ検出手段を有し、この
ブレ検出手段によって検出されたブレ量と方向に基づい
て撮像時にブレ補正を行うことを特徴とする請求項1に
記載の電話回線を用いた撮像画像データ送受信システ
ム。
【0105】(付記7) 前記複数の電話機に備えられ
ている各カメラは位置データを出力することが可能なG
PS機能を備え、前記画像データと共に、前記GPS機
能による位置データも送信することを特徴とする請求項
1に記載の電話回線を用いた撮像画像データ送受信シス
テムが提供される。
【0106】
【発明の効果】従って、以上説明したように、本発明に
よれば、送信側と受信側の入れ換えが可能である等の機
能により、より自由度の高い電話回線を用いた撮像画像
データ送受信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による電話回線を用いた撮像画
像データ送受信システムで使用される電話機の構成を示
すブロック図である。
【図2】図2は、本発明で使用する電話機の入力手段1
05の一部である数字キーの一例を示す図である。
【図3】図3は、本発明で使用される電話機に内蔵され
る撮像方向可変のデジタルカメラの一例を示す図であ
る。
【図4】図4は、本発明による電話回線を用いた撮像画
像データ送受信システムにおける自動撮像、データ送受
信シーケンスの一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101…表示手段、 102…音声出力手段、 103…音声入力手段、 104…発信手段、 105…入力手段、 106…GPS等の位置検出手段、 107…CPU、 108…送受信手段、 109…モデム、 110…記憶手段、 111…デジタルカメラ、 112…ブレ検出手段、 121…撮像光学系、 122…垂直可動部、 123…水平可動部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04B 7/26 109M 5K101 Fターム(参考) 5C022 AA12 AB65 AB66 AC31 AC52 AC72 5C054 AA02 CA04 CD04 CF05 CH02 EA01 EA03 EA05 EG05 HA18 5C064 AA01 AA06 AC04 AC07 AC09 AC12 AC16 AD08 5K027 AA00 AA11 EE00 HH29 5K067 AA34 DD13 DD16 DD23 DD52 EE02 EE10 FF23 GG01 GG11 HH21 5K101 LL00 NN06 PP03 RR12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続される複数の電話機がそ
    れぞれ撮像画像を電子化された画像データとして出力す
    ることが可能なカメラを備えており、 前記複数の電話機は、それぞれ、ダイアル元の電話機と
    して、予め、送信設定された電話番号にダイアルされた
    とき、当該ダイアル元の電話機に備えられているカメラ
    に自動的に撮像を開始させて撮像された前記画像データ
    をダイアル先の電話機に送信することが可能な送信手段
    を備えており、 前記複数の電話機は、それぞれ、ダイアル元の電話機と
    して、予め、受信設定された電話番号にダイアルされた
    とき、ダイアル先の電話機に備えられているカメラに自
    動的に撮像を開始させて撮像された前記画像データを当
    該ダイアル元の電話機に送信させて受信することが可能
    な受信手段を備えていることを特徴とする電話回線を用
    いた撮像画像データ送受信システム。
  2. 【請求項2】 前記ダイアル元の電話機に備えられてい
    るカメラ及びダイアル先の電話機に備えられているカメ
    ラで自動的に行われる撮像は1回、又は複数回であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電話回線を用いた撮像
    画像データ送受信システム。
  3. 【請求項3】 前記ダイアル元の電話機に備えられてい
    るカメラ及びダイアル先の電話機に備えられているカメ
    ラで自動的に行われる撮像回数または撮像間隔のいずれ
    か一方または両方は、予め、設定可能であることを特徴
    とする請求項2に記載の電話回線を用いた撮像画像デー
    タ送受信システム。
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